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発明の名称 コンバインの刈取部回動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2006−204120(P2006−204120A)
公開日 平成18年8月10日(2006.8.10)
出願番号 特願2005−17089(P2005−17089)
出願日 平成17年1月25日(2005.1.25)
代理人
発明者 藤田 靖 / 上路 嘉隆
要約 課題
穀稈を刈取り移送する刈取機を一方側の側方外側へ回動移動操作したときには、エンジンの回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に自動で変更しようとするものである。

解決手段
穀稈を刈取り移送する刈取機4を伸縮シリンダ17で昇降回動移動自在で、又、側方外側へ回動装置5で回動移動操作自在に設け、刈取機4を側方外側へ回動移動操作したときには、エンジン23の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に制御装置37で変更制御する構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車台(2)の前方部には、穀稈を刈取り移送する刈取機(4)と、該刈取機(4)を昇降回動移動する伸縮シリンダ(17)と、該刈取機(4)の後方部で走行車台(2)の上側には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機(11)と、刈取機(4)を側方外側へ回動移動させる四点リンク機構(6)の前・後支持フレーム(7),(8)等とよりなる回動装置(5)と、走行車台(2)の上側には、各部を回転駆動する電子ガバナ(23a)を装着したエンジン(23)等とを設けたコンバインにおいて、前記刈取機(4)を側方外側へ開操作時には、エンジン(23)の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に制御する制御装置(37)を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置。
【請求項2】
前記刈取機(4)を側方外側へ回動装置(5)で回動移動させる構成において、刈取機(4)を側方外側へ開操作時には、脱穀機(11)を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー(36d)の操作で脱穀クラッチ(46a)が「入」操作されると、エンジン(23)を停止制御する制御装置(37)を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置。
【請求項3】
前記刈取機(4)を側方外側へ回動装置(5)で回動移動させる構成において、刈取機(4)を収納位置でロックしない状態でコンバインが走行すると、エンジン(23)を停止制御する制御装置(37)を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
走行車台の前部には、穀稈を刈取り移送する刈取機を設け、この刈取機を伸縮シリンダで昇降回動移動自在で、又、側方外側へ回動移動させる、四点リンク機構の前・後支持フレームを設け、刈取機を側方外側へ回動移動操作時には、エンジンの回転数をアイドリング回転数に制御する制御装置を設けた構成の技術であり、コンバインの刈取部回動装置として利用できる。
【背景技術】
【0002】
コンバインは、特開2002−95335号公報の如く走行車台の上側の前右側部には、搭乗運転部を載置すると共に、上側の後左側部には、脱穀部を設け、この脱穀部の前側には、刈取部を設けた構成である。
【0003】
前記刈取部を支持する前後向きの筒状フレームを設けると共に、この筒状フレームの上端部には、左右方向の横向きの筒状フレームを設けて、刈取部を支持させた構成である。横向きの筒状フレームの左側端部には、支持構成体を設け、この支持構成体に設けた縦軸を回動中心として、刈取部は、左外側へ回動自在な構成である。
【0004】
前記刈取部を左外側のメンテナンス位置へ回動させて、この刈取部、及びこの刈取部の下部に設けた各部品のメンテナンスを行うときには、支持構成体に設けたロックピンを抜き取り、及び前後向きの筒状フレームに設けた油圧シリンダ等を取り外しを行った後に、刈取部を左外側へ回動移動させて、ロックピンを最大回動位置へ挿入してロックし、メンテナンスを行う。
【0005】
又、穀稈を刈取り作業のときには、前記脱穀部の前側で、搭乗運転部の横側へ位置させて設けた刈取部で、穀稈は刈取りされて移送され、脱穀部へ供給されて脱穀される。この刈取部を側方外側へ開操作時には、各部を回転駆動するエンジンの回転数をアイドリング回転数等に変更制御する機構を有しない構成である。
【特許文献1】特開2002−95335号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
刈取部を左外側のメンテナンス位置へ回動移動させるときは、ロックピンを抜取りして回動するが、刈取部は前方下部へ荷重が掛かっていることにより、このロックピンの抜取り、及び挿入が困難であったり、又、支持部が強度上若干弱いことがあったり、刈取部が片持ち支持であることにより、大きく回動させることができない等があったり、更に、刈取部の回動移動をスムーズにしようとするものであり、刈取部を回転移動操作したときであっても、各部を回転駆動するエンジンの回転数は、低回転数へ変更制御されないことにより、危険なことがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の前方部には、穀稈を刈取り移送する刈取機4と、該刈取機4を昇降回動移動する伸縮シリンダ17と、該刈取機4の後方部で走行車台2の上側には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機11と、刈取機4を側方外側へ回動移動させる四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8等とよりなる回動装置5と、走行車台2の上側には、各部を回転駆動する電子ガバナ23aを装着したエンジン23等とを設けたコンバインにおいて、前記刈取機4を側方外側へ開操作時には、エンジン23の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に制御する制御装置37を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置としたものである。
【0008】
前記走行車台2の前方部には、穀稈を刈取り移送する刈取機4を設け、この刈取機4を側方外側へ回動移動させる四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8等よりなる回動装置5により、回動移動する構成である。
