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発明の名称 TVモニタディスプレイ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−110877(P2003−110877A)
公開日 平成15年4月11日(2003.4.11)
出願番号 特願2002−242554(P2002−242554)
出願日 平成14年8月22日(2002.8.22)
代理人 【識別番号】100077481
【弁理士】
【氏名又は名称】谷 義一 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5C020
【Fターム(参考)】
5C020 AA04 AA31 AA35 
発明者 トーマス デビッド ガーリー / マーク アラン ニアーツウィック / ダニエル リー リニュー
要約 課題
信号処理能力を向上させる。

解決手段
TVモニタディスプレイは、ビデオ信号を処理しており、SYNCコンポーネントSを含むビデオディスプレイ信号YのソースSMを備えている。ビデオプロセッサU1はビデオディスプレイ信号Yを処理するためこの信号に結合されている。SYNC分離器SSはSYNCコンポーネントSから分離された同期信号Syを生成するため同期信号Syに結合されている。ビデオアンプ100は、SYNC分離器SSとビデオプロセッサU1に結合されていて、出力ビデオ信号Ys+を生成する。この出力ビデオ信号のSYNCコンポーネントS+は、ビデオアンプ100に結合されている分離同期信号Syに従ってアンプリチュードが増大する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ビデオ信号を処理するTVモニタディスプレイにおいて、SYNCコンポーネントを含むビデオディスプレイ信号のソースと、前記ビデオディスプレイ信号を処理するビデオプロセッサと、前記SYNCコンポーネントから同期信号を分離するSYNC分離器と、前記SYNC分離器及び前記ビデオプロセッサに結合されたビデオアンプであって、前記SYNC分離器により分離された同期信号に従って、前記SYNCコンポーネントのアンプリチュードを増幅するビデオアンプであって、出力ビデオ信号を生成するビデオアンプとを有することを特徴とするTVモニタディスプレイ。
【請求項2】 ビデオ信号を処理するTVモニタディスプレイにおいて、SYNCコンポーネントを含むビデオディスプレイ信号のソースと、前記ビデオディスプレイ信号を処理するビデオプロセッサであって、アンプリチュードが前記ビデオディスプレイ信号のSYNCパルスより大きいSYNCパルスコンポーネントを有する出力信号を生成するビデオプロセッサと、前記ビデオプロセッサに結合したSYNCアンプリチュードスライサであって、前記SYNCパルスコンポーネントのアンプリチュードを予め定めた値にするSYNCアンプリチュードスライサと、前記SYNCアンプリチュードスライサをイネーブル又はディスエーブルのいずれかにするコントローラであって、スライシングをイネーブルにして、前記出力信号を前記予め定めたアンプリチュードにし、他方、スライシングをディスエーブルにして、前記出力信号における前記SYNCパルスコンポーネントのアンプリチュードを維持するコントローラとを有することを特徴とするTVモニタディスプレイ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標準又は高精細度イメージのいずれかをディスプレイすることができるTV(television)モニタディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】TVレシーバモニタは、標準精細度入力信号にあっては水平走査周波数が15.734 kHz(1H)のビデオ入力信号を受信し、より高精細度入力信号にあっては水平走査周波数が公称2.14Hすなわち約33.6 kHzのビデオ入力信号を受信することができる。標準精細度すなわちSD、すなわち1H入力信号は、倍(double)走査周波数(2H)でディスプレイできるように処理される。水平走査周波数が2Hよりわずかに大きい高精細度入力信号は、アナログ回路により処理されディスプレイされる。