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発明の名称 食器洗い機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−43183(P2006−43183A)
公開日 平成18年2月16日(2006.2.16)
出願番号 特願2004−229226(P2004−229226)
出願日 平成16年8月5日(2004.8.5)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 宮内 隆 / 木村 恭介 / 中山 哲也
要約 課題
食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができ、使い勝手を大幅に向上させた食器洗い機を実現する。

解決手段
本体1と、上方に開口し本体1から前後に引出し可能な洗浄槽2と、被洗浄物8を収納する食器かご12を備え、食器かご12は洗浄槽2の引出し動作に連動して上下するよう構成したもので、洗浄槽2を引出した時に、被洗浄物8が洗浄時の通常の位置より上方に位置しているので、被洗浄物8の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、上方に開口し前記本体から前後に引出し可能な洗浄槽と、被洗浄物を収納する食器かごを備え、前記食器かごは前記洗浄槽の引出し動作に連動して上下する食器洗い機。
【請求項2】
本体と、上方に開口し前記本体から前後に引出し可能な洗浄槽と、被洗浄物を収納する食器かごを備え、前記食器かごはその一部が前記洗浄槽の引出し動作に連動して上下する食器洗い機。
【請求項3】
食器かごは、洗浄槽の前方への引出し動作に連動して上昇する請求項1〜2のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項4】
上下する食器かごは、高さの低い被洗浄物をセットする部分とした請求項2〜3のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項5】
上下する食器かごは、洗浄槽の前方に位置する請求項2〜4のいずれか1項記載の食器洗い機。
【請求項6】
上下する食器かごは、洗浄槽の引出し動作の途中から上下する請求項2〜5のいずれか1項記載の食器洗い機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器等の被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗い機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、一般的な食器洗い機は、図6に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図6に示すように、食器洗い機本体1は、内部に洗浄槽2を設けており、洗浄槽2を前後に引出し可能としている。また、洗浄槽2は上方に開口していて、引出した時に上方からの出し入れが可能となっている。また、洗浄槽2内へは給水弁3により水または湯を供給するようにしている。ここで、その洗浄水の供給は、水位センサ(図示せず)を利用して適切な水位に設定し、給水弁3からの給水を自動的に止める。洗浄槽2の底部には排水孔4を設け、この排水孔4に連通し、モータによって駆動される洗浄ポンプ5を取り付け、この洗浄ポンプ5により洗浄水を洗浄槽2の内部に循環するよう構成している。また、排水孔4には残さいを捕集する残さいフィルタ6を具備している。さらに、洗浄槽2の上方には洗浄水の循環の際に、開口部からの洗浄水の漏れを防ぐ為に、内蓋2aを設けている。
【0004】
上記構成において動作を説明する。洗浄槽2内に供給された洗浄水は、残さいフィルタ6を通過して洗浄ポンプ5に吸い込まれ、洗浄ポンプ5より洗浄槽2の内底部に設けた洗浄ノズル7に供給される。洗浄ノズル7から噴射された洗浄水は、被洗浄物(食器)8を洗浄した後、再び排水孔4に戻るという経路で循環する。この際、被洗浄物8から脱落した残さい等は、洗浄水とともに残さいフィルタ6に流入し、この残さいフィルタ6を通過できない大きさの残さいは残さいフィルタ6に捕集される。
【0005】
また、洗浄ノズル7と洗浄槽2の底部との間には、洗浄水加熱用のヒータ9を装備し、洗浄ノズル7の上方には、被洗浄物8を整然と配置でき、洗浄水を効果的に被洗浄物8に噴射するように構成した食器かご10を設置して効率的に洗浄を行っている。さらに、制御手段11により、給水弁3や洗浄ポンプ5等の電装部品を駆動、制御している(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−17643号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来の構成では、洗浄槽の上方から被洗浄物(食器)をセット、取り出しをするため、洗浄槽の底の方にセットする食器を扱う場合に上体を曲げて行う場合もある。特に、深い洗浄槽を持つタイプの食器洗い機や、流し台の下側にビルトインする場合などは、洗浄槽及び食器かごの底面位置が低くなり、セットしづらいのが顕著になってくる。また、食器にも皿類のようにセットをしたときに扱う位置が高いものもあれば、茶碗類のように低いものも有るので、特に低い食器もセットしづらいのが顕著になってくる。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記目的を達成するために、本体と、上方に開口し前記本体から前後に引出し可能な洗浄槽と、被洗浄物を収納する食器かごを備え、前記食器かごは前記洗浄槽の引出し動作に連動して上下するようにしたものである。
