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発明の名称 ドキュメント管理システム及び管理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6008(P2003−6008A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−193355(P2001−193355)
出願日 平成13年6月26日(2001.6.26)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5B082
【Fターム(参考)】
5B082 GA04 HA05 HA08 
発明者 倉谷 光一 / 山本 壽一 / 島田 愼芳 / 稲森 真二郎
要約 課題
ドキュメントの配布、更新作業等における手間や時間を軽減するとともに、ネットワークを介した配信の時間や手間を削減する。

解決手段
ネットワーク1を用い、配信先の複数のドキュメントサーバ200,300のいずれかに接続された複数のクライアント40,50で閲覧されるドキュメントを一括して管理するためのドキュメント管理サーバ100を有するドキュメント管理システムであって、ドキュメント管理サーバ100内に設けられていて、各配信先に対応させて複数のドキュメントデータを格納するドキュメント格納部110と、当該ドキュメントが更新された場合、前回送信したドキュメントデータとの差分データを抽出するドキュメント抽出手段120と、当該ドキュメントが更新された場合、差分データのみを、ネットワーク1を介して送信するドキュメント配信手段130とを備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 ネットワークを用い、配信先の複数のドキュメントサーバのいずれかに接続された複数のクライアントで閲覧されるドキュメントに対応するドキュメントデータを一括して管理するためのドキュメント管理サーバを有するドキュメント管理システムであって、ドキュメント管理サーバ内に設けられていて、各配信先に対応させて、複数のドキュメントデータを格納・管理する格納管理手段と、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみを、ネットワークを介して送信する送信手段とを備えることを特徴とするドキュメント管理システム。
【請求項2】 前記格納管理手段が、配信先毎に複数のドキュメントを重複させて格納・管理し、前記送信手段が、当該ドキュメントが更新された場合、配信先毎に各ドキュメントの差分データを抽出し、抽出した差分データのみを、ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項1記載のドキュメント管理システム。
【請求項3】 前記格納管理手段が、各配信先に対応させて複数のドキュメントデータをその各ドキュメントデータを構成する複数のファイル単位で格納・管理し、前記送信手段が、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみをファイル単位で抽出し、ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項1又は2記載のドキュメント管理システム。
【請求項4】 ネットワークを用い、配信先の複数のドキュメントサーバのいずれかに接続された複数のクライアントで閲覧されるドキュメントに対応するドキュメントデータを一括して管理するドキュメント管理サーバを用いてドキュメント管理する方法であって、ドキュメント管理サーバ内において、各配信先に対応させて複数のドキュメントデータを格納・管理し、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみを、ネットワークを介して送信することを特徴とするドキュメント管理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介して文書データの配信・閲覧を行う際に用いて好適なドキュメント管理システム及び管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】開発、調達、製造、配送、販売等の一連の業務の担当企業や組織をネットワークで統合し、経営効率を向上させるための手法の1つにサプライチェーンマネジメント(SCM)と呼ばれているものがある。このSCMでは、各種情報を企業、組織間で効率良く共有することが重要な課題となっている。
