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発明の名称 電話機、広告配信装置、広告情報再生方法、及び広告配信方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−23508(P2003−23508A)
公開日 平成15年1月24日(2003.1.24)
出願番号 特願2001−209599(P2001−209599)
出願日 平成13年7月10日(2001.7.10)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5K025
5K027
5K101
【Fターム(参考)】
5K025 AA08 BB10 GG10 
5K027 FF25 FF28
5K101 KK16 KK18 LL01 MM07 NN18 NN21 NN48
発明者 三輪 浩士
要約 課題
電話機側で広告内容を再生する電話機を提供する。

解決手段
広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される広告情報をダウンロードし、該広告情報を広告情報記憶手段に記憶する広告情報取得手段と、発信時の発呼から着信応答までの間において広告情報を読み出して再生する広告再生手段とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を前記広告情報記憶手段に記憶する広告情報取得手段と、発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生手段と、を備えたことを特徴とする電話機。
【請求項2】 前記電話機は、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測手段と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶手段と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間記憶手段に記憶された前記再生時間を通知する通知手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
【請求項3】 前記電話機は、着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電話機に対して広告情報を配信する広告配信装置であって、前記広告配信装置は、前記電話機と通信を確立する通信手段と、前記広告情報を記憶する広告情報データベースと、前記電話機からの要求に応じて、前記広告情報を読み出して、前記通信手段を介して前記電話機に対して、広告情報を配信する広告配信管理手段と、を備えたことを特徴とする広告配信装置。
【請求項5】 前記広告配信装置は、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の広告配信装置。
【請求項6】 電話機において所定の広告情報を再生する広告情報再生方法であって、前記広告情報再生方法は、前記電話機内に前記広告情報を記憶する広告情報記憶過程と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を記憶する広告情報取得過程と、前記電話機の発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生過程と、を有することを特徴とする広告情報再生方法。
【請求項7】 前記広告情報再生方法は、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測過程と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶過程と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間を通知する通知過程と、をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の広告情報再生方法。
【請求項8】 前記広告情報再生方法は、電話機の着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生過程と、をさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載の広告情報再生方法。
【請求項9】 電話機自身が広告情報を再生することができる電話機に対して広告情報を配信する広告配信方法であって、前記広告配信方法は、前記電話機と通信を確立する通信過程と、前記電話機からの要求に応じて、広告情報データベースに記憶されている広告情報を読み出して、前記電話機に対して配信する広告配信過程と、を有することを特徴とする広告配信方法。
【請求項10】 前記広告配信方法は、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計過程をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の広告配信方法。
【請求項11】 電話機において所定の広告情報を再生する広告情報再生プログラムであって、前記広告情報再生プログラムは、前記電話機内に前記広告情報を記憶する広告情報記憶処理と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を記憶する広告情報取得処理と、前記電話機の発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生処理と、をコンピュータに行わせることを特徴とする広告情報再生プログラム。
【請求項12】 前記広告情報再生プログラムは、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測処理と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶処理と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間を通知する通知処理と、をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求項11に記載の広告情報再生プログラム。
