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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−181392(P2006−181392A)
公開日 平成18年7月13日(2006.7.13)
出願番号 特願2006−98866(P2006−98866)
出願日 平成18年3月31日(2006.3.31)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 星出 真一 / 仲本 博司 / 錦織 環 / 土屋 法宏 / 間所 康広
要約 課題
集塵手段に大きな振動を与えることで、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵でき、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下しない使用性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。

解決手段
吸引風を発する電動送風機15と、吸引した塵埃を捕集する集塵手段13と、回転自在な回転体43とを備え、回転体43を集塵手段13に接触させ回転させることで、集塵手段13に付着した塵埃を除塵するもので、集塵手段13に付着した塵埃を効果的に除塵することが可能となり、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下せず、初期の吸込み力を長時間維持することができ、使用性の高い電気掃除機を提供できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を捕集する集塵手段と、回転自在な回転体とを備え、前記回転体を前記集塵手段に接触させ回転させることで、前記集塵手段に付着した塵埃を除塵する電気掃除機。
【請求項2】
回転体は複数のブラシを備え、前記複数のブラシは硬質のブラシと軟質のブラシから構成されてなる請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】
集塵手段の少なくとも一部に接する部材と、回転体を回転させる電動機とを備え、前記部材に前記電動機を配するとともに、前記電動機の回転とともに回転する錘を、前記電動機に設けた請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項4】
電動送風機に電源を供給する電源コードと、前記電源コードを収納する回転自在なコードリールとを備え、前記コードリールの回転と連動して回転体が回転する請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項5】
電動送風機を内蔵した掃除機本体と、前記掃除機本体に配された走行手段とを備え、前記走行手段の回転と連動して回転体が回転する請求項1または2記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、集塵袋に塵埃が溜まっても吸塵力の低下を防止できる電気掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の電気掃除機を、図7を用いて説明する。
【0003】
従来の電気掃除機にあっては、以下に示すような構成となっていた。すなわち、吸引風を発する電動送風機1を内蔵した電動送風機室2と、吸引した塵埃を捕集する集塵手段である集塵袋3を内蔵した集塵室4と、前記集塵室4の前部に発振子5と、集塵袋3の後部に圧電式の振動子6を備えている。前記振動子6は、集塵室4内に、集塵袋3の後部に接して設けてある。
【0004】
上記構成による電気掃除機では、集塵袋3に塵埃が吸い込まれた時、集塵袋3の後方に保持している振動子6により、前記集塵袋3を振動させることで、前記集塵袋3の内部に付着した塵埃を除去するものである(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平5−192278号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の構成では、集塵袋3の内部に付着した微細塵を叩き落とすとき、集塵袋3に接している振動子6の振動は、軟質の集塵袋3によって振動が吸収されるため、集塵袋3に大きな振動を与えることができない。従って効果的な除塵効果が望めないという課題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するものであり、集塵手段に大きな振動を与えることで、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵でき、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下しない使用性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を捕集する集塵手段と、回転自在に回転する回転体とを備え、前記回転体を前記集塵手段に接触させ回転させることで、前記集塵手段に付着した塵埃を除塵するもので、集塵手段の表面を直接回転体にて叩くことができ、その結果、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵することが可能で、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下せず、初期の吸込み力を長時間維持することができる。また、特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、前記集塵袋の繊維内に入り込んだ塵埃をより除去でき、初期の吸込み力を長期間維持することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、集塵手段に大きな振動を与えることで、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵でき、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下しない使用性の高い電気掃除機を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を捕集する集塵手段と、回転自在に回転する回転体とを備え、前記回転体を前記集塵手段に接触させ回転させることで、前記集塵手段に付着した塵埃を除塵するもので、集塵手段の表面を直接回転体にて叩くことができ、その結果、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵することが可能で、塵埃を集塵し続けても集塵性能が低下せず、初期の吸込み力を長時間維持することができる。また、特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、前記集塵袋の繊維内に入り込んだ塵埃をより除去でき、初期の吸込み力を長期間維持することができる。
