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配線ライブラリシステム - 株式会社日立情報システムズ
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発明の名称 配線ライブラリシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−273869(P2003−273869A)
公開日 平成15年9月26日(2003.9.26)
出願番号 特願2002−70828(P2002−70828)
出願日 平成14年3月14日(2002.3.14)
代理人 【識別番号】110000073
【氏名又は名称】特許業務法人プロテック
【テーマコード(参考)】
5K030
【Fターム(参考)】
5K030 GA11 GA15 GA19 HB08 HC14 HD06 JA10 
発明者 川越 啓正 / 飯干 保夫 / 小田 俊彦 / 高橋 弘之 / 小笠原 正敏
要約 課題
コスト低減と完全な不正アクセス防止を図ること
解決手段
ネットワーク毎に接続する物理的接続関係が無い複数のネットワーク接続手段121〜125と、一つのクライアントに対して接続する少なくとも一つのクライアント接続手段126(127)と、その各ネットワーク接続手段121〜125の何れかとクライアント接続手段126(127)との間を接続又は切断するネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cと、このネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cを制御する制御手段110Aとを備え、このネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cを、制御手段110A指定されたネットワーク接続手段を除いた残りのネットワーク接続手段とクライアント接続手段126(127)との間が常時切断状態となるよう構成すること。
特許請求の範囲
【請求項1】 ネットワーク毎に接続する物理的接続関係が無い複数のネットワーク接続手段と、一つのクライアントに対して接続する少なくとも一つのクライアント接続手段と、前記各ネットワーク接続手段の何れかと前記クライアント接続手段との間を接続又は切断するネットワーク−クライアント接続/切断手段と、該ネットワーク−クライアント接続/切断手段を制御する制御手段とを有し、前記ネットワーク−クライアント接続/切断手段を、前記制御手段からの接続指令により指定されたネットワーク接続手段を除いた前記ネットワーク接続手段と前記クライアント接続手段との間が常時切断状態となるよう構成したことを特徴とする配線ライブラリシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークの数(N)とクライアントの数(C)がN>Cの関係であり、且つ互いのネットワーク間での物理的な接続ができない場合において、限られた数のクライアントを適宜所望のネットワークへ接続する為にネットワーク配線の接続切換えを行う配線ライブラリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の顧客システムの統合運用・監視サービスを行う場合、各顧客システムが存在する夫々の顧客ネットワークとの接続は必要不可欠である。しかしながら、全ての顧客ネットワークに対して個々にクライアント端末を設置するのは、サービスの運用やそのコストの面から見て好適ではない。これが為、ネットワークの数(N)とクライアントの数(C)がN>Cの関係となる統合運用・監視サービスのシステムを構築することが望ましい。ここで、統合運用・監視サービスとは、例えばMSP(Management Service Provider)による顧客のシステムの運用管理を提供するサービスのことである。
【0003】従来、上記の如きN>Cの関係の統合運用・監視サービスを提供する為には、統合運用・監視を行う側(監視センタ)にLAN(Local Area Network)環境を構築し、このLANに各顧客ネットワークを接続する、というシステムが用いられている。かかるシステムによれば、例えば一台のクライアント端末から複数の顧客ネットワークへの接続が可能となる。ここで、このような統合運用・監視サービスのシステムにあっては、監視センタ側のLANによって各顧客ネットワークが物理的に接続される為、そのLANを踏み台とした不正アクセスを防止する対策が必要となってくる。例えば従来の不正アクセスの防止策としては、既知の技術であるファイアウォールによるパケットフィルタリングやアプリケーションゲートウェイ,又はNAT(Network Address Translation)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例のファイアウォールやNATによる不正アクセス防止対策は、結局のところ監視センタ側のLANにより各顧客ネットワークが物理的に接続されているので、完全に不正アクセスを防止することができない、という不都合があった。即ち、各顧客ネットワークが物理的に接続されている限り、完全な不正アクセス防止対策というものは存在し得ないというのが現状である。このような背景から、顧客の要望としても自社のネットワークと他社のネットワークとの接続は許可しないことが多く、従来の不正アクセス防止技術での複数の顧客システムを対象とした統合運用・監視サービスへの対応は困難であった。
