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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−296241(P2004−296241A)
公開日 平成16年10月21日(2004.10.21)
出願番号 特願2003−86415(P2003−86415)
出願日 平成15年3月26日(2003.3.26)
代理人
発明者 小林 浩明 / 長尾 均
要約 課題
壁面に取り付けるタイプの照明器具の取付を容易にすることのできる照明器具を提供すること。

解決手段
壁面15から突出する灯具1を有する照明器具において、壁面15に固定される取付板17と、中心付近にめねじ部9を有するとともに周縁に筒部11を有するフランジ具8と、フランジ具8のめねじ部9に螺合されるおねじ部9及び取付板17に係止される係止部14を有して灯具1に接続されるアーム7と、を備え、アーム7は、取付板17に係止部14を引掛け、さらにフランジ具8のめねじ部9がアーム7のおねじ部10に螺合されることにより、フランジ具8の筒部11が壁面15に当接して係止部14を壁面15に対して手前に移動させ、これにより取付板17に係止部14が固定されるようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】
壁面から突出する灯具を有する照明器具において、壁面に固定される取付板と、中心付近にめねじ部を有するとともに周縁に筒部を有するフランジ具と、フランジ具のめねじ部に螺合されるおねじ部及び取付板に係止される係止部を有して灯具に接続されるアームと、を備え、アームは、取付板に係止部を引掛け、さらにフランジ具のめねじ部がアームのおねじ部に螺合されることにより、フランジ具の筒部が壁面に当接して係止部を壁面に対して手前に移動させ、これにより取付板に係止部が固定されるものであることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記取付板は、上下方向に開口する開口部を備えて壁面に対して手前に突出した凸片を有し、開口部に係止部を引掛けることにより係止されるものであることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記取付板は、取付板の上部及び下部に凸片を有することを特徴とする請求項2記載の照明器具。
【請求項4】
前記係止部が係止される開口部の係止縁は、下部よりも上部の方が壁面側に位置することを特徴とする請求項3記載の照明器具。
【請求項5】
前記開口部は、壁面に対して手前側に係止部の幅と略同一幅となる狭開口部分を、壁面側にアームに設けた係止部の幅より広い広開口部分を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項4記載の照明器具。
【請求項6】
前記係止部は、狭開口部分の両側の縁で係止される突出部分を有することを特徴とする請求項5記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具、特に照明器具の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の照明器具の従来例として、本出願人は、実開平4−94209号公報に示すものを提案している。このものは、天井面に固定されたシーリングプレートにより下方に突設された固定ねじを取付孔に挿通させるとともに、固定ねじに固定ナットを螺合させることによって、シーリングプレートと固定ナットとの間に挟持される。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−94209号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、固定ねじを取付孔に挿通させる際に、固定ねじを取付孔に合わせる手間が生じるという課題があった。特に、壁面に取り付けるタイプの場合には、照明器具を保持しながら、固定ねじを取付孔に合わせる必要があるため、その取り付けが容易ではなかった。
【0005】
