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発明の名称 コンテンツ制作に関する情報提供システムおよび方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6320(P2003−6320A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−190152(P2001−190152)
出願日 平成13年6月22日(2001.6.22)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外4名)
発明者 杉山 主税 / ▲爰▼川 知宏
要約 課題
複数の制作者それぞれの寄与の程度を得ることのできるコンテンツ制作に関する情報提供システムおよび方法を提供する。

解決手段
制作寄与率分配センタ1には、複数の制作者により制作されるコンテンツが予め登録される。制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ制作者端末2に表示させたメニュー画面で、制作寄与率分配メニューが選択されると、比較対象コンテンツ選択画面を送信して、予め記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる。画素差分情報抽出処理部142は、指定された全体と部分との差を求め、差分情報数値変換部143が、求めた差に基づいて、指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合が当該部分の制作者の寄与の割合としてコンテンツ制作者端末2に表示される。したがって、コンテンツ制作者は、正当な利益分配を受けることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をネットワークを介して提供するコンテンツ制作に関する情報提供システムであって、前記コンテンツの全体と部分とが登録要求に応じて取得され記憶されているときに当該記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる手段と、前記指定された全体と部分との差を求める手段と、前記求めた差に基づいて、前記指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供する手段とを備えるコンテンツ制作に関する情報提供システム。
【請求項2】 複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をネットワークを介して提供するときのコンテンツ制作に関する情報提供方法であって、前記コンテンツの全体または部分を登録要求に応じて取得し記憶しておく段階と、前記記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる段階と、前記指定された全体と部分との差を求める段階と、前記求めた差に基づいて、前記指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供する段階とを備えるコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項3】 前記提供する段階では、前記指定された部分以外の部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として出力することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項4】 前記差を求める段階では、前記指定される部分が少なくとも2つ指定されて一方が他方に含まれるときに、当該一方と他方との差を求め、前記提供する段階では、当該他方における当該一方以外の部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として出力することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項5】 前記提供する段階では、前記寄与の割合を百分率で出力することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項6】 前記差を求める段階では、コンテンツが画像情報のときに、パターンマッチングにより前記差を求めることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項7】 前記提供された情報を蓄積しておくことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