【0010】
第2の発明は、回転体は複数のブラシを備え、前記複数のブラシは硬質のブラシと軟質のブラシから構成されてなるもので、軟質のブラシで集塵手段の広い範囲を叩き、硬質のブラシで集塵手段の表面を強く叩くことにより効率的に広範囲を叩き出すことが可能となる。特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、集塵袋の通気性が回復し、初期の吸込み力を長期間保持することができる。
【0011】
第3の発明は、集塵手段の少なくとも一部に接する部材と、回転体を回転させる電動機とを備え、前記部材に前記電動機を配するとともに、前記電動機の回転とともに回転する錘を、前記電動機に設けたもので、回転体で集塵手段の叩き出しを行い、かつ錘の重心以外の部分を回転中心として電動機の回転軸に保持し、前記電動機を回転させるため、その結果、部材および集塵手段自体が振動し、効果的に集塵手段の除塵を行うことができる。特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、集塵袋の通気性が回復し、初期の吸込み力を長期間保持することができる。
【0012】
第4の発明は、電動送風機に電源を供給する電源コードと、前記電源コードを収納する回転自在なコードリールとを備え、前記コードリールの回転と連動して回転体が回転するもので、電源コードを引き出したり、巻き込んだりしたときにコードリールが回転する。このとき連動した回転体に回転力が伝わり集塵手段の表面を直接叩くので、効果的に集塵手段の除塵を行うことができる。特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、集塵袋の通気性が回復し、初期の吸込み力を長期間保持することができる。
【0013】
第5の発明は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、前記掃除機本体に配された走行手段とを備え、前記走行手段の回転と連動して回転体が回転するもので、掃除機本体を移動させ、走行手段が回転するたびに走行手段に連動した回転体が回転し、集塵手段の表面を叩くので、効果的に集塵手段の除塵を行うことができる。特に、集塵手段として集塵袋を使用した場合には、集塵袋の通気性が回復し、初期の吸込み力を長期間保持することができる。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0015】
(実施の形態1)
まず、本発明の第1の実施の形態を図1〜3を用いて説明する。
【0016】
図1において、掃除機本体11は、外郭を形成する上方開口した下カバー12の前方に吸引した集塵を捕集し通気性を有する集塵手段であり軟質の紙から形成されてなる集塵袋13を収納する集塵室14と、後方には吸引風を発生する電動送風機15を収納する電動送風機室16を設けており、電動送風機室16の上方を上カバー17によって覆い、電動送風機15はクッション18を介して下カバー12と上カバー17とで狭持されている。集塵室14の上方は、上カバー17に軸支して開閉自在に回動する蓋体19によって覆っており、また、集塵室14を仕切る仕切壁20を下カバー12に設け、前記蓋体19に相対するように配置させている。集塵室14と電動送風機室16とは、前記仕切壁20によって区画されており、仕切壁20に連通口22を設けて、集塵室14と電動送風機室16が連通するようにしてある。また、この連通口22は格子状にリブにて形成している。
【0017】
図2に示すように、集塵室14の上部に、集塵手段である集塵袋13の外表面の一部(本実施の形態においては、集塵袋13の上面)が表面と接触し、一部通気部を有する部材である上バスケット39を保持する。上バスケット39の後方内部に回転体なる回転ブラシ43を配し、前記回転ブラシ43は駆動手段である電動機27にてプーリー29を介して駆動される。回転ブラシ43が回転すると、前記回転ブラシ43のブラシ部分が集塵袋13に接触し、前記集塵袋13を叩き除塵が行える。
【0018】
通常使用状態において、回転ブラシ43のブラシ部分が、前記集塵袋13を叩くことで、集塵袋13の繊維に入り込んだ微細塵は振い落とされることとなる。集塵性能の低下は、集塵袋13の内面の繊維中に微細塵が入り込むことで、通気性が低下することによって引き起こされるが、集塵袋13に付着した細塵を取り除くことで通気性が回復する。これにより、初期の吸込み力が長く維持できることとなり最後まで強い吸込み性が維持できる。
【0019】
また、図3に示すように、この回転ブラシ43は、硬質のブラシ46と軟質のブラシ47を交互に配していてもよくこれにより、軟質のブラシ47で集塵袋13の広範囲な部分を叩き、硬質ブラシ46で集塵袋13を強く叩くことで、より効果的に集塵袋13の除塵が行え、初期の集塵性を維持できる。また、硬質のブラシ46を軟質のブラシ47より突出代を長くすることで上記効果は、著しく発揮される。
【0020】
なお、本実施の形態においては、回転体なる回転ブラシ43を電動機27にて駆動させたが、集塵室14内を通過する吸引風により、回転させる構成でも、上記と同様の効果は得られる。
【0021】