【0009】
前記走行車台2の上側には、コンバインの各部を回転駆動する電子ガバナ23aを装着したエンジン23を設け、このエンジン23の電子ガバナ23aが制御装置37で制御され、コンバインの各部の回転数が変更制御される構成としている。
【0010】
前記刈取機4を伸縮シリンダ17の作動により、上昇回転移動操作後に、この刈取機4を一方側の、例えば、左側方外側へ回動移動操作したときには、この回動移動操作に連動して、制御装置37により、エンジン23の電子ガバナ23aが制御されて、エンジン23の回転数を、アイドリング回転数、又は所定の低回転数に変更制御される。
【0011】
又、穀稈を刈取り作業時には、前記走行車台2の前方部で、この走行車台2に略直角位置へ回動装置5の前・後支持フレーム7,8で回動移動された、刈取機4で穀粒は刈取りされ、後方上部へ移送され、脱穀機11へ供給されて引継ぎされ、この脱穀機11で脱穀される。
【0012】
請求項2に記載の発明においては、前記刈取機4を側方外側へ回動装置5で回動移動させる構成において、刈取機4を側方外側へ開操作時には、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー36dの操作で脱穀クラッチ46aが「入」操作されると、エンジン23を停止制御する制御装置37を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置としたものである。
【0013】
前記刈取機4を伸縮シリンダ17の作動により、上昇回転移動操作後に、この刈取機4を一方側の、例えば、左側方外側へ開操作したときには、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー36dの操作により、脱穀クラッチ46aが「入」操作されると、制御装置37により、コンバインの各部を回転駆動するエンジン23が停止制御され、このコンバインで穀稈の収穫ができなくなる。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、前記刈取機4を側方外側へ回動装置5で回動移動させる構成において、刈取機4を収納位置でロックしない状態でコンバインが走行すると、エンジン23を停止制御する制御装置37を設けたことを特徴とするコンバインの刈取部回動装置としたものである。
【0015】
前記刈取機4を伸縮シリンダ17の作動により、上昇回転移動操作後に、この刈取機4を一方側の、例えば、左側方外側へ回動移動操作したときには、この刈取機4は収納位置の元位置へ復元される。収納位置でロックしていない状態で、コンバインが走行操作されて、走行が開始されると、制御装置37により、コンバインの各部を回転駆動するエンジン23が停止制御され、このコンバインで穀稈の収穫ができなくなる。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明においては、穀稈を刈取り移送する刈取機4を設け、この刈取機4を昇降回動自在であると共に、側方外側へ回動移動自在であり、この刈取機4を側方外側へ回動移動操作時には、エンジン23の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に制御装置37により、変更制御する構成としたことにより、刈取機4の上下、及び機体2の動きが遅くなり、この刈取機4の回動部に掛かる過大な力を防止することができる。又、車速が遅くなることにより、急発進、急停止、急旋回を防止できる。更に、回動部材の破損を防止でき、軽量化が図れる。
【0017】
請求項2に記載の発明においては、前記刈取機4を側方外側へ開操作時には、脱穀機11を始動、及び停止する脱穀クラッチ46aが「入」操作されると、エンジン23は制御装置37で停止制御されることにより、脱穀機11が回転駆動されないことで、運転作業者の安全保護、及び刈取機4の干渉による破損が防止できる。
【0018】
請求項3に記載の発明においては、前記刈取機4を側方外側へ回動移動操作時には、この刈取機4を収納位置でロックしない状態のままで、コンバインが走行すると、制御装置37でエンジン23が停止制御されることにより、急停止、前傾斜等で、刈取機4が自然に開状態になることを、未然に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前方部には、穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取機4を設けた構成である。又、走行車台2の上側には、刈取機4から供給を受ける穀稈を引継ぎし、挟持移送中に脱穀する脱穀機11を載置した構成である。刈取機4を側方外側へ回動移動させる四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8等よりなる回動装置5と、コンバイン1の各部を回転駆動する電子ガバナ23aを設けたエンジン23等とを、走行車台2の上側へ載置して設けた構成である。刈取機4を側方外側へ回動移動操作したときには、エンジン23の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に変更制御する制御装置37は、操作装置36へ内装して設けた構成である。刈取機4を回動移動させる回動装置5と、この刈取機4を回動移動したときのエンジン23の制御等とを主に図示して説明する。
【0020】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図18で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の上側には、穀稈を脱穀する脱穀機11を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機4で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機4で後方上部へ移送され、脱穀機11のフィードチェン12aと、挟持杆12bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機11の右横側の上側に配設した穀粒貯留タンク11a内へ一時貯留される。
【0021】
前記走行車台2の前方部には、図18で示す如く刈取機4を側方外側へ回動移動自在に設け、この刈取機4は、前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド14a、及び各分草体14bと、立毛穀稈を引起す各引起装置14cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置15の各掻込装置15aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置14dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機11のフィードチェン12aと、挟持杆12bとへ受渡しする穀稈供給移送装置15の根元・穂先移送装置16a,16b等からなる刈取機4を設けている。該刈取機4は、油圧駆動による伸縮シリンダ17により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0022】
