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炊飯器 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 炊飯器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−187491(P2006−187491A)
公開日 平成18年7月20日(2006.7.20)
出願番号 特願2005−2185(P2005−2185)
出願日 平成17年1月7日(2005.1.7)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 三島 基道 / 由良 政樹 / 北泉 武 / 安信 淑子 / 大野 英樹
要約 課題
家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、炊飯時にご飯が焦げつくことがなく、おいしいご飯を炊くことができる炊飯器を提供することを目的とする。

解決手段
米を収容した状態で鍋31に収納する、米粒が通過できない程度の孔を有した内容器35と、この内容器35を鍋31内で可動させる可動装置37とを備えたものである。これによって、吸水工程では内容器35を可動して米の吸水を促進させたり、炊飯工程では内容器35を鍋底から引き上げてご飯が焦げないようにしたり、さらには、蒸らし工程では、内容器35を引き上げた状態に保持し、鍋底面を100℃以上の高温にして、ご飯表面に残った水分を飛ばして、短時間蒸らしを可能にしたりすることができ、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、おいしいご飯を炊くことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
上方が開口した本体と、この本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、この鍋および収納部を開閉自在に覆う蓋と、米を収容した状態で鍋に収納する、米粒が通過できない程度の孔を有した内容器と、この内容器を鍋内で可動させる可動装置とを備えた炊飯器。
【請求項2】
可動装置は、米の吸水工程で内容器を可動させる請求項1に記載の炊飯器。
【請求項3】
可動装置は、炊飯工程で鍋内の水がなくなってきた時、内容器を鍋底から浮かした状態とする請求項1に記載の炊飯器。
【請求項4】
蒸らし工程は、内容器を鍋底から浮かした状態で鍋内の雰囲気温度を100℃以上に保つ請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。
【請求項5】
蒸らし工程では、鍋内に過熱蒸気を注入する請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は家庭用として使用する炊飯器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、炊飯器では釜などの容器に米を入れ、適量の水を加えてから加熱し、加熱しながら加えた水を蒸発させて、蒸らしながら炊飯を行う方法が一般的である。この方法は炊飯工程、蒸らし工程で火力を入れすぎるとご飯が焦げるため、火力の調整が難しく、炊飯時間の短縮が難しい。一方、孔が多数開けられた仕切り板を有する炊飯トレイを設け、この炊飯トレイにセットした米に給水手段で給水するとともに、蒸気噴射手段で蒸気を噴射して米を適温に保って炊飯し、ご飯が焦げることをなくし、短時間でおいしいご飯を炊くことができる炊飯装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平2−283328号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来の炊飯装置では、ご飯の焦げがないものの、炊飯装置本体と並設する給水手段や蒸気発生手段が必要であり、炊飯装置が大きくなり、家庭用の炊飯器には採用できないという課題を有していた。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、炊飯時にご飯が焦げつくことがなく、おいしいご飯を炊くことができる炊飯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、米を収容した状態で鍋に収納する、米粒が通過できない程度の孔を有した内容器と、この内容器を鍋内で可動させる可動装置とを備えたものである。
【0006】
