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発明の名称 ディジタル著作物の利用許諾システム、その方法およびそのプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6364(P2003−6364A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−190147(P2001−190147)
出願日 平成13年6月22日(2001.6.22)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外4名)
【テーマコード(参考)】
5B017
5B085
5J104
【Fターム(参考)】
5B017 AA03 BA05 BA09 CA15 CA16 
5B085 AE02 AE03 BA07 BC01 BG03 BG07
5J104 AA07 KA02 MA01 NA05 PA07
発明者 杉山 主税 / 飯塚 哲也
要約 課題
インターネット等のネットワーク上に散在するディジタル著作物の権利保護が図れるディジタル著作物の利用許諾システムを提供する。

解決手段
著作権管理センタ2が、著作権者端末5から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する。利用許諾処理代行センタ3は、著作権者端末5から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する。著作権管理センタ2は、返送された著作物が利用者端末4に供給されて転送されるときに、転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを利用許諾処理代行センタ3に送信する。利用許諾処理代行センタ3は、送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を利用者端末4に送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されたディジタル著作物の利用許諾システムであって、前記管理センタは、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送し、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納し、前記管理センタは、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、この転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信し、前記利用許諾センタは、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信することを特徴とするディジタル著作物の利用許諾システム。
【請求項2】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記管理センタが、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法。
【請求項3】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記認証センタが、前記返送された著作物が供給された利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された当該著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法。
【請求項4】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ、著作物が掲載されるウェブサイト及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記ウェブサイトが、前記返送された著作物を前記利用者の端末へ供給し、当該端末からの利用要求により前記認証センタへ認証要求する段階と、前記認証センタが、前記認証要求により利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信し、当該条件が承諾されたときはその利用許諾内容を格納して利用許諾IDが電子署名として含まれた利用許諾証明書を当該利用者の端末に発行するとともに、前記著作権者の端末に利用許諾内容を通知する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法。