【0009】
これにより、洗浄槽を引出した状態で食器かごが上昇しているので、そこにセットされている食器も洗浄時の通常の位置より上方に位置している。したがって、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の食器洗い機は、洗浄槽を引出した状態で食器かごが上昇しているので、そこにセットされている食器も洗浄時の通常の位置より上方に位置している。したがって、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
第1の発明は、本体と、上方に開口し前記本体から前後に引出し可能な洗浄槽と、被洗浄物を収納する食器かごを備え、前記食器かごは前記洗浄槽の引出し動作に連動して上下する構成としたもので、洗浄槽を引出した時に、食器が洗浄時の通常の位置より上方に位置しているので、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
【0012】
第2の発明は、本体と、上方に開口し前記本体から前後に引出し可能な洗浄槽と、被洗浄物を収納する食器かごを備え、前記食器かごはその一部が前記洗浄槽の引出し動作に連動して上下する構成としたもので、食器かごの一部で低い食器を配置する部分のみを上昇させることができる。これは、洗浄槽が浅い場合において、食器かごの全体が上がると、セット時の姿勢が高い食器が本体内の内蓋に対して先あたりして動作できなくなる場合が生ずる。その場合は、本発明のように食器かごの一部で低い食器を配置する部分のみを上昇させるのが有効である。このように、洗浄槽を引出した時に、食器のひっかかりも無く、低い食器が洗浄時の通常の位置より上方に位置しているので、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を向上することができる。
【0013】
第3の発明は、食器かごは、洗浄槽の前方への引出し動作に連動して上昇する構成としたもので、洗浄槽を引出して、実際に食器を出し入れする場合に食器が上昇しているので食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
【0014】
第4の発明は、上下する食器かごは、高さの低い被洗浄物をセットする部分とする構成としたもので、本当に上昇が必要な部分に限定することで、食器かご全面を上昇するのに比べて、大きさ的にも、重量的にも有利になるので、昇降機構の構成上において簡単で安価なものにすることができる。
【0015】
第5の発明は、上下する食器かごは、洗浄槽の前方に位置する構成としたもので、洗浄槽を引出す場合に、早く上方が開放される前方部分に上昇部があるので、食器が上昇しても内蓋に引っかかるといったことがほとんど無くすることができる。
【0016】
第6の発明は、上下する食器かごは、洗浄槽の引出し動作の途中から上下する構成としたもので、洗浄槽を引出す場合に、ある程度上方が開放された上体から食器かごが上昇し始めるので、食器が上昇しても内蓋に引っかかるといったことがほとんど無くすることができる。さらに、第5の発明とともに構成すると、洗浄槽の前方が開放されてから食器かごが上昇し始めるので、内蓋に引っかかるといったことが無く、確実に動作させることができる。
【0017】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0018】
(実施の形態1)
図1から図5に示すように、食器洗い機本体1は、内部に洗浄槽2を設けており、洗浄槽2は、上方に開放していて、上方からの被洗浄物(食器)8の出し入れが可能となっている。また、洗浄槽2の中に、2種類の食器かご12、13を設置している。食器かご12は、洗浄槽2の前方に配置しており、コップや湯のみ、茶碗といった、セット時に比較的高さの低い食器8aをセットするものである。そして、この食器かご12の下方の洗浄槽2の下面には、洗浄によって被洗浄物から洗い落とされた残さいを捕集する残さいフィルタ6が配設されている。
【0019】
食器かご13は、後方に配置しており、大きな皿等のセット時に比較的高さの高い食器8bをセットするものである。
【0020】
ここで、食器かご12は、本発明の重要な部分であり、洗浄槽2の前方への引出し動作によって上昇し、後方への収納動作によって下降する食器かごである。食器かご12は、2本の棒状の突起部12aを、洗浄槽2の左右側面に設けたそれぞれ一対のスリット17に嵌合させ、洗浄槽2の外側に貫通させている。この洗浄槽2の貫通部分は、当然ながら洗浄水が漏れないようにシールを行っている(図示していない)。
【0021】
洗浄槽2の外側には、食器かご12を上下させる為に、前記2本の突起部12aとを連結する連結部14、一端を連結部14に接続し他端を本体1の一部1aに固定したワイヤー15と、そのワイヤー15を円滑に動作させる為のプーリー16を配置している。これらの動作する機構部品は、当然ながら、製品としてはユーザに触れられないようなカバー(図示していない)を設けている。