【0005】本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、ネットワークの数(N)とクライアントの数(C)がN>Cの関係であり且つネットワーク間の物理的な接続無しに、クライアントから必要なネットワークへの切り替え接続が可能となる配線ライブラリシステムを提供することを、その目的とする。そして、この配線ライブラリシステムにより、コスト低減と完全な不正アクセス防止を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成する為に、ネットワーク毎に接続する物理的接続関係が無い複数のネットワーク接続手段と、一つのクライアントに対して接続する少なくとも一つのクライアント接続手段と、その各ネットワーク接続手段の何れかとクライアント接続手段との間を接続又は切断するネットワーク−クライアント接続/切断手段と、このネットワーク−クライアント接続/切断手段を制御する制御手段とを有している。そして、このネットワーク−クライアント接続/切断手段を、制御手段からの接続指令により指定されたネットワーク接続手段を除いた残りのネットワーク接続手段とクライアント接続手段との間が常時切断状態となるよう構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る配線ライブラリシステムの一実施形態について説明する。本実施形態にあっては、この配線ライブラリシステムを複数の顧客の統合運用・監視サービスに適用した場合について例示する。
【0008】本実施形態の配線ライブラリシステムは、本サービスの提供を受ける顧客ネットワークへの配線を収容するポート(ネットワーク接続手段),顧客システムの異常等の問題を監視する監視センタのネットワークへの配線を収容するポート(ネットワーク接続手段),及び顧客システムの問題の解決支援を行う作業用クライアントの配線を収容するポート(クライアント接続手段)を備えている。ここで、この配線ライブラリシステムにおいては、後述する所定の処理を行うまで各ポート間が切断されている。また、顧客ネットワークや監視センタネットワーク等のネットワーク側と作業用クライアント側の夫々のポートの数が、ネットワークの数(N)と作業用クライアントの数(C)がN>Cの関係となるよう設けられている。以下、この配線ライブラリシステムの構成について図1及び図2に基づき説明する。尚、本実施形態においては、図2に示す如く、A社〜D社の四つの顧客ネットワーク21〜24が、また二つの作業用のクライアント41,42が配線ライブラリシステムに接続されているものとして例示する。
【0009】各図に示す符号10は、本実施形態の配線ライブラリシステムを示す。この配線ライブラリシステム10には、顧客ネットワーク21〜24又は監視センタネットワーク30とクライアント41,42との間の接続及び切断を制御する制御システム11,並びにこの制御システム11からの指示に従いその間の接続及び切断を実行する配線実行手段12が設けられている。ここで、夫々のクライアント41,42はLAN構成とはせずスタンドアロンで設置する。
【0010】先に配線実行手段12について説明する。この配線実行手段12には、四つの顧客ネットワーク21〜24からの配線21a〜24a及び監視センタネットワーク30からの配線30aを夫々収容する図1に示すネットワーク配線収容ポート群120A,並びに二つのクライアント41,42からの配線41a,42aを夫々収容する図1に示すクライアント配線収容ポート群120Bが設けられている。本実施形態にあっては、図1に示す如く、ネットワーク配線収容ポート群120Aは少なくとも四つのポート(以下、「ネットワークポート」ともいう。)121〜125を、クライアント配線収容ポート群120Bは少なくとも二つのポート(以下、「クライアントポート」ともいう。)126,127を有しており、夫々のポート間においては物理的な接続関係が無い。ここで、図1においてはネットワークポート121〜125に夫々“A”〜“E”,クライアントポート126,127に夫々“1”,“2”と付しているが、これは、後述する接続制御テーブル117におけるネットワーク配線とクライアント配線との対応関係を明示する為に便宜的に記したものである。
