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発明の名称 構図評価サービスの提供方法、構図評価サービス用プログラム、および構図評価装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−115040(P2003−115040A)
公開日 平成15年4月18日(2003.4.18)
出願番号 特願2001−307624(P2001−307624)
出願日 平成13年10月3日(2001.10.3)
代理人 【識別番号】100084412
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 冬紀
【テーマコード(参考)】
5B050
5B057
5B075
5C076
【Fターム(参考)】
5B050 AA06 AA09 BA06 BA15 CA07 CA08 EA11 EA14 FA02 FA09 FA12 FA13 
5B057 AA20 BA24 BA26 CA12 CA16 CB12 CB16 CC03 CE01 CE09
5B075 ND06
5C076 AA02 CA08 CA10
発明者 原 俊郎
要約 課題
構図評価サービスを提供する。

解決手段
サービス利用者は、サービス提供者のデータセンタから受信した全体画像31のデータを用いてトリミング画像生成を行い、端末側で選択決定したトリミング情報を端末からデータセンタへ送信する。トリミング範囲は、焦点距離に応じた撮影範囲を示す表示枠42を用いて選択される。トリミング位置は、表示枠42の表示位置を移動させて設定される。トリミング情報は、全体画像31を構成する各画素データに番号をふり、■枠42で囲まれる領域の左上の画素番号を示す情報と、■たてよこのフレーミングを示す情報と、■焦点距離を示す情報とを含む。トリミング情報に応じた構図評価のコメントは、あらかじめデータセンタのサーバに格納される。サーバは、サービス利用者から送信されたトリミング情報に対応する構図評価のコメントをサービス利用者にメール送信する。
特許請求の範囲
【請求項1】画像データをサービス利用者に送信し、前記サービス利用者から送信される前記画像データに対するトリミング情報を受信し、あらかじめ用意される前記画像データに対する複数のトリミング内容と前記受信したトリミング情報とを比較し、前記比較の結果、前記トリミング情報が前記複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、前記複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち前記合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出して前記サービス利用者に送信することを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項2】請求項1に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング情報は、トリミング範囲を示す情報とトリミング位置を示す情報とを含み、前記トリミング内容は、前記画像データが前記トリミング範囲および前記トリミング位置によってトリミングされたトリミング画像であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項3】請求項2に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング範囲は、前記画像の撮影画角に対応して離散的に表され、前記トリミング位置は、前記トリミング画像に含まれる少なくとも1つの画素データの位置によって表されることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項4】請求項1に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング情報は、トリミング画像を構成する画像データであり、前記トリミング内容は、この画像データによるトリミング画像であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項5】画像データをサービス利用者に送信する処理と、前記サービス利用者から送信される前記画像データに対するトリミング情報を受信する処理と、あらかじめ用意される前記画像データに対する複数のトリミング内容と前記受信したトリミング情報とを比較する処理と、前記比較の結果、前記トリミング情報が前記複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、前記複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち前記合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出する処理と、前記抽出した評価情報を前記サービス利用者に送信する処理とを実行することを特徴とする構図評価サービス用プログラム。
