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発明の名称 抗菌処理機能付きの収納装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−55252(P2006−55252A)
公開日 平成18年3月2日(2006.3.2)
出願番号 特願2004−238109(P2004−238109)
出願日 平成16年8月18日(2004.8.18)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 吉田 良平
要約 課題
収納装置において、まな板等を収納しているときに、まな板等の収納物の表面に残留する食材成分を栄養源に食材から移動した菌や、まな板等の収納物の周辺の空気中からまな板等の収納物の表面に付着した菌が、まな板等の収納物の表面で繁殖することを抑制できなかったこと。

解決手段
まな板5等の収納物の表面に抗菌効果を有する光を照射する光源7から光を照射する構成としたことにより、食材や空気中からまな板5等の収納物の表面に付着した菌が、まな板5等の収納物の表面で繁殖することを、確実に抑制することができるようになる。
特許請求の範囲
【請求項1】
収納物表面に抗菌用の光を照射するための光源を内蔵した抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項2】
光源に波長254nmの殺菌線を含む波長の光を発生する発光体を用いた請求項1記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項3】
収納物表面に光触媒を処理し、光源に前記光触媒を活性化させる波長の光を含んだ光を発生する発光体を用いた請求項1記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項4】
収納物全体を均一な光強度で照射するための面光源を内蔵した請求項1〜3のいずれか1項に記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項5】
光源としてエレクトロルミネッセンスを用いた請求項4記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項6】
光源からの光を収納物の表面全体に拡散させるための光拡散体を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項7】
光源からの光が収納物の表面全体に均一に照射するように、前記光源を移動可能な構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項8】
光源からの光を収納物の一部分に集中させるための、反射体または集光体を設けた請求項8記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
【請求項9】
収納物を、まな板とした請求項1〜8のいずれか1項に記載の抗菌処理機能付きの収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は調理に使用するまな板等の表面で、その保管(収納)中に菌が繁殖することを抑制する抗菌処理機能付きの収納装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のまな板等の収納具を、図9を用いて説明する。5はまな板、17はまな板収納具である。
【0003】
以上のように構成されたまな板収納具の効果を説明する。まな板5を使用後洗浄してまな板収納具17に収納すると、まな板5表面に残った水分は周囲の空気中に自然蒸発していく(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−3543号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記構成では、まな板5に残留する食材成分を栄養源に、食材から移動した菌や、まな板収納具17周辺の空気中からまな板5に付着した菌が、まな板5の表面で繁殖することを抑制できなかった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、保管中のまな板等の収納物表面での菌の繁殖を防止する抗菌処理機能付きの収納装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記従来の課題を解決するために本発明は、抗菌のための光を収納物の表面に照射するための光源を設けたもので、光源からの光が波長254nmの殺菌線を含む場合はその殺菌効果で、まな板等の収納物表面に食材や周辺の空気中から付着した菌を殺菌し、まな板等の収納物表面に光触媒が処理されている場合は、光触媒が活性化する波長の光を照射することにより、まな板等の収納物表面に活性な水酸基を発生させてその活性な水酸基によりまな板等の収納物表面の菌を殺菌する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、収納時のまな板等の表面の抗菌処理効果が高い抗菌処理機能付きの収納装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
第1の発明は、収納物表面に抗菌用の光を照射するための光源を内蔵し、使用後のまな板等を収納するとその表面に光を照射して、その光の抗菌に寄与する波長の光の効果により、調理した食材や周辺の空気中からまな板等の表面に付着した菌のまな板等の表面上での繁殖を抑制する効果が得られる。
【0009】
第2の発明は、光源に波長253nmの殺菌線を含む波長の光を発生する発光体を用いるため、光源からの光をまな板等の収納物表面に照射するだけでまな板等の収納物表面に付着した菌を確実に殺菌処理することができる。
【0010】
第3の発明は、表面に光触媒を処理したまな板等を収容する際、光源に光触媒を活性化させる波長の光を含んだ発光体を光源として用いるため、その光の照射によりまな板等収納物の表面の光触媒が活性化し、まな板等の収納物の表面で殺菌力の強い活性な水酸基を発生させて、その活性な水酸基によりまな板等の収納物表面に付着した菌を確実に殺菌し、まな板等収納物表面での菌の繁殖をより確実に防止することができる。
【0011】
第4の発明は、光源にまな板等の収納物表面をほぼ均一に照射できる面光源を用いるため、まな板等の収納物表面全体ほぼ均一な抗菌効果を確保することができる。
【0012】
第5の発明は、光源にエレクトロルミネッセンスを使用することにより、まな板等の収納物表面全体に均一な照明が確実に行える。
【0013】
第6の発明は、光源とまな板等収納物の間に光拡散体を設けることにより、光源の光を拡散させ、まな板等の収納物表面全体にほぼ均一に光を照射することができる。
