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発明の名称 食器洗浄機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−89281(P2004−89281A)
公開日 平成16年3月25日(2004.3.25)
出願番号 特願2002−251777(P2002−251777)
出願日 平成14年8月29日(2002.8.29)
代理人
発明者 向井 彰一 / 驛 利男 / 田代 啓介
要約 課題
食器洗い機における扉の閉状態における水封部材が水封部材装着部の段差の影響を受け均一にならず、扉の閉操作に大きな操作力が必要となる。

解決手段
食器を載置した食器かごを収納する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を開閉自在に覆う扉と、扉の閉状態で前記洗浄槽と前記扉を水封する水封部材を備え、洗浄槽または扉のいずれか一方の開口部周囲の少なくとも一辺に水封部材装着部を備え、水封部材装着部を備えていない方に水封部材装着部と対をなし水封部材の水封部に対向する突起部を備えた食器洗い機において、突起部の少なくとも一部に突起の高さ方向の段差を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
食器を載置した食器かごを収納する洗浄槽と、前記洗浄槽の開口部を開閉自在に覆う扉と、前記扉の閉状態で前記洗浄槽と前記扉を水封する水封部材を備え、前記洗浄槽または前記扉のいずれか一方の開口部周囲の少なくとも一辺に水封部材装着部を備え、前記水封部材装着部を備えていない方に前記水封部材装着部と対をなし前記水封部材の水封部に対向する突起部を備えた食器洗い機において、前記突起部の少なくとも一部に突起の高さ方向の段差を設けたことを特徴とする食器洗い機。
【請求項2】
前記扉の閉状態において、前記水封部材装着部に嵌め込まれた前記水封部材に前記突起部先端が押付けられる際の押付代が水封部の全域にわたって略同一であることを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
【請求項3】
前記扉の閉状態において、前記水封部材装着部に嵌め込まれた前記水封部材に前記突起部先端が押付けられる際の押付代が部分的に異なることを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
【請求項4】
前記水封部材は短手方向の断面形状が略正方形状をなし、且つその断面形状が短手方向の断面すべてにおいて略同一であることを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は食器の洗浄を行う食器洗い機に関し、特にその食器洗い機に設けられる洗浄槽と扉の水封構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器洗い機の一例をあげ、その構成および洗浄槽と扉との水封構造について説明する。
図6は従来の食器洗い機における内部構造図である。洗浄槽1は外装2によって覆われ、洗浄槽1の開口部の下部にて扉3の下端部を軸支し、扉3は洗浄槽1の開口部を下開き可能に覆っている。洗浄槽1内には食器かご4を出し入れ自在に設置し、食器かご4の下方に平面回転する回転ノズル5を配置し、洗浄槽1の下部にはポンプ6を配置している。前記ポンプ6はモーターの駆動方向を正転または逆転とすることによって、洗浄水の循環または排水を可能とするような機能を持ったポンプであり、ポンプ6から圧送された洗浄水は回転ノズル5より噴射され、食器かご4に収納された食器および調理器具を洗浄する。
【0003】
洗浄中の洗浄水を水封する手段としては、図7に示すように、洗浄槽1の開口部近傍に水封部材装着部11を設け、そこに一定の肉厚の水封部材15を嵌め込み、扉3の内面に設けた一定の高さの突起部12を水封部材15に押付けることで、洗浄槽1と扉3を水封する構造が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のように一定の高さの突起部12を一定の肉厚の水封部材15に押付けて水封する構造では、例えば図2に示すように水封部材装着部が水封部材装着部(横)9と水封部材装着部(上)10とを組合わせて構成されているような場合、各部材の重なりによって水封部材装着部(横)9と水封部材装着部(上)10とで板厚分の段差が発生してしまう。
【0005】
このような水封部材装着部に一定の肉厚の水封部材15を嵌め込み、一定の高さの突起部12を水封部材15に押付けて水封しようとすると、図8に示すように、扉3の閉状態において、水封部材装着部(上)10に嵌め込まれた水封部材15への突起部12の押付代aが、水封部材装着部(横)9に嵌め込まれた水封部材15への突起部12の押付代bと比較して大きくなってしまうため、水封部材装着部(横)9における水封性能を確保するためには、水封部材装着部(上)10における突起部12の押付代が多くなり、扉3を閉める際に大きな操作力が必要となる。逆に、少ない操作力で扉3の閉動作を行なうためには、水封部材装着部(横)9における水封性能が低下してしまう恐れがあった。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、扉3の閉状態において安定した水封性能を確保すると同時に、扉3の閉動作を行なう際の操作力を軽減し、使い勝手のよい食器洗い機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記目的を達成するために、請求項1では、食器を載置した食器かごを収納する洗浄槽と、洗浄槽の開口部を開閉自在に覆う扉と、扉の閉状態で洗浄槽と扉を水封する水封部材を備え、洗浄槽または扉のいずれか一方の開口部周囲の少なくとも一辺に水封部材装着部を備え、水封部材装着部を備えていない方に水封部材装着部と対をなし水封部材の水封部に対向する突起部を備えた食器洗い機において、突起部の少なくとも一部に突起の高さ方向の段差を設けたことで、扉の閉状態における突起部の水封部材への押付代を均一にしたり部分的に増減することが可能となる。