【請求項6】画像データを表示する処理と、前記画像データに対するトリミング情報を入力する処理と、あらかじめ用意される前記画像データに対する複数のトリミング内容と前記入力されるトリミング情報とを比較する処理と、前記比較の結果、前記トリミング情報が前記複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、前記複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち前記合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出する処理と、前記抽出した評価情報を表示する処理とを実行することを特徴とする構図評価サービス用プログラム。
【請求項7】データをサービス利用者に送信する送信手段と、前記送信手段によって送信される画像データに対して前記サービス利用者から送信されるトリミング情報を受信する受信手段と、あらかじめ用意される前記画像データに対する複数のトリミング内容を記憶する第1の記憶手段と、前記複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶される複数のトリミング内容と前記受信手段により受信されるトリミング情報とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記トリミング情報が前記複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、合致するトリミング内容に対応する評価情報を前記第2の記憶手段から抽出する評価情報抽出手段と、前記評価方法抽出手段により抽出される評価情報を送信するように前記送信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする構図評価装置。
【請求項8】画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とを前記サービス利用者の端末に送信し、前記端末から送信された前記トリミング手段を使用して決定されたトリミング情報を受信し、前記トリミング情報に対する構図評価情報を前記サービス利用者の端末に送信することを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項9】請求項8に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング手段は、画角を選択するための選択手段であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項10】請求項8に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング手段は、縦長矩形または横長矩形のいずれかを選択する選択手段であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項11】請求項8に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記トリミング情報は、画像データであることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項12】請求項8に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記構図評価情報は、前記トリミング情報と対応がとれるようにあらかじめ用意された評価情報であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項13】請求項8に記載の構図評価サービスの提供方法において、前記構図評価情報は、前記トリミング情報から評価者が評価した評価情報であることを特徴とする構図評価サービスの提供方法。
【請求項14】画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とを前記サービス利用者の端末に送信する処理と、前記端末から送信された前記トリミング手段を使用して決定されたトリミング情報を受信する処理と、前記トリミング情報に対する構図評価情報を前記サービス利用者の端末に送信する処理とを実行することを特徴とする構図評価サービス用プログラム。
【請求項15】画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とを前記サービス利用者の端末に送信する送信手段と、前記送信手段によって送信された前記トリミング手段を使用して決定され、前記端末から送信されたトリミング情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記トリミング情報に対する構図評価情報を前記サービス利用者の端末に送信するように前記送信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする構図評価装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webなどによるサービスに関する。
【0002】
