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発明の名称 携帯通信機器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−324508(P2003−324508A)
公開日 平成15年11月14日(2003.11.14)
出願番号 特願2002−127783(P2002−127783)
出願日 平成14年4月30日(2002.4.30)
代理人 【識別番号】100066728
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 敏之 (外3名)
【テーマコード(参考)】
5K023
【Fターム(参考)】
5K023 AA07 BB03 DD08 HH07 LL01 
発明者 奥村 浩二
要約 課題
携帯電話において、キャビネット上に主情報表示部と補助情報表示部を背中合わせに配備して、キャビネットの厚みが大きくなることを抑える。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】 キャビネットの正面と背面に情報表示部(2)(3)を具えた携帯通信機器において、両表示部(2)(3)は、キャビネットに支持された補強板(4)を共通の底板とする取付け部(42)(43)に背中合わせに収容されている携帯通信機器。
【請求項2】 情報表示部(2)(3)は液晶表示によるもので、補強板(4)を挟んで両表示部(2)(3)の光反射板(23)(33)どうしが背中合わせに対向している請求項1に記載の携帯通信機器。
【請求項3】 補強板(4)の表面に反射層が形成されて光反射面となっている請求項1に記載の携帯通信機器。
【請求項4】 補強板(4)の両面に、枠壁(41)(43)を突設して補強板(4)を共通の底面とするケース(42a)(44a)が形成され、該ケース(42a)(44a)に夫々情報表示部(2)(3)が納まっている請求項1乃至3の何れかに記載の携帯通信機器。
【請求項5】 情報表示部(2)(3)は、外周縁を包囲する枠体(25)(35)に嵌まって夫々ユニットを構成している請求項1乃至4の何れかに記載の携帯通信機器。
【請求項6】 一方の情報表示部は表示面積の大きな主情報表示部(2)、他方の情報表示部は、表示面積の小さな補助情報表示部(3)であり、主情報表示部(2)の取付け部(42)の底板には、補助情報表示部(3)の取付け部(44)に対応して隆起部(47)が設けられている請求項1乃至5の何れかに記載の携帯通信機器。
【請求項7】 隆起部(47)によって生じる隆起部(47)外側の凹み部(45)に、主情報表示部(2)の液晶駆動フレキシブル回路基板(24)が収容されている請求項6に記載の携帯通信機器。
【請求項8】 キャビネットは、情報表示部(2)(3)を具えた表示側キャビネット半体(1)と、操作部(6)を具えた操作側キャビネット半体(5)とを二つ折り可能に枢支連結して形成されている請求項1乃至7の何れかに記載の携帯通信機器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、キャビネットの正面と背面に背中合わせに情報表示部を具えた携帯電話等の携帯通信機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図7は、表示側キャビネット半体(1)と操作側キャビネット半体(5)を二つ折り可能に枢支連結した従来の携帯電話を示しており、表示側キャビネット半体(1)の正面に大画面の主情報表示部(2)を具え、図8に示す如く、表示側キャビネット半体(1)の背面に小画面の補助情報表示部(3)を具えている。
【0003】図9に示す如く、従来の主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)は、底付きの補強ケース(28)(38)に収容されて、夫々ユニット化されており、各ユニットの厚みは、情報表示部単独の厚みと、更に少なくとも補強ケース(28)(38)の2枚の底の厚みとなるから、補強ケース底の厚みだけ余分に大きい。従って、主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を背中合わせに配備すると、表示側キャビネット半体(1)の厚みを大きくせざるを得ない。従って、図9、図10に示す如く、主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を略同一平面上に配備して、表示側キャビネット半体(1)の厚みの嵩張りを抑えている。この場合、主情報表示部(2)を大きくすると、それに反比例して補助情報表示部(3)は小さくせざるを得ない。
【0004】主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)の補強ケース(28)(38)を省略して、主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を背中合わせに配備することが考えられるが、両情報表示部(2)(3)に被さった透明保護板(20)(30)に内向きの押圧力が加われば、情報表示部(2)(3)が変形して容易に破損する虞れがある。
