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発明の名称 貯湯式温水器を備えた洗面所および貯湯式温水器の設置方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−148045(P2004−148045A)
公開日 平成16年5月27日(2004.5.27)
出願番号 特願2002−319548(P2002−319548)
出願日 平成14年11月1日(2002.11.1)
代理人
発明者 藤井 清文 / 中村 覚
要約 課題
狭い洗面所に貯湯式温水器を設置しても車椅子の使用者の邪魔になることなく、また出湯性能も悪化させることのない、貯湯式温水器を備えた洗面所、および貯湯式温水器の設置方法を提供する。

解決手段
貯湯式温水器1は洗面器8の上部に設置されるので、車椅子19に乗った使用者の邪魔になることはない。また、貯湯式温水器1と洗面器8の距離が近いので、出湯性能も良好である。さらに、貯湯式温水器1の表面に設けた鏡20は、貯湯式温水器1の金属ケーシングからの伝熱によって温められるので、湯気などによって曇ることがない。
特許請求の範囲
【請求項1】
立壁に取り付けられたカウンターと、前記カウンターに固定された洗面器とを有し、貯湯式温水器を備えた洗面所であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの背面側が前記カウンターの上方の前記立壁に固定されるとともに、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられていることを特徴とする貯湯式温水器を備えた洗面所。
【請求項2】
洗面器を有する洗面化粧台と、貯湯式温水器を備えた洗面所であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの背面側が前記洗面器の上方奥側の立壁に固定されるとともに、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられていることを特徴とする貯湯式温水器を備えた洗面所。
【請求項3】
立壁に取り付けられたカウンターと、前記カウンターに固定された洗面器とを有した洗面所に、貯湯式温水器を設置する方法であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられているとともに、前記ケーシングの背面側を前記カウンターの上方の前記立壁に固定することを特徴とする貯湯式温水器の設置方法。
【請求項4】
洗面器を有する洗面化粧台を備えた洗面所に、貯湯式温水器を設置する方法であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられているともに、前記ケーシングの背面側を前記洗面器の上方奥側の立壁に固定することを特徴とする貯湯式温水器の設置方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鏡とともに小型の貯湯式温水器を備えた洗面所、および該洗面所での貯湯式温水器の設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鏡とともに小型の貯湯式温水器を備えた洗面所としては、図4に示すようなものがあった(例えば、特許文献1参照)。図4において、30は箱状に形成され床に据え置かれた貯湯式温水器、2は給水源である止水栓、3は止水栓2と貯湯式温水器30とを連結する給水管、4は貯湯式温水器30への入水部である給水口、5は貯湯式温水器30からお湯を供給する出湯口、17は貯湯式温水器30から水を供給する出水口である。また、6は混合水栓であり、7は出湯口5からのお湯を混合水栓6に供給する給湯管、18は出水口17からの水を混合水栓6に供給する出水管である。また、9は立壁13に取り付けられたカウンター、8はカウンター9に固定された洗面器、10は洗面器8の排水管、11は混合水栓6の開閉バルブ、12は混合水栓6の蛇口、31は鏡である。
【0003】
使用者が混合水栓6の開閉バルブ11を湯側に開くと、止水栓2より水が供給され、給水管3を介して給水口4、出湯口5、給湯管7の経路で混合水栓6の蛇口12より、貯湯式温水器30で作られたお湯が供給される。また、開閉バルブ11を水側に開くと、止水栓2より水が供給され、給水管3を介して給水口4、出水口17、出水管18の経路で混合水栓6の蛇口12より、水が供給される。使用者は、所望の温度の湯水を得るため、お湯と水の混合割合を開閉バルブ11で調整しながら使用する。
【0004】
ところで、貯湯式温水器30と混合水栓6との距離が短いほど、使用者に早くお湯を供給することができる。このため貯湯式温水器30は、図4に示すように混合水栓6を取り付けている洗面器8の下部近傍に設置されるのが一般的である。この場合、貯湯式温水器30で作られたお温を、使用者がすぐに使用することができる。
【0005】
