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発明の名称 腰掛け付き浴槽
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−6656(P2006−6656A)
公開日 平成18年1月12日(2006.1.12)
出願番号 特願2004−188801(P2004−188801)
出願日 平成16年6月25日(2004.6.25)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清
発明者 笹子 達也 / 寺山 和宏
要約 課題
浴槽の底に腰を下ろして入浴するときは足を伸ばして入浴できると共に洗い場から浴槽内に入るときは腰掛け段部に足をかけるおそれがなくて安全に浴槽内に入ることができる腰掛け付き浴槽を提供する。

解決手段
子供が入浴時に座ったり、大人が半身浴するときに座ったりすることができる高さの腰掛け段部2を浴槽1内に設けた腰掛け付き浴槽である。そして洗い場3と反対側に偏った位置に腰掛け段部2を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
子供が入浴時に座ったり、大人が半身浴するときに座ったりすることができる高さの腰掛け段部を浴槽内に設けた腰掛け付き浴槽であって、洗い場と反対側に偏った位置に腰掛け段部を設けたことを特徴とする腰掛け付き浴槽。
【請求項2】
浴槽を平面から見て短手方向及び長手方向の略中央部を結ぶ線で区画した略1/4の領域で且つ洗い場と反対側に偏った位置に腰掛け段部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の腰掛け付き浴槽。
【請求項3】
浴槽が設置される浴槽設置部と洗い場との間に配設された堰と腰掛け段部の高さが略同じ高さに形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の腰掛け付き浴槽。