このTVレシーバモニタでは、ディスプレイが走査周波数を標準精細度レートの2倍になるようにオペレートされるので、ディスプレイする前に、標準精細度信号を2H、すなわち倍周波走査レートにするため、アップコンバートする必要がある。典型的には、標準精細度信号はNTSC標準に従ったカラー情報でエンコードし、アップコンバートする前に、NTSC信号をルミナンス及びカラーコンポーネントにデコードする必要がある。これらのコンポーネントはデジタル化してデジタル信号ビットストリームを形成する。典型的には、この1Hデジタルビットストリームは、デインタレーサにより処理される。このデインタレーサはこの1Hデジタルビットストリームを1H走査周波数から2H走査周波数へデインタレースするか、アップコンバートするものである。そして、得られた倍周波数信号は、アナログ処理しディスプレイするため、デジタル・アナログ変換されアナログ2H信号が形成される。
【0003】このアナログ・デジタル変換(ADC)処理の前に、この入力信号はAGC(automatic gain control)される。これは、デジタル変換に際して、実質的に一定のアンプリチュードの信号を得るためである。このAGCシステムは、デジタル化するに際して修正がどの程度必要かを決定するため、結合されているルミナンス信号のSYNCパルスのアンプリチュードをモニタするものである。例えば、SYNC信号が大き過ぎたり小さ過ぎたりした場合には、このAGCシステムは、ビデオ信号が標準のビデオ対SYNCレシオでオリジネート(originate)されたと推定し、標準SYNCアンプリチュードを回復させるためオーバオールの信号ゲインを増減させる。このAGCシステムは、ビデオ対SYNCレシオが公称の2.5:1(100/40 IRE)のレシオと大幅に異なる場合を除き、かなり良くワークする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施態様においては、SYNC分離のために結合されるルミナンス信号、すなわちY信号上の同期パルスは、SYNC分離を向上させるため、アンプリチュードが伸張され増大される。しかしながら、このようにSYNCパルスのアンプリチュードが増大すると、ブロードキャストソースからオリジネートされたビデオ対SYNCアンプリチュードのレシオが除去される。そこで、この第2の実施態様では、ビデオAGC回路へフィードするに際して、固定された公称標準SYNCレベルを確立するため、伸長されたSYNCパルスがクリップされる。しかしながら、過渡信号割り込みは、例えば、通常のチャネル変更の間、電子番組ガイドをビューしながらチャネルを変更したため、チューニングするためケーブルボックスを使用したとき、自動チャネルサーチの間であって、しかも次のようなビデオ信号をチャネル又は入力ソース選択する間に生じる。上記ビデオ信号は、変化する低周波・高APL(average picture level)コンテントを含み、あるいは例えばテレバイズ(televise)されたフィルムリーダにより生成されるような垂直レートで黒から白に遷移する信号を含むものである。
【0005】上述したような過渡信号割り込みの間においては、第3の実施態様を利用することにより、新しい信号獲得(acquisition)が改善される。第3の実施態様においては、SYNCクリッパーがデフィート(defeat)され、標準SYNCパルスのアンプリチュードより大きなアンプリチュードがSYNC分離器及びデコーダに供給されるため、SYNC分離が改善された。信号獲得はAGC回路を用いることにより改善され、このため、一時的にビデオゲインが減少して、低周波・高APLコンテントに支配されるビデオ処理回路の信号処理能力が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は走査周波数をアップコンバートするレシーバモニタディスプレイを示す。このレシーバモニタディスプレイは、走査周波数が1Hの標準精細度又は公称2Hの高精細度のいずれかの種々のビデオ入力信号を受信することができる。ここで、SD、すなわち1H入力信号は、倍周波数レートでディスプレイできるように処理される。標準精細度信号は、セレクタマトリックスを介して、ビデオプロセッサIC U1、例えば Toshiba type TA1286NFに入力される。ユーザは、このセレクタマトリックスにより、種々のソースから選択することができる。