前記刈取機4の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆18aの上端部には、左右方向の支持パイプ杆18bを設け、この支持パイプ杆18bの左右両端は、後述する刈取昇降支持フレーム21の上側面へボルト、及びナット等により、装着して設けた左・右支持メタル20a,20bで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ17の作動により、刈取機4は支持パイプ杆18bを回動中心として、上下に回動する構成である。又、この支持パイプ杆18bへ内装した伝動機構18dの外端部へ軸支した刈取入力プーリ18cへエンジン23の回転動力が入力されて、刈取機4の各部が回転駆動される構成である。刈取昇降支持フレーム21と、左・右支持メタル20a,20bとは、一体に形成するも可。
【0023】
前記刈取機4の穀稈供給移送装置15によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機11へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けた構成である。
【0024】
前記刈取機4は、図2〜図6で示す如くこの刈取機4を左側方外側へ回動移動させる構成である。走行車台2の上側面には、四点リンク機構6で形成する回動装置5の回動受メタル19を設け、この回動受メタル19の左側前部には、四点リンク機構6の回動支点の(A)点になる。外前回動孔19aを設けた構成であると共に、この外前回動孔19aの内側後部は、回動支点の(B)点になる。外後回動孔19bを設けた構成である。これら外前・外後縦回動孔19a,19bには、外前・外後縦回動軸9,10を軸支して設け、この外前・外後縦回動軸9,10の上端部には、前・後支持フレーム7,8の基部の前・後基部孔7a,8aを挿入して軸支し、ボルト等で装着した構成である。
【0025】
前記前・後支持フレーム7,8の上側には、図2〜図6で示す如く刈取昇降支持フレーム21を設け、この刈取昇降支持フレーム21には、内前支持孔21aと、内後支持孔21bとを設け、これら内前支持孔21aと、前支持フレーム7の内端部の内前挿入孔7bとには、内前縦支持軸21cを挿入した構成である。又、内後支持孔21bと、後支持フレーム8の内端部の内後挿入孔8bとには、内後縦支持軸21dを挿入した構成である。これら内前・内後支持軸21c,21dで前・後支持フレーム7,8の前端部を支持すると共に、この前・後支持フレーム7,8で刈取昇降支持フレーム21を支持した構成である。
【0026】
前記回動受メタル19の外前・外後回動孔19a,19bと、刈取昇降支持フレーム21の内前・内後支持孔21a,21bとにより、回動装置5の四点リンク機構6の回動支点の(A)点、(B)と、移動側支持支点(C)点、(D)点を構成して、外側の(A)点、(B)点を回動中心(イ)、(ロ)とし、又、内側の(C)点、(D)点を支持点として、刈取機4を左側方外側のメンテナンス位置へ回動移動自在に設けた構成である。この刈取機4は手動回動操作により、左側方外側のメンテナンス位置へ回動移動する構成である。又は、油圧駆動による伸縮シリンダ17等を設けて、自動昇降回動移動する構成とするもよい。
【0027】
前記刈取機4自体のメンテナンスを行うとき、及びこの刈取機4の下側の詳細は後述する走行用のミッションケース22、及びエンジン23等のメンテナンスを行うときに、左側方外側へ回動移動させる構成である。
【0028】
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動させる回動装置5は、図2〜図6で示す如く四点リンク機構6形成したことにより、刈取機4は、後述する二本の前・後支持フレーム7,8で支持されたことになり、回動移動させたときでも、刈取機4を強固に支持することができる。
【0029】
前記刈取機4を回動装置5の四点リンク機構6により、図2〜図6で示す如く左側方外側へ回動移動させる構成である。左側には、回動支点の(A)点と、(B)点とを配設して、これら回動支点の(A)点と、(B)点との右側には、移動側支点の(C)点と、(D)点とを配設すると共に、(A)点の回動受メタル19の外前回動孔19aへ挿入した外前縦回動軸9と、(C)点の刈取昇降支持フレーム21の内前支持孔21aへ挿入した内前縦支持軸21cとは、略直線形状の前支持フレーム7を設けて、接続させた構成である。又、(B)点の回動受メタル19の外後回動孔19bへ挿入した外後縦回動軸10と、(D)点の刈取昇降支持フレーム21の内後支持孔21bへ挿入した内後支持軸21dとは、略直線形状の後支持フレーム8を設けた構成である。
【0030】
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動させる。回動装置5の四点リンク機構6の構成は、図2、及び図3で示す如く前支持フレーム7の左右両端部側の回動支点(A)点と、移動側支点(C)とは、略直線状(ハ)に形成した構成である。又、後支持フレーム8の左右両端部側の回動支点(B)点と、移動側支点(D)点とは、略直線状(ニ)に形成した構成である。
【0031】
左右方向へ配設した前記略直線状(ハ)と、略直線状(ニ)とは、左右方向へ略平行状態に配設するか、又は、平行より大きい角度で、開き傾斜状態に設けた構成である。
前記回動装置5の四点リンク機構6に構成した前・後支持フレーム7,8は、左右方向へ平面視略平行状態、又は、平行より大きい角度で、開き傾斜状態に設けたことにより、刈取機4へ動力を入力する入力側が、反対側のこの刈取機4の移動側支点部の方が先行して、開状態へ回動移動することにより、この刈取機4を回動移動させるときに、一番力が掛けやすく、スムーズにこの刈取機4を回動移動させることができる。又、この刈取機4のメンテナンスが容易であり、回動操作により、エンジン23部、及び走行用のミッションケース22部等のメンテナンスが容易な構成である。
【0032】
前記前・後支持フレーム7,8は、図2、及び図3で示す如く左側端部へ回動支点の(A)点と、(B)点とを個別に設けると共に、右側端部へ移動側支点の(C)点と、(d)点とを個別に設け、回動支点の(A)点と、(B)点とに対して、移動側支点の(C)点と、(D)点とを後方部へ設け、刈取機4の昇降回動支点の支持パイプ杆18bに対して、移動側へ所定の角度の後退角度をまたせて装着して設けた構成である。
【0033】