【0011】この配線実行手段12は、後述する制御システム11の接続/切断指示部114からの指示に基づいて、指示されたネットワーク配線収容ポート群120Aとクライアント配線収容ポート群120Bの夫々のポートの結線ケーブルの接続又は切断を行う。本実施形態にあっては、その接続又は切断を実行する為の図1に示すネットワーク−クライアント接続/切断手段(例えばスイッチング回路等)120Cが設けられている。ここで、このネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cは、接続/切断指示部114からの指示により指定されたネットワークポートを除いた残りのネットワークポートとクライアントポートとの間が常時切断状態となるよう構成している。また、このネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cにあっても、夫々のネットワークポート121〜125間又は夫々のクライアントポート126,127間における物理的な接続関係が無いよう構成している。
【0012】また、この配線実行手段12には、ネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cにおける接続又は切断が完了した後、後述する制御システム11の接続制御テーブル更新部115に接続又は切断が完了した旨の通知を行う図示しない通知手段が設けられている。
【0013】続いて、制御システム11について説明する。この制御システム11には、図1に示す如く、顧客ネットワーク21〜24又は監視センタネットワーク30とクライアント41,42との間の接続及び切断を制御する制御手段110Aと、後述する接続制御テーブル117を格納する制御テーブル格納部110Bとが設けられている。
【0014】ここで、上記制御手段110Aには、図1に示す如く、ネットワーク配線21a〜24a,30aとクライアント配線41a,42aとの間の接続又は切断命令を受信するインターフェース部111が設けられている。具体的に本実施形態のインターフェース部111は、後述するが如く制御システム11の制御用GUI(Graphical User Interface)画面110Cから発行された接続又は切断命令を受信する一方、図1に示す他のアプリケーションプログラム300からの(本実施形態にあっては後述する監視端末30Aからの)接続命令の受信も可能である。
【0015】更に、この制御手段110Aには、上記インターフェース部111にて受信した命令の解析を行う要求解析部112,及びこの要求解析部112による解析結果に基づきネットワーク配線21a〜24a,30aとクライアント配線41a,42aとの間の接続状態を確認する接続判断部113が設けられている。
【0016】具体的にその要求解析部112では、主として、インターフェース部111にて受信した命令の種別(接続又は切断命令の種別)の解析,接続又は切断を要求されたネットワーク配線の番号の解析が行われる。
【0017】次に、接続判断部113では、要求解析部112の解析結果が接続命令の場合、接続制御テーブル117を参照して、未使用のクライアントの有無の確認及び接続又は切断を要求されたネットワーク配線の接続状態の確認が行われる。また、要求解析部112の解析結果が切断命令の場合、接続判断部113では、接続制御テーブル117を参照して、切断を要求されたネットワーク配線の接続状態の確認が行われる。ここで、この接続判断部113は、接続要求時に未使用のクライアントが存在するとの判断が為された場合、そのクライアントを未使用クライアントとして選択する。また、接続要求時に未使用のクライアントが無い又はその接続要求対象のネットワークが既に接続済みであるとの判断が為された場合,若しくは切断要求時にその要求対象のネットワークが未接続であるとの判断が為された場合、後述する完了報告処理部116に制御を渡す。
【0018】ここで、上記接続制御テーブル117とは、図1に示す如く、ネットワーク21〜24,30とクライアント41,42とが接続又は切断されているかという対応関係を示したデータであって、“○”であればその間が接続中であることを示し、“×”であればその間が未接続であることを示す。この接続制御テーブル117の接続状態の対応関係データは、後述する接続制御テーブル更新部115によって更新される。本実施形態にあっては、この接続制御テーブル117を、ネットワークポート121〜125とクライアントポート126,127との対応関係として作成しているが、必ずしもこれに限定するものではなく、例えばネットワーク及びクライアント毎に付与する名称や番号等の対応関係データとして作成してもよい。
【0019】本実施形態にあっては、何れのネットワーク又はクライアントを収容しているポートであるかを判別する為に、ネットワーク配線21a〜24a,30a(又はネットワーク21〜24,30)の番号とこれを収容するネットワークポート121〜125の番号との対応関係を示す第一対応関係データ,及びクライアント配線41a,42a(又はクライアント41,42)の番号とこれを収容するクライアントポート126,127の番号との対応関係を示す第二対応関係データが予め制御システム11内に格納されている。尚、本実施形態にあっては、図中に記す符号の小さいポートをポート番号の若いポートとする。ここで、後述する接続/切断指示部114は、その第一及び第二の対応関係データに基づき指示対象たるポートを特定して接続又は切断を指示する。
