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発明の名称 塗膜転写具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2005−59514(P2005−59514A)
公開日 平成17年3月10日(2005.3.10)
出願番号 特願2003−295551(P2003−295551)
出願日 平成15年8月19日(2003.8.19)
代理人
発明者 小林 賢二
要約 課題
転写テープ28を保持するカートリッジ20を容器2内に装填し、前記転写テープ28を、容器2の前端26aにおける開口10から突出させて配置した転写ヘッド26で反転させて、巻取リール23で巻取るようにした塗膜転写具1において、前記カートリッジ20に、前記転写ヘッド26における被転写面への塗膜の転写後において転写テープ28に残存する塗膜を、付着させることにより除去するようにした塗膜除去片27を設ける。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
転写テープを保持するカートリッジを容器内に装填し、前記転写テープを、容器の前端における開口から突出させて配置した転写ヘッドで反転させて、巻取リールで巻取るようにした塗膜転写具において、
前記カートリッジに、前記転写ヘッドにおける被転写面への塗膜の転写後において転写テープに残存する塗膜を、付着させることにより除去するようにした塗膜除去片を設けたことを特徴とする塗膜転写具。
【請求項2】
前記塗膜除去片を、転写テープの幅よりも大きい長さを有する舌片状部材を、転写テープの走行方向に直交させて、前記カートリッジに付設することによって形成したことを特徴とする請求項1記載の塗膜転写具。
【請求項3】
前記塗膜除去片を、カートリッジを前記容器に装填した状態において、転写ヘッドを経た後に、容器の前記開口から再び容器内に戻る転写テープの外側表面に接近させて配置したことを特徴とする請求項1または2記載の塗膜転写具。
【請求項4】
前記塗膜除去片を、転写ヘッドと対向する前縁端面を、塗膜除去片の表面から裏面に向けて前方に下り勾配となる傾斜面に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の塗膜転写具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、転写テープを保持するカートリッジを、容器に装填して使用される塗膜転写具に関する。
【背景技術】
【0002】
塗膜転写具では、転写テープを保持するカートリッジを容器に装填して使用し、転写テープの使用完了後に、カートリッジを交換することによって、容器および駆動部品等を繰り返し使用しうるようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平9−156824号公報(図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているような塗膜転写具では、転写ヘッドの前端を被転写面としての紙面に押圧して、後方へ引くことによって、転写テープの塗膜を紙面の消去したい文字等の部分に転写するが、塗膜の一部が転写されずに、転写テープにおけるテープ基材から部分的に剥離した状態のまま、転写ヘッドから巻取リール方向へ送られる場合がある。このような場合に、転写テープが容器の前端における開口から、再び容器内に戻る際に、その開口縁に前記の残存した塗膜が付着し、塗膜滓として蓄積する場合がある。
【0005】
いわゆる、使い捨ての塗膜転写具では、塗膜が容器の開口縁に付着しても、その付着量は、特に支障を来たす程ではないが、カートリッジ式塗膜転写具の場合は、容器本体が繰り返し使用されるため、その開口に塗膜滓が多量に蓄積され、その塗膜滓が剥離して、被転写面である紙面上に付着し支障を来たす場合がある。
【0006】
この問題を解消するためには、カートリッジを交換する都度、開口に付着した塗膜滓を取り除けばよいが、開口は小さいため、そこに付着した塗膜滓を取り除く作業は極めて煩雑である。
【0007】
本発明は、前記従来の現状に鑑み、塗膜滓が開口縁に付着して蓄積することによる前記弊害を防止し得るようにした塗膜転写具を提供することを目的とする。