前記前・後支持フレーム7,8には、左側端部へ回動支点の(A)点と、(B)点とを個別に設けると共に、右側端部へ移動側支点の(C)点と、(D)点とを設け、(A)、(B)点に対して、移動側へ後退角度を設けたことにより、エンジンルーム内の熱気を、これら前・後支持フレーム7,8に沿って、機体1aの左前方へ効率的に逃がすことができる構成である。又、刈取機4の左外側への回動移動がスムーズな構成である。
【0034】
前記前・後支持フレーム7,8には、図2、図3、及び図9で示す如く左外側端部は、回動支点である。(A)点と、(B)点とを個別に設けた構成であり、この(A)点と、(B)点とは、走行装置3の左側の走行クローラ3aの左側端部より、内側の(S1)、及び(S2)へ位置させて設けた構成である。
【0035】
前記前・後支持フレーム7,8の左外側部の回動支点の(A)点と、(B)点とは、走行装置3の左側の走行クローラ3aの左側端部より、内側へ位置させて設けたことにより、路上走行時等の時に、前・後支持フレーム7,8の左外側端部が障害物へ当接して、破損することを防止できる。又、中央部の刈取機4を支持する支持杆18aよりのオーバーハングを少なくすることができる。更に、左右の重心の変動を少なくすることができる構成である。
【0036】
前記前・後支持フレーム7,8は、図2〜図6で示す如くこの前支持フレーム7の回動支点の(A)点と、移動側支点の(C)点との外前回動孔19a部と、内前支持孔21a部との外径部には、所定肉厚の各ボス部を設け、これら各ボス部を接続するアームを設け、このアーム部には、中空部7cを設けると共に、回動支点の(A)点部側を、移動側支点の(C)点側より、上下方向のボス部長さを所定長さ長く形成して設けた構成である。
【0037】
又、前支持フレーム8の回動支点の(B)点と、移動側支点の(C)点との外後回動孔19b部と、内後支持孔21b部との外径部には、所定肉厚の各ボス部を設け、これら各ボス部を接続するアームを設け、このアーム部には、中空部8cを略中間で左右両側へ中空部7cを設けると共に、回動支点の(B)点側を、移動側支点の(D)点側より、上下方向のボス部長さを所定長さ長く形成して設けた構成である。
【0038】
これにより、前記前・後支持フレーム7,8のアーム部に中空部7c,8cを個別に形成して設けたことにより、ねじれに対して強く、強度アップを図ることができた。又、回動支点(A),(B)点部を上下方向に長くしたことにより、刈取機4の回動移動が安定する構成である。
【0039】
前記前・後支持フレーム7,8の左外側の回動支点の(A)点、(B)点のいずれか一方側である。本発明では、例えば、(B)点の外後縦回動軸10の下部側を軸支する回動受メタル19の下部側は、図5、及び図10で示す如く走行車台2の前部で左右方向へ設けた前枠2bの上下方向の全巾に亘って挿入して設けた構成である。この全巾に亘って設けた回動受メタル19の下端部まで、外後縦回動軸10を挿入して、軸支して設け、この外後縦回動軸10の倒れを防止した構成にし、後支持フレーム8の回動移動時の回動移動の安定化を図った構成である。
【0040】
これにより、前記後支持フレーム8を軸支する。回動支点の(B)点部の外後縦回動軸10を下部へ延長して設け、回動受メタル19も下部へ延長し、この延長部を走行車台2の前枠2bの上下方向の全巾に亘って挿入して設けて、回動受メタル19の下部延長部へ外後縦回動軸10の延長部を挿入して支持したことにより、回動支点の(B)点部の外後縦回動軸10の軸支部が延長されたことにより、支点部の倒れを防止できる。又、走行車台2の下部より、突出しないことにより、走行クローラ3aへ当接することを防止できる構成である。
【0041】
前記刈取機4が左側方外側へ回動移動する構成において、支持パイプ杆18bを軸支した左右両側の左・右支持メタル20a,20bの下側へ設けた刈取昇降支持フレーム21cの下側には、図10、及び図11で示す如く刈取機4を支持する。側面視前方下部へ傾斜状態で、略コ字形状のオープンフレーム5aを設けた構成である。又、このオープンフレーム5aは、補助移送装置13の内・外補助移送チェン34a,34bと、フィードチェン12aとの下側へ配設した構成である。
【0042】
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、この刈取機4の支持パイプ杆18bと、刈取昇降支持フレーム21と、オープンフレーム5aとは、フィードチェン12aと、内・外補助移送チェン34a,34bとへ当接することなく、これらの各チェン12a,34a,34bの下側位置へ回動移動して、もぐり込んだ状態になる構成である。
【0043】
これにより、前記オープンフレーム5aを下方へ傾斜させて設けたことにより、このオープンフレーム5aの上側面には、塵埃の溜まりを防止することができる。又、刈取機4のオープンフレーム5a等が各チェン12a,34a,34b等へ当接することがないために、刈取機4を大きく回動移動操作できることにより、この刈取機4の下部に位置するエンジン23と、バッテリー23bと、ミッションケース22等のメンテナンスが容易な構成である。
【0044】
前記刈取機4を回動移動させる回動支点の(A)点と、(B)点との外前・外後縦回動軸9,10を軸支する回動受メタル19は、図10、及び図11で示す如く一体に形成して、走行車台2の前枠2bへ装着して設けると共に、軸支部は上下端部側に設け、上下の中間部には、前・後支持フレーム7,8の左外側のボス部を軸支する構成である。
【0045】
前記回動受メタル19下部の取付部は、平面視略四角形状に形成すると共に、上側部の左側後方部には、折曲部19dを設け、この折曲部19dには、前支持フレーム7を回動移動させたときに、当接しない位置で、当接しない長さにして設けた構成である。
【0046】
前記回動受メタル19には、フィードチェン12aの移送始端部を回動中心として、移送終端部側を回動させる、回動支持装置12eをボルト等により、装着して設けた構成である。この回動支持装置12eへ設けた支持杆12fを介して、フィードチェン12aを回動移動自在な構成である。
【0047】
前記回動受メタル19には、取付板35dをボルト等により、装着して設けた構成である。この取付板35dと、補助ギャーケース35とは、接続板35cで接続して設け、補助ギャーケース35で補助移送チェン装置13の内・外補助移送チェン34a,34bを回転駆動する構成である。
【0048】
前記回動受メタル19の上部と、走行車台2の左枠2aとは、補強板2dを設けて接続さして、強度向上を図った構成である。
これにより、回動支点の(A)点と、(B)点との支持部を一体の回動受メタル19としたことにより、精度向上を図ることができる。又、この回動受メタル19へ各種接合部材を設けたことにより、各種取付用部品を容易に装着することができる。更に、前・後支持フレーム7,8を上下両側で支持させることにより、強度アップを図ることができる構成である。
【0049】