【請求項5】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ、著作物が掲載されるウェブサイト及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを電子透かしとして埋め込み返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが埋め込まれた著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記ウェブサイトが、前記返送された著作物を前記利用者の端末へ供給し、当該端末からの利用要求により前記認証センタへ認証要求する段階と、前記認証センタが、前記認証要求により利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された著作物に埋め込まれた著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信し、当該条件が承諾されたときはその利用許諾内容を格納して利用許諾証明書を当該利用者の端末に発行するとともに、前記著作権者の端末に利用許諾内容を通知する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法。
【請求項6】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾プログラムであって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記管理センタが、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾プログラム。
【請求項7】 ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾プログラムであって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記認証センタが、前記返送された著作物が供給された利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された当該著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル著作物の権利保護が図れるディジタル著作物の利用許諾システム、その方法およびそのプログラムに関する。詳しくは、インターネット上に散在するディジタル著作物を利用しようとする利用者が、利用しようとする著作物の著作権者を利用者自身で探すことなく、著作物の利用の許諾を受けることができるとともに、著作物の著作権者は代行センタに許諾に必要な情報を予め登録しておくことで、利用許諾処理における著作権者自身の手間を省くことができ、特に不特定多数の利用者が不特定多数の著作物に対して、ネットワークを介したパソコン上で利用許諾処理を行うことができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるインターネットの発達により、ホームページ上に画像や音楽等のデータが掲載されることが多い。利用者は、端末のブラウザでこのようなデータをダウンロードすることができる。こうしたデータの多くは著作物であり、利用の条件が同ホームページに掲載され、利用希望のあった利用者にホームページから利用許諾を行うこともある。なお、著作権関係団体が、こうした手続きを代行することもある。利用者は、著作権関係団体になどに著作権者の情報の調査や利用許諾を依頼することで、著作物を展示や出版等に再利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来にあっては、著作権関係団体等への調査や利用許諾を依頼しても、その手続きが煩雑で長時間を要するため、敢えて、著作権関係団体等への依頼等を行うことなく、著作物を無断転用等する場合も少なくない。結果的に著作物の権利保護が充分図られていないのが現状である。
【0004】そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インターネット等のネットワーク上に散在するディジタル著作物の権利保護が図れるディジタル著作物の利用許諾システム、その方法およびそのプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタのそれぞれがコンピュータで構成され、かつ通信ネットワークを介して接続されたディジタル著作物の利用許諾システムであって、前記管理センタは、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送し、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納し、前記管理センタは、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、この転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信し、前記利用許諾センタは、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信することを特徴とするディジタル著作物の利用許諾システムをもって解決手段とする。
【0006】請求項2の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記管理センタが、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法をもって解決手段とする。