種々のソースとしては、例えば、復調されたRF信号又はIF信号、ルミナンス及びエンコードされたサブキャリヤを備える外部YCコンポーネント信号、又はエンコードされたNTSC信号がある。まず、この外部コンポジットNTSC信号は、セレクタマトリックス(SM)に結合される前に、ルミナンスを分離しサブキャリヤをエンコードするため、コムフィルタリング(CF)される。ついで、ビデオプロセッサIC U1に入力される標準精細度(SD)入力は、ルミナンスと、エンコードされたサブキャリヤコンポーネント(YCとして知られる)の形態になっている。ビデオプロセッサIC U1には、SYNC分離器SSと、NTSCデコーダと、マトリックス部とが含まれる。このマトリックス部はデコードして色差信号、例えばR−Y及びB−Y、又はPr及びPbを生成する。ルミナンスすなわちY信号入力は、SYNC分離器SSを介してビデオプロセッサIC U1のピン18に結合される。SYNC分離器SSは(1H)SYNCパルスを分離して供給するものである。ルミナンス信号Yは、SYNCパルスを有しており、ピン4に出力され、適正にゲートされたSYNCパルスストレッチャ(stretcher)(後述する)を介して、マトリックススイッチであるオーバレイスイッチIC U2、例えばToshiba type TA1287Fに結合される。
【0007】ビデオガイド情報は、Gemstar(商標)回路モジュールにより生成されるが、アップコンバートする前に、オーバレイスイッチIC U2により、OSD(onscreen display)として処理するため、ファストスイッチ信号(FSW)とともにRGBビデオ信号に結合される。Gemstar(商標)OSD信号のスイッチングまたはミックスド・スーパインポーズ(mixed superimposition)は、ICU2により行なわれる。IC U2は、GemStar(商標)オリジナルのRGB OSD信号を、ルミナンスと、色差コンポーネント、例えばY R−Y B−Y、Y Pr Pb、又はYIQに変換するマトリックスを提供する。オーバレイスイッチIC U2からの出力は、適正な回路200、300、400(後述する)を介して、デジタルデコーダIC U3、例えばSamsung type KS0127Bに結合される。デジタルデコーダIC U3は、オーバレイスイッチIC U2から受信された、ルミナンス及びカラーリング信号をデジタル化し、CCIR標準656に準拠するデータストリームを形成する。このディスプレイシステムでは、水平及び垂直SYNC信号のマスタソースとして、デジタルデコーダIC U3に入力されるルミナンス信号から取り出されたSYNC信号が選択される。
【0008】デジタルコンポーネント信号ビットストリーム(Bs)は、デインタレーサシステムに結合される。このデインタレーサシステムは、デインタレーサIC U4、例えばGenesis Micro type gmVLX1A-Xと、フィルムモードコントローラICU6、例えばGenesis Micro type gmAFMCとを備えている。フィルムモードコントローラIC U6は、ICバスを介して、シャーシコントローラU8によりコントロールされ、シャーシコントローラU8との間で通信を行なっている。しかし、デインタレーサIC U4とフィルムモードコントローラIC U6の間の通信は、個別のデータバスを介して行なわれる。デインタレーサはデインタレーサIC U4内で開始される。デインタレーサIC U4は、各フィールドを32ビットSGRAMメモリIC U5、例えばAMIC type A45L9332にストアするために、入力されるコンポーネント・ビデオデータストリームを試験して、ラインを補間するための最上の方法を決定する。動き(motion)が検出されない場合には、本システムは前のフィールドからの情報を繰り返し、動きのない(non-moving)ビデオの完全なフレームを供給する。しかし、動きが検出された場合には、補間されたライン近傍のライン及びフィールドを用いて、垂直/時間軸(temporal)フィルタリングを行なって、本質的に動きアーティファクト(motion artifacto)のない補間された信号を供給する。フィルムモードコントローラIC、すなわちU6は、動きアーティファクトが5フィールドのレートで周期的に変化するかどうかをモニタして、元が24Hzのフィルムであるビデオ信号が存在するかどうかを検出する。