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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−6609(P2006−6609A)
公開日 平成18年1月12日(2006.1.12)
出願番号 特願2004−187706(P2004−187706)
出願日 平成16年6月25日(2004.6.25)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 伊藤 幸一 / 仲本 博司 / 奥島 雅史
要約 課題
集塵部の内部に付着し堆積した塵埃を効果的に除塵でき、吸引風の低下を減少し、集塵性能を向上させた使い勝手の良い電気掃除機を提供する。

解決手段
電動送風機22と、前記電動送風機22に連通する集塵室27と、前記集塵室27を開閉自在に覆う集塵蓋28と、前記集塵室27内に着脱自在に設けられると共に塵埃を捕集する集塵部30を有する集塵ボックス29を備え、前記集塵ボックス29に、前記集塵部30に付着した塵埃を除く除塵手段37を配設したもので、除塵手段37と、集塵部30が近くなり集塵部30に大きな振動など大きな除塵力を伝えることができる。その結果、確実に集塵部30に付着した塵埃を効率的に除塵できることで、効率的な徐塵効果が実現できる。さらに、除塵により吸引風の抵抗が低減し、吸い込み性能の低下を防止でき、また、掃除機本体の集塵室27内の構成が簡単となり組立て性が良好となる。
特許請求の範囲
【請求項1】
電動送風機と、前記電動送風機に連通する集塵室と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に着脱自在に設けられると共に塵埃を捕集する集塵部を有する集塵ボックスを備え、前記集塵ボックスに、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設したことを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】
電動送風機を内蔵した電動送風機室と、前記電動送風機室と集塵室とを連通する連通口を備え、除塵手段を集塵ボックスの後方で、かつ前記連通口近傍に配設した請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項3】
除塵手段は集塵部に動作を加えるとともに、前記除塵手段を、掃除機本体の長手方向に対して略直角に配列した請求項1又は2に記載の電気掃除機。
【請求項4】
除塵手段を掃除機本体の長手方向に対して略直角に配列し、前記除塵手段に、集塵部の上部の少なくとも一部を覆う突出部を設けた請求項1又は2に記載の電気掃除機。
【請求項5】
突出部を、掃除機本体の長手方向に対して鈍角に傾斜させた請求項4に記載の電気掃除機。
【請求項6】
突出部を軟質材で形成した請求項4又は5に記載の電気掃除機。
【請求項7】
除塵手段に通気性を有する開口部を複数形成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
【請求項8】
除塵手段に前記除塵手段を駆動する電気負荷を配設し、前記除塵手段に前記電気負荷に電気的に接続された端子Aを設け、前記端子Aに電源を給電する端子Bを集塵室内に設け、集塵ボックスを前記集塵室内に装着した時に、前記端子Aと前記端子Bとが通電接続されるようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
【請求項9】
端子A及び端子Bを、集塵室下部に配置した請求項8に記載の電気掃除機。
【請求項10】
端子Aの端子B側の端部、前記端子Bの前記端子A側端部の少なくとも一方を略円弧状に形成した請求項8又は9に記載の電気掃除機。
【請求項11】
端子Aの両端にガイドリブを設けた請求項8〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機。
【請求項12】
端子Bの両端に、前記端子Bを覆う保護体を設けた請求項8〜11のいずれか1項に記載の電気掃除機。
【請求項13】
集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に配され塵埃を捕集する集塵部とを具備し、前記集塵蓋に、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設してなる電気掃除機。
【請求項14】
除塵手段を、掃除機本体の長手方向に対して略水平方向に配設した請求項13に記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機に関するもので、特に除塵手段を備えた電気掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の電気掃除機として、特許文献1に示されるようなものがあった。