【0007】請求項3の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記認証センタが、前記返送された著作物が供給された利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された当該著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法をもって解決手段とする。
【0008】請求項4の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ、著作物が掲載されるウェブサイト及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記ウェブサイトが、前記返送された著作物を前記利用者の端末へ供給し、当該端末からの利用要求により前記認証センタへ認証要求する段階と、前記認証センタが、前記認証要求により利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信し、当該条件が承諾されたときはその利用許諾内容を格納して利用許諾IDが電子署名として含まれた利用許諾証明書を当該利用者の端末に発行するとともに、前記著作権者の端末に利用許諾内容を通知する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法をもって解決手段とする。
【0009】請求項5の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ、著作物が掲載されるウェブサイト及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾方法であって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを電子透かしとして埋め込み返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが埋め込まれた著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記ウェブサイトが、前記返送された著作物を前記利用者の端末へ供給し、当該端末からの利用要求により前記認証センタへ認証要求する段階と、前記認証センタが、前記認証要求により利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された著作物に埋め込まれた著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信し、当該条件が承諾されたときはその利用許諾内容を格納して利用許諾証明書を当該利用者の端末に発行するとともに、前記著作権者の端末に利用許諾内容を通知する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾方法をもって解決手段とする。
【0010】請求項6の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾プログラムであって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタは、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記管理センタが、前記返送された著作物が前記利用者の端末に供給されて転送されるときに、転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾プログラムをもって解決手段とする。
【0011】請求項7の本発明は、ディジタル化された著作物の権利保護のために、著作権者の端末、著作物が供給される利用者の端末、著作権を管理する管理センタ、認証を行う認証センタ及び著作物の利用許諾のための利用許諾センタとが通信ネットワークを介して接続されるときのディジタル著作物の利用許諾プログラムであって、前記管理センタが、著作権者の端末から著作物が送信されるときに、この送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送する段階と、前記利用許諾センタが、著作権者の端末から、著作物IDが付与された著作物についての利用許諾の条件が送信されるときに、この送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納する段階と、前記認証センタが、前記返送された著作物が供給された利用者の端末を認証し、認証確認通知を前記管理センタに送信する段階と、前記管理センタが、前記認証確認通知により、前記利用者の端末に前記著作物の送付依頼を行い、送付された当該著作物に付与された著作物IDを取得し、この取得した著作物IDを前記利用許諾センタに送信する段階と、前記利用許諾センタが、前記送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を前記利用者の端末に送信する段階とを備えることを特徴とするディジタル著作物の利用許諾プログラムをもって解決手段とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態は、著作物の著作者あるいは著作者より著作物の権利を譲渡された著作権者(著作権者と総称する)が、掲載したインターネット上のある画像ファイルといった著作物を、直接選択(クリック)することで、著作権情報を抽出し、著作権者より予め登録された利用許諾条件をもとに、システムが著作権者に代わって利用者との利用許諾処理の代行を行うものである。これにより、質の高いディジタル著作物の流通が促進され、情報化社会の発展に寄与できるものであると期待できる。