前記前・後支持フレーム7,8の上下端部位置には、図4、及び図5で示す如くベアリング7d,8d、又はブッシュ7d,8dを個別に設けた構成である。更に、ベアリング7d,8dか、又はブッシュ7d,8dの両者共に個別に設けない構成のときには、図6、及び図11で示す如くグリスニップル7f,8fを個別に設けた構成である。
【0050】
これにより、前記前・後支持フレーム7,8の耐久性の向上を図ることができる構成である。
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動自在に設けた構成において、この刈取機4を昇降移動させる伸縮シリンダ17の装着位置の左右方向のライン上には、図12、及び図13で示す如く後支持フレーム8右側の移動側支点の(D)点と、回動用の部品である内後縦支持軸21d等と、ロック装置25、及びロック支持装置26等とを設けた構成である。又、伸縮シリンダ17の前部は、支持杆18aへ設けた前支持板17aへ装着すると共に、後部は、回動受メタル19へ設けた後支持板17bへ装着した構成である。後支持フレーム8を支持する回動受メタル19へ装着した後支持板17b部と、支持杆18aへ装着した前取付板17aとの間には、伸縮シリンダ17を設けて接続した構成である。
【0051】
これにより、前記伸縮シリンダ17の取付部の強度アップを図ることができる。又、構成部品の簡素化により、重量低減を図ることができる。更に、回動支点の(B)点と、ロック装置25部との距離が大きくとれることにより、このロック装置25の位置決め精度の向上と、このロック装置25へかかる荷重の減少を図ることができる構成である。
【0052】
前記刈取機4を左側方外側へ回動自在に設けた構成において、図9、図11、及び図12で示す如く前・後支持フレーム7,8の移動側支点の(C)点と、(D)点のと上側に、刈取昇降支持フレーム21を設け、前・後支持フレーム7,8の上側面と、下側面との両者をはさみこむ状態に、個別の略コ字形状で下側部は、接続させた状態の補助フレーム5bを設けた構成である。
【0053】
前記後支持フレーム8の移動側支点の(D)点を左右から、はさみこむ状態で、走行車台2の左枠2a側のロック支持装置26の内側へボルト等により、固定した構成である。
これにより、前記前・後支持フレーム7,8の(C)点部と、(D)点部とが、上下にはさまれて支持され、両持ちとなることにより、変形の防止と、強度アップができる。又、箱形にしたことにより、強固な構成である。
【0054】
前記走行車台2は、図14で示す如く左枠2aの所定距離内側には、横中枠29aを設けると共に、前枠2bの所定距離内側には、前中枠29bを設け、走行車台2の前左側部には、前部外側から後部内側へ向けて傾斜させて、隅補強板28を設けると共に、回動受メタル19を装着する支持枠2cを設けた構成である。
【0055】
これにより、前記刈取機4を回動支持する前・後支持フレーム7,8を装着する回動受メタル19を受ける箇所の強度アップを図ることができる構成である。
前記走行車台2の前枠2bと、横中枠29aとには、図13、及び図14で示す如く前枠2bより、前方へ突出する突出部を略三角形状に形成すると共に、横中枠29aへ装着部は所定巾に形成した受板29cを装着した構成である。
【0056】
前記刈取機4を左側方外側へ回動自在な構成において、図4、及び図5で示す如くこの刈取機4を受けるローラ装置24を複数個を設けた構成である。このローラ装置24は、ローラ支持装置26へ設けたローラピン24aへローラ24bを回転自在に軸支すると共に、抜け止めを施した構成である。ローラ装置24のローラ24bは、走行車台2へ設けた受板29c上を回転移動する構成であり、刈取機4を支持する構成である。
【0057】
前記刈取機4を左側方外側へ回動自在な構成であり、又、ロック装置25を設けた構成において、ロック支持装置26へ装着したロック装置25を作動操作するハンドル装置27の操作ハンドル27aのハンドル支持板27bの略中間部と、刈取昇降支持フレーム21の上部との間には、図12で示す如く揺動アーム30を設け、この揺動アーム30の上下部を上・下支持ピン30a,30bで装着して設けた構成である。
【0058】
これにより、前記ハンドル装置27の上支持ピン30a部が、揺動アーム30により、揺動回動することによって、上支持具39bの回転運動を、ロックピン32の上下運動に変換することにより、このロックピン32の上下運動がスムーズな構成である。
【0059】
前記刈取機4と、走行車台2との間に、振止装置38を設けて接続して、刈取機4の振れ止めを、図15で示す如く設けた構成である。前記走行車台2には、上・下支持ピン2f,2hを装着したブラケット2eを固着して設け、上支持ピン2fには、着脱レバー33を設けた構成である。下支持ピン2hと、刈取機4の支持杆18aとの間には、振止装置38を設けた構成である。
【0060】
前記振止装置38は、刈取機4の支持杆18aへ装着する開閉自在で着脱自在な止輪38aには、折り畳み自在に内・外支持杆38c,38bとを設け、この内支持杆38cの先端部へ設けた支持ボス38dを、下支持ピン2hへ挿入して軸支すると共に、止輪38aを支持杆18aの外周部へボルト、及びナット等で装着して設けた構成である。
【0061】
前記着脱レバー33には、ロックボルト33aへ装着したロック用フック33bを支持ピン33dで装着した構成であり、又、ロックボルト33aの先端部には、フック33cを設け、このフック33cを着脱レバー33の操作により、下支持ピン2hへ係合状態、又は係合が解除される状態になる構成である。刈取機4を回動移動操作の時、及びこの刈取機4を取り外し操作するときには、着脱レバー33の操作により、係合解除状態にして、振止装置38を取り外した後に、上述の各操作を行う構成である。
【0062】
これにより、前記刈取機4の振れ止めができると共に、この刈取機4を取り外しするときには、工具が不用となり、着脱が容易な構成である。
前記刈取機4を回動移動させるときに操作する、ロック装置25と、ロック支持装置26と、ハンドル装置27等とは、図16で示す如く設けた構成である。
【0063】
前記ロック装置25のフック板25aへ設けたボス25b部は、ロック支持装置26の支持板26aへ設けた受軸26bへ挿入して軸支した構成である。ロック板25aの外形部には、ロック用溝25cを設け、このロック用溝25cは、支持メタル40へ設けた支持軸40aへ係合状態になったり、又は係合が解除状態になる構成である。
【0064】
前記ロック装置25を作動させる接合装置39は、図5、及び図16で示す如く取付け状態を調節する調節用ボルト39aの上下両側には、上・下支持具39b,39cを装着した構成である。この上支持具39bの上端部側は、ハンドル装置27のハンドル支持板27bの先端部と、ロックピン32の上端部とを、上取付ピン39dで装置すると共に、下支持具39cの下端部は、フック板25aの上端部へ下支持ピン39eで装着した構成である。ロックピン32は、上下に摺動移動し、このロックピン32は、後支持フレーム8の挿入孔8eから抜けた状態でロックが解除状態となり、挿入された状態でロック状態になる構成である。
