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発明の名称 スティック状糊の詰替用カートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2005−111782(P2005−111782A)
公開日 平成17年4月28日(2005.4.28)
出願番号 特願2003−348135(P2003−348135)
出願日 平成15年10月7日(2003.10.7)
代理人
発明者 谷口 俊一 / 梅山 卓
要約 課題
詰替作業の際に、スティック状糊が押し潰されることのない詰替用カートリッジを提供する。

解決手段
繰り出し式糊製品2における糊容器本体3の後端に、回動自在に装着した尾栓4に立設された螺子杆5に対して螺合しうるスライダー6と、このスライダー6に保持したスティック状糊7とを収容した有底筒状体8と、その開口部9に被冠させる蓋体とからなる詰替用カートリッジ1において、前記開口部9の内径r0を、スティック状糊7を収容する部分の内径r1よりも、段部11を介して拡径させ、前記開口部9を糊容器本体3の開口部12に外嵌しうるようにするとともに、前記スライダー6の後端外径R1を、スティック状糊7を収容する部分の前記内径r1よりも大きくする。
特許請求の範囲
【請求項1】
繰り出し式糊製品における糊容器本体の後端に、回動自在に装着した尾栓に立設された螺子杆に対して螺合しうるスライダーと、このスライダーに前端を保持したスティック状糊とを収容した有底筒状体と、この有底筒状体の開口部に被冠させる蓋体とからなる詰替用カートリッジにおいて、
前記有底筒状体の開口部の内径を、スティック状糊を収容する部分の内径よりも、段部を介して拡径させ、前記開口部を前記糊容器本体の開口部に外嵌しうるようにするとともに、前記スライダーの後端外径を、スティック状糊を収容する部分の前記内径よりも大きくして、スライダーを前記開口部内に位置させて収容しうるようにしたことを特徴とするスティック状糊の詰替用カートリッジ。
【請求項2】
前記有底筒状体の開口部内に、前記スライダーが、軸線に対して直角方向へずれることを防止するためのずれ防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスティック状糊の詰替用カートリッジ。
【請求項3】
前記ずれ防止手段を、前記有底筒状体の開口部の内周面に、複数のリブを設けることによって形成したことを特徴とする請求項2記載のスティック状糊の詰替用カートリッジ。
【請求項4】
繰り出し式糊製品における糊容器本体の後端に、回動自在に装着した尾栓に立設された螺子杆に対して螺合しうるスライダーと、このスライダーに前端を保持させたスティック状糊とを収容した有底筒状体と、この有底筒状体の開口部に被冠させる蓋体とからなる詰替用カートリッジにおいて、
前記有底筒状体の開口部の内径を、スティック状糊を収容する部分の内径よりも段部を介して拡径させ、前記開口部を前記糊容器本体の開口部に外嵌しうるようにするとともに、前記段部、またはこの段部に設けた軸線方向の複数のリブの前端を、前記糊容器本体の開口端面に当接しうるようにしたことを特徴とするスティック状糊の詰替用カートリッジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スティック状糊の詰替用カートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
糊容器本体の後端に、回動自在に装着した尾栓に立設させた螺子杆にスライダーを螺合し、このスライダーに前端を保持させたスティック状糊を、前記糊容器本体の前端開口から繰り出して使用するようにした繰り出し式糊製品は、公知である。また、使用によって消耗したスティック状糊を、新しいものと詰替えるようにしたものも公知である(例えば、特許文献1,2)。
【0003】
図5は、従来の詰替用カートリッジを用いて、スティック状糊を詰替える作業を説明するための縦断面図である。
【0004】
詰替用カートリッジ(01)は、繰り出し式糊製品(02)における糊容器本体(03)の後端に、回動自在に装着した尾栓(04)に立設された螺子杆(05)に螺合しうるスライダー(06)と、このスライダー(06)に前端を保持させたスティック状糊(07)とを収容した有底筒状体(08)(図5では倒立している)と、その開口部(09)に被冠される蓋体(図示省略)とから構成されている。
【0005】
スティック状糊(07)を詰替用カートリッジ(01)から糊容器本体(03)内に詰替える作業は、詰替用カートリッジ(01)の前記蓋体を取り外して、上下反転させ、有底筒状体(08)の開口部(09)を、糊容器本体(03)の開口部(010)に外嵌させ、尾栓(04)を回動して、スライダー(06)を螺子杆(05)に螺合させ、スティック状糊(07)をスライダー(06)とともに、糊容器本体(03)内に引き込むことによりなされる。
【特許文献1】特表平6−502372(FIG.5,6参照)
【特許文献2】特開2000−25853(図5,6参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記の従来の詰替用カートリッジ(01)を用いたスティック状糊(07)においては、詰替作業の際、次のような問題があった。