【請求項13】 前記広告情報再生プログラムは、電話機の着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生処理と、をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求項11または12に記載の広告情報再生方法。
【請求項14】 電話機自身が広告情報を再生することができる電話機に対して広告情報を配信する広告配信プログラムであって、前記広告配信プログラムは、前記電話機と通信を確立する通信処理と、前記電話機からの要求に応じて、広告情報データベースに記憶されている広告情報を読み出して、前記電話機に対して配信する広告配信処理と、をコンピュータに行わせることを特徴とする広告配信プログラム。
【請求項15】 前記広告配信プログラムは、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求項14に記載の広告配信プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機側で広告内容を再生する電話機、広告配信装置、広告配信方法、及び広告配信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来から、電話を広告媒体として利用し、広告を聞く見返りとして通話料を無料するサービスが知られている。これは、交換機側または専用サーバセンタ等から発信者に対して、広告の内容を直接提供し、その後、無料通話を提供するサービスである。
【0003】しかしながら、従来のサービスは、交換機あるいは、専用サーバセンタ等を介て広告の内容を提供していたために、該当設備あるいは回線において保留時間等が発生し、設備効率が低下し、サービス提供に値する設備を構築するには、これらの設備あるいは回線の保留時間を考慮し構築する必要があるという問題がある。また、広告の提供を交換機側で実施し、且つ、通話料金を無料とするサービスを提供しようとする場合、全該当交換機に対し、無料通話処理を行なうための新規機能追加しなければならないという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電話機側で広告内容を再生し、再生時間に応じて通話料金を割り引く電話機、広告配信装置、広告配信方法、及び広告配信プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を前記広告情報記憶手段に記憶する広告情報取得手段と、発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記電話機は、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測手段と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶手段と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間記憶手段に記憶された前記再生時間を通知する通知手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記電話機は、着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電話機に対して広告情報を配信する広告配信装置であって、前記広告配信装置は、前記電話機と通信を確立する通信手段と、前記広告情報を記憶する広告情報データベースと、前記電話機からの要求に応じて、前記広告情報を読み出して、前記通信手段を介して前記電話機に対して、広告情報を配信する広告配信管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記広告配信装置は、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、電話機において所定の広告情報を再生する広告情報再生方法であって、前記広告情報再生方法は、前記電話機内に前記広告情報を記憶する広告情報記憶過程と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を記憶する広告情報取得過程と、前記電話機の発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生過程とを有することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記広告情報再生方法は、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測過程と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶過程と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間を通知する通知過程とをさらに有することを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記広告情報再生方法は、電話機の着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生過程とをさらに有することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、電話機自身が広告情報を再生することができる電話機に対して広告情報を配信する広告配信方法であって、前記広告配信方法は、前記電話機と通信を確立する通信過程と、前記電話機からの要求に応じて、広告情報データベースに記憶されている広告情報を読み出して、前記電話機に対して配信する広告配信過程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記広告配信方法は、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計過程をさらに有することを