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発明の名称 スライドファスナー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−16688(P2004−16688A)
公開日 平成16年1月22日(2004.1.22)
出願番号 特願2002−179531(P2002−179531)
出願日 平成14年6月20日(2002.6.20)
代理人
発明者 瀬川 清正 / 長谷川 隆行 / 青木 敏雄
要約 課題
ファスナーテープを被着物に縫着する際、ファスナーテープに縫製皺が生じない体裁がよく品質のよいスライドファスナーを安価に提供する。

解決手段
ファスナーテープ2の一側縁部12にファスナーエレメント3を装着し、ファスナーエレメント3を取り付けた装着部5の近傍におけるファスナーテープ2を一連の縫糸6によって縫着し、この縫糸6を引っ張ってファスナーテープ2の縁部12を長手方向に対し、内側へ湾曲固定し、縫製時に縁部に縫製皺が発生しない。なおファスナーテープ2には簡易にメッキによるシールド被膜7あるいは難燃性の添加剤をコーティング加工し、ファスナーテープ2に電磁波シールド性能、さらに難燃性能を具備させることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ファスナーテープ2の一側縁部12にファスナーエレメント3を装着し、該ファスナーエレメント3の装着部5の近傍を縫糸6により縫着することによって、縁部12を内向へ湾曲形成してなることを特徴とするスライドファスナー。
【請求項2】
ファスナーテープ2の一側縁部12を内側へ折り返して折曲部4を形成し、該折曲部4にファスナーエレメント3を装着してなる請求項1記載のスライドファスナー。
【請求項3】
ファスナーテープ2の折曲部4内へ芯材8を挿通し、該芯材8を介在した状態でファスナーエレメント3を装着してなる請求項2記載のスライドファスナー。
【請求項4】
ファスナーテープ2の折曲部4およびその側近内へ、支持片11の一側縁に芯紐10を備えた芯材8を挿通し、該芯材8を介在した状態でファスナーエレメント3を装着してなる請求項2記載のスライドファスナー。
【請求項5】
ファスナーテープ2は繊維製で、全体が均一な組織で形成されてなる請求項1記載のスライドファスナー。
【請求項6】
ファスナーテープ2の表面にメッキを施して被膜7を形成して電磁波シールド性を具備してなる請求項1記載のスライドファスナー。
【請求項7】
ファスナーテープ2の表面に難燃剤をコーティングして被膜7を形成して難燃性を具備してなる請求項1または6記載のスライドファスナー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁妨害波を遮蔽することができる電磁波シールド性能、または引火し難い難燃性能を備えたスライドファスナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電磁波シールド性能、難燃性能などの特殊性能を備えたスライドファスナーにおいて、特殊性能を効果的に発揮できるとともに、品質を低下させることなく安価に提供することが求められている。
【0003】
たとえば従来の電磁波シールドスライドファスナーは、図8に示すように、細い針金を用いて緯編みした金網を電磁波シールド部材として袋状に形成し、この内部に一側縁に芯紐部を形成した芯材を挿入してファスナーテープを形成し、そして芯紐部に金属製のファスナーエレメントを固着した電磁波シールドスライドファスナーが、実願昭57−60773号(実開昭58−164290号)のマイクロフィルムに開示されている。
【0004】
またファスナーテープを湾曲状に形成するのに、テープ主体部とエレメント取付縁部とを経編組織から形成し、テープ主体部は全幅にわたって長手方向に伸縮する伸縮部、そしてエレメント取付部は緻密な非伸縮部に形成し、芯紐は熱収縮率の大きい合成繊維糸を用い、さらに芯紐を被覆するカバー糸にも熱収縮率の大きい合成繊維糸を用いて、熱セットおよび染色工程により、エレメント取付縁部がテープ主体部よりも熱収縮率が大きいため、エレメント取付縁部を収縮湾曲して形成した湾曲状のファスナーテープが特公昭59−51807号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前項で述べた図8に示した電磁波シールドスライドファスナーは、ファスナーテープを構成する電磁波シールド部材が特殊な形態であり、電磁波シールド性能を備えさせるには特別な製造設備が必要であり、安価な電磁波シールドスライドファスナーおよび柔軟性を備えた品質のよい電磁波シールドスライドファスナーを提供することは困難である。
【0006】
また、湾曲状のファスナーテープは、テープを構成する糸が特殊仕様であるため高価につき、さらにテープに特殊加工を施すこと、たとえばテープに金属メッキを施して電磁波シールド性能を具備させること、あるいはさらに難燃剤をコーティングして難燃性能を具備させることは、テープの組織が緻密であるため、的確に処理することが難しい。
【0007】