すなわち、詰替用カートリッジ(01)における有底筒状体(08)の内径r01と、糊容器本体(03)の内径r02とをほぼ同一とし、スライダー(06)の後端外径R0を、前記内径r01,r02よりも、僅かに小さくしてある。そのため、有底筒状体(08)を倒立させて、その開口部(09)を、糊容器本体(03)の開口部(010)に外嵌し、次いで尾栓(04)を回動させて、スライダー(06)を螺子杆(05)に螺合させ、糊容器本体(03)内に引き込む過程において、前記外嵌時に有底筒状体(08)を下方に過度に押したり、あるいは外嵌後において、スティック状糊(07)をスライダー(06)とともに、糊容器本体(03)内に引き込む前に、有底筒状体(08)に下向きの力を負荷した場合、スライダー(06)の下端が、螺子杆(05)の上端に当接して、下方に移動しないため、スライダー(06)が有底筒状体(08)内のスティック状糊(07)を収容してある部分に入り込み、スティック状糊(07)が一部押し潰され、詰替作業が不能となったり、詰替作業が可能な場合も、使用時に不都合が生ずる場合があった。
【0007】
本発明は、かかる現状に鑑み、スティック状糊(07)の詰替作業の際に、倒立させた詰替用カートリッジ(01)における有底筒状体(08)を下方に過度に押圧しても、スティック状糊(07)が押し潰されることがなく、円滑に詰替作業を行うことができ、詰替時の作業不良によって、詰替用のスティック状糊(07)が使用不能となることを、有効に防止しうるようにした詰替用カートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 繰り出し式糊製品における糊容器本体の後端に、回動自在に装着した尾栓に立設された螺子杆に対して螺合しうるスライダーと、このスライダーに前端を保持したスティック状糊とを収容した有底筒状体と、この有底筒状体の開口部に被冠させる蓋体とからなる詰替用カートリッジにおいて、前記有底筒状体の開口部の内径を、スティック状糊を収容する部分の内径よりも、段部を介して拡径させ、前記開口部を前記糊容器本体の開口部に外嵌しうるようにするとともに、前記スライダーの後端外径を、スティック状糊を収容する部分の前記内径よりも大きくして、スライダーを前記開口部内に位置させて収容しうるようにしたスティック状糊の詰替用カートリッジとする。
【0009】
(2) 上記(1)項において、前記有底筒状体の開口部内に、前記スライダーが、軸線に対して直角方向へずれることを防止するためのずれ防止手段を設ける。
【0010】
(3) 上記(2)項において、前記ずれ防止手段を、前記有底筒状体の開口部の内周面に、複数のリブを設けることによって形成する。
【0011】
(4) 繰り出し式糊製品における糊容器本体の後端に、回動自在に装着した尾栓に立設された螺子杆に対して螺合しうるスライダーと、このスライダーに前端を保持させたスティック状糊とを収容した有底筒状体と、この有底筒状体の開口部に被冠させる蓋体とからなる詰替用カートリッジにおいて、前記有底筒状体の開口部の内径を、スティック状糊を収容する部分の内径よりも段部を介して拡径させ、前記開口部を前記糊容器本体の開口部に外嵌しうるようにするとともに、前記段部、またはこの段部に設けた軸線方向の複数のリブの前端を、前記糊容器本体の開口端面に当接しうるようにしたスティック状糊の詰替用カートリッジとする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
(a) 前記(1)項記載の発明によれば、スライダーの後端外径を、有底筒状体におけるスティック状糊を収容する部分の内径よりも大きくしてあるため、スライダーの後端周縁が、有底筒状体内部の段部に当接し、スライダーがスティック状糊を収容してある部分に入り込むことがないため、詰替作業の際に、詰替用カートリッジにおける有底筒状体を下方に過度に押圧しても、スティック状糊が押し潰されることがなく、円滑に詰替作業を行うことができる。したがって、詰替時の作業不良によって、詰替用のスティック状糊が使用不能となることを有効に防止することができる。
【0013】
(b) 前記(2)項記載の発明によれば、ずれ防止手段を設けてあるため、詰替作業の際に、スライダーが軸線に対して直角方向にずれることがなく、スライダーの後端周縁が全周に亘って、有底筒状体内部の段部に安定して当接するため、スライダーがずれて部分的にスティック状糊を収容してある部分に入り込み、スティック状糊が部分的に押し潰されることを有効に防止することができる。
【0014】
(c) 前記(3)項記載の発明によれば、ずれ防止手段を簡単に形成して、前記(b)項記載の効果を得ることができる。
【0015】
(d) 前記(4)項記載の発明によれば、前記(a)項記載の効果と同様な効果が奏せられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は、本発明の詰替用カートリッジを、その前部を下方として垂直とした状態における縦断面図、図2は、図1に示した詰替用カートリッジの分解斜視図(但し、一部を仮想線で示す)、図3は、図1に示した詰替用カートリッジを用いて、スティック状糊を詰替える際の作業を説明するための縦断面図である。
【0018】
図1,図2に示すように、本発明の詰替用カートリッジ(1)は、図3に示す繰り出し式糊製品(2)における糊容器本体(3)の後端に、回動自在に装着した尾栓(4)に立設された螺子杆(5)に対して螺合しうるスライダー(6)と、このスライダー(6)に前端を保持させたスティック状糊(7)とを収容した有底筒状体(8)と、その開口部(9)に被冠される蓋体(10)とから構成されている。