このマルチフィールド繰り返し(repetition)レートは、いわゆる3:2プルダウンテレシネ(telecine)処理に起因する。この3:2プルダウンテレシネ処理は、毎秒24フレームのフィルムオリジナルから取り出された48個のオリジナルフィールドを周期的にデュープリケート(duplicate)することにより、60Hzという公称ディスプレイフィールドレートを作り出すために用いられる。そうすると、フィルムオリジナル素材(material)が検出されると、補間された信号を、前のフィールドからの時間軸(temporary)補正ラインと、アセンブルすることができる。得られた2H走査レートデジタルビデオは、3つの8ビットデータストリーム(Y,Pr,Pb)の形態のものであって、デインタレーサIC U4から出力されるものであり、デジタル・アナログ変換し、アナログ信号処理するため、ディスプレイする前に結合される。
【0009】ユーザによりディスプレイ信号が選択されると、過渡的な信号割り込みが生じ、この割り込みによりデコーダIC U3内で同期問題が生じる。信号割り込みが、例えば、普通のチャネル変更の間にあったり、番組ガイドオペレーション中にチャネル変更があったためにあったりする。チューンするための(チャネル選択のための)ケーブルボックスを使用していたり、自動チャネルサーチを行なっているときは、信号割り込み期間が長くなる。信号損失は、入力ソースから選択されるときに生じ、具体的には、希望する信号が高・低APL(average picture level)の低周波数レートで変化するピクチャを含むときに生じる。APLがこのように変化するのは、例えば、テレバイズされた(televised)フィルムリーダにより生成されるような、垂直周波数が黒(black)から白(white)へ遷移する信号に起因する。割り込みは、SYNC信号のアンプリチュードが頻繁に低くなるVCRリプレイ(replay)からの信号により行なうこともできる。図1の100、200、300は、リライアブル(reliable)でロバスト(robust)なSYNC分離機能を提供するために、採用されている。
【0010】図1のブロック100において、ビデオプロセッサU1から出力されたルミナンス信号(Lum)上の同期パルス(S)は、アンプリチュードが伸張されるか増幅される。既に述べたように、ビデオプロセッサIC U1はSYNC分離器(SS)を含んでおり、SYNC分離器(SS)により、SYNCパルスがルミナンス信号から取り出され、SYNC出力(Sy)がピン18に供給される。これら取り出されたSYNCパルス(Sy)は、ルミナンスSYNCパルス(S+)のアンプリチュードを増幅するために用いられる。その結果、SYNC分離器、例えばIC U3に含まれるようなSYNC分離機能が向上する。
【0011】SYNCアンプリチュードストレッチャは、次のようにオペレートする。SYNC分離器SSにより分離されたSYNCパルスは、ビデオプロセッサIC U1のピン18に結合され、このピン18には、NPNトランジスタQsのコレクタが内部抵抗を介して結合されており、電流がシンク(sink)される。ビデオプロセッサIC U1においては、ルミナンス信号(Lum)がリニアに処理され、出力(Ys)がピン4に出力される。ビデオプロセッサIC U1のピン4は、抵抗R1及びR2の直列回路を介して、ピン18に接続されている。PNPエミッタフォロワートランジスタQ1は、ベースに抵抗R1と抵抗R2のノードが接続されていて、出力信号(Ys+)を出力する。SYNCパルス(S)の期間において、トランジスタQsは、飽和して、ピン4のルミナンス信号(Ys)から電流を引き込む。すると、分離された各入力信号SYNCパルス(Sy)により、SYNCに応答した電流がピン18を介してビデオプロセッサIC U1に流れ込む。このSYNCに関係する電流により、SYNCパルス電圧が抵抗R1及びR2の直列回路に現れる。このSYNCパルス電圧は、実質的には、ピン4から出力されるルミナンス信号(Ys)上のSYNC信号コンポーネント(S)である。そこで、SYNCパルス期間において、適正にゲートされると、抵抗R1及びR2のノードのルミナンス信号のSYNCパルスコンポーネント(S)は、アンプリチュードが増大する。
