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発明の名称 替芯ケース
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2005−81828(P2005−81828A)
公開日 平成17年3月31日(2005.3.31)
出願番号 特願2003−320244(P2003−320244)
出願日 平成15年9月11日(2003.9.11)
代理人
発明者 村越 恭夫
要約 課題
替芯が外部に飛び出し落下する虞がないように蓋を容易に開けることができるとともに、閉じた状態での蓋の安定性がよく、かつ、破損の虞がなく耐久性を有するようにする。

解決手段
替芯を収容する本体2の開口端3に、蓋4を開閉自在に装着してなる替芯ケース1において、蓋4と本体2の少なくともいずれか一方の開口端縁7またはその側面に、蓋4を本体2に装着する際に蓋4を移動させる上下の方向に、可撓溝8を設けるとともに、この可撓溝8の近傍に、係止用の凹部9(または凸部)を設け、かつ他方に、前記凹部9を係止させる凸部10(または凹部)を設けた替芯ケースとする。
特許請求の範囲
【請求項1】
替芯を収容する本体の開口端に、蓋を開閉自在に装着してなる替芯ケースにおいて、蓋と本体の少なくともいずれか一方の開口端縁またはその側面に、蓋を本体に装着する際に蓋が移動させられる上下の方向を向く可撓溝を設け、かつ、この可撓溝の近傍に、係止用の凸部または凹部を設けるとともに、他方の本体または蓋に、前記凸部または凹部が係止しうる凹部または凸部を設けたことを特徴とする替芯ケース。
【請求項2】
前記可撓溝を設けた蓋または本体における係止用の凸部または凹部の上下方向の位置を、前記可撓溝が存在する上下方向の範囲内に設定したことを特徴とする請求項1記載の替芯ケース。
【請求項3】
前記可撓溝の左右両側近傍に、前記係止用の凸部または凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の替芯ケース。
【請求項4】
前記係止用の凸部または凹部の左右両側近傍に、前記可撓溝を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の替芯ケース。
【請求項5】
前記近傍範囲を、可撓溝、凸部または凹部から5mm以内としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の替芯ケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルの替芯を収容する替芯ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の替芯ケースの大半は、蓋の内面に形成した凸部を、本体の凹部に係合して、蓋を本体の開口端に着脱自在に取り付けたものである。
しかし、前記の替芯ケースは、凸部を形成する蓋に弾性がなく、蓋の着脱を繰り返すことにより、凸部が摩滅したり、凸部と凹部の係合が外れにくくなったりし、蓋を開けた瞬間に、本体が揺動し、内部に収容されていた替芯が、外部に飛び出して落下するといった不都合がみられる場合があった。
【0003】
この問題に対処して、特許文献1において、蓋に、その下端より突出する係合片を形成するとともに、本体に前記係合片と合致する凹陥部を形成し、かつ前記蓋の係合片と本体の凹陥部のいずれか一方に突部を、他方に凹部をそれぞれ形成し、蓋の係合片を本体の凹陥部に合致させるとともに、突部と凹部とを互いに係合するようにした替芯ケースが提案されている。
【特許文献1】実用新案登録第2606533号公報(段落〔0004〕、図1〜図6参照)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている替芯ケースは、蓋を開けた際に、本体内部に収容されている替芯が、外部に飛び出すことを有効に防止しうるが、一方、蓋の下端より突出する係合片が破損する虞があり、かつ構造がやや複雑なため、金型のコスト上の問題もある。
【0005】
本発明は、前記現状に鑑み、蓋を容易に開けることができ、かつ蓋を開けた際、本体内部に収容されていた替芯が、本体の揺動により外部に飛び出して落下する虞がないようにするとともに、蓋を閉じた状態では、本体に安定して止着され、かつ破損する虞のあるような大きく突出する部分をなくして、耐久性を高め、さらに構造も比較的簡単で、金型のコストにおいても、問題をなくした替芯ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)替芯を収容する本体の開口端に、蓋を開閉自在に装着してなる替芯ケースにおいて、蓋と本体の少なくともいずれか一方の開口端縁またはその側面に、蓋を本体に装着する際に蓋が移動させられる上下の方向を向く可撓溝を設け、かつ、この可撓溝の近傍に、係止用の凸部または凹部を設けるとともに、他方の本体または蓋に、前記凸部または凹部が係止しうる凹部または凸部を設けた替芯ケースとする。
