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発明の名称 吊り下げ形照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−95368(P2004−95368A)
公開日 平成16年3月25日(2004.3.25)
出願番号 特願2002−255488(P2002−255488)
出願日 平成14年8月30日(2002.8.30)
代理人
発明者 福田 恒
要約 課題
器具本体の重量バランスを調整するための部品を不要として部品点数の削減によるコストダウンを図る。

解決手段
器具本体1の内部には、点灯回路を構成する部品が実装された回路基板4と、回路基板4と器具本体1との間に介装されて回路基板4に実装される部品や導電パターンと器具本体1の絶縁距離を確保する絶縁部材5とが収納される。絶縁部材5は、器具本体1における電源コード10によって吊り下げられる位置を挟んでソケット8と反対側の位置、つまり支持ばね14の近傍に配置される。したがって、絶縁部材5の重量で器具本体1の重量バランスをとって器具本体1を水平に保つことができ、絶縁部材5で重量バランスを調整するため、従来の重りが不要となって部品点数の削減によるコストダウンが図れる。
特許請求の範囲
【請求項1】
天井から電源コードにより吊設される吊り下げ形照明器具であって、ランプが着脱自在に装着されるソケットと、ランプを点灯する点灯回路が実装された回路基板と、ソケットが取り付けられるとともに内部に点灯回路が収納される金属製の器具本体と、器具本体と回路基板の間に介装されて器具本体から点灯回路を絶縁する合成樹脂製の絶縁部材と、器具本体の上面に設けられ電源コードの余長部位を内部に収容するとともに電源コードに支持されるコードカバーとを備え、器具本体における電源コードによって吊り下げられる位置を挟んでソケットと反対側の位置に絶縁部材を配置したことを特徴とする吊り下げ形照明器具。
【請求項2】
金属製の重りが適宜収納可能な収納部を絶縁部材に設けたことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ形照明器具。
【請求項3】
コードカバーの下端縁に嵌合片を設けるとともに器具本体上面と略平行な面内でコードカバーを回転させることによりコードカバーの嵌合片が嵌合する嵌合部を器具本体の上面より突設してなり、器具本体上面に設けた窓孔を通して器具本体外に進退自在に突出し器具本体外に突出した状態において嵌合部に嵌合した嵌合片が反嵌合方向に移動するのを規制する規制部を絶縁部材に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊り下げ形照明器具。
【請求項4】
点灯回路をオン・オフするスイッチ並びに電源コードが接続される電源コネクタを具備するスイッチブロックを備え、回路基板の下面に実装したコネクタとスイッチブロックの上面に設けたコネクタを接続してスイッチ及び電源コードを点灯回路と接続してなり、回路基板上面のコネクタに対向する位置又はその近傍に当接して回路基板を支持する突起を絶縁部材に設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の吊り下げ形照明器具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井から電源コードにより吊設される吊り下げ形照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井から電源コードにより吊設される吊り下げ形照明器具は、点灯回路を実装した回路基板が絶縁部材を介して金属製の器具本体内に収容されており、器具本体上面に装着されるコードカバー内に電源コードの余長部位を収納するとともに電源コードにコードカバーを支持させることで器具本体が吊設されていた(特開平5−307908号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、器具本体にはランプが着脱自在に装着されるソケットが設けられるが、このソケットやソケットに装着されるランプの口金等により重量バランスが崩れて器具本体を水平に保つことができなくなる虞があった。そのために従来は、金属製の重りを器具本体内に収納し、重りによって重量バランスを調整することで器具本体を水平に保つようにしていた。