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電話機及び電話番号通知防止方法 - 三洋電機株式会社
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発明の名称 電話機及び電話番号通知防止方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−298723(P2003−298723A)
公開日 平成15年10月17日(2003.10.17)
出願番号 特願2002−96601(P2002−96601)
出願日 平成14年3月29日(2002.3.29)
代理人 【識別番号】100090446
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
【テーマコード(参考)】
5K027
5K036
5K067
【Fターム(参考)】
5K027 BB09 FF01 FF22 HH23 
5K036 BB18 EE13 JJ05 KK06
5K067 AA34 BB04 DD13 DD16 DD23 EE02 EE10 FF07 GG01 HH22 HH23
発明者 中 寧
要約 課題
電話機に記憶された電話番号を発呼先として電話をかけたとき、この電話番号の相手が自己の電話番号を通知したくない者である場合に、煩雑な操作を伴わず、自己の電話番号を通知しないようにすることが可能な電話機を提供することを目的とする。

解決手段
発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得し、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する送受信部102と、前記発呼に先行して、発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断し、発信元電話番号が特定の電話番号でない場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信するように制御する制御部103とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする電話機。
【請求項2】 前記非通知情報は、184の番号であり、前記送信手段は、発呼先の発信元電話番号の先頭に184の番号を付与することを特徴とする請求項1記載の電話機。
【請求項3】 前記電話機は、さらに、前記特定の電話番号が格納されている記録媒体を備え、前記判断手段は、前記発信元電話番号と前記記録媒体に格納されている特定の電話番号とを照合して前記判断を実行することを特徴とする請求項1記載の電話機。
【請求項4】 前記電話機は、さらに、操作者から前記特定の電話番号の入力を受け付ける受付手段と、受け付けられた特定の電話番号を前記記録媒体に格納する格納手段とを備えることを特徴とする請求項4記載の電話機。
【請求項5】 前記判断手段は、前記発信元電話番号を取得したとき、前記判断を実行し、前記格納手段は、前記発信元電話番号を取得したとき、当該発信元電話番号に前記判断の結果を示すフラグ情報を付与して前記記録媒体に格納することを特徴とする請求項5記載の電話機。
【請求項6】 前記受付手段は、さらに、操作者から前記判断結果を変更する発信元電話番号の指定を受け付け、前記電話機は、前記指定がなされた発信元電話番号に付されているフラグ情報を前記判断結果と異なる結果を示すように変更するフラグ情報変更手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の電話機。
【請求項7】 前記電話機は、さらに、前記着呼において、呼出の開始から当該呼出が中断されるまでの時間が所定時間未満か否かを判定する判定手段を備え、前記判断手段は、前記判定手段において前記時間が所定時間未満であると判定された場合、前記発信元電話番号を特定の電話番号ではないと判断することを特徴とする請求項6載の電話機。
【請求項8】 発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号を相手に通知させるための通知情報を送信する送信手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴う前記通知情報の送信を抑止する通知情報送信抑止手段とを備えることを特徴とする電話機。