【0020】また更に、この制御手段110Aには、上記接続判断部113にて接続状態が判断されたネットワーク配線と未使用クライアント配線との間の接続又は切断を配線実行手段12のネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cに指示する接続/切断指示部114と、配線実行手段12の通知手段からの接続又は切断の完了通知に基づいて接続制御テーブル117の更新を行う接続制御テーブル更新部115と、配線処理の終了状態コードを生成し、この終了状態コードをインターフェイス部111を介して制御用GUI画面110Cに通知する完了報告処理部116とが設けられている。ここで、その配線処理の終了状態コードとは、配線処理が正常に行われたことを示すコード,又は配線処理の異常及びその異常時の理由(例えばクライアント不足等)に関するコードのことである。
【0021】続いて、以上示した配線ライブラリシステム10に対して顧客ネットワーク11〜14の接続を指示する為の本実施形態における構成を図3に基づき説明する。ここではA社のネットワーク21との関係について代表して説明するが、他の顧客ネットワーク12〜14との間においても同様の構成となる。
【0022】先ずシステム異常等の問題を監視する監視用ソフトウエアをA社のシステム21Aに予め導入しておく。この監視用ソフトウエアとは、異常を検出した際に電子メールにてインターネットを経由して監視センタに通報するプログラムである。ここで、本実施形態のA社ネットワーク21には図3に示す如くインターネットに接続する為の配線21bが設けられているが、前述したネットワーク配線21aは、そのインターネット配線21bとは別個独立した専用線として配線ライブラリシステム10に接続されている。
【0023】次に、A社システム21Aからの電子メールを受け取る監視端末30Aを監視センタに設ける。これにより、監視センタのオペレータは、その監視端末30Aのモニタ上に表示された電子メールの内容に基づいてA社システム21Aからの通知であることの確認を行い、制御システム11の制御用GUI画面110Cを操作してA社ネットワーク21とクライアントとの間の接続指示を行う。ここで、クライアントを操作してA社システム21Aの問題の解決支援が行われた後、そのA社システム21Aとクライアントを切断する。かかる場合の切断指示も上記接続指示と同様に、監視センタのオペレータが制御システム11の制御用GUI画面110Cを操作してA社ネットワーク21とクライアントとの間の切断指示を行う。
【0024】また、顧客ネットワーク11〜14の接続指示は、次のようにして行うこともできる。例えば上記監視端末30Aに電子メールによる異常通報がされた後、この監視端末30Aから接続命令を制御システム11に送信するように構成してもよい。かかる場合、この監視端末30Aに、電子メールを受け取った際にその送信元を特定し、この特定した送信元の顧客ネットワークとクライアントとの間の接続命令を制御システム11に送信するプログラムを組み込む。そして、監視端末30Aと制御システム11との間を接続する図3に示す配線30bを設けておく。
【0025】ここで、前述したが如く監視センタネットワーク30は、ネットワーク配線30aを介して配線実行手段12に接続されている。これは、例えばクライアント41,42を用いた顧客システムの問題解決後にその問題箇所や対応策等の情報を監視センタの図3に示す記憶装置30B等に登録する為である。具体的には、監視センタのオペレータが制御システム11の制御用GUI画面110Cを操作して監視センタネットワーク30とクライアントとの間の接続指示を行い、その接続されたクライアントから記憶装置30B等に情報の登録作業を行う為である。このようなネットワーク配線30aは前述した顧客のネットワーク配線21a〜24aと同様に専用線として設けられており、監視端末30Aから制御システム11に接続命令を送信する為の配線30bは別個のものとして設けられている。これが為、例えばその登録作業中に新たな顧客システムからの異常通知があった場合、回線の混雑によるレスポンス低下等の不都合を回避できる。
【0026】次に、本実施形態の配線ライブラリシステム10における処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0027】先ず、前述したが如く監視センタのオペレータは、異常を通報してきた顧客システムを監視端末30Aのモニタ上で確認し、制御システム11の制御用GUI画面110Cを操作してその顧客のネットワークとクライアントとの間の接続又は切断指示を行う。若しくは、監視端末30Aが制御システム11に接続命令を送信する(ステップST1)。
【0028】その接続又は切断命令はインターフェイス部111を介して要求解析部112に送られる。そして、この要求解析部112は、インターフェイス部111から受信した命令の種別(接続命令であるか切断命令であるか)とその命令に係る顧客ネットワークの配線の番号を解析する(ステップST2,ST3)。
【0029】この要求解析部112の解析結果が接続命令である場合、接続判断部113は、接続制御テーブル117を参照し、各クライアント41,42の利用状況(具体的には各クライアント配線41a,42aが収容されている夫々のクライアントポート126,127の利用状況)を確認する(ステップST4)。ここで、未使用のクライアントがある場合は、接続判断部113がそのクライアント(具体的にはポート番号の若い未使用のクライアントポート)を選択する(ステップST5)。また、未使用のクライアントが無い場合は、後述する完了報告処理部116によるステップST12の処理に進む。
