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発明の名称 食器洗い機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−61450(P2006−61450A)
公開日 平成18年3月9日(2006.3.9)
出願番号 特願2004−248057(P2004−248057)
出願日 平成16年8月27日(2004.8.27)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 榎本 和久 / 中野 博之 / 榛地 義和
要約 課題
投入された洗剤を効率よく溶かし、均一な洗剤濃度の洗浄水を噴射することにより、食器に対する洗剤残りをなくし、洗浄効率をよくした食器洗い機を実現する。

解決手段
洗浄槽1の底部の所定位置に洗剤を投入する洗剤入れ9を洗浄槽1内の前面近傍に設けることにより、洗剤を効率的に溶かし洗剤残りをなくすことができるとともに、均一な洗剤濃度の洗浄水で洗浄することを可能とした。
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽内に食器類を収容する食器かごと、前記洗浄槽を前後方向へ収納自在とする筐体を備え、前記洗浄槽の底部の所定位置に洗剤を投入する洗剤入れを前記洗浄槽内に設けた食器洗い機。
【請求項2】
洗剤入れは洗浄槽の前面近傍に配置した請求項1記載の食器洗い機。
【請求項3】
洗剤入れの洗剤投入部は、少なくとも食器かごの底部より高い高さ位置に位置させた請求項1または2記載の食器洗い機。
【請求項4】
洗剤入れの洗剤投入部は、上部に開口部を有する請求項1〜3のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項5】
洗剤入れの洗剤投入部の開口部は、洗浄槽の奥側に広く形成した請求項4記載の食器洗い機。
【請求項6】
洗剤入れの洗剤投入部は、開口部上面の少なくとも一辺またはその一部を略凹状に形成した請求項4または5記載の食器洗い機。
【請求項7】
洗剤入れは、洗剤投入部の下側に、洗剤を洗浄槽の底部の所定位置に流し落す経路を設けた請求項1〜6のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項8】
洗剤入れは、投入された洗剤を洗浄槽の所定の位置に貯める洗剤貯蔵部を有する請求項1〜7のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項9】
洗剤入れの洗剤貯蔵部は、洗浄槽に溜めた洗浄水を洗剤貯蔵部内に循環させる開口部を有する請求項8記載の食器洗い機。
【請求項10】
洗剤入れは、洗剤投入部と洗剤貯蔵部との間に格子部を有し、前記格子部の最大開口幅は前記洗剤貯蔵部に設けた開口部の最大開口幅より小さくした請求項9記載の食器洗い機。
【請求項11】
洗剤入れは、少なくとも洗剤投入部を洗浄槽より着脱可能な構成とした請求項1〜10のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項12】
洗剤入れは、少なくとも洗剤投入部が食器かごに保持され、食器かごと同時に洗浄槽より着脱可能とした請求項1〜11のいずれか1項記載の食器洗い機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は洗浄ノズルより食器に向けて洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の食器洗い機は図8に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図8に示すように、洗浄槽1は、内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル2を回転自在に設けるとともに、食器3を収容する食器かご4を配置している。洗浄槽1内の洗浄水はヒータ5によって温水化され、洗浄ポンプ6にて残滓フィルター7を通して排水口8から吸い込まれ、洗浄ノズル2に圧送される。洗浄ノズル2より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器かご4に配置収容された食器3を洗浄するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−61756号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の食器洗い機では、洗浄槽1の上方より洗剤をふりかけるようにして、洗剤を投入していたので食器かご4に収納配置した食器3に付着した洗剤が溶けずに残る恐れがあるという問題を有していた。
【0005】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、投入された洗剤を効率よく溶かし均一な洗剤濃度の洗浄水を噴射することにより食器に対する洗剤残りをなくし、洗浄効率をよくした食器洗い機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するために、上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽内に食器類を収容する食器かごと、前記洗浄槽を前後方向へ収納自在とする筐体を備え、前記洗浄槽の底部の所定位置に洗剤を投入する洗剤入れを前記洗浄槽内に設けたものである。
【0007】
これにより、投入された洗剤を効率よく溶かすことができ、均一の濃度の洗浄水による洗浄ができ、また洗剤残りもなくなり効率よく、かつ、仕上がりよく洗浄できるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の食器洗い機は、食器かごに収容する食器の洗浄性を改善し、洗浄終了後の食器に付着する洗剤残りを減少させた食器洗い機を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
