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発明の名称 広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告配信プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−36386(P2003−36386A)
公開日 平成15年2月7日(2003.2.7)
出願番号 特願2001−223373(P2001−223373)
出願日 平成13年7月24日(2001.7.24)
代理人 【識別番号】100093595
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 正夫
発明者 井坪 有以
要約 課題
インターネット等の通信ネットワークを介して音声による広告を、その広告料金等に基づいて自動的に配信する広告を適切に選択し効率よく配信する広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告配信プログラムを提供することである。

解決手段
通信ネットワーク100を介して広告を配信する広告システムにおいて、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録するデータベース30と、広告が配信された回数の割合の値から広告料金の割合の値を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定する手段32と、次に配信する広告として決定された音声による広告を再生するようにウェブページを編集し、通信ネットワーク100を介して利用者のユーザ端末10に配信するサーバ装置20を備えることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 通信ネットワークを介して広告を配信する広告システムにおいて、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信するサーバ装置を備えることを特徴とする広告システム。
【請求項2】 配信する各広告の情報である広告情報を記録するデータベースと、広告情報を基に、配信する広告を決定する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の広告システム。
【請求項3】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の広告システム。
【請求項4】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する手段を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の広告システム。
【請求項5】 前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録し、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする請求項4に記載の広告システム。
【請求項6】 広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする請求項5に記載の広告システム。
【請求項7】 サーバ装置は、通信ネットワーク上にウェブサイトを開設するウェブサーバの機能を備え、音声による広告を再生するウェブページをユーザ端末に配信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の広告システム。
【請求項8】 ユーザ端末が、音声による広告を再生するウェブページにアクセスし表示させた時に、当該ユーザ端末に、当該ウェブページの広告の音声を再生させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の広告システム。
【請求項9】 ユーザ端末が、音声による広告を再生するウェブページにおいて示されるオブジェクトに対して、予め指定された操作を実行した場合に、当該ユーザ端末に、当該オブジェクトと当該操作に対して設定された音声による広告を再生させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の広告システム。
【請求項10】 通信ネットワークを介して広告を配信するサーバ装置において、配信する各広告の情報である広告情報を記録するデータベースと、広告情報を基に配信する広告を決定する手段を備え、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信することを特徴とするサーバ装置。
【請求項11】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する手段を備えることを特徴とする請求項10に記載のサーバ装置。
【請求項12】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する手段を備えることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のサーバ装置。
【請求項13】 前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録し、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする請求項12に記載のサーバ装置。
【請求項14】 広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする請求項13に記載のサーバ装置。
【請求項15】 通信ネットワーク上にウェブサイトを開設するウェブサーバの機能を備え、音声による広告を再生するウェブページをユーザ端末に配信することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか1つに記載のサーバ装置。
