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発明の名称 情報処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−316579(P2003−316579A)
公開日 平成15年11月7日(2003.11.7)
出願番号 特願2002−119173(P2002−119173)
出願日 平成14年4月22日(2002.4.22)
代理人 【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
【テーマコード(参考)】
5B076
5E501
【Fターム(参考)】
5B076 AB17 
5E501 AA01 AB03 AC10 DA05
発明者 山中 里美
要約 課題
実行制御用アプリケーションと画面描画用アプリケーションを組み合わせて新たなアプリケーションを構成する。

解決手段
アプリケーションプログラム実行管理手段102は、アプリケーションプログラム群101からアプリケーションを選び、1つを実行制御用起動し、1つを画面描画用起動する。各アプリケーションは、キー入力通知手段103からのキー通知に対応する実行制御処理機能と描画処理機能を有し、実行制御用起動されたとき、透明画面を画面表示手段120に描画してキー入力通知待ちとなり、画面描画用起動されたとき、通常の画面描画を行い、キー入力通知手段103は、キー入力手段110より入力されたキーを実行制御用起動されたアプリケーションに通知する。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶されている前記アプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、前記アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理手段と、各種データを表示する表示手段と、所定のキー入力を行うためのキー入力手段と、前記キー入力手段によって入力された前記キーに対応するキーコードを、前記実行管理手段によって起動された前記実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知手段と、前記キー入力通知手段により通知された前記キーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定手段とを備え、前記実行管理手段は、前記判定手段による判定結果に応じて、前記実行制御用アプリケーションを終了させ、前記画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、前記アプリケーションプログラムの中から、前記キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを画面描画用アプリケーションとして起動し、前記キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】 前記実行管理手段によって起動された前記実行制御用アプリケーションプログラムは、前記表示手段の画面に透明画面を表示し、キー入力通知待ち状態となることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】 前記画面描画用アプリケーションプログラムは、前記表示手段の画面に所定のデータを表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】 前記実行制御用アプリケーションプログラムは、前記判定手段によって、前記キー入力通知手段により通知された前記キーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものではないと判定された場合、前記キーコードに対応する機能を実現するための処理を実行することを特徴とする請求項1,2または3に記載の情報処理装置。
【請求項5】 複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記アプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、前記アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理ステップと、各種データを表示する表示ステップと、所定のキー入力を行うためのキー入力ステップと、前記キー入力ステップにおいて入力された前記キーに対応するキーコードを、前記実行管理ステップにおいて起動された前記実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知ステップと、前記キー入力通知ステップにおいて通知された前記キーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定ステップとを備え、前記実行管理ステップにおいては、前記判定ステップにおける判定結果に応じて、前記実行制御用アプリケーションを終了させ、前記画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、前記アプリケーションプログラムの中から、前記キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを画面描画用アプリケーションとして起動し、前記キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動することを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】 