【請求項9】 発信者電話番号通知サービスを享受する電話機において、発呼に伴う電話番号の通知を防止する電話番号通知防止方法であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得ステップと、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼ステップと、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断ステップと、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信することにより前記通知を防止する防止ステップとを含むことを特徴とする電話番号通知防止方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、着呼の際に発信側の電話番号が受信側に通知されるいわゆる発信者電話番号通知サービスを享受する一般回線電話機、携帯電話及びPHSなどが普及している。例えば、発信者電話番号通知サービスに加入している電話機のユーザは、リンガーが鳴ってから受話器を取る前に、リンガーが鳴り止んだ場合であっても、つまり、通話しなくても相手側の電話番号が通知されるため、相手にかけ直すことができる。
【0003】なお、通常、一般回線電話機を電話機と言い、また、携帯電話及びPHSなどを移動局と言う場合が多いが、以下、便宜的に、一般回線電話機及び移動局を含め、単に電話機と呼ぶこととする。ところで、最近、発信者電話番号通知サービスを悪用したワンギリという迷惑電話が横行し、社会的問題となっている。
【0004】このワンギリとは、発呼者が通信費用を負担することなく営業目的の電話番号のみを相手側に通知するために、発呼して直に相手が電話にでる間もなく電話を切ること言う。このような迷惑電話をかけられた者(以下、「迷惑電話被害者」という。)は、気になって着信履歴として表示された電話番号に発呼すると、「ツーショットダイヤル」の受付電話や「出会い系サイト」などの情報案内に接続し、無駄な通信費用が発生する。
【0005】また、この発呼に伴って、発信者電話番号通知サービスを享受する迷惑電話被害者の電話機は、電話機がワンギリを行った者(以下、「迷惑電話加害者」という。)に迷惑電話被害者の電話番号を自動的に送信してしまう場合がある。このように、迷惑電話加害者に個人情報である迷惑電話被害者の電話番号が誤って通知されると、以下のような問題が発生する恐れがある。
【0006】即ち、迷惑電話加害者は、発呼先の電話番号が実際に使われているか否かに関わらず、パソコンなどを用いて不特定多数の電話番号に対して無差別にワンギリを実施しているものと思われ、一度、迷惑電話被害者の電話番号が迷惑電話加害者に通知されてしまうと、この電話番号が使用されている証となり、次回以降もワンギリの対象となる恐れがある。
【0007】このような事態を招かないように、見覚えのない電話番号に発呼する際、迷惑電話被害者は、電話番号の先頭に電話番号の通知を拒否するための番号、即ち、「184」を付与して、自己の電話番号を相手側に通知しないようにすればよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話番号の表示中にボタン1つで容易に発呼できるところを、自己の電話番号を相手に通知しないようにするため、わざわざ「184」を付与し、又は、通知/非通知などの設定を変更して発呼しなければならないため操作が煩雑となるという問題がある。
【0009】また、このような操作を行うつもりであっても、通常の簡単な発呼操作に慣れたユーザは、誤ってこのような操作を行わずに発呼してしまう可能性がある。そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電話機に記憶された電話番号を発呼先として電話をかけたとき、この電話番号の相手が自己の電話番号を通知したくない者である場合に、煩雑な操作を伴わず、自己の電話番号を通知しないようにすることが可能な電話機及び電話番号通知防止方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明に係る電話機は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とし、または、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号を相手に通知させるための通知情報を送信する送信手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴う前記通知情報の送信を抑止する通知情報送信抑止手段とを備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る電話番号通知防止方法は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機において、発呼に伴う電話番号の通知を防止