【発明の背景】Webと呼ばれ、ハイパーテキストを用いてインターネット上で情報を検索する情報検索システムが知られている。このシステムでは、インターネットプロトコル(IP)アドレスを有するWebサーバにコンテンツを登録し、Webサーバに登録されるコンテンツをインターネットに接続された端末からブラウジングプログラムを用いて検索する。コンテンツの登録場所はWebサイトと呼ばれる。Webによれば、ユニークな情報を含むコンテンツをWebサイトに用意し、このWebサイトを検索してコンテンツを利用する人々に情報を提供する一方、情報の提供を受ける人々からも情報を得ることが可能である。
【0003】発明者は、画像の情報を掲載するコンテンツを設け、このコンテンツに掲載される画像に対する構図の取り方などの情報を提供すれば、新たなサービスが構築できると考えた。
【0004】本発明の目的は、画像の構図評価サービスの提供方法、構図評価サービス用プログラムおよび構図評価装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による構図評価サービスの提供方法は、画像データをサービス利用者に送信し、サービス利用者から送信される画像データに対するトリミング情報を受信し、あらかじめ用意される画像データに対する複数のトリミング内容と受信したトリミング情報とを比較し、比較の結果、トリミング情報が複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出してサービス利用者に送信することにより、上述した目的を達成する。上記トリミング情報は、トリミング範囲を示す情報とトリミング位置を示す情報とを含めてよく、この場合のトリミング内容は、画像データがトリミング範囲およびトリミング位置によってトリミングされたトリミング画像とすることができる。上記トリミング範囲は、画像の撮影画角に対応して離散的に表してもよい。上記トリミング位置は、トリミング画像に含まれる少なくとも1つの画素データの位置によって表してもよい。上記トリミング情報は、トリミング画像を構成する画像データであってもよく、この場合のトリミング内容は、上記画像データによるトリミング画像としてよい。本発明による構図評価サービス用プログラムは、画像データをサービス利用者に送信する処理と、サービス利用者から送信される画像データに対するトリミング情報を受信する処理と、あらかじめ用意される画像データに対する複数のトリミング内容と受信したトリミング情報とを比較する処理と、比較の結果、トリミング情報が複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出する処理と、抽出した評価情報をサービス利用者に送信する処理とを実行することにより、上述した目的を達成する。本発明による構図評価サービス用プログラムは、画像データを表示する処理と、画像データに対するトリミング情報を入力する処理と、あらかじめ用意される画像データに対する複数のトリミング内容と入力されるトリミング情報とを比較する処理と、比較の結果、トリミング情報が複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報のうち合致するトリミング内容に対応する評価情報を抽出する処理と、抽出した評価情報を表示する処理とを実行することにより、上述した目的を達成する。本発明による構図評価装置は、データをサービス利用者に送信する送信手段と、送信手段によって送信される画像データに対してサービス利用者から送信されるトリミング情報を受信する受信手段と、あらかじめ用意される画像データに対する複数のトリミング内容を記憶する第1の記憶手段と、複数のトリミング内容のそれぞれに対応してあらかじめ用意される複数の評価情報を記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶される複数のトリミング内容と受信手段により受信されるトリミング情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、トリミング情報が複数のトリミング内容のいずれかに合致すると、合致するトリミング内容に対応する評価情報を第2の記憶手段から抽出する評価情報抽出手段と、評価方法抽出手段により抽出される評価情報を送信するように送信手段を制御する制御手段とを備えることにより、上述した目的を達成する。本発明による構図評価サービスの提供方法は、画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とをサービス利用者の端末に送信し、端末から送信されたトリミング手段を使用して決定されたトリミング情報を受信し、トリミング情報に対する構図評価情報をサービス利用者の端末に送信することにより、上述した目的を達成する。上記トリミング手段は、画角を選択するための選択手段であってもよい。上記トリミング手段は、縦長矩形または横長矩形のいずれかを選択する選択手段であってもよい。上記トリミング情報は、画像データであってもよい。上記構図評価情報は、トリミング情報と対応がとれるようにあらかじめ用意された評価情報でもよい。上記構図評価情報は、トリミング情報から評価者が評価した評価情報でもよい。