【請求項8】 前記登録要求に際し、予め発行された制作者の識別IDの入力を促す段階と、入力された識別IDにより登録を許可するか否かを判定する段階とを備えることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の制作者により制作されるコンテンツの情報を通信ネットワークを介して提供するコンテンツ制作に関する情報提供システムおよび方法に関する。具体的には、ディジタルコンテンツの制作に対して、複数のコンテンツ制作者(共同制作者)が存在する場合、共同制作者の寄与率の不透明さを自動的に解決するとともに、コンテンツ販売における利益分配に適用できる方法であり、コンピュータシステムを用いて、コンテンツ制作過程での共同制作者に対する寄与率の分配方法に関わり、そのためのコンテンツ登録、比較、差分抽出、寄与率変換、利益分配方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、ディジタルコンテンツの制作において、複数の制作者(共同制作者)が存在する場合、共同制作者の権利範囲の決定(寄与率の分配)、正当な売上配分(利益配分)を考えることが必要であるが、主にそれぞれに予め定められた規約にしたがって分配が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来では、共同制作者の制作寄与率や利益の分配方法として、予め定められた多種多様な規約に基づき定められていたため、正当な対価に基づいた分配という意味での不透明さが拭えないと共に、各自が制作に関わった部分の成果に見合った対価を利益の分配に反映することが、予め、定められた利益分配方法では解決することが難しい状況であった。
【0004】そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンテンツを制作した複数の制作者それぞれの寄与の程度を得ることのできるコンテンツ制作に関する情報提供システムおよび方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をネットワークを介して提供するコンテンツ制作に関する(コンピュータシステムにより構成される)情報提供システムであって、前記コンテンツの全体と部分とが登録要求に応じて取得され記憶されているときに当該記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる手段と、前記指定された全体と部分との差を求める手段と、前記求めた差に基づいて、前記指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供する手段とを備えるコンテンツ制作に関する情報提供システムをもって解決手段とする。
【0006】請求項2の本発明は、複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をネットワークを介して提供するときのコンテンツ制作に関する情報提供方法であって、前記コンテンツの全体または部分を登録要求に応じて取得し記憶しておく段階と、前記記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる段階と、前記指定された全体と部分との差を求める段階と、前記求めた差に基づいて、前記指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供する段階とを備えるコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0007】請求項3の本発明は、前記提供する段階では、前記指定された部分以外の部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として出力することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0008】請求項4の本発明は、前記差を求める段階では、前記指定される部分が少なくとも2つ指定されて一方が他方に含まれるときに、当該一方と他方との差を求め、前記提供する段階では、当該他方における当該一方以外の部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として出力することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0009】請求項5の本発明は、前記提供する段階では、前記寄与の割合を百分率で出力することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0010】請求項6の本発明は、前記差を求める段階では、コンテンツが画像情報のときに、パターンマッチングにより前記差を求めることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0011】請求項7の本発明は、前記提供された情報を蓄積しておくことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0012】請求項8の本発明は、前記登録要求に際し、予め発行された制作者の識別IDの入力を促す段階と、入力された識別IDにより登録を許可するか否かを判定する段階とを備えることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載のコンテンツ制作に関する情報提供方法をもって解決手段とする。