する電話番号通知防止方法であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得ステップと、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼ステップと、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断ステップと、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信することにより前記通知を防止する防止ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】<構成>図1は、本発明の実施の形態における移動局100の外観図である。移動局100は、着呼の際に発呼者の電話番号が被呼者に通知されるいわゆる発信者電話番号通知サービスに対応した携帯電話機であって、音声、画像及びEメール等のデータを無線で通信する装置である。
【0013】着呼に伴い取得された電話番号、即ち、着信履歴、電子メールの内容及びユーザにより登録された電話番号の一覧などは、図中の表示部104に表示される。図2は本発明の実施の形態における移動局100の機能ブロック図である。移動局100は、アンテナ部101と、送受信部102と、制御部103と、表示部104と、クロック部105と、カウント部106と、照合部107と、記憶部108と、音声出力部109と、音声入力部110と、操作部111とを有する。
【0014】操作部111は、電話番号及びEメール等の文字列を入力するためのテンキー等からなり、これらキーにより入力された電話番号等の入力情報を制御部103に出力する。また、操作部111は、電話をかける毎に電話番号を入力する手間を省くために、予め氏名や電話番号などを登録しておくいわゆる電話帳登録を行うための氏名及び電話番号の入力を受け付け、受け付けたの氏名及び電話番号などを制御部103に出力する。
【0015】さらに、操作部111は、着呼時において短い時間で呼出しが中断された場合、この着呼をワンギリのような迷惑電話と判断する際の根拠となる呼出し時間(秒)のしきい値t0の入力を受け付ける。このしきい値t0とは、ワンギリとして判断する呼出の時間の上限を秒数で示した値のことであり、このしきい値t0に示される秒数以下で、呼出しが中断した場合には、ワンギリと判断されることとなる。
【0016】なお、このしきい値t0の入力は、必ず行われるべきものではなく、この入力が行われない場合、記憶部108にデフォルト値として格納されている呼出し時間のしきい値t0「10」が用いられる。送受信部102は、フィルタ、アンプ等を含む無線信号を送受信する無線回路であり、制御部103からの指示にしたがい、音声、画像及び文字等の通信データを無線で送信し、また、外部から到来する通信データを受信して、制御部103に出力する。
【0017】アンテナ部101は、受信用のホイップアンテナである。音声出力部109は、圧電素子等からなるスピーカであり、制御部103から受け取った信号にしたがい音声を出力する。つまり、制御部103から着信音を鳴らすための信号を受信したとき、音声出力部109は、ベルやメロディなどの呼出音を出力し、音声信号を受信した場合には音声を出力する。
【0018】表示部104は、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどであり、制御部103から受け取った信号にもとづいて文字及び画像を表示する機能を有する。記憶部108は、不揮発性メモリ等の記録媒体からなり、制御部103から出力されるデータなどを記録する。
【0019】より具体的には、記憶部108は、呼出し時間のしきい値t0のデフォルト値「10」、後述のテーブル300及び後述のテーブル400を格納している。音声入力部110は、マイクロフォン等の音声入力装置であり、入力された音声を制御部103に出力する。クロック部105は、クロック及び加算器などからなり、制御部103から要求がなされると、現在の月日及び時刻を制御部103に出力する機能を有する。
【0020】カウント部106は、制御部103から出力される信号の受信したときから、0を初期値として1秒ごとに1カウントアップし、カウントアップする毎に、そのカウント値を制御部103に通知する機能を有する。制御部103は、音声データ、文字データ及び画像データなどの入出力制御を実施するDSP(Digital Signal Processor)等を有し、操作部110により電話番号が受け付けられ、操作部111により通話開始指示が受け付けられると、この電話番号を発呼先として発呼し、呼を確立する接続処理を実施し、また、着呼時において、操作部111により通話開始指示が受け付けられた場合においても接続処理を実施する。
