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発明の名称 コンテンツ配信装置及び同装置におけるコンテンツの共有方法、並びにコンテンツ配信プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−337776(P2003−337776A)
公開日 平成15年11月28日(2003.11.28)
出願番号 特願2002−143604(P2002−143604)
出願日 平成14年5月17日(2002.5.17)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B085
【Fターム(参考)】
5B085 AA08 CE07 
発明者 木内 愛子 / 杉本 祐司郎 / 佐藤 好男
要約 課題
ユーザが集まるネットワーク空間上で、同じ空間にいる他のユーザとコンテンツを共有し、その表示形態をユーザ毎にカスタマイズ可能とする。

解決手段
コンテンツ配信部14は、ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、識別子送信部13によって送信された識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行う。また、コンテンツ同期配信管理部17は、配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され格納される同期情報DB19を参照することにより、ユーザ端末に対してヘッダ情報ならびに同期情報設定送信手段により設定され送信されるウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置であって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、当該ユーザが属するグループ選択情報を受信するグループ選択情報受信手段と、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子として前記要求のあったユーザ端末へ送信する識別子送信手段と、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うコンテンツ配信手段と、を備えたことを特徴とするコンテンツ配信装置。
【請求項2】 前記ユーザ端末から切断要求を受信したとき、もしくは一定時間アクセスがないか応答が無かったとき、前記選択グループからそのユーザの登録を削除する選択グループ管理手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信装置。
【請求項3】 あるコンテンツと、そのコンテンツに関連する他のコンテンツを、通信網を介して接続される複数のユーザ端末に配信し、前記それぞれのコンテンツが別ウィンドゥに表示されるコンテンツ配信装置であって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、ユーザが属するグループ選択情報を受信するグループ選択情報受信手段と、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子としてウィンドゥ間同期情報を付して前記要求のあったユーザ端末へ送信する同期情報設定送信手段と、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うコンテンツ配信手段と、前記配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加されるデータベースを参照し、前記ユーザ端末に対して前記ヘッダ情報ならびに前記ウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示するコンテンツ同期配信管理手段と、を備えたことを特徴とするコンテンツ配信装置。
【請求項4】 複数のユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置におけるコンテンツの共有管理方法であって、プッシュ型で配信されるコンテンツと、前記ユーザ端末が一定期間毎に配信要求を発するポーリング型コンテンツとを、前記通信網に接続される複数のユーザ端末を介しそれぞれのユーザにより選択されたグループ内で、共有して視聴させること、を特徴とするコンテンツ配信装置におけるコンテンツの共有管理方法。
【請求項5】 ユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置に用いられるコンテンツ配信プログラムであって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、当該ユーザが属するグループ選択情報を受信するステップと、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子として前記要求のあったユーザ端末へ送信するステップと、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うステップと、をコンピュータに実行させるコンテンツ配信プログラム。
