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発明の名称 釣竿ガイド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−81068(P2004−81068A)
公開日 平成16年3月18日(2004.3.18)
出願番号 特願2002−245128(P2002−245128)
出願日 平成14年8月26日(2002.8.26)
代理人
発明者 松本 聖比古 / 塩谷 幸信 / 谷口 一真
要約 課題
糸絡みを防止して円滑な釣りを行い得る釣糸ガイドを提供する。

解決手段
この釣糸ガイド10は、竿体100の周面に固定される固定部1と、竿体100の軸方向に直交するように起立する位置と穂先側に倒伏する位置との間で自由に回動自在に固定部に連結されるフレーム部2と、フレーム部2にはめ込まれ竿体100の軸方向に開口する硬質リング3とを備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】
魚釣りに用いる釣竿の竿体周面に配置される釣糸を案内するための釣糸ガイドであって、
前記竿体の周面に固定される固定部と、
前記竿体の軸方向に直交するように起立する位置と倒伏する位置との間で自由に回動自在に前記固定部に連結されるフレーム部と、
前記フレーム部にはめ込まれた硬質リングと
を備える釣糸ガイド。
【請求項2】
前記固定部は軸受けを有し、
前記フレーム部は前記軸受けに回動自在に連結される回動軸と、前記回動軸に連結するガイドフレーム部分を有し、
前記硬質リングは前記ガイドフレーム部分にはめ込まれており、
前記ガイドフレーム部分の幅が前記回動軸の幅と同等以下である、請求項1に記載の釣糸ガイド。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿、特に、外通し竿の竿体の周面に配置されるリールからの釣糸を案内する釣糸ガイドに関する。更に詳しくは、スピニングリールを装着して用いる外通し竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の外通し竿と呼ばれるタイプの釣竿は、一般には、複数の筒状の竿体を連結して構成されている。例えば、穂先側の竿体から順次竿元側の竿体内に挿入可能になっている振出形式や、個々の竿体を順次連結する並継形式などで、各竿体が連結されている。また、このような竿体の周面には複数の釣糸ガイドが装着され、リールからの釣糸が順次この釣糸ガイドを挿通して穂先側に案内されている。
【0003】
この種の釣糸ガイドの中には、竿体に起伏自在に装着されたものがある。例えば、釣糸のガイドリングを装着した支持脚をピンによって竿体への固定部分に連結し、伸縮バネをピンに附設したものなどが知られている(実公昭47−26396号公報:第2欄参照)。この釣糸ガイドは、伸縮バネにより支持脚を円滑に起立・倒伏させることができる。そして、起立状態では支持脚を安定して固定し、不使用時には支持脚を倒伏状態としてコンパクトな状態とすることができる。
【0004】
ところで、釣糸ガイドを竿体周面に配置する釣竿において問題となる点の1つに、釣糸ガイドへの釣糸の糸絡みという問題がある。これは、釣糸ガイドが竿体周面に対して起立して装着されているために、風に吹かれる等した釣糸が釣糸ガイドに絡まってしまう現象である。このような糸絡みを防止するために種々の工夫が施されてきたが、未だ十分ではない。そして、上述の倒伏可能な釣糸ガイドであっても、使用時には支持脚を起立させて使用するために、糸絡みが生じるという問題は回避できていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、釣糸の糸絡みを防止して円滑な釣りを行い得る釣糸ガイドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1の釣糸ガイドは、魚釣りに用いる釣竿の竿体周面に配置される釣糸を案内するための釣糸ガイドである。そして、竿体の周面に固定される固定部と、竿体の軸方向に直交するように起立する位置と倒伏する位置との間で自由に回動自在に前記固定部に連結されるフレーム部と、フレーム部にはめ込まれた硬質リングとを備える。
【0007】