しかしながら、このような重りを用いると部品点数の増加によるコスト上昇を招くという問題があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、器具本体の重量バランスを調整するための部品を不要として部品点数の削減によるコストダウンを図った吊り下げ形照明器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、天井から電源コードにより吊設される吊り下げ形照明器具であって、ランプが着脱自在に装着されるソケットと、ランプを点灯する点灯回路が実装された回路基板と、ソケットが取り付けられるとともに内部に点灯回路が収納される金属製の器具本体と、器具本体と回路基板の間に介装されて器具本体から点灯回路を絶縁する合成樹脂製の絶縁部材と、器具本体の上面に設けられ電源コードの余長部位を内部に収容するとともに電源コードに支持されるコードカバーとを備え、器具本体における電源コードによって吊り下げられる位置を挟んでソケットと反対側の位置に絶縁部材を配置したことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、金属製の重りが適宜収納可能な収納部を絶縁部材に設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、コードカバーの下端縁に嵌合片を設けるとともに器具本体上面と略平行な面内でコードカバーを回転させることによりコードカバーの嵌合片が嵌合する嵌合部を器具本体の上面より突設してなり、器具本体上面に設けた窓孔を通して器具本体外に進退自在に突出し器具本体外に突出した状態において嵌合部に嵌合した嵌合片が反嵌合方向に移動するのを規制する規制部を絶縁部材に設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、点灯回路をオン・オフするスイッチ並びに電源コードが接続される電源コネクタを具備するスイッチブロックを備え、回路基板の下面に実装したコネクタとスイッチブロックの上面に設けたコネクタを接続してスイッチ及び電源コードを点灯回路と接続してなり、回路基板上面のコネクタに対向する位置又はその近傍に当接して回路基板を支持する突起を絶縁部材に設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0010】
金属製の器具本体1は下面が開口する有底の短円筒形であって、開口端縁には外鍔1aが形成されており、下面開口が金属製の本体カバー2によって閉塞される。本体カバー2は器具本体1と同様に上面が開口するとともに開口端縁に外鍔2aが設けられた有底の短円筒形に形成されており、外鍔1a,2a同士を当接してねじ止め等の適宜の手段で器具本体1に取り付けられる(図3参照)。器具本体1の内部、すなわち器具本体1と本体カバー2によって形成される空間には、環形の蛍光ランプ3A,3B並びに後述する豆球9を点灯するための点灯回路を構成する部品が実装された回路基板4と、回路基板4と器具本体1との間に介装されて回路基板4に実装される部品や導電パターンと器具本体1の絶縁距離を確保する絶縁部材5とが収納される。
【0011】
回路基板4は矩形のプリント配線板からなり、図1に示すように略中央にはスイッチブロック6を取り付けるための取付孔4aが形成されている。また、回路基板4の一端側からは各一対の電線7が引き出されており、これら一対の電線7の先端には蛍光ランプ3A,3Bの口金(図示せず)と着脱自在に接続されるソケット8が取り付けられている。
【0012】
スイッチブロック6は、点灯回路による蛍光ランプ3A,3B並びに豆球9の点灯・消灯を切り換えるスイッチと、電源コード10の下端に取り付けられた電源コネクタ10aが差込接続される受け側の電源コネクタ6aと、スイッチ及び電源コネクタ6aを点灯回路に接続するためのコネクタ6bと、豆球9が装着される豆球用のソケット6e(図4参照)とが合成樹脂製のハウジング6cに収納されてなり、ハウジング6cを上下方向に貫通する一対のねじ挿通孔6dに下方から挿通した固定ねじ11を器具本体1の底面に設けた一対のねじ孔1bに螺合することで器具本体1に固定される。また、図2及び図4に示すようにハウジング6cの下面中央にはスイッチを操作するための操作片6fが、本体カバー2の底面中央に設けられた挿通孔2bを通して下方へ突出させてあり、この操作片6fに接続された引き紐12を引き操作することにより、蛍光ランプ3A,3B及び豆球9を点灯・消灯させることができる。また、本体カバー2底面の挿通孔2b近傍にはスイッチブロック6のソケット6eに装着される豆球9を露出させる露出窓2cが設けてある。なお、回路基板4の取付孔4a近傍にはスイッチブロック6のコネクタ6bと接続する受け側のコネクタ4bが実装されており、スイッチブロック6を器具本体1に固定する際にコネクタ6bと受け側のコネクタ4bが接続されるようになっている。ここで、器具本体1の底面中央には取付孔4aに対応する矩形の開口窓1cが形成されており、この開口窓1cを通してスイッチブロック6の電源コネクタ6aが器具本体1の上面に露出させてある(図3参照)。