複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記アプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、前記アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理ステップと、各種データを表示する表示ステップと、所定のキー入力を行うためのキー入力ステップと、前記キー入力ステップにおいて入力された前記キーに対応するキーコードを、前記実行管理ステップにおいて起動された前記実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知ステップと、前記キー入力通知ステップにおいて通知された前記キーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、前記実行管理ステップにおいて、前記判定ステップにおける判定結果に応じて、前記実行制御用アプリケーションを終了させ、前記画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、前記アプリケーションプログラムの中から、前記キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを画面描画用アプリケーションとして起動し、前記キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動するように制御することを特徴とする情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関し、特に、画面描画用アプリケーションと実行制御用アプリケーションを組み合わせて新たな機能を有するアプリケーションを構築できる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや携帯電話機が家庭で広く使われるようになってきている。特に、携帯電話機はさまざまな機能を持つようになってきており、それぞれ描画装置の精度がよくなるとともに、メモリ容量や通信容量も大きくなり、さまざまなコンテンツを描画することができるようになっている。従来の実行・描画システムでは、描画アプリケーションと実行制御アプリケーションは1つのアプリケーションとして作成され、入力されたキーに対応するキーコードを通知する部分は、このアプリケーションに対してキー通知を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技術には、次のような問題点があった。即ち、描画部分だけが異なる機能を持つアプリケーションを開発するために、別々のアプリケーションを作成する必要があったということである。その理由は、透明画面として描画するシステムがなかったためである。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画面描画用のアプリケーションと実行制御用のアプリケーションとを組み合わせて新たな機能を有するアプリケーションを作成することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処理装置は、複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶されているアプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理手段と、各種データを表示する表示手段と、所定のキー入力を行うためのキー入力手段と、キー入力手段によって入力されたキーに対応するキーコードを、実行管理手段によって起動された実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知手段と、キー入力通知手段により通知されたキーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定手段とを備え、実行管理手段は、判定手段による判定結果に応じて、実行制御用アプリケーションを終了させ、画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、アプリケーションプログラムの中から、キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを描画処理用アプリケーションとして起動し、キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動することを特徴とする。また、実行管理手段によって起動された実行制御用アプリケーションプログラムは、表示手段の画面に透明画面を表示し、キー入力通知待ち状態となるようにすることができる。また、画面描画用アプリケーションプログラムは、表示手段の画面に所定のデータを表示するようにすることができる。また、実行制御用アプリケーションプログラムは、判定手段によって、キー入力通知手段により通知されたキーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものではないと判定された場合、キーコードに対応する機能を実現するための処理を実行するようにすることができる。