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発明の名称 非接触ICタグと非接触ICタグを用いた情報の照合方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−308496(P2003−308496A)
公開日 平成15年10月31日(2003.10.31)
出願番号 特願2002−112122(P2002−112122)
出願日 平成14年4月15日(2002.4.15)
代理人 【識別番号】100062225
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 輝雄
【テーマコード(参考)】
2C005
5B035
5B058
【Fターム(参考)】
2C005 MA04 MA40 MB01 NA06 SA02 
5B035 AA13 BB09 BC00 CA23
5B058 CA15 KA31 YA20
発明者 梅田 誠
要約 課題
予め預け入れされた荷物が引き取られるときに荷物側と引き取り人側とから非接触状態で情報を得て、その情報により荷物に対して正規の引き取り人であるかどうかを判断できるようにし、空港の荷物渡しフロアなどでの荷物の持ち出し間違いや他人の荷物を持ち出す不正行為を迅速に発見する。

解決手段
それぞれ荷物情報が記載される荷物取付部4と持ち主控部5とを連接し、荷物取付部4と持ち主控部5とのそれぞれに、読み取り書き込み装置により非接触状態で情報の読み取りと書き換えと消去とを可能にして情報を記録するICモジュール7を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】それぞれ荷物情報が記載される荷物取付部と持ち主控部とを連接し、前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれに、読み取り書き込み装置により非接触状態で情報の読み取りと書き換えと消去とを可能にして情報を記録するICモジュールが設けられていることを特徴とする非接触ICタグ。
【請求項2】請求項1に記載の非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから分離されて荷物に取り付けられている荷物取付部と、請求項1に記載の非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから荷物取付部を分離して持ち主が所持する持ち主控部とを共にして、ICモジュールの情報を非接触で読み取る読み取り書き込み装置の読み取り感応領域内に通し、該読み取り感応領域内を通る前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれから記録された情報を読み取り、読み取った荷物取付部の情報と持ち主控部の情報とを照合することを特徴とする非接触ICタグを用いた情報の照合方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触ICタグとこの非接触ICタグを用いた情報の照合方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から旅行などで飛行機を利用する際、客室内に持ち込まない比較的大きい荷物は、荷物の持ち主である乗客が搭乗する飛行機の貨物室に運び込まれている。そして乗客とともに目的の空港へと移送され、到着した空港では、飛行機の貨物室から荷物渡しロビーに荷物が運び込まれ、荷物渡しロビーで荷物を待つ乗客がターンテーブル上を移動する荷物の中から自分の荷物を探し出し、到着ロビーや税関フロアなどへと持ち出すようにしている。また、このように比較的大きな荷物を伴いながら長距離を移動するときに利用する交通手段として大型長距離バスも利用されていて、前述した飛行機を利用する場合と同様に手持ちすることが困難な荷物についてはバスの貨物庫などに収め入れて乗客とともに移送され、終着のバスターミナルなどにおいて荷物が荷物渡しフロアへと運び込まれて、その荷物渡しフロアで乗客が各個人の荷物を探し出して引き取るようにしている。一方、航空会社やバス会社などの運行業者側では、預け入れられる荷物にタグを取り付けて、荷物が預け入れられる出発地点から荷物が受け取られる到着地点までの配送業務を、前記タグに記載されている荷物情報に基づいて行なうようにしており、荷物の預け入れを受けたときに前記タグを発行して荷物に取り付けるとともに、荷物の持ち主にも預け入れ証としてその控えを渡している。
