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発明の名称 塗膜転写具のテープ巻取り機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2005−96331(P2005−96331A)
公開日 平成17年4月14日(2005.4.14)
出願番号 特願2003−334799(P2003−334799)
出願日 平成15年9月26日(2003.9.26)
代理人
発明者 松丸 涼治 / 新屋 雅司
要約 課題
テープの供給リールと巻取りリールとを備え、それぞれのリールに対応して設けられる駆動ギヤと被動ギヤとを噛合わせて、巻取りリールを供給リールに連動回動させる塗膜転写具用の、使用中にテープの弛みが生じない、テープの巻取り機構を提供する。

解決手段
テープの供給リール6に対応して駆動ギヤ7を設け、巻取りリール13に対応して被動ギヤ23を設ける。被動ギヤは駆動ギヤに噛合う。巻取りリールは被動ギヤとは別体に形成され、巻取りリールの本体部25の上に、円形ガイド33に嵌った状態で載置され、被動ギヤに対して回動可能となっている。被動ギヤに形成された中空軸31と外周面上に外方リブ35を、巻き取りリールの内周上に内方リブ15を形成し、これらのリブに圧縮バネ41の両端を取付ける。圧縮バネは巻取りリールに、被動ギヤに対してテープを巻き取る方向に回転させる付勢力を付与する。
特許請求の範囲
【請求項1】
テープの供給リールと巻取りリールとを備え、ぞれぞれのリールに対応して設けられた駆動ギヤと被動ギヤが噛合うことにより前記巻取りリールが前記供給リールに連動して回転するようになっている塗膜転写具のテープ巻取り機構において、前記巻取りリールと前記被動ギヤとを同軸上に相対回転可能に設け、前記巻取りリールと前記被動ギヤとの間に、前記巻取りリールを前記被動ギヤに対して前記テープを巻き取る方向へ回転させる付勢力を付与する付勢手段を設けたことを特徴とする、テープ巻取り機構。
【請求項2】
請求項1記載のテープ巻取り機構において、前記被動ギヤは上方へ延びる中心軸を備え、前記巻取りリールは筒状に形成され、前記被動ギヤの上に前記中心軸を囲繞して載置され、前記付勢手段は、前記中心軸の外周面と前記巻取りリールの内周面との間の円環状空所に配置されることを特徴とする、テープ巻取り機構。
【請求項3】
請求項2記載のテープ巻取り機構において、前記中心軸の外周面上及び前記リールの内周面上に、径方向に突出する係止部が形成され、前記付勢手段は前記中心軸とリールのそれぞれの係止部に両端を取付けられる圧縮バネであることを特徴とする、テープ巻取り機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は塗膜転写具に関する。さらに詳細に言えば、巻取りリールにより巻き取られるテープが弛むのを防止することのできるテープ巻取り機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から修正用の塗膜或いは糊などの塗膜を有するテープを備えた塗膜転写具が使用されている。この塗膜転写具では、テープを供給する側の供給リールと、テープを巻き取る側の巻取りリールとを備え、それぞれに対応して設けられる駆動ギヤと被動ギヤとを噛合わせる。そして、転写ヘッドを紙面などに押付けて転写具を移動させ、これによりテープを供給リールから繰出すと共に供給リールを回転させ、駆動ギヤと被動ギヤの噛合いにより供給リールに巻取りリールを連動させてテープの使用済み部分を巻き取るようになっている。
【0003】
ところで、従来の転写具においては、巻取りリールによるテープの巻取りが完全に行なわれず、テープに弛みが生じる場合がある。例えば、噛合う歯車のバックラッシュに起因する弛みの発生がある。通常供給リール側にはラチェットを利用した逆転防止機構が設けられているが、転写具の操作の具合によっては、ラチェットの1ピッチを越えない範囲で逆戻りする場合がある。そして、巻取りリールは前述のとおりギヤの噛合いにより回転するようになっており、ギヤの噛合いにはバックラッシュがあるため、テープに弛みが生じることがしばしばある。テープが弛むと未使用の塗膜先端が転写ヘッド先端の押圧部からずれてしまい、次に使用した場合に最初の部分に転写されず、塗り直しをするする必要が生じたりする。
【0004】
【特許文献1】特許第2995659号特許公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、巻取りリールにより巻き取られるテープに弛みが生じるのを防止できる、テープ巻取り機構を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願発明のテープ巻取り機構においては、巻取りリールと巻取りリールに対応して設けられる被動ギヤとを同軸上に相対回転可能に設け、巻取りリールと被動ギヤとの間に、巻取りリールを被動ギヤに対して、テープを巻き取る方向へ回転させる付勢力を付与する付勢手段を設けた。
【0007】
ある実施の形態では、その被動ギヤは上方へ延びる中心軸を備え、巻取りリールは筒状に形成されて被動ギヤの上にその中心軸を囲繞した状態で載置される。そして、付勢手段は、中心軸の外周面と巻取りリールの内周面との間の画成される円環状空所に配置されている。
