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発明の名称 クライアントサーバシステム及びそれに用いるセッション確立方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−16032(P2003−16032A)
公開日 平成15年1月17日(2003.1.17)
出願番号 特願2001−202847(P2001−202847)
出願日 平成13年7月4日(2001.7.4)
代理人 【識別番号】100088812
【弁理士】
【氏名又は名称】▲柳▼川 信
【テーマコード(参考)】
5B085
5B089
5B098
【Fターム(参考)】
5B085 BC01 BG07 CA04 
5B089 GA21 HB18
5B098 AA03 AA10 GA01 GC16 GD03 GD14
発明者 辰段 学
要約 課題
エンドユーザがセッションの状態を意識することなく、通信費用の軽減及びサーバのリソース消費量の削減を図ることが可能なクライアントサーバシステムを提供する。

解決手段
クライアントアプリケーション23からの要求が発生するたびに、クライアント2の通信処理部21及びクライアント処理領域22とサーバ1の通信処理部11及びサーバ処理領域12とによって自動的にセッションを接続し、クライアント2都サーバ1との間で必要なデータを送受信する。その後、クライアント2の通信処理部21及びクライアント処理領域22とサーバ1の通信処理部11及びサーバ処理領域12とによってセッションが切断される。
特許請求の範囲
【請求項1】 クライアントとサーバとからなり、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムであって、通常の通信処理中でも前記サーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮する手段を前記クライアントに有することを特徴とするクライアントサーバシステム。
【請求項2】 前記セッションを確立している時間を必要最小限に短縮する手段は、前記クライアントアプリケーションからの要求が発生するたびに前記サーバとの間で前記セッションを確立する手段と、前記セッションを確立した後に前記サーバとの間で必要なデータを送受信する手段と、前記必要なデータを送受信した後に前記セッションを切断する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のクライアントサーバシステム。
【請求項3】 前記クライアントからの前記セッションの確立要求時に当該セッションを特定するキー情報を作成する手段と、前記キー情報を格納する格納手段と、前記セッションの確立許可と前記キー情報とを前記クライアントに送信する手段とを前記サーバに含み、前記サーバからの前記キー情報を保持する保持手段を前記クライアントに含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のクライアントサーバシステム。
【請求項4】 複数のビジネス処理を継続的に実行する際に2回目以降のビジネス処理の要求時の前記セッションの確立要求を最初のビジネス処理の要求時に前記保持手段に保持した前記キー情報とともに送信する手段を前記クライアントに含み、前記セッションの確立要求とともに送られてくる前記キー情報が前記格納手段に存在するかを検索する手段と、前記キー情報が前記格納手段に存在することを検索した時に継続的に実行されるビジネス要求をそれ以前に使用したデータを用いて行う手段とを前記サーバに含むことを特徴とする請求項3記載のクライアントサーバシステム。
【請求項5】 クライアントとサーバとからなり、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムのセッション確立方法であって、通常の通信処理中でも前記サーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮するステップを前記クライアントに有することを特徴とするセッション確立方法。
【請求項6】 前記セッションを確立している時間を必要最小限に短縮するステップは、前記クライアントアプリケーションからの要求が発生するたびに前記サーバとの間で前記セッションを確立するステップと、前記セッションを確立した後に前記サーバとの間で必要なデータを送受信するステップと、前記必要なデータを送受信した後に前記セッションを切断するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のセッション確立方法。
【請求項7】 前記クライアントからの前記セッションの確立要求時に当該セッションを特定するキー情報を作成するステップと、前記キー情報を格納手段に格納するステップと、前記セッションの確立許可と前記キー情報とを前記クライアントに送信するステップとを前記サーバに含み、前記サーバからの前記キー情報を保持手段に保持するステップを前記クライアントに含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載のセッション確立方法。