【0003】しかしながら、荷物の持ち主が荷物を引き取る時点は多人数が集まって混雑し易く、特に旅客機の多くの乗客が各個人の荷物を引き出す空港の荷物渡しロビーでは、一度に多くの荷物が送り出されてくるために非常に混雑し、間違った荷物の持ち出しや不正に荷物が持ち出されることがある。そして、上記タグや控えに記載されている荷物情報にあっても利用便名、到着地名、運行会社名などの文字情報にどどまるものであるため、タグや控えの確認を行なっても荷物の持ち出し間違いや不正持ち出しを迅速に発見できないという点が問題とされている。そこで本発明は上記事情に鑑み、予め預け入れされた荷物が引き取られるときに荷物側と引き取り人側とから非接触状態で情報を得て、その情報により荷物に対して正規の引き取り人であるかどうかを判断できるようにすることを課題とし、空港の荷物渡しフロアなどでの荷物の持ち出し間違いや他人の荷物を持ち出す不正行為を迅速に発見することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮してなされたもので、それぞれ荷物情報が記載される荷物取付部と持ち主控部とを連接し、前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれに、読み取り書き込み装置により非接触状態で情報の読み取りと書き換えと消去とを可能にして情報を記録するICモジュールが設けられていることを特徴とする非接触ICタグを提供して、上記課題を解消するものである。また、もう一つの発明は、上記非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから分離されて荷物に取り付けられている荷物取付部と、上記非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから荷物取付部を分離して持ち主が所持する持ち主控部とを共にして、ICモジュールの情報を非接触で読み取る読み取り書き込み装置の読み取り感応領域内に通し、該読み取り感応領域内を通る前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれから記録された情報を読み取り、読み取った荷物取付部の情報と持ち主控部の情報とを照合することを特徴とする非接触ICタグを用いた情報の照合方法であり、この照合方法により上記課題を解消するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1と図2に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は非接触ICタグであり、空港において飛行機の貨物室に運び込む荷物として運行業者側に預けるときにその受付カウンターで発行される形態の例が示されている。まず、この非接触ICタグ1は、紙や合成樹脂製フィルムなどからなる基材2と、同様に紙や合成樹脂製フィルムからなり、表面に静電写真方式プリンタやインクジェットプリンタなどのノンインパクトプリンタに対して印字適正を有する表材3とを重ねて貼り合わせしたものであり、全体として帯状に形成されている。そして、この非接触ICタグ1は荷物の把手などに通してからループ状に巻いて取り付けることができるように所要長さを有する荷物取付部4とこの荷物取付部4の一端に連接された持ち主控部5とからなるものである。
【0006】図1に示されているようにこの非接触ICタグ1の荷物取付部4と持ち主控部5とのそれぞれにおける上記表材3側の表面には荷物情報記載部6が設けられていて、荷物の預け入れが行われる上記受付カウンタで前記荷物情報記載部6に荷物情報が記載される。この荷物情報は、便名、到着空港名、旅客運行業者名、非接触ICタグそれぞれで異なる管理番号などの情報であり、これらの情報が目読できる文字にて記載され、また、光学的読取装置にて読み取ることができる光学的読み取り情報、例えばバーコード情報としても記載されている。
【0007】さらにこの非接触ICタグ1は上記荷物取付部4と持ち主控部5とがICモジュール7を有していて、このICモジュール7が荷物取付部4と持ち主控部5とのそれぞれにおいて上記基材2と表材3との間に挟み込まれている。このICモジュール7はICチップとこのICチップに接続されたアンテナとから構成されていて、リーダーライターと称されている図示しない読み取り書き込み装置からの電磁場範囲である所要の感応領域内に非接触状態でその読み取り書き込み装置により情報の読み取り、書き換え、消去とを可能にして記録する機能を備えたものである。これによって、読み取り書き込み装置を用いて非接触状態にして荷物取付部4と持ち主控部5とのICモジュール7に同一の情報を記録させることができ、後述するように荷物取付部4と持ち主控部5とが分離した状態でも、読み取り書き込み装置の感応領域内に入ったときにそれぞれのICモジュール7に記録されている情報をその読み取り書き込み装置を用いて読み取ることができるものとなる。
【0008】非接触ICタグ1の上記荷物取付部4は上述したように荷物の把手などに通し、そして、荷物取付部4における両端の基材2側の面を貼り合わせることで荷物に取り付けられるものであり、貼り合わせを簡便に行なえるようにするために荷物取付部4の前記持ち主控部5とは反対側の端部に粘着手段8が予め設けられ、この粘着手段8が剥離紙9で剥離可能にして覆われている。