本発明による構図評価サービス用プログラムは、画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とをサービス利用者の端末に送信する処理と、端末から送信されたトリミング手段を使用して決定されたトリミング情報を受信する処理と、トリミング情報に対する構図評価情報をサービス利用者の端末に送信する処理とを実行することにより、上述した目的を達成する。本発明による構図評価装置は、画像データと該画像データに対してサービス利用者がトリミングを行えるトリミング手段とをサービス利用者の端末に送信する送信手段と、送信手段によって送信されたトリミング手段を使用して決定され、端末から送信されたトリミング情報を受信する受信手段と、受信手段によって受信されたトリミング情報に対する構図評価情報をサービス利用者の端末に送信するように送信手段を制御する制御手段とを備えることにより、上述した目的を達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第一の実施の形態)図1は、本発明の第一の実施の形態によるWebサイト用コンテンツが登録されるWebサイトの全体構成例を示す図である。図1において、サービス提供者はデータセンタにサーバを配置し、サービス利用者は端末からインターネットに接続してWebサイトを検索する。サービス利用者が、インターネットにアクセス可能なパソコンなどの端末からWebサイトサーバのURL(Uniform Resource Locator)を指定すると、当該サーバ側に格納されているコンテンツのデータが読み出されてサービス利用者の端末に送られる。
【0007】データセンタ内には、画像データを格納する画像用サーバ、メールデータを格納するメール用サーバ、Webデータを格納するWeb用サーバ、コンテンツを管理するコンテンツ管理サーバなどが設けられている。この他、提供されるその他のコンテンツ情報を格納するサーバA〜サーバCや、データベースサーバなども設けられている。
【0008】図2は、サービス利用者の端末のディスプレイに表示されるWebのトップページ画面の例を示す図である。この画面は、Webによるサービスを利用する人の端末から指定されたURLに格納されているデータに基づいて、サービス利用者の端末に備えられるブラウジング用プログラムによって当該端末のディスプレイに表示される。図2において、たとえば、6つのカテゴリページへのリンク先ボタン21〜26が表示されている。さらに、「記事1」のページへのリンク先ボタン28と、「記事2」のページへのリンク先ボタン29と、「記事3」のページへのリンク先ボタン30と、このWebサイトによるサービスを利用するための「会員登録」ページへのリンク先ボタン27とが表示される。
【0009】「会員登録」ページは、Webによるサービス利用者の登録を行うためのページである。「新着情報」ページは、Webサイトに新しく登録されたコンテンツなどの情報をサービス利用者に紹介するためのページである。「構図評価」ページは、画像の構図についての評価をサービス利用者に提供するためのページである。「メール」ページは、サービス利用者にメールの送受信サービスを提供するページである。「サービスA」ページ、「サービスB」ページ、および「サービスC」ページは、それぞれ所定のサービスをサービス利用者に提供するページである。また、「記事1」ページ、「記事2」ページ、および「記事3」ページは、それぞれ特集記事をサービス利用者に提供するページである。
【0010】Webによるサービスを利用する人が、端末に備えられる不図示のポインティングデバイスを操作してリンク先ボタンをクリックすると、各リンク先ボタンに対応して貼りつけられているリンク先の情報、すなわち、URLが指定される。これにより、当該URL内に格納されているデータが端末に向けて送信され、当該データによる画面が端末のディスプレイに表示される。
【0011】本実施の形態では、「構図評価」を行うコンテンツに特徴を有するので、このコンテンツを中心に説明する。「構図評価」は、サービス利用者が画像データに対してトリミング処理を行い、サービス提供者がトリミング処理後の画像の構図についての評価結果をサービス利用者に提供するものである。たとえば、Webによるサービス利用者が「構図評価」のリンク先ボタン22をクリックすると、図3に示す画面が端末のディスプレイに表示される。なお、端末には、あらかじめ「構図評価」サービスを受けるために必要なプログラムがインストールされている。このプログラムは、Webサイトサーバから端末にダウンロードしてもよいし、あるいは、サービス提供者によって供給される当該プログラムの記録媒体から端末にインストールしてもよい。
【0012】図3において、画像31は、データセンタの画像用サーバ(図1)内に格納されている画像データによる画像である。サービス利用者の端末は、「構図評価」サービスに必要なプログラムを起動し、サーバから送信される画像データを受信すると、受信したデータによる画像を端末のディスプレイに表示する。サービス利用者は、この画像に対してトリミング処理を行う。サービス利用者が不図示のポインティングデバイスを操作すると、端末の画面上を矢印形状のポインタ32がポインティングデバイスの操作に応じて移動する。このポインタ32は、画像31上に表示される場合に、矢印形状からカメラ形状のポインタ32Bに変更される。