この発明は、上述の問題点を考慮して発明されたものであり、請求項1記載の発明は、電磁波シールド性能、難燃性能等の特殊性能を備えたスライドファスナーを提供するため、その構成部材であるファスナーテープを、スライドファスナーのために特別に製造されたファスナーテープを用いることなく、特別な組織や芯部を必要としないテープを用いて製品コストを削減し、かつ特有な形態すなわち湾曲したファスナーテープをきわめて簡単な構成によって簡易に作製でき、ファスナーテープを被着物に対して縫着の際、ファスナーテープに縫製皺が生じない、体裁がよく品質のよいスライドファスナーを安価に提供することが主たる目的である。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加え、ファスナーテープを二つ折りにした折曲部にファスナーエレメントを簡単な構成で安定した形態で取り付けることができるスライドファスナーを提供することが目的である。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の目的に加え、ファスナーテープを二つ折りにした折曲部を補強し、ファスナーエレメントを強固に取り付けるための便宜を図ったスライドファスナーを提供することが目的である。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の目的に加え、ファスナーテープを二つ折りにした折曲部およびその側近部分を補強し、特に単一体のファスナーエレメントを強固に取り付けるための便宜を図ったスライドファスナーを提供することが目的である。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加え、ファスナーテープに簡単に特殊性能を具備できるテープの形態を特定し、安価に製品を供給できるスライドファスナーを提供することが目的である。
【0012】
請求項6および7記載の発明は、それぞれ請求項1記載の発明の目的に加え、ファスナーテープに電磁波シールド性能あるいはさらに難燃性能等の特殊性能を簡単に兼備させることができるスライドファスナーを提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この発明のうち請求項1記載の発明は、ファスナーテープ2の一側縁部12にファスナーエレメント3を装着し、ファスナーエレメント3を取り付けた部分のファスナーテープ2は一重でも二重でもよく、ファスナーエレメント3を取り付ける装着部5の近傍におけるファスナーテープ2を一連の縫糸6によって縫着し、この縫糸6によりファスナーテープ2の縁部12を内側へ湾曲する形に形成したスライドファスナーを主な構成とするものである。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、ファスナーテープ2の一側縁部12を内側へ折り返して重合させることにより折曲部4を形成し、この重合構造の折曲部4にファスナーエレメント3を取り付けたスライドファスナーである。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加え、ファスナーテープ2の一側縁部12に形成した折曲部4内へ各種の形態に形成された芯材8を挿通して補強し、この芯材8を介在した状態でファスナーエレメント3を折曲部4に取り付けたスライドファスナーである。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加え、ファスナーテープ2の折曲部4およびその側近部分の内部に、支持片11の一側縁に芯紐10を取り付けた芯材8を挿通して補強し、この芯材8を介在した状態でファスナーエレメント3たとえば単一体ファスナーエレメント13を折曲部4に取り付けたスライドファスナーである。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、ファスナーテープ2は、繊維製であり、テープ2全体が均一な組織から形成されたスライドファスナーである。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、ファスナーテープ2の表面に特殊性能機構である金属メッキを施して、被膜7を形成し、電磁波遮蔽性能を具備させたスライドファスナーである。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項1または6記載の発明の構成に加え、さらにファスナーテープ2の表面に特殊性能機構である難燃剤をコーティングして被膜7を形成し、難燃性能を兼備させたスライドファスナーである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のスライドファスナーの実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0021】
この発明のスライドファスナーは、第1の特徴は図1に示すスライドファスナーに特殊性能機構を具備させたものであり、具体的には、ファスナーストリンガー1におけるファスナーテープ2に電磁波シールド性能を具備させるため、ファスナーテープ2の表面に金属メッキを施してシールド被膜7を形成し、さらにファスナーテープ2に難燃性能を兼備させるため、ファスナーテープ2の表面に形成したシールド被膜7の表面に難燃剤をコーティングして難燃性の被膜7を形成したスライドファスナーである。第2の特徴は、ファスナーストリンガー1におけるファスナーテープ2がファスナーエレメント3を装着する以前において、テープ2の縁部12に芯材8が具備されている、いないは関係がなく、縫糸6によって、テープ2の縁部12を図7に示すように全体が内向状に湾曲固定させ、ファスナーストリンガー1を被着物に取り付けたとき、ファスナーテープ2の表面に縫製皺が表出されないように形成したことである。なお図中の20はスライダー、21は開き金具、22は上止具を示す。