【0003】
以下に、図13を用いて、上記特許文献1に開示された内容を説明する。
【0004】
電気掃除機の掃除機本体1の後方には、吸引用の電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が設けられ、前記掃除機本体1の前方には集塵袋4を内蔵した集塵室5が備えられている。前記電動送風機室3と前記集塵室5は、掃除機本体1に設けられた隔壁6によって区画されており、前記隔壁6に設けた連通口8に対向する集塵袋4の面aに付着する塵埃を除塵する除塵手段9が、掃除機本体1の集塵室5内に配設されている。
【0005】
前記除塵手段9は、制御手段10にて振動させられる振動板11により集塵袋4の面aを叩く構成としている。
【0006】
上記構成により、電動送風機2で生成される吸引風で吸込まれた塵埃が前記集塵袋4に蓄積した時に、前記振動板11により、集塵袋4面aに、付着した塵埃を叩き除塵することで、空気抵抗を緩和させ吸い込み力の低下を防止することができるものである。
【特許文献1】特開平5―91962号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1には、掃除機本体1における集塵室5内の除塵手段9の配置固定方法が明確に開示されていない為、除塵手段9が集塵袋4に与える振動が確実に集塵袋4の面aに伝達されず、確実かつ、効率的な除塵効果が望めないという問題点が容易に推定される。また、集塵室5内に除塵手段9を構成することにより、掃除機本体1への除塵手段9の取付け構造が非常に複雑となり組立性が悪く、また最悪除塵手段9と掃除機本体1との取付け部より吸引風が漏れ、集塵性能が低下するという課題もあった。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を確実にしかも効果的に除塵でき、吸引風の低下が少なく集塵性能に優れた電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、電動送風機と、前記電動送風機に連通する集塵室と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に着脱自在に設けられると共に塵埃を捕集する集塵部を有する集塵ボックスを備え、前記集塵ボックスに、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設したもので、除塵手段と集塵部が近くなり集塵部に大きな振動など大きな除塵力を伝えることができ、その結果、確実に集塵部に付着した塵埃を効率的に除塵できる。さらに、除塵により吸引風の抵抗が低減し、吸い込み性能の低下を防止でき、また、掃除機本体の集塵室内の構成が簡単となり組立て性が良好となる。
【0010】
また、本発明の電気掃除機は、集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に配され塵埃を捕集する集塵部とを具備し、前記集塵蓋に、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設したもので、掃除機本体を長手方向に大きくすることなく除塵効果を発揮することができ、小型化が可能となる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の電気掃除機は、集塵部の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下が少なく、集塵性能にも優れているものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
第1の発明は、電動送風機と、前記電動送風機に連通する集塵室と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に着脱自在に設けられると共に塵埃を捕集する集塵部を有する集塵ボックスを備え、前記集塵ボックスに、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設したもので、除塵手段と集塵部が近くなり集塵部に大きな振動など大きな除塵力を伝えることができ、その結果、確実に集塵部に付着した塵埃を効率的に除塵できる。さらに、除塵により吸引風の抵抗が低減し、吸い込み性能の低下を防止でき、また、掃除機本体の集塵室内の構成が簡単となり組立て性が良好となる。
【0013】
第2の発明は、特に、第1の発明の電動送風機を内蔵した電動送風機室と、前記電動送風機室と集塵室とを連通する連通口を備え、除塵手段を集塵ボックスの後方で、かつ前記連通口近傍に配設したもので、集塵部の吸引風が通過し塵埃の付着が最も多い部分の除塵が可能となり、除塵手段による除塵効果の拡大が図れるものとなる。
