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発明の名称 スライド伸縮式携帯電話
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−309631(P2003−309631A)
公開日 平成15年10月31日(2003.10.31)
出願番号 特願2002−112963(P2002−112963)
出願日 平成14年4月16日(2002.4.16)
代理人 【識別番号】100066728
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 敏之 (外3名)
【テーマコード(参考)】
5K011
5K023
【Fターム(参考)】
5K011 AA04 AA09 JA01 KA12 
5K023 AA07 DD08
発明者 福井 啓美
要約 課題
スライド伸縮式携帯電話において、上段の操作側キャビネットをスライドして開いたときの、下段の表示側キャビネットとの段差による不安定を解消する。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】 表示部(2)を具えた表示側キャビネット(1)上に、操作部(8)を具えた操作側キャビネット(7)がスライド可能に配備され、操作側キャビネット(7)をスライドさせて開くと、表示部(2)の全面が露出するスライド伸縮式携帯電話であって、操作側キャビネット(7)の開き方向の端部寄りに、表示側キャビネット(1)との段差に対応する高さの支え脚部(9)が設けられているスライド伸縮式携帯電話。
【請求項2】 表示側キャビネット(1)には、操作側キャビネット(7)の開き方向の端部にマイクロフォン(5)、他端に受話口(4)が設けられ、操作側キャビネット(7)には、該操作側キャビネットの閉じ位置にて前記マイクロフォン(5)の位置に第1開口(83)と、開き位置にて該マイクロフォン(5)の位置に第2開口(84)を設けている請求項1に記載のスライド伸縮式携帯電話。
【請求項3】 操作側キャビネット(7)の開き側の端縁に支え脚部(9)が設けられ、該支え脚部(9)に外部接続端子(91)が設けられている請求項1又は2に記載のスライド伸縮式携帯電話。
【請求項4】 閉じ位置での操作側キャビネット(7)の第2開口(84)は表示側キャビネット(1)上の表示部(2)に重なり、該表示部(2)からの光が第2開口(84)から洩れて、操作部(8)の照明となる請求項2又は3に記載のスライド伸縮式携帯電話。
【請求項5】 両キャビネット(1)(7)の何れか一方のキャビネットにスピーカ(6)を具え、両キャビネットの何れか一方のキャビネットに、受信音をスピーカ(6)から発する様に回路を切換える音声切換回路及びマイクロフォン(5)とスピーカ(6)のとハウリングを防止するハウリング防止回路を含むハンズフリー回路を有し、操作側キャビネット(7)を開くとハンズフリー回路がONとなり、閉じるとOFFとなる請求項1乃至4の何れかに記載のスライド伸縮携帯電話。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、スライドして伸縮する携帯電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】斯種スライド式携帯電話は、表示部を具えたキャビネットと、操作部を具えたキャビネットとを、スライド可能に重ねて構成されている。図12に示す如く、操作側キャビネット(7)の上に表示側キャビネット(1)を重ねたものと、図13に示す如く、表示側キャビネット(1)の上に操作側キャビネット(7)を重ねたものの2種類がある。
【0003】図12の携帯電話は、表示側キャビネット(1)をスライドして開いても、閉じても、表示側キャビネット(1)上の表示部(2)は全面が露出するため、表示部(2)の透明カバー板(21)が傷付き易い。又、表示側キャビネット(1)を閉じた状態では、操作部(8)が隠れてキー操作出来ないので、キー操作のために操作側キャビネット(7)を開く必要がある。従って、電話の都度操作側キャビネット(7)を開かねばならない面倒がある。