【0014】
第7の発明は、まな板等の収納物に対して光源が自動的に移動する構成にすることにより、まな板等の収納物の大きさより小さい光源でも光源からの光をまな板等の収納物表面全体にほぼ均一に照射することができる。
【0015】
第8の発明は、光源からの光をまな板等の収納物の向きに向かせる反射体または集光体の形状を、光源からの光がまな板等の収納物表面の一部に集中する形状としたため、光源の出力が小さくとも十分な抗菌効果が得られる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施形態について、図1〜2を用いて説明する。
【0018】
図1において、1は筐体で、この筐体1表面には光源の電源スイッチ2、内部の光源の状態を確認できる覗き窓3、光源の電源を自動的に切るタイマー装置の表示部4を設けている。筐体1内部には図2に示すようにまな板5の収納室6が形成されており、前記収納室6内に光を照射するための光源7が設けてある。収納室6と光源7間は透明の隔壁8により区切られてまな板5が直接光源7と接触し、光源7を破損したりすることのないようにしてある。まな板収納室6へのまな板挿入口9には蓋10が設けてあり、抗菌処理後のまな板5表面に周辺空気中の誇りや菌が付着しにくいようにしている。食材の調理に使用され、洗浄されたまな板5を本発明による抗菌処理装置に収納し、光源7の電源スイッチを入れて光源7からの光を収納したまな板5表面に照射すると、その光の抗菌効果、もしくはその光と光触媒との組み合わせ効果により食材や空気中からまな板5表面に付着した菌の繁殖が抑制される。
【0019】
(実施の形態2)
本発明の第2の実施形態について図3を基に説明する。なお、上記実施の形態1と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】
本実施の形態は、収納したまな板5表面に光を照射するための光源11に面光源であるエレクトロルミネッセンスを用いたため、光源11の大きさ、形状を収納するまな板5の大きさ、形状に合わせて自由に構成できるために、収納するまな板5の表面全体均一に光照射することができる。そのため、収納するまな板5表面全体均一な抗菌効果を確保することができる。
【0021】
(実施の形態3)
本発明の第3の実施形態について図4を基に説明する。なお、上記実施の形態1、2と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】
本実施の形態は、光源7の光を収納するまな板5表面にほぼ全量効率的に照射するために、光源7から収納するまな板5とは逆側へ照射される光をまな板5表面へと反射する反射体12を設けた。これにより光源7からの光は直接まな板5表面へと照射される分だけでなく、まな板5表面以外の方向に照射された光も反射体12によりまな板5表面へと反射され、まな板5表面の抗菌処理へと活用される。
【0023】
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態について図5を基に説明する。なお、上記実施の形態1〜3と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
本実施の形態は、まな板5に光を照射する光源7をまな板に対して移動させる光源移動装置13を設けることにより、まな板5に対して小さな光源7でまな板5表面全体をほぼ均一に照射できるようにした。
【0025】
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態について図6を基に説明する。なお、上記実施の形態1〜4と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
本実施の形態は、まな板5に光を照射する光源7に対してまな板5を移動させるためのまな板移動装置14を設け、まな板5に対して小さな光源7でまな板5表面全体をほぼ均一に照射できるようにした。
【0027】
(実施の形態6)
本発明の第6の実施の形態について図7を基に説明する。なお、上記実施の形態1〜5と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】
本実施の形態は、まな板5に光を照射する光源7からの光を集光する形状の集光用反射体15を使用することにより、まな板5表面の一部に光源7からの光を集中させて、出力の小さい光源7で十分な抗菌効果が得られるようにした。
【0029】
(実施の形態7)
本発明の第7の実施の形態について図8を基に説明する。なお、上記実施の形態1〜6と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
本実施の形態は、まな板5に光を照射する光源7からの光を集光する形状の集光レンズ16を使用することにより、まな板5表面の一部に光源7からの光を集中させて、出力の小さい光源7で十分な抗菌効果が得られるようにした。
【0031】
尚、上記実施の形態1〜7において、収納物を、まな板として説明してきたが、これに限定されるものではなく、包丁等の他の調理器具や、あるいは調理器具以外の靴や、更には、電気掃除機の吸込具等であっても問題ないものである。
【産業上の利用可能性】
【0032】
以上のように、本発明にかかる抗菌処理機能付きの収納装置は、収納時の収納物表面への抗菌処理効果が高く、まな板以外の調理器具、靴類、電気掃除機の吸込具等、様々な収納物の表面における菌の繁殖抑制に利用できるものであり、極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態1を示す抗菌処理機能付きの収納装置の外観図
【図2】同、抗菌処理機能付きの収納装置の断面図
【図3】本発明の実施の形態2を示す抗菌処理機能付きの収納装置の断面図
【図4】本発明の実施の形態3を示す抗菌処理機能付きの収納装置の断面図
【図5】本発明の実施の形態4を示す抗菌処理機能付きの収納装置の断面図
【図6】本発明の実施の形態5を示す抗菌処理機能付きの収納装置の断面図
【図7】本発明の実施の形態6を示す抗菌処理機能付きの収納装置の部分断面図
【図8】本発明の実施の形態7を示す抗菌処理機能付きの収納装置の部分断面図
【図9】従来のまな板収納具の外観図
【符号の説明】
【0034】
1 筐体
2 電源スイッチ
3 覗き窓
4 表示部
5 まな板
6 収納室
7 光源
8 隔壁
9 挿入口
10 蓋
11 面光源
12 反射体
13 光源移動装置
14 まな板移動装置
15 集光用反射体
16 集光レンズ
17 まな板収納具




 

 


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