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発明の名称 脱臭方法及び脱臭装置並びにその脱臭方法、脱臭装置を用いた電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−55253(P2006−55253A)
公開日 平成18年3月2日(2006.3.2)
出願番号 特願2004−238110(P2004−238110)
出願日 平成16年8月18日(2004.8.18)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 山口 誠二 / 恩田 雅一
要約 課題
電気掃除機の脱臭性能を向上させること。

解決手段
塵埃を吸引するための電動送風機6と、前記塵埃を捕集する集塵室2と、前記集塵室2又はその上流側に粒状或いは粉末状の脱臭剤10を混入させる脱臭装置とを備え、前記電動送風機6の吸引力によって前記塵埃と粒状或いは粉末状の脱臭剤10とを混合させる構成とした。これにより、良好な脱臭性能の電気掃除機が得られる上に電動送風機を利用して脱臭剤と塵埃を混合させるので別途混合手段を設ける必要がなく、構成の簡素化も図れる。
特許請求の範囲
【請求項1】
集塵した塵埃中に粒状或いは粉末状の脱臭剤を混合させて脱臭する脱臭方法。
【請求項2】
固形状の脱臭剤を粒状或いは粉末状にするステップと、前記粒状或いは粉末状にした脱臭剤を塵埃中に混合させるステップとからなる脱臭方法。
【請求項3】
収納室と、収納室内に設けた粉・粒化手段と、前記粉・粒化手段に対して相対的に可動自在に設けた脱臭剤と、前記粉・粒化手段或いは脱臭剤のいずれかを可動させる駆動手段とを備え、前記脱臭剤と粉・粒化手段との相対移動によって脱臭剤を粒状或いは粉末状にして塵埃中に混入させる構成とした脱臭装置。
【請求項4】
塵埃を溜める集塵室と、粒状或いは粉末状にすることができる脱臭剤と、前記塵埃と粒状或いは粉末状にした脱臭剤とを混合させる混合手段とを備えた脱臭装置。
【請求項5】
塵埃を吸引するための電動送風機と、前記塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室又はその上流側に粒状或いは粉末状の脱臭剤を混入させる脱臭装置とを備え、前記電動送風機の吸引力によって前記塵埃と粒状或いは粉末状の脱臭剤とを混合させる構成とした電気掃除機。
【請求項6】
集塵室又はその上流側の塵埃通過通路にこれらのいずれかと連通する収納部を設け、この収納部に脱臭剤を配置して粒状或いは粉末状にした脱臭剤を集塵室内に供給する構成とした請求項5記載の電気掃除機。
【請求項7】
脱臭剤を粒状或いは粉末状にする粉・粒化手段を備え、当該粉・粒化手段により固形脱臭剤を粒状或いは粉末状にする構成とした請求項5または6記載の電気掃除機。
【請求項8】
脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、前記脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくとも一方は掃除機本体の引き回し等で動き当該動きにより脱臭剤が粒状或いは粉末状になる構成とした請求項5または6記載の電気掃除機。
【請求項9】
脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくともいずれか一方は手動で駆動する構成として、任意時に脱臭剤を粒状或いは粉末状にできる構成とした請求項5または6記載の電気掃除機。
【請求項10】
脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、かつ、前記脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくとも一方を駆動する電気駆動手段と、この電気駆動手段を制御する制御部を備え、前記制御部は、常時または定期・非定期的に前記電気駆動手段を動作させて脱臭剤を粒状或いは粉末状にする構成とした請求項5または6記載の電気掃除機。
【請求項11】
脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定するとともに、コードリールを備え、前記コードリールによって脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくともいずれか一方を駆動する構成として、コード引出し時に脱臭剤を粒状或いは粉末状にできる構成とした請求項5または6記載の電気掃除機。
【請求項12】