図5は、図4で示した洗面所の右側面図である。この洗面所の洗面器8を使用するため、車椅子19に乗った使用者が近づこうとするとき、貯湯式温水器30が邪魔になる。具体的には、車椅子19や使用者の足が貯湯式温水器30に当たって開閉バルブ11に手が届かなかったり、あるいは、貯湯式温水器30をよけるようにして近づかなければならないなど、使い勝手が非常に悪い。
【0006】
洗面所の広さに余裕のある場合は、上記の不具合を改善するため、図6に示すように貯湯式温水器30を洗面器8から離れた場所に設置して、車椅子19の入るスペースを確保することができる。車椅子の幅は、一般に700mm程度であるため、貯湯式温水器30が洗面器8の中心より350mm以上離れるように取り付けるとよい。
【0007】
なお、貯湯式温水器30は、洗面化粧台に組み込まれる場合もあるが、この例を図7に示す。図7に示すように、洗面化粧台32は洗面器8と鏡31を備えており、貯湯式温水器30は、洗面器8の下部の収納部分33に設置される。
【0008】
【特許文献1】
実開平7−18165号公報(図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車椅子19に乗った使用者に配慮しようとしても、洗面所が狭いため貯湯式温水器30を洗面器8の近傍に設置(図4参照)せざるを得ないケースがある、という問題があった。この場合は、図5で示したように貯湯式温水器30が邪魔になり、車椅子19の使用者の、洗面器8の使用を妨げてしまう。反面、図6のように貯湯式温水器30を設置できた場合には、給湯管7を長くする必要があるため、配管内でお湯が冷めて次の出湯までに時間がかかってしまうという性能上の問題が生じていた。一方、図7のように洗面化粧台32の洗面器8の下部に貯湯式温水器30を組み込んだ場合は、収納部分33の多くを貯湯式温水器30が占めてしまい、せっかくの収納スペースを十分活用できないという問題があった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、狭い洗面所に貯湯式温水器を設置しても車椅子の使用者の邪魔になったり出湯性能を悪化させたりせず、また、洗面化粧台に組み込んだ場合には下部の収納スペースを圧迫することのない、貯湯式温水器を備えた洗面所、および貯湯式温水器の設置方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するために請求項1は、立壁に取り付けられたカウンターと、前記カウンターに固定された洗面器とを有し、貯湯式温水器を備えた洗面所であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの背面側が前記カウンターの上方の前記立壁に固定されるとともに、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられていることとした。
【0012】
上記発明によれば、貯湯式温水器は洗面器の上部に設置されるので車椅子の使用者の邪魔になることはなく、貯湯式温水器と洗面器の距離が近いため出湯性能も良好である。また、貯湯式温水器と鏡が一体となっているため、別々に施工する場合に比べて現場での設置施工も容易である。さらに、貯湯により温かくなった貯湯式温水器の金属製のケーシングが、隣接した鏡を温めるため、湯気などによる鏡の曇りを防止する効果もある。
【0013】
請求項2では、洗面器を有する洗面化粧台と、貯湯式温水器を備えた洗面所であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの背面側が前記洗面器の上方奥側の立壁に固定されるとともに、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられていることとした。
【0014】
上記発明によれば、貯湯式温水器は洗面器の上部に設置されるので、洗面化粧台の下部の収納スペースを圧迫することがない。また、貯湯により温かくなった貯湯式温水器の金属製のケーシングが、隣接した鏡を温めるため、湯気などによる鏡の曇りを防止する効果もある。
【0015】
請求項3では、立壁に取り付けられたカウンターと、前記カウンターに固定された洗面器とを有した洗面所に、貯湯式温水器を設置する方法であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられているとともに、前記ケーシングの背面側を前記カウンターの上方の前記立壁に固定することとした。
【0016】
上記発明によれば、貯湯式温水器は洗面器の上部に設置されるので車椅子の使用者の邪魔になることはなく、貯湯式温水器と洗面器の距離が近いため出湯性能も良好である。また、貯湯式温水器と鏡が一体となっているため、別々に施工する場合に比べて現場での設置施工も容易である。さらに、貯湯により温かくなった貯湯式温水器の金属製のケーシングが、隣接した鏡を温めるため、湯気などによる鏡の曇りを防止する効果もある。
【0017】
請求項4では、洗面器を有する洗面化粧台を備えた洗面所に、貯湯式温水器を設置する方法であって、前記貯湯式温水器の外郭は略直方体形状の金属製のケーシングで形成され、前記ケーシングの前面側には鏡が取り付けられているともに、前記ケーシングの背面側を前記洗面器の上方奥側の立壁に固定することとした。