【0004】図13の携帯電話は、操作側キャビネット(7)をスライドして開いたとき、表示側キャネット(1)に対して段差が生じる。このため、携帯電話をテーブルに置いてキー操作する際に、操作側キャビネット(7)の高さが安定せず、使い難い。又、表示側キャビネット(1)に受話口(4)とマイクロフォン(5)を配備する場合、操作側キャビネット(7)の開き方向の端部にマイクロフォン(5)、他端に受話口(4)が位置するが、マイクロフォン(5)が操作側キャビネット(7)に隠れてしまって集音性が低下する問題がある。
【0005】本発明は、表示側キャビネットの上に、操作側キャビネットをスライド可能に配備した携帯電話において、操作側キャビネットをスライドして開いた状態でキー操作を安定して行うことが出来、又、表示側キャビネット上に配備したマイクロフォンの通話性能を低下させない携帯電話を明らかにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明のスライド伸縮式携帯電話は、表示部(2)を具えた表示側キャビネット(1)上に、操作部(8)を具えた操作側キャビネット(7)がスライド可能に配備され、操作側キャビネット(7)をスライドさせて開くと、表示部(2)の全面が露出するスライド伸縮式携帯電話であって、操作側キャビネット(7)の開き方向の端部寄りに、表示側キャビネット(1)との段差に対応する高さの支え脚部(9)が設けられている。
【0007】望ましく体的には、表示側キャビネット(1)には、操作側キャビネット(7)の開き方向の端部にマイクロフォン(5)、他端に受話口(4)が設けられ、操作側キャビネット(7)には、該操作側キャビネットの閉じ位置にて表示側キャビネット(1)上のマイクロフォン(5)の位置に第1開口(83)と、開き位置にて該マイクロフォン(5)の位置に第2開口(84)を設けている。
【0008】
【作用及び効果】電子メールの送受信のために、表示部(2)を使用する場合は、操作側キャビネット(7)をスライドして開く。操作側キャビネット(7)の支え脚部(9)の高さは、表示側キャビネット(1)との段差に対応する高さであるから、操作側キャビネット(7)の背面と支え脚部(9)が接地する様に携帯電話をテーブルに置けば、操作側キャビネット(7)は、テーブル面と平行に保たれる。このため、操作側キャビネット(7)上の操作部(8)のキー操作を安定して行うことができる。
【0009】通話の際は、操作側キャビネット(7)を閉じたまま、或いは開いたままの何れでも使用可能である。操作側キャビネット(7)を閉じれば、該操作側キャビネット(7)上の第1開口(83)がマイクロフォン(5)の位置に一致し、開いたままであれば、第2開口(84)がマイクロフォン(5)の位置に一致する。このため、話し手の声は、第1開口(83)又は第2開口(84)から直接にマイクロフォン(5)に達するから、集音性を低下させることはない。又、操作側キャビネット(7)が開いても閉じても、マイクロフォン(5)の位置に変化はないため、話し手は、操作側キャビネット(7)の開又は閉の何れの状態でも、違和感なく同じ様に通話できる。つまり、もし操作側キャビネット(7)の開閉によってマイクロフォン(5)の位置が変化するならば、話し手は、その意識を持ちながら通話することが必要となってしまう。しかし、本発明の様に、マイクロフォン(5)の位置が一定であると、操作側キャビネット(7)を開閉しても話し手は、マイクロフォン(5)の位置を意識する必要がなく、使い勝手がよくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2は、操作側キャビネット(7)を閉じて携帯電話の全長を縮めた状態、図3、図4は、操作側キャビネット(7)を開いて携帯電話の全長を伸ばした状態を示している。携帯電話は、表示側キャビネット(1)の上にスライド可能に操作側キャビネット(7)を重ねて構成されている。