【0003】例えば、通信事業においては、開発、技術、販売、保守等の各業務を担当する異なる関係企業や組織間で、工事規格書や標準実施方法(SOP)を記載したマニュアル等の多くの技術資料が共有されている。このような技術資料は、印刷物や電子・磁気的データとして各社、各組織にて管理されている。また、このような技術資料は、資料ごとの情報量、すなわちページ数やデータ量が多く、さらに資料の改版、修正等が比較的頻繁に行われるという傾向がある。
【0004】従来、上記のような技術資料の改版時には、その都度、紙、MO(光磁気ディスク)等の媒体を用いて、改版された資料が関係各社、各組織へと配布されていた。そして、各資料の保有場所で、改版内容の確認と、必要な修正や差し替え作業が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来、多くの技術資料等のドキュメント(文書)類は、制改版の都度、紙、MO等の媒体を用いて関係各社に配信されていた。そのため、紙又はMO等の媒体を各所に配布する方法では、配布元でドキュメントの印刷、送付先の割り振りの手間を要す他、配布先でドキュメント更新時に更新部分の差し替えの手間を要していた。また、ドキュメントをデータ化して各所に配布・配信する場合でも配信データの加工、配信先の選択等が伴う等手間を要していた。
【0006】また、インターネット・LAN(ローカルエリアネットワーク)上のサーバに多数登録されているドキュメントデータ(コンテンツ)の更新は、■全ファイルをインターネット・LAN等を介してサーバへ上書き更新したり、■更新されたファイルのみを抽出のうえ、インターネット・LAN等を介し、サーバへ保存したりする何れかの方法がとられており、このうち■では多くのドキュメント登録時間、通信時間を要し、■ではドキュメント登録者において、更新ファイル抽出に伴う多くの手間を要するという問題があった。
【0007】上述したように従来の技術には以下にまとめるような課題があった。
【0008】■ドキュメントの再印刷、再配布のための経費、作業を要する。■ドキュメント改版の都度、各ドキュメント保有所で確認、修正、差替等の更新作業を要する。
■ドキュメントの再配布、修正作業により最新ドキュメントが使用出来るまでに時間を要する。つまり、最新のドキュメントを閲覧するには煩雑な処理と、手作業等に要するある程度の時間が必要であった。■また、ドキュメントをデータ化し配信する場合でも多くの通信時間を要するほか更新ファイルの送信に手間を要していた。
【0009】本発明は、上述したような従来の紙媒体によるドキュメントや電子化されたドキュメントの配布、更新作業等におけるそれに要する手間や時間を軽減し、また、ネットワークを介してドキュメントデータを配信する場合の時間や手間を削減することができるドキュメント管理システム及び管理方法を提供することを目的とする。本発明は、また、ドキュメントを閲覧する際に、容易かつ迅速に最新のドキュメントを閲覧できるようにするドキュメント管理システム及び管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ネットワークを用い、配信先の複数のドキュメントサーバのいずれかに接続された複数のクライアントで閲覧されるドキュメントに対応するドキュメントデータを一括して管理するためのドキュメント管理サーバを有するドキュメント管理システムであって、ドキュメント管理サーバ内に設けられていて、各配信先に対応させて、複数のドキュメントデータを格納・管理する格納管理手段と、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみを、ネットワークを介して送信する送信手段とを備えることを特徴とする。請求項2記載の発明は、前記格納管理手段が、配信先毎に複数のドキュメントを重複させて格納・管理し、前記送信手段が、当該ドキュメントが更新された場合、配信先毎に各ドキュメントの差分データを抽出し、抽出した差分データのみを、ネットワークを介して送信することを特徴とする。