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発明の名称 玉網の柄
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−57034(P2004−57034A)
公開日 平成16年2月26日(2004.2.26)
出願番号 特願2002−217253(P2002−217253)
出願日 平成14年7月25日(2002.7.25)
代理人
発明者 松本 聖比古 / 谷口 一真 / 谷川 尚太郎
要約 課題
筒状体を収納した準備状態で肩に掛けて収納でき、その後、素早く取り外して使用できる玉網の柄を提供する。

解決手段
この玉網の柄は、振出形式に連結された第1筒状体6〜第4筒状体9からなる柄部3と、柄部3の先端筒状体の先端側に連結される栓部材であって先端側端面に網枠部を連結可能な連結部分を有する口栓4と、柄部3の手元筒状体の周面に連結される部材であり、ユーザの肩に脱着自在に填め込み可能な装着部分を有する肩掛け10とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
魚釣りに用いる玉網を構成する柄であって、
振出形式に連結された複数の先細り筒状体からなり、少なくとも、前記筒状体の中で最も先端側に位置する先端筒状体及び最も手元側に位置する手元筒状体を有する柄部と、
前記柄部の先端筒状体の先端側に連結される栓部材であり、その先端側端面に網枠部を連結可能な連結部分を有する口栓と、
前記柄部の手元筒状体の周面に連結される部材であり、ユーザの肩に脱着自在に填め込み可能な装着部分を有する肩掛けと
を備える玉網の柄。
【請求項2】
前記肩掛けは、前記柄部の手元筒状体の長手方向に直交する方向に延伸するアームと、前記アームの先端側に連続する装着部分とを有し、前記装着部分はU字型部分であり前記柄部の手元側方向に向かって開いている、請求項1に記載の玉網の柄。
【請求項3】
前記肩掛けは超弾性を有する形状記憶合金からなる、請求項1又は2に記載の玉網の柄。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は魚釣りに用いる玉網を構成する玉網の柄に関する。
【0002】
【従来の技術】
魚釣りを行う際に、釣竿の仕掛けに係った魚を引き上げるために玉網が用いられる。玉網は、環状の枠に袋状の網を装着している網枠部と玉網の柄とから構成される。この玉網の柄は、複数の先細りテーパの施された筒状体を順次振出形式に連結してなるものであり、順次手元側の筒状体内に穂先側の筒状体が収納可能となっている。ユーザは所望する長さ/大きさの玉網の柄を選択し、その先端側に所望の大きさ/形状の網枠部を選択して連結し、玉網として用いる。
【0003】
このような玉網は、岩場や防波堤での釣りや船釣り等の際に、仕掛けに係った魚を水面近くまで引き上げた後に、この魚をすくい入れるために用いられる。玉網の具体的な使用態様は以下の通りである。収納時は柄部の筒状体を順次手元側に収納したコンパクトな状態としておく。そして、釣竿の仕掛けにかかった魚を釣り上げる際に、網側を水面に向かって勢いよく差し出し、順次の筒状体を引き出して長い一本の柄部として先端の網枠部の網の中に魚をすくい入れるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、玉網は、魚をリールで水面近くまで引き上げた後に用いられるものであり、それ以外の時は柄を短く収納してコンパクトな状態にして準備しておくものである。このような準備状態においては、玉網が釣竿の操作の邪魔にならないような配慮が必要となる。そこで、玉網の柄に連結可能な「肩掛けベルト」等が提供されている。
【0005】
しかし、肩掛けベルトを玉網の柄に連結して用いる場合、そのベルトを首や腕に廻して肩に肩掛けベルトを当て、背中に玉網を背負う状態となる。このため、いざ玉網の柄を水面に向かって差し出して魚をすくい入れる場合には、一々ベルトを肩や首に廻してから取り外す必要があり、操作が煩雑化し迅速に網枠を水面に差し出せない。
【0006】
本発明の課題は、準備状態から素早く筒状体を伸ばして使用できる玉網の柄を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1の玉網の柄は、魚釣りに用いる玉網を構成する柄であって、振出形式に連結された複数の先細り筒状体からなり、少なくとも、筒状体の中で最も先端側に位置する先端筒状体及び最も手元側に位置する手元筒状体を有する柄部と、柄部の先端筒状体の先端側に連結される栓部材であり、その先端側端面に網枠部を連結可能な連結部分を有する口栓と、柄部の手元筒状体の周面に連結される部材であり、ユーザの肩に脱着自在に填め込み可能な装着部分を有する肩掛けとを備える。