【0013】なお、複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をネットワークを介して提供するときのコンテンツ制作に関する情報提供プログラムであって、前記コンテンツの全体または部分を登録要求に応じて取得し記憶しておく段階と、前記記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させる段階と、前記指定された全体と部分との差を求める段階と、前記求めた差に基づいて、前記指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供する段階とを備えるコンテンツ制作に関する情報提供プログラムを解決手段とすることも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態は、ディジタルコンテンツが複数の制作者(共同制作者)で制作される場合、コンピュータシステムを用いて、共同制作者各自が制作したコンテンツを比較し、その差分情報から制作寄与率を抽出し、寄与率を利益分配へ反映するものであり、正当な共同制作者の権利範囲(寄与率の分配)および売上配分(利益分配)を決定するための一つの手段である。
【0015】すなわち、ディジタルコンテンツの共同制作者それぞれが制作したコンテンツを登録するコンテンツ制作者端末と制作寄与率分配センタとを通信ネットワークを介して接続し、共同制作者それぞれ制作に関わった部分のコンテンツを登録する手段と、登録されたコンテンツを比較し、差分情報を抽出する手段と、抽出した差分情報を制作者毎の寄与率に変換し、さらに共同制作者へ利益分配を行う手段を備えている。また、本実施の形態では、共同制作者それぞれが制作したコンテンツ同士の差分情報をコンテンツの画素単位で抽出することにより、各制作結果に応じた制作寄与率に変換することが可能となる。
【0016】図1は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ制作者が使用するパーソナルコンピュータ等であるコンテンツ制作者端末2に、インターネット等の通信ネットワーク3を介して接続されるコンピュータシステムであり、複数の制作者により制作されるコンテンツの制作に関する情報をコンテンツ制作者端末2に提供する。なお、コンテンツ制作者端末2は、提供された情報を表示するための表示装置を備え、また、表示された情報に対する入力や選択を行うためのマウスやキーボードを備える。
【0017】制作寄与率分配センタ1は、入力処理部11と、出力処理部12と、制御処理部13と、寄与率変換部14と、データベース管理部15を備える。また、寄与率変換部14は、コンテンツ比較抽出処理部141、画素差分情報抽出処理部142、差分情報数値変換部143、寄与率数値変換部144および利益分配変換部145を備える。また、データベース管理部15は、コンテンツ制作者情報データベース151、コンテンツ情報データベース152を管理する。なお、データベース以外のブロックは、記憶装置に格納されたプログラムを読み込んで実行することにより実現される。
【0018】入力処理部11は、共同制作者等の複数のコンテンツ制作者に関する情報の登録および認証を行う手段であり、また共同制作者それぞれが制作した段階でのコンテンツを登録する手段である。出力処理部12は、コンテンツ制作者に関する情報、コンテンツに関する情報を出力する手段である。
【0019】制御処理部13は、入力処理部11からの情報により、寄与率変換部14への命令、データベース管理部15との間での情報の入出力、出力処理部12への情報の出力を行うための手段である。
【0020】寄与率変換部14におけるコンテンツ比較抽出処理部141は、制御処理部13の命令により、コンテンツ情報データベース152から、比較対象であるコンテンツを抽出する手段である。画素差分情報抽出処理部142は、コンテンツ比較抽出処理部141で抽出したコンテンツ同士の差分情報を抽出する手段である。差分情報数値変換部143は、画素差分情報抽出処理部142で抽出した差分情報を数値に変換する手段である。寄与率数値変換部144は、差分情報数値変換部143で変換した数値を百分率に変換する手段である。利益分配変換部145は、寄与率数値変換部144で得られた数値に基づいて、利益分配率を求める手段である。
【0021】コンテンツ制作者情報データベース151は、入力処理部11からのコンテンツ制作者に関する情報(コンテンツ制作者情報)を保存する手段である。コンテンツ情報データベース152は、入力処理部11および寄与率変換部14からのコンテンツに関する情報(コンテンツ情報)を保存する手段である。
【0022】図2は、本発明の実施の形態の動作概要を示す図である。まず、コンテンツ制作者は、コンテンツ制作者端末2から通信ネットワーク3を介して制作寄与率分配センタ1へ、コンテンツ制作者自身の情報を入力する。これにより、その後の、制作寄与率分配センタ1へ接続が可能となる。コンテンツ制作者はコンテンツ制作者端末2を用いて、制作寄与率分配センタ1へ接続および認証後、入力処理部11により、制作したコンテンツを登録する(S1)。データベース管理部15では、コンテンツ制作者情報データベース151にてコンテンツ制作者の情報を管理し、コンテンツ情報データベース152にて、登録されたコンテンツの情報を管理する。なお、図2に示すように、コンテンツA0が制作者Xによって制作され、このコンテンツA0に制作者Yの制作が加わってコンテンツA1となり、さらに制作者Zの制作が加わってコンテンツA2となるような場合は、各コンテンツA0,A1,A2が登録される。