【0065】
前記刈取機4を回動移動するときには、ハンドル装置27を回動操作することにより、接合装置39を介して、ロック装置25のフック板25aが回動され、このフック板25aのロック用溝25cが支持軸40aから、係合されたロック状態が解除されると共に、刈取昇降支持フレーム21へ設けたガイドメタル21eへ上下摺動自在に軸支したロックピン32が、後支持フレーム8の挿入孔8eより、抜けた状態になる。その後に刈取機4を回動移動させる構成である。
【0066】
これにより、前記刈取機4を簡単な構成で、確実にロック状態にすることができる。又、簡単にロック解除ができる構成である。
前記ロックピン32へ設けたハンドル装置27のコ字形状のハンドル支持板27bの内側部には、図5で示す如くへ字形状の操作ハンドル27aを固着して設けると共に、この操作ハンドル27aの外側端部は、支持パイプ杆18bの伝動機構18dの内側端部に設けた、刈取入力プーリ18cの中心位置と同一線上か、又は、この刈取入力プーリ18cより、突出させて設けた構成である。
【0067】
これにより、前記ハンドル装置27は、操縦席36cへ運転作業者が着座状態でも操作が可能である。又、ストロークを大きく取ることができて、操作力の低減が図れる構成である。
【0068】
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動自在な構成において、ハンドル装置27の操作により、ロック時、及び解除時にそれぞれの位置へ保持するトルクスプリング31を、図16で示す如くロック装置25のロック板25aと、ロック支持装置26の支持板26aとにわたって設けた構成である。
【0069】
これにより、前記刈取機4を開操作するときに、ハンドル装置27を解除した位置でトルクスプリング31によって保持されることで、開閉時にロックを解除したまま刈取機4を開操作させることができる。これにより、運転作業者は開操作することだけに力を加えることができ、作業が簡単な構成である。
【0070】
前記コンバイン1の前部へ設けた刈取機4は、図1〜図6で示す如く伸縮シリンダ17の作動により、昇降回動移動自在な構成であると共に、回動装置5の四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8により、左側方外側へ回動移動自在な構成である。又、刈取機4等を回転駆動する電子ガバナ23aを設けたエンジン23を、走行車台2の上側へ載置した構成である。
【0071】
上述の構成の前記コンバイン1において、図1、及び図12で示す如く刈取機4を昇降操作させる伸縮シリンダ17の作動により、非刈取作業状態に上昇回動移動制御されると、この上昇回動移動位置が、刈取機4の支持杆18aへ設けた上下回動用センサ45aで検出される構成である。この検出により、刈取機4が最上昇位置であると検出されると、その後に刈取機4が左側方外側へ回動移動操作すると、この回動移動位置が、支持杆18aへ設けた左回動用センサ45bで検出される構成である。
【0072】
前記上下回動用センサ45aと、左回動用センサ45bとで検出された検出値が、操作装置36へ内装して設けた制御装置37の入力回路37aからCPU37bへ入力され、このCPU37bから出力回路37cへ出力される構成である。これらの出力により、この制御装置37のCPU37bにより、出力回路37cを経て、エンジン23の電子ガバナ23aが制御され、このエンジン23の回転数が、アイドリング回転数、又は制御装置37のCPU37bへ設定して記憶させて設けている、所定の低回転数に制御する構成である。
【0073】
前記刈取機4を昇降回動自在であると共に、左側方外側へ回動移動自在であり、この刈取機4を左側方外側へ開動移動操作時には、エンジン23の回転数をアイドリング回転数、又は所定の低回転数に制御装置37により、電子ガバナ23aを変更制御して、エンジン23の回転数を変更制御する構成としたことにより、この刈取機4の回動部に掛かる過大な力を防止することができる。又、車速が遅くなることにより、急発進、急停止、急旋回を防止できて、安全である。更に、回動部材の破損の防止ができ、軽量化が図れる。
【0074】
前記刈取機4を、図1〜図6で示す如く伸縮シリンダ17の作動により、昇降回動移動自在な構成であると共に、回動装置5の四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8により、左側方外側へ回動(開閉)移動自在な構成である。又、刈取機4等を回転駆動する電子ガバナ23aを設けたエンジン23を、走行車台2の上側へ載置した構成である。
【0075】
上述の構成の前記コンバイン1において、図2、及び図12で示す如く刈取機4を左側方外側へ回動(開)移動操作したときには、この回動移動を左回動用センサ45bで検出する構成である。この検出値が、操作装置36へ内装して設けた制御装置37の入力回路37aからCPU37bへ入力され、このCPU37bから出力回路37cへ出力される構成である。この出力により、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー36dの操作により、脱穀クラッチ46aが「入」作動され、この作動が入力回路37aを介してCPU37bへ入力される構成である。
【0076】
前記脱穀クラッチ46aの「入」作動の入力により、制御装置37のCPU37bから出力回路37cを経て、エンジン23の回転駆動を停止制御する構成である。
前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作した時には、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー36dの操作により、脱穀クラッチ46aが「入」作動され、この「入」作動が制御装置37のCPU37bへ入力され、この入力により、このCPU37bでエンジン23の回転駆動が停止制御されることにより、脱穀機11が回転駆動されないことにより、運転作業者の保護ができて、安全である。又、刈取機4の干渉による破損が防止できる。
【0077】
前記刈取機4を、図1〜図6で示す如く伸縮シリンダ17の作動により、昇降回動移動自在な構成であると共に、回動装置5の四点リンク機構6の前・後支持フレーム7,8により、左側方外側へ回動(開閉)移動自在な構成である。又、刈取機4等を回転駆動する電子ガバナ23aを設けたエンジン23を、走行車台2の上側へ載置した構成である。
【0078】