請求項3記載の発明は、前記格納管理手段が、各配信先に対応させて複数のドキュメントデータをその各ドキュメントデータを構成する複数のファイル単位で格納・管理し、前記送信手段が、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみをファイル単位で抽出し、ネットワークを介して送信することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、ネットワークを用い、配信先の複数のドキュメントサーバのいずれかに接続された複数のクライアントで閲覧されるドキュメントに対応するドキュメントデータを一括して管理するドキュメント管理サーバを用いてドキュメント管理する方法であって、ドキュメント管理サーバ内において、各配信先に対応させて複数のドキュメントデータを格納・管理し、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみを、ネットワークを介して送信することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によるドキュメント管理システムの実施の形態について説明する。図1は、本発明によるドキュメント管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すドキュメント管理システムは、ISDN(統合サービスデジタル通信網)等のネットワーク1と、ネットワーク1に接続されていてドキュメントデータ(マニュアル類等のドキュメントを電子データ化したもの)を管理・配信する側となるドキュメント管理用サーバ100と、ネットワーク1に配信データ受信端末20および30を介してそれぞれ接続されていてドキュメント管理用サーバ100から配信されてくるドキュメントデータをそれぞれ受信・管理する側となるドキュメントサーバ200および300とを有して構成されている。この場合、ドキュメントサーバ200はA社に設けられていて、ドキュメントサーバ300はそれと異なるB社に設けられているものとする。
【0013】ドキュメント管理用サーバ100は、複数のドキュメントデータを、それらの配信先である各ドキュメントサーバ200,300,…(すなわち各会社A,B,…)に対応して設けられた各ディレクトリ111,112,…にそれぞれ格納して記録(記憶)・管理するドキュメント格納部110と、ドキュメントデータが更新されたときなどに、各ドキュメントサーバへ配信すべきドキュメントデータをドキュメント格納部110から抽出するドキュメント抽出手段120と、ドキュメント抽出手段120によって抽出されたドキュメントデータを配信するためのドキュメント配信手段130とから構成されている。この場合、ドキュメント格納部110は、複数の配布先に対して共通すなわち同一のドキュメントを記録する際にも、各ドキュメントに対応するドキュメントデータを配布先毎に各ディレクトリに重複して記録し、各ドキュメントデータ自体を配布先毎に更新処理できるようにしている。
【0014】ドキュメント格納部110、ドキュメント抽出手段120、およびドキュメント配信手段130は、ドキュメント管理用サーバ100を構成するハードウェアとそれを用いて動作するソフトウェア・プログラムとの組み合わせによって構成されている。なお、以下で説明する他のサーバや端末も同様にハードウェアとソフトウェアから構成されている。また、ドキュメント管理用サーバ100には、クライアント端末10がLAN、WANを介して接続されていて、クライアント端末10での操作に応じて、ドキュメントデータを記録・更新したり、ドキュメントデータの配信処理を行ったりするように構成されている。
【0015】ドキュメントサーバ200は、ネットワーク1および配信データ受信端末20を介して受信したドキュメントデータ210を格納するための記憶(記録)装置と、LAN2を介して接続されている複数のクライアント端末40,40,…からの要求に応じてドキュメントデータを選択して提供するドキュメント選択手段220とを有して構成されている。ドキュメントサーバ300は、ネットワーク1および配信データ受信端末30を介して受信したドキュメントデータ310を格納するための記憶装置と、LAN3を介して接続されている複数のクライアント端末50,50,…からの要求に応じてドキュメントデータを選択して提供するドキュメント選択手段320とを有して構成されている。
【0016】以上の構成によって本システムでは、ドキュメントデータを各所に配布するときに、次のように各部を動作させる。
【0017】■クライアント端末10等で作成・更新されたドキュメントデータは、ドキュメント管理用サーバ100内のドキュメント格納部110内で配信先毎に設けられている所定個所(ディレクトリ111,112,…)にそれぞれ記録される。この操作はドキュメントデータ配信に先立って任意のタイミングで実施可能である。