【0005】携帯通信機器によって送受信できる情報は多様化しており、主情報表示部(2)はもとより、補助情報表示部(3)にも一度に表示できる情報量を多くすること、即ち、補助情報表示部(3)の画面も大きくすることが要求されている。しかし、主情報表示部(2)の画面を大きくしたまま、補助情報表示部(3)の画面も大きくすることには無理があった。本発明は、主情報表示部と補助情報表示部を背中合わせに配備しても、キャビネットの厚みが大きくなることを可及的に抑えることが出来、且つ主情報表示部と補助情報表示部に対する外からの押圧力に耐えることのできる携帯通信機器を明らかにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明の携帯通信機器は、キャビネットの正面と背面に情報表示部(2)(3)を具えた携帯通信機器において、両表示部(2)(3)は、キャビネットに支持された補強板(4)を共通の底板とする取付け部(42)(43)に背中合わせに収容されている。
【0007】
【作用及び効果】主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)は背中合わせであるから、補助情報表示部(3)の画面は、主情報表示部(2)の画面を小さくすることなく、主情報表示部(2)と同じ程度まで大きくすることが可能となる。情報表示部(2)(3)が背中合わせになった部分の厚みは、両情報表示部(2)(3)の厚みに1枚の補強板(4)の厚みを加えた寸法で済み、従来の様に夫々底付きの補強ケース(28)(38)に収容した主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を背中合わせに重ねた場合よりも、全体厚みを小さくできる。両情報表示部(2)(3)が1つの補強板(4)を共用しており、何れの情報表示部に対して外部から押圧力が作用しても、補強板(4)によって情報表示部(2)(3)の変形は防止され、破損は免れる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、2つ折り携帯電話を開いた状態、図2は閉じた状態を示している。携帯電話のキャビネットは、表示側キャビネット半体(1)と操作側キャビネット半体(5)を枢支連結して形成される。操作側キャビネット半体(5)の正面には、操作釦群からなる操作部(5)が設けられ、表示側キャビネット半体(1)の表面には大画面の主情報表示部(2)、裏面には該主情報表示部(2)に背中合わせに小画面の補助情報表示部(3)が配備される。両情報表示部(2)(3)は、透明保護板(20)(30)が被さって保護されている。
【0009】実施例では主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)は、共に液晶表示によるものであって、図3に示す如く、主情報表示部(2)は、縦長矩形の液晶デバイス(21)の下面に導光板(22)と光反射板(23)を重ねて配備される。液晶デバイス(21)の一端から突出した広幅の液晶駆動フレキシブル回路基板(24)は導光板(22)側へ折り返されている。上記フレキシブル回路基板(24)は、先端にコネクター(24b)を具えた帯状の基板(24a)を、主助情報表示部(2)の長手方向の側縁に沿う様に主情報表示部(2)の外側へ延長している。導光板(22)の一端には、光源(図示せず)が配備され、導光板(22)内で乱反射した光が液晶デバイス(21)を透過する。
【0010】図4に示す如く、補助情報表示部(3)は、大きさが異なるだけで上記主情報表示部(2)と同様の構成であって、液晶デバイス(31)の下面に導光板(32)と光反射板(33)を重ねて構成され、液晶デバイス(31)の一端から突出した液晶駆動フレキシブル回路基板(34)を光反射板(33)側へ折り返している。上記フレキシブル回路基板(34)は、先端にコネクター(34b)を具えた帯状の基板(34a)を、補助情報表示部(3)の長手方向の側縁に沿う様に補助情報表示部(3)の外側に延長している。
【0011】両情報表示部(2)(3)は、夫々合成樹脂製の枠体(25)(35)に外周縁を緊密に嵌めて、ユニット化されている。主情報表示部(2)の枠体(25)には薄肉のコ字状底枠(26)が設けられ、該底枠(26)は、後記補強板(4)の補助情報表示部(3)を収容するための隆起部(47)の外側の凹み部(45)に嵌まる形状である。
【0012】図6に示す如く、主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)は略矩形の補強板(4)を挟んで背中合わせに配備される。上記補強板(4)は、主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)を取り付けるための支持フレーム(40)を兼用しており、主情報表示部(2)の輪郭に対応して略矩形を呈している。補強板(4)の角部に、補強板(4)を表示側キャビネット半体(1)の内部にネジ止め固定するための複数の取付け片(46)が設けられている。