【0021】また、操作部111により通話開始終了指示が受け付けられた場合、制御部103は、呼切の接続を解除する処理、即ち、接続解除処理を実施する。ここで、当該移動局100は、特別な操作を実施しない限り、発呼時に自己の電話番号を通知するいわゆる通知設定となっていることとする。なお、これ以外の設定として、特別な操作を実施しない限り、発呼時に自己の電話番号を通知しないいわゆる非通知設定があるが、このような設定となっている場合、誤って自己の電話番号を相手に通知することはないものと思われる。
【0022】これらの処理に伴い、制御部103は、送受信部102に対し、音声信号を入出力し、送受信部102から音声信号を受け取り、また、音声出力部109に音声信号を出力する。また、制御部103は、操作部110から電子メールなどのデータを受け取り、このデータを送受信する処理を実施する。
【0023】以上は、従来の電話機において実施される一般的な処理であるので、その詳細については説明を省略する。また、制御部103は、待ち受け時において、いわゆる電話帳登録を行うための氏名及び電話番号を操作部111から受け取ると、この氏名及び電話番号に非通知フラグの値「0」を付して記憶部108内のテーブル300に格納する。
【0024】さらに、制御部103は、上述の着呼に伴い、以下の処理を実行する機能を有する。即ち、制御部103は、着呼に伴って到来する発呼者の電話番号(以下、「発呼者電話番号」という。)を取得し、取得した発呼者電話番号を直ちに照合部107に出力し、この出力に対する応答を照合部107から受信する。
【0025】上述の応答とは、照合部107において、発呼者電話番号と一致する電話番号が記憶部108に格納されているテーブル300に存在するか否かを示す検索結果と、一致する電話番号があった場合、この電話番号に付された非通知フラグの値のことである。また、発呼者電話番号を取得したとき、制御部103は、クロック部105から現在の月日及び時刻を取得すると共に、カウント部106にカウントアップ開始を指示する。
【0026】制御部103は、照合部107から応答を受信したとき、この応答が上述の電話番号の一致を示す場合、着呼に伴い取得した上述の発呼者電話番号、月日、時刻及び上述の応答に含まれている非通知フラグの値の組を着信履歴として記憶部108内のテーブル400に格納する。一方、照合部107から応答を受信したとき、この応答が上述の電話番号の一致を示さない場合、制御部103は、ユーザが通話ボタンを押下する前に呼出しが中断されたか否かを判断し、このような中断がなされたとき、カウント部106にカウントアップ終了を指示すると共に、カウント部106からカウント値、即ち、呼出し時間t(秒)を取得し、この呼出し時間が設定時間t0以下か否かを判断する。
【0027】tがt0以下の場合、制御部103は、着呼に伴い取得した発呼者電話番号、月日、時刻及び非通知フラグの値を「1」とする組を着信履歴として記憶部108内のテーブル400に格納する。一方、tがt0よりも大きい場合、制御部103は、着呼に伴い取得した発呼者電話番号、月日、時刻及び非通知フラグの値を「0」とする組を着信履歴として記憶部108内のテーブル400に格納する。
【0028】また、上述の中断がなされなかったとき、即ち、呼接続が行われたとき、制御部103は、着呼に伴い取得した上述の発呼者電話番号、月日、時刻及び非通知フラグの値を「0」とする組を着信履歴として記憶部108内のテーブル400に格納する。また、制御部103は、上述の発呼に伴い、さらに、以下の処理を実行する機能を有する。
【0029】即ち、制御部103は、発呼の際、発呼先の電話番号がテーブル300及びテーブル400に存在するか否かを判断し、存在する場合には、その電話番号と組をなす非通知フラグの値を参照し、この非通知フラグの値が「0」であれば通常の発呼を実施し、また、この非通知フラグの値が「1」であれば、この電話番号の先頭に「184」を付したものを発呼先電話番号として発呼する機能を有する。
【0030】照合部107は、制御部103から電話番号を取得し、取得した電話番号と一致する電話番号が記憶部108に格納されているテーブル300に存在するか否かを検索し、その検索結果を制御部103に出力する。このとき、一致する電話番号があった場合、照合部107は、上述の検索結果の制御部103への出力に伴って、さらに、この電話番号に付された非通知フラグの値も制御部103に出力する。
<データ>図3は、ユーザにより入力されたデータを格納するためのテーブル300の論理的な構成を示す図である。