上述の構成の前記コンバイン1において、図3、及び図12で示す如く刈取機4を左側方外側へ回動(開)移動操作したときには、この回動移動を左回動用センサ45bで検出する構成である。この検出値が、操作装置36へ内装して設けた制御装置37の入力回路37aからCPU37bへ入力され、このCPU37bから出力回路37cへ出力される構成である。この出力により、刈取機4を収納位置でロックするこの刈取機4の支持パイプ杆18bへ設けたロック位置47がロック状態でないと、ロックセンサ47aで検出され、この検出が入力回路37aを介してCPU37bへ入力されると、この入力により、コンバイン1の走行装置3の走行を、詳細後述する車速センサ22bで検出されて、CPU37へ入力されると、これらの入力により、このCPU37により、出力回路37cを経て、エンジン23の回転駆動を停止制御する構成である。
【0079】
前記刈取機4を左側方外側へ回動(開)移動操作した時には、この刈取機4が収納位置でロック状態出ないと、ロックセンサ47aで検出された時に、走行装置3でコンバイン1が走行中であると、車速センサ22bで検出されると、制御装置37のCPU37により、エンジン23が停止制御されることにより、急停止、前傾斜等で、刈取機4が自然に開状態になることを、未然に防止できる。このために、この刈取機4の破損を防止できる。
【0080】
前記刈取機4を、図2、及び図19で示す如く昇降回動移動自在に構成と、左側方外側へ回動移動操作自在とに設けた構成であると共に、コンバイン1をサイドクラッチ48の操作に連動して、走行用のミッションケース22の伝動機構22aへ設けた、ブレーキ22cを作動操作させて急旋回であるスピン旋回を行う構成において、刈取機4を回動装置5の作動により、左側方外側へ回動移動操作したときには、スピン旋回の旋回速度を、旋回速度センサ48aで検出させて、設定して記憶させた所定の旋回速度以上のときには、急旋回を規制すべく制御装置37のCPU37でエンジン23の回転数を所定の低回転数に規制制御して、急旋回を防止した構成である。
【0081】
これにより、前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、この刈取機4は急旋回のスピン旋回を防止したことにより、回動移動させる回動装置5等へ過大な荷重が掛かることを防止できると共に、刈取機4が他部品へ当接して、破損することを防止できる。又、軽量化も可能である。
【0082】
前記刈取機4を、図2、及び図20で示す如く昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在に設けた構成であると共に、コンバイン1の走行車台2へ載置した電子ガバナ23aを装着したエンジン23等とを設けた構成において、刈取機4を左側方外側へ回動移動操作に基づいて、走行装置3が走行しないように、エンジン23を制御装置37のCPU37bで停止制御する構成である。
【0083】
これにより、前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、走行装置3が走行しなくなることにより、刈取機4を回動させる回動装置5の構成部品の破損を防止できる。又、刈取機4の当接を防止することができる。
【0084】
前記刈取機4を、図2、及び図21で示す如く昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在に設けた構成であると共に、脱穀機11のフィードチェン12aは、フィードチェンモータ49aで回転駆動、及び回転停止する構成において、刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、脱穀機11のフィードチェン12aは、回転駆動されないように、フィードチェンモータ49aを制御装置37のCPU37bで回転駆動制御しない構成である。
【0085】
これにより、前記刈取機4が左側方外側へ回動移動操作したときには、脱穀機11のフィードチェン12aへ近接状態になることにより、予期せぬ干渉による破損、及び作業者が危険になることがあるが、これらを防止することができる。
【0086】
前記刈取機4を、図2、及び図21で示す如く昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在に設けた構成であると共に、制御装置37には、出力回路37cを設けた構成である。刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、制御装置37へ設けた出力チェンク機能である出力回路37cより、出力される全ての出力チェックを無効にして、出力しない構成である。
【0087】
これにより、前記刈取機4を回動移動時には、出力チェックの機能を無効にすることにより、この刈取機4が予想外の動きをすることがなくなり、運転作業者の保護、及び刈取機4の破損を防止することができる。
【0088】
前記刈取機4を、図2、及び図22で示す如く昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在に設けた構成であると共に、この刈取機4の回転始動、及び回転停止は、刈取用モータ49bで行う構成である。この刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、刈取機4を回転始動、及び回転停止操作する、操作装置36へ設けた刈取クラッチレバー36eを操作しても、刈取クラッチ46bが「入」作動されないことにより、刈取機4は、回転駆動されない構成である。
【0089】
これにより、前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、刈取クラッチレバー36eを操作しても、刈取クラッチ46bが「入」作動されないことにより、刈取用モータ49bが始動されずに、刈取機4は、回転駆動されず、このために、作業効率の低下を防止できる。
【0090】
前記刈取機4を、図2、及び図23で示す如く伸縮シリンダ17の伸縮作動で、昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在に設けた構成である。前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、この刈取機4を昇降回動移動する伸縮シリンダ17の伸張スピードを、制御装置37のCPU37bへ設定して記憶させた所定速度の遅い速度に制御させて、伸縮シリンダ17で刈取機4を上昇制御する上昇スピードを、所定速度の遅い速度に制御する構成である。
【0091】
これにより、前記刈取機4を、左側方外側へ回動移動操作した状態では、この刈取機4の支持部は、作業状態時より、弱い状態であり、上昇回動移動を速いスピードで行うと、回動機構部の各部品の破損の恐れがあるが、上昇制御を遅いスピードで行うことにより、破損を防止することができる。又、左側方外側へ回動させる回動機構部の各部品の軽量化が可能である。
【0092】
