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発明の名称 電気接続箱の冷却構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−215388(P2004−215388A)
公開日 平成16年7月29日(2004.7.29)
出願番号 特願2002−381416(P2002−381416)
出願日 平成14年12月27日(2002.12.27)
代理人
発明者 中村 剛
要約 課題
ボックス用排気ダクトの設置構造が単純であり、低コスト化を図ることができる電気接続箱の冷却構造を提供する。

解決手段
電気接続箱1の内部に連通するボックス用排気ダクト3を設け、このボックス用排気ダクト3の他端側とエアークリーナ用吸気ダクト13の他端側とをダクト連結部材4を介して連結し、双方の開口部3a,13aを隣接位置に配置した。
特許請求の範囲
【請求項1】
電気接続箱の冷却構造において、
前記電気接続箱の内部に連通するボックス用排気ダクトを設け、このボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍位置に配置したことを特徴とする電気接続箱の冷却構造。
【請求項2】
請求項1記載の電気接続箱の冷却構造であって、
前記ボックス用排気ダクトと前記エアークリーナ用吸気ダクトとを並設状態にセットするダクト連結部材を有し、このダクト連結部材で前記ボックス用排気ダクトと前記エアークリーナ用吸気ダクトとを連結することにより双方の開口部を隣接位置に配置したことを特徴とする電気接続箱の冷却構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の電気接続箱の冷却構造であって、
前記ボックス用排気ダクト内にワイヤーハーネスを通したことを特徴とする電気接続箱の冷却構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された電気接続箱の電子部品等の内蔵部品を冷却する電気接続箱の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気接続箱の冷却構造として、図4及び図5に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。この電気接続箱の冷却構造は、図4及び図5に示すように、車両51のエンジンルーム52内に電気接続箱50が配置され、この電気接続箱50内に一端側が接続された図示しないボックス用吸気ダクトとボックス用排気ダクト54がそれぞれ設けられている。
【0003】
ボックス用排気ダクト54の他端は、エアークリーナ用吸気ダクト55の周壁に連結されており、ボックス用排気ダクト54の他端側の開口部54aは、エアークリーナ用吸気ダクト55内に開口されている。エアークリーナ用吸気ダクト55は、エアークリーナ56に接続され、図示しないエンジンの駆動によりエアークリーナ56を介してエンジンルーム52内の空気を吸気するようになっている。
【0004】
上記構成において、エンジンが駆動し、エアークリーナ56を介して吸気動作が行われると、エアークリーナ用吸気ダクト55の内部が負圧となり、この負圧によってボックス用排気ダクト54を介して電気接続箱50内の暖かい空気が排出され、これによって電子部品等の内蔵部品50aが冷却される。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−1615号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電気接続箱50の冷却構造では、ボックス用排気ダクト54の他端側の開口部54aをエアークリーナ用吸気ダクト55内に開口するようにボックス用排気ダクト54をエアークリーナ用吸気ダクト55に連結しなければならない。従って、ボックス用排気ダクト54の設置構造が複雑であり、コスト高であるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ボックス用排気ダクトの設置構造が単純であり、低コスト化を図ることができる電気接続箱の冷却構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電気接続箱の冷却構造において、前記電気接続箱の内部に連通するボックス用排気ダクトを設け、このボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍位置に配置したことを特徴とする。
【0009】