【0013】
図2に示すように、器具本体1の端部には合成樹脂成型品からなるソケットカバー13が取り付けられている。ソケットカバー13は器具本体1に固定される主部13aと、主部13aから二股に分かれて側方へ突出する一対の腕部13bと、各腕部13bの先端に設けられて蛍光ランプ3A,3Bを把持する把持部13cとを有し、主部13a並びに腕部13bの内部に電線7が挿通されるとともに把持部13cの腕部13bとの連結部位からソケット8の先端部が露出されている。すなわち、蛍光ランプ3A,3Bの口金をソケット8に接続した状態でソケットカバー13の把持部13cに蛍光ランプ3A,3Bが把持されることになる。なお、本体カバー2の端部にはソケットカバー13に対応する切り欠き溝(図示せず)が形成されており、この切り欠き溝を通してソケットカバー13が器具本体1及び本体カバー2の外側へ突出させてある。
【0014】
一方、本体カバー2の外鍔2aにおけるスイッチブロック6を挟んでソケットカバー13と反対側の位置には蛍光ランプ3A,3Bを支持する支持ばね14がねじ止めによって取り付けられている。つまり、この支持ばね14とソケットカバー13の把持部13cとで蛍光ランプ3A,3Bが器具本体1に保持されることになる。
【0015】
絶縁部材5は、図5に示すように略し字形の底板5aと、底板5aの周縁より全周に渡って上方へ突出した周壁5bとが絶縁性を有する合成樹脂によって一体に形成されてなる。絶縁部材5の一端部には、周壁5bから上方並びに側方へ突出し、器具本体1の底面に設けられた係止孔1dに挿入係止する係止片5cが突設されている。また、絶縁部材5の底板5aの略中央部には、下面側に開口した有底円筒形のボス部5dが上方へ突設され、ボス部5dの中央にはねじ挿通孔5eが貫設されている。すなわち、器具本体1の係止孔1dに係止片5cを挿入係止するとともにねじ挿通孔5eに挿通した固定ねじ15を器具本体1の底面に形成されたねじ孔1eに螺合することで絶縁部材5が器具本体1に固定される。ここで、絶縁部材5は、器具本体1における電源コード10によって吊り下げられる位置(=開口窓1cの位置)を挟んでソケット8(ソケットカバー13)と反対側の位置、つまり支持ばね14の近傍に配置される(図1及び図3参照)。このように器具本体1におけるソケット8と反対側の位置に絶縁部材5を配置することにより、絶縁部材5の重量で器具本体1の重量バランスをとって器具本体1を水平に保つことができ、絶縁部材5で重量バランスを調整するため、従来の重りが不要となって部品点数の削減によるコストダウンが図れる。なお、絶縁部材5は底板5aと周壁5bで囲まれた空間(収納部)5fを有しており、図1に示すように必要に応じて従来と同様に重り16を使って重量バランスを調整することも可能であって、しかも、重り16を使う場合でも絶縁部材5に設けた収納部5fに重り16を収納すればよいから調整が簡単に行えるという利点がある。
【0016】
また、絶縁部材5の底板5aには、図4及び図5に示すように回路基板4に実装されている受け側のコネクタ4bと対向する位置に下方へ突出する略円錐台形の突起5mが突設されている。すなわち、器具本体1に絶縁部材5を取り付けて器具本体1の内部に回路基板4が収納された状態では、絶縁部材5の突起5mが回路基板4の上面における受け側のコネクタ4bに対向する位置の近傍に当接して支持しているから、スイッチブロック6を回路基板4に取り付ける際に突起5mによって回路基板4の撓みを抑えることができ、両者のコネクタ6b,4b同士が容易に接続できてコネクタ6b,4bの接続不良の発生が防止できるものである。
【0017】
ところで、図1に示すように器具本体1の上面には電源コード10の余長部位を内部に収容するとともに電源コード10に支持される金属製のコードカバー17が着脱自在に取り付けられる。コードカバー17は底面(下面)が開口する略円錐台形に形成され、天面(上面)には電源コード10を導入するための丸孔17aが設けてある。図7に示すように電源コード10の一端部は引掛シーリングキャップ18と接続され、他端部には既に説明したように電源コネクタ10aが接続され、さらに引掛シーリングキャップ18と電源コネクタ10aの間にコードアジャスタ19が外挿されている。このコードアジャスタ19は従来周知であって、電源コード10の任意の位置に固定することが可能である。したがって、コードカバー17の丸孔17aにコードアジャスタ19を嵌合固定し、電源コード10に対するコードアジャスタ19の固定位置を変えることで引掛シーリングキャップ18から器具本体1までの距離を調整することができ、調整によって余った電源コード10の余長部位がコードカバー17内に収納されるようになっている。