これによって、吸水工程では内容器を可動して米の吸水を促進させたり、炊飯工程では内容器を鍋底から引き上げてご飯が焦げないようにしたり、さらには、蒸らし工程では、内容器を引き上げた状態に保持し、鍋底面を100℃以上の高温にして、ご飯表面に残った水分を飛ばして、短時間蒸らしを可能にしたりすることができ、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、おいしいご飯を炊くことができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の炊飯器は、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、炊飯時にご飯が焦げつくことがなく、おいしいご飯を炊くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、上方が開口した本体と、この本体の収納部に着脱自在に収納される鍋と、この鍋および収納部を開閉自在に覆う蓋と、米を収容した状態で鍋に収納する、米粒が通過できない程度の孔を有した内容器と、この内容器を鍋内で可動させる可動装置とを備えた炊飯器とすることにより、吸水工程では内容器を可動して米の吸水を促進させたり、炊飯工程では内容器を鍋底から引き上げてご飯が焦げないようにしたり、さらには、蒸らし工程では、内容器を引き上げた状態に保持し、鍋底面を100℃以上の高温にして、ご飯表面に残った水分を飛ばして、短時間蒸らしを可能にしたりすることができ、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、おいしいご飯を炊くことができる。
【0009】
第2の発明は、特に、第1の発明において、可動装置は、米の吸水工程で内容器を可動させることにより、米の吸水を促進させ米の吸水工程を短縮させることができる。
【0010】
第3の発明は、特に、第1の発明において、可動装置は、炊飯工程で鍋内の水がなくなってきた時、内容器を鍋底から浮かした状態とすることにより、ご飯が焦げないようにしておいしいご飯を炊くことができる。
【0011】
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、蒸らし工程は、内容器を鍋底から浮かした状態で鍋内の雰囲気温度を100℃以上に保つことにより、ご飯表面に残った水分を飛ばして、短時間蒸らしを可能にすることができる。
【0012】
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、蒸らし工程では、鍋内に過熱蒸気を注入することにより、一層の短時間蒸らしを可能にすることができる。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0014】
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における炊飯器を示すものである。
【0015】
本実施の形態における炊飯器は、上方が開口した本体30と、この本体30の収納部50に着脱自在に収納されるステンレススチール、鉄など磁性体によって形成された鍋31と、この鍋31を誘導加熱する誘導加熱コイル34と、鍋31および収納部50を開閉自在に覆う蓋40と、米を収容した状態で鍋31に収納する、米粒が通過できない程度の孔を全面に有した内容器35と、この内容器35を鍋31内で可動させる可動装置37とを備えたものである。
【0016】
前記内容器35は、その底部が鍋31底に接した状態で鍋31内に収納されるものであり、その状態では鍋31の上端付近に設けたフック31aに内容器35の上端に設けた穴35aが係合されている。また、内容器35の他の上端には穴35bが設けられている。
【0017】
可動装置37は、蓋40の裏面の加熱板36に設けたソレノイド37aと、ソレノイド37aの駆動により作動する作動棒37bから構成されている。ソレノイド37aの可動軸は加熱板36を貫通しており、気密性を保持するためにソレノイド37aの可動軸の周囲にパッキン38を設け、可動軸はパッキン38と密着しながら動く。作動棒37bの一端は加熱板36の下面で支持され、略中央部がソレノイド37aの可動軸に連結し、ソレノイド37aの駆動に応じて作動棒37aの他端が上下に円弧を描いて動く。この時、作動棒37aの他端が内容器35の上端の穴35bに係合し、図2に示すように、フック31aを支点として鍋31内で内容器35を上方に移動させる。そして、図に示すように、内容器35の底面および周囲面が鍋31の内面から離れた状態で保持することができるものである。
【0018】
蓋40は、先端部のフック44と本体30に設けた尾錠が係合して、鍋31および収納部50を開閉自在に覆う。本体30の収納部50は、上方の上枠32と下方のコイルベース33とから構成され、コイルベース33の鍋31底部に対向する部分に鍋31を誘導加熱する誘導加熱コイル34が配設されている。誘導加熱コイル34は、鍋31の底部中心の略真下に中心を有する巻線である。蓋40の加熱板36は、加熱板ヒータ39を備えており、これにより加熱される。そして、加熱板36と蓋40にはそれぞれ蒸気穴36a、40aが開けてあり、炊飯時の蒸気を排気するようになっている。
【0019】
本体30の内底部には、温度検知手段41がコイルバネで付勢されて設けられており、鍋31を収納部50へ収納すると、温度検知手段41が鍋31の底面に当接するものである。
【0020】