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、特に壁面に取り付けるタイプの照明器具の取付を容易にすることのできる照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、壁面から突出する灯具を有する照明器具において、壁面に固定される取付板と、中心付近にめねじ部を有するとともに周縁に筒部を有するフランジ具と、フランジ具のめねじ部に螺合されるおねじ部及び取付板に係止される係止部を有して灯具に接続されるアームと、を備え、アームは、取付板に係止部を引掛け、さらにフランジ具のめねじ部がアームのおねじ部に螺合されることにより、フランジ具の筒部が壁面に当接して係止部を壁面に対して手前に移動させ、これにより取付板に係止部が固定されるものであることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記取付板は、上下方向に開口する開口部を備えて壁面に対して手前に突出した凸片を有し、開口部に係止部を引掛けることにより係止されるものであることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2記載の発明において、前記取付板は、取付板の上部及び下部に凸片を有することを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の発明において、前記係止部が係止される開口部の係止縁は、下部よりも上部の方が壁面側に位置することを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4記載の発明において、前記開口部は、壁面に対して手前側に係止部の幅と略同一幅となる狭開口部分を、壁面側にアームに設けた係止部の幅より広い広開口部分を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項5記載の発明において、前記係止部は、狭開口部分の両側の縁で係止される突出部分を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施形態の照明器具を、図1〜図8に基づいて説明する。図1(a)は、本実施形態の一部を切り欠いた全体図、(b)は、要部の背面図である。図2(a)は、係止前の開口部及び係止部を示す図、(b)は、係止時の開口部及び係止部を示す図である。である。図3(a)は、要部の背面図、(b)は、フランジ具を切断した状態での要部の上面図、(c)は、フランジ具を切断した状態での要部の側面図である。図4(a)は、壁面から係止縁までの距離が上部凸片と下部凸片とで等しい状態を示す図、(b)は、上部凸片の壁面から係止縁までの距離が、下部凸片のそれよりも短い状態を示す図である。図5(a)は、フランジ具の筒部が、壁面の表面に当接している状態を示す図、(b)は、同筒部が、壁面に食い込んでいる状態を示す図である。図6(a)は、照明器具取り付け前の要部側面図、(b)は照明器具取り付け時の要部側面図である。図7(a)は、本実施形態の別例1の係止前の開口部及び係止部を示す図、(b)は、同係止時の開口部及び係止部を示す図である。図8(a)は、本実施形態の別例2の係止前の開口部及び係止部を示す図、(b)は、同係止時の開口部及び係止部を示す図である。
【0013】
本実施形態の照明器具は、図1に示すように壁面15から突出する灯具1を有する照明器具において、壁面15に固定される取付板17と、中心付近にめねじ部9を有するとともに周縁に筒部11を有するフランジ具8と、フランジ具8のめねじ部9に螺合されるおねじ部10及び取付板17に係止される係止部14を有して灯具1に接続されるアーム7と、を備え、アーム7は、取付板17に係止部14を引掛け、さらにフランジ具8のめねじ部9がアーム7のおねじ部10に螺合されることにより、フランジ具8の筒部11が壁面15に当接して係止部14を壁面15に対して手前に移動させ、これにより取付板17に係止部14が固定されるようにしたものである。
【0014】
灯具1は、ガラス又はプラスチックの材料を用いて、略円筒形に形成されたカバー2と、金属製板材をプレス加工した押さえ金具3と、電球4のバルブが上向きで装着される碍子製のソケット5を備え構成されている。
【0015】
また、灯具1の下部には、真鍮製の取付具6が結合し、取付具6の側面には、鋼管製で直径10mmの中空のアーム7が接続されている。アーム7の根元近傍には、フランジ具8のめねじ部9が螺合されるおねじ部10が形成されている。フランジ具8は、厚み0.8mmの金属製板材をへら絞り加工したもので、その周縁に筒部11、中心付近にめねじ部9を有している。また、アーム7の根元には、ナット12により、係止部14を備える取付金具13が取り付けられている。壁面15には、固定ねじ16により、係止部14を係止する取付板17が固定されている。また、図1(b)に示すように、フランジ具8内には、電源線と電球4が接続された配線18を接続するコネクタ19が設けられている。
【0016】