【請求項8】 複数のビジネス処理を継続的に実行する際に2回目以降のビジネス処理の要求時の前記セッションの確立要求を最初のビジネス処理の要求時に前記保持手段に保持した前記キー情報とともに送信するステップを前記クライアントに含み、前記セッションの確立要求とともに送られてくる前記キー情報が前記格納手段に存在するかを検索するステップと、前記キー情報が前記格納手段に存在することを検索した時に継続的に実行されるビジネス要求をそれ以前に使用したデータを用いて行うステップとを前記サーバに含むことを特徴とする請求項7記載のセッション確立方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクライアントサーバシステム及びそれに用いるセッション確立方法に関し、特に分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クライアントサーバシステムとしては、分散オブジェクト技術を利用したシステムがあり、このシステムにおいて、同時に多くのセッションを確立して通信すると、サーバ側でセッションの確立に必要なリソースを消費してしまい、通信レスポンスやサーバマシンの性能を劣化させてしまう。
【0003】このようなシステムにおける効率の良い運用方法としては、特開平8−115276号公報に記載された技術や特開平8−249255号公報に記載された技術等がある。
【0004】これらの技術においては、図14及び図15に示すように、セッション管理領域5をクライアント4とサーバ3との間に配置することで、セッション300,301,302,400,401,402を管理している。
【0005】セッション管理部51はタイマ51aによってタイムアウト障害を発生したセッションを検出すると、通信制御部44へ切断命令を送信してセッション300,301,302,400,401,402を自動切断する方法で、セッションを効率的に利用している。
【0006】尚、図14及び図15において、31はサーバ処理領域、32はサーバアプリケーション、41はクライアントアプリケーション、52はクライアント情報、53はサーバ情報をそれぞれ示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来のクライアントサーバシステムでは、セッションの効率的な利用を図るために、セッション管理領域をクライアントとサーバとの間に配置しなければならず、セッション管理領域を配置しなければ、上記のように、通信レスポンスやサーバマシンの性能を劣化させてしまうことになる。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、エンドユーザがセッションの状態を意識することなく、通信費用の軽減及びサーバのリソース消費量の削減を図ることができるクライアントサーバシステム及びそれに用いるセッション確立方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるクライアントサーバシステムは、クライアントとサーバとからなり、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムであって、通常の通信処理中でも前記サーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮する手段を前記クライアントに備えている。
【0010】本発明によるセッション確立方法は、クライアントとサーバとからなり、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムのセッション確立方法であって、通常の通信処理中でも前記サーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮するステップを前記クライアントに備えている。
【0011】すなわち、本発明のクライアントサーバシステムは、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムにおいて、通常の通信処理中でもサーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮することによって、サーバのリソースの節約やセッションの効率的利用を目的としたシステムである。
【0012】より具体的に説明すると、本発明のクライアントサーバシステムでは、クライアントアプリケーションからの要求が発生するたびに自動的にセッションを接続し、必要なデータを送受信後、セッションを切断している。
【0013】これらのセッション確立・切断処理は正常な通信状態において自動的に行っているので、エンドユーザがセッションの状態を意識することなく、通信費用の軽減及びサーバのリソース消費量の削減を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるクライアントサーバシステムはサーバ1とクライアント2とから構成されている。
【0015】サーバ1は通信処理部11と、サーバ処理領域12と、サーバアプリケーション13とから構成され、サーバ処理領域12にはサーバ処理部12aを含んでいる。また、クライアント2は通信処理部21と、クライアント処理領域22と、クライアントアプリケーション23とから構成されている。
