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発明の名称 障害発生原因分析装置,障害発生原因分析方法,及び障害発生原因分析プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−263353(P2003−263353A)
公開日 平成15年9月19日(2003.9.19)
出願番号 特願2002−64167(P2002−64167)
出願日 平成14年3月8日(2002.3.8)
代理人 【識別番号】110000073
【氏名又は名称】特許業務法人プロテック
【テーマコード(参考)】
5B042
5B082
【Fターム(参考)】
5B042 GA12 GB03 MC21 
5B082 DD06
発明者 吉田 顕治
要約 課題
障害発生の原因を効率良く分析可能な障害発生原因分析装置,分析方法及び分析プログラムを提供すること
解決手段
処理装置11が、データベース管理システムプログラムに対して送信されたSQL文の内容を、前記送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に送信元クライアント情報と共にアクセスログファイル14に記録するアクセスログ記録部11aと、前記アクセスログファイル14から障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理部11bと、検索されたログレコードを前記障害ログレコードファイル15に記録する障害ログレコード記録部11cとを有している。
特許請求の範囲
【請求項1】 処理装置と、データベース管理システムプログラムを格納するプログラム格納部と、前記データベース管理システムプログラムにより管理されるデータベースと、前記処理装置によりログ管理が行われるアクセスログファイルと、障害発生原因である可能性の高いログレコードを格納するための障害ログレコードファイルと、を備え、前記処理装置は、データベース管理システムプログラムに対して送信されたSQL文の内容を、前記送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に送信元の情報と共に前記アクセスログファイルに記録するアクセスログ記録部と、前記アクセスログファイルから障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理部と、検索されたログレコードを前記障害ログレコードファイルに記録する障害ログレコード記録部と、を有することを特徴とする障害発生原因分析装置。
【請求項2】 前記アクセスログ検索処理部は、アクセスログファイル内からアクセスログの「状態」項目に“開始”と記録されているレコードを検索した後、このレコードの「開始時刻」,「クライアントプロセスID」及び「SQL文」項目に記録される内容と同じ内容が記録され且つ「状態」項目に“終了”と記録されていないレコードを、アクセスログファイル内から検索して当該レコードを障害発生原因である可能性の高いログレコードとして取得することを特徴とする請求項1に記載の障害発生原因分析装置。
【請求項3】 アクセスログファイル内からアクセスログの「状態」項目に“開始”と記録されているレコードを検索し、該当レコードを取得する第一工程と、第一工程にて取得したレコードの「開始時刻」,「クライアントプロセスID」及び「SQL文」項目に記録される内容と同じ内容が記録され且つ「状態」項目に“終了”と記録されていないレコードを、アクセスログファイル内から検索して当該レコードを障害発生原因である可能性の高いログレコードとして取得する第二工程と、第二工程にて取得したログレコードを障害ログレコードファイルに格納する第三工程と、を有することを特徴とする障害発生原因分析方法。
【請求項4】 送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に、そのSQL文の内容を、送信元の情報と共にアクセスログファイルに記録するアクセスログ記録機能と、アクセスログファイルから障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理機能と、検索されたログレコードを障害ログレコードファイルに記録する障害ログレコード記録機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする障害発生原因分析プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース上で障害が発生した時、当該データベースへのクライアントからのアクセスログを解析することによって、その障害に関連した処理を特定する障害発生原因の分析装置,分析方法及び分析プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、データベースに発生した障害の原因を調査する場合、データベース管理システムの持つ標準のログファイル及びオペレーティングシステム(以下、OSという)の持つログファイルについての調査がまず最初に行われ、ここで得られた調査結果を分析することによって、データベース上で起こっている障害の内容を把握していた。また、障害の発生原因を分析するための従来技術には、データベース管理システム上で処理されていた機能のSQL文が原因となって障害が発生した場合に、その処理されていた機能のSQL文をログ上に出力する機能を有するものもあり、従来においてもデータベース管理システムの標準ログファイル及びOSのログファイルにより障害の発生原因を分析することは可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データベース管理システムのハングアップ等によりデータベース管理システムがログに記録できない状態になってしまった場合には、上記のような従来技術では、その障害の発生原因となった処理をログファイルより特定することが非常に困難であった。