第1の発明は、上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽内に食器類を収容する食器かごと、前記洗浄槽を前後方向へ収納自在とする筐体を備え、前記洗浄槽の底部の所定位置に洗剤を投入する洗剤入れを前記洗浄槽内に設けたことにより、洗剤を効率的に溶かし洗剤残りをなくすことができるとともに、均一な洗剤濃度の洗浄水で洗浄することが可能となる。
【0010】
第2の発明は、上記第1の発明において、洗剤入れは洗浄槽の前面近傍に配置したことにより、洗剤投入作業を容易にすることができる。
【0011】
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、洗剤入れの洗剤投入部は、少なくとも食器かごの底部より高い高さ位置に位置させたことにより、洗剤投入作業をなお一層容易にすることができる。
【0012】
第4の発明は、上記第1〜第3の発明において、洗剤入れの洗剤投入部は、上部に開口部を有する構成としたことにより、洗剤投入作業をさらに容易にすることができる。
【0013】
第5の発明は、上記第4の発明において、洗剤入れの洗剤投入部の開口部は、洗浄槽の奥側に広く形成したことにより、洗剤投入作業が容易になるとともに、洗浄槽内の食器収容部を広く確保できる。
【0014】
第6の発明は、上記第4または第5の発明において、洗剤入れの洗剤投入部は、開口部上面の少なくとも一辺またはその一部を略凹状に形成したことにより、洗剤投入部の上面部分に洗剤投入用スプーンや指が触れないようにすることができるので、洗剤投入をより容易にすることができる。
【0015】
第7の発明は、上記第1〜第6の発明において、洗剤入れは、洗剤投入部の下側に、洗剤を洗浄槽の底部の所定位置に流し落す経路を設けたことにより、洗剤投入口に投入された洗剤を確実に洗浄槽の所定位置に導くことができるので、安定した洗剤溶解を実現できる。
【0016】
第8の発明は、上記第1〜第7の発明において、洗剤入れは、投入された洗剤を洗浄槽の所定の位置に貯める洗剤貯蔵部を有する構成としたことにより、投入された洗剤を必ず所定の位置に貯蔵することができるので、安定した洗剤溶解を実現することができる。
【0017】
第9の発明は、上記第8の発明において、洗剤入れの洗剤貯蔵部は、洗浄槽に溜めた洗浄水を洗剤貯蔵部内に循環させる開口部を有する構成とすることにより、洗剤溶解を良好にし、また洗剤貯蔵部内の汚れを抑制することができる。
【0018】
第10の発明は、上記第9の発明において、洗剤入れは、洗剤投入部と洗剤貯蔵部との間に格子部を有し、前記格子部の最大開口幅は前記洗剤貯蔵部に設けた開口部の最大開口幅より小さく構成することにより、洗剤投入部と洗剤貯蔵部との間の格子を抜けて洗剤貯蔵部に入り込んだ異物を洗浄水の循環により前記洗剤貯蔵部内から排出することができる。
【0019】
第11の発明は、上記第1〜第10の発明において、洗剤入れは、少なくとも洗剤投入部を洗浄槽より着脱可能な構成としたことにより、洗剤入れの洗剤投入部および洗剤貯蔵部等の清掃を容易にすることができる。
【0020】
第12の発明は、上記第1〜第11の発明において、洗剤入れは、少なくとも洗剤投入部が食器かごに保持され、食器かごと同時に洗浄槽より着脱可能としたことにより、洗剤入れへの洗剤の投入および洗剤入れ各部の清掃を容易にすることができる。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、食器洗い機の全体構成は、図8に示した従来例と同じであり、同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0022】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における食器洗い機の縦断面図、図2は同食器洗い機の洗剤入れの取付け構成を示す斜視図、図3は同食器洗い機の洗剤入れの取り外し状態を説明する説明図、図4は同食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図である。
【0023】
図1において、洗浄槽1は、内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル2を回転自在に設けるとともに、食器3を収容する食器かご4を配置している。洗浄槽1内の洗浄水はヒータ5によって温水化され、洗浄ポンプ6にて残滓フィルター7を通して排水口8から吸い込まれ、洗浄ノズル2に圧送される。洗浄ノズル2より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器かご4に配置収容された食器3を洗浄するように構成している。
【0024】
洗剤入れ9は洗浄槽1の前面近傍に配置し、食器かご4の底部及び近傍の食器3より高い高さ位置に位置するよう構成してあり、洗浄槽の前後位置に関係なく洗剤の投入を容易に行うことができる。
【0025】
図2および図4に示すように、洗剤入れ9は、上部に設けた洗剤投入部9aと、洗剤を洗浄槽1の底部の所定の位置に洗剤を流し落とす経路9bと、食器かご4に引っ掛けて着脱自在に取り付けるためのL型形状の取付け用つめ9eを経路9bの一側面に2箇所以上設けた構成である。
【0026】
洗剤入れ9の洗剤投入部9aは、漏斗状に形成して上部開口部を洗浄槽1の奥側に広く延出させて形成してあり、これにより洗剤の投入を容易にしている。この洗剤投入部9aの下側には、洗剤を流し落とす経路9bが設けられている。そして、洗剤投入部9aの洗浄槽1に対して前側は、その下側にある経路9bを延長させて同一平面上に形成してあるので、洗剤入れ9を洗浄槽1の前面に最も近く配置でき、洗浄槽1の食器収容部をより大きく確保することができる。