【0007】
(2) 上記(1)項において、前記可撓溝を設けた蓋または本体における係止用の凸部または凹部の上下方向の位置を、前記可撓溝が存在する上下方向の範囲内に設定する。
【0008】
(3) 上記(1)項または(2)項において、前記可撓溝の左右両側近傍に、前記係止用の凸部または凹部を設ける。
【0009】
(4) 上記(1)項または(2)項において、前記係止用の凸部または凹部の左右両側近傍に、前記可撓溝を設ける。
【0010】
(5) 上記(1)項〜(4)項のいずれかにおいて、前記近傍範囲を、可撓溝、凸部または凹部から5mm以内とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
(1) 前記(1)項記載の発明によれば、可撓溝の存在により、係止用の凸部または凹部が、外側に撓むため、蓋の開閉が容易であり、蓋を開けたときの瞬間的な本体の揺動により、替芯が外部に飛び出し落下する虞がない。
また、蓋を閉じた状態では、可撓溝が存在するため、蓋と本体との嵌合度を高くしておくことができ、両者の係合を確実なものとすることができ、かつ破損する虞のある大きく突出する部分もなく、耐久性に優れる。
さらに、構造も比較的簡単で、金型のコスト面でも有利である。
【0012】
(2) 前記(2)項記載の発明によれば、蓋を開閉する際に、係止用の凸部または凹部が、良好に撓んで好適に係合することができる。
【0013】
(3) 前記(3)項記載の発明によれば、前記(2)項記載の発明と同様な効果が奏せられる。
【0014】
(4) 前記(4)項記載の発明によれば、前記(2)項記載の発明と同様な効果が奏せられる。
【0015】
(5) 前記(5)項記載の発明によれば、前記(2)項記載の発明と同様な効果が奏せられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0017】
図1は、本発明の替芯ケースの第1実施例を示す正面図、図2は、同じく左側面図、図3は、図1におけるIII〜III線断面図、図4は、要部拡大斜視図である。
【0018】
本発明の替芯ケース(1)は、内部に替芯を収容する本体(2)と、この本体(2)の開口端(3)(図4参照)に、着脱自在に装着される蓋(4)とにより構成されている。前記本体(2)は、平面視において扁平な八角形を有する有底筒状体からなり、上部開口端(3)は、段部(5)を介して縮寸されている。
【0019】
蓋(4)は、本体(2)における前記開口端(3)に外嵌しうるようにそれと同様の八角形の断面形状を有し、下向きに開口している。
【0020】
蓋(4)の左右側面(6)(6)における開口端縁(7)には、蓋(4)を本体(2)に装着する際に蓋(4)を移動させる上下方向の、下端が開口する逆U字状に切欠いた形状の可撓溝(8)(8)が設けられ、かつ、蓋(4)の内面における前記各可撓溝(8)の左右近傍に、係止用の凹部(9)(9)が設けられている。
【0021】
一方、本体(2)の開口端(3)には、蓋(4)の前記凹部(9)(9)に係止させるための凸部(10)(10)が設けられている。
【0022】
蓋(4)を本体(2)に着脱する際には、前記可撓溝(8)が存在するため、蓋(4)の凹部(9)が設けられている周縁部(11)が外側に撓み、容易に着脱することができる。
【0023】
前記撓みを良好に行わせるためには、一般に、前記可撓溝(8)の左右の近傍範囲として、5mm以内の位置に、前記係止用の凹部(9)を設けることが好ましい。また、前記係止用の凹部(9)の上下方向の位置を、前記可撓溝(8)が存在する上下方向の範囲内に設定することが望ましい。
なお、蓋(4)に凹部(9)、本体(2)に凸部(10)を設けた実施例を示したが、反対に蓋(4)に凸部、本体(2)に凹部を設けてもよい。以下の実施例においても同様である。
【実施例2】
【0024】
図5は、本発明の替芯ケース(12)の第2実施例を示し、図4に相当する要部斜視図である。
【0025】
蓋(13)の左右側面(14)(14)に係止用の凹部(15)(15)が設けられ、各凹部(15)(15)の左右両側近傍に、下端が開口する逆U字状に切欠いた形状の可撓溝(16)(16)が設けられている。