【0022】
図2に示すようにファスナーストリンガー1におけるファスナーテープ2は、一枚のテープから形成され、ファスナーテープ2は経糸および緯糸にポリエステル系繊維あるいはポリアミド系繊維を用いて、平織り組織で織製してファスナーテープ2を作製し、このファスナーテープ2の表裏両面に溶融メッキたとえば銅−ニッケルの溶融液中にファスナーテープ2を浸漬して、テープの両面にメッキを施してシールド被膜7を形成する。使用するファスナーテープ2に平織り組織を採り入れたのは、組織が全体に均一で、メッキ液が滲透し易く、また安価に仕上げることができるためである。しかしテープ全体が均一な組織は必ずしも平織り組織のみでなく他の織り組織であってもよく、また経編みテープ、さらに繊維を交錯させた不織布であってもよい。いずれにしてもファスナーテープ2は真直ぐな形態で表面にメッキまたは難燃剤のコーティング加工を施すのが好ましい。テープが湾曲しているとメッキの浴槽内へ多数本整然と配置して浸漬させることが難しく、またコーティング設備に連続的に搬送して処理することがきわめて難しいので、ファスナーテープ2は真直ぐな状態で処理するのがよい。
【0023】
両面にシールド被膜7を形成したファスナーテープ2は、一側縁部12の近傍すなわちファスナーエレメント3を取り付ける装着部5の近くを一連の縫糸6によって縫着し、縫糸6を引っ張って固定することにより、ファスナーテープ2の縁部12を長手方向に対し内側へ湾曲する形に形成する。縫糸6の縫製形態は本縫いタイプが好ましく簡素で糸の節減ができ、ファスナーテープ2を安価に作製することができる。
【0024】
湾曲固定したファスナーテープ2は、図2に示すように、ファスナーテープ2の一側縁部12において、エレメント内部に芯紐10を挿通したコイル状の線条ファスナーエレメント14の脚部15を二重環縫タイプの取付糸18によってファスナーテープ2に取り付ける。したがって本縫いの縫糸6はコイル状の線条ファスナーエレメント14における連結部17の近傍に配される。なお湾曲状のファスナーテープ2にファスナーエレメント3を取り付けるには、湾曲状のファスナーテープ2を真直ぐな状態にした上で、ファスナーエレメント3を装着するので支障を来たすことがない。そして完成された湾曲状のファスナーストリンガー1を被着物へ縫着するとき、ミシン縫製によってファスナーテープ2の側縁を長手方向へ引き締められても、ファスナーテープ2の表面に波打ち現象いわゆる縫製皺が生じないメリットがある。
【0025】
この発明では、ファスナーテープ2の表面にメッキによるシールド被膜7を形成した後に、さらにファスナーテープ2に対し難燃性を付与させるために、無機塩、ハロゲン化合物、リン酸エステルなどの難燃性の添加剤をファスナーテープ2のシールド被膜7の表面へコーディング加工して難燃性能を兼備させ、電磁波シールド性能と難燃性能とを具備させたファスナーストリンガー1に仕上げる。なお、難燃性能を必ずしも具備させる必要はなく、或いはメッキに代えて難燃剤の被膜7を形成するものであってもよい。またファスナーテープ2に装着する線条ファスナーエレメント14はコイル状のみでなく、ジグザグ状の線条ファスナーエレメント14であってもよい。なお図中16は噛合頭部を示す。
【0026】
図3に示すファスナーストリンガー1は、ファスナーテープ2の表裏両面にシールド被膜7を形成し、このファスナーテープ2の縁部12を内側へ折り返して折曲部4を設け、ファスナーテープ2自体の側縁19側を本縫いの縫糸6によって縫着し、縫糸6を引っ張ってファスナーテープ2を湾曲させると同時に縁部12を補強する。そして湾曲状態のファスナーテープ2の折曲部4の表面にコイル状の線条ファスナーエレメント14内に芯紐10を挿通して、二重環縫の取付糸18により取り付けてファスナーストリンガー1を完成させる。
【0027】
図4に示すファスナーストリンガー1は、図3に示したファスナーストリンガー1のファスナーテープ2における折曲部4において、ファスナーテープ2の表裏両面にシールド被膜7を形成したファスナーテープ2を折り返し、この重合するファスナーテープ2の間へ一枚の平坦状の補強片9から形成した芯材8を介在させてファスナーテープ2の折曲部4を補強したものであり、ファスナーテープ2は側縁19側を本縫いの縫糸6によって縫着し、全体が湾曲状を呈するように形成した後に、折曲部4の表面に芯紐10を挿通したコイル状の線条ファスナーエレメント14を二重環縫の取付糸18によって取り付けたファスナーストリンガー1である。
【0028】
図5に示すファスナーストリンガー1は、ファスナーテープ2の表裏両面にシールド被膜7あるいはまた難燃剤のコーティング被膜7を兼備させた電磁波シールド性能を備えたファスナーテープ2を二つ折りして折曲部4を設け、この折曲部4内へ円形状たとえば合成繊維を集束した芯紐10から形成した芯材8を挿通して膨大状の縁部12を形成し、この縁部12の近傍を本縫いの縫糸6によって縫着して、金属などから形成した単一体のファスナーエレメント13を取り付ける装着部5を形成するとともに、ファスナーテープ2全体が図7に示すように内側へ湾曲するように形成する。
【0029】
