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発明の名称 設定情報管理システム、ボタン電話装置およびサービスセンタ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−125431(P2003−125431A)
公開日 平成15年4月25日(2003.4.25)
出願番号 特願2001−318856(P2001−318856)
出願日 平成13年10月17日(2001.10.17)
代理人 【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
【テーマコード(参考)】
5K024
5K036
5K049
【Fターム(参考)】
5K024 AA11 CC04 DD01 EE01 GG01 GG05 GG07 
5K036 AA12 BB02 DD32 EE13 GG03 JJ03 JJ05
5K049 AA10 BB02 BB12 BB21
発明者 小山田 昌和 / 篠内 勝 / 小野塚 勝彦
要約 課題
発信者IDや発信者名の登録に要する作業負担を軽減でき、人的な入力ミスの発生を回避できるようにする。

解決手段
サービスセンタ装置1において、ボタン電話装置5の設定情報とともに発信者IDや発信者名を登録する際、ボタン電話装置5からの着信時に電話網2側から通知されるボタン電話装置5の発信者IDや発信者名をサービスセンタ装置1で受信し、その発信者名をボタン電話装置5からの設定情報とともに設定情報DB12へ登録する。また、サービスセンタ装置1からボタン電話装置5へ発信者名を通知し、ボタン電話装置5でその発信者名を受信して自装置内のメモリ55へ登録する。
特許請求の範囲
【請求項1】 着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて前記電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、前記電話網に接続されて前記ボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、前記電話網を介して前記ボタン電話装置の設定情報を前記サービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムであって、前記ボタン電話装置は、前記設定情報を前記サービスセンタ装置へ登録する際、前記電話網を介して前記サービスセンタ装置へ発信し、前記サービスセンタ装置での着信応答に応じて前記設定情報を送信するセンタ登録手段を有し、前記サービスセンタ装置は、着信時に前記電話網から通知された発信者情報を受信するとともに、当該着信へ自動応答して前記ボタン電話装置からの前記設定情報を受信し、この設定情報と前記発信者情報に含まれる発信者IDおよび発信者名とを対応付けて前記設定情報データベースへ登録する登録受付手段を有することを特徴とする設定情報管理システム。
【請求項2】 請求項1記載の設定情報管理システムにおいて、前記登録受付手段は、少なくとも前記着信時に前記電話網から通知された発信者情報に含まれる前記発信者名を前記ボタン電話装置へ送信し、前記センタ登録手段は、前記サービスセンタ装置からの前記発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名として前記メモリへ登録することを特徴とする設定情報管理システム。
【請求項3】 請求項1記載の設定情報管理システムにおいて、前記サービスセンタ装置は、前記設定情報データベースへ登録された前記ボタン電話装置の発信者名を前記ボタン電話装置へ通知する際、前記電話網を介して前記ボタン電話装置へ発信し、前記ボタン電話装置での着信応答に応じて前記設定情報データベースから取得した前記ボタン電話装置の発信者名を前記ボタン電話装置へ送信する発信者名通知手段をさらに有し、前記ボタン電話装置は、前記サービスセンタ装置からの着信へ応答した後、前記サービスセンタ装置からの前記発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名として前記メモリへ登録する発信者名登録手段をさらに有することを特徴とする設定情報管理システム。
【請求項4】 請求項2または3記載の設定情報管理システムにおいて、前記ボタン電話装置は、前記サービスセンタ装置から受信した前記発信者名を前記子機のいずれかで表示する表示手段をさらに有することを特徴とする設定情報管理システム。