【請求項16】 通信ネットワークを介して広告を配信する広告配信方法において、配信する各広告の情報である広告情報を基に、配信する広告を決定するステップと、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信するステップを備えることを特徴とする広告配信方法。
【請求項17】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信するステップを備えることを特徴とする請求項16に記載の広告配信方法。
【請求項18】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信するステップを備えることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の広告配信方法。
【請求項19】 前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録するステップと、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定するステップを備えることを特徴とする請求項18に記載の広告配信方法。
【請求項20】 広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする請求項19に記載の広告配信方法。
【請求項21】 コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介して広告を配信する広告配信プログラムにおいて、配信する各広告の情報である広告情報を基に、配信する広告を決定する処理と、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信する処理を実行させることを特徴とする広告配信プログラム。
【請求項22】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する処理を実行させることを特徴とする請求項21に記載の広告配信プログラム。
【請求項23】 配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する処理を実行させることを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の広告配信プログラム。
【請求項24】 前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録する処理と、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定する処理を実行させることを特徴とする請求項23に記載の広告配信プログラム。
【請求項25】 広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定する処理を実行させることを特徴とする請求項24に記載の広告配信プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等の通信ネットワークを介した広告の配信に関し、特に、音声による広告を配信する広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、インターネット等の通信ネットワークを介した広告サービスが普及し、ウェブページ内に画像による広告を表示するバナー広告等が広く用いられている。こうしてウェブページに広告を表示することにより、例えば、検索サイトやニュース等の情報提供のサイトを広告料金により運営し、利用者にサービスを無料で提供すること等が実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の通信ネットワークを介した広告の技術では、以下に述べるような問題点があった。
【0004】従来の通信ネットワークを介した広告方法であるバナー広告では、ウェブページの上部や下部等に動画や静止画像にて広告を表示する看板型の広告であるため、ウェブページ内で広告が大き過ぎたり目立ち過ぎる等、そのウェブページの閲覧の妨げやデザイン性を損なうという問題点がある。またバナー広告では、1つのウェブページ内に多くの種類のバナー広告を一度に表示させるものも多く、このような場合には利用者の関心が分散してしまい、広告の十分な効果を得ることができなかった。
【0005】従来の通信ネットワークを介した広告の技術では、バナー広告における広告画像や動画等を用いる方式や、テキストの文章により広告を行なう方式等に限られている。例えば、これ以外の音声による広告等は、広告の配信がバナー広告等よりも困難で面倒であり全く実施されていない。
【0006】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、インターネット等の通信ネットワークを介して、映像や画像のみではなく、音声による広告を効率よく配信する広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告配信プログラムを提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、配信する音声による広告をその広告料金等に基づいて自動的に適切に選択することのできる広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告配信プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明の広告システムは、通信ネットワークを介して広告を配信する広告システムにおいて、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信するサーバ装置を備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の本発明の広告システムは、配信する各広告の情報である広告情報を記録するデータベースと、広告情報を基に、配信する広告を決定する手段を備えることを特徴とする。