この電気接続箱の冷却構造では、エンジンが駆動し、エアークリーナを介して吸気動作が行われると、エアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍エリアが負圧となり、この負圧によってボックス用排気ダクトを介して電気接続箱内の暖かい空気が排出され、これによって内蔵部品が冷却される。そして、エアークリーナ用吸気ダクトの負圧を利用するのに、ボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍位置に単に配置するだけで良い。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の電気接続箱の冷却構造であって、前記ボックス用排気ダクトと前記エアークリーナ用吸気ダクトとを並設状態にセットするダクト連結部材を有し、このダクト連結部材で前記ボックス用排気ダクトと前記エアークリーナ用吸気ダクトとを連結することにより双方の開口部を隣接位置に配置したことを特徴とする。
【0011】
この電気接続箱の冷却構造では、請求項1の発明の作用に加え、ボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の隣接する設置作業がダクト連結部材を用いてワンタッチで行われる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の電気接続箱の冷却構造であって、前記ボックス用排気ダクト内にワイヤーハーネスを挿通したことを特徴とする。
【0013】
この電気接続箱の冷却構造では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、ワイヤーハーネスの周囲を空気流が通過し、ワイヤーハーネスが冷却される。また、電気接続箱の内部と外部との間を接続するワイヤーハーネスの配索経路を別途設ける必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図3は本発明の電気接続箱の冷却構造を適用した一実施形態を示し、図1はエンジンルーム内に設置された電気接続箱の設置状態を示す斜視図、図2(a)は開放位置に位置するダクト連結部材の正面図、図2(b)は拘束位置に位置するダクト連結部材の正面図、図3は電気接続箱内のコネクタ部付近を示す一部拡大断面図である。
【0016】
図1に示すように、車両10のエンジンルーム11内には、エンジンEに清浄な空気を送るエアークリーナ12と共に電気接続箱1が配置されている。電気接続箱1は、リレーボックス、ジャンクションボックス、電子コントロールユニット等である。この電気接続箱1にはボックス用吸気ダクト2とボックス用排気ダクト3がそれぞれ接続されている。
【0017】
ボックス用吸気ダクト2は、その一端側が電気接続箱1内に開口され、その他端側が内側ボディ10aと外側ボディ10bとの間の図示しない間隙スペースに開口されている。この間隙スペースには、車両10の走行中に該車両10の前方から後方に向かって空気流が発生するようになっている。
【0018】
ボックス用排気ダクト3は、その一端側が電気接続箱1内に開口され、その他端側の開口部3aがエンジンルーム11内に開口されている。また、ボックス用排気ダクト3の他端側は、エアークリーナ用吸気ダクト13の他端側にダクト連結部材4を介して連結されている。
【0019】
図2(a),(b)に示すように、ダクト連結部材4は、開放位置と拘束位置との間で回転自在に支持された一対の挟持部5,5と、この一対の挟持部5,5間を拘束位置でロックするロック突起6及び被ロック部材7とを備えている。
【0020】
そして、図2(a)の開放位置では、ボックス用排気ダクト3とエアークリーナ用吸気ダクト13とを並設状態にセットすることができ、図2(b)の拘束位置では、並設状態にセットしたボックス用排気ダクト3とエアークリーナ用吸気ダクト13とを拘束するようになっている。そして、このダクト連結部材4でボックス用排気ダクト3の他端側とエアークリーナ用吸気ダクト13の他端側とを連結することにより双方の開口部3a,13aが隣接位置に配置されるようになっている。
【0021】
図1に示すように、ボックス用排気ダクト3内には、電気接続箱1の内部と外部とを接続するワイヤーハーネスWHが配索されている。このワイヤーハーネスWHの外部側の端部は、例えば、ホーンFやライトGに接続され、これらの電源供給や制御用に使用される。ワイヤーハーネスWHの内部側の端部は、図3に示すように、コネクタ部14を介して電気接続箱1内の電子部品等の図示しない内蔵部品に接続されている。コネクタ部14は、ボックス用排気ダクト3の一端側の開口部3bに臨む位置に配置されている。
【0022】
上記構成において、エンジンEが駆動し、エアークリーナ12を介して吸気動作が行われると、エアークリーナ用吸気ダクト13の開口部13aがエンジンルーム11内の空気を吸気する。すると、エアークリーナ用吸気ダクト13の開口部13aの近傍エリアが負圧となり、この負圧によってボックス用排気ダクト3を介して電気接続箱1内の暖かい空気が排出される。
【0023】
また、ボックス用吸気ダクト2より外部の空気が電気接続箱1内に取り入れられる。このような空気流によって電気接続箱1の図示しない電子部品等の内蔵部品が確実に冷却される。そして、エアークリーナ用吸気ダクト13の負圧を利用するのに、ボックス用排気ダクト3の開口部3aをエアークリーナ用吸気ダクト13の開口部13aの近傍位置に単に配置するだけで良いため、ボックス用排気ダクト3の設置構造が単純であり、低コスト化を図ることができる。