【請求項5】 着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて前記電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、前記電話網に接続されて前記ボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、前記電話網を介して前記ボタン電話装置の設定情報を前記サービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムで用いられるボタン電話装置であって、前記設定情報を前記サービスセンタ装置へ登録する際、前記電話網を介して前記サービスセンタ装置へ発信し、前記サービスセンタ装置での着信応答に応じて前記設定情報を送信し、前記サービスセンタ装置からの前記発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名として前記メモリへ登録するセンタ登録手段を備えることを特徴とするボタン電話装置。
【請求項6】 請求項5記載のボタン電話装置において、前記サービスセンタ装置から受信した前記発信者名を前記子機のいずれかで表示する表示手段をさらに備えることを特徴とするボタン電話装置。
【請求項7】 着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて前記電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、前記電話網に接続されて前記ボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、前記電話網を介して前記ボタン電話装置の設定情報を前記サービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムで用いられるサービスセンタ装置であって、着信時に前記電話網から通知された発信者情報を受信するとともに、当該着信へ自動応答して前記ボタン電話装置からの前記設定情報を受信し、この設定情報と前記発信者情報に含まれる発信者ID号および発信者名とを対応付けて前記設定情報データベースへ登録する登録受付手段を備えることを特徴とするサービスセンタ装置。
【請求項8】 請求項7記載のサービスセンタ装置において、前記登録受付手段は、少なくとも前記着信時に前記電話網から通知された発信者情報に含まれる前記発信者名を前記ボタン電話装置へ送信することを特徴とするサービスセンタ装置。
【請求項9】 請求項7記載のサービスセンタ装置において、前記サービスセンタ装置は、前記設定情報データベースへ登録された前記ボタン電話装置の発信者名を前記ボタン電話装置へ通知する際、前記電話網を介して前記ボタン電話装置へ発信し、前記ボタン電話装置での着信応答に応じて前記設定情報データベースから取得した前記ボタン電話装置の発信者名を前記ボタン電話装置へ送信する発信者名通知手段をさらに備えることを特徴とするサービスセンタ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン電話装置およびサービスセンタ装置に関し、特にボタン電話装置の設定情報をサービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システム、ボタン電話装置およびサービスセンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話装置では、顧客に対する各種機能の設定や管理のための作業負担を軽減するため、サービスセンタ装置でボタン電話装置の各種機能の設定内容を示す設定情報を管理し、必要に応じてその設定情報に基づき当該ボタン電話装置をメンテナンスする設定情報管理システムが導入されつつある。このような設定情報管理システムでは、ボタン電話装置とサービスセンタ装置との間でデータ通信を行うことにより、ボタン電話装置にすでに設定されている設定情報をサービスセンタ装置へ送信し、サービスセンタ装置でこれを受信して設定情報データベースへ登録して管理するものとなっている。