【0012】各水平インターバルにあって、SYNC信号がピン18に現れず、トランジスタQsのコレクタがハイインピーダンスである期間において、抵抗R1と抵抗R2のノードからのルミナンス信号(Ys+)が、アンプリチュードを変化させずに、PNPエミッタフォロワーQ1のベースに結合される。エミッタフォロワーQ1は、アンプリチュードが増大したSYNCパルスを有するルミナンス信号Ys+を、オーバレイスイッチIC U2に結合する。SYNCがどのくらい伸長されるか、アンプリチュードがどのくらい変化するかは、抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値に依存する。SYNCパルスのアンプリチュードがこのように増大するので、SYNCのアンプリチュードが小さくても、リライアブルなSYNCの分離を保証するが、ブロードキャストソースからのルミナンス対SYNCアンプリチュードのレシオは失われる。
【0013】そこで、第2の実施態様においては、図1のブロック200で説明するように、伸長されたSYNCパルスはアンプリチュードがクリップされる。オーバレイスイッチIC U2により処理された後、伸長されたSYNCを有するルミナンス信号Ys+は、IC U2のピン14から出力され、ブロック200によりクリップされる。この結果、IC U3のビデオAGC回路にコンデンサC1を介して結合される前に、固定の公称標準SYNCレベルが確立される。
【0014】ブロック200においては、ゲートされたSYNCストレッチャ100により公称の標準信号が処理されたときクリップする他は、SYNCアンプリチュードを過度に補償しない。オーバレイスイッチIC U2においては、ルミナンス信号Y+が、バックポーチインターバルの間に、約4.7ボルトにクランプされてから、ピン14に出力される。トランジスタQ2のエミッタがSYNCアンプリチュードの公称標準値を除去するので、ピン14の出力をクリップすることができる。ルミナンス信号が4.7Vにクランプされるバックポーチ期間では、標準的なSYNCアンプリチュードが約4.4V(4.7−0.286V)でティップ(tip)されるのが良い。回路ブロック100において、SYNCアンプリチュードが増大するので、伸長されたSYNCティップを、4.3Vから4.35Vまでの電圧レンジ内に位置させることができる。
【0015】クリッパブロック200において、クリッピング電圧Vcは、抵抗R3及びR4により構成される抵抗分圧器により生成され、クリッピングトランジスタQ2のベースに結合される。トランジスタQ2のエミッタは、オーバレイスイッチU2の出力ピン14とコンデンサC1とのノードに結合される。SYNCクリッピングは、トランジスタQ2のエミッタのSYNCパルスの電圧が、トランジスタQ2のベースのクリッピング電圧以下の電圧Vbe(ベース−エミッタ電圧)になったときに、生じる。このクリッピング電圧は、固定抵抗により決定でき、あるいは所望のSYNCアンプリチュードを供給するために調整できる。
【0016】しかし、0.286Vの公称SYNCアンプリチュードを供給するため、クリップされるSYNCチップは、約4.41V(=4.7V−0.286V)である必要がある。そこで、公称SYNCアンプリチュードを得るため、トランジスタQ2のベースにおけるクリッピング電圧は5.06Vであることが必要である。この電圧は、公称SYNCチップ電圧にトランジスタQ2のベース−エミッタ電圧Vbeを加算して得られたものである。そこで、SYNCクリッパ200は、全ての1H SYNC信号を公称標準アンプリチュードに適合させる。この結果、リライアブルなSYNC分離が容易になり、後段でパフォームされるSYNCによるAGCに起因する不要なビデオアンプリチュードの変化を大幅に除去することができる。
【0017】既に述べたような過渡的な信号割り込みにおいては、新しい信号獲得が第3の実施態様によって改善される。図1のブロック300はSYNCクリッパ200を禁止する。ブロック300のこの禁止回路は、コントロールにより禁止されているSYNCクリッピングトランジスタQ2に結合されている。このため、伸長されたSYNCパルスが、過渡的な信号割り込みの間に、デコーダIC U2に供給される。ブロック300において、スイッチングトランジスタQ3は正のコントロール信号クリップキル(clip kill)Cpkによりターンオンされる。このコントロール信号クリップキルCpkは、抵抗R5及びR6により構成される抵抗分圧器を介してこのトランジスタQ3のベースに結合されている。