請求項5に記載の情報処理方法は、複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶ステップと、記憶ステップにおいて記憶されたアプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理ステップと、各種データを表示する表示ステップと、所定のキー入力を行うためのキー入力ステップと、キー入力ステップにおいて入力されたキーに対応するキーコードを、実行管理ステップにおいて起動された実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知ステップと、キー入力通知ステップにおいて通知されたキーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定ステップとを備え、実行管理ステップにおいては、判定ステップにおける判定結果に応じて、実行制御用アプリケーションを終了させ、画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、アプリケーションプログラムの中から、キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを画面描画用アプリケーションとして起動し、キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動することを特徴とする。請求項6に記載の情報処理プログラムは、複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶ステップと、記憶ステップにおいて記憶されたアプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動する実行管理ステップと、各種データを表示する表示ステップと、所定のキー入力を行うためのキー入力ステップと、キー入力ステップにおいて入力されたキーに対応するキーコードを、実行管理ステップにおいて起動された実行制御用アプリケーションプログラムに通知するキー入力通知ステップと、キー入力通知ステップにおいて通知されたキーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定する判定ステップとをコンピュータに実行させ、実行管理ステップにおいて、判定ステップにおける判定結果に応じて、実行制御用アプリケーションを終了させ、画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、アプリケーションプログラムの中から、キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを画面描画用アプリケーションとして起動し、キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動するように制御することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、複数のアプリケーションが存在するシステム中で、画面描画用アプリケーションと実行制御用アプリケーションを組み合わせて新たな機能を有するアプリケーションを作成し、システム化することができるようにするものである。
【0007】図1において、アプリケーションプログラム実行管理手段102は、アプリケーションプログラム群(特定機能実現手段)101から2つのアプリケーションプログラムを選び出して1つを実行制御用起動し、他のアプリケーションプログラムを画面描画用起動する。アプリケーションプログラム群101に属する各アプリケーションプログラムは、キー通知に対応する実行制御処理機能と画面描画処理機能を有し、実行制御用起動された場合には透明画面を描画し、画面描画用起動された場合には通常の画面描画を行う。
【0008】ここで、透明画面とは、透過色の仕組みを利用して描画を行った画面のことである。描画を行う場合、通常は色を使用する。例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)をビットパターンで指定して描画を行う。このとき、色を用いずに描画するときの指定色を「透過色用の色」として指定しておく。アプリケーションプログラム実行管理手段102は、透明にしたい部分には「透過色用の色」を使用する。即ち、透過色用の色が指定された部分は、色を塗らないようにすることにより、画面上では透明となる。
【0009】キー入力通知手段103は、入力されたキーを実行制御用起動されたアプリケーションに通知する。これにより、一方のアプリケーションが実行制御を行いながら、他方のアプリケーションが描画した画面が見えるようにすることができる。
【0010】以下、図1を参照して本実施の形態の構成及び動作について説明する。図1は、本発明を応用した実行・描画統合システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、プログラム制御により動作するコンピュータ(中央処理装置;プロセッサ;データ処理装置)100と、キー入力手段(キー入力装置)110と、画面表示手段(画面表示装置)120とから構成されている。
【0011】コンピュータ100は、アプリケーションプログラム群(特定機能実現手段)101と、アプリケーションプログラム実行管理手段102と、キー入力通知手段103等により構成されている。
【0012】これらの手段はそれぞれ概略次のように動作する。アプリケーションプログラム群101は、特定の機能を実現するためのアプリケーションプログラムの集まりである。それぞれのアプリケーションプログラムは、画面表示手段120を介してユーザに見せるべきデータを画面に描画し、ユーザによるキー入力操作を促す。また、ユーザが、キー入力手段110を介して入力したキーに従って、特定の機能を実現するための処理を行う。それぞれのアプリケーションプログラムは、画面描画処理の特徴である透明画面描画を行う機能を有している。
【0013】アプリケーションプログラム実行管理手段102は、アプリケーションプログラム群101から2つのアプリケーションプログラムを選び出し、それぞれ実行制御用起動、及び画面描画用起動の2種類の用途のいずれかを指定して起動する。キー入力通知手段103は、アプリケーションプログラム実行管理手段102が実行制御用起動したアプリケーションプログラムに対して、キー入力手段110より入力されたキーに対応するキーコードを通知するようになっている。