【0013】また、本実施の形態では、著作権者や利用許諾手続きの方法を利用者が知らなくても、利用の許諾を受けることができ、著作権者はその許諾処理に手間をとる必要がない。また、利用許諾の方法をシステム化することにより、権利保護技術の促進を図ることができる。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。図1において、認証センタ1と、著作権管理センタ2と、利用許諾処理代行センタ3と、利用者端末4,4,…と、著作権者端末5,5,…と、ウェブサイト6,6,…とが通信ネットワーク7を介して接続されるている。
【0015】また、これら各センタ1,2,3および端末4,5はパソコン等を含むコンピュータシステムにより構成され、また特に端末4,5は、携帯型パソコンあるいはウエアラブル・パソコンであっても良い。
【0016】認証センタ1は、利用者情報データベース11、著作権者情報データベース12、著作権者情報登録認証手段13および利用者情報登録認証手段14を備える。
【0017】著作権管理センタ2は、著作物情報データベース21、著作物保存ファイル22、著作物および著作物情報登録手段23および著作権情報識別ID埋め込み手段24を備える。
【0018】利用許諾処理代行センタ3は、著作物利用許諾条件データベース31、利用許諾契約内容データベース32、利用許諾条件登録手段33、利用許諾ID発行手段34および利用許諾証明書配送手段35を備える。
【0019】なお、データベース以外のブロックは、記憶装置に格納されたプログラムを読み込んで実行することにより実現される。
【0020】さて、利用者情報データベース11は、利用者情報をデータベースにて管理する手段である。著作権者情報データベース12は、著作権者情報をデータベースにて管理する手段である。著作権者情報登録認証手段13は、著作権者端末5から著作物を著作権管理センタ2に対して著作権保護のための登録をするために、著作物の権利保有者である著作権者の情報を認証センタ1に対して初回登録し、次回以降の認証を行うための手段である。利用者情報登録認証手段14は、利用者端末4から著作物を利用するための個人情報を初回登録し、次回以降の認証を行うための手段である。
【0021】利用者アクセス手段41は、認証センタ1へのアクセス手段と、利用者端末4から利用しようとする著作物を特定する手段と、利用許諾処理代行センタ3と利用許諾処理を行う手段とを兼ね備えたものである。
【0022】著作権者アクセス手段51は、著作権者端末5が認証センタ1へアクセスする手段と著作物を著作権管理センタ2へ登録する手段とを兼ね備えたものである。
【0023】著作物情報データベース21は、著作物の属性情報(著作物情報)をデータベースにて管理する手段である。著作物保存ファイル22は、著作権者が登録した著作物と、著作物に著作権情報識別ID(著作物IDともいう)を埋め込んだものをファイルとして保存する手段である。著作物および著作物情報登録手段23は、著作権者端末5から著作権者アクセス手段51を経て入力された著作物や著作物情報を著作権管理センタ2へ登録する手段である。著作権情報識別ID埋め込み手段24は、著作物および著作物情報登録手段23によって登録された画像に対して、ユニークな著作権情報識別IDを電子透かし技術を利用して埋め込む手段である。
【0024】著作物利用許諾条件データベース31は、著作物ごとの利用許諾条件をデータベースにて管理する手段である。利用許諾契約内容データベース32は、利用許諾契約内容をデータベースにて管理する手段である。利用許諾条件登録手段33は、著作権者端末5から著作権者アクセス手段51を経て入力された著作物ごとの利用許諾条件を利用許諾処理代行センタ3に登録する手段である。利用許諾ID発行手段34は、利用許諾成立後、利用者に対して発行される利用許諾証明書に利用許諾IDを電子署名として付加するための発行手段である。利用許諾証明書配送手段35は、利用許諾契約内容データベース32から必須項目を抽出して利用許諾証明書を作成し、これを利用者端末4に対して電子的に配送する手段である。
【0025】図2は、本発明の動作概要を示す図である。まず著作権者は、著作権者端末5より認証センタ1に対して、著作権者の情報(属性情報)を登録する。認証センタ1の著作権者情報登録認証手段13は、著作権者の情報を著作権者情報データベース12に書き込み管理する(S1)。
【0026】次回以降、認証センタ1へのアクセスについては、著作権者による認証処理のみとなる(S2)。認証センタ1にて著作権者の認証を確認した場合、著作権管理センタ2へ確認通知し(S3)、それを受けて著作権者からの著作物情報登録画面へ移る。
【0027】著作権者は認証後、著作権者端末5より著作権管理センタ2対して著作物とその属性情報を著作物情報登録画面にて登録する(S4)。