【0009】上記構成の非接触ICタグ1を用いた荷物の配送システムはつぎの通りとなる。まず、空港の荷物預けカウンターに荷物を預ける荷物預け入れ時で、非接触ICタグ1の発行が行われるものであって、上述したように荷物取付部4と持ち主控部5それぞれの荷物情報記載部6にノンインパクトプリンタを用いて荷物情報(上述の便名、到着空港名、旅客運行業者名など)が目視できる形態で記載される。また、荷物取付部4のICモジュール7には予め荷物取付部4のICモジュールであることを表す取付片情報が記録されているとともに、持ち主控部5ICモジュール7にも予め持ち主控部5のICモジュールであることを表す控片情報が記録されている。そして、この状態の非接触ICタグ1が読み取り書き込み装置にかけられ、荷物取付部4のICモジュール7と持ち主控部5のICモジュール7とに上記荷物情報が追加情報として記録される。さらに、荷物取付部4と持ち主控部5のICモジュール7のそれぞれに、ユニーク値、例えば非接触ICタグそれぞれで異なる管理番号情報も追加情報として記録される。このようにすることで、荷物取付部4側は取付片情報、荷物情報、管理番号情報を所持し、持ち主控部5側は控片情報、荷物情報、管理番号情報を所持していて、両者の荷物情報は同一であり、両者の管理番号情報も同一である。この後、持ち主控部5を分離して荷物の持ち主が所持し、荷物取付部4は荷物に取り付けられ、持ち主は飛行機に搭乗し荷物は飛行機の貨物室に積み込まれて両者が離れた状態で移送される。
【0010】移送終了地点である到着空港の荷物渡しロビーにおいては飛行機の貨物室から送り込まれてターンテーブル上を移動し、乗客が各個人の荷物を探し出すようにしている。そして、乗客が自分の荷物を持ち出すことで運行業者側から持ち主への荷物の受け渡しがなされる。この荷物受け渡し時に図2に示されているように、上記控部を所持している持ち主(乗客)とその持ち主10が持ち出している荷物11とを、読み取り書き込み装置12の読み取り感応領域13内に通すようにする。上記読み取り書き込み装置12は、荷物11に取り付けられている荷物取付部4側から取付片情報、荷物情報、管理番号情報を読み出し、また、荷物11を持つ持ち主10が所持している持ち主控部5側から控片情報、荷物情報、管理番号情報を非接触状態で読み出すように設けられていて、前記読み取り書き込み装置12に接続された判定装置14がその読み取り書き込み装置12から得た入力情報において、取付片情報に対応付けした管理番号情報と、控片情報に対応付けした管理番号情報とを照合し、両管理番号情報が一致しているかどうかを判定する。そして、上記判定装置14は表示装置15が接続され、両管理番号情報が一致しているときには表示装置15において正常表示を行なうように動作させ、両管理番号情報が一致しない場合や少なくとも一方の管理番号情報が得られなかった場合に表示装置15において異常表示を行なうように動作させるようにしている。このように両管理番号情報が一致しない場合や管理番号情報の照合が行なえなかったときには前記表示装置15の動作から荷物の持ち出し間違い、荷物の不正持ち出し、不正入場者による荷物の不正持ち出しを迅速に発見できる。
【0011】なお、上記実施の例では旅客機を利用する場合に基づいて説明したが、本発明はこの事例にのみ適用されるものではなく、各種交通機関での荷物の取り扱いに適用できるものであり、さらには倉庫などに預け入れられた荷物の引き取りが適正な持ち主により行われるようにする際にも上記非接触ICタグと上述したシステムが適用できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明した本発明の非接触ICタグによれば、それぞれ荷物情報が記載される荷物取付部と持ち主控部とを連接し、前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれに、読み取り書き込み装置により非接触状態で情報の読み取りと書き換えと消去とを可能にして情報を記録するICモジュールが設けられていることを特徴とするものであり、各ICモジュールに非接触状態で情報を記録させることができ、荷物管理などに利用するタグを迅速に発行できるようになる。また、もう一つの発明である非接触ICタグを用いた情報の参照方法によれば、上記非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから分離されて荷物に取り付けられている荷物取付部と、上記非接触ICタグにおけるICモジュールそれぞれに非接触ICタグそれぞれで異なる情報を予め記録してから荷物取付部を分離して持ち主が所持する持ち主控部とを共にして、ICモジュールの情報を非接触で読み取る読み取り書き込み装置の読み取り感応領域内に通し、該読み取り感応領域内を通る前記荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれから記録された情報を読み取り、読み取った荷物取付部の情報と持ち主控部の情報とを照合することを特徴とするものである。これにより、予め預け入れされていた荷物の引き取りに際して、非接触ICタグの荷物取付部が取り付けられている荷物と持ち主控部を持つ荷物引き取り人とを共に読み取り書き込み装置の読み取り感応領域に通すという簡単な作業で、荷物取付部と持ち主控部とのそれぞれから情報を読み取ることができ、引き取られる荷物に対して引き取り人が正規の持ち主であるかどうかを、読み取った情報に基づいて迅速に判断できるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。




 

 


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