【0030】更に、接続命令であって上記ステップST5にて未使用クライアントを選択した後、又は上記ステップST3にて切断命令であると解析された後、この接続判断部113は、接続制御テーブル117を参照し、要求解析部112により解析された顧客ネットワーク配線の番号及び前述した第一対応関係データに基づきその顧客ネットワーク配線の接続状態の確認を行う(ステップST6)。ここで、その顧客ネットワーク配線の接続状態が要求された命令の内容と異なる状態である場合は、次のステップST7の処理に進む。また、その顧客ネットワーク配線の接続状態が要求された命令の内容と同一の状態である場合は、後述する完了報告処理部116によるステップST12の処理に進む。
【0031】次に、上記ステップST6にて異なる状態であると判定された場合、接続/切断指示部114は、接続命令であれば接続対象たる顧客ネットワーク配線及び未使用クライアント配線の番号並びに前述した第一及び第二の対応関係データに基づいて、その各配線が収容されている夫々のポートの結線ケーブルの接続を配線実行手段12のネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cに指示する。また、切断命令であれば切断対象たる顧客ネットワーク配線及び接続済クライアント配線の番号並びに前述した第一及び第二の対応関係データに基づいて、その各配線が収容されている夫々のポートの結線ケーブルの切断を配線実行手段12のネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cに指示する(ステップST7)。
【0032】配線実行手段12のネットワーク−クライアント接続/切断手段120Cは、上記接続/切断指示部114からの指示に基づいて顧客ネットワーク配線及びクライアント配線夫々を収容するポート同士の結線ケーブルの接続又は切断を実行する(ステップST8)。その後、この配線実行手段12の通知手段は、その接続又は切断が正常に終了した場合にあっては完了した旨の通知を,またその接続又は切断ができなかった場合にあってはその旨の通知を制御手段110Aに送る(ステップST9)。
【0033】ここで、制御手段110Aの接続制御テーブル更新部115は、その通知を判別する(ステップST10)。そして、その通知が完了通知である場合にあっては接続制御テーブル117を更新(ステップST11)し、以下の完了報告処理部116による処理に進む。即ち、接続又は切断が為された顧客ネットワークとクライアントの接続状態の関係を接続制御テーブル117に格納する。また、接続又は切断ができなかった旨の通知である場合は、以下の完了報告処理部116による処理に進む。
【0034】完了報告処理部116は、配線処理の終了状態コードを生成し、インターフェイス部111を介して制御用GUI画面110Cに通知する(ステップST12)。ここで生成される終了状態コードは、上記接続又は切断が実行された場合にあってはそれが正常に行われたことを示すものである。また、上記接続若しくは切断ができなかった場合,上記ステップST4にて未使用クライアントが無かった場合,又は上記ステップST6にて顧客ネットワーク配線の接続状態が命令の内容と同一の状態である場合にあっては、配線処理に異常があった旨とその異常の理由(例えばクライアント不足等)に関するものである。
【0035】そのステップST12における正常接続との通知により、監視センタのオペレータは、クライアントから顧客システムの問題解決支援を実施する。尚、本実施形態においては配線ライブラリシステム10の制御システム11やクライアント41,42の操作を監視センタのオペレータが行うものとして例示したが、例えばクライアント41,42が監視センタとは異なる場所に設置されている場合は、その場所のオペレータがクライアント41,42を操作する。かかる場合、上記ステップST12における正常接続との通知を受けた監視センタのオペレータは、電子メール等を使用してクライアント側のオペレータに対して作業開始の指示を通知する。そして、作業を終了したクライアント側のオペレータは、監視センタのオペレータに対して同じく電子メール等を使用して、作業が終了した旨や監視センタネットワークへの接続又は切断を希望する旨の通知を行う。
【0036】上記においては、顧客ネットワークへの接続又は切断を行う場合について説明したが、監視センタネットワークへの接続又は切断の場合も同様にして処理が行われる。但し、かかる場合の図4に示す上記ステップST1においては、監視端末30Aからの接続命令は行われないものとする。
【0037】以上示したが如く本実施形態の配線ライブラリシステム10によれば、複数のネットワークに必要最小限の数のクライアントからアクセスすることができるので、複数の顧客システムを限られた数のクライアントで効率よく管理することが可能となる。また、その管理効率の向上と共に、作業を行わない待機クライアントの数の抑制も可能となるので、複数の顧客システムの統合運用・監視サービスの提供側の大幅なコスト低減も実現できる。