【0028】著作権管理センタ2では、著作物に対する著作権者の情報も含む著作権情報識別IDを電子透かし技術を利用して著作物に埋め込み、著作権者に対して、埋め込み後の著作物を送付する(S5)。
【0029】著作権者は著作物を登録後、著作権者端末5より利用許諾処理代行センタ3に対して、著作物に対する利用許諾条件を登録する(S6)。
【0030】著作権者はその著作物を各自のウェブサイト6上に掲載する(S7)。利用者はウェブサイト6のホームページ上に公開されたディジタル著作物を利用したい場合、まず、ホームページ上のディジタル著作物をマウスクリックする。著作物が選択されると、ウェブブラウザの別ウィンドウが表示されるので、まず、利用者登録処理(S8)および認証処理(S9)を行う。著作権管理センタ2では、利用者認証の確認通知を受け取り(S10)、ディジタル著作物を電子的に受け取る(S11)。
【0031】著作権管理センタ2では、受け取ったディジタル著作物の著作権情報識別IDを電子透かし読み取りツールにて抽出し、抽出した著作権情報識別IDと利用者IDを利用許諾処理代行センタ3へ通知する(S12)。
【0032】利用許諾処理代行センタ3では、著作権情報識別IDと合致する利用許諾条件を著作物利用許諾条件データベース31より抽出し(S13)、利用許諾条件をもとに利用者と利用許諾処理代行センタ3との間で許諾条件を結ぶ(S14)。
【0033】利用許諾処理代行センタ3は、利用者端末4を通して利用者に対して、利用許諾証明書を発行する(S15)。利用許諾証明書は、利用許諾IDが電子署名として付加されたものである。利用許諾処理代行センタ3では、利用者に対して利用許諾証明書を発行するのと同時に著作権者に対して許諾内容を通知する(S16)。
【0034】図3、図4および図5は、各センタにおけるデータベース項目の例を示す図である。認証センタ1における著作権者情報データベース12には、例えば図3(a)に示すように、著作権情報として、著作権者ID、パスワード、著作権者名、年齢、性別、現住所、電話番号、メールアドレス等が格納される。これらの情報は著作権者情報登録認証手段13から著作権者端末5に送信される著作権者情報登録画面にて著作権者が入力して登録されるものである。
【0035】認証センタ1における利用者情報データベース11には、例えば図3(b)に示すように、利用者情報として、利用者ID、パスワード、利用者氏名、年齢、性別、現住所、電話番号、メールアドレス等が格納される。これらの情報は、利用者情報登録認証手段14から利用者端末4に送信される利用者情報登録画面ににて利用者が入力して登録されるものである。
【0036】著作権管理センタ2における著作物情報データベース21には、例えば図4(a)に示すように、各著作物の属性情報(著作物情報という)として、著作権情報識別ID、著作物名、利用許諾請求の必要の有無(著作権フリーの可否)、著作権者ID、著作権者名、制作年月日、著作物概要(フリーフォーマット)、著作物種別(静止画像、動画像、音声等)、著作物サイズ(容量、寸法等)、原著作物情報(二次著作物の場合)、著作物保存ディレクトリ先情報(ファイル名)等が格納される。これらの情報は、著作物および著作物情報登録手段23から著作権者端末5に送信される著作物情報登録画面にて著作権者が入力して登録されるものである。なお、著作権者ID及び著作権情報識別IDは、それぞれ著作権者情報の登録時及び著作物情報の登録時に、著作権管理センタ2からユニークなIDとして付与され、それぞれ著作権者情報登録画面及び著作物情報登録画面に予め投入されるものである。
【0037】著作権管理センタ2における著作物保存ファイル22には、例えば図4(b)に示すように、著作権者が最初に登録した著作物と、著作物登録時に著作権情報識別IDが電子透かしとして埋め込まれた著作物とがファイルとして保存される。
【0038】利用許諾処理代行センタ3における著作物利用許諾条件データベース31には、図5(a)に示すように、利用許諾条件情報として、著作権情報識別ID、著作権者ID、許諾範囲(貸与、譲渡、出版)、利用方法(放送、展示、Web利用、電子出版)、利用目的(営利、非営利、教育用等)、利用有効期限(期間)、改変許可範囲(改変不可、フリー、部分切除、結合、サイズ変更、色調、速度、翻訳等)、コピーの可否、利用料金、利用料金支払い方法、利用分配率等が格納される。これらの情報は、利用許諾条件登録手段33から著作権者端末5に送信される利用許諾条件登録画面にて著作権者が入力して登録されるものである。著作権情報識別ID及び著作権者IDについては、自動的に利用許諾条件登録画面に投入される。
【0039】利用許諾処理代行センタ3における利用許諾契約内容データベース32には、図5(b)に示すように、著作物利用許諾条件データベース31における利用条件に基づき利用者との間で合意した許諾内容が、図5(a)の項目に応じて格納される。
【0040】図6は、著作権者情報の登録処理の流れを示す図である。まず、著作権者端末5から認証センタ1へ接続すると(101)、認証センタ1は、著作権者端末5に対して、著作権者情報を入力するための著作権者情報登録画面を送信する(102)。
【0041】図7は、著作権者情報登録画面の例を示す図である。著作権者情報登録画面は、著作権者ID、パスワード、著作権者氏名、年齢、性別、現住所、電話番号、メールアドレス等の著作権者に関する情報を登録する画面である。