【請求項6】 あるコンテンツと、そのコンテンツに関連する他のコンテンツを、通信網を介して接続される複数のユーザ端末に配信し、前記それぞれのコンテンツが別ウィンドゥに表示されるコンテンツ配信装置に用いられるコンテンツ配信プログラムであって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、ユーザが属するグループ選択情報を受信するステップと、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子としてウィンドゥ間同期情報を付して前記要求のあったユーザ端末へ送信するステップと、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うステップと、前記配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され格納されるデータベースを参照し、前記ユーザ端末に対して前記ヘッダ情報ならびに前記ウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示するステップと、をコンピュータに実行させるコンテンツ配信プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のユーザが集まるネットワーク空間上で、同じ空間にいる他のユーザとの間でコンテンツの共有を行う、コンテンツ配信装置及び同装置におけるコンテンツの共有方法、並びにコンテンツ配信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットが身近なものとなり、ウェブブラウザを備えたパソコン端末等、インターネット接続環境さえあれば、映像や音楽、あるいはその関連コンテンツが欲しいときに何時でも入手できるようになった。また、3次元チャット等、インターネット利用ユーザに対しアバターと呼ばれるキャラクタを介してマルチユーザ型の仮想3次元空間を提供し、同じ空間にいる他のユーザとコミュニケーションを行わせるコンテンツサービスも出現している。
【0003】ところで、上記した各コンテンツのサービスを提供する側では、予めサーバにユーザの端末表示レイアウト情報が登録され、ユーザアクセスを受信する毎にその情報を参照して配信すべき複数種類のデータ表示位置やサイズをレイアウトし、配信を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記した従来技術によれば、ユーザが閲覧中、各データの大きさ、位置、表示の有無をリアルタイムに変更することはできない。このため、個々のユーザ特性に応じた画面表示、変更を行うことができず、利便性に欠けていた。一方、サーバ側で、ユーザ毎に表示画面を制御する「マイページサービス」提供する機能を備えた場合には、サーバには大変な負荷がかかってしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、多数のユーザが集まるネットワーク空間上で、同じ空間にいる他のユーザとコンテンツを共有し、それぞれが持つユーザ端末で、音声、映像、それに同期したあるいは非同期なコンテンツのデータ配信を受けながら各データを別個のウィンドゥに表示することで、ユーザが受信した各データの表示サイズ、配置、表示の有無を、サーバに負担をかけることなく、リアルタイムにカスタマイズ可能な、コンテンツ配信装置及び同装置におけるコンテンツの共有方法、並びにコンテンツ配信プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために本発明は、ユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置であって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、当該ユーザが属するグループ選択情報を受信するグループ選択情報受信手段と、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子として前記要求のあったユーザ端末へ送信する識別子送信手段と、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うコンテンツ配信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、コンテンツ配信手段が、ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、識別子送信手段によって送信された識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うことにより、多数のユーザが集まるネットワーク空間上で、同じ空間にいる他のユーザとコンテンツを共有可能なコンテンツ配信装置を提供することができる。
【0008】また、本発明において、ユーザ端末から切断要求を受信したとき、もしくは一定時間アクセスがないか応答が無かったとき、前記選択グループからそのユーザの登録を削除する選択グループ管理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】上記した課題を解決するために本発明は、あるコンテンツと、そのコンテンツに関連する他のコンテンツを、通信網を介して接続される複数のユーザ端末に配信し、前記それぞれのコンテンツが別ウィンドゥに表示されるコンテンツ配信装置であって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、ユーザが属するグループ選択情報を受信するグループ選択情報受信手段と、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子としてウィンドゥ間同期情報を付して前記