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竿体及びその製造方法 - 株式会社シマノ
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発明の名称 竿体及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−73093(P2004−73093A)
公開日 平成16年3月11日(2004.3.11)
出願番号 特願2002−238503(P2002−238503)
出願日 平成14年8月19日(2002.8.19)
代理人
発明者 谷口 一真 / 松本 聖比古
要約 課題
釣糸導入ガイドを装着することなく、釣糸を円滑に竿体内に導き得る中通し竿用の竿体を提供する。

解決手段
この元竿1は、繊維強化樹脂素材からなる筒状の本体部10と、本体部10の周面の軸方向の一定の範囲に積層される繊維強化樹脂材からなる補助部11とを備えている。補助部11はその周方向の一部分(リールシートの載置面側方向)に竿元側ほど本体部10周面より高くなる傾斜部分11aを有する。そして、この傾斜部分11aに軸方向に斜行する釣糸導入路6が形成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
中通し竿を構成する竿体であって、
繊維強化樹脂素材からなる筒状の本体部と、
前記本体部の周面の軸方向の一定の範囲に積層される繊維強化樹脂材からなる補助部とを備え、
前記補助部はその周方向の一部分に竿元側ほど前記本体部周面より高くなる傾斜部分を有しており、前記傾斜部分に軸方向に斜行する釣糸導入路が形成されている、竿体。
【請求項2】
前記釣糸導入路の入口周縁には硬質リングがはめ込まれている、請求項1に記載の竿体。
【請求項3】
炭素繊維等の強化繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させてなる繊維強化樹脂素材からなる筒状の竿体を製造する方法であって、
穂先側ほど小径化するテーパが施された芯材に対してメインプリプレグを巻回する工程と、
前記芯材側を底辺として前記芯材の軸方向の竿元側端部よりやや穂先側の位置を最大高さとする略三角形状の補助プリプレグを、前記底辺側から前記メインプリプレグの周面の軸方向の一定の範囲に巻回する工程と、
前記各プリプレグを焼成して芯材を脱芯する工程と、
前記補助プリプレグを周方向の一部のみを残して削取すると共に、削取した残部に竿元側方向から軸方向に斜行する貫通孔を形成する工程と
を含む、竿体の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿を構成する竿体に関する。特に、釣糸を竿体の内部に挿通させる中通し竿の竿元側に位置し、リールからの釣糸を竿体内部に導入するための釣糸導入路を有する竿体に関する。
【0002】
【従来の技術】
釣糸を竿体内部に挿通させる中通し竿と呼ばれる釣竿は、複数の先細り筒状体を連結してなるものが多い。このような中通し竿の竿元側に位置する竿体(例えば、最も竿元側に位置する元竿や、元竿の穂先側に連結される元上竿)には、リールからの釣糸を竿体内に導入するための釣糸導入路が形成される。
従来の中通し竿の竿体に形成される釣糸導入路としては、竿体の周面に軸方向に長い長孔を形成したものが主流である。そして、釣糸導入路の竿元側に位置するリールからの釣糸を円滑に釣糸導入路に導くために、この釣糸導入路に釣糸導入ガイドが装着されている。
【0003】
この釣糸導入ガイドとしては、釣糸導入路の上を跨ぐようにアーチ状に配置されるタイプのもの(特開平08−107739号公報参照)や、釣糸導入路に合成樹脂素材で形成したガイド部材をはめ込むタイプのもの(特開平09−298987号公報参照)などが知られている。
しかし、このように別途他の部材を釣糸導入ガイドとして竿体の周面に配置乃至固定すると、その部材の固定作業やその固定強度を維持するための工夫などが必要となる。また、そもそも、外通し竿と異なり釣糸ガイドが不要とされることを特徴として糸絡みなどの問題を回避するのが中通し竿である。とすれば、釣糸導入部分のみとはいえ釣糸ガイドを装着することは好ましくない。
一方で、リールからの釣糸を円滑に竿体内部に送り込むためには、釣糸を軸方向に斜行する方向に案内するものが必要なことも確かである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、釣糸導入ガイドを装着することなく、釣糸を円滑に竿体内に導き得る中通し竿用の竿体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明1の竿体は、中通し竿を構成する竿体であって、繊維強化樹脂素材からなる筒状の本体部と、本体部の周面の軸方向の一定の範囲に積層される繊維強化樹脂材からなる補助部とを備えている。この補助部はその周方向の一部分に竿元側ほど本体部周面より高くなる傾斜部分を有しており、傾斜部分に軸方向に斜行する釣糸導入路が形成されている。
