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踵踏付け防止靴 - 月星化成株式会社
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発明の名称 踵踏付け防止靴
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−321352(P2004−321352A)
公開日 平成16年11月18日(2004.11.18)
出願番号 特願2003−117866(P2003−117866)
出願日 平成15年4月23日(2003.4.23)
代理人
発明者 秋満 茂喜 / 諸藤 弥 / 佐田 稔
要約 課題
本発明は、踵部を踏みつけた時に足裏に刺激を与え、踵部を踏みつけたまま歩行することに苦痛を感じるような踵部の構造にすると共に、踏みつけた場合の踵部の復元性をも有する踵踏付け防止靴を提供するものである。

解決手段
踵部分の後部壁面で、中敷き上面より上方へ略15〜50mmの位置の踵飾り材に小孔を形成し、該小孔に、硬さが75〜90(JIS K6253 Aタイプ)の弾性体から成る縦長の突起を、外側に向かって突出させる。前記突起は布帛を埋設したツバを有し、形状は先端部が細く、根元に向かって八の字状に広がり、長さが20〜30mmであり、前記踵飾り材の内側に係合して前記のツバを縫着固定したことにより踏付け防止機能を有する靴を提供できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
踵部分の後部壁面で、中敷き上面位置より上方へ略15〜50mmの位置の踵飾り材に小孔を形成し、踏み続けると痛みが生じる硬さを有する弾性体から成る縦長の突起を、前記小孔から外側に突出させ、且つ前記突起が布帛を埋設したツバを有し、前記踵飾り材の裏側に係合して前記のツバを縫着固定したことを特徴とする踵踏付け防止靴。
【請求項2】
前記ツバを有する縦長の突起の形状は、先端部が細く、根元に向かって八の字状に広がり、長さが20〜30mm、硬さが75〜90(JISK6253 Aタイプ)であることを特徴とする請求項1に記載の踵踏付け防止靴。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、靴の踵部に突起を備えた靴に関し、特に履用に係る踵部の保形及び踵踏付け防止を目的としたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通学履き、校内履き、体育館履き及びグランド履き等の学童靴において、踵踏み付けが恒常的に行なわれ、踵部が潰れている靴が数多く見うけられる。踵部を踏みつけたまま歩行することは、正しい姿勢での歩行とは言えず、とっさの動きが取れにくく、又外見上見苦しく好ましいことではない。
【0003】
一般に靴の構造は、踵部を保形するために、硬い月形芯が使用されている。例えば、硬さ55〜65(ASTM D2240 Shore D)のアイオノマー樹脂である商品名サーリン(三井ポリケミカル株式会社製)等も使用されている。しかし、月形芯には突起が無く踵に沿った形状になっており、踏付けても足裏に刺激が無いので踏付け防止効果は無い。
【0004】
掛かる状況にあっても、現在、踵踏付け防止の対応は成されていない。本発明は、踵に突起を設けて踏付けた時に足裏に刺激を与え踏付けを防止しようとするものである。
【0005】
踵の外側に突起を設ける用途として、乗馬靴の踵に設けた拍車係止用突起がある。これは、踵に設けた硬い芯材を皮革で包んだ突起で馬に刺激を与え馬をコントロールするものである(例えば、特許文献1参照)。
又、主として長靴を脱ぎ易くするために、踵部に靴底の硬さのゴム材で突起を設けたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
(特許文献1) 特開平6−189807号公報(要約)
(特許文献2) 特開2000−33001号公報(発明の詳細な説明)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
現在、踵部に突起を設ける提案は、それぞれの目的のためになされているが、踵踏付け防止を目的として、踵部に突起を設ける提案はなされていない。
本発明は、踵部を踏みつけた時に足裏に刺激を与え、踵部を踏みつけたまま歩行することに苦痛を感じるような踵部の構造にすると共に、踏みつけた場合の踵部の復元性をも有する踵踏付け防止靴を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、踵部分の後部壁面で、中敷き上面位置より上方へ略15〜50mmの位置の踵飾り材に小孔を形成し、踏み続けると痛みが生じる硬さを有する弾性体から成る縦長の突起を、前記小孔から外側に突出させ、且つ前記突起が布帛を埋設したツバを有し、前記踵飾り材の裏側に係合して前記のツバを縫着固定したことを特徴とするものであり
【0009】
前記ツバを有する縦長の突起の形状は先端部が細く、根元に向かって八の字状に広がり、長さが20〜30mm、硬さが75〜90(JIS K6253 Aタイプ)であることを特徴とし、
【0010】
又、前記突起の斜め上部の履口にドッグイヤーを設けるか、前記突起上部の履口が他の履口部分より嵩高になっていることが、足の挿入がスムーズで踵踏付けが生じ難い。
【0011】
まず、踵を踏みつづけた時、痛みを生じ、その状態を継続することが苦痛になる硬さと突起形状とについて鋭意研究し、安全性をも考慮し、次の結果を得た。
【0012】
弾性体から成る突起の硬さは、75〜90(JIS K6253 Aタイプ)が好ましく、硬さ75以下では効果が弱く、硬さ90以上では痛みが強すぎる。
