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ネットワークサービス監視装置およびその方法、ならびにネットワーク監視プログラムおよび記録媒体 - 東日本電信電話株式会社
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発明の名称 ネットワークサービス監視装置およびその方法、ならびにネットワーク監視プログラムおよび記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−92571(P2003−92571A)
公開日 平成15年3月28日(2003.3.28)
出願番号 特願2001−283350(P2001−283350)
出願日 平成13年9月18日(2001.9.18)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B089
5K030
5K033
【Fターム(参考)】
5B089 GB02 MC06 MC11 
5K030 HA08 JA10 KA07 LD17 LE16 MB01 MB20 MC03 MC07 MC09
5K033 BA08 DB20 EA03 EA05 EA07
発明者 加賀 雄悦 / 平山 秀一郎
要約 課題
サービス品質監視機能と機器監視機能とを連携させることにより、故障の早期発見ならびに潜在故障の検知を容易とする。

解決手段
連携監視部43が、サービス品質監視部42により取得されるサービス品質情報を基に、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器11もしくは範囲を検索し、ネットワー機器監視部41にアラーム通知することにより、ネットワーク機器監視部でサービス品質異常の根本原因を把握し、また、ネットワーク機器11の性能低下等に顕著に現れる潜在故障の検知を行なう。更に、連携監視部43がネットワーク機器監視部41に対し、更に、重要度や頻発度を付して通知することでより信頼性の高い異常個所の特定を行なう。
特許請求の範囲
【請求項1】 ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置であって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得するサービス品質監視手段と、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知するネットワーク機器監視手段と、前記サービス品質監視手段により取得されるサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、前記ネットワーク機器監視手段に対してアラームを発生する連携監視手段とを備えたことを特徴とするネットワークサービス監視装置。
【請求項2】 前記連携監視手段は、前記サービス品質監視手段によって取得される品質情報、および前記サービス品質監視手段が各サービスを利用する際に経由するネットワーク機器をサービス設備情報として受信し、それぞれ保持するデータベース構築手段と、前記サービス品質情報がネットワーク機器異常に関連するか否かを前記データベースを検索することによって得、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定する品質情報判別手段と、前記特定されたネットワーク機器を前記ネットワーク機器監視手段に通知するネットワーク機器異常通知手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワークサービス監視装置。
【請求項3】 前記品質情報判別手段は、報告されたサービス品質の異常に関連する設備をサービス設備データベースから検索するサービス設備検索手段と、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴を品質情報データベースから検索する品質履歴検索手段と、前記サービス設備検索手段と前記品質履歴検索手段によって得られる検索結果に基づき、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器もしくは範囲を特定し、重要度や頻発度を付して前記ネットワーク機器異常通知手段に供給する品質情報判別本体手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載のネットワークサービス監視装置。
【請求項4】 ネットワークサービス提供システムに用いられるネットワークサービス監視方法であって、各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得し、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知し、前記取得されたサービス品質情報に基づき、当該サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、アラームを発生することを特徴とするネットワークサービス監視方法。
【請求項5】 ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置のためのネットワークサービス監視プログラムであって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得する第1のステップと、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知する第2のステップと、前記取得されたサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、アラームを発生する第3のステップとをコンピュータに実行させるネットワークサービス監視プログラム。
【請求項6】 前記第3のステップは、前記取得された品質情報、および各サービスを利用する際に経由するネットワーク機器をサービス設備情報として受信し、それぞれデータベースに保持するステップと、前記サービス品質情報がネットワーク機器異常に関連するか否かを前記データベースを検索することによって得、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定するステップと、前記特定されたネットワーク機器を外部へ通知するステップとをコンピュータに実行させる請求項5に記載のネットワークサービス監視プログラム。
【請求項7】 前記サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定するステップは、報告されたサービス品質の異常に関連する設備をサービス設備データベースから検索するステップと、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴を品質情報データベースから検索するステップと、前記それぞれのデータベースから得られる検索結果に基づき、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器もしくは範囲を特定し、重要度や頻発度を付して外部に通知するステップとをコンピュータに実行させる請求項6に記載のネットワークサービス監視プログラム。