【0018】
次に、コードカバー17を器具本体1の上面に着脱自在に取り付けるための取付構造について説明する。
【0019】
図1に示すようにコードカバー17の下端縁には外側に突出する複数(本実施形態では3つ)の嵌合片17bがほぼ等間隔に設けられている。一方、器具本体1の上面には、コードカバー17の各嵌合片17bが嵌合する複数(本実施形態では3つ)の嵌合部1fが突設されている。これらの嵌合部1fは、器具本体1の底面を切り起こして折曲することにより断面形状が略鉤形で全体が略円弧状に形成され、一端側が開放し他端側が閉塞されている。すなわち、器具本体1の上面と略平行な面内でコードカバー17を回転させることにより、コードカバー17の嵌合片17bが器具本体1の嵌合部1fの開放した端部から挿入され、図3に示すように嵌合片17bと嵌合部1fが嵌合して器具本体1にコードカバー17が固定される。また、器具本体1に固定されたコードカバー17を反対向きに回転すれば、コードカバー17の嵌合片17bが開放した端部から嵌合部1fの外へ退出して嵌合片17bと嵌合部1fの嵌合が外れ、コードカバー17を器具本体1から取り外すことができる。
【0020】
ここで、コードカバー17が不用意に回転して嵌合片17bと嵌合部1fの嵌合が外れてしまうと電源コード10の下端に接続されている電源コネクタ10a及びスイッチブロック6の電源コネクタ6aに器具本体1や蛍光ランプ3A,3Bを含む器具の荷重がかかり、最悪の場合には電源コネクタ10a,6aが外れて器具が落下してしまう虞がある。そのために本実施形態では、器具本体1の上面に設けた窓孔1gを通して器具本体1の外に進退自在に突出し、器具本体1の外に突出した状態において嵌合部1fに嵌合した嵌合片17bが反嵌合方向に移動するのを規制する規制部5gを絶縁部材5に設けている。
【0021】
規制部5gは、図5及び図6に示すように全体が略矩形箱形であって、一端側で絶縁部材5に片持ち支持されて上下方向(絶縁部材5の底板5aを貫通する方向)に撓み自在に形成された撓み片5hの先端部から上方へ突設されている。また、規制部5gの上面には操作時における滑り止めとして複数の突条5iが列設され、規制部5gの上面から側面にかけては外側に向かって下方へ傾斜する傾斜面5jが形成されている(図5(b)参照)。さらに、規制部5gの裏面(下面)には、回路基板4に当接することで撓み片5hの撓み量を規制するためのリブ5kが下方へ突設されている。したがって、絶縁部材5を器具本体1に取り付けた状態では器具本体1の上面に設けた窓孔1gから規制部5gが突出し、突条5iの部分を指で押すと撓み片5hが撓んで規制部5gが窓孔1gを通して器具本体1の中へ進入し、指を離せば撓み片5hが元の状態に復帰して規制部5gが窓孔1gから器具本体1の外へ突出することになる。
【0022】
而して、器具本体1の上面と略平行な面内でコードカバー17を回転させると、図8に示すようにコードカバー17の嵌合片17bが窓孔1gから突出している規制部5gの傾斜面5jに摺接して規制部5gに下向きの力が作用し、この力で撓み片5hが下方に撓んで規制部5gが窓孔1gを通して器具本体1の中へ進入するから、嵌合片5gが器具本体1の嵌合部1fの開放した端部から挿入されて嵌合片17bと嵌合部1fが嵌合して器具本体1にコードカバー17が固定される。そして、嵌合片17bが嵌合部1fと嵌合した状態では嵌合片17bによる上記下向きの力が作用しなくなるから、図9に示すように撓み片5hが元の状態に復帰して規制部5gが窓孔1gから器具本体1の外へ突出し、嵌合部1fの開放した端部から突出している嵌合片17bに規制部5gが当接し、嵌合部1fに嵌合した嵌合片17bの反嵌合方向への移動が規制される。このように絶縁部材5に設けた規制部5gによって器具本体1の嵌合部1fに嵌合したコードカバー17の嵌合片17bが反嵌合方向に移動するのを規制することによって、嵌合部1fと嵌合片17bとの嵌合状態が外れて器具本体1からコードカバー17が脱落するのを防ぐことができる。また、突条5iの部分を指で押して規制部5gを窓孔1gから器具本体1の中へ進入させれば、規制部5gによる規制が解除されてコードカバー17を反対方向に回転させて嵌合部1fと嵌合片17bの嵌合を外し、コードカバー17を器具本体1から取り外すことができる。ここで、規制部5gの下面にリブ5kを設けているから、規制部5gに下向きの力が作用して撓み片5hが撓んだときにリブ5kの先端が回路基板4に当接して撓み片5hの撓み量が規制され、撓み片5hが塑性変形するのを防ぐことができる。