収納部は集塵室またはその上流側の塵埃通過通路の上部に設けた請求項5〜11のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項13】
収納部の一部に脱臭剤の交換口を設けて脱臭剤を適時交換可能な構成とした請求項5〜12のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項14】
脱臭剤の残量を知らせる表示や報知手段を設けた請求項5から13のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項15】
脱臭剤とともに抗菌剤または/及び芳香剤を備え、これら脱臭剤、抗菌剤または/及び芳香剤を粒状或いは粉末状にして塵埃中に混合させる構成とした請求項5〜14のいずれか1項記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵埃の臭いを脱臭する脱臭方法及び脱臭装置並びにその脱臭方法・脱臭装置を用いた電気掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の脱臭方法及び脱臭装置並びにその脱臭方法・脱臭装置を用いた電気掃除機、例えば電気掃除機は、吸塵した塵埃を集塵室内に設けられた紙パックや集塵フィルターによって捕集し、この紙パックや集塵フィルターに含浸させた脱臭剤によって臭いを脱臭する構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平5−70871号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところがこのような脱臭ではその脱臭剤と塵埃との接触面積が少なく、かつ、接触時間も瞬間的であるため、十分な脱臭効果が得られない、いとう課題があった。そのため電気掃除機としてみた場合、塵埃の種類や蓄積期間によっては排気風より悪臭を発し不快感を有するというものであった。
【0004】
本発明は上記課題を解消して、脱臭効果を飛躍的に高めることを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために本発明は、集塵した塵埃中に粒状或いは粉末状の脱臭剤を混合させて脱臭する方法或いは構成としてある。
【0006】
これにより本発明は塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなり、その結果脱臭効果は著しく良好なものとなる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、脱臭効果は著しく良好なものとなり、紙パックや紙パックレスのいずれの電気掃除機においても臭いの少ない快適なものとすることが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、集塵した塵埃中に粒状或いは粉末状の脱臭剤を混合させて脱臭する脱臭方法としてあり、塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなり、その結果脱臭効果は著しく良好なものとなる。
【0009】
第2の発明は、固形状の脱臭剤を粒状或いは粉末状にするステップと、前記粒状或いは粉末状にした脱臭剤を塵埃中に混合させるステップとからなる脱臭方法としてあり、脱臭剤を固形状にしているから粒状或いは粉末状のものに比べ同一容積であっても脱臭剤量はきわめて多くなり、長時間にわたって脱臭動作をさせることが出来て、使い勝手が向上する。
【0010】
第3の発明は、収納室と、収納室内に設けた粉・粒化手段と、前記粉・粒化手段に対して相対的に可動自在に設けた脱臭剤と、前記粉・粒化手段或いは脱臭剤のいずれかを可動させる駆動手段とを備え、前記脱臭剤と粉・粒化手段との相対移動によって脱臭剤を粒状或いは粉末状にして塵埃中に混入させる構成としてあり、脱臭を必要とする機器に用いることによって第1の発明と同様塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなり、その結果脱臭効果は著しく良好なものとなる。
【0011】
第4の発明は、塵埃を溜める集塵室と、粒状或いは粉末状または粒状或いは粉末状にすることができる脱臭剤と、前記塵埃と粒状或いは粉末状にした脱臭剤とを混合させる混合手段とを備えた脱臭装置としてあり、第1の発明と同様塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなり、その結果脱臭効果は著しく良好なものとなる。
【0012】