【0006】
この竿体では、筒状の本体部と補助部とを一体的に繊維強化樹脂材から構成し、補助部の一部に傾斜部分を形成した上で、この傾斜部分に軸方向に斜行する釣糸導入路を形成している。竿体を構成する素材をもって直接的に釣糸導入路を形成することで、別途部材を装着する煩雑性が回避できる。また、本体部に積層した補助部が、この補助部に釣糸導入路を形成することに伴う強度低下も抑えることになる。
【0007】
発明2の竿体は、発明1の竿体であって、釣糸導入路の入口周縁には硬質リングがはめ込まれている。
釣糸導入路に導入されてくる釣糸と接触する機会が多い釣糸導入路の入口周縁に硬質リングを装着することで、相互摩耗等を防止する。
発明3の竿体は、炭素繊維等の強化繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させてなる繊維強化樹脂素材からなる筒状の竿体を製造する方法であり、以下の工程を含む。
【0008】
◎穂先側ほど小径化するテーパが施された芯材に対してメインプリプレグを巻回する工程。
◎芯材側を底辺として芯材の軸方向の竿元側端部よりやや穂先側の位置を最大高さとする略三角形状の補助プリプレグを、底辺側からメインプリプレグの周面の軸方向の一定の範囲に巻回する工程。
【0009】
◎各プリプレグを焼成して芯材を脱芯する工程。
◎補助プリプレグを周方向の一部のみを残して削取すると共に、削取した残部に竿元側方向から軸方向に斜行する貫通孔を形成する工程。
この製造方法においては、メインプリプレグを芯材に巻回後、所定の形状の補助プリプレグを巻回することで、竿元側ほどメインプリプレグの周面より高くなるように傾斜した厚肉部分が形成される。このような厚肉部分を形成することで、ここに斜行する釣糸導入路を容易に形成し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、その穂先側に順次振出形式で連結される元上竿2,中竿3,穂先竿4とを有する。元竿1は最も竿元側に位置する先細りテーパの施された太径の竿体である。元竿1は、その竿元側の周面にリールを脱着自在に装着可能なリールシート5を有し、リールシート5の穂先側の周面に釣糸導入路6を有する。また、元竿1の竿元側端部には尻栓7が脱着自在に装着されている。穂先側端部内周面が嵌合部分となっており、この嵌合部分に元上竿2が元竿1内に収納可能に振出形式で連結されている。
【0011】
元上竿2〜穂先竿4もそれぞれ先細りテーパの施された筒状体である。順次穂先側の竿体が竿元側の竿体内に収納可能に振出形式で連結される。各竿体の内部は釣糸通路となっており、内周面には必要に応じて軸方向に間隔を隔てて螺旋状に釣糸支持突起などが形成される。また、穂先竿4の穂先側端部にはトップガイド8が装着される。
【0012】
そして、釣りを行う際には各竿体が穂先側に引き出されて一本の長い竿体となり、リールからの釣糸が釣糸導入路6から竿体内に導入され、各竿体内の釣糸通路を通って、トップガイド8から外部に導出される。
元竿1は、図2に示すように、炭素繊維,ガラス繊維,チタン繊維等にエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂を含浸させた複数のプリプレグをマンドレル(芯材)に巻回して焼成して得られた先細り筒状部材である。詳しくは、筒状部分を形成する本体部10と、釣糸導入路6付近において本体部10に積層される補助部11と、さらに本体部10及び補助部11の表面に配置される表面部12とからなる。図2においては、本体部10,補助部11,表面部12とをそれぞれ区分して表記するが、両者は後述のように焼成され一体化しているものである。
【0013】
元竿1は、上述のように、穂先側端部内周面に嵌合部分を有し、ここから竿元側ほど徐々に大径化する第1テーパ部分と、第1テーパ部分より急テーパ化する第2テーパ部分と、第2テーパ部分より緩やかなテーパ乃至ほぼストレートテーパで竿元側に至る第3テーパ部分とに区分される。補助部11は第3テーパ部分の穂先側の第2テーパ部分との臨界付近に形成される。
【0014】
補助部11は、図2に示すように、その周方向の一部分(リールシート5のリールを載置する載置面側方向)において、竿元側ほど本体部10の周面より高くなる傾斜部分11aを有している。この傾斜部分11aの最大高さは本体部10の周面から5〜20mm程度とするのが好ましい。そして、この傾斜部分11aには元竿1の軸方向に斜行する釣糸導入路6が形成されている。また、釣糸導入路6の入口側(リールシート側)の周縁にはセラミックスなどの硬質材をリング状に加工した硬質リング13がはめ込まれて固定されている。