なお、本発明の塗膜転写具における塗膜は、文字等を消去するための塗膜のほか、接着用の糊塗膜等も含まれる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 転写テープを保持するカートリッジを容器内に装填し、前記転写テープを、容器の前端における開口から突出させて配置した転写ヘッドで反転させて、巻取リールで巻取るようにした塗膜転写具において、前記カートリッジに、前記転写ヘッドにおける被転写面への塗膜の転写後において転写テープに残存する塗膜を、付着させることにより除去するようにした塗膜除去片を設ける。
【0009】
(2) 上記(1)項において、前記塗膜除去片を、転写テープの幅よりも大きい長さを有する舌片状部材を、転写テープの走行方向に直交させて、前記カートリッジに付設することによって形成する。
【0010】
(3) 上記(1)項または(2)項において、前記塗膜除去片を、カートリッジを前記容器に装填した状態において、転写ヘッドを経た後に、容器の前記開口から再び容器内に戻る転写テープの外側表面に接近させて配置する。
【0011】
(4) 上記(1)項〜(3)項のいずれかにおいて、前記塗膜除去片を、転写ヘッドと対向する前縁端面を、塗膜除去片の表面から裏面に向けて前方に下り勾配となる傾斜面に形成する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、塗膜の一部が転写されずに、テープ基材に残ったままの状態で、転写ヘッドから巻取リール方向へ送られた場合、その残存した塗膜は、カートリッジに付設した塗膜除去片に付着し、この付着した塗膜滓は、カートリッジを交換する際に、カートリッジと共に取り除かれるので、容器の開口縁に蓄積されることがなく、従前にみられたような塗膜滓が紙面上に付着するなどの弊害を防止することができる。
【0013】
請求項2記載の発明によると、テープ基材上に残存した塗膜を、効率よく塗膜除去片に付着させることができる。
【0014】
請求項3記載の発明によると、同じく、テープ基材上に残存した塗膜を、効率よく塗膜除去片に付着させることができる。
【0015】
請求項4記載の発明によると、塗膜除去片の前縁端面における傾斜面によって、テープ基材上に残存した塗膜を、一層、効率よく塗膜除去片に付着させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は、本発明に係る塗膜転写具を前上方から見た斜視図,図2は、カートリッジを分離した分解斜視図、図3は、蓋体を開いて、カートリッジを容器本体に装填した状態を示す斜視図、図4は、カートリッジの斜視図、図5は、カートリッジの分解斜視図である。
【0017】
塗膜転写具(1)は、容器本体(3)と蓋体(4)とによって構成された容器(2)内に、カートリッジ(20)を交換可能に収容したカートリッジ式の塗膜転写具である。
【0018】
容器本体(3)は、図2に示すように、ほぼ楕円形をした底板(3a)と、この底板(3a)の周縁より立設した側壁(3b)とによって構成されており、側壁(3b)の前端部に切欠き(5)が形成されている。この切欠き(5)の一端縁には、不使用時における転写テープ(28)を保護するためのカバー(6)が開閉自在に取付けられている。
【0019】
蓋体(4)は、容器本体(3)の底板(3a)とほぼ同一形状をなす天板(4a)と、この天板(4a)の周縁より垂設した側壁(4b)とによって構成され、前記側壁(4b)には、容器本体(3)の前記切欠き(5)と対向する位置に、切欠き(7)が形成されている。
蓋体(4)は、ヒンジ(8)によって容器本体(3)に開閉自在に取付けられているとともに、蓋体(4)を閉じた際には、係止機構(9)によって容器本体(3)に係止されるようになっている。
【0020】
さらに、蓋体(4)を容器本体(3)に係止した際、蓋体(4)の切欠き(7)と容器本体(3)の切欠き(5)とによって開口(10)が画成されるようになっている。
【0021】
上記容器本体(3)の底板(3a)には、支軸(11)(12)(13)が立設され、それらの支軸(11)(12)(13)に、それぞれ供給ギア(14),巻取ギア(15)および中間ギア(16)が回転自在に設けられ、供給ギア(14)は、中間ギア(16)を介して、巻取ギア(15)に連係されている。供給ギア(14)および巻取ギア(15)は、それぞれ筒状のボス(14a)(15a)を備えている。