【0003】また、登録の際、設定情報と顧客との対応付けを行うため、顧客情報としてその顧客に連絡するための発信者ID(例えば、発信者電話番号)や発信者名なども登録を行う。このとき、発信者IDや発信者名については、口頭連絡あるいは顧客から提出された申し込み書類により、サービスセンタ装置で登録するものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の設定情報管理システムでは、口頭連絡あるいは顧客から提出された申し込み書類に基づき、サービスセンタ装置で顧客名称として企業名などの発信者名を登録していたため、作業負担が増加し、人的な入力ミスが発生する原因となっていた。本発明はこのような課題を解決するためのものであり、発信者IDや発信者名の登録に要する作業負担を軽減でき、人的な入力ミスの発生を回避できる設定情報管理システム、ボタン電話装置およびサービスセンタ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために、本発明にかかる設定情報管理システムは、着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、電話網に接続されてボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、電話網を介してボタン電話装置の設定情報をサービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムであって、ボタン電話装置に、設定情報をサービスセンタ装置へ登録する際、電話網を介してサービスセンタ装置へ発信し、サービスセンタ装置での着信応答に応じて設定情報を送信するセンタ登録手段を設け、サービスセンタ装置に、着信時に電話網から通知された発信者情報を受信するとともに、当該着信へ自動応答してボタン電話装置からの設定情報を受信し、この設定情報と発信者情報に含まれる発信者IDおよび発信者名とを対応付けて設定情報データベースへ登録する登録受付手段を設けたものである。
【0006】ボタン電話装置へ発明者名を登録する際には、登録受付手段で、少なくとも着信時に電話網から通知された発信者情報に含まれる発信者名をボタン電話装置へ送信し、センタ登録手段で、サービスセンタ装置からの発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名としてメモリへ登録するようにしてもよい。
【0007】設定情報データベースへ登録されたボタン電話装置の発信者名をボタン電話装置へ通知する際、サービスセンタ装置の発信者名通知手段で、電話網を介してボタン電話装置へ発信し、ボタン電話装置での着信応答に応じて設定情報データベースから取得したボタン電話装置の発信者名をボタン電話装置へ送信し、ボタン電話装置の発信者名登録手段で、サービスセンタ装置からの着信へ応答した後、サービスセンタ装置からの発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名としてメモリへ登録するようにしてもよい。
【0008】設定した発信者名を確認する際、ボタン電話装置の表示手段で、サービスセンタ装置から受信した発信者名を子機のいずれかで表示するようにしてもよい。
【0009】また、本発明にかかるボタン電話装置は、着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、電話網に接続されてボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、電話網を介してボタン電話装置の設定情報をサービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムで用いられるボタン電話装置であって、設定情報をサービスセンタ装置へ登録する際、電話網を介してサービスセンタ装置へ発信し、サービスセンタ装置での着信応答に応じて設定情報を送信し、サービスセンタ装置からの発信者名を受信し、その発信者名を自装置の発信者名としてメモリへ登録するセンタ登録手段を備えるものである。
【0010】設定した発信者名を確認する際、表示手段を設けて、サービスセンタ装置から受信した発信者名を子機のいずれかで表示するようにしてもよい。
【0011】また、本発明にかかるサービスセンタ装置は、着信時に発信側に関する発信者情報を着信側へ通知する電話網と、この電話網からの電話回線に接続された主装置で予め自装置のメモリに登録されている設定情報を用いて電話回線と複数の子機とを交換接続するボタン電話装置と、電話網に接続されてボタン電話装置の設定情報を自装置の設定情報データベースへ登録するサービスセンタ装置とからなり、電話網を介してボタン電話装置の設定情報をサービスセンタ装置へ登録して管理する設定情報管理システムで用いられるサービスセンタ装置であって、着信時に電話網から通知された発信者情報を受信するとともに、当該着信へ自動応答してボタン電話装置からの設定情報を受信し、この設定情報と発信者情報に含まれる発信者ID号および発信者名とを対応付けて設定情報データベースへ登録する登録受付手段を備えるものである。
【0012】ボタン電話装置へ発明者名を登録する際には、登録受付手段で、少なくとも着信時に電話網から通知された発信者情報に含まれる発信者名をボタン電話装置へ送信するようにしてもよい。
