Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
両軸受リールのスプール軸支持構造 - 株式会社シマノ
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社シマノ

発明の名称 両軸受リールのスプール軸支持構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2004−24119(P2004−24119A)
公開日 平成16年1月29日(2004.1.29)
出願番号 特願2002−185733(P2002−185733)
出願日 平成14年6月26日(2002.6.26)
代理人
発明者 平山 広和 / 川崎 憲一
要約 課題
スプール軸の両端部が尖鋭に形成された両軸受リールのスプール軸支持構造において、スプール軸の両端部の振動を減少させる。

解決手段
スプール軸25の両端には、先細り形状の先細り部25aが形成されている。先細り部25aの先端部は受け部材41に形成された凹部41aに回転自在に接触している。側カバー13の装着部13aの内部に軸受28の外輪28aが固定されている。軸受28の内輪28bには受け部材41が取り付けられている。受け部材41の先端部には、先細り部25aの先端部が装着可能に凹んだ凹部41aが形成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
両軸受リールの糸巻き用のスプールが固定されるスプール軸をリール本体に回転自在に支持する両軸受リールのスプール軸支持構造であって、
前記スプール軸の両端に形成された先細りの1対の尖り部と、
前記尖り部の先端が接触する1対の凹み部が設けられた1対の支持部と、
前記リール本体に設けられ、前記1対の支持部を前記リール本体に対して回転自在に支持するための1対の軸受部と、
を備えた両軸受リールのスプール軸支持構造。
【請求項2】
前記1対の軸受部は転がり軸受である、請求項1に記載の両軸受リールのスプール軸支持構造。
【請求項3】
前記1対の軸受部を前記スプール側に付勢する付勢部材をさらに備えている、請求項1又は2に記載の両軸受リールのスプール軸支持構造。
【請求項4】
前記1対の支持部は前記1対の軸受部に対して前記スプール側から装着されている、請求項1から3のいずれかに記載の両軸受リールのスプール軸支持構造。
【請求項5】
前記1対の支持部は前記1対の軸受部に対して前記スプールと逆側から装着されている、請求項1から3のいずれかに記載の両軸受リールのスプール軸支持構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプール軸支持構造、特に、両軸受リールのスプール軸支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
主にルアーフィッシングに用いられるベイトリールと呼ばれる両軸受リールでは、キャスティング距離を大きくするために、スプールの回転速度を速くすることが望まれている。このような両軸受リールでは、スプールを高速回転させるために、スプール軸の両端部を尖鋭に形成したものが、特開平5−68453号公報に開示されている。
【0003】
前記公報に開示されたスプール軸支持構造では、スプール軸の両端部は尖鋭に形成され、この両端部がセラミックス板の凹部に係入している。ここでは、スプール軸の両端部が凹部に接触する面積が減少し、摩擦抵抗が低減するので、スプールの回転の円滑性の向上が図れ、キャスティング距離を増大させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のスプール軸支持構造では、スプール軸の両端部が尖鋭に形成されているので、キャスティング距離を増大できる。しかし、スプール軸は、両端部の尖鋭部分のみで支持されるので、尖鋭部分の僅かなずれや誤差等によって大きく振動してしまうおそれがある。このようにスプール軸が振動すると、スプール軸の両端部の尖鋭部分が破損してしまうおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、スプール軸の両端部が尖鋭に形成された両軸受リールのスプール軸支持構造において、スプール軸の両端部の振動を減少させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1に係る両軸受リールのスプール軸支持構造は、両軸受リールの糸巻き用のスプールが固定されるスプール軸をリール本体に回転自在に支持する両軸受リールのスプール軸支持構造であって、スプール軸の両端に形成された先細りの1対の尖り部と、尖り部の先端が接触する1対の凹み部が設けられた1対の支持部と、リール本体に設けられ1対の支持部をリール本体に対して回転自在に支持するための1対の軸受部とを備えている。
【0007】