【0010】請求項3の本発明の広告システムは、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項4の本発明の広告システムは、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項5の本発明の広告システムは、前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録し、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする。
【0013】請求項6の本発明の広告システムは、広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする。
【0014】請求項7の本発明の広告システムは、サーバ装置は、通信ネットワーク上にウェブサイトを開設するウェブサーバの機能を備え、音声による広告を再生するウェブページをユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0015】請求項8の本発明の広告システムは、ユーザ端末が、音声による広告を再生するウェブページにアクセスし表示させた時に、当該ユーザ端末に、当該ウェブページの広告の音声を再生させることを特徴とする。
【0016】請求項9の本発明の広告システムは、ユーザ端末が、音声による広告を再生するウェブページにおいて示されるオブジェクトに対して、予め指定された操作を実行した場合に、当該ユーザ端末に、当該オブジェクトと当該操作に対して設定された音声による広告を再生させることを特徴とする。
【0017】請求項10の本発明のサーバ装置は、通信ネットワークを介して広告を配信するサーバ装置において、配信する各広告の情報である広告情報を記録するデータベースと、広告情報を基に配信する広告を決定する手段を備え、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0018】請求項11の本発明のサーバ装置は、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する手段を備えることを特徴とする。
【0019】請求項12の本発明のサーバ装置は、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する手段を備えることを特徴とする。
【0020】請求項13の本発明のサーバ装置は、前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録し、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする。
【0021】請求項14の本発明のサーバ装置は、広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする。
【0022】請求項15の本発明のサーバ装置は、通信ネットワーク上にウェブサイトを開設するウェブサーバの機能を備え、音声による広告を再生するウェブページをユーザ端末に配信することを特徴とする。
【0023】請求項16の本発明の広告配信方法は、通信ネットワークを介して広告を配信する広告配信方法において、配信する各広告の情報である広告情報を基に、配信する広告を決定するステップと、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信するステップを備えることを特徴とする。
【0024】請求項17の本発明の広告配信方法は、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信するステップを備えることを特徴とする。
【0025】請求項18の本発明の広告配信方法は、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信するステップを備えることを特徴とする。
【0026】請求項19の本発明の広告配信方法は、前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録するステップと、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定するステップを備えることを特徴とする。
【0027】請求項20の本発明の広告配信方法は、広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定することを特徴とする。
【0028】請求項21の本発明の広告配信プログラムは、コンピュータを制御することにより、通信ネットワークを介して広告を配信する広告配信プログラムにおいて、配信する各広告の情報である広告情報を基に、配信する広告を決定する処理と、音声による広告を、通信ネットワークを介して、利用者のユーザ端末に配信する処理を実行させることを特徴とする。
【0029】請求項22の本発明の広告配信プログラムは、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告の広告時間の長さを調整して配信する処理を実行させることを特徴とする。
【0030】請求項23の本発明の広告配信プログラムは、配信する各広告の広告料金の情報を基に、当該広告を配信する頻度を調整して配信する処理を実行させることを特徴とする。
【0031】請求項24の本発明の広告配信プログラムは、前記データベースに、前記広告情報として、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録する処理と、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合と比較して、全広告主の配信された広告の総数に対する広告主毎の広告の配信された回数の割合が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定する処理を実行させることを特徴とする。