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態を図4を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部品には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0022】
図4に示すように、集塵室14の上部に、集塵手段である集塵袋13の外表面の一部(本実施の形態においては、集塵袋13の上面)が表面と接触し、一部通気部を有する部材である上バスケット39を保持する。上バスケット39の後方内部に回転体なる回転ブラシ43を配し、前記回転ブラシ43は駆動手段である電動機27にて駆動される。回転ブラシ43が回転すると、前記回転ブラシ43のブラシ部分が集塵袋13に接触し、前記集塵袋13を叩き除塵が行える。
【0023】
また、錘40の重心以外の部分を回転中心として電動機40の回転軸に保持した電動機27を固定する。上バスケット39の前方は、ビス42にて蓋体19に固定されている。電動機27を取り付けた上バスケット39の部分は、固定されていないため、電動機27を運転すると振動が生じ、上バスケット39自体が振動する。
【0024】
通常使用状態において、電動機49を運転すると、回転ブラシ43のブラシ部分が、前記集塵袋13を叩くことで、集塵袋13の繊維に入り込んだ微細塵は振い落とされることとなると同時に、上バスケット39の表面が集塵袋13の表面に接し、前記集塵袋13を振動させることで、集塵袋13の繊維に入り込んだ微細塵は振い落とされることとなる。集塵性能の低下は、集塵袋13の内面の繊維中に微細塵が入り込むことで、通気性が低下することによって引き起こされるが、集塵袋13に付着した細塵を取り除くことで通気性が回復する。これにより、初期の吸込み力が長く維持できることとなり最後まで強い吸込み性が維持できる。
【0025】
なお、本実施の形態においては、回転体なる回転ブラシ43を電動機27にて駆動させたが、集塵室14内を通過する吸引風により、回転させる構成でも、上記と同様の効果は得られる。
【0026】
さらに、回転ブラシ43を備えずに、錘40のみを回転させて振動を発生させ、前記上バスケット39および集塵袋13を振動させるのみでも、効果的に集塵袋13の除塵を行うことができる。
【0027】
(実施の形態3)
以下、本発明の第3の実施の形態を図5を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部品には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0028】
図5に示すように、集塵室14の後方に回転体なる回転ブラシ43を配し、電動送風機室16には、電動送風機(図示せず)に電源を供給する電源コード(図示せず)を収納するコードリール52を配設する。その中心軸53に連動して、回転ブラシ43を回転するようベルト54を配設している。これにより、掃除前後に、電源コードを引き出したり巻き込んだりするたびに、コードリール52は回転するが、その回転に連動して前記回転ブラシ43が回転する。いわゆるコードリール52の回転を前記回転ブラシ43の回転の駆動手段としている構成となっている。
【0029】
掃除前後に、回転ブラシ43のブラシ部分が、前記集塵袋13を叩くことで、集塵袋13の繊維に入り込んだ微細塵は振い落とされることとなる。集塵性能の低下は、集塵袋13の内面の繊維中に微細塵が入り込むことで、通気性が低下することによって引き起こされるが、集塵袋13に付着した細塵を取り除くことで通気性が回復する。これにより、初期の吸込み力が長く維持できることとなり最後まで強い吸込み性が維持できる。
【0030】
(実施の形態4)
以下、本発明の第4の実施の形態を図6を用いて説明する。なお、上記実施の形態と同一部品には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0031】
図6に示すように、集塵室14の後方に回転体なる回転ブラシ43を配し、掃除機本体11の走行手段である車輪55の軸56に連動して、回転ブラシ43を回転するようベルト54を配設している。これにより、掃除中に、車輪55が回転するたびに、その回転に連動して前記回転ブラシ43が回転する。いわゆる車輪55の回転を前記回転ブラシ43の回転の駆動手段としている構成となっている。
【0032】
掃除中に、回転ブラシ43のブラシ部分が、前記集塵袋13を叩くことで、集塵袋13の繊維に入り込んだ微細塵は振い落とされることとなる。集塵性能の低下は、集塵袋13の内面の繊維中に微細塵が入り込むことで、通気性が低下することによって引き起こされるが、集塵袋13に付着した細塵を取り除くことで通気性が回復する。これにより、初期の吸込み力が長く維持できることとなり最後まで強い吸込み性が維持できる。
【産業上の利用可能性】
【0033】
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は集塵手段に大きな振動を与えることで、集塵手段に付着した塵埃を効果的に除塵するもので、集塵手段としては、集塵袋の他、カセット式の集塵容器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す掃除機本体の縦断面図
【図2】同実施の形態を示す掃除機本体の一部縦断面図
【図3】同他の実施の形態を示す掃除機本体の一部縦断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す掃除機本体の一部縦断面図
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す掃除機本体の縦断面図
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す掃除機本体の縦断面図
【図7】従来の掃除機本体の縦断面図
【符号の説明】
【0035】
11 掃除機本体
13 集塵袋(集塵手段)
14 集塵室
15 電動送風機
16 電動送風機室
25 バスケット(部材)
27 電動機
28 カム
43 回転ブラシ(回転体)




 

 


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