【請求項8】 ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置のためのネットワークサービス監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得する第1のステップと、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知する第2のステップと、前記サービス品質監視手段により取得されるサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、前記ネットワーク機器監視手段に対してアラームを発生する第3のステップとをコンピュータに実行させるネットワークサービス監視プログラムを記録した記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムに用いて好適な、ネットワークサービス監視装置およびその方法、ならびにネットワーク監視プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークサービス提供システムにおけるシステム監視は、各ネットワーク(NW)機器からネットワーク監視装置に送信されるアラームや、ネットワーク監視装置から監視対象NW機器に対する定期的な問合せにより実現されていた。従って、システムによるサービス提供状況を間接的にしか判断することができず、また、システム性能(パフォーマンス)の低下等に現れる準故障状態(潜在故障)の早期発見が困難であった。
【0003】一方、ネットワークサービスにおけるサービス品質の監視は、エージェントによる擬似呼を用いてサービスのスループットやラウンドトリップタイムを測定することにより実現されるが、サービス利用者の増加等により発生するボトルネックの発見を目的としており、故障箇所の発見方法として利用されることはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来のネットワーク提供システムにおけるネットワーク監視装置によれば、機器監視機能は、サービス提供システムを構成する個々のNW機器の状態についてのみを監視するものであり、また、サービス品質監視機能は、サービス提供システムが現状どのような性能のサービスを提供しているかをユーザの見地から監視するのみであった。
【0005】従って、機器監視機能単体ではNW機器の性能低下等に顕著に現れるNW機器の潜在故障を検知することが出来ない。また、ユーザへのサービス提供が約束どおりになされているか否かを確認するためにサービス品質監視機能が実施されるが、サービスが約束どおりに提供されていない場合、サービス品質監視機能単体では、その根本原因がどこにあるのかわからないため、解決は不可能である。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上記したサービス品質監視機能と機器監視機能とを連携させることにより、サービスの提供状態の監視とネットワーク提供システムを構成する各NW機器の状態監視の両面からシステム監視を実現し、このことにより、故障の早期発見ならびに潜在故障の検知を容易とした、ネットワークサービス監視装置およびその方法、ならびにネットワーク監視プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために本発明は、ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置であって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得するサービス品質監視手段と、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知するネットワーク機器監視手段と、前記サービス品質監視手段により取得されるサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、前記ネットワーク機器監視手段に対してアラームを発生する連携監視手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明のネットワークサービス監視装置において、前記連携監視手段は、前記サービス品質監視手段によって取得される品質情報、および前記サービス品質監視手段が各サービスを利用する際に経由するネットワーク機器をサービス設備情報として受信し、それぞれ保持するデータベース構築手段と、前記サービス品質情報がネットワーク機器異常に関連するか否かを前記データベースを検索することによって得、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定する品質情報判別手段と、前記特定されたネットワーク機器を前記ネットワーク機器監視手段に通知するネットワーク機器異常通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明のネットワークサービス監視装置において、前記品質情報判別手段は、報告されたサービス品質の異常に関連する設備をサービス設備データベースから検索するサービス設備検索手段と、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴を品質情報データベースから検索する品質履歴検索手段と、前記サービス設備検索手段と前記品質履歴検索手段によって得られる検索結果に基づき、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器もしくは範囲を特定し、重要度や頻発度を付して前記ネットワーク機器異常通知手段に供給する品質情報判別本体手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明のネットワークサービス監視装置によれば、連携監視手段が、サービス品質監視手段により取得されるサービス品質情報を基に、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器もしくは範囲を検索し、機器監視手段にアラーム通知することにより、機器監視手段においてサービス品質異常の根本原因を把握することができ、また、ネットワーク機器の性能低下等に顕著に現れる潜在故障の検知が可能になる。更に、連携監視手段が機器監視手段に対し、サービス品質異常の重要度や頻発度を付して通知することにより、機器監視手段でより信頼性の高い異常個所の特定が可能になる。なお、データベース(サービス設備DB)に格納されるサービス設備情報は、サービス毎ネットワーク機器経路情報が記された対応表から成り、サービス品質監視手段が各サービスを利用する際に経由するネットワーク機器情報を生成し、データベース(サービス設備DB)上に対応表として保持する。この対応表は、ネットワーク設計情報や使用するOSに実装されているtraceout等経由路特定機能を用いて生成されるものとする。