【0004】そこで本発明の目的は、データベース管理システムで障害が発生した際、特に障害の発生に関連した情報をログファイル上に出力できない状態になった場合においても、その障害発生時に処理中であった機能のSQL文を特定し、その結果に基づいて障害発生の原因を効率良く分析可能な障害発生原因分析装置,分析方法及び分析プログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明の障害発生原因分析装置は、処理装置と、データベース管理システムプログラムを格納するプログラム格納部と、前記データベース管理システムプログラムにより管理されるデータベースと、前記処理装置によりログ管理が行われるアクセスログファイルと、障害発生原因である可能性の高いログレコードを格納するための障害ログレコードファイルとを備え、前記処理装置が、データベース管理システムプログラムに対して送信されたSQL文の内容を、前記送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に送信元クライアント情報と共に前記アクセスログファイルに記録するアクセスログ記録部と、前記アクセスログファイルから障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理部と、検索されたログレコードを前記障害ログレコードファイルに記録する障害ログレコード記録部とを有している。
【0006】また、本発明の障害発生原因分析装置における前記アクセスログ検索処理部は、アクセスログファイル内からアクセスログの「状態」項目に“開始”と記録されているレコードを検索した後、このレコードの「開始時刻」,「クライアントプロセスID」及び「SQL文」項目に記録される内容と同じ内容が記録され且つ「状態」項目に“終了”と記録されていないレコードを、アクセスログファイル内から検索して当該レコードを障害発生原因である可能性の高いログレコードとして取得するものである。
【0007】また、本発明の障害発生原因分析方法は、アクセスログファイル内からアクセスログの「状態」項目に“開始”と記録されているレコードを検索し、該当レコードを取得する第一工程と、第一工程にて取得したレコードの「開始時刻」,「クライアントプロセスID」及び「SQL文」項目に記録される内容と同じ内容が記録され且つ「状態」項目に“終了”と記録されていないレコードを、アクセスログファイル内から検索して当該レコードを障害発生原因である可能性の高いログレコードとして取得する第二工程と、第二工程にて取得したログレコードを障害ログレコードファイルに格納する第三工程と、を有している。
【0008】また、本発明の障害発生原因分析プログラムは、送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に、そのSQL文の内容を、送信元クライアント情報と共にアクセスログファイルに記録するアクセスログ記録機能と、アクセスログファイルから障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理機能と、検索されたログレコードを障害ログレコードファイルに記録する障害ログレコード記録機能とをコンピュータに実現させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態における障害発生原因の分析装置について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるサーバとしての障害発生原因分析装置の構成を示すブロック図である。
【0010】<障害発生原因分析装置の構成>図1において、サーバコンピュータ(障害発生原因分析装置)10とクライアントコンピュータ20,21とはインターネット等のネットワーク30を介して接続されている。前記サーバコンピュータ10には、各種処理動作を行う処理装置11と、データベース管理システムプログラムを格納するプログラム格納部12と、前記データベース管理システムプログラムにより管理されるデータベース13と、前記処理装置11によりログ管理が行われるアクセスログファイル14と、後述の如く障害発生原因である可能性の高いログレコードを格納するための障害ログレコードファイル15と、が備えられている。尚、本実施形態では二台のクライアントコンピュータ20,21が接続されているが、この台数は二台に限定されるものではない。
【0011】また前記処理装置11には、クライアントコンピュータ20,21からデータベース管理システムプログラムに対して送信されたSQL文の内容を、前記送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に送信元のクライアントプロセスID等の送信元クライアント情報と共にアクセスログファイル14に記録するアクセスログ記録部11aと、アクセスログファイル14から障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理部11bと、検索されたログレコードを障害ログレコードファイル15に記録する障害ログレコード記録部11cと、が備えられている。
【0012】<アクセスログの記録フォーマット>また、上記構成を有する本実施形態のサーバコンピュータ10において、前記アクセスログファイル14に記録されるアクセスログの記録フォーマットを図2を参照して説明する。図2はアクセスログファイル14に格納されるアクセスログの記録フォーマットの一例を示す図である。
【0013】図2に示すアクセスログの記録フォーマットは、「状態」,「開始時刻」,「終了時刻」,「クライアントプロセスID」,「SQL文」の各項目を有している。以下、各項目について説明する。「状態」項目は、該当するログレコードがSQL文の機能の実行前のものか、あるいは実行後のものかを示す項目であり、この項目には、実行前であれば“開始”,実行後であれば“終了”が記録される。また、「開始時刻」項目には該当するSQL文の処理を開始した(SQL文を受け取った)時刻が記録され、「終了時刻」項目にはSQL文の処理を正常に終了した時刻が記録される。更に、「クライアントプロセスID」項目には、該当するSQL文の処理を実行するクライアントプロセスに付与されたプロセスIDが記録され、「SQL文」項目にはSQL文の内容が記録される。