【0018】■ドキュメント管理用サーバ100は、ドキュメント抽出手段120によって、ドキュメント格納部110に格納されている配信すべきドキュメントに関する情報から各配信先に配信すべき必要最小限のドキュメントデータ、すなわち、更新前と更新後の差分データのみを抽出し、抽出したデータを、ドキュメント配信手段130内に配信先毎に予め用意されている記録エリア(ディレクトリ等)に記録する。このとき、配信先毎に予め用意された記録エリアに差分抽出されて記録される各ドキュメントデータは、ドキュメント配信手段130内で更なる通信時間短縮のためにデータ圧縮される。
【0019】■作成された配信用ドキュメントデータは、各配信データ受信端末20,30,…へ、ISDN回線等のネットワーク(通信手段)1を介して配信される。なお、新規のドキュメントを送信する場合は、各ドキュメントサーバ200,300,…のドキュメント選択手段220,320,…用の更新データ(例えばHTML(Hyper Text Markup Language)データ)を合わせて配信する。
【0020】■各配信データ受信端末20,30,…は、受信したドキュメントデータをドキュメントサーバ200,300,…にそれぞれ登録する。登録の際にデータ圧縮されたドキュメントデータはドキュメントサーバ200,300,…あるいは各配信データ受信端末20,30,…内の図示していない他の処理手段によって展開(伸張・解凍)されてから登録される。ドキュメントサーバ200,300,…では、配信されたドキュメントデータに応じて記録しているドキュメントデータに対して必要な更新処理が実行されて、所定の記憶装置に更新されたドキュメントデータが登録される。これによって、ドキュメント選択手段220,320,…にアクセスすることで、各クライアント端末40,40,…,50,50,…からは、最新のドキュメントが閲覧可能な状態となる。各所のクライアント端末40,40,…,50,50,…では、汎用のWeb閲覧ソフト等を利用して、ドキュメント選択手段220,320,…にアクセスすることで、HTMLデータを送受信し、ドキュメント210,310,…の閲覧ならびに印刷が可能になる。
【0021】次に、図2を参照して図1に示すドキュメント管理サーバ100の詳細な構成と動作について説明する。図2に示す例では、上述したドキュメント格納部110内のA社用のディレクトリ111には、ファイル1,2,3,…,nからなるドキュメントA(111A)と、ファイル1,2,3,…,mからなるドキュメントB(111B)とが記録されている。そして、そのうちドキュメントA(111A)のファイル2と、ドキュメントB(111B)のファイル1,2とが、配信先のA社において更新処理が必要な差分修正ファイルであるとしている。一方、ドキュメント格納部110内のB社用のディレクトリ112には、ファイル1,2,3,…,mからなるドキュメントB(112B)のみが記録されていて、そのうちファイル1,2とが、配信先のB社において更新処理が必要な差分修正ファイルであるとしている。
【0022】また、図2のドキュメント管理用サーバ100内には、図1に示すドキュメント抽出手段120が、配布すべき差分修正ファイルを配布先毎に抽出する際に利用するものであって、自動的に管理・更新するドキュメント情報ファイル121が示されている。ドキュメント情報ファイル121は、前回配信時のファイル作成日時からなるファイル情報(前回配信ドキュメント情報)を記録するファイルである。
【0023】さらに、図2のドキュメント管理用サーバ100内には、図1に示すドキュメント配信手段130が、配信すべき差分修正ファイルを配布先毎に記録するための配信ドキュメント格納部131が示されている。この例では、配信ドキュメント格納部131に、A社用(ドキュメントサーバ200用)のディレクトリ1311と、B社用(ドキュメントサーバ300用)のディレクトリ1312とが設けられている。なお、この例においては、ドキュメント配信手段130によって、A社用のディレクトリ1311には差分修正ファイル(ドキュメントA(111A)のファイル2およびドキュメントB(111B)のファイル1,2)を圧縮することで生成された配信用ファイル(配信用データ)1311Cが格納され、B社用のディレクトリ1312には差分修正ファイル(ドキュメントB(111B)のファイル1,2)を圧縮することで生成された配信用ファイル1312Cが格納されることになる。
【0024】以上の構成におけるドキュメント抽出手段120(図1)による配信用ドキュメントデータ作成処理について以下に説明する。すなわち、本システムにおいては、ドキュメントデータの配信に先立ち、次のようにして配信用ドキュメントデータを作成する。