【0023】
なお、図2に示すように器具本体1にはセード20が取り付けられる。このセード20は上面及び下面が開口する椀形に形成され、上面開口の周縁を器具本体1の外鍔1a上に載置することで器具本体1に取り付けられる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明は、天井から電源コードにより吊設される吊り下げ形照明器具であって、ランプが着脱自在に装着されるソケットと、ランプを点灯する点灯回路が実装された回路基板と、ソケットが取り付けられるとともに内部に点灯回路が収納される金属製の器具本体と、器具本体と回路基板の間に介装されて器具本体から点灯回路を絶縁する合成樹脂製の絶縁部材と、器具本体の上面に設けられ電源コードの余長部位を内部に収容するとともに電源コードに支持されるコードカバーとを備え、器具本体における電源コードによって吊り下げられる位置を挟んでソケットと反対側の位置に絶縁部材を配置したことを特徴とし、器具本体における電源コードによって吊り下げられる位置を挟んでソケットと反対側の位置に絶縁部材を配置することで器具本体の重量バランスをとって器具本体を水平に保つことができる。すなわち、器具本体と回路基板の間に介装されて器具本体から点灯回路を絶縁する合成樹脂製の絶縁部材で重量バランスを調整するため、従来の重りが不要となって部品点数の削減によるコストダウンが図れる。
【0025】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、金属製の重りが適宜収納可能な収納部を絶縁部材に設けたことを特徴とし、必要に応じて従来と同様に重りを使って重量バランスを調整することも可能であり、しかも、重りを使う場合でも絶縁部材に設けた収納部に重りを収納すればよいから調整が簡単に行える。
【0026】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、コードカバーの下端縁に嵌合片を設けるとともに器具本体上面と略平行な面内でコードカバーを回転させることによりコードカバーの嵌合片が嵌合する嵌合部を器具本体の上面より突設してなり、器具本体上面に設けた窓孔を通して器具本体外に進退自在に突出し器具本体外に突出した状態において嵌合部に嵌合した嵌合片が反嵌合方向に移動するのを規制する規制部を絶縁部材に設けたことを特徴とし、絶縁部材に設けた規制部によって器具本体の嵌合部に嵌合したコードカバーの嵌合片が反嵌合方向に移動するのを規制することにより、嵌合部と嵌合片との嵌合状態が外れて器具本体からコードカバーが脱落するのを防ぐことができる。
【0027】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、点灯回路をオン・オフするスイッチ並びに電源コードが接続される電源コネクタを具備するスイッチブロックを備え、回路基板の下面に実装したコネクタとスイッチブロックの上面に設けたコネクタを接続してスイッチ及び電源コードを点灯回路と接続してなり、回路基板上面のコネクタに対向する位置又はその近傍に当接して回路基板を支持する突起を絶縁部材に設けたことを特徴とし、絶縁部材に設けた突起で回路基板上面のコネクタに対向する位置又はその近傍を支持しているから、スイッチブロックを回路基板に取り付ける際に回路基板の撓みを抑えて両者のコネクタ同士が容易に接続できてコネクタの接続不良の発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す一部省略した分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上におけるコードカバーを外した状態の上面図である。
【図4】同上の一部省略した下面図である。
【図5】同上における絶縁部材を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図6】同上における絶縁部材の要部を示し、(a)は図5におけるA−A線断面矢視図、(b)は図5におけるa−a線断面矢視図である。
【図7】同上における電源コードの平面図である。
【図8】コードカバーを器具本体に取り付ける取付作業の説明図である。
【図9】コードカバーを器具本体に取り付ける取付作業の説明図である。
【符号の説明】
1 器具本体
4 回路基板
5 絶縁部材
6 スイッチブロック
7 電線
8 ソケット
10 電源コード
17 コードカバー




 

 


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