【0031】番号列301は、追番を示し、また、氏名列302は、ユーザにより入力された氏名を示す。電話番号列303は、上述の氏名に対応する電話番号を示し、また、非通知フラグ列304は、発呼時に非通知とするか否かを示す非通知フラグの値を示す。図4は、着呼に伴い取得された電話番号などを着信履歴として格納するためのテーブル400の論理的な構成を示す図である。
【0032】番号列401は、追番を示し、また、電話番号列402は、着呼に伴い取得された発呼者電話番号を示す。日付列403は、発呼者電話番号が取得された月日を示し、また、時刻列404は、この発呼者電話番号が取得された時刻を示す。非通知フラグ列405は、発呼時に非通知とするか否かを示す非通知フラグの値を示す。
<動作>図5は、移動局100において、発呼に伴って自己の電話番号を不用意に通知しないようにするために実施される着呼時における処理を示すフローチャートである。
【0033】操作部111は、いわゆる電話帳登録を行うための氏名及び電話番号の入力がなされた場合、これを受け付ける(ステップS501〜S502)。そして、制御部103は、受け付けられたこれらの情報に非通知フラグの値「0」を付して、記憶部108内のテーブル300に格納し(ステップS503)、現在、着呼しているか否かを判断する(ステップS504)。
【0034】また、上述の電話帳登録がなされない場合、制御部103は、現在、着呼しているか否かを判断するステップS504を実行する。この判断において、着呼がない場合、最初のステップS501に戻る。また、着呼がある場合、制御部103は、送受信部102にこれを受信させ(ステップS505)、カウント部106にカウントアップ開始を指示する。
【0035】これにより、カウント部106は、カウント値の初期値を「0」とし(ステップS506)、カウントアップを開始する(ステップS507)。そして、制御部103は、送受信部102から相手側の電話番号、即ち、発呼者電話番号を取得し(ステップS508)、この発呼者電話番号を照合部107に出力する。
【0036】これにより、照合部107は、取得した電話番号と記憶部108に格納されているテーブル300に格納されている電話番号とを照合し(ステップS509)、一致する電話番号が存在するか否かを判断する(ステップS510)。一致する電話番号がある場合、制御部103は、この電話番号に付された非通知フラグ(L)の値を取得し(ステップS511)、発呼者電話番号とこの非通知フラグ(L)の値との組を着信履歴保存用のテーブル400に格納し(ステップS512)、最初のステップS501に戻る。
【0037】一方、一致する電話番号がない場合、制御部103は、通話が開始されたか否かを判断し(ステップS513)、通話が開始されていなければ、呼接続要求の中断、即ち、呼出しの中断がなされたか否かを判断し(ステップS514)、呼出しの中断が発生している場合、カウント部106にカウントアップ終了を指示する。
【0038】これにより、カウント部106は、カウントアップを終了すると共に(ステップS515)、このカウント値tを制御部103に出力する。制御部103は、カウント部106からこのカウント値tを受け取り、このカウント値tが呼出し時間(秒)のしきい値t0以下であるか否かを判断し(ステップS516)、tがt0以下の場合、非通知フラグの値(L)を「1」とし(ステップS517)、発呼者電話番号とこの非通知フラグ(L)の値との組を着信履歴保存用のテーブル400に格納して(ステップS512)、最初のステップS501に戻る。
【0039】一方、tがt0よりも大きい場合、非通知フラグの値(L)を「0」とし(ステップS518)、発呼者電話番号とこの非通知フラグ(L)の値との組を着信履歴保存用のテーブル400に格納して(ステップS512)、最初のステップS501に戻る。また、制御部103により通話が開始されたか否かを判断するステップS513において、通話が開始された場合、非通知フラグの値(L)を「0」とし(ステップS518)、発呼者電話番号とこの非通知フラグ(L)の値との組を着信履歴保存用のテーブル400に格納して(ステップS512)、最初のステップS501に戻る。
【0040】図6は、移動局100において、着信履歴に残された電話番号への発呼に伴って自己の電話番号を不用意に通知しないようにするために実施される発呼時における処理を示すフローチャートである。制御部103は、操作部111からの指示により表示部104にテーブル400の内容、即ち、着信履歴を逐次表示させる(ステップS601)。
【0041】このとき、制御部103は、1画面に1つの電話番号を表示させる。制御部103は、現在表示中の着信履歴の電話番号に対応する非通知フラグの値(L)をテーブル400から取得し(ステップS602)、非通知フラグの値(L)が1であるか否かを判断する(ステップS603)。この非通知フラグの値(L)が1である場合、制御部103は、表示中の電話番号の先頭に184を付加し(ステップS604)、操作部111に含まれている通話ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS605)。