第5の発明は、塵埃を吸引するための電動送風機と、前記塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室又はその上流側に粒状或いは粉末状の脱臭剤を混入させる混入手段とを備え、前記電動送風機の吸引力によって前記塵埃と粒状或いは粉末状の脱臭剤とを混合させる構成とした電気掃除機としてあり、第4の発明と同様良好な脱臭性能の電気掃除機が得られる上に電動送風機を利用して脱臭剤と塵埃を混合させるので別途混合手段を設ける必要がなく、構成の簡素かも図れる。
【0013】
第6の発明は、集塵室又はその上流側の塵埃通過通路にこれらのいずれかと連通する収納部を設け、この収納部に脱臭剤を配置して粒状或いは粉末状にした脱臭剤を集塵室内に供給する構成としてあり、粒状或いは粉末状にした脱臭剤を電動送風機の吸引力で塵埃通過通路に供給できるので構成の簡素化が可能となる。
【0014】
第7の発明は、脱臭剤を粒状或いは粉末状にする粉・粒化手段を備え、当該粉・粒化手段により固形脱臭剤を粒状或いは粉末状にする構成としてあり、第2の発明と同様粒状或いは粉末状の脱臭剤に比べ同一容積であっても脱臭剤量はきわめて多くなり、長時間にわたって脱臭動作をさせることが出来て、使い勝手が向上する。
【0015】
第8の発明は、脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、前記脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくとも一方は掃除機本体の引き回し等で動き当該動きにより脱臭剤が粒状或いは粉末状になる構成としてあり、掃除機の引き回しのみで脱臭剤を粒状或いは粉末状にできるので構成の簡素化が可能となる。
【0016】
第9の発明は、脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくともいずれか一方は手動で駆動する構成として、任意時に脱臭剤を粒状或いは粉末状にできる構成としてあり、使用者が必要なときに脱臭することができる。
【0017】
第10の発明は、脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定し、かつ、前記脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくとも一方を駆動する電気駆動手段と、この電気駆動手段を制御する制御部を備え、前記制御部は、常時または定期・非定期的に前記電気駆動手段を動作させて脱臭剤を粒状或いは粉末状にする構成としてあり、使用者が手を煩わせることなく簡単に脱臭することが出来る。
【0018】
第11の発明は、脱臭剤と粉・粒化手段とを相対的に可動自在に設定するとともに、コードリールを備え、前記コードリールによって脱臭剤或いは粉・粒化手段の少なくともいずれか一方を駆動する構成として、コード引出し時に脱臭剤を粒状或いは粉末状にできる構成としてあり、コードリールと連動させたことにより使用者は意識することなく脱臭をすることが出来て使い勝手が向上する。
【0019】
第12の発明は、集塵室またはその上流側の塵埃通過通路の上部に脱臭剤の収納部を設けた構成としてあり、粒状或いは粉末状とした脱臭剤は重力で塵埃通過通路に供給されるので構成の簡素化が可能となる。
【0020】
第13の発明は、収納部の一部に脱臭剤の交換口を設けて脱臭剤を適時交換可能な構成としてあり、脱臭剤の交換が出来るので使い勝手が向上する。
【0021】
第14の発明は、脱臭剤の残量を知らせる表示や報知手段を設けた構成としてあり、使用者は脱臭剤の交換時期を知ることが出来るので使い勝手が向上する。
【0022】
第15の発明は、脱臭剤とともに抗菌剤または/及び芳香剤を備え、これら脱臭剤、抗菌剤または/及び芳香剤を粒状或いは粉末状にして塵埃中に混合させる構成としてあり、脱臭とともに殺菌作用も得ることが出来て安全性の向上も図れる。
【0023】
以下、本発明の実施の形態を電気掃除機に適用したものを例としてその図面とともに説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0024】
(実施の形態1)
図1は、一般的な電気掃除機の構造を示す断面図である。図1において、電気掃除機の本体1には、枢支された1個の前輪キャスター2と一対の後輪3とを備えている。さらに本体1前方には、塵埃を吸引する吸気口4を備えており、図示はしないが、塵埃を吸引する吸込具を延長管、ホースを介して、吸気口4部に接続し、塵埃を連続的に吸込む作業に供する。さらに本体1内には、吸引口4より下流に集塵室5、電動送風機6が順に設置されている。
【0025】