【0013】端末の画面には、画角選択のためのラジオボタン33が画像31とともに表示される。画角は、画像31の撮影時に用いられた撮影ズームレンズの焦点距離fによって表される。図3の例では、f=100mm、f=200mm、f=300mmの画角選択ができるように3つのラジオボタン33が用意されている。なお、この場合の画像31は、少なくともf=100mmより短い焦点距離で撮影された画像であり、ここでは全体画像と呼ぶことにする。
【0014】サービス利用者が不図示のポインティングデバイスを操作し、f=200mmのラジオボタンをチェックすると、端末は、f=200mmで撮影される撮影範囲を示す情報を生成する。これにより、図4に示す画面が端末のディスプレイに表示される。図4において、f=200mmの撮影範囲を示す表示枠42が、全体画像31の上に重ねてスーパーインポーズ表示される。表示枠42の表示位置は、ポインティングデバイスの操作により全体画像31上を移動する。ポインタ32Bが表示枠42内に表示されている状態でポインティングデバイスが周知のドラッグ操作されると、端末は、表示されている全体画像31上において表示枠42の表示位置を移動させる。
【0015】端末の画面には、フレーミング選択のためのラジオボタン43が画像31とともに表示される。サービス利用者が不図示のポインティングデバイスを操作し、たて・よこ、いずれかのラジオボタンをチェックすると、端末は、チェック内容に応じて表示枠42を横長にしたり、縦長にしたりする。
【0016】表示枠42が表示されている状態でポインティングデバイスが周知のクリック操作されると、端末は、表示枠42で囲まれている領域について、周知の電子ズーム処理によってトリミング画像を生成する。これにより、図5に示すトリミング画像が端末のディスプレイに表示される。図5において、トリミング画像51は、図4の表示枠42で囲まれていた領域の画像であり、f=200mmで撮影される画角に相当する。端末の画面には、フレーミング決定のためのシャッターボタンアイコン52がトリミング画像51とともに表示される。
【0017】シャッターボタンアイコン52が表示されている状態でポインティングデバイスが周知のクリック操作されると、端末は、データセンタのサーバに向けて決定されたフレーミング情報、すなわち、トリミング情報を送信する。トリミング情報の送信は、サービス利用者のメールアドレス、会員登録されているID情報とともにメール送信される。
【0018】図6は、トリミング情報を説明する図である。図6において、全体画像31を構成する各画素データに番号がふられている。このうち、枠42で囲まれる領域は、選択決定された画角に対応する撮影範囲(トリミング範囲)に相当する。枠42で囲まれる範囲は、選択決定された画角(焦点距離)によって一義的に決定される。したがって、端末からデータセンタのサーバに対し、■枠42で囲まれる領域を示す画素番号(たとえば、枠42内の左上の画素番号S)の情報と、■たてよこのフレーミングを示す情報と、■焦点距離を示す情報とをトリミング情報として送信すれば、データセンタのサーバは、全体画像31を構成する画素データのうち枠42に含まれる画素データを識別できる。
【0019】データセンタのデータベースサーバには、トリミング範囲および位置に応じて、たとえば、数百通りの構図評価のコメントが格納されている。データセンタのサーバは、サービス利用者からトリミング情報が送信されると、送信されたトリミング情報に対応する構図評価のコメントをデータベースサーバから抽出し、サービス利用者に向けてメール送信する。
【0020】また、データセンタの画像用サーバには、「構図評価」サービスに用いられる複数の全体画像が格納されている。サービス利用者は、複数の画像の中から任意の画像を選んで「構図評価」サービスを受ける。データベースサーバには、上記トリミング範囲および位置に応じた構図評価のコメントが、「構図評価」に用いられる画像ごとに用意される。
【0021】上述した図3、図4および図5による表示画面において、「トップページにもどる」ボタン、あるいは「前のページにもどる」ボタンをクリックすると、それぞれ、トップページあるいは前のページ画面の表示にもどるように、端末のディスプレイが表示制御される。
【0022】図7は、以上説明した「構図評価」サービスを提供するデータセンタ(たとえば、画像用サーバ)で実行されるプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。図7による処理は、サービス利用者の端末で「構図評価」のリンク先ボタン22(図2)がクリックされ、画像用サーバのURLが指定されると開始される。図7のステップS11において、サーバは、図3のページ画面を表示するために必要なページデータを端末に送信し、ステップS12へ進む。ステップS12において、サーバは、端末からの構図情報、すなわち、トリミング情報が受信されたか否かを判定する。サーバは、メールサーバで構図情報が受信された場合にステップS12を肯定判定してステップS13へ進み、構図情報が受信されていない場合にステップS12を否定判定して判定処理を繰り返す。