この釣糸ガイドは、特に、スピニングリールを装着して用いる釣竿のためのものである。リールを装着するリールシート側に釣糸ガイドのフレーム部が位置するようにして、釣糸ガイドが竿体に装着される。なお、この釣糸ガイドは複数個用意されて釣竿の竿体周面に竿体の軸方向に間隔を隔てて配置される。そして、釣糸ガイドの硬質リング側を地面方向に向かって位置させた状態で用いられる。この状態で、釣竿のリールシートに装着したリールからの釣糸が順次釣糸ガイドの硬質リングを挿通して穂先側へと導かれる。
【0008】
地面方向に向かって位置する釣糸ガイドのフレーム部は、竿体の軸方向に直交するように起立する位置と穂先側に倒伏する位置との間で固定部に対して自由に回動し、この範囲内にあっては重力を受けて常に鉛直方向に位置する。よって、釣人は釣糸ガイドへの糸絡み等が生じた場合に、竿体の傾け程度を調整することで、容易に糸絡みを解除できる。例えば、釣人が釣竿の竿体の穂先側を地面方向に傾けると、釣糸ガイドのフレーム部は倒伏し、竿体周面からの釣糸ガイドの突出程度が小さくなり、糸を釣糸ガイドのフレーム部から容易に離脱させ得る。
【0009】
なお、例えば、フレーム部の倒伏方向を穂先側方向のみとなるように設定しておけば、釣竿を大きく振り上げても、釣糸ガイドのフレーム部は竿体の軸方向に直交するように起立する位置で回動が抑制されるので、釣糸のリールへの巻き取り操作等を阻害することもない。
発明2の釣糸ガイドは、発明1のガイドであって、本体部は軸受けを有する。フレーム部は軸受けに回動自在に連結される回動軸と、回動軸に連結するガイドフレーム部分を有する。また、硬質リングはガイドフレーム部分にはめ込まれており、ガイドフレーム部分の幅が回動軸の幅と同等以下である。
【0010】
この釣糸ガイドは、回動軸部分の幅に対して同等以下にその最大幅が設定されているガイドフレーム部分を有する。このようなガイドフレーム部分では、釣糸が回動軸付近等に糸絡みを始めても、フレーム部が傾くと、釣糸は比較的容易にガイドフレーム部分を滑り抜ける。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣糸ガイド10は、図1に示すように、釣竿の竿体100の周面に固定される部材である。釣竿は周知のものであり、1つの竿体100からなり、又は複数の先細り筒状体である竿体100を振出・並継等の形式によって連結してなるものである。竿元側に位置する竿体100の外周面にはスピニングリールを脱着自在に装着可能なリールシート(図示せず)が設けられる。
【0012】
釣糸ガイド10は、複数個が用意され竿体100の周面に軸方向に所定の間隔を隔てて配置される(図3参照)。この釣糸ガイド10は、図1及び図2に示すように、竿体100の周面に固定される固定部1と、固定部1に対して回動自在に連結されるフレーム部2と、フレーム部2にはめ込まれて固定されるガイドリング3とを有している。
【0013】
固定部1は、金属又は硬質合成樹脂から形成される単筒型の部材である。竿体100の所定の軸方向位置の周面に接着剤等で直接固定される場合と、図1に示すように、竿体100の周面の軸方向にスライド移動自在且つ所定の位置に固定可能にしてもよい。後者のように、固定部1を竿体100の周面でスライド移動自在にする場合には、竿体100の周面の所定の軸方向位置を部分的に大径化して、当該大径部分の径に合わせて固定部1を嵌着させる。
【0014】
この固定部1の外周面には竿体100の幅方向(図2の左右方向)に間隔を隔てて一対の軸受け1aが並んで形成されている。軸受け1aは竿体100の穂先側から竿元側に屈曲しており、例えば、後述のフレーム部2の回動軸を収納した上でかしめられている。また、軸受け1aの外周面には竿体100の軸方向に直交する方向(図1の下方向)に起立する突起1bが形成されている。
【0015】
フレーム部2も金属若しくは硬質合成樹脂から形成されており、軸受け1aに回動自在に連結される回動軸2aと、回動軸2aに連結するガイドフレーム部分2bとを有する。
回動軸2aは竿体100の幅方向に伸び、上述の軸受け1aに幅方向両端が収納されている。この回動軸2aを中心としてフレーム部2は自由に回動する。また、この回動軸2aの幅方向中央付近からガイドフレーム部分2bが起立している。ガイドフレーム部分2bは、図2に示すように、頭端側半分が竿体100の軸方向に直交する方向に長い楕円型であり、基端側(竿体100側)半分が矩形型の板状部材であり、竿体100の軸方向に開口している。このように基端側半分を矩形型として縊れ部分を設けないことで、釣糸の絡みつきを効果的に防止している。また、この楕円型乃至矩形型部分の左右方向幅は、上述の回動軸2aの左右方向幅と同等程度に設定される。好ましくは、楕円型の左右方向幅を回動軸2aの左右方向幅より幅狭に設定するのがよい。ガイドフレーム部分2bの最も竿体100側(矩形型の一部)が上述の突起1bと当接する部分であり、フレーム部2の竿体100の竿元側への倒伏を規制している。