【0042】一方、非通知フラグの値(L)が1でない場合、操作部111に含まれている通話ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS605)。この通話ボタンが押下されていない場合、制御部103により、操作部111からの指示にしたがい表示部104にテーブル400の内容、即ち、着信履歴を逐次表示させるステップS601に戻る。
【0043】また、この通話ボタンが押下された場合、制御部103は、表示中の電話番号にもとづいて発呼するなどの接続処理を実施し(ステップS606)、通話終了ボタンが押下されると、接続解除処理を実行し(ステップS607〜S608)、処理を終了する。以上のように、本実施形態によれば、移動局100は、着呼時において、着呼に伴い取得された電話番号とユーザにより登録された電話帳に示されている電話番号とを照合し、一致するものがあれば、この電話帳の電話番号に付されている非通知フラグの値とこの電話番号とを着信履歴として登録し、また、上記照合の結果、一致する電話番号がない場合、上述の着呼における呼出し時間の長さに応じて、非通知とするか否かを決定し、この決定に応じた非通知フラグの値とこの電話番号とを着信履歴として登録する。
【0044】これにより、ユーザが着信履歴として表示されている電話番号を発呼先として不用意に発呼した場合であっても、この発呼に先行して非通知フラグの値を参照し、この非通知フラグの値にもとづいて、「184」を付加するなどの通知/非通知の処理を実施した後に発呼することとなり、ユーザの電話番号をユーザが電話番号の通知を望まない相手に誤って送信してしまうことを防止できる。
【0045】なお、本実施の形態では、発信者電話番号通知サービスに対応した携帯電話機を例に挙げて説明したが、発信者電話番号通知サービスに対応したPHS及び一般回線電話機などであってもよい。また、操作部111は、テーブル300及びテーブル400内の電話番号に付されている非通知フラグの値の変更を受け付けるとしてもよい。
【0046】また、発呼時において、通知/非通知を変更可能であるとしてもよい。その場合、移動局100は、例えば、図7に示すように、着信履歴として表示する表示画面に通知及び非通知を示すアイコンをそれぞれ表示し、デフォルトの状態でテーブル400に示されている非通知フラグの値に対応するアイコンを太枠表示することにより、現在、通知又は非通知のどちらに設定されているのかを示す。
【0047】これにより、ユーザは、現在の通知/非通知の設定を把握し、この設定の変更する場合、操作部111のボタン操作を実施し、図8に示すように、太枠表示を他方のアイコンへと切り替えことにより、通知/非通知の設定を変更、即ち、非通知フラグの値を変更することとなる。また、本実施の形態では、着信履歴として格納された電話番号、即ち、テーブル400に格納されている電話番号を発呼先とする発呼について説明を行っているが、電話帳の電話番号、即ち、テーブル300に格納されている電話番号にもとづく発呼についても、発呼先の電話番号に付されている非通知フラグの値を参照し、この非通知フラグの値にもとづいて、「184」を付加するなどの通知/非通知の処理を実施した後に発呼するとしてよいことは言うまでもない。
【0048】また、本実施の形態では、当該移動局100は、特別な操作を実施しない限り、発呼時に自己の電話番号を通知するいわゆる通知設定の状態となっていることを基本として説明したが、いわゆる非通知設定の状態であって、特別な操作を実施しない限り、発呼毎に「186」を電話番号の先頭に付加して送信することにより、上述の通知設定の状態と同様の効果を発揮する電話機がある可能性もある。
【0049】このような電話機において、本発明を適用する場合、本発明における電話番号の先頭への「184」の付加に換えて、電話番号の先頭への「186」の付加の抑止を実行することとなる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明に係る電話機は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とし、また、本発明に係る電話番号通知防止方法は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機において、発呼に伴う電話番号の通知を防止する電話番号通知防止方法であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得ステップと、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼ステップと、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断ステップと、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されるのを防止するための非通知情報を送信することにより前記通知を防止する防止ステップとを含むことを特徴とする。