要求のあったユーザ端末へ送信する同期情報設定送信手段と、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うコンテンツ配信手段と、前記配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され格納されるデータベースを参照し、前記ユーザ端末に対して前記ヘッダ情報ならびに前記ウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示するコンテンツ同期配信管理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、コンテンツ同期配信管理手段が、配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され格納されるデータベースを参照し、ユーザ端末に対してヘッダ情報ならびに同期情報設定送信手段により設定され送信されるウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示することにより、それぞれが持つユーザ端末で、音声、映像、それに同期したあるいは非同期なコンテンツのデータ配信を受けながら各データを別個のウィンドゥに表示することで、ユーザが受信した各データの表示サイズ、配置、表示の有無を、サーバに負担をかけることなく、リアルタイムにカスタマイズ可能となる。
【0011】上記した課題を解決するために本発明は、複数のユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置におけるコンテンツの共有管理方法であって、プッシュ型で配信されるコンテンツと、前記ユーザ端末が一定期間毎に配信要求を発するポーリング型コンテンツとを、前記通信網に接続される複数のユーザ端末を介しそれぞれのユーザにより選択されたグループ内で、共有して視聴させること、を特徴とする。
【0012】上記した課題を解決するために本発明は、ユーザ端末とは通信網を介して接続されるコンテンツ配信装置に用いられるコンテンツ配信プログラムであって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、当該ユーザが属するグループ選択情報を受信するステップと、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子として前記要求のあったユーザ端末へ送信するステップと、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、あるコンテンツと、そのコンテンツに関連する他のコンテンツを、通信網を介して接続される複数のユーザ端末に配信し、前記それぞれのコンテンツが別ウィンドゥに表示されるコンテンツ配信装置に用いられるコンテンツ配信プログラムであって、前記ユーザ端末から接続要求が発せられる毎、ユーザが属するグループ選択情報を受信するステップと、前記グループ選択情報を登録すると共に、前記グループ選択情報を識別子としてウィンドゥ間同期情報を付して前記要求のあったユーザ端末へ送信するステップと、前記ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受信し、前記識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、該当コンテンツの配信を行うステップと、前記配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され格納されるデータベースを参照し、前記ユーザ端末に対して前記ヘッダ情報ならびに前記ウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のコンテンツ共有方法を実現するために使用される通信インフラストラクチャの接続構成を説明するために引用した図である。図1において、1〜3は、本発明のコンテンツ配信装置として機能するコンテンツ配信サーバであり、動画像、及びその関連情報並びにチャットの配信管理を行う。また、特に、コンテンツ配信サーバ1については、後述するように本発明のコンテンツ共有管理のためのマスターサーバとしても機能する。4は、コンテンツDBであり、上記した動画像配信、関連情報、チャット実現のために必要な映像、音声等各種メディアコンテンツが格納されているものとする。
【0015】5はユーザ端末である。ユーザ端末5は、IP(InternetProtocol)ネットワーク等の通信網6を介してコンテンツ配信サーバ1、2、3と接続され、コンテンツ配信サーバ1、2、3によって配信される動画像、およびその関連情報、並びにチャット画面がウィンドゥ別に表示される。ここで、特徴的には、AさんとBさんが所有するユーザ端末5には、それぞれのデータが異なるフォーマットで表示されていることである。すなわち、各ウィンドゥの表示サイズ、配置がユーザ毎にカスタマイズされて表示されており、各ユーザは、そのカスタマイズされた画面表示を利用して同じ空間に居る他のユーザと情報を共有し、チャットを利用してコミュニケーションを行うことができる。これらについての詳細は後述する。
【0016】図2は、図1に示すコンテンツ配信サーバの内部構成を機能展開して示したブロック図である。コンテンツ配信サーバ1は、通信インタフェース部11、グループ選択情報受信部12、識別子送信部13、コンテンツ配信部14、選択グループ管理部15、同期情報設定送信部16、コンテンツ同期配信管理部17で構成される。また、データベースとして、識別子DB18、同期情報DB19が用意される。