【0023】コンテンツ比較抽出処理部141は、登録されたコンテンツの中から、コンテンツ制作者により指定されたコンテンツを抽出する(S2)。画素差分情報抽出処理部142は、抽出された2つのコンテンツ間の差分情報をパターンマッチングにより、画素単位で抽出する(S3)。差分情報数値変換部143は、抽出された差分情報を数値に変換する(S4)。寄与率数値変換部144は、数値化された差分情報を、この差分情報が全体に占める百分率(制作寄与率)へ変換する(S5)。利益分配変換部145は、制作寄与率を利益分配率へ変換する(S6)。そして、出力処理部12が、制作寄与率や利益分配率をコンテンツ制作者端末2へ送信する(S7)。
【0024】したがって、制作寄与率分配センタ1へ接続することによって、コンテンツ制作者は各自のコンテンツ制作に関する制作寄与率や利益分配率といった情報の提供を受けることができる。
【0025】図3(a)は、コンテンツ制作者情報データベース151の項目の例を示す図であり、図3(b)は、コンテンツ情報データベース152の項目の例を示す図である。
【0026】コンテンツ制作者情報データベース151には、コンテンツ制作者の情報として、コンテンツ制作者識別ID、制作者氏名、年齢、性別、生年月日、現住所、所属、電話番号、メールアドレス、パスワード等の情報が格納される。コンテンツ制作者識別IDは、初回登録時に、各自が設定するIDであり、メールアドレス以外は必須項目として制作者により入力される。
【0027】コンテンツ情報データベース152には、コンテンツ識別ID、コンテンツ制作者識別ID、コンテンツタイトル、コンテンツ種別(符号化、ジャンル)、コンテンツサイズ、制作年月日、関連コンテンツ識別ID、制作寄与率、利益分配率、自由領域等の情報が格納される。
【0028】コンテンツ識別IDは、コンテンツの登録時に、制作寄与率分配センタ1側で自動的にコンテンツごとにユニークに割り振られるものである。コンテンツ制作者識別IDは、認証したコンテンツ制作者を識別する情報である。関連コンテンツ識別IDは、比較対象となるコンテンツである関連コンテンツのコンテンツ識別IDである。制作寄与率および利益分配率については、制作寄与率分配センタ1側で分配処理がされた後、自動的にコンテンツ情報データベース152に反映される。なお、コンテンツ情報データベース152には、コンテンツ情報に対応づけてコンテンツ自体も格納される。
【0029】図4は、コンテンツ制作者情報の登録処理の流れを示す図である。まず、コンテンツ制作者端末2から制作寄与率分配センタ1へ接続すると(101)、制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ制作者端末2へサービスメニュー画面を送信する(102)。サービスメニュー画面は、コンテンツ制作者情報登録メニューM1、コンテンツ情報登録メニューM2、制作寄与率分配メニューM3という選択肢を表示する画面である。
【0030】コンテンツ制作者端末2は、サービスメニュー画面を受信し表示する(103,104)。コンテンツ制作者が、サービスメニュー画面でコンテンツ制作者情報登録メニューM1を選択すると(105)、コンテンツ制作者端末2が、コンテンツ制作者情報登録メニューM1を選択した旨の指示情報を送信する(106)。
【0031】制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ制作者情報登録メニューM1選択の指示情報を受信すると(107)、コンテンツ制作者端末2にコンテンツ制作者情報登録画面を送信する(108)。
【0032】図5は、コンテンツ制作者情報登録画面の例を示す図である。コンテンツ制作者情報登録画面は、コンテンツ制作者識別ID、制作者氏名、年齢、性別、生年月日、現住所、所属、電話番号、メールアドレス、パスワード等のコンテンツ制作者情報を登録する画面である。コンテンツ制作者識別IDはコンテンツ制作者自身が、例えば、半角英数字で入力する。コンテンツ制作者情報は、この初回登録の後でも、コンテンツ制作者識別ID以外の情報が変更となった場合には更新することができる。
【0033】さて、コンテンツ制作者端末2は、コンテンツ制作者情報登録画面を受信して表示し(109,110)、コンテンツ制作者情報が入力されると(111)、このコンテンツ制作者情報を制作寄与率分配センタ1へ送信する(112)。
【0034】制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ制作者情報を受信すると(113)、このコンテンツ制作者情報をコンテンツ制作者情報データベース151へ格納し(114)、正常に登録されたことを示す登録結果確認画面を送信する(115)。