図2において、電気掃除機の本体1内には、吸引した塵埃を捕集する集塵パック5aを有する集塵室5、および塵埃吸引用の電動送風機6が配置されている。また、本体1前部には、集塵室5と連通して、吸引口4が開口しており、床面などから塵埃を吸引、導入するための塵埃通過通路となる吸引管7(図示しないホースと接続一体化されている)が接続されている。掃除作業は、電動送風機6の作動により吸引風を発生させて、塵埃を吸引することにより、吸引管7を経て、塵埃が集塵室5に貯留し、吸引気流のみが、除塵手段を通過して細塵が除去された状態で本体1外へ排出される。
【0026】
次にこのような電気掃除機に展開した本発明の脱臭方法・装置の実施形態を説明していく。図2に示すように吸引管7の上部には連通口7aを介して吸引管7内と連通する収納室8が設けてある。この収納室8の連通口上部分には図3に示すような粉・粒化手段9が設けてある。この粉・粒化手段9は複数の金属製の薄板を等間隔に枠状の治具により固定して構成してある。10はこの粉・粒化手段9の上部に設置した脱臭剤で、例えば固形のゼオライトが用いてある。そして上記脱臭剤10と粉・粒化手段9とは相対的に可動自在となっており、この実施の形態では脱臭剤10を収納室8内で前後上下に可動自在に構成してある。
【0027】
なお、図中13は塵埃検知手段で、赤外線センサーで構成してあり、連通口7aの上流側に設けてある。
【0028】
上記構成において、次にその動作を説明する。この実施の形態の場合は、掃除をするときの掃除機本体1の引き回し等による本体1の前後及び上下動によって脱臭剤10が粉・粒化手段9の金属製薄板9a上で前後上下に振幅し、これにより脱臭剤10の下、すなわち接触面が表層から一定幅切削され、切削された時にかかる衝撃により、脱臭剤10は、バインダとゼオライトとの結合が切れて粒状或いは粉末状となりながら、吸引管7内に重力によって落下する。このとき収納室8は連通口7aを介して吸引管7と連通しているから前記粒状或いは粉末状となった脱臭剤10は塵埃を吸引する電動送風機6の吸引力によって強力に吸引管7内へと吸引される。
【0029】
そしてこの吸引管7内に吸引された粒状或いは粉末状の脱臭剤10は電動送風機6の吸引力により生じる吸引風により塵埃と混合されながら集塵室7内の集塵パック5a内へといたり、更にこの集塵パック5a内で塵埃と混合させる。このとき塵埃はミクロ的に観察するとその個々の塵埃の外周を脱臭剤10の流体或いは粉状体で囲まれたような形となって脱臭剤との接触面積は極めて大きなものとなり、かつ、集塵パック5a内で脱臭剤10の流体或いは粉状体で囲まれたような形で保持されるようになる。その結果、脱臭剤10の脱臭効果は遺憾なく発揮され、臭気は大幅に低減する。例えば臭気の強い犬・猫の毛を集めたものを吸引させて電気掃除機本体1からの排気風の臭いを嗅いで見たが、その臭いはほとんど感じない程度に低減されていた。
【0030】
また、この電気掃除機は掃除機本体1の引き回しのみで脱臭剤を粒状或いは粉末状にできるので脱臭剤を粒状或いは粉末状にするために脱臭剤を稼動させるための構成を必要とせず、その分構成の簡素化が可能となる。加えて掃除機特有の電動送風機6を利用して脱臭剤と塵埃を混合させるので別途混合手段を設ける必要もなく、更なる構成の簡素化が図れる。
【0031】
一方、この脱臭は、上記説明から明らかなように、まず固形状の脱臭剤を粒状或いは粉末状にし、その後前記粒状或いは粉末状にした脱臭剤を塵埃中に混合させる方法となっており、これにより既述の通り従来の脱臭では得られないきわめて優れた脱臭効果が期待できるものであり、これを電気掃除機に応用した場合には臭気の少ない快適な掃除機が提供できるものである。
【0032】
(実施の形態2)
図4は実施の形態2を示し、上記実施の形態1と同一部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明していく。この実施の形態2のものは、粉・粒化手段9を可動させて脱臭剤10を粒状或いは粉末状にするものである。図4において、11は粉・粒化手段9を駆動するバイブレータ等の駆動手段で、掃除機本体の適所に設けた制御部14によって制御されるようになっている。この制御部14は掃除機本体1を電源コンセントに接続或いは掃除機本体1の運転スイッチをオンすると通電されるようになっている。なお、図中12はバネ等の弾性手段12で、前記脱臭剤10を粉・粒化手段9に押し付けるものである。
【0033】
上記構成において、この実施の形態2では掃除機本体1を電源コンセントに接続或いは掃除機本体1の運転スイッチをオンすると、制御部14があらかじめ定められたシーケンスに従って前記粉・粒化手段9を前後に振幅させ、この振幅により以下前記実施の形態1と同様に脱臭剤10を粒状或いは粉末状にして吸引管7に供給し、塵埃と混合させて脱臭する。