【0018】トランジスタQ3がターンオンされると、SYNCクリッピングトランジスタQ2のベースが、トランジスタQ3の飽和コレクタ電圧近くの電圧にホールドされるので、トランジスタQ2のエミッタはクリッピングされない。通常のオペレーションでは、トランジスタQ3は、コントロール信号クリップキルCpkによりターンオフされる。トランジスタQ3のベースには、抵抗R5及びR6により構成された抵抗分圧器を介して公称グランド電圧に結合されている。
【0019】コントロール信号クリップキルCpkは、デインタレーサIC U4により、ICバスを介してマルチプレクシングされ、汎用I/Oピン18に出力される。既に説明した例における信号割り込みにおいては、シャーシコントローラU8はオシレータアンロック(unlock)を検出し、クリップキル命令をICバスを介して出力する。この命令はSYNCクリッパ200を禁止し、SYNC分離器SSを許容し、アンプリチュードが増大したSYNCパルス(Ys+)をデコーダIC U3に供給する。これら伸長されたSYNCパルスにより、SYNCが効率良く分離され、加えて、AGC回路がビデオゲインを減少させるから、ピクチャレベル信号が変化し平均値が大きくなったときのビデオ処理における不安定性が実質的に除去される。であるから、新しいディスプレイソースを選択している間は、システムが獲得しディスプレイする時間が軽減され、不要な過渡的なディスプレイアーティファクトが大幅に防止される。
【0020】電子番組ガイドをディスプレイしている間に、電子番組ガイドをチューニングすると、すなわちチャネルを変えると、同様のビジュアル妨害が生じる。このような電子番組ガイドをチューニングしている間、GEMSTAR(商標)モジュールからのオーバレイスイッチコントロールライン、すなわちFSWが、瞬間的にオーバライドされる。この結果、デコーダIC U3に結合するために新たに選択された信号ソースがオーバレイスイッチIC U2により選択される。このため、このSYNCシステムを新しい信号にロック(lock)することができるSYNC分離を容易にする。SYNC獲得のこの短い期間において、オーバレイスイッチIC U2は、OSD(on screen display)のために結合されるガイド信号(RGB)をディスプレイするため、スイッチバックされる。
【0021】ディスプレイ信号が変化して再選択されたとき、ガイドOSDをオーバレイスイッチIC U2内でトグルするため、フラッシュ(flash)される。スイッチグアーチファクトが見えるかどうかは、ディスプレイバックグランドのビデオコンテントに依存する。しかしながら、伸長されたSYNCクリッピングを、信号ソーススイッチングの間、禁止することにより、SYNCアンプリチュードが優先して増大されたため、これに対応して、ビデオ信号アンプリチュードがAGCにより減少され、ガイドが再選択されたときに視認されるピクチャディスターバンスが著しく減少する。
【0022】図2はレシーバモニタ内のチューナによるチューニング手順を説明するためのタイムラインを示す。チューニングは、ICバス命令、例えば、ユーザコマンドに応答してシャーシマイクロコントローラ例えばU8により生成されるスタート信号選択(START S. SEL)により開始される。チューニングが開始されると、バスコマンド(INH. SYNC CLIP)がバスを介して出力され、デコーダIC U3によりデコードされ、その結果、ブロック300によりSYNCクリッパ200が禁止される。これら2つのバス命令は、タイムt1からシーケンシャルに生成される。タイムt2において、このチューナが、新しく選択された伝送を獲得すると、信号選択(END S. SEL)メッセージのエンド(end)がこのチューナにより生成され、このバスを介して、シャーシコントローラU8に送信される。チューニング完了信号(END S. SEL)が受信されると、コントローラU8はバスコマンドを出力する。このバスコマンドは当該禁止を除去し、回路ブロック200によるSYNCクリッピング(RST. SYNC CLIP)をリストアする。