【0014】
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の除塵手段は、集塵部に動作を加えるとともに、前記除塵手段を、掃除機本体の長手方向に対して略直角に配列したもので、集塵室の小スペース内に除塵手段を構成するのが容易となり、掃除機本体を小型化することができる。
【0015】
第4の発明は、特に、第1又は第2の発明の除塵手段を掃除機本体の長手方向に対して略直角に配列し、前記除塵手段に、集塵部の上部の少なくとも一部を覆う突出部を設けたもので、集塵部に除塵動作を加える面積が増え、確実に集塵部に付着した塵埃をしかも効率的に徐塵することができる。
【0016】
第5の発明は、特に、第4の発明の突出部を、掃除機本体の長手方向に対して鈍角に傾斜させたもので、集塵ボックスから集塵部を捨てる際、突出部が集塵部に引っ掛かることがなく容易に廃棄することができる。
【0017】
第6の発明は、特に、第4又は第5の発明の突出部を軟質材で形成したもので、集塵ボックスから集塵部を捨てる際、突出部で集塵部を傷つけることがなく、また、集塵ボックスから集塵部を捨てる際、軟質材の突出部が弾性変形することによって突出部が集塵部に引っ掛かることなく容易に廃棄することができる。
【0018】
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の除塵手段に通気性を有する開口部を複数形成したもので、電動送風機で発生する吸引風は、そのまま通気性を有する除塵手段の開口部を通過できるため、吸引風を迂回させる必要もなく、吸引風の抵抗を低減することにより、吸い込み性能の低下を防止することができる。
【0019】
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の除塵手段に前記除塵手段を駆動する電気負荷を配設し、前記除塵手段に前記電気負荷に電気的に接続された端子Aを設け、前記端子Aに電源を給電する端子Bを集塵室内に設け、集塵ボックスを前記集塵室内に装着した時に、前記端子Aと前記端子Bとが通電接続されるようにしたもので、掃除機本体に配設する端子B及び、集塵ボックスに配設される端子Aがそれぞれ別けられて構成される為、掃除機本体に配設する端子Bの取付け構成及び、集塵ボックスに配設される端子Aの取付け構成の形状が金型上複雑にすることなく簡単にできる。結果的に、組立て性が向上するとともに安価にすることが可能となる。
【0020】
第9の発明は、特に、第8の発明の端子A及び端子Bを、集塵室下部に配置したもので、電動送風機による吸引風の流れを妨げることなく、吸引風の抵抗を低減することにより、吸い込み性能の低下を防止することができる。
【0021】
第10の発明は、特に、第8又は第9の発明の端子Aの端子B側の端部、前記端子Bの前記端子A側端部の少なくとも一方を略円弧状に形成したもので、外力に対し、略円弧状形状が弾性にて吸収し、端子A及び、端子Bの耐久性を向上させる。
【0022】
第11の発明は、特に、第8〜10のいずれか1つの発明の端子Aの両端にガイドリブを設けたもので、端子Aに外力が加わることなく、端子Aの強度、耐久性を向上させる。
【0023】
第12の発明は、特に、第8〜11のいずれか1つの発明の端子Bの両端に、前記端子Bを覆う保護体を設けたもので、端子Bに外力が加わることなく、端子Bの強度、耐久性を向上させることができる。
【0024】
第13の発明は、集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵室を開閉自在に覆う集塵蓋と、前記集塵室内に配され塵埃を捕集する集塵部とを具備し、前記集塵蓋に、前記集塵部に付着した塵埃を除く除塵手段を配設したもので、掃除機本体を長手方向に大きくすることなく除塵効果を発揮することができ、小型化も可能となる。
【0025】
第14の発明は、特に、第13の発明の除塵手段を、掃除機本体の長手方向に対して略水平方向に配設したもので、除塵手段による除塵作用が集塵部の上方から加わることになり、集塵部に付着した塵埃が自重で下方にすべり落ちやすくなり、効率的で確実に徐塵効果を発揮することができる。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
【0027】
(実施の形態1)
以下に、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機について、図1〜10を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機の掃除機本体の断面図、図3は、同掃除機本体から集塵ボックスを取外した時の動作図、図4は、同電気掃除機の集塵蓋を開いた状態の同掃除機本体の斜視図、図5は、同集塵ボックス及び除塵手段の部品構成を示した斜視図、図6は、同除塵手段を示した部分断面図、図7は、同集塵ボックスから集塵部を取外す時の動作図、図8は、同除塵手段を示した断面正面図である。