【0014】次に、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。まず、アプリケーションプログラム実行管理手段102は、アプリケーションプログラム群(AP群)101から所定のアプリケーションプログラム(AP)を1つだけ選び出し、画面描画用起動する(ステップA1)。次に、アプリケーションプログラム群101から別のアプリケーションプログラム(AP)を1つだけ選び出し、実行制御用起動する(ステップA2)。
【0015】画面描画用起動されたアプリケーションプログラムは、画面描画処理を実行する。即ち、画面表示手段120の画面に所定のデータを描画する処理を実行する(ステップB1)。一方、実行制御用起動されたアプリケーションプログラムは、画面表示手段120の画面に透明画面を表示し(ステップC1)、キー入力通知待ち状態となる(ステップC2)。
【0016】キー入力手段110から所定のキーが入力されると、キー入力通知手段103は、ステップA2において、アプリケーションプログラム実行管理手段102によって実行制御用起動されたアプリケーションプログラム(以下では適宜、実行制御用アプリケーションと記載する)に対して、入力されたキーに対応するキーコードを通知する。
【0017】実行制御用アプリケーションは、キー入力通知手段103より通知されたキーコードに基づいて、入力されたキーの種別を判定し、制御移行操作が行われたか否かを判定する(ステップC3)。判定の結果、制御移行操作が行われたと判定された場合、アプリケーションプログラム実行管理手段102へ制御を移し(ステップC4)、ステップA3以降の処理が実行される。一方、制御移行操作が行われていないと判定された場合、実行制御用アプリケーションは、入力されたキーに応じて、対応する処理を実行する(ステップC5)。その後、ステップC2に戻り、ステップC2以降の処理を繰り返し実行する。
【0018】一方、ステップC3における判定の結果、制御移行操作が行われたと判定され、ステップC4において、アプリケーションプログラム実行管理手段102へ制御が移されると、アプリケーションプログラム実行管理手段102は、ステップA3において、描画側遷移操作、即ち、画面描画用アプリケーションへ制御を移行するための操作が行われたか否かを判定し、画面描画用アプリケーションへ制御を移行するための操作が行われたと判定された場合、実行制御用アプリケーション(実行制御用AP)を終了させ(ステップA4)、制御移行操作に対応するアプリケーションが指定されたテーブルを取得して、対応する描画処理用アプリケーション(描画用AP)を実行制御用に変更する。即ち、制御移行操作に対応する描画処理用アプリケーションを実行制御用起動する(ステップA5)。
【0019】一方、ステップA3において、画面描画用アプリケーションへ制御を移行するための操作が行われていないと判定された場合、制御移行操作に対応するアプリケーションが指定されたテーブルを取得する。このテーブルは、コンピュータ100の図示せぬ記憶装置に記憶されており、制御移行操作に対応するキーコード、対応する画面描画用アプリケーション、対応する実行制御用アプリケーションから構成される。従って、制御移行操作を指示するために入力されたキーに対応する画面描画用アプリケーションと実行制御用アプリケーションとが特定される。
【0020】その後、ステップA1に戻り、制御移行操作に対応する画面描画用アプリケーションがアプリケーションプログラム群101から選び出されて画面描画用起動される。次に、ステップA2において、制御移行操作に対応する実行制御用アプリケーションがアプリケーションプログラム群101から選び出されて実行制御用起動される。
【0021】各アプリケーションプログラムは、第1引数として起動種別を受け取るようになっている。そして、各アプリケーションプログラムは、起動されたときに第1引数として受け渡される起動種別に基づいて、画面描画用起動されたか、或いは実行制御用起動されたかを判断し、画面描画用起動された場合、通常の描画を行い、実行制御用起動された場合、透明画面を描画し、キー入力通知待ち状態となる。
【0022】次に、具体例を用いて説明する。図3は、本発明を応用した携帯電話機の構成例を示している。同図に示すように、携帯電話機200は、コンピュータ100と、キー入力手段110と、画面表示手段120とから構成されている。また、キー入力手段110は、メニューキー111、通話キー112、及び「0」乃至「9」の数字キー113等のキーから構成されている。また、携帯電話機200は、図示はしないが、アプリケーションプログラム群101と、アプリケーションプログラム実行管理手段102と、キー入力通知手段103とを備えている。
【0023】携帯電話機200は、待ち受け状態の場合において、キー入力手段110の通話キー112を押したとき、電話をかける機能を実行する。一方、待ち受け状態において画面表示手段120によって表示される画面は、静止画だけでなく、MPEG(Moving Picture Experts Group)の動画、スケジューラの一部であるカレンダ、Java(Javaは、サンマイクロシステムズ社が開発したコンピュータ言語(登録商標))アプリケーションによる描画画面など、さまざまな種類の画面が表示される。
【0024】例えば、MPEGの動画を描画する場合、アプリケーションプログラム実行管理手段102は、MPEG動画を表示するアプリケーションプログラム(以下では適宜、MPEG動画アプリ(MPEG4アプリ)と記載する)を、画面描画用アプリケーションとして起動し、待ち受け処理を実行するアプリケーション(以下では適宜、待ち受けアプリと記載する)を実行制御用アプリケーションとして起動する。