発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、子供が入浴時に座ったり、大人が半身浴するときに座ったりすることができる高さの腰掛け段部を浴槽内に設けた腰掛け付き浴槽に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、浴槽内に腰掛け段部を設け、この腰掛け段部に子供が座って入浴したり、大人が座って半身浴をしたりするようにした腰掛け付き浴槽が提供されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
浴槽1内に腰掛け段部2を設ける場合、図8に示すように浴槽1内の長手方向の端部に設けたり、図9に示すように浴槽1内の洗い場3側に偏った位置に設けたりしている。
【特許文献1】特開平10−94495号公報
【特許文献2】特開平6−388792号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、図8のように浴槽1の長手方向の端部に浴槽1の幅方向に亙って腰掛け段部2を設けたものでは腰掛け段部2と反対側を背にして浴槽1に座って大人が入浴したとき腰掛け段部2が邪魔になって足を伸ばすことができず、窮屈な入浴姿勢でしか入浴できないという問題がある。
【0005】
また図9に示すように浴槽1内の洗い場3側に偏るように腰掛け段部2を設けたものでは浴槽1内に座って入浴するとき足を伸ばすことができるが、洗い場3から浴槽1内に入るときに不用意に腰掛け段部2に足を掛けてしまうおそれがあり、浴槽1内に入るとき体が不安定になる危険性がある。また浴槽1を設置する浴槽設置部4と洗い場3のとの間に洗い場3側から浴槽設置部4側に水が流入するのを防止するために堰5が設けられるが、この堰5との浴槽1の洗い場3側の外面との間に手を入れてメンテナンスを行うことでできるようにするために浴槽1の洗い場3側の壁の下部に浴槽1内の方に凹んだ凹曲部6が形成され、この凹曲部6を設けることで凹曲部6の上端部を利用してアームレスト用段部7が形成されている。このアームレスト用段部7は堰5の上端よりかなり高い位置に設けられるものであり、このアームレスト用段部7に連続するように腰掛け段部2が設けられていると、腰掛け段部2の高さが高くなり、腰掛け段部2に座って入浴しているとき腰まで浸かることできず、足浴しかできないという弊害もあった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、浴槽の底に腰を下ろして入浴するときは足を伸ばして入浴できると共に洗い場から浴槽内に入るときは腰掛け段部に足をかけるおそれがなくて安全に浴槽内に入ることができる腰掛け付き浴槽を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の腰掛け付き浴槽は、子供が入浴時に座ったり、大人が半身浴するときに座ったりすることができる高さの腰掛け段部2を浴槽1内に設けた腰掛け付き浴槽であって、洗い場3と反対側に偏った位置に腰掛け段部2を設けたことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、子供が腰掛け段部2に座ることで子供が安全に入浴することができ、また大人が腰掛け段部2に座ることで半身浴をすることができるのは勿論、腰掛け段部2が洗い場3と反対側に偏った位置に設けられていることにより洗い場3から浴槽1内に入るとき腰掛け段部2に足を掛けたりするおそれがなくて安全に浴槽1内に入ることができ、また浴槽1に座って入浴するとき腰掛け段部2があっても足を伸ばして入浴することができて窮屈にならない。
【0009】
また浴槽1を平面から見て短手方向及び長手方向の略中央部を結ぶ線で区画した略1/4の領域で且つ洗い場3と反対側に偏った位置に腰掛け段部2が設けられたことを特徴とすることも好ましい。このように構成することにより、浴槽1の洗い場3側と反対側で長手方向の一端側の略1/4の領域に腰掛け段部2を設けることができて腰掛け段部2を通常の入浴の邪魔にならない位置で且つ腰掛け段部2を使用するのに便利な位置に設けることができる。
【0010】
また浴槽1が設置される浴槽設置部4と洗い場3との間に配設された堰5と腰掛け段部2の高さが略同じ高さに形成されたことを特徴とすることも好ましい。堰5の高さと略同じ高さ位置と略同じ低い高さ位置に腰掛け段部2を設けたことにより腰掛け段部2に座ってに座って入浴するとき少なくも腰まで湯に浸かることができて足浴しかできないというようなことがおこらない。
【発明の効果】
【0011】
本発明は叙述の如く構成されているので、腰掛け段部が洗い場と反対側に偏った位置に設けられていることにより洗い場から浴槽内に入るとき腰掛け段部に足を掛けたりするおそれがなくて安全に浴槽内に入ることができるという効果があり、また浴槽に座って入浴するとき腰掛け段部があっても足を伸ばして入浴することができて窮屈にならないという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
【0013】
浴槽1の浴槽本体1aは図1乃至図3に示すように平面から見て卵形に形成されており、外形が矩形状になるように周縁にフランジ1bを設けてある。浴槽本体1aの上端の外周縁には卵形に縁取られた飾り縁8を設けてある。浴室9の防水床パン10には浴槽設置部4と洗い場3とが設けられており、浴槽設置部4と洗い場3との間には洗い場3から浴槽設置部4側に水が流入するのを阻止するための堰5が設けられている。この防水床パン10の浴槽設置部4の上には上記浴槽1が設置されている。
【0014】
この浴槽1の浴槽本体1a内には浴槽本体1aの底面より一段高さが高くなるように腰掛け段部2を設けてあり、腰掛け段部2に子供が座って入浴したり大人が座って半身浴をしたりできるようになっている。この腰掛け段部2は浴槽本体1内の洗い場3と反対側に偏った位置で且つ浴槽1の長手方向の一端側に偏った位置に設けてある。そして浴槽1を平面から見たとき浴槽1の長手方向と平行な中心線と浴槽1の短手方向の中心線とで区画した略1/4の領域内に腰掛け段部2が位置するように設けてある。腰掛け段部2の高さは堰5の上端と略同じ高さであり、具体的には浴槽本体1aの底面に対して約150mmの高さである。
【0015】
この浴槽1の浴槽本体1aの洗い場3側の壁の下部には浴槽本体1a内に凹んだ凹曲部6を設けてあり、この凹曲部6にて堰5と浴槽本体1aとの間に手を入れることができる隙間を形成してある。この凹曲部6を設けることにより凹曲部6の上端にアームレスト用段部7を形成してある。また浴槽本体1aの洗い場3側と反対側にもアームレスト用段部11を形成してある。
【0016】
浴槽1の浴槽本体1a内の底面には洗い場3側に偏った位置で且つ浴槽1の長手方向の略中央の位置で排水口12を設けてあり、また洗い場3の浴槽1側に偏った位置にも排水口13を設けてあり、排水口12,13を防水床パン10の下の排水トラップ14に連通させてあり、排水トラップ14を排水管15に連通させてある。また浴槽1のフランジ1aの洗い場3の端縁と堰5との間にはエプロン16を装着してある。
【0017】
上記のような浴槽1に湯を張って入浴するとき、浴槽本体1が卵形に形成されているために入浴者Hは卵形の曲面に包まれた状態で入浴することができて癒される感覚で入浴することができる。入浴者Hが通常入浴する場合は、図4(a)に示すように腰掛け段部2と反対である長手方向の端部に背を向けて浴槽1内に座って入浴する。このとき腰掛け段部2が洗い場3側と反対側に偏っているために腰掛け段部2を避けて足を伸ばして図4(a)の矢印A方向を向いた姿勢で座ることができる。このため腰掛け段部2が邪魔にならないように足を伸ばして入浴できて窮屈さを感じないで楽な姿勢で入浴することができる。また入浴者Hが半身浴をする場合、図4(b)のように腰掛け段部2に入浴者Hが矢印B方向を向いた姿勢で座って入浴することができる。
【0018】
また入浴者Hとして親子が一緒に入浴する場合、図5(a)のように親H1が腰掛け段部2と反対側である長手方向の端部に背を向けて浴槽1内に座り、子供H2が腰掛け段部2に座り入浴することができる。このとき親子の視線が矢印Cのように交わって楽しい入浴ができる。また図5にように親H1が洗い場3に居るときも矢印Dのように視線が交わって楽しい入浴ができる。
【0019】
また腰掛け段部2が堰5の高さと略同じで浴槽1の底から約150mmの高さであるため、大人の入浴者Hが腰掛け段部2に座って図6(a)のように半身浴をするとき腰まで浸かることができて快適に半身浴を行うことができる。また子供H2が腰掛け段部2に座って入浴するときは図6(b)に示すように肩まで浸かって入浴することができる。
【0020】
また洗い場3から入浴者Hが跨いで浴槽1内に入るときは腰掛け段部2が洗い場3と反対側に偏っているために図7に示すように安定した姿勢で跨いで浴槽1内に入ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施の形態の一例の浴槽の斜視図である。
【図2】同上の浴槽を設置した浴室の斜視図である。
【図3】(a)は同上の浴槽の平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は浴室の浴槽を設置した状態の断面図である。
【図4】(a)(b)は入浴状態を説明する平面図である。
【図5】(a)(b)は他の入浴状態を説明する平面図である。
【図6】(a)(b)は入浴状態を説明する断面図である。
【図7】浴槽に入る状態を説明する断面図である。
【図8】(a)は一従来例の浴槽を示す平面図、(b)は(a)の断面図である。
【図9】(a)は他の従来例の浴槽を示す平面図、(b)(c)は浴槽を浴室に設置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 浴槽
2 腰掛け段部
3 洗い場




 

 


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