湾曲状に形成したファスナーテープ2において、芯材8によって形成された膨大状の縁部12に金属製の単一体のファスナーエレメント13の脚部15を表裏から挟着して固定する。この際、ファスナーテープ2に取り付けた金属製の単一体のファスナーエレメント13の装着部5の近傍に縫糸6が存在する形に形成する。なお単一体のファスナーエレメント13は金属製のみでなく、合成樹脂材を用いてテープ縁部12に射出成形してファスナーエレメント3を形成してもよい。なお図中16は噛合頭部を示す。
【0030】
図6に示すファスナーストリンガー1は、図5に示したファスナーストリンガー1のファスナーテープ2における折曲部4において、テープの表裏両面にシールド被膜7を備えたファスナーテープ2を折り返し、重合状態のファスナーテープ2間に芯材8を挿通する。芯材8は一枚の支持片11を折り曲げて、この折り曲げ部分に丸紐などの芯紐10を挿通して芯材8を形成し、この芯材8をファスナーテープ2の折曲部4およびその側近内へ挿通してファスナーテープ2を補強し、ファスナーテープ2の一側縁に膨大状の縁部12を形成し、折曲部4に挿通された支持片11の側縁19を上下に重合されたファスナーテープ2とともに縫糸6によって縫着し、単一体のファスナーエレメント13を取り付けることができる装着部5を形成し、かつファスナーテープ2は全体が図7に示すように内側へ湾曲する形に形成する。
【0031】
湾曲状に形成されたファスナーテープ2の膨大状の縁部12に金属製の単一体から形成されたファスナーエレメント13の脚部15を表裏から挟着して固定し、ファスナーテープ2に配した縫糸6はファスナーエレメント13の脚部15の近傍に存在する形に形成したファスナーストリンガー1である。
【0032】
【発明の効果】
この発明のスライドファスナーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏するものである。
【0033】
この発明のうち請求項1記載の発明は、ファスナーテープの一側縁部にファスナーエレメントを装着し、ファスナーエレメントの装着部の近傍を縫糸により縫着することにより、縁部を内向へ湾曲形成したことによって、電磁波シールド性能を備えたスライドファスナーを簡単に作製でき、かつ製品コストを削減でき、しかもファスナーストリンガーを被着物に取り付けたときでも、湾曲したファスナーテープにより波打ち現象すなわち縫製皺が生じない品質のよいスライドファスナーを安価に提供できる効果がある。
【0034】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、ファスナーテープの一側縁部を内側へ折り返して折曲部を形成し、この折曲部にファスナーエレメントを装着したことによって、ファスナーテープの縁部を補強し、ファスナーエレメントを安定した状態で取り付けることができる効果がある。
【0035】
請求項3および4記載の発明は、それぞれ請求項2記載の発明の効果に加え、ファスナーテープの折曲部内へ芯材を挿通し、または折曲部およびその側近内へ支持片の側縁に芯紐を備えた芯材を挿通し、芯材を介在した状態でファスナーエレメントを装着したことによって、ファスナーテープの縁部を補強し、ファスナーエレメント特に金属あるいは樹脂成形の単一体のファスナーエレメントを安定した状態で強固に取り付けることができる効果がある。
【0036】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、ファスナーテープは、繊維製であり、テープ全体が均一な組織から形成したことによって、ファスナーテープにメッキによる電磁波シールド加工、また難燃剤のコーティング加工がきわめて簡易に行うことができ、安価で品質のよい製品に仕上げることができる効果がある。
【0037】
請求項6および7記載の発明は、それぞれ請求項1記載の発明の効果に加え、ファスナーテープの表面にメッキを施して被膜を形成し、またはその表面へ難燃剤をコーティングして被膜7を形成したことによって、ファスナーテープの表面にメッキによる電磁波シールド性能、さらにファスナーテープの表面に難燃剤のコーティングによる難燃性能を簡易に具備させることができ、安価で品質のよい製品に仕上げることができる効果があるなど、この発明が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナーの正面図である。
【図2】スライドファスナーにおけるコイル状の線条ファスナーエレメントを備えたファスナーストリンガーの断面図である。
【図3】他の変形例を示す同上のファスナーストリンガーの断面図である。
【図4】さらに他の変形例を示す同上のファスナーストリンガーの断面図である。
【図5】スライドファスナーにおける金属製の単一体ファスナーエレメントを備えたファスナーストリンガーの断面図である。
【図6】他の変形例を示す同上のファスナーストリンガーの断面図である。
【図7】湾曲状のファスナーテープの正面図である。
【図8】公知の電磁波シールドスライドファスナーの斜視図である。
【符号の説明】
1      ファスナーストリンガー
2      ファスナーテープ
3      ファスナーエレメント
4      折曲部
5      装着部
6      縫糸
7      被膜
8      芯材
10      芯紐
11      支持片
12      縁部




 

 


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