【0032】請求項25の本発明の広告配信プログラムは、広告主毎の広告の前記配信された回数の割合から、当該広告主毎の前記広告料金の割合を減算した値が最も少ない広告主を選択し、選択された広告主の広告を次に配信する広告として決定する処理を実行させることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0034】本発明の広告システムは、音声による広告を再生するウェブページを、通信ネットワークを介して利用者のユーザ端末に配信する。広告の音声は、そのウェブページにアクセスした場合、及びウェブページ上のリンク先やボタン等のオブジェクトに対して、クリック等の所定の操作を実行した場合に再生するものとする。
【0035】ここで、“音声による広告”とは、“音声の再生のみによる広告”のみを指すものではなく、“音声の再生を含む広告”をも含み、音声による広告と同時に、画像や動画やテキストによる広告の提供を行なう場合も含むこととする。また、ここで“音声”とは、人の声や音楽や効果音や、その他広告に用いるための各種の音である。
【0036】図1は、本発明の第1の実施の形態による広告システムのネットワーク構成を示すブロック図である。
【0037】図1を参照すると、本実施の形態の広告システムは、利用者のユーザ端末10と、広告を提供するサーバ装置20と、これらを相互に接続するインターネット等の通信ネットワーク100を備えている。
【0038】ユーザ端末10は、インターネットやネットワーク通信を行なうための機能を備える装置であり、ネットワーク100上のウェブサイトにアクセスしてウェブページを表示するウェブブラウザを備え、また音声を再生する機能を備える。ユーザ端末は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報端末や、iモード等のインターネットの通信機能を備える携帯電話等の携帯通信端末やPDA等を用いることができる。
【0039】サーバ装置20は、通信ネットワーク100を介してユーザ端末に音声による広告を配信する情報処理装置である。例えば、インターネット等の通信ネットワーク上にウェブサイトを開設するウェブサーバの機能を備えて、音声による広告を再生するウェブページをユーザ端末10に配信する。
【0040】次に、本発明の動作について説明する。図2は、本実施の形態による広告システムの動作を説明するためのフローチャートである。なお、以降の説明では、ネットワーク100がインターネットである場合を例に説明する。
【0041】図2を参照すると、まずユーザ端末10が、サーバ装置20がネットワーク100上に開設しているウェブページにアクセスする(ステップ201)。すると、サーバ装置20から、ユーザ端末10のアクセスに応じて、そのウェブページに設定されている広告のデータを含むそのウェブページのデータがユーザ端末に送信される(ステップ202)。そして、ユーザ端末10は、送信されたウェブページを表示し広告の音声を再生する(ステップ203)。
【0042】また、ユーザ端末10が、このウェブページに対して、リンク部分やボタン等をクリックすると(ステップ204)、これに対しても同様にして、設定された広告がサーバ装置20から送信され(ステップ205)、ユーザ端末10は送信された広告の音声を再生する(ステップ206)。
【0043】以上説明したように、本実施の形態の広告システムによれば、従来のように画像や動画やテキストによる広告のみではなく、音声による広告を配信することができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態による広告システムのネットワーク構成を示すブロック図であり、図4は、本実施の形態によるサーバ装置20aの構成を示すブロック図であり、図5は、本実施の形態によるデータベース30の構成を示すブロック図である。
【0045】本実施の形態の広告システムは、図3に示されるように、第1の実施の形態の構成に加えて、配信する広告に関する情報である広告情報を記録するデータベース30を備えている。広告情報は、例えば、各広告主毎の広告料金や、広告を配信した回数や時間等の情報であり、本実施の形態では、この広告情報を用いて次に配信する広告を決定する。
【0046】データベース30は、図5に示されるように、広告情報を格納する広告情報格納部31と、広告情報に基づいて次に配信する広告を決定する広告選択処理部32を備えている。サーバ装置20aは、図4に示されるように、利用者に提供するウェブページや音声による広告等のコンテンツを格納するコンテンツ格納部21と、次に配信する広告の決定に基づいてその広告が配信されるようにウェブページを編集する編集処理部22を備えている。
【0047】次に、本実施の形態の動作について説明する。図8は、本実施の形態による広告システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0048】図8を参照すると、まずデータベース30は、次のアクセスでどの広告を配信するかを広告情報を基に決定し、その決定の情報をサーバ装置20へ送信する(ステップ801)。サーバ装置20は、その情報を受け取り、ウェブページからその決定された広告が配信されるように、ウェブページを自動的に再編集する(ステップ802)。
【0049】この状態でユーザが、ユーザ端末10によりサーバ装置20が開設するウェブサイトにアクセスする(ステップ803)。これに対して、データベース30が決定した広告と共に、ウェブページのデータがユーザ端末10に送信され(ステップ804)、ユーザ端末10にウェブページが表示され広告が再生される(ステップ806)。
【0050】また、この際サーバ装置20は、アクセスがあったことをデータベース30に伝達する(ステップ805)。これを受けたデータベース30は、再び、次のアクセスでどの広告を配信するかを広告情報を基に決定し、その決定の情報をサーバ装置20へ送信する(ステップ801)。
【0051】以上の処理を繰り返すことにより、配信する広告の頻度を自動的に適切に調整することができる。
【0052】ここで、ステップ801における、配信する広告の頻度の調整の処理を説明する。図9は、本実施の形態の頻度の調整の動作を説明するためのフローチャートであり、図10、図11は、広告主毎の広告費用、及び広告を流した件数の表の一例である。