【0017】通信インタフェース部11は、通信網6を介して接続される複数のユーザ端末5とのインタフェースを司る部分であり、ここでは、通信網6としてIPネットワークが使用されるため、TCP/IP(TransportControlProtocol/InternetProtocol)が実装される。グループ選択情報受信部12は、ユーザ端末5から接続要求が発せられる毎、当該ユーザが属するグループ選択情報を受信する機能を持つ。また、識別子送信部13は、識別子DB18にグループ選択情報を登録すると共に、グループ選択情報を識別子として要求のあったユーザ端末5へ送信する機能を持つ。
【0018】コンテンツ配信部14は、ユーザ端末5からコンテンツ配信要求を受信し、識別子によりユーザが現時点で属する選択グループの識別を行い、通信インタフェース部11を介して外部のコンテンツDB4を参照し、該当コンテンツを取得して、その該当コンテンツの配信を行う機能を持つ。選択グループ管理部15は、ユーザ端末5から切断要求を受信したとき、もしくは一定時間アクセスがないか、あるいは応答が無かったとき、選択グループからそのユーザの登録を削除する機能を持つ。
【0019】一方、同期情報設定送信部16は、グループ選択情報を登録すると共に、グループ選択情報を識別子としてウィンドゥ間同期情報を付して要求のあったユーザ端末5へ送信する機能を持つ。コンテンツ同期配信管理部17は、配信されるコンテンツのそれぞれに、コンテンツの種類もしくはアプリケーションの別と、表示するオブジェクトウィンドゥ別の情報がヘッダ情報として付加され、格納される同期情報DB19を参照することにより、ユーザ端末5に対してヘッダ情報ならびにウィンドゥ間同期情報に基づく指定ウィンドゥへの表示を指示する機能を持つ。
【0020】図3は、図2に示すコンテンツ配信サーバの処理の流れを説明するために引用したフローチャートである。図3に示すフローチャートを参照しながら本発明実施形態の動作を説明する前に、コンテンツ共有のための空間管理機能について簡単に説明する。すなわち、本発明において、同じ空間に所属するユーザ間ではリアルタイムで同じコンテンツ(動画像やチャット)の配信を受け、コンテンツの配信を要求した場合には、同じ空間に属するユーザ間に反映され更新される。一方、コミュニティサイトでは、アバター等でユーザの存在を表現しているコンテンツがサービスに含まれる場合は、ユーザが空間の選択を行った場合に、他ユーザのユーザ端末5に該当ユーザのアバターが追加され、リアルタイムで同じ空間に所属するユーザがアバターとして表現されるため、視覚で自分が所属している空間の状態を認識することができ、そこに居る他ユーザとコミュニケーションをはかることができる。
【0021】図3に示すフローチャートにおいて、まず、グループ選択情報受信部12は、ユーザからのログイン(接続要求)を受信する(S30)。そして、ユーザによるグループの選択を受付ける(S31)。更に、ユーザが選択したグループを判定できるよう、グループ選択情報(識別子)をユーザに対応付けて識別子DB18に記録する(S32)。識別子送信部13はこのことをうけ、そのグループ選択情報(識別子)をクッキーとしてユーザ端末5に送信する(S33)。
【0022】次に、同期情報設定送信部16は、ユーザ端末5にウィンドゥ間同期情報を送信する(S34)。このウィンドゥ間同期情報は、ユーザグループ毎に別々のウィンドゥ間同期情報として、同期情報DB19に保持されている。そして、同期情報設定送信部16は、例えば30分等の設定時間毎にこのウィンドゥ間同期情報をユーザ端末5に送信する。このウィンドゥ間同期情報は、ユーザ端末5上で保持され、ユーザ端末5から、このウィンドゥ間同期情報に格納された設定時間分のコンテンツの配信をコンテンツ配信サーバ1に要求する。また、ユーザ端末5では、ウィンドゥ間同期情報を用いて、例えば、AとBの別々のウィンドゥで表示されるコンテンツの同期を取る。例えば、ユーザ端末5がウィンドゥAに表示するコンテンツを先に受信して、ウィンドゥBに表示するコンテンツを後に受信した場合、ユーザ端末5は、上記したウィンドゥ間同期情報を用いて、ウィンドゥAとウィンドゥBに表示するコンテンツを同期させる。
【0023】次に、コンテンツ配信部14は、先のユーザのグループ選択に基づいて、そのグループに対応して配信すべきコンテンツを配信する(S35)。サーバプッシュ型の場合は、改めてユーザからコンテンツ配信要求を受信せずに、ユーザの選択したグループに配信すべきコンテンツを配信する。この時、コンテンツ配信部14は、外部接続されるコンテンツDB4からユーザ端末5に配信すべきコンテンツを取得して、そのコンテンツを配信する。
【0024】一方、S36において、ユーザ端末5から、ユーザがコンテンツ配信要求(リロード)をしなければ配信されないコンテンツの形式であるポーリング型のコンテンツ配信要求を受信したとする。このコンテンツ配信要求には、S33で識別子送信部13が送信したグループ選択情報が含まれている。この場合、コンテンツ配信部14は、コンテンツ配信要求に含まれるグループ選択情報から、ユーザのグループを判別し(S40)、ユーザ端末5からのコンテンツ配信要求とそのグループ基づくコンテンツの配信を行う。この時、コンテンツ配信部14は、外部接続されるコンテンツDB4からコンテンツを取得したのち、そのコンテンツをユーザ端末5に送信する(S41)。