【0027】
経路9bには、少なくとも一側面に複数の穴9fを設け、洗剤入れが取り付けられた状態においても、洗浄ノズル2から噴射される洗浄水により、経路9bに付着した洗剤を洗い流すことができる。
【0028】
洗剤入れ9は、L型形状の取付け用つめ9eで食器かご4に保持されているので、食器かご4を洗浄槽1より前方に引き出せば、洗剤入れ9も同時に洗浄槽1から前方に出てくるので、洗剤入れ9への洗剤の投入および洗剤入れ9の各部の清掃を容易にすることができる。
【0029】
なお、洗剤入れ9の食器かご4への取付け構造は、L型形状の取付け用つめを食器かごに引っ掛ける構造の他、多種の取付け構造が可能である。また、食器かご4に直接取り付けずに、洗浄槽1に取り付けた別部品に取り付ける構成も可能である。また、複数設けた取付け用つめ9eは、本実施の形態では経路9bの一側面に設けたが、洗剤投入部9a、あるいは洗剤投入部9aと経路9bにまたがって設けてもよい。
【0030】
つぎに、洗剤入れ9の清掃のための取り外しについて説明する。図3において、洗浄槽1を引き出した時に洗剤入れ9を取り外せる構成にしてあり、洗剤入れ9を取り外せることにより、洗剤入れ9の洗剤投入部9aや洗剤を流し落とす経路部9bに溜まった洗剤やごみを容易に清掃することができる。なお、洗剤入れ9の中で洗剤投入部9aが最も汚れやすいので、この洗剤投入部9aの部分を洗剤入れ9から着脱可能に構成して、この洗剤投入部9aのみを清掃できるように構成してもよい。
【0031】
このように、洗剤入れ9を洗浄槽1の前面近傍に配置して取り付けたことにより、均一濃度の洗浄水による洗浄ができ、また洗剤残りもなくなり、効率よく洗浄することができる。また、洗剤入れ9を着脱可能な構成としたことにより、洗剤入れ9の清掃が容易にでき衛生的である。
【0032】
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図である。食器洗い機の基本構成および動作、ならびに洗剤入れの基本構成は実施の形態1と同じであるので、詳しい説明は省略し、実施の形態1と相違する点についてのみ説明する。
【0033】
図5において、洗剤入れ9の洗剤投入部9aの開口部上面の少なくとも一辺またはその一部を略凹状に凹めて凹部9cを構成してある。これによって、洗剤の投入時おいて、洗剤投入部9aの上面部分に洗剤投入用スプーンや指が触れないようにすることができるので、洗剤投入をより容易にすることができる。実施の形態1で述べたように、洗剤入れ9は洗浄槽1の前面近傍に配置するのが望ましく、この関連において、この凹部9cは、洗浄槽1の奥側、すなわち取付け用つめ9eと前後方向において同じ側に設けてある。これにより、洗剤を満たした洗剤投入用スプーンを洗浄槽1の奥側から手前に回動させて洗剤を洗剤入れ9に投入する作業が効率よく行える。
【0034】
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3における食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図である。図6において、洗剤入れ9の最下方に、投入された洗剤を溜めておく洗剤貯蔵部9dを設けてある。そして、この洗剤貯蔵部9dの少なくとも一側面に開口部9gを設けて、この開口部9gを洗浄水が循環できるようにすることにより、洗剤の溶解速度を速め、均一な洗剤濃度の洗浄水で洗浄することができる。
【0035】
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4における食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図である。図7において、洗剤貯蔵部10は洗剤入れ9とは別部材によって構成している。洗剤貯蔵部10は洗浄槽1の底部に固定されており、洗剤貯蔵部10は、洗剤投入部9の経路9bと相対する面に格子部9hを有し、この格子部9hの最大開口幅は前記洗剤貯蔵部10に設けた開口部9gの最大開口幅より小さく構成してあり、洗剤貯蔵部10内で洗浄水を循環させ、洗剤入れ9と洗剤貯蔵部10との経路間の格子より洗剤貯蔵部10に入り込んだ異物は洗浄水の循環により洗剤貯蔵部10内より排出することができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、洗剤を効率的に溶かし洗剤残りをなくすことができるとともに、均一な洗剤濃度の洗浄水で洗浄することが可能となるので、洗剤を有する食器洗い機等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態1の食器洗い機の縦断面図
【図2】同食器洗い機の洗剤入れの取付け構成を示す斜視図
【図3】同食器洗い機の洗剤入れの取り外し状態を説明するの説明図
【図4】同食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図
【図5】本発明の実施の形態2の食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図
【図6】本発明の実施の形態3の食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図
【図7】本発明の実施の形態4の食器洗い機の洗剤入れの外観斜視図
【図8】従来の食器洗い機の縦断面図
【符号の説明】
【0038】
1 洗浄槽
2 ノズル
3 食器
4 食器かご
5 ヒータ
6 ポンプ
7 残滓フィルター
8 排水口
9 洗剤入れ
9a 洗剤投入部
9b 経路
9c 凹部
9d 洗剤貯蔵部
9e 取付け用つめ
9f 穴
9g 開口部
9h 格子部
10 洗剤貯蔵部




 

 


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