【0034】
上記構成において、制御部14は、掃除中は常時、或いは定期的或いは非定期的、もしくは掃除の前後、すなわち非掃除時も電源コンセントに接続されている場合は定期的或いは非定期的に粉・粒化手段9を駆動するように構成してあり、最も効果的なときに脱臭動作を行うものと成っている。そして、使用者は脱臭スイッチ(図示せず)等をオンするだけで何ら手を煩わせることなく自動的に脱臭剤を粒状或いは粉末状にすることができ、使い勝手も高いものと成る。
【0035】
またこの実施の形態2では脱臭剤10を弾性手段12により、前記粉・粒化手段9に押し付けているので、脱臭剤の切削量、すなわち粒状或いは粉末状にする量を安定化させることが出来るとともに、粉・粒化手段9の上下に振れるなどのことがなくなってこれの動作も安定させることが出来るという利点がある。
【0036】
更にこの実施の形態2では収納室8の上部に開閉自在な蓋8aによって開閉される交換口8bが設けてあり、脱臭剤10が切削によってなくなった場合にはこの蓋8aを開いて新しい脱臭剤10に交換することが出来るようになっている。
【0037】
更に図4中の15は脱臭剤10の残量を表示する報知手段で、蓋8aの一部を透明にして内部が見えるようにして構成してあり、脱臭剤の交換タイミングを知らせることが可能になる。なお、これはセンサー等を用いて残量を検出してLED等の表示手段に表示させるように構成することもできるものである。
【0038】
そして上記交換口8b、報知手段15は先の実施の形態1並びに後述する実施の形態3にも適用すると効果的なものである。
【0039】
(実施の形態3)
図5は実施の形態3を示し、上記実施の形態1、2と同一部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明していく。この実施の形態3のものは、粉・粒化手段9を手動で振幅させるようにしたもので、16はそのための手動操作部である。
【0040】
この実施の形態では脱臭が必要なときに使用者が操作部16を持って粉・粒化手段9を前後に振幅させて脱臭剤10を粒状或いは粉末状にすればよく、任意時に脱臭が出来る。
【0041】
また、この粉・粒化手段9の振幅駆動は図示しないが、粉・粒化手段9を電源コードのコードリールと連携させ、電源コードの引き出し、収納動作に連動して駆動するようにすることも出来、使用者はコードの出し入れのみで何ら意識することなく脱臭をすることが出来て使い勝手が向上する。
【0042】
なお、上記いずれの実施の形態においても同様であるが、前記脱臭剤10としては、吸着剤を用い、塵埃由来の臭気物質である低級脂肪酸類、アンモニア、アルデヒド等様々な臭気に対して吸着効果のある活性炭を用いるのが好ましい。また、同様な吸着効果を持つゼオライト系吸着剤を用いても良く、更には水分の影響を受けにくい疎水性ゼオライトであればなおよい。
【0043】
また、上記脱臭剤10に抗菌剤または芳香剤を混合させることも可能である。前記抗菌剤の抗菌材料としては、無機系としては、銀系、亜鉛系、銅系、有機系としては、イソチオシアン酸アリル類、カテキン類等を用いるのが、細菌、真菌に対して優れた抗菌効果を発揮し、特に銀系は、少量で高い抗菌効果を発揮する点で特に好ましく、脱臭とともに殺菌作用も得ることが出来て安全性の向上も図れる。
【0044】
また、更に脱臭性能を向上させる場合には、前記集塵パック5aやその下流側に或る集塵フィルターや排気が通る壁面自体にもゼオライトや活性炭当の脱臭剤の粉末を担持させておくと、圧損を高めることなく脱臭性能をさらに増加させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、本発明は塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなり、その結果脱臭効果は著しく良好なものとなるので、電気掃除機をはじめ生ゴミ処理機等の用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施の形態1における電気掃除機の概略構成図
【図2】同電気掃除機の断面図
【図3】同要部の拡大斜視図
【図4】本発明の実施の形態2における電気掃除機の要部の断面図
【図5】本発明の実施の形態3における電気掃除機の断面図
【符号の説明】
【0047】
1 本体
5 集塵室
6 電動送風機(混合手段)
7 吸引管(塵埃通過通路)
9 粉・粒化手段
10 脱臭剤
11 駆動手段
12 弾性手段
14 制御部
15 報知手段




 

 


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