【0023】ステップS13において、サーバは、メールサーバから受信した構図情報を読出してステップS14へ進む。ステップS14において、サーバは、データベースサーバを検索して構図情報に対応する構図評価のコメントを探す。ステップS15において、サーバは、構図情報に対応する評価コメントを抽出してステップS16へ進む。ステップS16において、サーバは、評価コメントを表示する不図示のページ画面を表示するために必要なページデータを作成してステップS17へ進む。ステップS17において、サーバは、ページデータを端末に送信して図7による処理を終了する。
【0024】図8は、「構図評価」サービスを受ける端末(たとえば、パソコン)で実行されるプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。図8による処理は、「構図評価」のリンク先ボタン22(図2)をクリックすると開始される。図8のステップS51において、端末は、ページデータを受信してステップS52へ進む。これにより、端末は図3に示す画面をディスプレイに表示する。ステップS52において、端末は、画角選択の情報が入力されたか否かを判定する。端末は、ラジオボタン33(図3)がチェックされるとステップS52を肯定判定してステップS53へ進み、ラジオボタン33がチェックされない場合はステップS52の判定を繰り返す。
【0025】ステップS53において、端末は、チェックされた画角選択情報を記憶してステップS54へ進む。ステップS54において、端末は、ページ画面を作成してステップS55へ進む。これにより、端末は図4に示す画面をディスプレイに表示する。ステップS55において、端末は、たて・よこのフレーミング選択の情報が入力されたか否かを判定する。端末は、ラジオボタン43(図4)がチェックされるとステップS55を肯定判定してステップS56へ進み、ラジオボタン43がチェックされない場合はステップS55を否定判定してステップS58へ進む。
【0026】ステップS56において、端末は、チェックされたたて・よこ選択情報を記憶してステップS57へ進む。ステップS57において、端末は、チェック内容にしたがって表示枠42のたて・よこを変換したページ画面を作成してステップS58へ進む。ステップS58において、端末は、構図位置が決定されたか否かを判定する。端末は、全体画像31上に表示枠42を表示している状態でポインティングデバイスがクリック操作されると、ステップS58を肯定判定してステップS59へ進み、クリック操作されない場合はステップS58を否定判定してステップS60へ進む。
【0027】ステップS59において、端末は、構図位置の情報を記憶してステップS61へ進む。ステップS60において、端末は、「前のページに戻る」ボタンがクリックされたか否かを判定する。端末は、「前のページに戻る」ボタンがクリックされるとステップS60を肯定判定してステップS52へ戻り、クリックされない場合はステップS60を否定判定してステップS55へ戻る。
【0028】ステップS61において、端末は、トリミングしたページ画面を作成してステップS62へ進む。これにより、端末は図5に示す画面をディスプレイに表示する。ステップS62において、端末は、構図決定の指示が入力されたか否かを判定する。端末は、シャッターボタンアイコン52(図5)がクリックされるとステップS62を肯定判定してステップS63へ進み、クリックされない場合はステップS62を否定判定してステップS64へ進む。
【0029】ステップS63において、端末は、構図情報(トリミング情報)を送信して図8による処理を終了する。ステップS64において、端末は、「前のページに戻る」ボタンがクリックされたか否かを判定する。端末は、「前のページに戻る」ボタンがクリックされるとステップS64を肯定判定してステップS55へ戻り、クリックされない場合はステップS64を否定判定してステップS62へ戻る。
【0030】以上説明した第一の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)サービス利用者が「構図評価」サービスを受けるとき、サービス利用者の端末側でサービス提供者のデータセンタから受信した全体画像31のデータを用いて画角(トリミング範囲)決定のためのトリミング画像生成などを行い、端末側で選択決定したトリミング情報を端末からデータセンタへ送信するようにした。これにより、データセンタ側は画角決定にともなう処理をしなくてよいので、データセンタのデータ処理量を低減できる。さらに、データセンタおよび端末間で送受されるデータ送信回数を低減することができるから、「構図評価」サービスに要する処理時間を短縮できる。
(2)サービス利用者の端末側で画角(トリミング範囲)を決定する際、全体画像31の画像を元に焦点距離f=100mm、f=200mm、f=300mm相当の撮影範囲を示す表示枠42を生成し、この表示枠42を用いて全体画像31の中から任意の画角を選択する。トリミング位置は、表示枠42の表示位置をポインティングデバイス操作によって移動させ、任意のトリミング位置を設定する。これにより、サービス利用者は、全体画像31の中で任意の被写体を画面の中央に収めることができる。トリミング後の画像51は、全体画像31を元に電子ズーム処理によって生成される。以上により、全体画像31のどの範囲をトリミングして構図をとっているかを、サービス利用者にとってわかりやすく表示させることができる。