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、電話機において所定の広告情報を再生する広告情報再生プログラムであって、前記広告情報再生プログラムは、前記電話機内に前記広告情報を記憶する広告情報記憶処理と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントから提供される前記広告情報をダウンロードし、該広告情報を記憶する広告情報取得処理と、前記電話機の発信時の発呼から着信応答までの間において前記広告情報を読み出して再生する広告再生処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の発明は、前記広告情報再生プログラムは、発信時において広告情報を再生した時間を計測する再生時間計測処理と、前記再生時間を記憶する再生時間記憶処理と、所定のアクセスポイントの電話番号をダイヤルして、該アクセスポイントに対して前記再生時間を通知する通知処理とをさらにコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の発明は、前記広告情報再生プログラムは、電話機の着信時においてオフフックが検出されるまでの間において前記広告情報を読み出して再生する着信音発生処理とをさらにコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0018】請求項14に記載の発明は、電話機自身が広告情報を再生することができる電話機に対して広告情報を配信する広告配信プログラムであって、前記広告配信プログラムは、前記電話機と通信を確立する通信処理と、前記電話機からの要求に応じて、広告情報データベースに記憶されている広告情報を読み出して、前記電話機に対して配信する広告配信処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0019】請求項15に記載の発明は、前記広告配信プログラムは、前記電話機から通知される広告情報再生時間に基づいて、該電話機の通話料金を割り引く料金集計処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による電話機、及び広告配信装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、広告配信装置であり、交換機3を介してこの広告配信装置1に接続した電話機2に対して広告内容の情報をダウンロードする。符号11は、交換機3との間で通信によって情報の授受を行う通信部である。符号12は、情報の管理処理を行う広告配信管理部である。符号13は、ユーザに関する情報を記憶するユーザ管理データベースである。符号14は、発信番号とアクセスポイントが関連付けられて記憶されている地域情報データベースである。符号15は、音声データによる広告情報が記憶された広告情報データベースである。符号16は、広告内容を再生した時間に応じて通話料金を割り引くための料金情報が記憶された料金集計データベースである。
【0021】次に、図2を参照して、図1に示す電話機2の構成を説明する。図2は、図1に示す電話機2の構成を示すブロック図である。図2において、符号21は、電話機2の動作を制御する制御部であり、着信制御部22、発信ダイヤル分析部23、音声データ再生部24からなる。符号25は、データを記憶するためのメモリであり、広告情報である音声データ26、広告を再生した履歴情報である再生履歴データ、及び広告配信装置1のアクセスポイントの電話番号であるアクセスポイントデータが記憶される。符号29は、通話中に自分の声を相手に伝えるためのマイクである。符号30は、通話中に相手の声を聞くためのスピーカである。符号31は、着信音を発音するスピーカである。符号32は、広告内容を再生した時間を計測するためのクロックである。符号33は、通信を行うための制御を行う通信制御部である。符号34は、液晶ディスプレイ等で構成される表示部である。
【0022】次に、図1、2に示す広告配信装置1及び電話機2の動作を説明する。初めに、広告配信装置1が広告情報を電話機2に対してダウンロードする動作を説明する。まず、ユーザは、電話機2を使用して、広告配信装置1の電話番号をダイヤルする。これによって、交換機3を介して、電話機2と通信部11のとの間で通信が確立する。これを受けて広告配信管理部12は、発信ユーザの発信電話番号に基づいてユーザ管理データベース13の情報を参照して、このユーザのアクセス状態を確認する。この結果、アクセスしたユーザが初回のアクセスである事を確認すると、広告配信管理部12は、発信ユーザの発信電話番号に基づいて地域情報データベース14を参照して、最寄りのアクセスポイントの電話番号を取得する。これと並行して広告配信管理部12は、広告情報データベース15に蓄積されている音声データファイルを読み出す。
【0023】そして、広告配信管理部12は、電話機2に対して最寄りのアクセスポイントの電話番号と、読み出した音声データファイルをダウンロードする。この場合、広告内容を含む音声データファイルは、MP3(MPEG-1 Audio Layer-III)等の音声圧縮方式により圧縮してダウンロードする。なお、電話機2が画像データを再生することが可能な電話機である場合は、MPEG2又はMPEG4等の音声圧縮ファイルにより映像付き広告情報をダウンロードするようにしてもよい。
【0024】次に、電話機2は、広告配信装置1からダウンロードされたデータを通信制御部33を介して受信し、このダウンロードされたデータをメモリ25へ記憶する。この動作によって、メモリ25には、広告情報である音声データ26と最寄りのアクセスポイントの電話番号であるアクセスポイントデータ28が記憶されたこととなる。
【0025】次に、図3、4を参照して、電話機2の通話動作中に広告情報を再生する動作を説明する。まず、ユーザは発信側の電話機2から着信側の電話番号をダイヤルする。発信側電話機2の制御部21は発呼を検出すると、発信ダイヤル分析部23に対してダイヤルされた番号の分析を指示する。これを受けて、発信ダイヤル分析部23は、ダイヤルされた電話番号のダイヤル分析を実施し、その結果を制御部21へ通知する(ステップS1)。