また、図2に示すように係止部14は、先端が垂下するL字形状に形成されている。また、係止部14の先端には、狭開口部分22(後述する)の両側の縁で係止される突出部分24が形成されている。この突出部分24は、係止部14の上下方向のガタツキを防止するために設けたものである。取付板17は、厚み1.2mmの略円盤形状であり、上下方向に開口する開口部20を備えて壁面15に対して手前に突出した凸片21を備えている。凸片21は、上面視において略長方形であり、凸片21に設けた開口部20は、壁面15に対して手前側に係止部14の幅L1と略同一幅となる狭開口部分22及び壁面15側に係止部14の突出部分24幅L2より広い広開口部分23とを備えている。ここで、広開口部分23は、係止部14を係止する際に、係止部14を挿入する部分であり、狭開口部分22は、係止部14を固定する際に、壁面15に対して横方向に発生するガタツキを防止するために設けている。
【0017】
以上の取付金具13及び取付板17は、図3に示すようにフランジ具8内に収納される。図3(c)に示すように、係止部14は、取付金具13の上部及び下部に設けられている。また、取付板17の中心付近には、電源線が挿通される電源孔25が、電源孔25の上方及び下方には、取付板17の取付孔26が備えられている。また、図4(b)に示すように、係止部14が係止される取付板17の開口部20の係止縁27は、下部の凸片21に設けた係止縁27よりも上部の凸片21に設けた係止縁27の方が壁面15側に位置するようにしている。すなわち、上部の凸片21の係止縁27と壁面15との間隔をL3、下部の凸片21の係止縁27と壁面15との間隔をL4とすると、L3<L4の関係となるようにするのである。ここで、図4(a)は図4(b)との比較の為、上記L3とL4の関係が、L3=L4となる状態を示したものである。また、図5(a)に示すように、フランジ具8の筒部11が、壁面15に当接した状態においてもおねじ部10が、壁面15側に残るよう、余分にねじ溝10aを切っている。
【0018】
つぎに、以上の構成を有する照明器具の施工について説明する。図6(a)に示すように、まず予め、2本の固定ねじ16を用いて、開口部20が上下方向を向くように取付板17を壁面15に固定しておく。そして、ソケット5を垂直に立てた状態にして、一対の係止部14を上下の開口部20に挿入して係止する。この状態においては、係止部14が開口部20に引掛けられている状態であるので、係止部14は取付板17に固定されていない。また、この状態では、フランジ具8は、アーム7に挿通されアーム7上で、移動自在の状態となっている。つぎに、図6(b)に示すようにフランジ具8のめねじ部9を、アーム7のおねじ部10に押し当て、フランジ具8を、図6(b)に示した矢印の方向に回転させることにより、めねじ部9をアーム7のおねじ部10に螺合させる。フランジ具8のめねじ部9をアーム7のおねじ部10に螺合させると、フランジ具8は、壁面15方向に移動するが、フランジ具8は筒部11を有しており、フランジ具8の筒部11が壁面15に当接することにより壁面15方向への移動が規制される。
【0019】
この状態で、さらにフランジ具8を矢印の方向に回転させると、フランジ具8の筒部11が壁面15に当接していることにより壁面15方向に移動することができないため、アーム7が壁面15に対して手前に移動する。アーム7が壁面15に対して手前に移動すると、係止部14がアーム7の動きに連動して壁面15に対して手前に移動する。これにより、係止部14と取付板17間には、引っ張る力が働き、これにより係止部14が取付板17に固定されるのである。
【0020】
また、この状態において、係止部14は、図2(b)に示すように壁面15に対して手前側に係止部14の幅L1と略同一幅となる狭開口部22に位置しているため、壁面15に対し横方向の力が働いても、狭開口部22の縁でその動きが規制されるため、ガタツキを抑制することができる。また、前述のように係止部14の先端には、狭開口部分22の両側の縁で係止される突出部分24が形成されているため、たとえば灯具1の自重等で、上部の凸片21の係止部14に、下部の凸片21の係止部14を支点とした壁面15手前方向の力が発生した場合においても、突出部分24が、狭開口部分22の両側の縁で係止されるため、ガタツキを抑制することが可能となる。
【0021】
以上のようにしたので、灯具1を取付板17に取り付ける際に固定ねじを取付孔に合わせる作業を省くことができ、容易に灯具1を取り付けることができる。
【0022】
また、図5(a)において説明したように、フランジ具8の筒部11が、壁面15に当接した状態においてもおねじ部10が、壁面15側に残るよう、余分にねじ溝10aを切っている。このため、たとえば壁面15にクロスが貼ってある場合等、壁面15が柔らかい状態にある場合においても、フランジ具8の筒部11を壁面15に押し込むことにより、灯具1を壁面15に固定することができる。
【0023】
さらにまた、図4(b)に示したように、係止部14が係止される取付板17の開口部20の係止縁27は、下部の凸片21の係止縁27よりも上部の凸片21の係止縁27の方が壁面15側に位置するようにしていることにより、アーム7は、壁面15に対して直交している状態から、僅かに上向いた位置で係止されることになる。これにより、灯具1の自重等により、灯具1が下方向に垂れるという不具合を防止することができる。