(3)端末側で選択決定したトリミング情報は、全体画像31を構成する各画素データに番号をふり、■枠42で囲まれる領域の左上の画素番号Sを示す情報と、■たてよこのフレーミングを示す情報と、■焦点距離を示す情報とを含めて送信するようにした。この結果、枠42の領域内に位置する画素データを全て送信する場合に比べて、送信するデータサイズを小さくできるから、「構図評価」サービスに要する処理時間を短縮できる。
(4)トリミング情報に応じた複数の構図評価のコメントをあらかじめデータセンタのサーバに格納するようにしたので、データセンタのサーバは、サービス利用者からトリミング情報が送信されると、送信されたトリミング情報に対応する構図評価のコメントをただちにサービス利用者に向けてメール送信できる。これにより、データセンタのサーバによってオンラインの「構図評価」サービスを提供することができる。
【0031】上述した構図評価のコメントは、必ずしも枠42内に含まれる左上の画素番号Sの値ごとに用意しなくてもよい。各画素データを、たとえば、10個ずつのグループに分け、枠42内の左上の画素番号Sが同じグループに含まれる場合に同じ構図評価のコメントをサービス利用者に送信するようにする。この場合には、用意するコメントの数を減らすことができる。
【0032】以上の説明では、トリミング情報として全体画像31を構成する各画素データに番号をふり、■枠42で囲まれる領域の左上の画素番号Sを示す情報と、■たてよこのフレーミングを示す情報と、■焦点距離を示す情報とを含めて端末からデータセンタへ送信するようにした。この代わりに、枠42で囲まれる領域の画素データ、すなわち、トリミング画像51を構成するデータを全て送信するようにしてもよい。
【0033】上述した例では、トリミング情報に応じた複数の構図評価のコメントをあらかじめデータセンタのサーバに格納し、サービス利用者からトリミング情報が送信されると、送信されたトリミング情報に対応する構図評価のコメントをサービス利用者に向けてメール送信するようにした。この代わりに、構図評価のコメントを行う構図評価者をおき、サービス利用者からトリミング情報が送信されると構図評価者が当該トリミング情報に対して構図評価を行い、構図評価の結果をサービス利用者に向けて送信するようにしてもよい。この場合には、あらかじめ構図評価のコメントをあらかじめデータセンタのサーバに格納しておかなくてもよい。
【0034】(第二の実施の形態)サービス利用者の端末側で画角(トリミング範囲)決定のためのトリミング画像生成を行う代わりに、データセンタのサーバ側でトリミング画像生成を行うようにしてもよい。図9、図10は、第二の実施の形態においてデータセンタ(たとえば、画像用サーバ)で実行されるプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。図9による処理は、サービス利用者の端末で「構図評価」のリンク先ボタン22(図2)がクリックされ、画像用サーバのURLが指定されると開始される。図9のステップS21において、サーバは、図3のページ画面を表示するために必要なページデータを端末に送信し、ステップS22へ進む。これにより、図3に示す画面が端末のディスプレイに表示される。
【0035】ステップS22において、サーバは、画角選択の情報が受信されたか否かを判定する。この場合の端末は、ラジオボタン33(図3)がチェックされるとチェック内容をサーバへ送信する。サーバは、画角選択情報を端末から受信するとステップS22を肯定判定してステップS23へ進み、画角選択情報を受信しない場合はステップS22の判定を繰り返す。
【0036】ステップS23において、サーバは、受信した画角選択情報を記憶してステップS24へ進む。ステップS24において、サーバは、ページ画面を作成、送信してステップS25へ進む。これにより、図4に示す画面が端末のディスプレイに表示される。ステップS25において、サーバは、たて・よこのフレーミング選択の情報が受信されたか否かを判定する。この場合の端末は、ラジオボタン43(図4)がチェックされるとチェック内容をサーバへ送信する。サーバは、フレーミング選択の情報を端末から受信するとステップS25を肯定判定してステップS26へ進み、フレーミング選択の情報を受信しない場合はステップS25を否定判定してステップS28へ進む。
【0037】ステップS26において、サーバは、受信したたて・よこ選択情報を記憶してステップS27へ進む。ステップS27において、サーバは、チェック内容にしたがって表示枠42のたて・よこを変換したページ画面を作成、送信してステップS28へ進む。ステップS28において、サーバは、構図位置が決定されたか否かを判定する。この場合の端末は、全体画像31上に表示枠42を表示している状態でポインティングデバイスがクリックされると、クリックされたことを示す信号をサーバへ送信する。サーバは、クリック操作された信号を受信すると、ステップS28を肯定判定してステップS29へ進み、クリック操作された信号を受信しない場合はステップS28を否定判定してステップS30へ進む。