このスプール軸支持構造では、スプール軸の両端部が尖鋭に形成された尖り部が、リール本体に設けられた軸受部に支持される支持部に形成された凹み部に接触してスプール軸をリール本体に回転自在に支持している。ここでは、スプールの振動を支持部が吸収するので、スプール軸の両端部の振動を減少できる。
発明2に係るスプール軸支持構造は、発明1に記載のスプール軸支持構造において、1対の軸受部は転がり軸受である。この場合、安価な構成で容易にスプール軸を支持できる。
【0008】
発明3に係るスプール軸支持構造は、発明1又は2に記載のスプール軸支持構造おいて、1対の軸受部をスプール側に付勢する付勢部材をさらに備えている。この場合、ばね部材等の付勢部材を設けることにより、スプール軸の両端部の振動をさらに減少できる。
発明4に係るスプール軸支持構造は、発明1から3のいずれかに記載のスプール軸支持構造において、1対の支持部は1対の軸受部に対してスプール側から装着されている。この場合、軸受部をリール本体に装着した後に支持部を軸受部に取り付けることができ、支持部の取り付けが容易になる。
【0009】
発明5に係るスプール軸支持構造は、発明1から3のいずれかに記載のスプール軸支持構造において、1対の支持部は前記1対の軸受部に対して前記スプールと逆側から装着されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態による両軸受リールは、図1及び図2に示すように、側面視丸形の両軸受リールである。両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを備えている。
【0011】
リール本体1は、フレーム5と、フレーム5の両側方に配置された1対の側カバー13、14とを有している。フレーム5は、所定の間隔をあけて配置された側面視円形の1対の側板10、11と、両側板10、11を連結する複数の連結部材12とが一体成形され機械加工されたものである。側カバー13は、フレーム5と固定されており、側カバー14は、フレーム5に対して2本の着脱用ねじ17(図1参照)によって着脱自在に装着されている。連結部材12のうち下側の図示しない連結部材12には、リール取付脚6が固定されており、リール本体1は、リール取付脚6を介して図示しない釣竿に固定され得る。
【0012】
側板10、11の間には釣り糸巻き取り用のスプール15が回転自在に配置されている。スプール15は、釣り糸が巻き付けられる筒状の糸巻胴部15aと、糸巻胴部15aの両端に大径に形成された1対のフランジ部15b、15bとを有している。側板10、11間には、スプール15と並んでスプール15に釣り糸を均一に巻くためのレベルワインド機構16も配置されている。側板11の外側で側カバー14内には、ハンドル2の回転をスプール15及びレベルワインド機構16に伝達するための回転伝達機構20と、回転伝達機構20内に設けられたクラッチ機構21とが配置されている。回転伝達機構20は、スプール15からハンドル2側にトルクが逆に伝達された場合のトルクを規制するためのドラグ機構22を含んでいる。
【0013】
スプール15の中心には、図2に示すように、スプール軸25がスプール15が回転不能かつ軸方向移動不能に、たとえばセレーション結合により固定されている。スプール軸25は、側カバー13及び側カバー14に、後述する受け部材41(支持部の一例)及び軸受28、29(軸受部の一例)を介して回転自在に支持されている。
【0014】
スプール軸25の両端には、図2に示すように、先細り形状の先細り部25a(尖り部の一例)が形成されている。先細り部25aは、図3に拡大して示すように、先端部を頂点とする略円錐形状である。先細り部25aの先端部は受け部材41に形成された凹部41a(凹み部の一例)に回転自在に接触している。
側カバー13には、図2及び図3に示すように、内方に突出する段付き筒状の装着部13aが形成されており、装着部13aの内部に軸受28の外輪28aが固定されている。軸受28の内輪28bには段付き円柱状の受け部材41が取り付けられている。受け部材41の一端側に形成された大径部41bの中心部には、図3に示すように、先細り部25aの先端部が係合する略円錐形状に凹んだ凹部41aが形成されている。ここでは、受け部材41はスプール15側から軸受28に装着され、小径部41cが軸受28の内輪28bに挿入されて大径部41bが内輪28bに当接している。このようにして、受け部材41の軸方向位置が規制されている。
【0015】
側カバー14は、図2に示すように、内方に突出する筒状の装着部14aが圧入されており、装着部14aの外側には開口を閉塞するための閉塞キャップ14bが装着されている。装着部14aの内部には、図2に示すように、軸受29の外輪29aが固定されており、軸受29の内輪29bには段付き円柱状の受け部材41が取り付けられている。受け部材41には凹部41aが形成されており、凹部41aに先細り部25aの先端部が係合している。なお、この側カバー14に装着された受け部材41の構成、及び軸受29の取り付け関係は、側カバー13側と全く同様である。