【0025】■まず、クライアント端末10に対して所定の操作が行われたとき、ドキュメント情報ファイル121に記録された前回配信ドキュメント情報(ファイル作成日時)とドキュメント格納部110に配信先毎に記録されたドキュメントデータを構成する複数ファイル(例えばA社用ドキュメントA,Bの場合、ファイル1〜n,ファイル1〜mについて)の作成日時の情報を順次比較する(ステップS1)。
【0026】■ドキュメント情報ファイル121に記録されているファイル作成日時より新しいドキュメント格納部110のファイル(前記の場合、ドキュメントAのファイル2とドキュメントBのファイル1,2)のみを配信対象の差分データ(配信ファイル)として抽出し、さらにそれを圧縮して配信ファイル(同、配信用ファイル1311C)を作成した後、配信ドキュメント格納部131の配布先毎に作成されたディレクトリ(同、ディレクトリ1311)に圧縮のうえ記録する(ステップS2)。
【0027】■合わせて、次回処理時に備え、ドキュメント情報ファイル121に差分ファイルとして抽出した情報(ファイル作成日時)を記録、更新する(ステップS3)。
【0028】上記のようにして、ドキュメント格納部131に記録された全ドキュメントの情報(ファイル作成日時)とドキュメント情報ファイル121内の情報の比較を行うとともに、配信ドキュメント格納部131への配信すべきファイルの記録を終了したところで、配信用ドキュメントデータの作成処理が完了する。なお、処理完了時は完了メッセージを表示し、差分ファイルが無い場合には配信ドキュメントデータが無い旨のメッセージをクライアント端末10に表示する。
【0029】図1および図2を参照して説明した本発明の実施の形態によれば、ドキュメント差分データの抽出、配信および各所でのドキュメントデータの展開が自動的に行われ、ドキュメント作成配信者がドキュメント更新分の抽出等を意識せずともドキュメントデータをドキュメント管理用サーバに記録するだけでドキュメントの更新等配布が可能となるため、作業時間および配信時間の短縮ならびにドキュメント維持作業の軽減が図られる。また、本システムにおいては、多数のドキュメント類の中から更新があったドキュメント、ファイルのみを抽出し、さらにファイル圧縮するという一連の処理をより少ない手間(例えば1コマンド操作)で実現し、ドキュメント登録時間・通信時間の短縮および更新ファイル抽出時間の短縮を図ることが可能となる。さらに、配信ドキュメント格納部131に配信先毎にエリアを設け配信用ドキュメントデータ(配信用ファイル)を記録することにより、回線不良等によりデータ配信ができなかった場合でも未送信データの個別配信が可能となり処理を始めからやり直すことを回避出来る。
【0030】次に、図3および図4を参照して、図1および図2を参照して説明した本システムのビジネスモデルへの適用例について説明する。図3は本システムを適用したビジネスモデルのシステム構成を示す図であり、図4はその処理フローを示す図である。なお、図1および図2に示す構成に対応する構成には同一の符号を付けている。
【0031】図3に示すビジネスモデルにおいて、ドキュメント管理用サーバ100は、通信事業会社4に設けられ、ISDNルータ401を介してネットワーク(ISDN網)1に接続されている。また、ドキュメントサーバ200は、通信事業会社4とグループ関係を有する設備保守管理会社(A社)8内に設けられていて、配信データ受信端末20およびISDNルータ801を介して、ネットワーク1に接続されている。また、ネットワーク1には、ほかに、設備保守管理会社(A社)8と同様にグループ関係を有する設備保守管理会社(F社)7と、通信事業会社4の関係会社である工事会社(N社)5および工事会社(A社)6が、それぞれ接続されている。これらの各社5〜7も、図示していないが、設備保守管理会社(A社)8と同様のサーバ、端末等の構成を有している。ただし、工事会社(A社)6に設けられているISDNルータ601は図示されている。
【0032】次に図3に示すビジネスモデルにおける処理の一例について図3および図4を参照して説明する。なお、図3および図4において、互いに対応する処理が行われるところには同一の■〜■の符号を付けている。
【0033】ドキュメント管理用サーバ100側では、まず、■クライアント端末10によって差分・新規ドキュメントを随時アップロードする。次に、■任意のタイミングでクライアント端末10からWeb閲覧ソフトを利用して表示したWebの管理画面でトリガーボタンを押下し、差分ファイルの作成及び圧縮を指示する。これによって、ドキュメント管理用サーバ100で指示された差分ファイルの作成及び圧縮処理が行われる。■次に、クライアント端末10からWebの管理画面上の配信ボタンを押下することで、ISDN回線等からなるネットワーク1にて順次、ドキュメントデータの配信が実施される。