【0015】
次に、この元竿1の製造方法を説明する。
まず、図4(a)に示すように、先細りのテーパが形成された棒状部材であるマンドレル(芯材)100の外周にワックス等の離型剤を必要に応じて塗布する。続いて、マンドレル100に、マンドレル100の長手方向長さにほぼ相当する軸方向長さを有するシート状のメインプリプレグP1を巻回する。このメインプリプレグP1は、ガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたものをシート状に加工したものであり、上述の本体部10を構成するものである。ここに含まれる強化繊維はマンドレル100に対して軸方向に配向されている。ここでは、メインプリプレグP1は一枚のプリプレグとして示すが、複数のメインプリプレグP1を準備して積層してもよい。また、必要に応じて、メインプリプレグP1をマンドレル100に巻回する前に、マンドレル100の周面にテープ状のプリプレグを別途巻回しておいても良い。この場合のテープ状のプリプレグはテープの長手方向に強化繊維が配向されている。
【0016】
続いて、図4(b)に示すように、メインプリプレグP1の所定の軸方向位置の外周に補助プリプレグP2を巻回する。この補助プリプレグP2は、メインプリプレグP1と同様にガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたものをシート状に加工したものであり、上述の補助部分11を形成する。その形状は、マンドレル100側を底辺としてマンドレル100の軸方向の竿元側端部よりやや穂先側の位置を最大高さとする略三角形状であり、強化繊維はマンドレル100の周方向に位置するように配向されている。このような補助プリプレグP2をその底辺側からメインプリプレグP1の周面に巻回する。この巻回により、図4(c)に示すように、竿元側ほどメインプリプレグP1の周面より肉盛される周方向全体にわたる傾斜部分が形成されることになる。詳細に述べれば、この傾斜部分は、穂先側を緩やかな斜面とし、竿元側を急斜面とするものである。
【0017】
さらに、これらメインプリプレグP1及び補助プリプレグP2に外周面に、テープ状に加工したプリプレグテープP3を螺旋状に巻回してゆく(図4(c)(d)参照)。このプリプレグテープP3はテープの長手方向に強化繊維が配向されているものであり、上述の表面部12を形成する。
これらの各種のプリプレグ外周に、さらに必要に応じて、成型用のポリプロピレン製の成型テープをかけながら巻回し、相互のプリプレグの密着性を高めつつその形状を調整して竿素材を得る。このようにして得られた竿素材を、炉内において焼成した後、マンドレル100を抜き取り成型テープを剥離する。そして、両端を所望の長さに切りそろえ、表面を一度研磨して形状を整える。
【0018】
その後、図4(e)に示すように、補助プリプレグP2を巻回した部分について、周方向の全体にわたってこの部分がいくぶん厚肉化するように補助プリプレグP2を残しつつ、突出した部分について周方向の一部のみを残して削取して、傾斜部分11aを成型する。そして、竿元側方向から軸方向に斜行する貫通孔をこの傾斜部分11aにドリルなどで形成して釣糸導入路6を貫通させる。
【0019】
さらに、周面を研磨加工などし、必要な表面塗装を施して元竿1を製造する。このような元竿1は、筒状の本体部10と補助部11とを一体的に繊維強化からなるプリプレグ素材から構成し、補助部11の一部に傾斜部分を形成した上で、この傾斜部分11aに軸方向に斜行する釣糸導入路6を形成している。元竿1を構成する素材をもって直接的にその素材に軸方向に傾斜する釣糸導入路6を形成することで、別途部材を装着する煩雑性が回避できる。また、本体部10に積層した補助部11が、この補助部11に釣糸導入路6を形成することに伴う強度低下も抑える。
【0020】
なお、この実施形態では、元竿1を例に挙げるが、釣糸導入路を元上竿2に形成することも可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明にかかる竿体によれば、別途釣糸導入ガイドを装着することなく、釣糸を円滑に竿体内に導き得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】図1の元竿1の釣糸導入路6付近の断面図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】図1の元竿1の製造工程を示した図。
【符号の説明】
1 元竿
6 釣糸導入路
10 本体部
11 補助部
11a 傾斜部分
P1 メインプリプレグ
P2 補助プリプレグ




 

 


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