また、本体30には、制御部42、操作基板43を備えている。制御部42にはマイクロコンピューター(図示しない)が搭載されている。マイクロコンピューターはソフトウエアにより、誘導加熱コイル34に交番磁界を発生させるための電流を制御する。この実施の形態では、鍋31を誘導加熱し、鍋31内の調理物46を加熱調理する。調理物46は、炊飯前の米と水または炊き上がったご飯などである。
【0021】
次に、上記構成の炊飯器においてその動作を説明する。
【0022】
蓋40を開けて、鍋31内に内容器35をセットし、その状態において内容器35に炊飯する米と所定の水を入れて蓋40を閉じ、炊飯ボタンを押して炊飯を開始する。吸水工程では、誘導加熱コイル34と温度検知手段41により鍋31内の温度が米澱粉糊化温度直前に保たれるとともに、ソレノイド37aが定期的に作動して作動棒37bの先端が内容器35の穴35bに係合して内容器35を上下に可動させる。これにより、内容器35内の米と水が積極的に触れ合い、吸水が促進されて米の吸水工程を短縮させることができる。
【0023】
次いで、炊飯工程に入り、鍋31は高火力で加熱される。この状態では内容器35は図1の状態であり、炊飯工程が進む。炊飯中および炊飯終了間近で鍋31底が異常温度上昇する場合、すなわち、鍋31内の水がなくなってきた時、これを温度検知手段41で検知して可動装置37により内容器35を引き上げて内容器35を鍋31底から浮かした状態とすることにより、ご飯が焦げないようにしておいしいご飯を炊くことができる。
【0024】
次いで、蒸らし工程では、可動装置37により内容器35を引き上げた状態に保持し、鍋底面を100℃以上の高温にして、ご飯表面に残った水分を飛ばして、短時間蒸らしを可能にする。
【0025】
このように、本実施の形態における炊飯器は、米を収容した状態で鍋に収納する、米粒が通過できない程度の孔を有した内容器を鍋内で可動させることにより、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、炊飯時にご飯が焦げつくことがなく、おいしいご飯を炊くことができるものである。
【0026】
なお、内容器を鍋内で可動させる手段としては、実施の形態に示した可動装置以外に種々の手段が考えられるものであり、例えば、吸水工程において内容器に振動を付与したり、内容器を傾けることなく全体を上下させたりすることも可能であって、実施の形態に示したものに限定されるものではない。また、鍋を誘導加熱する誘導加熱コイルを用いた炊飯器としたが、これも限定されるものではない。
【0027】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における炊飯器を示したものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】
本実施の形態における炊飯器は、本体30内の後部空間部に水を加熱する加熱容器47と加熱手段48を備え、加熱容器47から延びる通路47aは上枠32を貫通している。蓋40の通路47aと対向する位置に連結パッキン49を付けた蒸気通路パイプ51が設けられ、蒸気通路パイプ51の先端は加熱板ヒータ39付近の加熱板36を貫通して過熱蒸気室52に至り、過熱蒸気孔53から過熱蒸気が鍋31内に排出される。加熱容器47、通路47a、加熱手段48、連結パッキン49、蒸気通路パイプ51、過熱蒸気室52などにより過熱蒸気発生装置54が構成される。
【0029】
次に、上記構成の炊飯器においてその動作を説明する。
【0030】
吸水工程、炊飯工程は実施NO形態1TO同様であるが、蒸らし工程では、可動装置37により内容器35を引き上げた状態に保持し、鍋底面を100℃以上の高温に保ち、過熱蒸気発生装置54で発生した過熱蒸気を鍋31内に排出し、ご飯表面の残水を飛ばしながらご飯を高温に保ち、短時間で蒸らしを終了するものである。
【0031】
このように、本実施の形態における炊飯器は、蒸らし工程では、鍋内に過熱蒸気を注入することにより、一層の短時間蒸らしを可能にすることができ、おいしいご飯を炊くことができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0032】
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、家庭用として手ごろな大きさで、炊飯時間が短縮でき、炊飯時にご飯が焦げつくことがなく、おいしいご飯を炊くことができるので、各種の炊飯器として適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態1における炊飯器の断面図
【図2】同炊飯器の動作時の断面図
【図3】本発明の実施の形態2における炊飯器の断面図
【符号の説明】
【0034】
30 本体
31 鍋
34 誘導加熱コイル
35 内容器
37 可動装置
40 蓋
50 収納部
54 過熱蒸気発生装置




 

 


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