【0013】設定情報データベースへ登録されたボタン電話装置の発信者名をボタン電話装置へ通知する際、サービスセンタ装置の発信者名通知手段で、電話網を介してボタン電話装置へ発信し、ボタン電話装置での着信応答に応じて設定情報データベースから取得したボタン電話装置の発信者名をボタン電話装置へ送信するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態にかかる設定情報管理システムの構成を示すブロック図である。この設定情報管理システムは、設定情報を管理するサービスセンタ装置1、ボタン電話装置5およびこれらを交換接続するとともに着信時に発信者情報を着信先へ通知する電話網2とから構成されている。以下では、設定情報管理システムとしてボタン電話装置5が1つの場合を例として説明するが、実際にはサービスセンタ装置1で複数のボタン電話装置5の設定情報を管理している。
【0015】この電話網2には、電話回線31を介してボタン電話装置5を収容する発側交換機21、電話回線32を介してサービスセンタ装置1を終了する着側交換機22、および着側交換機22に接続され発信者IDと発信者名とを対応付けて管理する発信者DB(データベース)とが設けられている。なお、発信者IDとは発信者を示す網上の識別情報であり、電話網2では発信者電話番号が用いられる。
【0016】図2はサービスセンタ装置の構成を示すブロック図である。このサービスセンタ装置1は、ボタン電話装置5の動作に用いる設定情報を管理する装置であり、全体としてコンピュータから構成され、外線I/F11、設定情報DB12、制御部13、画面表示部14および操作入力部15が設けられている。外線I/F11は、アナログの電話回線32を終端制御する回路部である。この外線I/F11には、電話回線に到来する着信信号を検出する着信検出機能、電話回線の直流ループの開放状態を検出する開ループ検出機能、相手応答検出のため電話回線のリバースを検出するリバース検出機能、電話回線の直流ループを閉結するループ閉結機能、電話回線へダイヤル信号を送出するダイヤル機能、網側からの発信者情報として発信者IDや発信者名などを示すモデム信号を受信するモデム機能などが設けられている。
【0017】設定情報DB12は、各ボタン電話装置の設定情報を記憶するハードディスクなどの固定記憶装置である。制御部13は、所定のプログラムを実行することにより装置全体を制御するCPUなどのマイクロプロセッサおよびその周辺回路からなる回路部である。画面表示部14は、制御部13の処理状況や設定情報DB12に格納されている設定情報を画面表示するためのモニタ装置である。操作入力部15は、キーボードやマウスなどからなり、制御部13での処理動作を指示する操作を入力するための回路部である。
【0018】図3はボタン電話装置の構成を示すブロック図である。このボタン電話装置は、電話網2からの電話回線31に接続される主装置50と、この主装置50に接続されて各種電話機能を提供する子機(ボタン電話機)60(60a〜60n)とから構成されている。主装置50には、電話回線31ここではアナログの外線La〜Lmをそれぞれ終端制御する外線I/F51(51a〜51m)、外線La〜Lmと子機60a〜60n間の通話パスを形成するための通話路スイッチ52、子機60a〜60nのインタフェースである内線I/F53、ボタン電話装置全体を制御するための制御部54、および設定情報や電話帳さらには短縮ダイヤルを記憶するメモリ55が設けられている。
【0019】制御部54は、CPUとその周辺回路から構成され、CPU内部やメモリ55に予め格納されているプログラムを読み込んで実行することにより、各種処理動作を実現する。また、子機60には、主装置50とデータ伝送を行うための伝送回路61、通話回路62、子機全体を制御する制御部63、メモリ64、表示部65、ブザー66、ダイヤルキー67、および機能キー68が設けられている。制御部63は、CPUとその周辺回路から構成され、CPU内部やメモリ64に予め格納されているプログラムを読み込んで実行することにより子機全体を制御する。
【0020】なお、主装置50の外線I/F51a〜51mには、電話回線に到来する着信信号を検出する着信検出機能、電話回線の直流ループの開放状態を検出する開ループ検出機能、相手応答検出のため電話回線のリバースを検出するリバース検出機能、電話回線の直流ループを閉結するループ閉結機能、電話回線へダイヤル信号を送出するダイヤル機能、網側からの発信者情報として発信者IDや発信者名などを示すモデム信号を受信するモデム機能などが設けられている。これにより、電話回線31、電話網2および電話回線32を介してサービスセンタ装置1と接続されてデータ通信が行われ、設定情報さらには発信者名などの各種情報がやり取りされる。