【0053】データベース30には、広告情報格納部31に、配信する各広告の広告主毎の広告料金の情報の記録と、配信する各広告の広告主毎のこれまでに配信された回数の情報とを記録している(図10)。そこで、広告選択処理部31が、全広告主の広告のこれまでに配信された総数に対する広告主毎の広告のこれまでに配信された回数の割合を、全広告主の広告料金の総和に対する広告主毎の広告料金の割合により減算した差の値(図11では、As、Bs、Cs)を算出する(ステップ901)。
【0054】すると、その差の値(図11のAs、Bs、Cs)を広告主同士で比較し最小となった社の広告が、最も広告費用の割合に対して、広告が流されていないことがわかる。このため、広告選択処理部31は、この差の値が最小となった広告主の広告を選択して次に流す広告として決定し(ステップ902)、この決定をサーバ装置20に伝達する(ステップ903)。
【0055】ここで、図11の例においては、広告主毎の広告を配信した割合の値から、その広告主の広告費用の割合の値を減算した差の値を用いて、配信する広告(の広告主)を決定しているが、この方式に限定されるものではない。例えば、広告主毎の広告を配信した割合の値を、その広告主の広告費用の割合の値で除算した商の値を用いて、その商の値が最小となる広告主の広告を選択する方式も同様に実施することができる。また、広告主毎に計算するのではなく、個々の広告毎の配信された回数とその広告料金を用いても、同様に算出することができる。
【0056】また、図3の例のブロック図においては、データベース30から通信ネットワークを介して、広告費用からどの広告を流すかの情報をサーバ装置20に提供する方式であるが、本実施の形態はこの方式に限定されるものではない。例えば、図6に示されるデータベースをサーバ装置20b内に備える方式や、図7に示されるデータベース30cとサーバ装置20cとをLAN等の他のネットワークにより情報の交換を行なう等の方式も同様に実施することができる。また、広告情報に基づいて次に配信する広告を決定する広告選択処理部32は、データベース30内にではなく、サーバ装置20の側に備えるものとしてもよい。
【0057】以上説明したように、本実施の形態の広告システムによれば、配信する広告をその広告料金と配信された回数とに基づいて、自動的に適切に決定し配信することができる。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態の装置構成は、第2の実施の形態と同様である。ただし、本実施の形態においては、第2の実施の形態のように次に配信する広告の頻度を自動調節するのではなく、各広告を再生する時間である広告時間の長さを、広告料金に基づいて自動調整することを特徴とする。
【0059】次に、本実施の形態の動作について説明する。図12は、本発明の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0060】図12を参照すると、まずデータベース30は、広告費用に基づいて広告時間の長さを決定し、その決定の情報をサーバ装置20へ送信する(ステップ1201)。この情報を受け取ったサーバ装置20は、その決定した広告時間により広告を再生するようにウェブページを自動的に再編集する(ステップ1202)。
【0061】この状態でユーザが、ユーザ端末10によりサーバ装置20が開設するウェブサイトにアクセスする(ステップ1203)。これに対して、データベース30が決定した広告と共に、ウェブページのデータがユーザ端末10に送信され(ステップ1204)、ユーザ端末10にウェブページが表示され、設定された広告時間の間広告が再生される(ステップ1206)。
【0062】また、第2の実施の形態と第3の実施の形態とを複合した形態も可能である。
【0063】また、本実施の形態のサーバ装置からの広告の配信は、インターネットのウェブページを用いる方式以外にも、サーバ装置にメールサーバの機能を備えて、音声による広告を再生する電子メールを各利用者のメールアドレスに配信する等の方式も同様に可能である。例えば、音声による広告の電子メールを配信する代わりに、無料の電子メールの利用サービスや、無料のメーリングリストの利用サービスを利用者に提供することにより、多くの利用者を集めること等が考えられる。この場合にも、第2、第3の実施の形態において説明された、次に配信する広告を決定する処理や、広告時間の長さの調節等の処理を同様に適応することができる。
【0064】なお、本実施の形態の広告システムは、サーバ装置20、20a、20b、20cや、データベース30、30cにおける、編集処理部22や広告選択処理部32の機能や、その他の機能をハードウェア的に実現することは勿論として、各機能を備えるコンピュータプログラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実現することができる。このコンピュータプログラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体90、91に格納される。そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現する。
【0065】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明の広告システム、サーバ装置とその広告配信方法、及び広告配信プログラムによれば、以下のような効果が達成される。
【0067】第1に、音声による広告のため、従来の広告の様にウェブページ内に画像やテキストを表示するためのスペースを確保する必要がなく、ウェブページを表示する妨げにならない。
【0068】第2に、従来では、1つのウェブページ内に複数の広告(画像)を表示することが多かったが、本発明では広告媒体として音を利用するため、一度に再生されて利用者に提供される広告は1つのみであり、従来の広告よりも高い利用者へのアピール効果を実現できる。




 

 


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