【0022】
上記構成において動作、作用を説明する。図2、図3に示すように、洗浄槽2の側面両側にそれぞれ食器かご12の上下動の為の機構を配置している。図2に示す、洗浄槽2を本体1に入れた状態では、ワイヤー15はたるんだ状態になっており、連結部14及び食器かご12は下がった位置にある。次に、洗浄槽2を引出すと、ワイヤー15は一端を本体の一部1aに固定されているので、徐々にたるみが少なくなる。そして、ワイヤー15のたるみがなくなった時点から連結部14を引き上げるようになる。そのとき、プーリー16によりワイヤー15及び連結部14をスムーズに動かすことができる。そして、最前方まで引出した状態が図3の状態であり、連結部14及び食器かご12が最も上がった状態になっている。
【0023】
洗浄槽2の中の動きを見ると、図4、5のように皿等の高い食器8bをセットする食器かご13は上下動しないが、コップ等の低い食器8aをセットする食器かご12は、前述した、連結部14、ワイヤー15、プーリー16およびスリット17を備えた機構により、洗浄槽2の引出し状態で上下する。
【0024】
コップ等の低い食器8aをセットする食器かご12は本体1に収納されている場合は下がった状態であり、また、洗浄槽2を引出し始めても途中までは同様に下がった状態のままである。ワイヤー15のたるみがなくなり、さらに洗浄槽2を引張りだすと食器かご12は徐々に上昇する。このとき、食器かご12は前方に配置してあり、ワイヤー15のたるみがなくなって上昇し始める位置においては食器かご12の上方の空間はすでに本体1から外に出ているように構成してあるので、食器かご12にセットした食器8aは上昇しても内蓋2aや本体1の一部分に干渉することは無い。
【0025】
また、図3に示す、洗浄槽2を最前方まで引出した状態から、洗浄槽2を後方に向けて押込むと、洗浄槽2の後方へ移動するのに伴って、食器かご12は、自身およびそれに収容された食器8aの重量により連結部14とともに下降する。そして、連結部14がスリット17の最下方まで下降した後は、ワイヤー15がたるんでいき、洗浄槽2が本体1内に収納された図2の状態に戻る。
【0026】
以上のように、本実施の形態においては、高さの低い被洗浄物8aをセットする部分の食器かご12を洗浄槽2の前方に配置し、洗浄槽2の引出し動作に連動して上下するようにしたものであり、その上昇の開始時を引出しの途中としたことで、洗浄槽2の引出し時に、本体1や内蓋2aに対して食器8aのひっかかりも無く確実に動作することができる。
【0027】
また、洗浄槽2を引出した時に、食器8aが洗浄時の通常の位置より上方に位置しているので、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができる。
【0028】
さらに、本当に上昇が必要な部分に限定することで、食器かご全面を上昇するのに比べて、大きさ的にも、重量的にも有利になるので、昇降機構の構成上において簡単で安価なものにすることができる。
【0029】
また、食器かご12が上昇している状態では、食器かご12と食器かご13の間にスペースができているので、残さいフィルタ6を掃除の際に容易に取り出すことができるので、非常に使い勝手の良い食器洗い機が実現できる。
【0030】
ここで、食器洗い機本体1が十分深い場合や、上昇距離が短い場合で、中にセットした被洗浄物8が本体1や内蓋2aに対して干渉しなければ食器かご10全体を上げても何ら差し支えは無い。また、高さの低い被洗浄物8aをセットする部分の食器かご12が前方に無くても、同様に本体1や内蓋2aに対して干渉しなければ何ら差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0031】
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、被洗浄物(食器)を収納する食器かごを洗浄槽の引出し動作に連動して上下するようにしたものであり、洗浄槽を引出した時に、食器が洗浄時の通常の位置より上方に位置しているので、食器の出し入れを行う時に上体をかがめなくても、簡単に食器を扱うことができるようになり、食器洗い機の使い勝手を大幅に向上することができるので、食器等の被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗い機として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施の形態1の食器洗い機の斜視図
【図2】同食器洗い機の洗浄槽を本体に収納した状態を示す動作概念図
【図3】同食器洗い機の洗浄槽を本体から引出した状態を示す動作概念図
【図4】同食器洗い機の洗浄槽を本体に収納した時の食器かごの状態を示す概念図
【図5】同食器洗い機の洗浄槽を本体から引出した時の食器かごの状態を示す概念図
【図6】従来の食器洗い機の縦断面図
【符号の説明】
【0033】
1 本体
2 洗浄槽
8 被洗浄物
12 食器かご
14 連結部
15 ワイヤー
16 プーリー
17 スリット




 

 


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