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発明の名称 炊飯器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−68276(P2006−68276A)
公開日 平成18年3月16日(2006.3.16)
出願番号 特願2004−255218(P2004−255218)
出願日 平成16年9月2日(2004.9.2)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 三村 泰幸 / 鷲▲崎▼ 龍夫 / 池田 典生 / 石川 啓治 / 高麗 敦
要約 課題
蒸気を用いて加湿しながら炊飯する炊飯器において、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生するようにし、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得るとともに、使い勝手を向上する。

解決手段
炊飯器本体1に鍋2を着脱自在に収納し、この鍋2を加熱手段3により加熱し、炊飯器本体1の開口部を覆う蓋4に内蓋5を設けて鍋2の開口部を塞ぎ、この内蓋5の鍋2の開口部側に吸湿材7を設け、内蓋5を内蓋加熱手段6により加熱するよう構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】
炊飯器本体に着脱自在に収納される鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の開口部を覆う蓋と、この蓋に設け前記鍋の開口部を塞ぐ内蓋と、この内蓋の前記鍋の開口部側に設けた吸湿材と、前記内蓋を加熱する内蓋加熱手段とを備えた炊飯器。
【請求項2】
吸湿材は、多孔質の板状の材料で構成した請求項1記載の炊飯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気を用いて加湿しながら炊飯する炊飯器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の炊飯器は図2に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図2に示すように、炊飯器本体15は、内部に鍋16を着脱自在に収納するとともに、蒸気を発生する蒸気発生手段17を設け、蒸気発生手段17と鍋15を蒸気管18により連通接続している。蒸気発生手段17は水タンク19と水タンク加熱手段20とで構成し、炊飯中に所定のプログラムに従って、水タンク加熱手段20を駆動し、水タンク19を加熱することで、水タンク19内の水を加熱し、蒸発させて蒸気を蒸気管18を通して鍋15内に供給し、鍋16内の調理物を加湿する(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−144308号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の構成では、炊飯を行うとき、使用者が鍋16内の調理物を加湿する蒸気を発生する蒸気発生手段17の水タンク19内の水を確認または補給する必要があり、取扱いが煩わしいという問題を有していた。
【0005】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生するようにし、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得るとともに、使い勝手を向上することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体に鍋を着脱自在に収納し、この鍋を加熱手段により加熱し、炊飯器本体の開口部を覆う蓋に内蓋を設けて鍋の開口部を塞ぎ、この内蓋の鍋の開口部側に吸湿材を設け、内蓋を内蓋加熱手段により加熱するよう構成したものである。
【0007】
これにより、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生することができ、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得ることができるとともに、使い勝手を向上することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の炊飯器は、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生できるようにし、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得ることができるとともに、使用者が水タンクの水を確認または補給する必要性がなく、使い勝手を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、炊飯器本体に着脱自在に収納される鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の開口部を覆う蓋と、この蓋に設け前記鍋の開口部を塞ぐ内蓋と、この内蓋の前記鍋の開口部側に設けた吸湿材と、前記内蓋を加熱する内蓋加熱手段とを備えたものであり、吸湿材は炊飯時に発生する蒸気を吸湿し、適時に加熱し鍋内へ蒸気として供給することにより、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生することができ、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得ることができるとともに、使用者が水タンクの水を確認または補給する必要性がなく、使い勝手を向上することができる。
【0010】
第2の発明は、上記第1の発明において、吸湿材は、多孔質の板状の材料で構成したものであり、吸湿材を小型化することができ、さらに炊飯沸騰時の蒸気の吸湿を良化することができる。
【0011】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものでない。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態における炊飯器の断面図を示すものである。
【0013】
図1に示すように、炊飯器本体1は、内部に米と水を入れる鍋を着脱自在に収納し、この鍋2を加熱手段3により誘導加熱するようにしている。炊飯器本体1の開口部を蓋4で覆い、この蓋4に鍋2の上方開口部を密閉する内蓋5と内蓋5を加熱する内蓋加熱手段6とを設けている。吸湿材7は、炊飯時に発生する蒸気を吸湿して液体として貯留し、これを加熱することで蒸気を発生させるもので、多孔質の板状の材料で構成し、内蓋5の鍋2の開口部側に設けている。制御手段8は加熱手段3および内蓋加熱手段6を制御するよう構成している。
【0014】
上記構成において動作を説明する。使用者が米と水(調理物)を鍋2に入れ、炊飯器の電源を入れ、炊飯開始ボタン(図示せず)を押すと炊飯工程が開始される。炊飯工程が始まると所定のプログラムにしたがって加熱手段3による加熱を行う。加熱手段3により鍋2内の米と水が加熱され蒸気が発生すると、この蒸気は内蓋5に取り付けた吸湿材7に吸湿され、液体として吸湿材7に貯留される。
【0015】
このとき、所定のプログラムにしたがって、内蓋加熱手段6により内蓋5と吸湿材7が適度に予備加熱される。加熱手段3により鍋2内の米と水がご飯に変化すると、適時に内蓋加熱手段6により内蓋5が加熱され、内蓋5に取り付けた吸湿材7を間接加熱し、吸湿材7に液体として吸湿された蒸気が加熱されて蒸気が発生し、鍋2内に蒸気を充満させる。このことにより、加熱によるご飯の過剰な乾燥を蒸気で加湿することにより防ぎ、十分加熱されたおいしいご飯を得ることができる。
【0016】
また、炊飯中に吸湿材7に吸湿し液体として貯留された蒸気を保温中に適時に内蓋加熱手段6により加熱し、吸湿材7より蒸気を発生させ保温による乾燥を防ぐことができる。
【0017】
また、炊飯中の蒸気を吸湿材7に吸湿することにより、炊飯の蒸気が器体外へ排出される量を減少させることができる。
【0018】
以上のように、本実施の形態においては、内蓋5の鍋2の開口部側に吸湿材7を設け、内蓋5を内蓋加熱手段6により加熱するよう構成したので、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋2内の調理物を加湿する蒸気を発生することができ、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得ることができるとともに、使用者が水タンクの水を確認または補給する必要性がなく、使い勝手を向上することができる。
【0019】
また、吸湿材7は、多孔質の板状の材料で構成したので、炊飯時沸騰による蒸気をより効率的に吸湿することができ、炊飯器本体外へ排出される蒸気の量を減少することができ、ご飯に加湿する蒸気量を増加することができるとともに、吸湿材7を小型化することができる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、水タンクを用いることなく炊飯による蒸気を再利用して鍋内の調理物を加湿する蒸気を発生できるようにし、この蒸気で十分加熱されたおいしいご飯を得ることができるとともに、使用者が水タンクの水を確認または補給する必要性がなく、使い勝手を向上することができるので、蒸気を用いて加湿しながら炊飯する炊飯器として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施の形態における炊飯器の断面図
【図2】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
【0022】
1 炊飯器本体
2 鍋
3 加熱手段
4 蓋
5 内蓋
6 内蓋加熱手段
7 吸湿材




 

 


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