【0023】タイムt2において、新しい信号ソースから信号が獲得されると、シャーシコントローラU8はデコーダIC U3をポーリングし、デコーダIC U3のステータスレジスタの水平ロックビットのステータスを要求する。このH−ロックビットは、デコーダIC U3内のライン(H)ロックド(locked)クロックジェネレータと、新しく選択されたソースからの水平SYNC波形との間の同期を表す。新しい入力波形がラインロックドクロックジェネレータにより獲得されている間、水平ロックビットはデジタル0にセットされ、そしてロックが行なわれると、この水平ロックビットはデジタル1に変更される。
【0024】ついで、タイムt3において、チャネルが変更されてから約100 mille sec後において、このシャーシコントローラU8は、デコーダテータスH−ロックビットをポーリングして、当該獲得が成功したかどうかをチェックするか、クロックジェネレータインスタビリティ、例えば、新しい信号ソースに現れる、変更されたAPLに起因するインスタビリティを検出する。仮に、当該ステータスビットがロックド状態を示している場合には、コレクティブ(corrective)コントロール命令はコントローラU8から出力されない。
【0025】しかしながら、仮にステータスビットH−ロックがアンロックドであるか、アンステーブル状態を示す場合には、コントローラU8は、タイムt4、すなわちタイムt3から約100 mille sec後に、第2のポーリングを行い、また、仮にデコーダIC U3が、連続するアンロック状態をシグナルした場合には、シャーシコントローラは、タイムt5において、SYNCクリップ禁止命令を発行する。そうすると、既に説明したが、SYNCパルスのアンプリチュードが増大し、デコーダIC U3内のビデオアンプリチュードが減少する。
【0026】タイムt6、t7、及びt8において、コントローラU8はデコーダIC U3からのステータスビットをポーリングし、SYNCクリッパ200を禁止状態に維持する。この例におけるタイムt8においてポーリングされたステータスビットH−ロックは、SYNCクリッピングがICバス命令RST SYNC CLIPによりリストアされるロックド状態を示す。このICバス命令RST SYNC CLIPとはSYNCクリッパ200から当該禁止状態をリムーブ(remove)するものである。この例におけるアンロックド期間、すなわちt3からt8までの期間における状態は、大きなアンプリチュード、垂直レート、黒から白への遷移を含むビデオコンテントを有する信号を選択したときに、生じる可能性がある。このようなビデオ信号の例としてはモノスコープ(monoscope)パターンすなわちテレシネフィルムリーダがあるが、このテレシネフイルムリーダにより、APLが大きく変化する低周波信号が生じる。このような低周波信号が生じると、デコーダICU3において、垂直処理が適正に行なわれず、その結果、擬似(spurious)垂直パルスが生じ、タイミングが適正でない(mis-timed)水平SYNCとクランプパルスが生じ、これらパルスに起因して、ディスプレイされているピクチャが撹乱される。このようにAPLにより同期がとれないと、一過性でなく再現される可能性のある視認できるディスプレイ・アーティファクトが生じる。
【0027】外部ケーブルボックスがチャネル選択のために用いられると、信号獲得がシグナルされないので、正確なチューニングタイムは知らされない。ケーブルボックス製造会社により指定された最大チューニングタイム、例えば7.5secの間、ディスプレイがブランク(blank)にされる。ディスプレイがブランクされるのに加えて、不要なアーティファクトをディスプレイせずにスムーズにディスプレイを移行させるため、SYNCクリッパが同一の期間の間、禁止される。よって、図2に示すコントロールイベントのシーケンスは、内部チューナに関するコントロールイベントのシーケンスと本質的に同一である。ただし、タイムt1とタイムt2との間の時間間隔は、固定された最大値であって、レジデント(resident)チューナによる信号獲得に起因する短い期間とは異なる。
【0028】チャネルサーチ、すなわち自動チューニング状態は、非常に長いチューニングと考えることができるが、既に説明した理由から、SYNCクリッパが禁止される。このSYNCクリッパが禁止されると、大きなSYNC信号がデコーダに供給され、このデコーダは、SYNC分離器により、垂直レート低周波APL変化から垂直SYNC信号を区別し、デコーダロッキングとリカバリを開始する。




 

 


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