【0038】ステップS29において、サーバは、構図位置の情報を記憶してステップS31へ進む。ステップS30において、サーバは、前のページに戻るか否かを判定する。この場合の端末は、「前のページに戻る」ボタンがポインティングデバイスでクリックされると、クリックされたことを示す信号をサーバへ送信する。サーバは、クリック操作された信号を受信するとステップS30を肯定判定してステップS22へ戻り、クリック操作された信号を受信しない場合はステップS30を否定判定してステップS25へ戻る。
【0039】ステップS31において、サーバは、トリミングしたページ画面を作成、送信してステップS32へ進む。これにより、図5に示す画面が端末のディスプレイに表示される。ステップS32において、サーバは、構図決定の指示が入力されたか否かを判定する。この場合の端末は、シャッターボタンアイコン52(図5)がポインティングデバイスでクリックされると、クリックされたことを示す信号をサーバへ送信する。サーバは、クリック操作された信号を受信するとステップS32を肯定判定してステップS33へ進み、クリック操作された信号を受信しない場合はステップS32を否定判定してステップS34へ進む。
【0040】ステップS33において、サーバは、構図決定指示の受信を完了したことを示すページ画面を作成、送信して図10のステップS35へ進む。ステップS34において、サーバは、前のページに戻るか否かを判定する。この場合の端末は、「前のページに戻る」ボタンがポインティングデバイスでクリックされると、クリックされたことを示す信号をサーバへ送信する。サーバは、クリック操作された信号を受信するとステップS34を肯定判定してステップS25へ戻り、クリック操作された信号を受信しない場合はステップS34を否定判定してステップS32へ戻る。
【0041】ステップS35において、サーバは、記憶している構図情報(画角情報、たて・よこのフレーミング情報、構図位置の情報)を読出してステップS36へ進む。ステップS36において、サーバは、データベースサーバを検索して構図情報に対応する構図評価のコメントを探す。ステップS37において、サーバは、構図情報に対応する評価コメントを抽出してステップS38へ進む。ステップS38において、サーバは、評価コメントを表示する不図示のページ画面を表示するために必要なページデータを作成してステップS39へ進む。ステップS39において、サーバは、ページデータを端末に送信して図10による処理を終了する。
【0042】以上説明した第二の実施の形態によれば、データセンタのサーバ側で画角(トリミング範囲)決定のためのトリミング画像生成を行うようにしたので、サービス利用者の端末側にトリミング画像生成を行うためのプログラム、すなわち、「構図評価」サービスを受けるためのプログラムを用意しなくてもよい。
【0043】上述したデータセンタのサーバで行われる処理と、サービス利用者の端末で行われる処理とを合わせて1つのパソコンなどの端末で行うようにしてもよい。この場合には、「構図評価」サービスを行うプログラム、「構図評価」サービスに用いる全体画像のデータ、ならびに、全体画像のトリミング範囲および位置に応じた構図評価のコメントのデータを、それぞれサービス提供者からサービス利用者に提供する。サービス利用者は、提供されるプログラム、画像データならびに評価コメントをパソコンにインストールした上で「構図評価」サービスを行うプログラムを実行させる。パソコンは、全体画像データを読出してディスプレイに表示し、サービス利用者によって入力されるトリミング情報に応じて構図評価のコメントを検索し、検索した構図評価コメントをディスプレイに表示する。
【0044】サービス利用者に提供する「構図評価」サービス用プログラム、「構図評価」サービスに用いる全体画像のデータ、ならびに、全体画像のトリミング範囲および位置に応じた構図評価のコメントのデータは、Webサイトサーバからパソコンにダウンロードしてもよいし、サービス提供者によって供給される記録媒体からパソコンにインストールしてもよい。
【0045】特許請求の範囲における各構成要素と、発明の実施の形態における各構成要素との対応について説明する。画像データは、たとえば、全体画像31を構成するデータが対応する。トリミング情報は、たとえば、トリミング範囲およびトリミング位置を示す情報が対応する。トリミング内容は、たとえば、トリミング画像51が対応する。評価情報は、たとえば、構図評価コメントが対応する。トリミング範囲を示す情報は、たとえば、焦点距離を示す情報が対応する。トリミング位置を示す情報は、たとえば、枠42内の左上の画素番号Sを示す情報が対応する。送信手段、比較手段、評価情報抽出手段および制御手段は、たとえば、画像用サーバによって構成される。受信手段は、たとえば、メールサーバによって構成される。第1の記憶手段および第2の記憶手段は、たとえば、データベースサーバによって構成される。トリミング手段は、たとえば、表示枠42、ラジオボタン33および43などに関する情報が対応する。トリミング情報は、たとえば、トリミング画像51を構成する画像データが対応する。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれば、サービス利用者による画像の構図を評価するサービスを提供できる。




 

 


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