【0008】
この玉網の柄は、口栓に網枠部を連結して玉網として用いられるものである。この玉網の柄の柄部を構成する複数の筒状体は、先端筒状体から順次手元筒状体内に振出形式に各筒状体が収納されてコンパクトな状態となる。そして、釣り操作を行う際には、釣人は肩掛けの装着部分を自らの肩に填め込んで装着し、両手をフリーな状態として釣竿を操作する。
【0009】
その後、釣竿の仕掛けに係った魚を水面近くまで巻きあげた後に網枠部の網に魚をすくい入れる際には、釣人は、上述のようにコンパクトな状態にされている玉網の柄部を(手元筒状体を)把持したまま、勢いよく先端側に振り出して、各筒状体を先端側に引き延ばして一本の長い玉網の柄とする。この際には、釣人は肩掛けを肩から取り外して、素早く上述の玉網の柄の各筒状体の引き延ばし操作を為し得る。
【0010】
発明2の玉網の柄は、発明1の柄であって、肩掛けは、柄部の手元筒状体の長手方向に直交する方向に延伸するアームと、アームの先端側に連続する装着部分とを有している。そして、この装着部分はU字型部分であり柄部の手元側方向に向かって開いている。
この玉網の柄の装着部分はU字型部分であり、このU字型の部分を釣人は自らの肩に填め込んで、玉網の柄を背中に装着することになる。U字型部分は柄部の手元側方向に向かって開いており、このU字型部分を釣人が肩に装着すると玉網の網枠部側が釣人の頭側に位置することになり、玉網の柄の脱着が容易である。
【0011】
発明3の玉網の柄は、発明1又は2の柄であって、肩掛けは超弾性を有する形状記憶合金からなる。
超弾性を有するこの肩掛けはその形状が変形し難く、長期にわたって繰り返し使用可能である。また、装着部分の肩への脱着操作も円滑に為し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した玉網は、図1及び図2に示すように、環状の枠に網が取り付けられた網枠部1と、これに連結されている玉網の柄2とからなる。この玉網の柄2は、複数の筒状体からなる柄部3と、枠部3の先端と網枠部1とを連結するための口栓4と、柄部3の手元側端部に脱着自在に装着されている底栓5と、肩掛け10とを有している。
【0013】
網枠部1は、ステンレス合金やチタン合金等からなる金属製部材を環状に折り曲げて形成した枠部分と、この枠部分に装着される網部分とからなる。枠部分には口栓4に脱着自在に装着するための連結部分が設けられる。例えば、連結部分として雄ねじ部が形成され、この雄ねじ部が後述の口栓4に連結される。なお、枠部分は4つ折りに折り畳み可能にすることも可能である。一方、網部分はナイロン繊維等からなる糸を網目状の編み込んでなる袋状の網である。網部分の開口縁に上述の枠部分を通して、枠部分と網部分とが組み合わされている。
【0014】
玉網の柄2を構成する柄部3は、例えば、4つの筒状体(第1筒状体6〜第4筒状体9)を順次連結してなる部分である。柄部3の最も手元側に位置する太径の第4筒状体9の手元側端部には底栓5が脱着自在に装着されている。例えば、第4筒状体9の手元側端部内周面にねじ溝を形成し若しくは別途ナット部材を装着して底栓5を脱着自在に装着する等の手法が採用できる。
【0015】
第1筒状体6〜第4筒状体9は、それぞれ炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化樹脂を芯材に巻回して焼成して製造する先細り筒状部材である。これらはいわゆる振出形式で連結されており、順次手元側の筒状体内に収納可能である。即ち、これらの第1筒状体6〜第4筒状体9の手元側端部外周面はそれぞれ嵌合雄部となっており、順次各筒状体を引き延ばした際に、順次竿元側の筒状体の穂先側端部内周面に嵌合され、若しくは、少なくとも先端側に抜け出してしまうことがないようになっている。このような各筒状体6〜9の外径の先細りテーパは一定のテーパ率に設定されており、各筒状体6〜9の外径は順次先端側ほど小径化している。
【0016】
第1筒状体6の先端側端部内部にはナット部材が装着されており、ここに口栓4が脱着自在に装着されている。この口栓4は、円筒型の本体部4aと、本体部4aの外周に装着され手元側ほど小径化するテーパが施されたゴムカバー部4bとを有している。本体部4aの手元側端部には第1筒状体6のナット部材と螺合する雄ねじ部4dが連結され、先端側の内部には上述の網枠部1の雄ねじ部と螺合するナット部分4cが形成されている。また、このゴムカバー部4bは、例えば、ウレタンゴム等のゴム製素材から形成される。図2に示すように、その外周面が枠部3の最も手元側に位置する第4筒状体9の先端側端部内周面と嵌着可能である。必要に応じて、口栓の外周面にはその長手方向に伸びる凹溝などを形成してもよい。