【0008】
さらに他の実施の形態では、中心軸の外周面上及びリールの内周面上に、径方向に突出する係止部が形成され、付勢手段はこの中心軸とリールのそれぞれの係止部に両端を取付けられる圧縮バネで構成される。
【発明の効果】
【0009】
上記の通り、本願発明では、巻取りリールと巻取りリールに対応して設けられる被動ギヤとを同軸上に相対回転可能に設け、巻取りリールと被動ギヤとの間に、巻取りリールを被動ギヤに対して、テープを巻き取る方向へ回転させる付勢力を付与する付勢手段を設けたので、テープに弛みが生じようとすると、巻取りリールが被動ギヤに対してテープの巻取り方向へ回動し、テープの弛みを吸収することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本願発明の実施の形態を説明する。図1は本願発明の実施の形態に係るテープ巻取り機構を使用した塗膜転写具1を示す平面断面図であり、図2はテープ巻取り機構の平面図、図3は図2のA−A線断面図である。なお、図1においては主要な部材のみを示した。
【0011】
図1において符号3はケースであり、符号6はケース3内に回転可能に支持されたテープ4の供給リールである。供給リール6は駆動ギヤ7と同軸上に設けられており、両者は通常は一体に回転するが、負荷が掛かると互いにスリップするようになっている。供給リール6と駆動ギヤ7とでテープの供給機構5が構成される。一方テープの巻取り機構11は、巻取りリール13と、巻取りリール13と同軸に配置され、駆動ギヤ7に噛合う被動ギヤ23とを備えている。符号8はと取付け部9においてケースに取付けられた公知の転写ヘッドである。以下、図2及び3を主に参照して、巻取り機構11について詳述する。
【0012】
被動ギヤ23は、円板状の形をした本体部25を備え、その下面側に円環状の形成されたギヤ部27が形成され、その外周側には歯型29が形成されている。一方本体部25の上面側には、本体部25まで貫通して中空になっている中空軸31が形成され、この中空軸31に前述のケース3に形成された支軸が嵌ることにより、被動ギヤ23は回転するようになっている。本体部25の上面側にはさらに、中空軸31の外側に、同心状に丈の低い円形ガイド33が形成されている。
【0013】
巻取りリール13は略円筒形をしており、その下端部が被動ギヤ23の円形ガイド33に図示の通り嵌った状態で、被動ギヤ23の本体部25の上に載っている。なお、図示を省略するが、円形ガイド33と巻取りリール13には、互いに嵌る円周方向に延びる溝と突状を設けるなどして、巻取りリール13が円形ガイド33から外れないようにしておくのが望ましい。
【0014】
巻取りリール13の内周側には、円周方向所定の間隔で、本実施の形態では180度間隔で3つの、薄板状の内方リブ15が、所定の幅だけ径方向内方へ突出した状態で、上端から下方所定の位置まで延びて形成されている。一方被動ギヤ23の中空軸31の外周側には、巻取りリール13の内方リブ15に対応して、円周方向180度間隔で3つの、薄板状の外方リブ35が、所定の幅だけ径方向外方へ突出した状態で、上端から下方所定の位置まで延びて形成されている。
【0015】
そして、それぞれ対応する内方リブ15と外方リブ35との間に、付勢手段としての圧縮バネ41が配設されている。圧縮バネ41はその両端をそれぞれ、内方リブ15と外方リブ35とに、それらに形成された例えばスリット或いは小孔を利用して取付けることができる。圧縮バネ41は、1の外方リブ35と、その外方リブ35に対して反時計方向前方に位置する内方リブ15との間に配設され、従って、巻取りリール13を被動ギヤ23に対して反時計方向、すなわち、テープを巻き取る方向に回転するよう付勢している。
【0016】
上記のように構成されたテープの巻取り機構11においては、通常の状態ではテープが張り、巻取りリール13を被動ギヤ23に対して時計方向へ回動させるように作用し、圧縮バネ41が圧縮された状態となっている。従って、転写具の使用時においてバックラッシュにより被動ギヤが僅かに巻取り方向と反対の方向に回動してテープに弛みが生じようとすると、巻取りリール13は圧縮バネ41の作用により被動ギヤ23に対して反時計方向へ回動し、テープ4の弛みを吸収することとなる。
【0017】
本願発明の構成は上記に説明した実施の形態に限定されるものではない。例えば上記の実施の形態では圧縮バネを使用したが、例えばU字或いはV字に折り曲げた板バネなどの使用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態に係るテープ巻取り機構を使用した塗膜転写具の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に掛かるテープ巻取り機構を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 塗膜転写具
3 ケース
4 テープ
5 テープ供給機構
6 供給リール
7 駆動ギヤ
11 テープ巻取り機構
13 巻取りリール
15 内方リブ
23 被動ギヤ
25 本体部
27 ギヤ部
31 中空軸
33 円形ガイド
35 外方リブ
41 圧縮バネ23




 

 


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