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発明の名称 電気接続箱
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−48994(P2004−48994A)
公開日 平成16年2月12日(2004.2.12)
出願番号 特願2003−271583(P2003−271583)
出願日 平成15年7月7日(2003.7.7)
代理人
発明者 柳瀬 毅之
要約 課題
 リレーを内蔵することで、部品点数や電気的な接続回数を削減して低コスト化と小型化及び信頼性の向上を図ることができる電気接続箱を提供する。

解決手段
 接続箱本体11内にリレー12を備えた電気接続箱10であって、接続箱本体11内に、電気部品18の端子18aを接続する接続部14dを少なくとも一方に形成した一対のブスバー13,14をそれぞれ配索すると共に、電源供給用の一対の端子16,17を相対向するようにそれぞれ配索し、電源供給用の一対の端子16,17にリレーコイル15の両端を接続すると共に、一対のブスバー13,14のうちの少なくともどちらか一方のブスバー13(14)の端部を該リレーコイル15の接点部13c(14c)とした。
特許請求の範囲
【請求項1】
接続箱本体内にリレーを備えた電気接続箱であって、
 前記接続箱本体内に、一対のブスバーをそれぞれ配索すると共に、電源供給用の一対の端子を相対向するようにそれぞれ配索し、この電源供給用の一対の端子にリレーコイルの両端を接続すると共に、前記一対のブスバーのうちの少なくともどちらか一方のブスバーの端部を該リレーコイルの接点部としたことを特徴とする電気接続箱。
【請求項2】
請求項1記載の電気接続箱であって、
 前記どちらか一方のブスバーの他端に電気部品の端子を接続する接続部を形成したことを特徴とする電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
 本発明は、接続箱本体内にリレー(継電器)を一体的に組み込んだ電気接続箱に関する。
【背景技術】
【0002】
 従来の電気接続箱として、図3に示すものや、図5に示す特開平2−74114号公報のものが知られている。
【0003】
 図3に示す電気接続箱1は、合成樹脂製の接続箱本体2を有している。この接続箱本体2上の所定位置には、リレー3が嵌合されるコネクタ部2aを一体突出形成してある。図4に示すように、リレー3は、合成樹脂製の基板3aと、この基板3aを覆う合成樹脂製で箱形の外カバー3bとを有している。基板3aにはコ字板状の接続端子4の雄タブ部4aの基端と板状の接続端子5の雄タブ部5aの基端をそれぞれ埋設してある。
【0004】
 一方の接続端子4の基板3a上にはL字状のコイル収容部4bと可動接点となる接点部4cを折り曲げによりそれぞれ形成してある。また、他方の接続端子5の基板3a上には一方の接続端子4の接点部4cより内側に所定クリアランス離間した固定接点となる接点部5cを形成してある。これら一方の接続端子4のコイル収容部4bと他方の接続端子5の接点部5cとの間にはリレーコイル6を組み込んである。このリレーコイル6の両端は基板3aの前後に埋設された一対の接続端子7,7にそれぞれ接続されている。
【0005】
 そして、リレーコイル6に一対の接続端子7,7を介して電流を流して通電すると、該リレーコイル6が電磁石となって一方の接続端子4の外側に位置する接点部4cが他方の接続端子5の内側に位置する接点部5cに引き寄せられて接触する。これにより、両接点部4c,5cが閉じられ、リレー3を介在させた電気接続箱1の所定の回路がオン状態(導通状態)となる。
【0006】
 図5に示す電気接続箱1′の接続箱本体2′は、合成樹脂製のメインカバー2Aと、複数のブスバー回路板を積層して成る積層体2Bと、アンダーカバー2Cとから構成されている。そして、メインカバー2Aのリレー装着部2a′に装着されたリレー3′は、中継端子8を介して積層体2B上に突出したブスバー9の雄タブ部9aに接続されている。
【特許文献1】特開平2−74114号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
 しかしながら、前記従来の電気接続箱1では、リレー3を接続箱本体2のコネクタ部2aに結合する構造になっているので、リレー3の各接続端子4,5,7や外カバー3b或いは接続箱本体2のコネクタ部2aを含めて電気的な接続のための無駄な部品や部材が必要不可欠となり、その分部品点数が増えてコスト高になっていると共に電気的な接続部分が増えることで信頼性の低下を招いていた。
【0008】
 また、前記他の従来例の電気接続箱1′では、メインカバー2Aに装着されるリレー3′の図示しない接続端子が中継端子8を介して積層体2B上のブスバー9の雄タブ部9aに接続されるようになっているので、中継端子8が必要な分、部品点数が増えてコスト高であった。
【0009】
 そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、接続箱本体にリレーを内蔵することができ、部品点数や電気的な接続回数を削減して低コスト化と小型化及び信頼性の向上を図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
 請求項1の発明は、接続箱本体内にリレーを備えた電気接続箱であって、前記接続箱本体内に、一対のブスバーをそれぞれ配索すると共に、電源供給用の一対の端子を相対向するようにそれぞれ配索し、この電源供給用の一対の端子にリレーコイルの両端を接続すると共に、前記一対のブスバーのうちの少なくともどちらか一方のブスバーの端部を該リレーコイルの接点部としたことを特徴とする。
【0011】
 この電気接続箱では、接続箱本体内にリレーを一体的に形成したので、部品点数や電気的な接続回数が可及的に削減され、全体の低コスト化と小型化及び信頼性の向上が図られる。
【0012】
 請求項2の発明は、請求項1記載の電気接続箱であって、前記どちらか一方のブスバーの他端に電気部品の端子を接続する接続部を形成したことを特徴とする。