【0014】<通常時の処理動作>上記のような構成の障害発生原因分析装置をサーバコンピュータ10としたクライアントサーバシステムにおいて、通常時の障害発生原因分析装置10による処理動作は、以下のように行われている。
【0015】通常時のサーバコンピュータ10では、クライアントコンピュータ20,21からSQL文が送信されると、その送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に、送信元のクライアントプロセスID等の送信元クライアント情報と共にそのSQL文の内容を、処理装置11内のアクセスログ記録部11aが随時アクセスログファイル14に記録している。
【0016】<障害発生時における本装置による処理動作>次に、データベース管理システムで障害が発生した際における本実施形態の障害発生原因分析装置10による処理動作について、図3を参照して説明する。図3は、図2のような構成のアクセスログを解析する手順を示したフローチャートである。
【0017】まず処理装置内のアクセスログ検索処理部11bが、アクセスログファイル14内からアクセスログの「状態」項目に“開始”と記録されているレコードを検索する(ステップ101)。この検索の結果、該当するレコードがアクセスログファイル内に存在しない場合には本処理動作は終了し、該当するレコードが存在した場合には、その該当レコードをアクセスログファイル14から取得する(ステップ102,103)。次に、ステップ101にて取得したレコードの「開始時刻」,「クライアントプロセスID」及び「SQL文」項目に記録される内容と同じ内容が記録され且つ「状態」項目に“終了”と記録されているレコードを、ステップ101と同様に、アクセスログ検索処理部11bがアクセスログファイル14内から検索する(ステップ104)。
【0018】検索の結果、該当するレコードが存在する場合には、処理装置11において、取得レコードに関する処理は正常に終了したものであって障害の発生原因となってはいないと判断され、再度ステップ101からの処理動作が順次行われる。また該当レコードが存在しない場合には、「状態」項目に“開始”と記録されたログレコードに対応する“終了”のログレコードが存在しないことから、処理装置11において、取得レコードに関する処理は処理中に異常終了したものであると判断される。つまり、この取得レコードに関する処理は障害に関連したもの、換言すると、障害の発生原因である可能性の高い処理であると判断されるため、障害ログレコード記録部11cが、このログレコードをアクセスログファイル14とは別個の障害ログレコードファイル15に格納する(ステップ105,106)。
【0019】以上のようにステップ106までの処理動作が終了した後、再度ステップ101からの処理動作を実行し、アクセスログファイル14内の全ログレコードに対して1レコードずつ処理を繰り返し行っていく。このようにして、アクセスログファイル14から処理中に異常終了した処理のログレコードのみを取り出して特定することができ、この取り出したログレコードに基づいて容易に障害発生の原因を分析することが可能となる。具体的には、例えば図2のようなアクセスログについて本発明の障害発生原因分析装置10で解析処理を行った場合、ステップ104からステップ106までの処理動作によって、図2中の上から2番目のログレコードのみが障害ログレコードファイル15に格納される。これにより本実施形態では、2番目のログレコードが異常終了した処理のログレコードであり、このログレコードに関する処理が障害発生の原因であると特定することができる。また、複数のログレコードが障害ログレコードファイル15に格納される場合でも、障害発生の原因となる処理に関するログレコードが絞り込まれるため、障害発生原因の分析作業が効率良く行えることとなる。
【0020】<他実施形態>また、上記実施形態では、障害発生時に処理中であった機能のSQL文を特定し、障害発生の原因を分析可能な障害発生原因分析装置10及び該装置10による障害発生原因分析手順について説明したが、この障害発生原因の分析動作を容易にする手段としては、上記の障害発生原因分析装置10に限ったことではなく、本発明の処理動作を行うプログラムを作成し、サーバコンピュータ10における処理装置11に、このプログラムに基づいて処理動作を実行させるようにしてもよい。
【0021】具体的には、クライアントコンピュータ20,21から送信されたSQL文による処理の開始時及び正常終了時に、そのSQL文の内容を、送信元のクライアントプロセスID等の送信元クライアント情報と共にアクセスログファイル14に記録するアクセスログ記録機能と、アクセスログファイル14から障害発生原因である可能性の高いログレコードを検索,取得するアクセスログ検索処理機能と、検索されたログレコードを障害ログレコードファイル15に記録する障害ログレコード記録機能と、を処理装置に実現させるプログラムをプログラム格納部12に格納し、このプログラムに基づいて処理装置11が本発明の処理動作を行うようにサーバコンピュータ10を構成することで、上記実施形態の如く、アクセスログファイル14から処理中に異常終了した処理のログレコードのみを取り出して特定することができ、この取り出したログレコードに基づいて容易に障害発生の原因を分析することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、データベース管理システムがハングアップ状態になるような障害に陥ったとしても、障害発生時に処理中であったログレコードのSQL文を特定することができ、障害発生原因の分析を効率良く進めることが可能となる。




 

 


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