【0013】
突起を形成する弾性体の素材としては、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーやウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂が適宜使用される。
【0014】
又、弾性力を有する弾性体からなる突起形状は、踵部の内側への倒れ防止、及び踏みつけた時の復元力と共に、足へ刺激を与える必要があり、円錐状では、足への刺激の効果はあるが内側への撓み防止や、踏みつけた時の踵部の復元力が弱い。そのために、縦長で、その長さが20〜30mmであり、先端部が細く、根元に向かって八の字状に広がる形状が復元力、踏付け防止効果と共に、外観上も優れている結果を得た。
【0015】
又、突起の位置は踏付け防止効果に大きく影響する。履口から遠い方が踏付け防止効果は高い。これは、踵を踏付けた場合、屈曲の基点は曲がり難い踵部の下端部分の中敷き上面となり、履口に近い部分に突起があると、屈曲基点の高さより突起が低くなり刺激を与える効果が少なくなる。
そのため突起の位置は、中敷き上面より上方へ略15〜50mmの位置にあり、突起の長さが20〜30mm、突起の高さが7〜12mmあるのが好ましい。
【0016】
又その突起はツバを一体的に形成し、ツバには、突起の耐久性を上げるために布帛を埋設する。ツバの内部に布帛を有することで踵飾り材との縫着固定を確実に行うことができる。
【0017】
ツバの形状は踵部分の後部壁面に縫着した状態時に、足を靴に挿着し易いように上部が半円で下部が台形であり、周辺端面を端部に向かって薄くすることが好ましいが、前記の形状に固執するものではない。
【0018】
突起の設置状態は、靴踵部が、踵飾り材、月形芯及び履口材の基本構成を有する踵部分の後部壁面の踵飾り材に小孔を形成し、該小孔に前記突起を挿着して外側に突出させ、前記踵部の踵飾り材の裏側に係合して前記突起のツバを縫着固定したものである。
【0019】
又、着脱の容易性を高めるために、前記突起の斜め上部の履口にドッグイヤーを設けるか、突起上部の履口を他の履口部分より嵩高にすることにより履口への足の挿入が容易になり、踵踏みつけ行為が生じ難くなる。
ドッグイヤーの形状は耳立った上端部を有するものが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、ツバ(3)を有する踵踏付け防止突起(1)を装着した靴の外観図である。
図2は、ツバ(3)を有する踵踏付け防止突起(1)の平面図である。
図3は、図2のA−A断面図である。
図4は、図2のB−B断面図である。
図5は、踵部の要部断面図である。
【0021】
まず布帛(2)を埋設したツバ(3)を有する突起(1)の製作を行なった。弾性体の素材は、天然ゴムと合成ゴムであるスチレン・ブタジエンゴム及び液状ポリブタジエンとのブレンドとし、配合剤を混合し、加熱・加圧による金型加硫にてツバ(3)と一体成形した。
突起の(1)の硬さは80(JIS K6253 Aタイプ)であった。突起の形状寸法は、長さ23mm、突部先端部幅2mm、突起根元部幅11mm、高さはツバ(3)の上面より9mmとした。
【0022】
ツバ(3)の全面に埋設する布帛(2)としては、特に限定するものではないが、実施例としてはナイロントリコットを用いた。
ツバ(3)の形状は、概ね台形で上辺を半円にした形状とした。(図2参照)、下辺幅は30mm、上部分は直型20mmの半円とし、長さ43mm、厚み1mmで、下辺を除く周辺はテーパーを付け端部に向かって薄くした。
【0023】
次にツバ(3)を有する突起(1)をドッグイヤー(4)を設けた靴に装着した。(図1参照)。
【0024】
装着の具体的方法を説明する。(図5参照)。
靴踵部の基本構成は、踵飾り材(5)、月形芯(6)、履口材(7)である。勿論、甲被(8)が無ければ靴にならない。
それに、外底(9)、中底(10)、中敷き(11)そして必要に応じて、半中敷き(12)で全体が構成されている。
【0025】
靴踵部の後部壁面で、中敷き上面(11a)より上方18mmから41mmの間の踵飾り材(5)を、幅約11mm切り抜き、ツバ(3)を有する突起(1)を装着し、ツバ(3)を踵飾り材(5)と甲被(8)で挟み縫着した。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、踵部分の後部壁面で、中敷き上面より上方へ略15〜50mmの位置の踵飾り材に小孔を形成し、該小孔に、硬さが75〜90(JIS K6253 Aタイプ)の弾性体から成る縦長の突起を、外側に突出させる。
前記突起は布帛を埋設したツバを有し、形状は先端部が細く、根元に向かって八の字状に広がり、長さが20〜30mmであり、前記踵飾り材の内側に係合して前記のツバを縫着固定したことを特徴とする踏付け防止機能を有する靴であり、踏付け防止効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツバ(3)を有する踵踏付け防止突起(1)を装着した靴の外観図である。
【図2】ツバ(3)を有する踵踏付け防止突起(1)の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】踵部の要部断面図である。
【符号の説明】
1 突起
2 布帛
3 ツバ
4 ドッグイヤー
5 踵飾り材
6 月形芯
7 履口材
8 甲被
9 外底
10 中底
11 中敷き
11a 中敷き上面
12 半中敷き




 

 


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