【0008】
請求項2では、扉の閉状態において、突起部先端が水封部材に押付けられる際の押付代を水封部材の全域にわたって略同一とすることで、扉の閉状態において安定した水封性能を確保できると同時に、扉の閉動作を行なう際の操作力を軽減することが可能となる。
【0009】
請求項3では、扉の閉状態において、突起部先端が水封部材に押付けられる際の押付代を部分的に変化させることで、扉の閉状態において洗浄水が直撃する部位などの水封性能を向上させたり、高い水封性能を必要としない部位の水封性能を低下させて扉の閉動作を行なう際の操作力を軽減することが可能となる。
【0010】
請求項4では、水封部材の短手方向の断面形状が略正方形状をなし、且つその断面形状が短手方向の断面すべてにおいて略同一とすることで、水封部材を水封部材装着部へ嵌め込む際に方向性を気にする必要がなくなるため作業性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面により詳細に説明する。なお、食器洗い機の基本的な構成、動作については従来例と同じであるため、説明を省略する。
【0012】
図1は洗浄槽1の概略斜視図であり、洗浄槽1は側面および背面を構成する洗浄槽(横)7と天面を構成する洗浄槽(上)8を組合わせてなり、それぞれの開口部近傍には水封部材装着部(横)9および水封部材装着部(上)10を備えている。水封部材装着部(横)9および水封部材装着部(上)10により構成される水封部材装着部には、短手方向の断面形状が略正方形状を成す水封部材15が洗浄槽1の左側面に設けた水封部材装着部(横)9の下端から水封部材装着部(上)10を経由して洗浄槽1の右側面に設けた水封部材装着部(横)9の下端まで嵌め込まれている。
【0013】
図2は図1に示す洗浄槽1の右上コーナー部を一部切除した斜視図であり、この図に示すように、水封部材装着部は洗浄槽1のコーナー部において水封部材装着部(横)9および水封部材装着部(上)10を前後方向に重ね合わせて構成しているため、水封部材装着部(上)10が水封部材装着部(横)9よりも部材の板厚分だけ扉3側に接近した状態となっている。
【0014】
図3に示すように、扉3の内側に設けた突起部は洗浄槽1の天面部を水封するための天面突起部14と洗浄槽の側面部を水封するための側面突起部13とで構成されており、扉3の閉状態において、天面突起部14は水封部材装着部(上)10に嵌め込まれた水封部材15に押付けられ、側面突起部13は水封部材装着部(横)9に嵌め込まれた水封部材15に押付けられることにより、扉3と洗浄槽1を水封する。側面突起部13の高さと天面突起部14の高さには前述の水封部材装着部(横)9と水封部材装着部(上)10との段差と等しくなる段差20を設けており、天面突起部14の高さが側面突起部13の高さよりも低い状態となっている。
【0015】
したがって、図2のA−A断面とB−B断面を表わす図4に示すように、扉3の閉状態において、天面突起部14の水封部材15への押付代aと側面突起部13の水封部材15への押付代bが等しくなり、水封部材15の全域にわたって押付代が均一となるため、扉3の閉状態において安定した水封性能を確保できると同時に、扉3の閉動作を行なう際の操作力を軽減することが可能となる。
【0016】
さらに、突起部先端17の断面形状を半円状とすることで、例えば従来例のように突起部先端17の断面形状が平面状となっているものと比較して、水封部材15の変形量が少なくなるため、水封部材15の反発力が弱くなり、扉3の閉動作を行なう際の操作力をさらに軽減することが可能となる。本実施例では、突起部先端17の断面形状を半円状としたが、突起部先端17と水封部材15との接触面積を小さくできるような先端形状であれば同様の効果が得られる。
【0017】
また、本実施例では、扉3の突起部の段差20を水封部材装着部の段差に合せて、水封部材15への押付代を均一とし、安定した水封性能を確保し、扉3の操作力を軽減するような実施例を示したが、図5に示すように、突起部先端に凸状の段差18を設けることで、水封性能を部分的に向上させることができるため、食器洗い機の運転時に洗浄水が直撃する部位の漏水防止などに有効である。逆に、食器洗い機の運転時に高い水封性能を必要としないような部位などの突起部先端に凹状の段差19を設けることで、扉3の閉動作を行なう際の操作力をさらに軽減することが可能となる。
【0018】
本発明では、突起部に段差を設けることにより、水封性能および扉3の閉動作における操作力を調整する方法を示したが、水封部材の厚みを部分的に増減させたり、水封部装着部に段差を持たせることによっても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における洗浄槽の概略斜視図
【図2】本発明の実施形態における洗浄槽の右上コーナー部を一部切除した斜視図
【図3】本発明の実施形態における扉の概略斜視図1
【図4】本発明の実施形態における水封部近傍の概略A−A、B−B断面図
【図5】本発明の実施形態における扉の概略斜視図2
【図6】従来の実施形態における食器洗い機の内部構造図
【図7】従来の実施形態における水封部近傍の概略断面図1
【図8】従来の実施形態における水封部近傍の概略A−A、B−B断面図2
【符号の説明】
1 … 洗浄槽
2 … 外装
3 … 扉
4 … 食器かご
5 … 回転ノズル
6 … ポンプ
7 … 洗浄槽(横)
8 … 洗浄槽(上)
9 … 水封部材装着部(横)
10… 水封部材装着部(上)
11… 水封部材装着部
12… 突起部(従来)
13… 側面突起部
14… 天面突起部
15… 水封部材(本発明)
16… 水封部材受け面
17… 突起部先端
18… 凸状の段差
19… 凹状の段差
20… 段差




 

 


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