【0013】
 この電気接続箱では、リレーの一部となるどちらか一方のブスバーの他端に接続部を形成したので、リレーに電気部品を接続する際に中継端子等の別の部品が不要となり、その分部品点数が削減されて全体の低コスト化がより一層図られる。
【発明の効果】
【0014】
 以上説明したように、請求項1の発明によれば、接続箱本体内にリレーを一体的に形成したので、部品点数や電気的な接続回数を可及的に削減することができて全体の低コスト化と小型化及び信頼性の向上を図ることができる。
【0015】
 請求項2の発明によれば、リレーの一部となるどちらか一方のブスバーの他端に接続部を形成したので、リレーに電気部品を接続する際に中継端子等の別の部品が不要となり、その分部品点数を削減することができて全体の低コスト化をより一段と図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
 以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
 図1は本発明の一実施形態の電気接続箱の要部の拡大斜視図、図2は同電気接続箱の接続箱本体に複数のリレーを内蔵した状態を示す部分斜視図である。
【0018】
 図1,図2に示すように、電気接続箱10は合成樹脂製の接続箱本体11を有している。この接続箱本体11にはリレー12を内蔵してある。このリレー12は、接続箱本体11内に配索された一対のブスバー13,14と、この一対のブスバー13,14間に介在されたリレーコイル15と、このリレーコイル15に電流を供給する一対のブスバー16,17とで構成されている。
【0019】
 図1に示すように、一対のブスバー13,14の相対向する各端部13a,14aは相対向する方向にそれぞれ延設されている。この一対のブスバー13,14のうちの一方のブスバー13の端部13a側には、コイル収容部13bと可動接点としての接点部13cを略逆U字状に折り曲げることにより形成してある。
【0020】
 また、一対のブスバー13,14のうちの他方のブスバー14の端部14aには、上記一方のブスバー13の接点部13cより内側に所定クリアランス離間する固定接点としての接点部14cを上方に垂直に折り曲げて一体形成してある。これら一方のブスバー13のコイル収容部13bと他方のブスバー14の接点部14cとの間には、電線をコイル状に巻いてなるリレーコイル15を収容して組み込んである。さらに、他方のブスバー14の中央部は平面L字状に折り曲げられていて、その他端14bにヒューズ(電気部品)18の雄端子(端子)18aを接続する略逆Ω字状の接続部14dを上方に垂直に折り曲げて一体形成してある。
【0021】
 リレーコイル15の両端は接続箱本体11内に配索された電源供給用の一対のブスバー(端子)16,17の各端部の垂直起立部16a,17aに接続してある。そして、リレーコイル15の通電時、即ち、一対のブスバー16,17を介してリレーコイル15に電流が流れると、該リレーコイル15が強い電磁石となって一方のブスバー13の外側に位置する接点部13cを他方のブスバー14の内側に位置する接点部14cに引き寄せて両接点部13c,14c同士が接触する(閉じられる)ようになっている。
【0022】
 以上実施形態の電気接続箱10によれば、その合成樹脂製の接続箱本体11にリレー12を内蔵したので、従来のような中継端子や接続端子が不要となって部品点数や電気的な接続回数を可及的に削減することができる。これにより、電気接続箱10全体の低コスト化と小型・薄型化及び信頼性の向上を図ることができる。
【0023】
 また、リレー12の一部となる他方のブスバー14の他端14bに略逆Ω字状の接続部14dを折り曲げにより一体形成したので、リレー12にヒューズ18等の他の電気部品を接続する際に中継端子や接続端子の別の部品が不要となり、その分部品点数を削減することができて、電気接続箱10全体の低コスト化をより一段と図ることができる。
【0024】
 さらに、このようなリレー12を用いると、小さな容量のスイッチで大きな電流を断続することができる。例えば、リレー12とヒューズ18等をヘッドライト回路に介在させてヘッドランプを点灯させる際に、運転席のライテイングスイッチを入れると、リレーコイル15に電流が流れ、一対のブスバー13,14の両接点部13c,14c同士が閉じられてヘッドランプが点灯する。この場合、ライテイングスイッチに流れる電流はリレーコイル15の電流だけであり、わずかな電流でよい。
【0025】
 尚、前記実施形態によれば、リレーコイルに電流を流さない時に一対の接点部間が開いて電流を流した時に閉じる常開接点(メイク接点)型のリレーについて説明したが、リレーコイルに電流を流さない時に一対の接点部間が閉じていて電流を流した時に開く常閉接点(ブレーク接点)型のリレーに前記実施形態を適用することができることは勿論である。また、電気部品はヒューズに限られず、さらに、電気部品の端子が接続される他方のブスバーの他端の接続部もスロット状で略逆Ω字状の接続部に限られず、箱状で雌型の接続部でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態の電気接続箱の要部の拡大斜視図である。
【図2】上記電気接続箱の接続箱本体に複数のリレーを内蔵した状態を示す部分斜視図である。
【図3】従来例の電気接続箱の斜視図である。
【図4】上記従来例の電気接続箱に用いられるリレーの内部構造を示す斜視図である。
【図5】他の従来例の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
【0027】
 10 電気接続箱
 11 接続箱本体
 12 リレー
 13,14 一対のブスバー
 13a 端部
 13c 可動接点(接点部)
 14a 端部
 14c 固定接点(接点部)
 14d 接続部
 15 リレーコイル
 16,17 電源供給用の一対のブスバー(端子)
 18 ヒューズ(電気部品)
 18a 雄端子(端子)




 

 


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