【0042】さて、著作権者端末5は、この著作権者情報登録画面を受信し表示する(103,104)。著作権者により、著作権者情報登録画面にて、著作権者情報が入力されると(105)、この著作権者情報を認証センタ1に送信する(106)。
【0043】認証センタ1では、著作権者情報を受信し(107)、著作権者情報を著作権者情報データベース12へ格納し(108)、正常に登録されたことを示す登録結果確認画面を著作権者端末5に送信する(109)。
【0044】著作権者端末5では、登録結果確認画面を受信して表示し(110,111)、著作権者情報の登録が完了する。
【0045】図8は、著作物情報の登録処理の流れを示す図である。まず、著作権者端末5から認証センタ1へ接続すると(201)、認証センタ1は、著作権者端末5に対して、認証処理画面を送信する(202)。
【0046】著作権者端末5は、著作権者IDとパスワードの入力を促す認証処理画面を受信し表示する(203,204)。著作権者により、認証画面にて、著作権者IDとパスワードが入力されると(205)、著作権者端末5は、認証情報を認証センタ1に送信する(206)。
【0047】認証センタ1は、認証情報を受信し(207)、著作物ID等が登録済みであるときは、著作権管理センタ2に対し認証処理確認通知を行う(208)。
【0048】著作権管理センタ2は、認証処理確認通知を受信すると(209)、著作権者端末5に対して、著作物情報登録画面を送信する(210)。
【0049】図9は、著作物情報登録画面の例を示す図である。著作物情報登録画面は、著作物名、利用許諾の必要の有無、著作権者ID、著作権者名、制作年月日、著作物概要、種別、サイズ、原著作物情報、登録著作物保存先ディレクトリ(ファイル名)等の著作物情報を登録する画面である。著作権者IDはこの著作物情報登録画面に自動的に入力される。利用許諾の必要を無しに設定すれば、後述する利用許諾条件の登録は必要なくなる。そして、利用者が利用する際に、著作権フリー著作物を利用する旨の通知が、利用許諾処理代行センタ3から著作権者に対してあるのみである。
【0050】さて、著作権者端末5は、著作物情報登録画面を受信し表示する(211,212)。著作権者により著作物情報登録画面にて、利用許諾の必要の有無に関して有りが選択され、著作物情報が入力されると(213)、著作権者端末5は、保存先ディレクトリ等で指定された著作物を読み出し、これと著作物情報とを著作物登録情報として著作権管理センタ2に送信する(214)。
【0051】著作権管理センタ2は、著作物登録情報を受信すると(215)、これに対応する著作権情報識別IDを発行し(216)、著作物(コンテンツ)に対して、その著作権情報識別IDを電子透かしとして埋め込む(217)。著作物情報は、著作物情報データベース21へ格納される(218)。一方、原著作物と、電子透かしを埋め込まれた著作物とは、著作物保存ファイル22として保存される。
【0052】次に著作権管理センタ2は、著作権者端末5に登録結果確認画面を送信するとともに、電子透かしが埋め込まれた著作物を送付する(219)。
【0053】著作権者端末5では、登録結果確認画面を受信し表示するとともに、電子透かしが埋め込まれた著作物を受領し(220,221)、著作物情報の登録処理を完了する。
【0054】図10は、著作物の利用許諾条件の登録処理の流れを示す図である。まず、著作権者端末5から認証センタ1に対して認証処理を行う(301,302)。認証センタ1では、利用許諾処理代行センタ3に対して、認証処理完了確認の通知を行う(303)。
【0055】利用許諾処理代行センタ3は、認証処理完了確認通知を受信すると(304)、著作権者端末5に利用許諾条件登録画面を送信する(305)。
【0056】図11は、利用許諾条件登録画面の例を示す図である。利用許諾条件登録画面は、著作権者ID、著作権情報識別ID、許諾範囲、利用方法、利用目的、利用有効期限、改変許可範囲、コピーの可否、使用料金、支払い方法等の利用許諾条件情報を登録する画面である。基本的に利用許諾条件情報は選択形式で決定される。
【0057】さて、著作権者端末5は、利用許諾条件登録画面を受信し表示する(306,307)。著作権者により、利用許諾条件情報が入力されると(308)、著作権者端末5は、この利用許諾条件情報を利用許諾処理代行センタ3に送信する(309)。
【0058】利用許諾処理代行センタ3では、利用許諾条件情報を受信し(310)、著作物利用許諾条件データベース31へ格納して(311)、著作権者端末5に対して、登録結果確認画面を送信する(312)。
【0059】著作権者端末5では、登録結果確認画面を受信して表示し(313,314)、著作物の利用許諾条件の登録を完了する。
【0060】図12は、利用者情報の登録処理の流れを示す図である。まず、利用者はウェブサイト6上に掲載されている著作物を選択(クリック)する(401)。ウェブサイト6は選択情報を受信し(402)、認証センタ1に対して、認証要求通知を行う(403)。認証センタ1は、認証要求通知を受けると、利用者端末4に対して、利用者情報登録画面を送信する(404)。