【0035】コンテンツ制作者端末2は、登録結果確認画面を受信して表示し(116,117)、コンテンツ制作者情報の登録を終了する。
【0036】図6は、コンテンツの登録処理の流れを示す図である。まず、コンテンツ制作者端末2から制作寄与率分配センタ1へ接続すると(201)、制作寄与率分配センタ1からコンテンツ制作者端末2へ、前述のサービスメニュー画面を送信する(202)。
【0037】コンテンツ制作者端末2は、サービスメニュー画面を受信して表示し(203,204)、サービスメニュー画面からコンテンツ情報登録メニューM2が選択されると(205)、コンテンツ情報登録メニューM2選択の指示情報を送信する(206)。
【0038】制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ情報登録メニューM2選択の指示情報を受信すると(207)、コンテンツ制作者識別IDおよびパスワードの入力を促す認証画面を送信する(208)。
【0039】コンテンツ制作者端末2は、認証画面を受信して表示し(209,210)、コンテンツ制作者識別IDおよびパスワードが入力されると(211)、これらを含む認証情報画面を制作寄与率分配センタ1へ送信する(212)。
【0040】制作寄与率分配センタ1は、認証情報画面を受信すると(213)、含まれるコンテンツ制作者識別IDおよびパスワードが予め登録されたものか否かにより、コンテンツの登録を許可するか否かを判定し、許可する旨を判定したときはコンテンツ情報登録画面を送信する(214)。
【0041】図7は、コンテンツ情報登録画面の例を示す図である。コンテンツ情報登録画面は、コンテンツ識別ID、コンテンツ制作者識別ID、タイトル、種別(符号化、ジャンル)、サイズ、制作年月日、関連コンテンツ識別ID、事由領域等の、コンテンツ情報を登録する画面である。コンテンツ制作者識別IDとして認証時のものが自動的に入力される。
【0042】コンテンツ識別IDとしては、制作寄与率分配センタ1によりコンテンツごと発行されたユニークなIDが自動的に入力される。また、関連コンテンツ識別IDとしては、例えば、あるコンテンツ制作者のコンテンツ情報を登録する場合は、そのコンテンツを含むコンテンツを制作したコンテンツ制作者のコンテンツ識別IDが、コンテンツ制作者により入力される。
【0043】さて、コンテンツ制作者端末2は、コンテンツ情報登録画面を受信して表示し(215,216)、コンテンツ情報が入力されると(217)、入力されたコンテンツ情報と、別途指定されたコンテンツ制作者端末2内のコンテンツとを制作寄与率分配センタ1へ送信する(218)。 制作寄与率分配センタ1は、コンテンツ情報とコンテンツを受信すると(219)、これをコンテンツ情報データベース152へ格納し(220)、正常に登録したことを示す登録結果確認画面を送信する(221)。
【0044】コンテンツ制作者端末2は、登録結果確認画面を受信して表示し(222,223)、コンテンツ情報の登録を終了する。
【0045】図8は、制作寄与率分配処理の流れを示す図である。以下の説明では、画像であるコンテンツA0が制作者Xによって制作され、このコンテンツA0に制作者Yの制作によるコンテンツΔA1が加わってコンテンツA1となり、コンテンツA0及びA1がそれぞれ制作寄与率分配センタ1に登録され、そして制作者Yが、コンテンツA1についての、自分と制作者Xの寄与率を知る際の処理を述べる。なお、コンテンツA1は、必ずしも完成している必要はなく、未完成であってもよい。
【0046】まず、制作者Yがコンテンツ制作者端末2から制作寄与率分配センタ1へ接続すると(301)、制作寄与率分配センタ1が、コンテンツ制作者端末2へ前述のサービスメニュー画面を送信する(302)。
【0047】コンテンツ制作者端末2は、サービスメニュー画面を受信して表示し(303,304)、制作寄与率分配メニューM3が選択されると(305)、制作寄与率分配メニューM3を選択した旨の指示情報を送信する(306)。
【0048】制作寄与率分配センタ1は、制作寄与率分配メニューM3選択の指示情報を受信すると(307)、認証画面を送信する(308)。
【0049】コンテンツ制作者端末2は、認証画面を受信して表示し(309,310)、コンテンツ制作者識別IDおよびパスワードが入力されると(311)、認証情報画面を制作寄与率分配センタ1へ送信する(312)。
【0050】制作寄与率分配センタ1は、認証情報画面を受信すると(313)、比較対象コンテンツ選択画面を送信する(314)。コンテンツ制作者端末2は、この比較対象コンテンツ選択画面を受信して表示する(315,316)。
【0051】図9は、比較対象コンテンツ選択画面の例を示す図である。比較対象コンテンツ選択画面は、コンテンツ識別IDと比較対象とする関連コンテンツ識別IDの入力を行う画面である。コンテンツ制作者Yは、コンテンツA1に付与されたコンテンツ制作者識別IDと、コンテンツA0に付与されたコンテンツ識別ID(関連コンテンツ識別ID)を入力する。
【0052】さて、コンテンツ制作者端末2は、コンテンツ識別IDと関連コンテンツ識別IDが入力されると(317)、これらを比較対象コンテンツ識別ID情報として制作寄与率分配センタ1へ送信する(318)。