【0011】表示側キャビネット(1)は、長さ約12cm、幅約4cm、厚み約0.8cmの長方形の扁平筺体に形成され、操作側キャビネット(7)が被さる正面に、両端を少し余して大画面の長方形の表示部(2)を有している。表示部(2)は、透明カバー板(21)によって保護されている。表示側キャビネット(1)正面の一端中央に受話口(4)、他端中央にマイクロフォン(5)が配備されている。表示側キャビネット(1)背面にはスピーカ(6)が設けられている。表示側キャビネット(1)の受話口(4)側の端面の一端から伸縮式アンテナ(10)を突設している。
【0012】表示側キャビネット(1)の長手方向に沿う両側面には、マイクロフォン(5)側の略1/2の範囲に、ガイド条(11)(11)が形成されている。ガイド条(11)は、表示側キャビネット(1)の側面より少し入り込んで形成され、該ガイド条(11)(11)に係合して操作側キャビネット(7)がスライド可能に配備されている。
【0013】操作側キャビネット(7)は長方形の薄型に形成され、該操作側キャビネット(7)は、上記表示側キャビネット(1)に対して、長さは略1/2、幅は同じ、厚みは1/4程度である。操作側キャビネット(7)の正面には、複数の操作キー(81)の配列からなる操作部(8)が設けられている。
【0014】操作側キャビネット(7)の長手方向に沿う両側縁に、表示側キャビネット(1)の厚みの1/2程度の範囲に被さるガイド壁(70)が設けられ、該ガイド壁(70)の内面にガイド溝(71)を有している。
【0015】ガイド溝(71)にガイド条(11)を嵌めて、表示側キャビネット(1)上に操作側キャビネット(7)を取り付けだ状態で、操作側キャビネット(7)のガイド壁(70)の外面と、表示側キャビネット(1)の側面は、面が揃う。操作側キャビネット(7)と表示側キャビネット(1)には、操作側キャビネット(7)の抜け出しを防止する、抜け出し防止手段(図示せず)が設けられている。
【0016】操作側キャビネット(7)は、スライド開き方向の端部に表示側キャビネット(1)との段差に対応する高さの支え脚部(9)を突設している。実施例の支え脚部(9)は、操作側キャビネット(7)の幅一杯に延びており、中央部に外部接続端子(91)及び充電用端子(92)(92)が組み込まれている。
【0017】操作側キャビネット(7)の正面には、操作側キャビネット(7)の閉じ位置にて、表示側キャビネット(1)のマイクロフォン(5)の位置に一致する第1開口(83)及び、開き位置にてマイクロフォン(5)の位置に一致する第2開口(84)が開設される。第1開口(83)は、表示側キャビネット(1)の支え脚部(9)側端縁の一部を表裏に貫通して切り欠いたもの、第2開口(84)は貫通小孔である。表示側キャビネット(1)の正面側において、第2開口(84)の周囲は、該開口側徐々に深くなる様に凹み部(82)が形成されている。
【0018】操作側キャビネット(7)を閉じると、表示側キャビネット(1)の表示部(2)のマイクロフォン(5)側の1/2は隠れ、受話口(4)側の1/2は露出したままとなる。相手電話番号、時刻、メニュー、モード等、直ぐに確認したい情報は表示部(2)の常時露出している部分に表示する様になっている。
【0019】表示側キャビネット(1)には、電話器をテーブルに置いたまま通話が可能なハンズフリー回路(図示せず)を内蔵している。該ハンズフリー回路は、公知の如く、受信音をスピーカ(6)から発する様に回路を切換える音声切換回路及び、マイクロフォン(5)とスピーカ(6)のハウリングを防止するハウリング防止回路を含んでいる。実施例では、厚みの大きな表示側キャビネット(1)にハンズフリー回路を配備したが、操作側キャビネット(7)に内蔵することもできる。実施例では、何れかのキャビネット表示部(2)は、操作側キャビネット(7)を開くと自動的にハンズフリー回路がONとなり、閉じるとOFFとなるスイッチ(図示せず)が組み込まれている。又、ハンズフリー回路がONの状態で、電子メール操作を行うとハンズフリー回路は自動的にOFFに切り替わる様に回路設計されている。