【0026】
一方、本体(17)の開口端(18)における左右側面(19)(19)には、前記凹部(15)(15)に係止しうる凸部(20)(20)が設けられている。
【0027】
蓋(13)を本体(17)に着脱する際には、前記可撓溝(16)(16)が存在するため、蓋(13)における凹部(15)が設けられている周縁部(21)が外側に撓み、容易に着脱することができる。
【0028】
前記撓みを良好に行わせるためには、一般に、前記凹部(15)の左右両側の近傍範囲として、5mm以内の位置に、前記可撓溝(16)を設けることが好ましい。
【実施例3】
【0029】
図6は、同じく本発明の替芯ケース(22)の第3実施例を示す要部斜視図である。
【0030】
蓋(23)の前後側面(24)(24)の内面中央に係止用の凸部(25)(25)が設けられ、前記凸部(25)(25)のそれぞれの左右両側近傍に、上下方向の孔状可撓溝(26)(26)が設けられている。
【0031】
一方、本体(27)の開口端(28)における前後側面(29)(29)の外面中央に、前記凸部(25)(25)が係止しうる凹部(30)(30)が設けられている。
【0032】
蓋(23)を本体(27)に着脱する際には、前記孔状可撓溝(26)が存在するため、蓋(23)の凸部(25)(または凹部)が外側に撓み、容易に着脱することができる。
【実施例4】
【0033】
図7は、同じく本発明の替芯ケース(31)の第4実施例を示す要部斜視図である。
【0034】
前記第1〜第3実施例においては、可撓溝が、蓋に設けられていたが、第4実施例においては、U字状に切欠いた形状の可撓溝(32)が本体(33)における左右側面(34)(34)の開口端縁(35)に設けられ、それぞれの可撓溝(32)の左右両側近傍に係止用の凸部(36)(36)が設けられている。
【0035】
一方、蓋(37)の左右側面(38)(38)に、前記凸部(36)(36)を係止させるための凹部(39)(39)が設けられている。
【実施例5】
【0036】
図8は、同じく本発明の替芯ケース(40)の第5実施例を示す要部斜視図である。
【0037】
前記第1〜第4実施例においては、本体に対して蓋を上下方向に移動させて着脱することにより開閉するものであったが、第5実施例においては、蓋(41)の右端下部が本体(42)に軸支されており、この軸支部(43)を支点として、蓋(41)を回動させることにより開閉するようにしてある。蓋(41)の左側面(44)の開口端縁(45)に、逆U字状に切欠いた形状の可撓溝(46)が設けられ、その左右両側近傍に係止用の凸部(47)(47)が設けられている。
【0038】
一方、本体(42)における開口端(48)の前後片(48a)(48a)の左端には、前記凸部(47)(47)を係止させるための凹部(49)(49)が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の替芯ケースの第1実施例を示す正面図である。
【図2】同じく、左側面図である。
【図3】図1におけるIII〜III線断面図である。
【図4】図1に示す替芯ケースの拡大要部斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す要部斜視図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す要部斜視図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
【0040】
(1)替芯ケース
(2)本体
(3)開口端
(4)蓋
(5)段部
(6)側面
(7)開口端縁
(8)可撓溝
(9)凹部
(10)凸部
(11)周縁部
(12)替芯ケース
(13)蓋
(14)側面
(15)凹部
(16)可撓溝
(17)本体
(18)開口端
(19)側面
(20)凸部
(21)周縁部
(22)替芯ケース
(23)蓋
(24)側面
(25)凸部
(26)孔状可撓溝
(27)本体
(28)開口端
(29)側面
(30)凹部
(31)替芯ケース
(32)可撓溝
(33)本体
(34)側面
(35)開口端縁
(36)凸部
(37)蓋
(38)側面
(39)凹部
(40)替芯ケース
(41)蓋
(42)本体
(43)軸支部
(44)側面
(45)開口端縁
(46)可撓溝
(47)凸部
(48)開口端
(48a)前後片
(49)凹部




 

 


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