【0034】一方、ドキュメントサーバ200側では、■配信データ受信端末20でデータが受信される。■次に、配信データ受信端末20を社内LANに接続替えして、圧縮ファイルをドキュメントサーバ200の所定ディレクトリにアップロードする。■ドキュメントサーバ200あるいは配信データ受信端末20の管理画面のドキュメント格納ボタンを押下することによって解凍・既存データのオーバーライト処理を実施する。ここで、■クライアント端末40のWeb画面でドキュメントを閲覧可能となる。
【0035】以上説明したように、図3に示すビジネスモデルでは、各社のLAN上のサーバに、ドキュメント(例えば工事規格書等技術資料)およびドキュメント閲覧の認証等を行うアプリケーションソフトを配置し、当該LANに接続された端末装置(パソコン、携帯端末等)のブラウザを利用してドキュメントの閲覧を行う。本システムに登録されたドキュメントの更新時には、対象のドキュメントを配信用端末(ドキュメント管理用サーバ100;パソコン等)からISDN回線により各社受信用端末(配信データ受信端末20,30;パソコン等)に送信する。ドキュメントを受信した受信用端末では自社LANのサーバにドキュメントを登録する。
【0036】上記の構成および処理によれば、関係各社からなるサプライチェーンマネジメントを実現する際に、関係各社においては、関係各社のLANサーバ(ドキュメントサーバ200)等にドキュメント類を一元配置し、Web技術の利用によりLAN上の各端末(クライアント端末40)からドキュメントの閲覧を可能にすることによって、ドキュメント配布数の削減およびドキュメント維持作業の軽減を図ることができる。また、ドキュメント配信に際しては、ドキュメント管理用サーバにおいて配信ドキュメント情報によるドキュメント差分データの自動作成の実現によって、通信時間の短縮ならびに各社サーバでの自動展開を可能としドキュメント更新作業の軽減を図ることができる。
【0037】以上説明したように、本発明によれば、物理媒体から通信回線によるデータ転送へ変更することによりドキュメントのリアルタイムな更新および稼動の大幅な削減が期待できる。また、配信対象のドキュメントの差分データのみを抽出のうえ、更に圧縮してデータを配信するため通信時間が短縮でき、ネットワークへかかる負荷が軽減できる。また、各ドキュメントデータの更新の管理を、配布先毎にデータの記録先の格納エリアを分割して管理し、かつ同一ドキュメントデータを重複して記憶させ、ファイル作成日時の実際のファイルの更新情報を利用して確認するようにしているので、システムの高い柔軟性を得ることができ、簡易な変更で他文書の閲覧データベースへの転用が可能となる。そして、LAN上の閲覧によるぺーパーレス化を実現することができる。
【0038】なお、本発明の実施の形態は、上記のものに限定されることなく、例えば、各構成要素をネットワーク内で統合したり、あるいは分散配置したり、あるいは、ネットワーク1をインターネット等のグローバルなネットワークとしたりもしくは移動体通信網等の他の複数の通信網との組み合わせによって構成したりすること等の変更が適宜可能である。つまり、例えば、ドキュメント管理用サーバおよびドキュメントサーバは、ネットワークを介して複数の箇所に分散配置することが可能である。また、伝送するデータの処理には、さらに暗号化の処理を追加すること等も可能である。また、本発明によるシステムは、コンピュータとそれによって実行されるプログラムとによって実現することができ、そのプログラムの全体または一部はコンピュータ読み取り可能な記録媒体あるいは通信回線を介して配布することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ドキュメント管理サーバ内に、各配信先に対応させて、複数のドキュメントデータを格納・管理する格納管理手段と、当該ドキュメントデータが更新された場合、差分データのみを、ネットワークを介して送信する送信手段とを設けたので、従来の紙媒体によるドキュメントや電子化されたドキュメントの配布、更新作業等におけるそれに要する手間や時間を軽減し、また、ネットワークを介してドキュメントデータを配信する場合の時間や手間を削減することができる。また、ドキュメントを閲覧する際に、容易にそして迅速に最新のドキュメントを閲覧できる。




 

 


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