【0011】上記した課題を解決するために本発明は、ネットワークサービス提供システムに用いられるネットワークサービス監視方法であって、各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得し、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知し、前記取得されたサービス品質情報に基づき、当該サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、アラームを発生することを特徴とする。
【0012】上記した課題を解決するために本発明は、ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置のためのネットワークサービス監視プログラムであって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得する第1のステップと、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知する第2のステップと、前記取得されたサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、アラームを発生する第3のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0013】また、本発明のネットワークサービス監視プログラムにおいて、前記第3のステップは、前記取得された品質情報、および各サービスを利用する際に経由するネットワーク機器をサービス設備情報として受信し、それぞれデータベースに保持するステップと、前記サービス品質情報がネットワーク機器異常に関連するか否かを前記データベースを検索することによって得、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定するステップと、前記特定されたネットワーク機器を外部へ通知するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0014】また、本発明のネットワークサービス監視プログラムにおいて、前記サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器を特定するステップは、報告されたサービス品質の異常に関連する設備をサービス設備データベースから検索するステップと、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴を品質情報データベースから検索するステップと、前記それぞれのデータベースから得られる検索結果に基づき、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるネットワーク機器もしくは範囲を特定し、重要度や頻発度を付して外部に通知するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】上記した課題を解決するために本発明は、ネットワーク機器が通信回線を介して接続されたネットワークサービス提供システムにおけるネットワークサービス監視装置のためのネットワークサービス監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記各ネットワーク機器に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得する第1のステップと、前記ネットワーク機器からのアラームや前記ネットワーク機器に対する呼の応答を検知する第2のステップと、前記サービス品質監視手段により取得されるサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるネットワーク機器を特定し、前記ネットワーク機器監視手段に対してアラームを発生する第3のステップとをコンピュータに実行させるネットワークサービス監視プログラムを記録したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が採用されるネットワークサービス提供システムにおけるシステム構成を示す図である。
【0017】ネットワークサービス提供システム1は、多数のNW機器11が、例えばLAN(Local Area Network)経由でサーバ12に接続され、IP(Internet Protocol)ネットワーク等アクセス回線(通信回線)3経由で顧客端末装置2に接続される。また、NW機器の幾つかは更に、外部ネットワーク13に接続されるものとする。ネットワーク監視装置4は、ネットワークサービス提供システム1におけるサービスの提供状態の監視と、各NW機器11の状態監視の両面からシステム監視を実現するために接続されるものであり、NW機器監視部41と、サービス品質監視部42と、連携監視部43で構成される。
【0018】NW機器監視部41は、各NW機器11からのアラームや各NW機器11に対する呼の応答を検知するものである。すなわち、ハードウェア、ソフトウェアに何らかの異常があったときにNW機器11から送信されるアラームを受信し、また、定期的にNW機器11に対して動作状況を確認するための通信(呼による応答確認)を行い、無応答等、何らかの異常が発見された場合にネットワーク管理者に対して通知を行なう。また、サービス品質監視部42は、各NW機器11に対する擬似呼の応答によりサービス品質情報を取得する機能を持つ。すなわち、エージェントによりネットワークサービスの利用者を模擬した通信(擬似呼による応答採取)を行い、サービス利用時のスループットやラウンドトリップタイム等のサービス品質データを測定する。
【0019】連携監視部43は、サービス品質監視部42により取得されるサービス品質情報に基づき、サービス品質異常の原因となるNW機器11を特定し、NW機器監視部41に対してアラームを発生する。すなわち、サービス品質監視部42によってサービス品質の異常が認められた場合、サービス処理仕様によってあらかじめ設定された品質情報判別手順(詳細は後述する)に従い異常発生箇所、あるいは範囲の特定を行い、NW機器監視部41に対しアラームを通知する。図2に連携監視部43内部構成が機能展開され、ブロック図で示されている。以下に示す連携監視部43を構成する各機能ブロックは、データベースを除き、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたブログラムを読み出し逐次実行することにより、そのブロックが持つ個々の機能を実現するものである。