【0016】通信処理部11,21はサーバ1とクライアント2との間でデータ情報を送受信する。サーバアプリケーション13はビジネス処理を行う。クライアントアプリケーション23はサーバ1への要求処理を開始し、その結果を受取る。
【0017】クライアント処理領域22はクライアントアプリケーション23からの要求によってサーバ1との間でセッションを確立し、サーバアプリケーションオブジェクトを作成するセッション接続処理要求101及びセッション接続処理応答102、利用するビジネス処理をサーバアプリケーション13に要求して処理結果を受信するビジネス処理要求103及びビジネス処理応答104、セッション切断してサーバアプリケーションオブジェクトを削除するセッション切断処理要求105及びセッション切断処理応答106の順にそれぞれ処理命令を出すことができる。
【0018】図2〜図4は本発明の一実施例によるクライアントサーバシステムの動作を示す図であり、図5〜図7は本発明の一実施例によるクライアントサーバシステムの動作を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例によるクライアントサーバシステムの動作について説明する。まず、クライアントアプリケーション23からセッション確立要求が出力された時の処理の流れを、図2を参照して説明する。
【0019】クライアントアプリケーション23からセッション確立要求201が通信制御部Aに送信されると(図5ステップS41)、その要求を受信した通信制御部Aは通信処理部21を利用してセッション確立処理要求101をサーバ1に送信する(図5ステップS31,S32)。
【0020】サーバ1はクライアント2からセッション確立処理要求101を受信し(図5ステップS91)、セッション確立を許可すると(図5ステップS92)、通信処理部11を利用してセッション確立処理応答102をクライアント2に送信する(図5ステップS93,S33,S34)。
【0021】通信制御部Aはセッション確立処理応答102をサーバ1から受信すると、クライアントアプリケーション23、セッション管理部22aにセッション確立完了通知202,211を行い、セッション確立処理を完了する(図5ステップS42,S43)。
【0022】セッション管理部22aはセッション確立完了通知211を受取ると(図5ステップS141)、図3に示すように、通信制御部Aに対してセッション切断要求212を行い、通信処理部21を利用してセッション切断処理要求105をサーバ1に送信する(図5ステップS142,S35,S36)。
【0023】サーバ1はクライアント2からセッション切断処理要求105を受信し(図5ステップS94)、セッション切断を許可すると(図5ステップS95)、通信処理部11を利用してセッション切断処理応答106をクライアント2に送信する(図5ステップS96,S37,S38)。
【0024】通信制御部Aは通信処理部21を利用してセッション切断処理応答106をサーバ1から受信すると(図5ステップS143)、セッション管理部22aにセッション切断処理完了通知213を行う。この時、クライアントアプリケーション23とサーバアプリケーション13とにとってはセッションを確立している状態である。
【0025】クライアントアプリケーション23からサーバ1に対してビジネス処理要求203を行うと(図5ステップS44)、図4に示すように、セッション管理部22aはセッション状態の同期をとるために、セッション確立要求211とビジネス処理要求214とを順番に通信制御部Aに対して行う(図5ステップS144,S145及び図6ステップS146,S147)。
【0026】通信制御部Aはセッションの確立処理を行った後(図6ステップS39,S310,S97〜S99,S311,S312)、ビジネス処理要求103及びビジネス処理応答104の送受信を行う(図6ステップS313,S314,S910,S911,S101,S912,S913,S315,S316)。
【0027】通信制御部Aはビジネス処理応答104を受信すると、セッション管理部22aにビジネス処理完了通知215を行い、セッション管理部22aからクライアントアプリケーション23へビジネス処理結果通知204を送信する(図6ステップS45,S46)。
【0028】最後に、セッション管理部22aはビジネス処理完了通知215を受取ると、図3に示す処理の流れと同様にして、セッションを切断する(図6ステップS148及び図7ステップS149,S317,S318,S914〜S916,S319,S320,S150)。
【0029】このように、分散オブジェクト基盤を利用したクライアントサーバシステムにおいて、従量制課金ネットワークを利用する場合、オブジェクト生成から消滅までの期間中接続し続けることは通信費用の面でも問題がある。また、セッションを確立する数が多いほど、サーバ1のリソース消費も多くなる。
【0030】そこで、上記のようにセッションの確立及び切断を行うことで、クライアントアプリケーション23、サーバアプリケーション13のレイヤではセッション管理を意識することなく、通信費用の削減やサーバ1のリソース消費量の軽減を図ることができる。