【0025】通話キー112が押されたとき、キー入力通知手段103は、待ち受けアプリに対して入力されたキーに対応するキーコードを通知する。待ち受けアプリは、キー入力通知手段103より通知されたキーコードを受け取ると、このキーコードに対応する処理を実行する。この場合、待ち受けアプリの機能として、電話をかけて通話を可能とする動作を実行する。
【0026】制御移行操作の一例として、メニューキー111によりメニューアプリに移行する場合について説明する。メニューキー111が押されると、キー入力通知手段103は、入力されたメニューキー111に対応するキーコードを待ち受けアプリに通知する。待ち受けアプリは、キー入力通知手段103から通知されたキーコードを受け取ると、このキーコードに対応する操作が制御移行操作であると判断し、アプリケーションプログラム実行管理手段102に制御を移行する。
【0027】アプリケーションプログラム実行管理手段102は、制御移行操作に対応するアプリケーションが指定されたテーブルを取得し、このキー操作(いまの場合、メニューキー111押下)に対応するメニューアプリを起動する。
【0028】また、MPEG動画アプリを実行制御用起動することもある。このMPEG動画アプリは、実行制御用起動された場合、例えば、数字キー113を構成する「5」キーを押下すると一時停止し、「3」キーを押下すると画面に表示されている画像を静止画として図示せぬメモリに保存する機能を持つ。
【0029】また、MPEG動画アプリが描画用アプリとして画面描画用起動された場合には、MPEG動画アプリに対してはキー通知がなされないため、この機能(一時停止機能、保存機能)を実行させる手段はなく、待ち受けアプリの機能のみを動作させることができる。MPEG動画アプリは、実行制御用アプリとして実行制御用起動された場合にのみ、キー入力手段110から入力されたキーのキーコードが通知されるようになり、その場合、MPEG動画アプリに一時停止機能、及び保存機能を実行させることができる。
【0030】以上説明したように、本実施の形態は以下のような効果を奏する。即ち、新たなアプリケーションを作ることなく、画面描画用アプリケーションと実行制御用アプリケーションを組み合わせることにより、新たな機能を有するアプリケーションを簡単かつ迅速に構築することができることである。その理由は、アプリケーション実行管理手段102が、実行制御用アプリケーションに対してキー通知を行い、実行制御用アプリケーションが透明画面を表示して、画面描画用アプリケーションの画面を見せるようにできるためである。
【0031】これにより、携帯電話機においては、今後、コンテンツの種別が増えても、各アプリケーションがコンテンツの種別に対応していくのではなく、本実施の形態を用いて、各コンテンツを描画するアプリケーションと実行制御用アプリケーションとを組み合わせることによって、効率よく新たなアプリケーションを作成することが可能となる。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について説明する。本実施の形態は、入力手段として、キー入力手段110の他に、電話やメールなどの着信受け付け手段を備える。この場合、着信したことをアプリケーションに通知する着信通知手段は、実行制御用アプリケーションに着信を通知し、実行制御用アプリケーションは、着信通知手段より通知された着信内容に応じて動作する。
【0033】起動種別として、画面描画用起動、実行制御用起動の他に、画面描画・実行制御両用起動を追加し、1つのアプリケーションが画面描画・実行制御両用として動作することも可能である。制御移行操作として、画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして動作するよう切り替える手段を持つことも可能である。
【0034】なお、上記実施の形態においては、本発明を携帯電話機に適用する場合について説明したが、これに限定されるものではない。また、上記実施の形態においては、Javaアプリケーションを用いるようにしているが、他のコンピュータ言語を使用してアプリケーションを開発する場合にも本発明を適用することができる。
【0035】また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る情報処理装置によれば、複数のアプリケーションプログラムを記憶し、記憶されたアプリケーションプログラムの中から所定のものを選択し、実行制御用アプリケーションプログラムとして起動し、アプリケーションプログラムの中から他の所定のものを選択し、画面描画用アプリケーションプログラムとして起動し、各種データを表示し、所定のキー入力を行い、入力されたキーに対応するキーコードを、起動された実行制御用アプリケーションプログラムに通知し、通知されたキーコードが、他のアプリケーションプログラムへの移行を指示するものであるか否かを判定し、判定結果に応じて、実行制御用アプリケーションを終了させ、画面描画用アプリケーションを実行制御用アプリケーションとして起動するか、または、アプリケーションプログラムの中から、キーコードに対応する所定のアプリケーションプログラムを描画処理用アプリケーションとして起動し、キーコードに対応する他の所定のアプリケーションプログラムを実行制御用アプリケーションとして起動するようにしたので、画面描画用のアプリケーションプログラムと実行制御用のアプリケーションプログラムとを組み合わせて新たなアプリケーションプログラムを簡単かつ短期間に作成することができる。これにより、アプリケーションプログラムの開発期間を短縮することができ、コストを削減することが可能となる。




 

 


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