【0019】
有底筒状体(8)におけるスティック状糊(7)を収容する部分の内径r1は、糊容器本体(3)の内径r2よりもやや小さく形成され、有底筒状体(8)における開口部(9)の内径r0は、スティック状糊(7)を収容する部分の前記内径r1よりも、段部(11)を介して拡径され、前記開口部(9)を糊容器本体(2)の開口部(12)に外嵌しうるようになっている。
【0020】
スライダー(6)は、前方へ向かって弧状をなして漸次縮径し、その後端(13)の外径R1は、スティック状糊(7)を収容する部分の前記内径r1よりも大きく、かつ糊容器本体(3)の内径r2よりやや小さく形成されており、スライダー(6)は、その後端(13)の周縁が、有底筒状体(8)内部の前記段部(11)に当接した状態で、開口部(9)内に収容されている。
【0021】
前記開口部(9)の内周面には、図2に示すように、全周に亘って均一に複数のリブ(14)が設けられており、これらのリブ(14)は、スライダー(6)が、その軸線に対して側方向へずれることを防止するずれ防止手段として作用している。
【0022】
スティック状糊(7)を、詰替用カートリッジ(1)から糊容器本体(3)内に詰替える作業は、図3に示すように、詰替用カートリッジ(1)の蓋体(10)を取り外して、有底筒状体(8)の開口部(9)を、糊容器本体(3)の開口部(12)に外嵌させ、尾栓(4)を回動して、スライダー(6)を螺子杆(5)に螺合させて、スティック状糊(7)をスライダー(6)とともに、糊容器本体(3)内に引き込むことによりなされる。
【0023】
スライダー(6)は、前記のように、その後端(13)の周縁が、リブ(14)を介して、有底筒状体(8)内部の段部(11)に当接しているため、前記詰替作業の際に、有底筒状体(8)を下方に押圧しても、スティック状糊(7)が押し潰されることがない。
【実施例2】
【0024】
図4は、本発明の詰替用カートリッジの第2実施例を示し、図3に相当する図である。
【0025】
有底筒状体(16)におけるスティック状糊(18)を収容する部分の内径r3は、糊容器本体(3)の内径r2とほぼ同一としてある。
【0026】
第1実施例と同様に、詰替用カートリッジ(15)における有底筒状体(16)の開口部(17)の内径r3を、スティック状糊(18)を収容する部分の前記内径r4よりも段部(19)を介して拡径し、前記開口部(17)を糊容器本体(3)の開口部(12)に外嵌しうるようになっている。
【0027】
前記段部(19)には、第1実施例の場合(図2参照)と同様に、軸線方向の複数のリブ(22)が、全周に亘って均一に設けられている。前記複数のリブ(22)は、その前端(22a)が、糊容器本体(3)の開口端面(23)に当接しているとともに、スライダー(20)が、その軸線に対して直角方向へずれることを防止する作用をも有している。
【0028】
スライダー(20)の後端(21)の外径R2は、糊容器本体(3)の内径r2よりも、やや小さく形成されている。
【0029】
スティック状糊(18)を、詰替用カートリッジ(15)から糊容器本体(3)内に詰替える作業は、実施例1の場合と同様に、有底筒状体(16)の開口部(17)を、糊容器本体(3)の開口部(12)に外嵌させ、尾栓(4)を回動して、スライダー(20)を螺子杆(5)に螺合させて、スティック状糊(18)をスライダー(20)とともに、糊容器本体(3)内に引き込むことによりなされる。
【0030】
有底筒状体(16)における段部(19)に設けた複数のリブ(22)の前端(22a)が、前記のように糊容器本体(3)の開口端面(23)に当接しているため、前記詰替作業の際に、有底筒状体(16)を下方に押圧しても、スティック状糊(18)が押し潰されることはない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の詰替用カートリッジを、前部を下方として示す縦断面図である(実施例1)。
【図2】図1に示した詰替用カートリッジの分解斜視図である。
【図3】図1に示した詰替用カートリッジを用いて、スティック状糊を詰替える際の作業を説明するための縦断面図である。
【図4】本発明の詰替用カートリッジの第2実施例を示し、図3に相当する図である(実施例2)。
【図5】従来の詰替用カートリッジを用いて行う詰替作業を説明するための縦断面図である。
【符号の説明】
【0032】
(1)詰替用カートリッジ
(2)繰り出し式糊製品
(3)糊容器本体
(4)尾栓
(5)螺子杆
(6)スライダー
(7)スティック状糊
(8)有底筒状体
(9)開口部
(10)蓋体
(11)段部
(12)開口部
(13)後端
(14)リブ
(15)詰替用カートリッジ
(16)有底筒状体
(17)開口部
(18)スティック状糊
(19)段部
(20)スライダー
(21)後端
(22)リブ
(23)開口端面
(01)詰替用カートリッジ
(02)繰り出し式糊製品
(03)糊容器本体
(04)尾栓
(05)螺子杆
(06)スライダー
(07)スティック状糊
(08)有底筒状体
(09)開口部
(010)開口部




 

 


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