【0013】補強板(4)は一方の面全体が主情報表示部(2)の取付け部(42)となっており、該取付け部(42)の外周縁の全長に亘って枠壁(41)を突設し、補強板(4)を底板とする浅底の大ケース(42a)を形成している。上記取付け部(42)の底板には、補助情報表示部(3)の輪郭に対応する範囲で少し盛り上がった隆起部(47)が形成され、隆起部(47)の裏側の凹み部分が補助情報表示部(3)の取付け部(44)となっている。該取付け部(44)の外周縁には、枠壁(43)を突設して補強板(4)を底板とする浅底の小ケース(44a)が形成される。枠壁(41)(43)の突出高さは、ケース(42a)(44a)に情報表示部(2)(3)を収容した状態で、情報表示部(2)(3)よりも僅か低い。後記の如く、小ケース(44a)の両側に主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)の帯状回路基板(24a)(34a)を引き出して、補強板(4)に接着した状態のときは、両基板(24a)(34a)上のコネクター(24b)(34b)の厚みを含めた高さよりも、枠壁(41)の高さは僅か大きい。
【0014】補強板(4)の隆起部(47)によって生じる隆起部(47)周囲の凹み部(45)に、前記主情報表示部(2)の液晶駆動フレキシブル回路基板(24)の回路部品群(24c)を逃がすための貫通孔(47)(48)が開設されている。一方の貫通孔(47)は、該液晶駆動フレキシブル回路基板(24)から延びた帯状回路基板(24a)を補強板(4)の反対側の面へ引き出すための孔でもある。
【0015】然して、図6に示す如く、夫々枠体(25)(35)内にセットしてユニット化された主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を、補強板(4)上の大ケース(42a)及び小ケース(44a)に収容する。主情報表示部(2)は、液晶駆動フレキシブル回路基板(24)が底面の光反射板(23)に接触する様に折り返えされ、該基板(24)のフレキシブ回路部品群(24c)が補強板(4)の逃がし孔(47)(48)に対向し、帯状回路基板(24a)が一方の孔(47)から補強板(4)の反対側面に引き出された、光反射板(23)は補強板(4)の隆起部(47)に接触させた状態で、大ケース(42a)に納まる。小ケース(44a)側に引き出された帯状回路基板(24a)は、小ケース(44a)の長手方向の側縁に沿って小ケース(44a)に接近して補強板(4)上に接着される。
【0016】補助情報表示部(3)は、液晶駆動フレキシブル回路基板(34)を、真っ直ぐに引き出して補強板(4)に接着され、帯状回路基板(34a)は小ケース(44a)を挟んで前記主情報表示部(2)の帯状回路基板(24a)とは反対側に引き出されて補強板(4)に接着される。
【0017】主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)は1枚の底板を挟んで背中合わせであるから、主情報表示部(2)の表示面積を小さくすることなく、補助情報表示部(3)の表示面積を主情報表示部(2)と同じ程度まで大きくすることが可能となる。情報表示部(2)(3)が背中合わせになった部分の厚みは、両情報表示部(2)(3)の厚みに、補強板(4)の厚みを加えただけの厚みで済み、従来の様に夫々底付きの補強ケース(28)(38)に収容した主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)を背中合わせに重ねた場合よりも、小さくできる。両情報表示部(2)(3)が1枚の補強板(4)を共用しており、何れの情報表示部に対して、外部から押圧力が作用しても、情報表示部の変形による破損を防止できる。
【0018】実施例の様に、補強板(4)を補助情報表示部(3)の取付け部(44)に対応して、隆起させると、隆起部(47)の周縁の立上り壁(47a)が補強リブの役割を成し、補強板(4)の曲げ強度を高めることが出来る。更に実施例では、補強板(4)の外周縁及び隆起部(47)の周縁に枠壁(41)(43)を突設しているから、該枠壁(41)(43)が補強リブとなって、補強板(4)が薄くても、大きな剛性を付与できる。補強板(4)の薄型化は、即、表示側キャビネット半体(1)の薄型化に繋がる。
【0019】又、隆起部(47)によって生じる隆起部(47)周囲の凹み部(45)に、主情報表示部(2)の液晶駆動フレキシブル回路基板(24)及び主情報表示部(2)の枠体(25)の底枠(26)を収容出来、該回路基板(24)及び底枠(26)を収容する厚みをかせぐことができる。又、該フレキシブル回路板(24)上の駆動回路部品群(24c)は、補強板(4)の孔(47)(48)に逃がすことが出来、凹み部(45)の凹み深さを大きくする必要はない。
【0020】上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0021】例えば、補強板(4)の表面に鏡面加工を施して光反射層を形成し、補強板(4)に液晶表示部の光反射板を兼用させることが出来、この場合、情報表示部(2)(3)の光反射板(23)(33)の厚み分に対応して、表示側キャビネット半体(1)の厚みを小さくできる。
【0022】)又、主情報表示部(2)と補助情報表示部(3)に、有機エレクトロルミネセンスを用いれば、導光板が不要な分だけ、情報表示部(2)(3)の厚みを小さく出来るため、表示側キャビネット半体(1)の厚みも小さくできるのは勿論である。
【0023】又、補強板(4)に、主情報表示部(2)及び補助情報表示部(3)の駆動回路を内蔵させることもできる。




 

 


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