【0061】図13は、利用者情報登録画面の例を示す図である。利用者情報登録画面は、利用者ID、パスワード、利用者氏名、年齢、性別、現住所、電話番号、メールアドレス等の利用者情報を登録する画面である。
【0062】さて、利用者端末4は、利用者情報登録画面を受信し表示する(405,406)。利用者により、利用者情報登録画面にて、利用者情報が入力されると(407)、利用者端末4は、利用者情報を認証センタ1に送信する(408)。
【0063】認証センタ1は、利用者情報を受信し(409)、利用者情報を利用者情報データベース11へ格納し(410)、登録結果確認画面を利用者端末4に対して送信する(411)。
【0064】利用者端末4では、登録結果確認画面を受信して表示し(412,413)、利用者情報の登録を完了する。
【0065】図14および図15は、著作物利用許諾の処理の流れを示す図である。なお、著作物利用許諾の処理は、登録済みの利用者が利用する利用者端末4からの要求により開始されるが、前述した登録結果確認画面の表示(413)後における要求によってすぐに開始することもできる。
【0066】まず、利用者端末4と認証センタ1との間で認証処理完了する(501〜506)と、認証センタ1は、著作権管理センタ2に認証処理確認通知を行う(507)。
【0067】著作権管理センタ2は、認証処理完了通知を受信すると(508)、利用者端末4に対して、ウェブサイト6上で選択された著作物の送付依頼を行う(509)。
【0068】利用者端末4は、送付依頼を受信し表示し(510,511)、ウェブサイト6上で選択した著作物を通信ネットワーク7を介して、著作権管理センタ2に送信する(512,513)。
【0069】著作権管理センタ2は、著作物を受信し(514)、著作物の電子透かしを透かし読み取りツール(プログラム)を使用して読み取り(515)、著作権情報識別IDを抽出する(516)。
【0070】一方、認証センタ1は、利用者IDを利用許諾処理代行センタ3へと送信する(517)。利用許諾処理代行センタ3は、認証センタ1から利用者IDを、著作権管理センタ2から著作権情報識別IDを受信し(518)、著作物利用許諾条件データベース31から、著作権情報識別IDに合致する利用許諾条件情報を抽出し(519)、利用者端末4に対して、抽出した利用許諾条件を提示する(520)。 利用者端末4は、該当著作物に対する利用許諾条件提示を受信し(521)、利用許諾条件に対して承諾処理を行う(522)。
【0071】利用許諾処理代行センタ3は、利用許諾内容の締結後(523)、利用許諾内容を利用許諾契約内容データベース32へ格納する(524)。また、利用許諾処理の締結と同時に、利用許諾IDが電子署名として含まれた利用許諾証明書を利用者端末4に発行する(525)。また、利用許諾内容の通知を著作権者端末5に対して行う(527)。
【0072】利用者端末4では、利用許諾証明書を受領し(526)、著作権者端末5では、利用許諾内容を受信する(528)。
【0073】図16は、利用許諾証明書の出力例を示す図である。図16に示すように、利用許諾証明書には、利用許諾ID、証明書発行局ID、著作権情報識別ID、著作権者ID、著作権者名、利用者ID、利用者名、許諾範囲、利用方法、利用目的、利用有効期限、改変許可範囲、コピーの可否、利用料金、支払い方法等が含まれている。
【0074】つまり、インターネット等のネットワーク上に散在する著作物を管理し、その利用許諾処理をシステム化することで、その権利や利用状況を明確にし、著作権者および利用者が安心してディジタル著作物を作成および利用することが可能となる。
【0075】ところで、本発明にあっては、利用者への課金処理を行ってもよい。つまり、利用許諾証明書の発行回数に予め決められた単位金額を乗じて課金金額を求め、利用者情報の1つとして利用者情報データベース11に格納しておく。そして、例えば、月ごとに課金金額を合計して、利用者の金融機関口座から引き落とすように処理すればよい。また、引き落とした金額の一部を著作権者の金融機関口座へと振り込む処理を行ってもよい。
【0076】本発明は、著作物利用者が、従来の複雑な著作物の利用許諾処理を意識することなく、不明瞭な権利関係を明確化する方法の一つであるが、これが基盤となり、質の高いディジタル著作物の流通が促進され、情報化社会の発展に寄与できるものであると期待できる。
【0077】なお、上記説明した処理を実行するプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、管理センタは、送信された著作物に該著作物を識別する著作物IDを付与して返送し、利用許諾センタは、送信された利用許諾の条件を当該著作物IDに対応づけて格納し、管理センタは、返送された著作物が利用者の端末に供給されて転送されるときに、この転送された著作物に付与された著作物IDを取得し、取得した著作物IDを利用許諾センタに送信し、利用許諾センタは、送信された著作物IDに対応する利用許諾の条件を利用者の端末に送信するので、利用者は利用許諾の条件を容易に入手することができる。したがって、利用許諾の条件が守られるようになって著作権保護が図れる。




 

 


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