【0026】次に、制御部21は、通知された発信ダイヤルの分析結果を判定する(ステップS2)。この結果、発信ダイヤルが持番呼または国際呼である場合、制御部21は、ダイヤル送信を行い(ステップS3)、着信応答を検出(ステップS4)後通常の通話を行う(ステップS9)。
【0027】一方、発信ダイヤルが、特番を除く国内呼である場合、制御部21は、音声データ再生部24に対して、メモリ25に記憶されている音声データを再生するように指示を出す。これを受けて音声データ再生部24は、メモリ25から音声データ26を読み出し、圧縮されたデータを伸張してスピーカ30へ出力することによって音声データを再生する(ステップS5)。
【0028】続いて制御部21は、クロック32の出力に基づいて所定時間(例えば、3秒)だけ待機する。そして、所定の時間待機した後、制御部21は、ダイヤルされた番号を通信制御部33を介して送信する(ステップS6)。この待機時間は、広告内容を含む音声データを再生する場合に、広告内容の主要部を聞き取ることが可能な時間を設定するものである。通常は、この後リングバックトーン(呼出音)がスピーカ30が聞こえるが、この代わりに音声データ(広告の内容)の再生が続行する。
【0029】次に、制御部21は、着信応答があるまで待機し、着信応答が検出された時点で、音声データ再生部24に対して音声データの再生を停止するように指示を出す(ステップS7)とともに、クロック32の出力に基づいて、音声データの再生時間を算出し、この再生時間を再生履歴データとしてメモリ25へ記憶する。このとき、着信応答の検出は、リングバックトーン以外の周波数帯域の感知、或いは応答信号受信により行う。これを受けて、音声データ再生部24は音声データの再生を停止する(ステップS8)。続いて、制御部21は、通話を開始する(ステップS9)。
【0030】このように、予め電話機2内に広告内容を記憶しておき、発信時において着信応答があるまで広告内容を再生するようにしたため、ユーザに対して確実に広告内容を聞かせることが可能となる。さらに、発呼を検出してからダイヤル送信するまでに所定の時間を確保し、この時間内に広告内容の主要部を再生するようにしたため、仮に相手がすぐに着信応答したとしても、必ず広告内容の主要部は再生されることになるため、広告効果の向上が見込める。
【0031】一方、着信側の電話機2の着信制御部22は、着信を検出する(ステップS11)と、音声データ再生部24に対して、音声データ26の再生を指示する。これを受けて、音声データ26は、メモリ25に記憶されている音声データを読み出し、圧縮されたデータを伸張してスピーカ31へ出力することによって音声データを再生して着信メロディとする(ステップS12)。
【0032】次に、着信制御部22は、オフフック検出があるまで待機し、オフフックが検出された時点で、音声データ再生部24に対して音声データの再生を停止するように指示を出す(ステップS13)。これを受けて、音声データ再生部24は音声データの再生を停止する(ステップS14)。続いて、制御部21は、通話を開始する(ステップS15)。
【0033】このように、予め電話機2内に広告内容を記憶しておき、着信時において着信メロディの代わりに広告内容を再生するようにしたため、ユーザに対して確実に広告内容を聞かせることが可能となる。
【0034】次に、電話機2内に記憶されている再生履歴データに基づいて、通話料金の精算を行う動作を説明する。まず、制御部21は、メモリ25に記憶されている再生履歴データ27を読み出し、この再生履歴データ27を通信制御部33を介して、定期的に広告配信装置1ヘ送信する。この時、広告配信装置1との通話にはフリーダイヤルを用い、発信者側の料金負担は発生させないようにする。この再生履歴データ27を受信した広告配信管理部12は、この再生履歴データを料金集計データベース16に記憶される。そして、広告配信管理部12は、料金集計データベース16に記憶されているデータに基づいて通話料金の割引をするための料金集計処理を行い、一括精算を行なう。
【0035】このように、電話機2側で再生履歴データを保存するようにして、このデータを基に、ユーザ側に対し同等の対価を支払う事が可能となるため、広告を聞いた見返りとして通話料金を無料とするサービスの提供が実現できる。また、従来の技術が、オンラインで広告データを再生するものであったのに対して、本発明による電話機2を用いれば、交換機、或いは提供サーバの負荷を低減することが可能となり、回線の保留時間を無くすことが可能となる。
【0036】なお、再度広告情報のダウンロードを行う場合は、メモリ25に記憶されているアクセスポイントデータに基づく電話番号をダイヤルして広告配信装置1へ接続するようにすれば、トラフィックの集中を防止することが可能となる。また、前述した説明では、固定電話を例にして説明したが、加入者線が無線である移動電話機においても同様な構成及び動作によって適用することが可能である。また、請求項でいう電話機とは、加入者線が有線であっても、無線であってもよい。
【0037】また、図1、2に示す各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより広告再生処理、及び広告配信処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、電話機内に予め広告内容の情報を記憶しておき、発信時において電話機自身が広告内容を再生するようにしたため、交換機や専用サーバの処理負荷を低減することができるとともに、回線の保留時間を無くすことができるという効果が得られる。これは、結果的に従来の方式に比べ廉価な設備構築を可能とする。また、この発明によれば、発信ユーザがダイヤル後、着信応答があるまでに広告を流すため、発信ユーザに対して、確実に広告を聞かせることができるため、広告効果を向上させることができるという効果が得られる。また、この発明によれば、電話機自身を新たな広告媒体として利用することができるという効果も得られる。さらに、企業広告の内容を再生するようにすれば、発信ユーザに対して通話料を無料するサービスを提供することができるという効果も得られる。




 

 


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