【0017】
図3に示すように、肩掛け10は、柄部3の第4筒状体9の長手方向中央付近よりやや先端側の周面に連結される部材である。肩掛け10は、第4筒状体9が貫通した状態で装着される貫通孔を有するアーム11と、アーム11に連なるU字型部分12とからなる。アーム11及びU字型部分12は一体的に形成され、ABS樹脂等の硬質合成樹脂や一定の弾性を有する合成樹脂,チタン合金等の超弾性を有する形状記憶合金などから形成する。形状記憶合金を採用することで、繰り返し使用してもU字型部分は変形し難くなる。アーム11は一端に貫通孔を有しつつ第4筒状体9の長手方向に直交する方向に伸びる。さらに、このアーム11に連続して、肩掛け10は第4筒状体9の先端側方向に湾曲した上でU字型に再度湾曲しており、このようにU字型に湾曲している部分がU字型部分12である。即ち、U字型部分12は第4筒状体9の手元側に向かって開いている。U字型部分12の先端側端部は、アーム11の第4筒状体9との連結部分より第4筒状体9の長手方向において手元側まで伸びるように設定される。さらに、U字型部分12は半周(180度)以上の円周を描くように形成するのが好ましい。また、先端側端部は球状に加工してもよい。このU字型部分12は人の肩にはまる大きさに設定する。
【0018】
この玉網は以下のようにして用いる。釣り操作を行っている間は、この玉網の柄2の柄部3を構成する各筒状体6〜9について、第1筒状体6から順次第4筒状体9内に振出形式に収納してコンパクトな状態としておく(図2参照)。必要に応じて、第4筒状体9の先端側端部内周に口栓4を嵌着させてもよい。そして、このように柄部3をコンパクトな状態にした上で、釣人は肩掛け10のU字型部分12を自らの肩に填め込んで装着し、両手をフリーな状態として釣竿を操作する。この場合、玉網はその網枠部1が釣人の頭側に位置する状態で釣人の背中に背負われることになり、柄部3を構成する各筒状体6〜9が不意に先端側に飛び出してしまうようなこともない。
【0019】
その後、釣竿の仕掛けに係った魚を水面近くまで巻きあげた後で網枠部1の網に魚をすくい入れる際には、釣人は、肩掛け10を自らの肩から外して、第4筒状体9を把持する。そして、上述のようにコンパクトな状態にされている玉網の柄2の柄部3を勢いよく先端側に振り出して、各筒状体を先端側に引き延ばして一本の長い玉網の柄2とする。このように長く引き延ばした玉網の柄2の先端に連結されている網枠部1の網部分に魚をすくい入れる。
【0020】
[他の実施形態]
(a)図4に示すような、肩掛け20を採用してもよい。この肩掛け20は、柄部3の第4筒状体9の長手方向中央付近よりやや先端側の外周面に第4筒状体9が貫通した状態で装着されている円筒型の本体部21と、本体部21から伸びるカーブ部分22とを有している。カーブ部分22は上記実施形態と同様に、弾性を有する合成樹脂や形状記憶合金等から形成する。カーブ部分22は本体部21から第4筒状体9の側面方向に伸び、第4筒状体4の手元側方向に湾曲している。そして、このカーブ部分22と第4筒状体9との間に釣人が肩を挿入することになる。
(b)上記実施形態では4本の筒状体を用いる場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、比較的長手方向長さの短い(例えば、60cm程度)の筒状体を7〜8本程度連結するタイプの玉網の柄に本発明を採用すれば、肩掛けを用いて釣人が背中に玉網を装着し易い。
【0021】
【発明の効果】
本発明の玉網の柄は、筒状体を収納した準備状態において釣人が肩に掛けて収納しておくことができる。そして、素早く肩から取り外し、筒状体を伸ばして使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した玉網の全体図。
【図2】図1の玉網の柄部の断面図。
【図3】図1の玉網の肩掛けの拡大図。
【図4】本発明の他の実施形態を採用した玉網の図3に相当する図。
【符号の説明】
1 網枠部
2 玉網の柄
3 柄部
4 口栓
6〜9 第1〜第4筒状体
10 肩掛け




 

 


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