【0038】更に、複数の顧客ネットワーク同士を接続する必要が無いので、顧客ネットワーク間での不正アクセス(例えば監視センタネットワーク30を介した不正アクセス)を完全に防止することができる。そして、これにより多くの顧客が統合運用・監視サービスを利用し易くなるので、その利用促進により統合運用・監視サービスの運用が円滑に行われることとなる。
【0039】尚、以上示した配線ライブラリシステム10にあっては四つの顧客ネットワーク21〜24と二つのクライアント41,42につき例示した為、ネットワークポートを少なくとも四つ,クライアントポートを少なくとも二つ備えるものとして例示しているが、必ずしもこれに限定するものではない。例えば、本発明に係る配線ライブラリシステムは、ネットワークの数(N)とクライアントの数(C)がN>Cの関係となるように、ネットワークポートを少なくとも二つ,クライアントポートを少なくとも一つ備えていればよい。
【0040】以下に、この配線ライブラリシステム10を適用した統合運用・監視サービスの具体例を図5に基づき説明する。ここでは、A社で発生したシステムの問題の解決支援を実施すると共に、その作業中にB社のシステムでも問題が発生し、このB社システムの問題の解決支援も実施する場合について例示する。尚、最初は顧客ネットワーク21〜24や監視センタネットワーク30の何れもクライアント41,42に接続されていないものとして例示する。
【0041】A社システム21Aにて問題が発生すると、前述したが如く監視センタの監視端末30Aに電子メールによる通報が為される(ステップST101)。この通報を契機に、監視センタのオペレータによる又は監視端末30AからのA社ネットワーク21への接続指示が配線ライブラリシステム10に対して行われる(ステップST102)。これにより、この配線ライブラリシステム10は、前述した図4に示すステップST2〜ST5の処理を行い、ポート番号の若い未使用クライアント41を選択する(ステップST201)。続いてこの配線ライブラリシステム10は、前述した図4に示すステップST6〜ST12の処理を行って、A社ネットワーク21と未使用クライアント41の接続及びその接続が完了した旨の通知を行う(ステップST202)。そして、この通知を受けた監視センタのオペレータは、クライアント41を使用してA社システム21Aの問題の解決支援を開始する(ステップST103)。
【0042】ここで、オペレータによるA社システム21Aの問題の解決中にB社のシステムでも問題が発生する(ステップST104)。かかる場合、監視センタのオペレータによる又は監視端末30AからのB社ネットワーク22への接続指示が配線ライブラリシステム10に対して行われる(ステップST105)。これにより、この配線ライブラリシステム10は、前述した図4に示すステップST2〜ST5の処理を行い、現在クライアント41が使用中であることを確認した上で未使用クライアント42を選択する(ステップST203)。続いてこの配線ライブラリシステム10は、前述した図4に示すステップST6〜ST12の処理を行って、B社ネットワーク22と未使用クライアント42の接続及びその接続が完了した旨の通知を行う(ステップST204)。そして、この通知を受けた監視センタのオペレータは、クライアント42を使用してB社のシステムの問題の解決支援を開始する(ステップST106)。
【0043】A社システム21Aの問題解決支援が終了(ステップST107)すると、監視センタのオペレータは、配線ライブラリシステム10に対して制御システム11を操作してA社ネットワーク21の切断を指示する(ステップST108)。これにより、この配線ライブラリシステム10は、A社ネットワーク21とクライアント41のポート間の切断を実行する(ステップST205)。
【0044】以後、B社のシステムの問題解決支援が終了した際も同様にしてB社ネットワーク22とクライアント42のポート間の切断が行われる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る配線ライブラリシステムを用いることによって、ネットワークの数(N)とクライアントの数(C)がN>Cの関係,即ち複数のネットワークに必要最小限の数のクライアントからアクセスすることができる。更に、複数のネットワーク同士を接続する必要が無いので、そのネットワーク間での不正アクセスを完全に防止することができる。ここで、この配線ライブラリシステムを例えば複数の顧客システムの統合運用・監視サービスに適用した場合、複数の顧客システムを限られた数のクライアントで効率よく管理できると共に、待機クライアントの数の抑制が図れるので、そのサービス提供側の大幅なコスト低減が可能となる。また、配線ライブラリシステム,延いては本サービスの安全性の向上により、多くの顧客による本サービスの利用促進を図ることが可能となる。




 

 


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