【0022】
一方、容器(2)内に装填されるカートリッジ(20)の基板(21)には、図5に分解して示すように、供給リール(22)の芯軸(22a)および巻取リール(23)の芯軸(23a)を、それぞれ嵌合保持する切欠き(24)(25)が形成されている。
基板(21)の前端部には、転写ヘッド(26)の基部が固設されており、基板(21)における転写ヘッド(26)の近傍には、転写テープ(28)の幅よりも大きい長さを有する舌片状の塗膜除去片(27)が、基板(21)に対して直角方向に、すなわち、転写テープ(28)の走行方向に直交するように付設されている。
前記塗膜除去片(27)における転写ヘッド(26)と対向する前縁端面は、表面から裏面に向けて前方に下り勾配となる傾斜面(27a)に形成されている。
【0023】
カートリッジ(20)は、巻回した転写テープ(28)を供給リール(22)に装着し、転写テープ(28)の繰り出し部を転写ヘッド(26)の前端(26a)で反転させ、巻取リール(23)の芯軸(23a)に装着するとともに、基板(21)の切欠き(24)(25)に、それぞれ供給リール(22)の芯軸(22a)および巻取リール(23)の芯軸(23a)の端部を回転自在に保持させることによって組立てられている。
【0024】
このカートリッジ(20)は、供給リール(22)の芯軸(22a)を、供給ギア(14)のボス(14a)に、同じく巻取リール(23)の芯軸(23a)を、巻取ギア(15)のボス(15a)に、それぞれ外嵌させることによって、容器本体(3)に装填される。
【0025】
容器(2)内に装填されたカートリッジ(20)は、図1に示すように、転写ヘッド(26)の前端部(26a)が容器本体(3)の開口(10)から外部に突出した状態に保持され、カートリッジ(20)の塗膜除去片(27)は、容器(2)の開口(10)における転写ヘッド(26)と開口縁(10a)との間に位置付けされ、転写ヘッド(26)の前端(26a)を経た後に、容器(2)の開口(10)から再び容器(2)内に戻る転写テープ(28)の外側表面に接近させて配置されている。
【0026】
次に前記塗膜除去片(27)の機能について説明する。
塗膜転写具(1)は、カバー(6)を回動させて転写ヘッド(26)を露出させ、転写ヘッド(26)の前端(26a)を紙面に押圧して後方へ引くことにより、転写テープ(28)の塗膜を紙面の消去したい文字等の部分に転写する。
【0027】
その際、塗膜の一部が転写テープにおけるテープ基材に残ったままの状態で、転写ヘッド(26)から巻取リール(23)へ送られた場合、その塗膜は、前記塗膜除去片(27)に付着し、蓄積される。塗膜除去片(27)に付着蓄積した塗膜滓は、カートリッジ(20)を交換する際に、カートリッジ(20)と共に、取り除かれる。そして、新たなカートリッジ(20)を容器本体(3)に装填することによって、新たな塗膜除去片(27)が前記開口(10)に配置されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明に係る塗膜転写具を前上方から見た斜視図である。
【図2】図1に示す塗膜転写具の容器からカートリッジを分離した分解斜視図である。
【図3】蓋体を開いてカートリッジを容器本体に装填した状態の斜視図である。
【図4】カートリッジの斜視図である。
【図5】カートリッジの分解斜視図である。
【符号の説明】
【0029】
(1)塗膜転写具
(2)容器
(3)容器本体
(3a)底板
(3b)側壁
(4)蓋体
(4a)天板
(4b)側壁
(5)切欠き
(6)カバー
(7)切欠き
(8)ヒンジ
(9)係止機構
(10)開口
(10a)開口縁
(11)(12)(13)支軸
(14)供給ギア
(14a)ボス
(15)巻取ギア
(15a)ボス
(16)中間ギア
(20)カートリッジ
(21)基板
(22)供給リール
(22a)芯軸
(23)巻取リール
(23a)芯軸
(24)(25)切欠き
(26)転写ヘッド
(26a)前端
(27)塗膜除去片
(27a)傾斜面
(28)転写テープ




 

 


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