【0024】
なお、本実施形態においては、係止部14は、狭開口部分22の両側の縁で係止される突出部分24を設けたが、図6に示すように係止部14が断面視において鉤形状になるようにしてもよい。このようにした場合においても、前述のものと同様の作用によりガタツキを抑制することができる。
【0025】
さらにまた、図7に示すように、取付板17の一つの凸片21に一対の開口部20を設け、係止部14の突出部分24を、壁面14に対して手前に突出するようにしてもよい。このようにした場合においても、前述のものと同様の作用によりガタツキを抑制することができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に係る発明は、壁面から突出する灯具を有する照明器具において、壁面に固定される取付板と、中心付近にめねじ部を有するとともに周縁に筒部を有するフランジ具と、フランジ具のめねじ部に螺合されるおねじ部及び取付板に係止される係止部を有して灯具に接続されるアームと、を備え、アームは、取付板に係止部を引掛け、さらにフランジ具のめねじ部がアームのおねじ部に螺合されることにより、フランジ具の筒部が壁面に当接して係止部を壁面に対して手前に移動させ、これにより取付板に係止部が固定されるものであるようにしたので、灯具を取付板に取り付ける際に固定ねじを取付孔に合わせる作業を省くことができ、容易に灯具を取付ることができる。
【0027】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記取付板は、上下方向に開口する開口部を備えて壁面に対して手前に突出した凸片を有し、開口部に係止部を引掛けることにより係止されるものであるようにしたので、係止部と開口部の位置合わせを容易にすることができる。
【0028】
請求項3に係る発明は、請求項2記載の発明において、前記取付板は、取付板の上部及び下部に凸片を有するようにしたので、凸片を一つだけ設けた場合に比べて、より安定して係止させることができる。
【0029】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の発明において、前記係止部が係止される開口部の係止縁は、下部よりも上部の方が壁面側に位置するようにしたので、アームが壁面に対し僅かに上方向を向くように係止されるので、灯具の自重等で灯具が垂れる等の不具合を防止することができる。
【0030】
請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4記載の発明において、前記開口部は、壁面に対して手前側に係止部の幅と略同一幅となる狭開口部分を、壁面側にアームに設けた係止部の幅より広い広開口部分を備えることを特徴とする。
【0031】
請求項6に係る発明は、請求項5記載の発明において、前記係止部は、狭開口部分の両側の縁で係止される突出部分を有するようにしたので、上側の係止部に、下側の係止部を支点とした壁面手前方向の回転力が発生した場合においても、突出部分が、狭開口部分の両側の縁で係止されるため、ガタツキを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本実施形態の一部を切り欠いた全体図、(b)は、要部の背面図である。
【図2】(a)は、係止前の開口部及び係止部を示す図である。
【図3】(a)は、要部の背面図、(b)は、フランジ具を切断した状態での要部の上面図、(c)は、フランジ具を切断した状態での要部の側面図である。
【図4】(a)は、壁面から係止縁までの距離が上部凸片と下部凸片とで等しい状態を示す図、(b)は、上部凸片の壁面から係止縁までの距離が、下部凸片のそれよりも短い状態を示す図である。
【図5】(a)は、フランジ具の筒部が、壁面の表面に当接している状態を示す図、(b)は、同筒部が、壁面に食い込んでいる状態を示す図である。
【図6】(a)は、照明器具取り付け前の要部側面図、(b)は照明器具取り付け後の要部側面図である。
【図7】(a)は、本実施形態の別例1の係止前の開口部及び係止部を示す図、(b)は、同係止時の開口部及び係止部を示す図である。
【図8】(a)は、本実施形態の別例2の係止前の開口部及び係止部を示す図、(b)は、同係止時の開口部及び係止部を示す図である。
【符号の説明】
1 灯具
2 カバー
3 押さえ金具
4 電球
5 ソケット
6 取付具
7 アーム
8 フランジ具
9 めねじ部
10 おねじ部
11 筒部
12 ナット
13 取付金具
14 係止部




 

 


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