【0018】
上記発明によれば、貯湯式温水器は洗面器の上部に設置されるので、洗面化粧台の下部の収納スペースを圧迫することがない。また、貯湯により温かくなった貯湯式温水器の金属製のケーシングが、隣接した鏡を温めるため、湯気などによる鏡の曇りを防止する効果もある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の第一の実施例である貯湯式温水器を備えた洗面所を示す図である。図1において、1は貯湯式温水器、2は給水源である止水栓、3は止水栓2と貯湯式温水器1とを連結する給水管、4は貯湯式温水器1への入水部である給水口、5は貯湯式温水器1からお湯を供給する出湯口、17は貯湯式温水器1から水を供給する出水口である。また、6は混合水栓であり、7は出湯口5からのお湯を混合水栓6に供給する給湯管、18は出水口17からの水を混合水栓6に供給する出水管である。また、9は立壁13に取り付けられたカウンター、8はカウンター9に固定された洗面器、10は洗面器8の排水管、11は混合水栓6の開閉バルブ、12は混合水栓6の蛇口である。
【0021】
使用者が混合水栓6の開閉バルブ11を湯側に開くと、止水栓2より水が供給され、給水管3を介して給水口4、出湯口5、給湯管7の経路で混合水栓6の蛇口12より、貯湯式温水器1で作られたお湯が供給される。また、開閉バルブ11を水側に開くと、止水栓2より水が供給され、給水管3を介して給水口4、出水口17、出水管18の経路で混合水栓6の蛇口12より、水が供給される。使用者は、所望の温度の湯水を得るため、お湯と水の混合割合を開閉バルブ11で調整しながら使用する。
【0022】
貯湯式温水器1は、略直方体形状の金属製のケーシングで外郭が形成されており、固定金具14を介してビス(図示せず)により立壁13に固定されている。また、貯湯式温水器1の前面には、鏡固定金具21により鏡20が取り付けられている。
【0023】
図2は、図1で示した洗面ブースの右側面図である。図2から明らかなように、貯湯式温水器1は洗面器8の上部に設置されているので、車椅子19に乗った使用者の邪魔になることはない。また、図1から明らかなように、貯湯式温水器1と洗面器8の距離が近いので、出湯性能も良好である。
【0024】
ところで、鏡20のサイズとしては、使い勝手の良さから横幅500mm以上、高さ700mm以上(図1参照)であることが望ましい。そこで、貯湯式温水器1の横幅および高さも、これ以上としている。また、貯湯式温水器1の厚さは、圧迫感のないように150mm以下(図2参照)としている。本実施例においては、貯湯式温水器1と鏡20が一体となっているため、別作業で鏡を設置する必要もなく、現場での設置施工が容易である。
【0025】
また、通常、貯湯式温水器1は高温の湯を貯めて保温しているため、鏡20の裏側は、貯湯式温水器1の金属ケーシングからの伝熱により、約45℃〜50℃程度の温度になっている。このため、湯気などの熱く湿度の高い空気と接しても、鏡20が曇ることはない。このように、鏡20に特殊な曇り止めを施さなくても、貯湯式温水器1の熱により曇り止めができる。また、貯湯式温水器1は洗面器8より上方にあるため、万一、貯湯式温水器1から水漏れなどが発生しても漏れた水は自然に洗面器8内に落ちるため、床面15を濡らしてしまうことがなく、使用者も容易に水漏れに気付く。
【0026】
図3は、本発明の第二の実施例である貯湯式温水器を備えた洗面所を示す図である。第一の実施例(図1)との違いは、洗面器8が洗面化粧台22に組み込まれて下部に収納部分16を備えた点のみで、他の構造は同じである。このため、図1との共通部分には同一の符号を付して、説明は省略する。本実施例においては、第一の実施例と同様に出湯性能が良好、曇り止めができる、水漏れしても床面を濡らさない、などの効果があるうえ、洗面化粧台22の下部の収納部分16に貯湯式温水器1を設置する必要がないため、収納部分16を有効な収納スペースとして利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である貯湯式温水器を備えた洗面所を示す図
【図2】図1の右側面図
【図3】本発明の第二の実施例である貯湯式温水器を備えた洗面所を示す図
【図4】従来の貯湯式温水器を備えた洗面所を示す図
【図5】図4の右側面図
【図6】従来の貯湯式温水器を備えた洗面所を示す別の図
【図7】従来の貯湯式温水器を備えた洗面所を示す別の図
【符号の説明】
1…貯湯式温水器
2…止水栓
3…給水管
4…給水口
5…出湯口
6…混合水栓
7…給湯管
8…洗面器
9…カウンター
10…排水管
11…開閉バルブ
12…蛇口
13…立壁
14…固定金具
15…床面
16…収納部分
17…出水口
18…出水管
19…車椅子
20…鏡
21…鏡固定金具
22…洗面化粧台
30…貯湯式温水器
31…鏡
32…洗面化粧台
33…収納部分




 

 


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