【0021】次に、図4を参照して、本発明の動作を説明する。図4は、本実施の形態にかかる設定情報管理システムの登録処理動作を示すフローチャートであり、図4(a)はボタン電話装置でのサービスセンタ登録処理を示し、図4(b)はサービスセンタ装置1での登録受付処理を示している。ボタン電話装置5では、主装置50の制御部54において、任意の子機60でのセンタ登録操作が検出された場合、図4(a)のサービスセンタ登録処理を開始する。
【0022】まず、予めメモリ55に登録されているサービスセンタ装置1の電話番号を用いて、いずれか空き外線の外線I/F部51を制御してダイヤル発信する。電話網2の発側交換機21では、ボタン電話装置5からの発信を検出して、そのダイヤル信号に対応する相手先電話番号の加入者すなわちサービスセンタ装置1を収容する着側交換機22へ着信を通知する。着側交換機22では、これに応じて発信者IDここではボタン電話装置5の電話番号に基づき発信者名DB23を検索し、対応する発信者名を取得する。
【0023】図5に発信者名DBの構成例を示す。発信者名DB23では、発信者IDとその発信者名とが対応付けて予め登録されている。着側交換機22では、このような発信者名DB23を参照して、発側交換機21から通知された発信者IDと対応する発信者名を検索する。そして、着信先となるサービスセンタ装置1を呼び出す際、その発信者名を通知する。
【0024】図6は発信者名通知処理を示すシーケンス図であり、図6(a)はアナログ回線用の発信者名通知処理であり、図6(b)はISDN回線用の発信者名通知処理である。電話回線32がアナログ回線の場合は、図6(a)に示すように、まず着側交換機22では、サービスセンタ装置1の呼び出しに先立ち、16Hzの受信端末起動信号を情報受信端末10Bへ送出する(ステップ200)。これに応じてサービスセンタ装置1の制御部13では、外線I/F11を介してこの受信端末起動信号を検出して回線の直流ループを閉結し一次応答信号を送信する(ステップ201)。
【0025】着側交換機22は、この回線直流ループ閉結に基づく一次応答信号により、サービスセンタ装置1側の応答を認識すると、前述した発信者IDとその発信者名とをモデム信号によりサービスセンタ装置1へ通知する(ステップ202)。サービスセンタ装置1の制御部13は、外線I/F11を介して着側交換機22から通知された発信者IDと発信者名とを受信すると、閉結していた回線の直流ループを開放するして受信完了信号を送信する(ステップ203)。
【0026】着側交換機22は、この受信完了信号を検出すると、サービスセンタ装置1へ16Hzの呼出信号を送出する(ステップ204)。サービスセンタ装置1の制御部13では外線I/F11を介してこの着信信号を検出し、その電話回線32を捕捉することにより自動応答する。これにより、回線の直流ループが閉結されると、この回線直流ループ閉結が二次応答信号として着側交換機200へ伝達され、着側交換機22ではサービスセンタ装置1の着信応答を認識することになる。この着信応答が発側交換機21へ伝えられ、ボタン電話装置5とサービスセンタ装置1との通話路が形成されてデータ通信が開始される。
【0027】上記のようにして、サービスセンタ装置1では、図4(b)に示すように、ボタン電話装置5の発信者IDと発信者名とを電話網2からモデム信号により受信し(ステップ110)、着信自動応答を行う(ステップ111)。一方、ボタン電話装置5の制御部54では、外線I/F部51を介して相手応答を検出し(ステップ101:YES)、メモリ55に格納されている設定情報を読み出して、サービスセンタ装置1へモデム信号により送信する(ステップ102)。
【0028】サービスセンタ装置1の制御部13では、外線I/F11を介してボタン電話装置5からの設定情報を受信し(ステップ112)、その設定情報を設定情報DB12へ登録する(ステップ113)。さらに、着信時に網側から受信した発信者IDと発信者名とをその設定情報と関連させて設定情報DB12へ登録する(ステップ114)。図7に設定情報DBの構成例を示す。ここでは、設定情報として、各外線La〜Lmの電話番号、各外線La〜Lmに対する子機の外線発信規制など、ボタン電話装置5の動作に用いる各種設定情報が格納される。また、これと対応付けて、網側から受信したボタン電話装置5の発信者ID「03−3493−7229」が顧客発信者IDとして登録され、網側から受信したボタン電話装置5の発信者名「○○株式会社」が顧客発信者名として登録されている。