【0028】
図1において、電気掃除機の掃除機本体12は、一端に手元ハンドル13を、他端にホース継ぎ手14を有するホース15を介して延長管16を連結し、延長管16に取り付けられ塵埃を吸引する吸込具17に連通している。また、掃除機本体12の前方底部に1個の前輪キャスター18が、後方には一対の後輪19が回転自在に設けられている。
【0029】
この掃除機本体12は、図2に示すように、下本体20と上本体21とで外郭を構成している。この掃除機本体12の後方側には、電動送風機22を収納する電動送風機室32が配設されており、電動送風機22は、吸引風を発するもので、前方が第1サポートゴム23で支持され、後方が第2サポートゴム24を介して第1モーターカバー25と第2モーターカバー26により支持され、下本体20に装着、固定されるようになっている。
【0030】
掃除機本体12の前方側には、集塵室27が形成され、集塵室27上方には、この集塵室27を開閉自在に閉鎖する集塵蓋28を有している。また、集塵室27内には集塵ボックス29が配設されている。この集塵ボックス29は、上方が開放され略箱状に形成されており、内側には、塵埃を捕集する紙袋などからなる集塵部30が着脱自在に具備されており、集塵ボックス29の両端には集塵ボックス29を持運ぶ把手部31が回動自在に設けられている。
【0031】
集塵ボックス29は、図3に示されるように、集塵蓋28を開くことより、集塵室27内から容易に取出すことが可能で、集塵室27内に着脱自在に装着されるようになっている。
【0032】
図2において、電動送風機室32と集塵室27を仕切る仕切壁33は、下本体20より設けられており、この仕切壁33の上方にはパッキン34が設けられており、パッキン34にて集塵室27内の空気タイトを行い気密性を確保している。電動送風機22の前方に位置する仕切壁33には、電動送風機22と集塵室27とを連通する連通口35が設けられており、また、集塵ボックス29後方には、集塵部30外面に臨んで、振動動作を与える振動板36を備えた除塵手段37が設けられている。
【0033】
次に、除塵手段37の構成及び動作の詳細を図4、図5、図6及び図8にて説明する。
【0034】
アーム38はリング状のゴム製ブッシング39を介して本体ケース40に固定されている。本体ケース40内には、電気負荷となる電磁石41、42が配設されており、またこの電磁石41と電磁石42の吸引作用面と対向して平行に磁石43が配設されている。この磁石43は、可動板44を先端部に固着されている。可動板44の磁石43と反対側の一端はゴム製のスリーブ45を介してネジ46により、可動板44が回動自在となるように本体ケース40に固定されている。
【0035】
アーム38及び本体ケース40は、集塵ボックス29後方下部内に格納され蓋カバー47で、ねじ等で固定されている。
【0036】
可動板44より立設した中空円柱状のアーム38は、集塵ボックス29内へ突出しており、このアーム38に振動板36が着脱自在に挿入嵌合されている。
【0037】
図示しない振動制御回路によりスイッチ(図示せず)がONされ、電磁石41、42にAC100V電源が通電されると、電磁石41、42に生じた磁界により先端部に磁石43を固着した可動版44はネジ46で回動自在に支持された一端を支点として、アーム38がゴム製ブッシング39を前後に撓ませながら矢印48、49方向へAC100V電源の電源周波数(50Hzまたは60Hz)に応じた周期で振動する。その振動はアーム38を介して振動板36に伝えられ、振動板36も同様に矢印48、49方向へ振動し、集塵部30の外面を振動させ除塵を行なうものである。
【0038】
以上のように構成された除塵手段37について、以下その動作、作用を説明する。
【0039】
集塵ボックス29に配設された除塵手段37と、集塵部30は、確実に近傍に配置される為、集塵部30に大きな振動を伝へ、集塵部30に付着し堆積した塵埃をはたき落とすことができる。その結果、吸引風の低下を減少させ吸引効率を良化させることができるものとなる。
【0040】
図2、図6において、振動板36を備えた除塵手段37は、電動送風機22と、集塵室27とを連通する連通口35の吸気上流側で集塵ボックス29後方に設けられている。このことにより吸引風が通過し塵埃の付着が最も多い集塵部30の除塵が可能となる。その結果、除塵手段37における除塵効果の拡大が図れるものとなる。
【0041】
また、図2、図6に示すように、除塵手段37及び振動板36は、集塵ボックス29後方で、掃除機本体12の長手方向に対して略直角に配列されている。このことより、集塵室27内のスペースを有効活用でき、掃除機本体12を長手方向に大きくすることなく掃除機本体12の小型化が図れる。
【0042】