【0025】なお、選択グループ管理部15は、ユーザ端末5から一定時間(T)以上アクセス(A)がなかった場合、あるいは配信に対する応答(R)がなかった場合、すなわち、A(R)とTとの比較の結果(S37)が、A(R)>Tとなった場合、もしくは、ユーザがログオフした(S38)時点で、コンテンツ配信サーバ1(2、3)内でのグループ登録(識別子DB18)からそのユーザを削除する(S39)。
【0026】また、コンテンツ配信サーバ1(2、3)は、コンテンツ配信部14を介して要求コンテンツを配信するにあたり、送信データに対し、コンテンツの種類あるいはアプリケーションの別(静止画、動画像、音声他)と、表示するオブジェクトウィンドゥの別(広告ウィンドゥ、映像同期情報ウィンドゥ、チャットウィンドゥ等)からなるヘッダ情報を付加し、同期情報DB19に格納する。このヘッダ情報の付加は、コンテンツ同期配信管理部17が行う。ユーザ端末5は、このヘッダ情報に基づき、また、サーバへの接続時に同期情報設定送信部16により送信される表示タイミングに基づき、指定ウィンドゥに必要なコンテンツをそれぞれ個別に表示する。配信された各コンテンツのウィンドゥサイズを含む表示形態については、ユーザ端末5が持つプレイヤなどの表示アプリケーションに従い任意に変更が可能である。
【0027】図4は、図1に示すユーザ端末と複数のコンテンツ配信サーバ間の動作関係を示す動作シーケンス図である。以下、図4に示す動作シーケンス図を参照しながら、図1に示すシステム全体の動作について説明する。マスターとなるコンテンツ配信サーバ1は、通信網6を介して各ユーザ端末5に対してグループ選択を促がすための情報を番組情報と共に事前配布しておくこととする。このような事前作業の後、ユーザは、まず、ユーザ端末5を操作することによりコンテンツ配信サーバ1にログインして選択グループ情報を登録する(S51)。
【0028】これを受信したコンテンツ配信サーバ1は、要求のあったユーザ端末5に対して選択グループ情報(空間識別子)とウィンドゥ間同期情報を送信すると共に(S52)、静止画、動画、チャットのそれぞれを配信管理する各コンテンツ配信サーバ2、3…に対して、コンテンツ配信命令と空間情報(どのユーザにどのコンテンツをどのような同期条件で配信するか)を送信する(S53、S54、S55)。これを受信した各コンテンツ配信サーバ2、3…は、静止画、動画、チャットに関わる各コンテンツを要求のあったユーザ端末5にオブジェクトウィンドゥとして表示可能なようにそれぞれ個別に配信する。ユーザ端末5では、コンテンツに添付のヘッダ情報に基づき、指定ウィンドゥに必要なコンテンツをそれぞれ個別に表示することができる(A)。
【0029】なお、コンテンツ配信サーバ2、3は、マスターとなるコンテンツ配信サーバ1から受信した空間情報に基づきサーバプッシュ型で配信を行い(B)、該当ウィンドゥの表示が更新される。また、チャットのために用意されるコンテンツ配信サーバは、ユーザ端末5から配信要求(リロード)に基づく配信を行い(C)、このことによりコンテンツがアップロードされ、更新される(D)。
【0030】以上説明のように、本発明によれば、通信網6に接続されるユーザ端末5を所持する複数のユーザは、サーバプッシュ型で配信される主に動画像や音声等のコンテンツと、ユーザ端末5が一定期間毎にコンテンツ配信サーバ1へ配信要求をかける主にチャット等のポーリング型コンテンツとを、自身で選択したグループ内で同じコンテンツを視聴でき、かつ、表示される個々のコンテンツ毎にレイアウトの変更を随時行うことができる。
【0031】なお、上記した本発明実施形態では、マスターとなるコンテンツ配信サーバ1を空間管理用として独立させ、動画やチャットを配信管理するコンテンツ配信サーバとは別体としたが、動画やチャットを配信管理するコンテンツ配信サーバ2、3が空間管理のための機能を併せ持っても良い。また、図2に示す通信インタフェース部11、グループ選択情報受信部12、識別子送信部13、コンテンツ配信部14、選択グループ管理部15、同期情報設定送信部16、コンテンツ同期配信管理部17のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明のコンテンツ配信装置を実現するものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0032】また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0033】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0034】以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0035】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、多数のユーザが集まるネットワーク空間上で、同じ空間にいる他のユーザとコンテンツを共有することができ、また、それぞれが持つユーザ端末で、音声、映像、それに同期した、あるいは非同期なコンテンツのデータ配信を受けながら各データを別個のウィンドゥに表示することにより、画面上で各コンテンツのサイズ、配置等、表示形態の調整を行うことができ、従って、ユーザに利便性を提供することができる。更に、サーバを介さずにユーザ毎表示形態のカスタマイズが可能となるため、サーバの負荷が軽減され、ユーザ毎に表示画面を制御するマイページサービスに比較して設備コストの低減が可能である。




 

 


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