【0016】
側カバー14には、回転伝達機構20を含む各種の機構を装着するための機構装着部材19が着脱自在に装着されている。機構装着部材19には、スプール軸25の外周側に軸方向に移動自在に装着されたピニオンギア32が通過可能な開口を有するボス部19aが形成されており、スプール軸25は、ボス部19aに着脱自在に装着された軸受27によって機構装着部材19にも回転自在に支持されている。
【0017】
回転伝達機構20は、一端にハンドル2が固定されたハンドル軸30と、ハンドル軸30の他端にドラグ機構22を介して連結されたメインギア31と、メインギア31に噛み合うピニオンギア32とを有している。ハンドル軸30は、ローラ式のワンウェイクラッチ35及び爪式の図示しないワンウェイクラッチにより糸繰り出し方向の回転が禁止されている。ハンドル軸30は、スプール軸25と平行に配置されており、他端側が機構装着部材19に回転自在に支持されている。このような構成では、クラッチ機構21がオンされた状態では、ハンドル2からの回転力がスプール15に直接伝達される。
【0018】
クラッチ機構21は、ピニオンギア32と、スプール軸25に径方向に貫通して配置されたクラッチピン36とを有している。クラッチピン36は、ピニオンギア32の一端に形成された係合溝32aに係合可能であり、係合溝32aにクラッチピン36が係合すればクラッチオンになり、ピニオンギア32が軸方向に移動して外れればクラッチオフになる。ピニオンギア32は、図示しない付勢手段によりクラッチオン方向(図2の左方向)に付勢されている。クラッチ機構21は、リール本体1の後部で側板10、11間に配置されたサムレストとクラッチとを兼ねたクラッチ操作部材23(図1参照)によりクラッチオン(動力伝達状態)からクラッチオフ(動力遮断状態)に操作される。また、スプール15が糸繰り出し方向に回転すると、図示しないリターン機構によりクラッチオフからクラッチオンに切り換わる。
【0019】
このように構成された両軸受リールでは、キャスティングの際には、クラッチ操作部材23によりクラッチ機構21をクラッチオフ状態にし、スプール15を自由回転可能状態にする。この状態で、たとえば、右手で釣竿とともにリールを握ってキャスティングをする。すると、仕掛けの自重により釣り糸がスプール15から勢いよく繰り出す。
【0020】
この両軸受リールでは、スプール軸25の両端部の先細り部25aが、装着部13a、14aに設けられた軸受28、29に支持される受け部材41の凹部41aに接触して、スプール軸25をリール本体1に回転自在に支持している。ここでは、スプール軸25が振動してもスプール軸25の振動を受け部材41が吸収するので、スプール軸25の両端部の振動を減少させることができる。
【0021】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、丸形の両軸受リールを例に説明したが、たとえばロープロファイル型の異形の両軸受リールや他の形態の両軸受リールにも本発明を適用できる。
(b) 前記実施形態では、受け部材41は軸受28のスプール15側から装着されていたが、図4に示すように、軸受28のスプール15と逆側から受け部材41を装着してもよい。また、装着部13aの底部分に摩擦プレート42を装着し、受け部材41の押圧によるキャスティングコントロールとして機能させてもよい。さらに、軸受28をスプール15側に付勢するばね部材等の付勢部材43を設けてもよい。この場合は、スプール軸25の両端部の振動をさらに減少させることができる。
【0022】
(c) 前記実施形態では、スプール軸25の両端には先細り部25aが形成されていたが、スプール軸25の先端部分の形状はこれに限定されるものではなく、図4に示すように、スプール軸25の先端部を丸めた球状部25bを形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、両軸受リールのスプール軸支持構造において、スプール軸の両端部が尖鋭に形成された尖り部が、リール本体に設けられた軸受部に支持される支持部に形成された凹み部に接触してスプール軸をリール本体に回転自在に支持しているので、スプール軸の両端部の振動を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による両軸受リールの斜視図。
【図2】前記両軸受リールの縦断面図。
【図3】スプール軸支持部分の断面拡大図。
【図4】他の実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
1 リール本体
15 スプール
25 スプール軸
25a 先細り部
28、29 軸受
41 受け部材
41a 凹部
43 付勢部材




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013