図6に示すように、除塵手段37の振動板36の上方には、集塵部30の上部を覆うように突出部50が設けられており、突出部50の下端には、コの字状部51が形成されており、前記振動板36の上部を覆い固定されている。このことより、除塵手段37と連動している振動板36と、集塵部30との接触面積が拡大され除塵効果の拡大が図れるものとなる。
【0043】
また、図6において、振動板36に備えた突出部50は、掃除機本体12の長手方向に対して鈍角に傾斜されている。このことより、図7において、集塵部30が塵埃で満杯になり集塵ボックス29から集塵部30を捨てる際、集塵ボックス29に形成された把手部31をA方向に回動させ、集塵ボックス29の上方が開放された面を床面方向に向けると、集塵部30は自重ですべり落ち、集塵ボックス29から自然落下する。この時、突出部50は、鈍角に形成されている為、集塵部30が引っ掛かることなく容易に廃棄できる。
【0044】
また、振動板36に備えた突出部50を、軟質材で形成することにより、図7に示すように、塵埃で満杯になった集塵部30を集塵ボックス29から捨てる際、集塵ボックス29に形成された把手部31をA方向に回動させ、集塵ボックス29の上方が開放された面を床面方向に向けることより、集塵部30は自重ですべり落ち、集塵ボックス29から自然落下される。この時、突出部50は、軟質材の弾性によりB方向に傾き集塵部30が引っ掛かることなく容易に廃棄ができる。さらに、突出部50で集塵部30に傷つけたり破ったりすることが無いので信頼性が向上する。
【0045】
また、図6、図8に示すように、電動送風機22と集塵室27とが連通する連通口35の吸気上流側で集塵ボックス29後方に設けられている除塵手段37の振動板36に通気性を有する複数個の開口部52が形成されている。
【0046】
上記構成により、除塵手段37である振動板28は、連通口35に対向した位置に配設されているが、電動送風機22で発生する吸引風は、集塵部30を通過してそのまま開口部52を通過していく為、吸引風を迂回させる必要もなく、集塵部30に付着した塵埃を除塵するとともに、吸引風の通風抵抗が低減され、吸い込み性能の低下を防止することができる。
【0047】
次に、除塵手段37への電源供給構成について、説明する。
【0048】
図5、図6、図9に示すように、除塵手段37の本体ケース40内には、電磁石41と電磁石42に電源を供給するための導線53が設けられ、その導線53の一端には電源を導通させる端子A55が具備されている。この端子A55は蓋カバー47に、ねじ等で固定されている。
【0049】
また、端子A55の一端は、蓋カバー47に設けられた孔56より外部に突出されている。また、掃除機本体12で集塵室27外の凹部58には、端子A55と相対側で、端子A55に振動制御回路からの電源を給電するための端子B57が配設されており、端子B57は裏蓋59に係止されている。裏蓋59は、掃除機本体12にねじ等で固定されている。また、端子B57の一端は、集塵室27の凹部58に設けられた穴60より突出されている。
【0050】
61は、集塵室27に設けられた穴60から空気がリークするのを防止する為に設けられたパッキンである。集塵ボックス29を、集塵室27内に収めることにより、前記端子A55と前記端子B57が互いに当接し電気的に接続され、除塵手段37に電源を供給し振動動作させるようになっている。
【0051】
以上のように構成された除塵手段37について、以下その動作、作用を説明する。
【0052】
端子A55と端子B57をそれぞれ別々に、集塵ボックス29に構成された蓋カバー47、掃除機本体12に構成された裏蓋59に配置させている為、集塵ボックス29及び、掃除機本体12の端子取付け構成の形状が金型上複雑にすることなく簡単にできる。その結果、組立て性が向上するとともに安価に除塵手段37を形成することができる。
【0053】
また、図6、図9に示すように、集塵ボックス29に構成された蓋カバー47に係止されている端子A55及び、掃除機本体12に構成された裏蓋59に係止されている端子B57は、集塵室27の下部に配置形成されているので、集塵部30を通過して連通口35に吸引される吸引風は、端子A55と端子B57の端子取付け構成部を連通することがなく、吸引風を妨げることなく吸込み性能の低下を防止する。
【0054】
また、図10に示すように、端子A55と端子B57の互いに当接する側の端部は、略円弧状62に形成されている。このことにより端子A55及び、端子B57に加わる外力が、略円弧状62形状により弾性的に吸収され、端子A55及び、端子B57の強度、耐久性が向上する。
【0055】
さらに、図9、図10に示すように、除塵手段37の端子A55の両端に沿うように、端子A55を覆うガイドリブ63が蓋カバー47に一体的に形成されている。これによって、端子A55の保護を行い、端子A55の強度、耐久性の向上が図れる。
【0056】