前記刈取機4を、図2、及び図24で示す如く伸縮シリンダ17の伸縮作動で、昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在な構成と、操作装置36へ設けた、刈取自動停止スイッチ50aと、オートリフトスイッチ50bとの「ON」操作により、この刈取機4を上昇操作で、この刈取機4の作動停止と、フィードチェン12aの作動停止との両方を行う両停止機構を有する構成である。
【0093】
上述の前記両停止構成において、前記刈取機4を、左側方外側へ回動移動操作したときには、この両停止機構のこの刈取機4の高さ設定は、設定の一番下限位置で停止する構成である。又、刈取自動停止スイッチ50aと、オートリフトスイッチ50bを「入」操作しなくても、両停止機構は、下限高さ以上に、刈取機4が上昇回動移動制御されると、この刈取機4の回転駆動と、フィードチェン12aの回転駆動とを、制御装置37のCPU37bで自動停止制御する構成である。
【0094】
これにより、前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、両停止機構の停止高さを下限位置とすることにより、この刈取機4と、フィードチェン12aとの干渉、破損を防止できる。又、運転作業者の保護もできて安全である。
【0095】
前記刈取機4を、図2、及び図25で示す如く昇降回動移動自在な構成と、左側方外側へ回動移動操作自在な構成と、コンバイン1の走行装置3へブレーキ力を負荷するときに踏み込み操作する掻込ペタル51等を設けた構成である。刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、この掻込ペタル51の踏み込み操作を、制御装置37のCPU37bにより、無効にする構成で、走行装置3の飛び出しを防止した構成である。
【0096】
これにより、前記刈取機4を左側方外側へ回動移動操作したときには、掻込ペタル51の踏み込み操作を無効とすることにより、誤操作時のコンバイン1の飛び出し走行を防止できる。又、運転作業者の保護、及びこのコンバイン1の破損を防止できる。
【0097】
前記穀粒貯留タンク11a側の前部には、図18で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置36と、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席36cとは、操作室ケース36aで形成した操作室36b内へ設け、この操縦席36cの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン23を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク11aを配設する。これら走行装置3と、刈取機4と、脱穀機11と、エンジン23等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0098】
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース22内の伝動機構22aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ22bを設けた構成である。
【0099】
前記穀粒貯留タンク11a内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク11aの後側には、縦移送螺旋42aを内装した排出支持筒42を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒42の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋43aを伸縮自在に内装した排出オーガ43を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【0100】
前記脱穀機11のフィードチェン12aは、図10、及び図17で示す如く回動受メタル19に設けた回動支持装置12eの支持具44bで回動軸44aを回動自在に軸支して設け、この回動軸44aと、フィードチェン12aを支持するチェン支持板12cとは、支持杆12fで接続した構成である。回動軸44aを回動中心として、フィードチェン12aの移送始端部側を回動中心側として、移送終端部が左側方外側へ開閉自在な構成である。11dは接合部材である。
【0101】
前記脱穀機11の前側には、図18で示す如く刈取機4の根元・穂先移送装置16a,16bで挟持移送される刈取り穀稈を引継ぎ移送する内補助移送チェン34aと、外補助移送チェン34bとよりなる補助移送チェン装置13を設けた構成である。
【0102】
前記補助移送チェン装置13の内・外補助移送チェン34a,34bの回動駆動は、図10、及び図17で示す如く支持パイプ杆18bの伝動機構18dの外側端部に軸支した出力プーリ18fと、脱穀機11の前側へ設けた補助ギャーケース35へ軸支した入力プーリ35aとには、ベルト35bを掛け渡して、内・外補助移送チェン34a,34bを回動駆動する構成である。
【0103】
前記フィードチェン12aを回動する回動軸44aと、チェン支持板12cとを接続する支持杆12fは、図17で示す如く略クランク形状に形成した構成であり、フィードチェン12aを左側方外側へ回動操作したときに、支持杆12fが補助移送チェン装置13の内・外補助移送チェン装置34a,34bへ当接することなく回動する構成である。
【0104】
これにより、前記前・後補助移送チェン34a,34bを取り外すことなく、フィードチェン12aの回動移動操作ができる構成である。
【図面の簡単な説明】
【0105】
【図1】ブロック図
【図2】刈取機の回動装置部の拡大平面図
【図3】刈取機の回動装置部の回動時拡大平面図
【図4】刈取機の回動装置部の拡大正面図
【図5】刈取機の回動装置部の拡大正面図
【図6】刈取機の回動装置部の回動時拡大平面図
【図7】ブロック図
【図8】ブロック図
【図9】刈取機の回動装置部の拡大正面図
【図10】刈取機の回動装置部と、補助移送チェン装置部との拡大側面図
【図11】刈取機の回動装置部の拡大平面図
【図12】刈取機の回動装置部の拡大側面図
【図13】走行車台の受板部の拡大平面図
【図14】走行車台の拡大平面図
【図15】振止装置部の拡大正面図
【図16】接合装置部の拡大側面図
【図17】補助移送チェン装置部の拡大側面図
【図18】コンバインの左全体側面図
【図19】ブロック図
【図20】ブロック図
【図21】ブロック図
【図22】ブロック図
【図23】ブロック図
【図24】ブロック図
【図25】ブロック図
【符号の説明】
【0106】
2 走行車台
4 刈取機
5 回動装置
6 四点リンク機構
7 前支持フレーム
8 後支持フレーム
11 脱穀機
17 伸縮シリンダ
23 エンジン
23a 電子ガバナ
36d 脱穀クラッチレバー
37 制御装置
46a 脱穀クラッチ




 

 


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