【0024】
上記実施形態では、ボックス用排気ダクト3とエアークリーナ用吸気ダクト13とを並設状態にセットできる開放位置と、この並設状態にセットしたボックス用排気ダクト3とエアークリーナ用吸気ダクト13とを拘束できる拘束位置との間で移動自在なダクト連結部材4を有し、このダクト連結部材4でボックス用排気ダクト3とエアークリーナ用吸気ダクト13とを連結することにより双方の開口部3a,13aを隣接位置に配置した。このように構成したので、ボックス用排気ダクト3の開口部3aをエアークリーナ用吸気ダクト13の開口部13aの隣接する設置作業をダクト連結部材4を用いてワンタッチで行うことができる。従って、設置作業が容易である。尚、エアークリーナ用吸気ダクト13にボックス用排気ダクト3を上記ダクト連結部材4ではなく、その他の周知のバンドクランプ等を用いて並設状態に設置しても良い。
【0025】
上記実施形態では、ボックス用排気ダクト3内にワイヤーハーネスWHを通したので、ワイヤーハーネスWH及びコネクタ部14の周囲を空気流が通過し、ワイヤーハーネスWH及びコネクタ部14を確実に冷却することができる。また、電気接続箱1の内部と外部との間を接続するワイヤーハーネスWHの配索経路を別途設ける必要がない。これにより、電気接続箱1の冷却構造全体の低コスト化をより一段と図ることができる。
【0026】
さらに、上記実施形態では、ボックス用排気ダクト3の他端側とエアークリーナ用吸気ダクト13の他端側とを並設状態に配置し、双方の開口部3a,13aの隣接位置に配置したので、エアークリーナ用吸気ダクト13の負圧の影響を強く受けるため、電気接続箱1内の空気を確実に排出することができる。ボックス用排気ダクト3の開口部3aは、エアークリーナ用吸気ダクト13の負圧エリア内である近傍位置に配置すれば良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、電気接続箱の内部に連通するボックス用排気ダクトを設け、このボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍位置に配置したので、エアークリーナが吸気動作を行うと、エアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍エリアが負圧となり、この負圧によってボックス用排気ダクトを介して電気接続箱内の暖かい空気が排出され、これによって内蔵部品を確実に冷却することができる。
【0028】
そして、エアークリーナ用吸気ダクトの負圧を利用するのに、ボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の近傍位置に単に配置するだけで良いため、ボックス用排気ダクトの設置構造が単純であり、低コスト化を図ることができる。
【0029】
請求項2の発明によれば、ボックス用排気ダクトとエアークリーナ用吸気ダクトとをワンタッチで連結するダクト連結部材によって双方のダクトを連結して双方の開口部を隣接位置に配置したので、ボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の隣接する設置作業をダクト連結部材を用いてワンタッチで行うことができる。従って、設置作業を容易に行うことができる。また、ボックス用排気ダクトの開口部をエアークリーナ用吸気ダクトの開口部の隣接位置に配置したので、エアークリーナ用吸気ダクトの負圧の影響を強く受けるため、電気接続箱内の空気を確実に排出することができる。
【0030】
請求項3の発明によれば、ボックス用排気ダクト内にワイヤーハーネスを挿通したので、ワイヤーハーネスの周囲を空気流が通過し、ワイヤーハーネスを確実に冷却することができる。また、電気接続箱の内部と外部との間を接続するワイヤーハーネスの配索経路を別途設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、エンジンルーム内に設置された電気接続箱の設置状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、(a)は開放位置に位置するダクト連結部材の正面図、(b)は拘束位置に位置するダクト連結部材の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、電気接続箱内のコネクタ付近を示す一部拡大断面図である。
【図4】従来例を示し、エンジンルーム内に設置された電気接続箱の設置状態を示す斜視図である。
【図5】従来例の電気接続箱の冷却構造を示す一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱
3 ボックス用排気ダクト
3a 開口部
4 ダクト連結部材
13 エアークリーナ用吸気ダクト
13a 開口部
WH ワイヤーハーネス




 

 


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