同じく図9、図10に示すように、端子B57の両端に、端子B57を覆う保護体64が掃除機本体12で集塵室27の凹部58に形成し、端子B57の保護を行い、端子B57の強度、耐久性の向上を図っている。
【0057】
(実施の形態2)
図11は、本発明の第2の実施の形態における電気掃除機の掃除機本体の断面図であり、図12は、同電気掃除機の要部断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0058】
図11、図12において、掃除機本体12の前方側には、集塵室27が形成され、集塵室27上方には、この集塵室27を開閉自在に閉鎖する集塵蓋28を有している。集塵室27内には、塵埃を捕集する紙袋等からなる集塵部30が具備されている。電動送風機室32と集塵室27を仕切る仕切壁33が形成され、この仕切壁33の上部にパッキン34が具備されており、パッキン34を介して集塵蓋28から形成されたタイトリブ65によって、集塵室27内のエアータイトを行い気密性を確保している。仕切壁33には、連通口35が設けられて、電動送風機22と集塵室27とが連通するようになっている。
【0059】
また、集塵蓋28の後方で、タイトリブ65には、集塵部30外面に臨んで、振動動作を与える振動板36を備えた除塵手段37が設けられている。
【0060】
この除塵手段37の構成及び動作の詳細を説明する。
【0061】
図12に示すように、集塵蓋28の後方で、タイトリブ65の凹み部66には、アーム38及び本体ケース40等が格納され蓋67で、ねじ等で固定されている。
【0062】
アーム38はリング状のゴム製ブッシング39を介して本体ケース40に固定されている。本体ケース40内には、電磁石(図示せず)が具備されており、電磁石(図示せず)に電源が通電されると、電磁石(図示せず)に生じた磁界により先端部に磁石(図示せず)を固着した可動版44を振動させる。これら除塵手段37の構成、動作、作用は、実施の形態1で述べた構成と同一である。
【0063】
可動板44より立設した中空円柱状のアーム38は、集塵室27内へ突出しており、このアーム38には振動板36が着脱自在に挿入嵌合されている。
【0064】
以上のように構成された除塵手段37について、以下その動作、作用を説明する。
【0065】
集塵蓋28に除塵手段37を配置することより、掃除機本体12の集塵室27内のスペースを有効に活用し、掃除機本体12の長手方向の全長を長くすることなく無駄な空間をなくし、ひいては掃除機本体12の小型化を図りながら集塵部30の除塵が可能となる。また、図11、図12に示すように、集塵蓋28に配設した除塵手段37は、掃除機本体12の上方で長手方向に対して略水平方向に配設されている。
【0066】
これにより、掃除機本体12の高さ方向を小さくすることが可能となり、且つ、除塵手段37は集塵部30の上方から振動を伝えることによって、集塵部30に付着した塵埃は、自重で下方に落ちやすくなり、効率的で確実に除塵効果の拡大が図れるものとなる。
【0067】
徐塵が実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0068】
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、集塵部の内部に付着し堆積した塵埃を効果的に除塵でき、吸引風の低下を減少し、集塵性能を向上させることができ、家庭、業務用の電気掃除機、集塵機に広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0069】
【図1】本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図
【図2】同電気掃除機の掃除機本体の断面図
【図3】同掃除機本体から集塵ボックスを取外した時の動作図
【図4】同電気掃除機の集塵蓋を開いた状態の同掃除機本体の斜視図
【図5】図集塵ボックス及び、除塵手段の部品構成を示した斜視図
【図6】図除塵手段を示した部分断面図
【図7】同集塵ボックスから集塵部を取外す時の動作図
【図8】同除塵手段を示した断面正面図
【図9】同除塵手段の要部断面正面図
【図10】同除塵手段の端子形状を示した部分断面図
【図11】本発明の実施の形態2における電気掃除機の掃除機本体の断面図
【図12】同電気掃除機の集塵蓋の要部断面図
【図13】従来の電気掃除機の掃除機本体の一部構成図
【符号の説明】
【0070】
12 掃除機本体
22 電動送風機
27 集塵室
28 集塵蓋
29 集塵ボックス
30 集塵部
32 電動送風機室
35 連通口
37 除塵手段
41、42 電磁石(電気負荷)
50 突出部
52 開口部
55 端子A
57 端子B
63 ガイドリブ
64 保護体




 

 


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