【0051】これにより、特定の電話番号を発呼先とする発呼においては、発呼者の電話番号を相手側に通知するのを防止する非通知情報が送信される。つまり、特定の電話番号がユーザの電話番号を通知してもよい相手の電話番号であるとすれば、発信先とされた発信元電話番号が特定の電話番号であるか否が電話機自身により判断され、特定の電話番号でないと判断された場合、非通知情報が送信される。
【0052】この非通知情報が発信者電話番号通知サービスを提供する装置に受け取られることにより、当該電話機の電話番号が前記相手側に通知しないように制御がなされる。このように、ユーザは、煩雑な操作を伴わずに自己の電話番号を通知しないようにすることができる。
【0053】また、前記電話機は、前記非通知情報は、184の番号であり、前記送信手段は、発呼先の発信元電話番号の先頭に184の番号を付与するとしてもよい。これにより、特定の電話番号を発呼先とする発呼においては、184が先頭に付加された発信元電話番号が送信され、発呼者の電話番号が相手側に通知されない。
【0054】また、前記電話機は、さらに、前記特定の電話番号が格納されている記録媒体を備え、前記判断手段は、前記発信元電話番号と前記記録媒体に格納されている特定の電話番号とを照合して前記判断を実行するとしてもよい。これにより、前記発信元電話番号が特定の電話番号であるか否かの判断がなされる。
【0055】また、前記電話機は、さらに、操作者から前記特定の電話番号の入力を受け付ける受付手段と、受け付けられた特定の電話番号を前記記録媒体に格納する格納手段とを備えるとしてもよい。これにより、前記特定の電話番号が操作者により入力される。つまり、前記特定の電話番号とする電話番号が操作者により決められる。
【0056】また、前記判断手段は、前記発信元電話番号を取得したとき、前記判断を実行し、前記格納手段は、前記発信元電話番号を取得したとき、当該発信元電話番号に前記判断の結果を示すフラグ情報を付与して前記記録媒体に格納するとしてもよい。これにより、前記判断結果と前記発信元電話番号とが対応づけられる。
【0057】また、前記受付手段は、さらに、操作者から前記判断結果を変更する発信元電話番号の指定を受け付け、前記電話機は、前記指定がなされた発信元電話番号に付されているフラグ情報を前記判断結果と異なる結果を示すように変更するフラグ情報変更手段とを備えるとしてもよい。これにより、前記判断がなされた後であっても、前記判断結果が変更され得る。
【0058】また、前記電話機は、さらに、前記着呼において、呼出の開始から当該呼出が中断されるまでの時間が所定時間未満か否かを判定する判定手段を備え、前記判断手段は、前記判定手段において前記時間が所定時間未満であると判定された場合、前記発信元電話番号を特定の電話番号ではないと判断するとしてもよい。これにより、前記時間が所定時間未満であると判定された場合、前記発信元電話番号にもとづく発呼においては、当該電話機の電話番号が前記相手側に通知されない。
【0059】また、本発明に係る電話機は、発信者電話番号通知サービスを享受する電話機であって、着呼に伴い相手側の発信元電話番号を取得する取得手段と、前記発信元電話番号を発信先とする発呼を実行する発呼手段と、発呼に伴い、前記発信者電話番号通知サービスによって当該電話機の電話番号を相手に通知させるための通知情報を送信する送信手段と、前記発呼に先行して、前記発信元電話番号が特定の電話番号か否かを判断する判断手段と、前記発信元電話番号が特定の電話番号でないと判断された場合、前記発呼に伴う前記通知情報の送信を抑止する通知情報送信抑止手段とを備えることを特徴とする。
【0060】これにより、特定の電話番号を発呼先とする発呼においては、前記発信者電話番号通知サービスによって自己の電話番号を相手に通知させるための通知情報が送信されない。つまり、通知情報を受け取らなかった発信者電話番号通知サービスを提供する装置が当該発呼者の電話番号を前記相手側に通知しないように制御することにより、当該電話機において、特定の電話番号を発呼先として発呼しても、発呼者の電話番号は、相手側に通知されない。




 

 


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