【0020】図2に示されるように、連携監視部43は、データベース(DB)構築部431と、品質情報判別部432と、NW機器異常通知部433で構成される。DB構築部431は、サービス品質監視部42によって取得された品質情報、およびサービス品質監視部42が各サービスを利用する際に経由するNW機器情報をサービス設備情報として受信し、それぞれ保持するものである。DB構築部431は、サービス品質監視部42からサービス設備情報を含む品質情報を受信する品質情報受信部434と、サービス設備情報を含む品質情報をデータベース436、438のそれぞれに記録する品質情報記録部435、ならびに先のデータベースであるサービス設備DB436、品質情報DB438で構成される。
【0021】図3に、サービス設備DBに格納されるサービス設備情報のデータ構造の一例が示されている。サービス設備DB436に格納されるサービス設備情報は、サービス毎NW機器経路情報が記された対応表から成る。サービス品質監視部42が各サービスを利用する際に経由するNW機器情報を生成し、サービス設備DB436上に対応表として保持されるものであり、この対応表は、ネットワーク設計情報や使用するOSに実装されているtracerout等経由路特定機能を用いて生成される。ここでは、縦方向にサービスの種類A〜Dが、横方向に経路となる各NW機器A〜Iがマトリクスで示されており、○印が各サービスで共用されるNW機器11、◎があるサービスのために専用で使用されるNW機器11を示す。
【0022】説明を図2に戻す。品質情報判別部432は、サービス品質情報がNW機器異常に関連するか否かをサービス設備DB436および品質情報DB438を検索することによって得、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるNW機器11を特定するものであり、サービス設備検索部437と、品質履歴検索部439と、品質情報判別本体部440で構成される。サービス設備検索部437は、品質情報判別本体部440を介して報告されたサービス品質の異常に関連する設備をサービス設備DB436から検索する機能を持ち、品質履歴検索部439は、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴を品質情報DB438から検索する機能を持つ。
【0023】品質情報判別本体部440は、サービス設備検索部437と品質履歴検索部439によって得られる検索結果に基づき、サービス品質異常を引き起こしていると想定されるNW機器11もしくは範囲を特定し、更に、重要度や頻発度を付してNW機器異常通知部433に供給する機能を持つ。なお、NW機器異常通知部433は、特定されたNW機器11をNW機器監視部41に転送する機能を持つ。
【0024】図4は、本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、具体的には、本発明によるネットワーク監視プログラムの処理手順が示されている。以下、図4に示すフローチャートを参照しながら図1〜図3に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0025】ここでは事前に、サービス品質監視部42が各サービスを利用する際に、それぞれのサービスで経由するNW装置情報を生成し、サービス情報DB436上に自動もしくは手動で対応表として保持しておくものとする(ステップS401)。まず、サービス品質監視部42で擬似呼を生成して各NW機器11と通信を行なう。このことにより、サービス品質監視部42は、その応答に基づくサービス品質情報を取得して品質情報DB438に格納する(ステップS402)。
【0026】次に、あるサービスにおいて、サービス品質の低下あるいは、サービス断等、サービス品質の異常が発生したとする(ステップS403)。このとき、サービス設備検索部437は、報告されたサービス品質の異常に関連するNW機器11をサービス設備DB436から検索して品質情報判別本体部440へ供給する(ステップS404)。また、品質履歴検索部439は、報告されたサービス品質の異常に関連する過去のサービス品質履歴情報を品質情報DB438から検索して品質情報判別本体部440へ供給する(ステップS405)。品質情報判別本体部440では、問題が発生しているNW機器11や範囲を特定して絞込みを行い、更に、重要度や頻発度を機器異常情報として通知内容に盛り込み、NW機器異常通知部433へ供給する(ステップS406)。
【0027】最後に、NW機器異常通知部433は、機器異常情報(アラーム)をNW機器監視部41に通知して連携監視部43の処理を終える(ステップS407)。なお、ステップS403の、あるサービスにおけるサービス品質異常検知時、そのサービスを利用する際に経由するNW機器11に関し、サービス設備DB436を検索することにより特定し、ここで特定されたNW機器11が他のサービスと共用のNW機器11であれば、その共用するサービスにおいてもサービス品質監視部42上にアラームが出ているか否かを確認し、サービス品質低下、あるいはサービス断を引き起こしていると想定されるNW機器11を特定する。ここでは必ずしも1台である必要はない。最後に後処理として、サービス品質低下、サービス断の原因と特定されたNW機器11の異常を示すアラームをNW機器監視部41に転送する。
【0028】以上説明のように本発明は、サービス品質監視機能と機器監視機能とを連携させることにより、サービスの提供状態の監視とネットワーク提供システム1を構成する各NW機器11の状態監視の両面からシステム監視を実現し、このことにより、故障の早期発見ならびに潜在故障の検知を容易としたものである。なお、図2に示す連携監視部43を構成する、DB構築部431、品質情報判別部432、NW機器異常通知部433、そして、品質情報受信部434、品質情報記録部435、サービス設備検索部437、品質履歴検索部439、品質情報判別本体部440のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本発明における各機能が実行されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0029】また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0030】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0031】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0032】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、ネットワーク機器監視の立場からのみ故障発見を行なってきた従来方式と比較して、サービス品質監視の結果も故障状況の判断要素の一つとして利用することにより、故障状況の早期発見が可能となり、また、従来の機器監視機能では明示的な故障状況として把握できなかった潜在故障も含めて早期発見を実現できる。このことにより、信頼性の高いネットワークサービス提供システムを構築できる。




 

 


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