【0020】然して、電子メールの送受信等のために、表示部(2)を使用する場合は、操作側キャビネット(7)を開く。操作側キャビネット(7)の支え脚部(9)の高さは、表示側キャビネット(1)との段差に対応しているから、操作側キャビネット(7)の背面と支え脚部(9)が接地する様に携帯電話をテーブルに置けば、操作側キャビネット(7)は、テーブル面と平行に保たれる。このため、操作側キャビネット(7)上の操作部(8)のキー操作を安定して行うことができる。操作側キャビネット(7)を開くと、自動的にハンズフリー回路がONとなるが電子メールのキー操作を開始すると、ハンズフリー回路は自動的にOFFとなる。
【0021】操作側キャビネット(7)を閉じたままでもキー操作ができるから、電信メールの送受信の情報が、表示部(2)の常時露出している1/2の領域に納まる短文の場合は、操作側キャビネット(7)を閉じたままでも送受信できることは勿論である。
【0022】通話の際は、操作側キャビネット(7)を閉じたまま、或いは開いたままの何れの状態でも使用可能である。操作側キャビネット(7)を閉じれば、該操作側キャビネット(7)上の第1開口(83)がマイクロフォン(5)の位置に一致し、開いたままであれば、第2開口(84)がマイクロフォン(5)の位置に一致する。このため、話し手の声は、第1開口(83)又は第2開口(84)から直接にマイクロフォン(5)に達するから、集音性を低下させることはない。
【0023】操作側キャビネット(7)を閉じると、第2開口(84)は、表示側キャビネット(1)の表示部(2)上に位置し、表示部(2)からの光が第2開口(84)から外側に洩れ、第2開口(84)近傍のキーの視認性が向上する。第2開口(84)は、操作側キャビネット(7)の操作面に形成した凹み部(82)の中央に開設されているから、第2開口(84)の深さが浅くなることと俟って、表示部(2)からの光が拡がって洩れため、キーの視認効果を高めることができる。
【0024】操作側キャビネット(7)を開くと、表示部(2)の全面が露出し、操作側キャビネット(7)の第2開口(84)がマイクロフォン(5)の位置に一致し、更に自動的にハンズフリー回路がONとなるから、表示部(2)を見ながら音声を送信する場合、第2開口(84)から音声がマイクロフォン(5)に直接に入るため、集音性を低下させない。
【0025】操作側キャビネット(7)を開いた状態で、携帯電話を横向きにして表示部(2)がテーブル面と直角を成す様に立てて置くことができる。このとき支え脚部(9)は倒れ防止に寄与する。
【0026】実施例では、支え脚部(9)に外部接続端子(91)と充電端子(92)(92)を組み込むために、支え脚部(9)を操作側キャビネット(7)の開き側端部に突設したが、操作側キャビネット(7)のガイド壁(70)の高さを表示側キャビネット(1)の厚みに対応させて、該ガイド壁を支え脚部とすることができる。支え脚部が、表示側キャビネット(1)の開き側端部寄りに位置しており、且つ、操作側キャビネット(7)の開閉に支障のない位置であれば、支え脚部の厳密な位置は問わない。
【0027】図14は、表示側キャビネット(1)上の受話口(4)を、操作側キャビネット(7)の操作部(8)の高さに近づく程度に隆起して形成した他の実施例を示している。この場合、受話口(4)は、表示部(2)より高くなるため、話し手の耳を受話口(4)に当てた状態で、話し手の頬と表示部(2)との間に隙間が生じる。このため、通話中に話し手の頬が該表示部(2)の透明保護板に触れて、該保護板を汚すことを防止できる。受話口(4)の隆起高さが、表示側キャビネット(1)の表示面と、操作側キャビネット(7)の操作面の段差以内であれば、隆起した受話口(4)が携帯電話の全体の厚みに影響を及ぼすことはない。尚、上記図14に示す隆起した受話口(4)は、操作側キャビネット(7)に支え脚部(9)が存在しないスライド伸縮式携帯電話にも実施可能であるのは勿論である。
【0028】上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。




 

 


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