【0053】制作寄与率分配センタ1は、比較対象コンテンツ識別ID情報を受信すると(319)、コンテンツ比較抽出処理部141が、コンテンツ情報データベース152から該当するコンテンツを抽出する(320)。つまり、画像コンテンツA0とA1とを抽出する。そして、画素差分情報抽出処理部142が、差分情報ΔA1を抽出する(321)。つまり、画素差分情報抽出処理部142は、比較対象のコンテンツの一方を全体とし、他方を部分として、全体と部分との差を求めるのである。
【0054】次に差分情報数値変換部143は、コンテンツA0および差分情報ΔA1のそれぞれが、コンテンツA1に占める割合を求める(322)。さらに、寄与率数値変換部144が、これら割合を百分率(制作寄与率)に変換する(323)、さらに、利益分配変換部145が、制作寄与率を利益分配率に変換する(324)。そして、制作寄与率および利益分配率の算出結果をコンテンツ情報データベース152へ格納し(325)、制作寄与率変換処理結果画面を送信する(326)。
【0055】コンテンツ制作者端末2は、制作寄与率変換処理結果画面を受信して、図10に示すごとく表示し(327,328)、制作寄与率分配処理を終了する。図10にあっては、コンテンツ制作者Xの制作したコンテンツに関する制作寄与率が60%であり、一方コンテンツ制作者Yの制作したコンテンツΔA1に関する制作寄与率が40%であることが示されている。また、利益分配率についてもそれぞれ同じ値が示されている。
【0056】したがって、本実施の形態によれば、各制作者の制作に関わる寄与の程度が明らかになるので、制作者は正当な利益分配を受けることができるようになる。
【0057】この実施例では、コンテンツA0が制作者Xによって制作され、このコンテンツA0に制作者Yの制作によるコンテンツΔA1が加わってコンテンツA1となった場合を説明したが、さらに制作者Zの制作によるコンテンツΔA2が加わってコンテンツA2となった場合について説明する。
【0058】つまり、コンテンツA0およびA1は共に、コンテンツA2を全体としたときの部分であり、その一方であるコンテンツA1に他方のコンテンツA0が含まれていることになる。
【0059】このような場合、図9の比較対象コンテンツ選択画面において、例えば、コンテンツA2の関連コンテンツとして、コンテンツ識別IDによって、コンテンツA0及びA1が指定されることになる。コンテンツ比較抽出処理部141は、指定されたコンテンツA0、A1およびA2を抽出する。A1とA2との関係は、上記A0とA1との関係と同様であるので、ΔA2を制作した制作者Zの制作寄与率は同様にして求められる。
【0060】さらに、画素差分情報抽出処理部142は、コンテンツA0とA1の差であるΔA1を求め、さらにΔA1がコンテンツA2に占める割合を求める。そして、この求めた割合がΔA1の制作者Yの制作寄与率として、制作者X、Zの制作寄与率とともにコンテンツ制作者端末2に提供されることになる。
【0061】このため、コンテンツが複数の制作者によりリレー式に制作されていく場合であっても、各制作者のコンテンツに対する寄与の割合を情報として提供することができる。
【0062】ところで、本発明にあっては、利用者への課金処理を行ってもよい。つまり、制作寄与率変換処理結果画面による情報の提供回数に予め決められた単位金額を乗じて課金金額を求め、コンテンツ制作者情報の1つとしてコンテンツ制作者情報データベース151に格納しておくのである。そして、例えば、月ごとに課金金額を合計して、制作者者の金融機関口座から引き落とすように処理すればよい。
【0063】なお、上記説明した処理を実行するプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
【0064】また、「制作者」とは、制作者一人の意ではなく、本発明にあっては、グループも「制作者」となりうる。また、コンテンツは、画像に限らず、映像や音声であってもよいのは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、記憶されたコンテンツの全体と部分とを指定させ、指定された全体と部分との差を求め、求めた差に基づいて、指定された部分が全体に占める割合を求め、この求めた割合を当該部分の制作者の寄与の割合として提供するようにしたので、複数のコンテンツ制作者によりコンテンツが共同制作される場合の利便性が向上する。つまり、その制作寄与率および利益分配等をディジタルコンテンツの差分情報から、定量的に導き出すことにより、コンテンツ制作の制作割合に応じた正当な分配が可能となる。
【0066】これにより、コンテンツ制作者は、制作に関わった部分での利益を得ることができ、コンテンツ制作に対して意欲的に取り組むことができる。また、本発明は、コンテンツ制作者に対して、正当な制作寄与率および利益分配を導き出すための一つの方法であるが、これが基盤となり、今日のネットワーク社会における質の高いディジタルコンテンツの流通に寄与するものである。




 

 


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