【0031】複数のビジネス処理を継続的に実行する会話型処理を行う場合、セッションの確立時間が長くなる上、処理の途中でセッションを切断すると、ビジネス処理が最初からやり直しになってしまうという問題がある。
【0032】また、本実施例の構成においてクライアントが複数ある場合、サーバ1は特定のクライアント2を識別することができないため、クライアント2を管理することができない。この問題を解決する方法を以下に説明する。
【0033】図8は本発明の他の実施例によるクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図である。図8において、本発明の他の実施例によるクライアントサーバシステムはクライアント2にキーID(識別情報)を格納するためのサーバ情報24を設け、サーバ1にキーIDやサーバアプリケーション13で利用するデータを格納するためのクライアント情報14及びキー制御部15を設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の一実施例と同様である。
【0034】図9〜図11は本発明の他の実施例によるクライアントサーバシステムの動作を示す図であり、図12及び図13は本発明の他の実施例によるクライアントサーバシステムの動作を示すフローチャートである。これら図8〜図13を参照して本発明の他の実施例によるクライアントサーバシステムの動作について説明する。
【0035】クライアントアプリケーション23は通信制御部Aにビジネス処理要求203を行うと(図12ステップS411)、図9に示すように、通信制御部Aはサーバ1へセッション接続処理要求101及びセッション接続処理応答102を行う(図12ステップS321,S322,S921〜S923,S323,S324)。
【0036】最初のセッション確立の場合、図9に示すように、サーバ1にあるキー制御部15はキーIDを作成し、そのキーIDをクライアント情報14に格納し、セッション確立許可とキーIDとを通信制御部Aへのセッション確立処理応答102によって一緒に送信する。
【0037】通信制御部Aはサーバ1から受取ったキーIDをサーバ情報24に格納し、セッション管理部22aにセッション確立処理完了通知211を行う。セッション管理部22aはセッション確立完了通知211を受取ると、ビジネス処理要求通知212を通信制御部Aに出力する(図12ステップS161,S162)。
【0038】通信制御部Aは、図10に示すように、サーバ1にビジネス処理要求103を送信し、サーバ1にあるクライアント情報14にビジネス処理に利用するためのデータXが格納され、ビジネス処理結果を通信制御部Aへのビジネス処理応答104によって送信する(図12ステップS325,S326,S924,S925,S110,S926,S927,S327,S328)。
【0039】通信制御部Aはビジネス処理結果を受取り、セッション管理部14にビジネス処理完了通知213を行う(図12ステップS328)。セッション管理部22aはビジネス処理完了通知213を受取ると(図12ステップS163)、図11に示すように、セッション切断処理要求214を通信制御部Aに出力する(図12ステップS164)。
【0040】通信制御部Aはセッション切断処理要求214を受取ると、セッション切断処理要求105及びセッション切断処理応答106を行う(図12ステップS329,S330,S928及び図13ステップS929,S331,S332)。
【0041】通信制御部Aはセッション切断処理応答106を受取ると、セッション管理部22aにセッション切断処理完了通知215を行い、クライアントアプリケーション23にビジネス処理結果を返す処理202を行う(図13ステップS165,S166,S412)。この時、サーバ情報24に格納されているキーIDは保持されている。
【0042】このまま同様に、クライアントアプリケーション23から別のビジネス処理要求を出すと、セッション確立命令201を通信制御部Aに命令し、この時、通信制御部Aはサーバ情報24にあるキーIDを取得し、サーバ1へキーIDと一緒にセッション確立要求101を送信する。
【0043】サーバ1のキー制御部15は通信制御部Aから受信したキーIDがクライアント情報14にあるかどうかを検索する。サーバ1はそのキーIDが見つかると、以前セッション確立したクライアント2であると認識することができるので、前回のビジネス処理で格納したデータXを利用することができる。
【0044】このようにして、セッション切断処理要求105及びセッション切断処理応答106を行っても、最初からやり直すことなく、複数のビジネス処理を継続的に実行する会話型処理が可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、クライアントとサーバとからなり、分散オブジェクト技術を利用したクライアントサーバシステムにおいて、通常の通信処理中でもサーバとの間でセッションを確立している時間を必要最小限に短縮することによって、エンドユーザがセッションの状態を意識することなく、通信費用の軽減及びサーバのリソース消費量の削減を図ることができるという効果が得られる。




 

 


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