【0029】その後、サービスセンタ装置1の制御部13では、少なくとも当該発信者名を外線I/F11を介してボタン電話装置5へ送信し(ステップ115)、電話回線32を開放して終話し(ステップ116)、一連の登録受付処理を終了する。ボタン電話装置5の制御部54では、外線I/F51を介してサービスセンタ装置1からの発信者名を受信し(ステップ103)、その発信者名をメモリ55へ登録する(ステップ104)。そして、外線I/F51を制御して、電話回線31を開放して終話し(ステップ105)、一連のセンタ登録処理を終了する。
【0030】このように、本実施の形態では、サービスセンタ装置1において、ボタン電話装置5の設定情報とともに発信者IDおよび発信者名を登録する際、当該ボタン電話装置からの着信時にサービスセンタ装置1で受信した網側からの発信者IDおよび発信者名を登録するようにしたので、従来のように、口頭連絡あるいは顧客から提出された申し込み書類に基づき発信者名を登録する場合と比較して、サービスセンタ装置1での登録作業負担が全くなくなり、人的な入力ミスの発生を完全に回避できる。特に、ボタン電話装置にワープロのような漢字入力機能を設けることなく、アルファベットや数字以外の漢字や記号を用いた発信者名についても対応できる。
【0031】また、サービスセンタ装置1からボタン電話装置5へ少なくとも発信者名を通知し、ボタン電話装置5でその発信者名を受信して自装置内のメモリへ登録するようにしたので、サービスセンタ装置1側とボタン電話装置5側との発信者名を容易に一致させることができる。これにより、サービスセンタ装置1に登録されている設定情報に基づきボタン電話装置5をメンテナンスする際、その両者の不一致による不具合を完全に回避できる。なお、サービスセンタ装置1の設定情報DB12には、設定情報と対応させて発信者名のみを登録するようにしてもよい。また、サービスセンタ装置1から発信者名だけでなく発信者IDも通知してボタン電話装置5で登録するようにしてもよい。
【0032】以上では、電話回線32がアナログ回線の場合を例として説明したが、ISDN回線の場合は、図6(b)のようになる。なお、この場合、外線I/F11にISDN回線を終端する機能が設けられているものとする。まず、サービスセンタ装置1への着信時に、着側交換機22から、「CNG」(“発番号情報要素”)すなわちボタン電話装置5の電話番号と、「CRI−INV(Caller Related Infomation-INV)」(発信者関連文字情報オペレーション)を含んだ「FAC」(“ファシリティ”)情報要素すなわち発信者名とからなる「SETUP」(「呼設定」メッセージ)をサービスセンタ装置1へ送信する(ステップ210)。
【0033】これに応じて、サービスセンタ装置1の制御部13は、外線I/F11を介してこの「呼設定」メッセージを受信してボタン電話装置5の電話番号と発信者名とを識別する。そして、「CALLPROC」(「呼設定受付」メッセージ)を着側交換機22に送信するとともに(ステップ211)、続いてそれぞれ「ALERT」(「呼出」メッセージ)および「CONN」(「応答」メッセージ)を着側交換機22へ送信する(ステップ212,213)。着側交換機22は、これらのメッセージを受信すると、「CONNACK」(「応答確認」メッセージ)をサービスセンタ装置1へ返送する。したがって、電話回線32がISDN回線の場合であっても、上記のようにしてサービスセンタ装置1の制御部13で、着側交換機22から発信者IDと発信者名とを受信でき、前述した図4(a)と同様の登録受付処理を実行できる。
【0034】次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる設定情報管理システムについて説明する。図8は本実施の形態にかかる設定情報管理システムの発信者名登録処理動作を示すフローチャートであり、図8(a)はサービスセンタ装置1での発信者名通知処理を示し、図8(b)はボタン電話装置での発信者名登録処理を示している。前述した第1の実施の形態では、ボタン電話装置5から設定情報をサービスセンタ装置へ登録した際、サービスセンタ装置1から通知された発信者名をボタン電話装置5へ登録する場合について説明したが、本実施の形態では、設定情報の登録動作とは異なるタイミングで、サービスセンタ装置1からボタン電話装置5へ改めて発信して発信者名を通知し、ボタン電話装置5でその発信者名を登録する場合について説明する。
【0035】サービスセンタ装置1の制御部13では、操作入力部15での発信者名通知要求操作に応じて、図8(a)に示す発信者名通知処理を開始する。まず、外線I/F11を介して電話回線32を捕捉し、設定情報DB12からボタン電話装置5の電話番号を取得してダイヤル発信する(ステップ120)。そして、ボタン電話装置5での着信応答が外線I/F11で確認された後(ステップ121:YES)、設定情報DB12からボタン電話装置5の発信者名を取得して(ステップ122)、外線I/F11からモデム信号によりその発信者名を送信し(ステップ123)、送信完了後にボタン電話装置5との通話(データ通信)を終話して(ステップ124)、一連の発信者名通知処理を終了する。