【0016】
ガイドリング3はセラミックス等の硬質部材からなる。釣糸がこのガイドリング3を挿通することになる。ガイドリング3は上述のガイドフレーム部分2bの開口形状に合わせて形成され、この開口にはめ込まれて固定されている。
このような釣糸ガイド10は、スピニングリールを装着した竿体100のリールシート側に各釣糸ガイドのフレーム部2が位置するように、竿体100の軸方向に所定の間隔を隔てて配置される。そして、図3に示すように、釣糸ガイド10のフレーム部2側を地面方向に向かって位置させた状態で、釣竿が用いられる。この状態で、釣竿のリールシートに装着したリールからの釣糸が順次釣糸ガイド10のガイドリング3を挿通して穂先側へと導かれる。
【0017】
地面方向に向かって位置する釣糸ガイド10のフレーム部2は、竿体100の軸方向に直交するように起立する位置と穂先側に倒伏する位置との間で固定部1に対して、回動軸2aを中心として自由に回動し、この範囲内にあっては重力を受けて常に鉛直方向に位置する。
釣糸が釣糸ガイドのフレーム部2などに糸絡みを始めた場合には、図3に示すように、釣人が釣竿の竿体100の穂先側を地面方向に傾ける。すると、各釣糸ガイド10のフレーム部2は穂先側に倒伏し、竿体100周面からの釣糸ガイド10の突出程度が小さくなり、釣糸を釣糸ガイド10のフレーム部2から容易に離脱させ得る。特に、このフレーム部2のガイドフレーム部分2bは、その左右方向幅が回動軸2aと同等なので、回動軸2a付近に釣糸が糸絡みを始めたとしても、比較的容易に釣糸が抜け出やすい。
【0018】
なお、釣竿を大きく振り上げても、釣糸ガイド10のフレーム部2では、その一部が突起1bに当接して、竿体100の軸方向に直交するように起立する位置で回動が抑制される。よって、釣糸のリールへの巻き取り操作等を阻害することもない。
[他の実施形態]
(a)上記第1実施形態の変形例を示す。
【0019】
図4及び図5に示すように、ガイドフレーム部分の頭端側半分を上記実施形態のような楕円型に代えて、真円型のものとすることも可能である。
また、この変形例では、固定部には左右方向に間隔を隔てて一対の軸受けを形成している。この軸受けは、上記実施形態と異なり、左右方向に貫通孔を有する突起である。フレーム部の回動軸はガイドフレーム部分に対して分離自在であり、ガイドフレーム部分を軸受けに配置した上で、回動軸を挿入して両者を連結している。
(b)さらに、別の変形例を示す。
【0020】
図6及び図7に示すように、固定部を上記実施形態のようなパイプ状のものに代えて板状部材とし、これを竿体の周面に巻糸などで固定してもよい。
また、この変形例では、突起を軸受けの左右方向の間に1つ形成し、ガイドフレーム部分をこの突起に当接させることで、竿体100の軸方向に直交するように起立する位置でフレーム部の回動を抑制している。
(c)なお、ガイドリングの形状は上記実施形態に限定されるものではない。また、上記実施形態では、フレーム部が穂先側にのみ倒伏するようになっているが、逆に竿元側にも倒伏するように設定してもよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明にかかる釣糸ガイドによれば、釣糸の糸絡みを防止して円滑な釣りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した釣竿ガイド10の側面図。
【図2】図1の釣糸ガイド10の正面図。
【図3】図1の釣糸ガイドを装着した釣竿の様子を示した図。
【図4】変形例に係る釣糸ガイド20の側面図。
【図5】図4の釣糸ガイド20の正面図。
【図6】別の変形例に係る釣糸ガイド30の側面図。
【図7】図6の釣糸ガイド30の正面図。
【符号の説明】
10,20,30 釣糸ガイド
1 固定部
2 フレーム部
3 ガイドリング
100 竿体




 

 


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