【0036】一方、ボタン電話装置5の制御部54では、電話網2からの着信に対していずれかの子機60で着信応答した後、機能キー68での発信者名登録指示操作が検出された場合、図8(b)の発信者名登録処理を開始する。まず、サービスセンタ装置1とモデム信号によりデータ通信を行うことにより発信者名を受信して、上記子機60の表示部65へその発信者名を表示する(ステップ130)。そして、その発信者名を自装置の発信者名としてメモリ55へ登録し(ステップ131)、外線I/F51を制御してサービスセンタ装置1との通話(データ通信)を終話して(ステップ132)、一連の発信者名登録処理を終了する。
【0037】このように、サービスセンタ装置1からボタン電話装置5へ発信して、対応する発明者名を通知し、ボタン電話装置5で登録するようにしたので、ボタン電話装置5からサービスセンタ装置1へ設定情報を登録する際だけでなく、必要に応じてボタン電話装置5の発信者名を登録できる。したがって、発信者名が変更された場合でも、設定情報の登録に関係なくボタン電話装置の発信者名を更新することができ、柔軟に対応できる。
【0038】次に、図9を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる設定情報管理システムについて説明する。図9はボタン電話装置での発信者名登録処理を示すフローチャートである。前述した第1の実施の形態では、ボタン電話装置5で発信者名を登録する際、サービスセンタ装置1から通知された発信者名を用いる場合について説明したが、本実施の形態では、網側から通知された発信者名を用いる場合について説明する。
【0039】ボタン電話装置5では、主装置50の制御部54において、任意の子機60での発信者名登録操作が検出された場合、図8の発信者名登録処理を開始する。まず、予めメモリ55に登録されている自装置1の電話番号を用いて、その電話番号以外の空き外線の外線I/F部51を制御してダイヤル発信する(ステップ150)。電話網2の発側交換機21では、ボタン電話装置5からの発信を検出して、そのダイヤル信号に対応する相手先電話番号の加入者すなわちボタン電話装置5を収容する着側交換機へ着信を通知する。
【0040】この際、発側交換機21と着側交換機22とが同一交換機となる。したがって、発側交換機21では、発信者IDすなわちボタン電話装置5の電話番号に基づき発信者名DB23を検索し、対応する発信者名を取得する。そして、着信先となるボタン電話装置5を呼び出す際、その発信者名を通知する。この発信者名の通知については、図4のシーケンスと同様である。ボタン電話装置5の制御部54では、空き外線の外線I/F51を介して網側からの発信者名を受信して、発信者名登録操作を行った子機60の表示部65へその発信者名を表示する(ステップ151)。
【0041】そして、その発信者名をメモリ55へ登録し(ステップ152)、発信側の外線I/F51を制御して当該外線を開放することにより発信動作を終了し(ステップ153)、一連の発信者名登録処理を終了する。このように、ボタン電話装置5に接続されている2つの電話回線を用いて自装置を呼び出し、その着信時に網側から通知される発信者名を受信し、自装置の発信者名として登録するようにしたので、サービスセンタ装置1から発信者名を通知する必要がなくなるとともに、新たな構成を追加することなくボタン電話装置5に設けられている構成を用いて発信者名を登録できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ボタン電話装置のセンタ登録手段で、電話網を介してサービスセンタ装置へ発信し、サービスセンタ装置での着信応答に応じて設定情報を送信し、サービスセンタ装置の登録受付手段で、着信時に電話網から通知された発信者情報を受信するとともに、当該着信へ自動応答してボタン電話装置からの設定情報を受信し、この設定情報と発信者情報に含まれる発信者IDおよび発信者名とを対応付けて設定情報データベースへ登録するようにしたので、従来のように、口頭連絡あるいは顧客から提出された申し込み書類に基づき発信者名を登録する場合と比較して、サービスセンタ装置での登録作業負担が全くなくなり、人的な入力ミスの発生を完全に回避できる。




 

 


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