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証明書類発行・提出システム、証明書類発行・提出処理方法 - エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社
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発明の名称 証明書類発行・提出システム、証明書類発行・提出処理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−6362(P2003−6362A)
公開日 平成15年1月10日(2003.1.10)
出願番号 特願2001−188084(P2001−188084)
出願日 平成13年6月21日(2001.6.21)
代理人 【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
発明者 坂本 知明
要約 課題
ネットワーク上で、一連の証明書類発行・提出手続きを完遂できるシステムを提供すること。

解決手段
証明書類を発行する証明書発行サーバと、証明書要求者端末と、証明書提出先端末と、これらを接続するネットワークと、を有し、証明書発行サーバは、要求者端末からの証明書発行・提出要求を処理する手段と、要求者端末による証明書発行要求および証明書提出先の指定に基づいて対応する証明書データを作成する手段と、証明書提出先による証明書データへのアクセスの際に必要となる証明書開示IDを含む証明書開示識別データを作成する手段と、証明書提出先に対し、提出する証明書が存在する旨と、証明書開示ID情報と、を通知する電子メールを作成して送信する手段と、証明書提出先からの証明書開示要求および証明書開示IDの入力に基づいて証明書データを送信する手段とを有する。
特許請求の範囲
【請求項1】 証明書類を発行する証明書発行サーバと、証明書要求者端末と、証明書提出先端末と、これらを接続するネットワークと、を有し、該ネットワーク上で一連の証明書類発行・提出手続きを行う証明書類発行・提出システムであって、前記証明書発行サーバは、前記要求者端末からの証明書発行・提出要求を処理する手段と、前記要求者端末による証明書発行要求および証明書提出先の指定に基づいて対応する証明書データを作成する手段と、前記証明書提出先による前記証明書データへのアクセスの際に必要となる証明書開示IDを含む証明書開示識別データを作成する手段と、前記証明書提出先に対し、提出する証明書が存在する旨と、前記証明書開示ID情報と、を通知する電子メールを作成して送信する手段と、前記証明書提出先からの証明書開示要求および前記証明書開示IDの入力に基づいて前記証明書データを送信する手段と、を有することを特徴とする証明書類発行・提出システム。
【請求項2】 前記証明書発行サーバは、前記証明書データを前記要求者端末に送信して表示または印刷させ、発行・提出の確認を行う手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項3】 前記要求者端末は、前記証明書発行サーバから前記証明書データを受信して該証明書データを本人控え分として印刷する手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項4】 前記証明書発行サーバは、前記要求者端末に対し、当該証明書発行・提出手続きの進行状況を通知する電子メールを作成して送信する手段をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項5】 前記証明書発行サーバは、証明書要求者または証明書提出先による前記証明書発行サーバへのアクセスの際に、当該証明書発行・提出手続きの利用資格を判断する認証を行うユーザ認証手段をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項6】 前記証明書発行サーバは、前記ネットワーク上において、当該証明書発行・提出手続きの利用のための証明書要求者および証明書提出先の登録処理を行う手段をさらに有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項7】 前記証明書データは、表示形式および印刷形式を指定する情報を含むデータであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出システム。
【請求項8】 ネットワーク上で一連の証明書類発行・提出手続きを行う証明書発行・提出処理方法であって、ネットワーク上で証明書類の発行手続きを受け付ける証明書発行サーバが、証明書要求者端末からの証明書発行・提出要求を処理するステップと、前記要求者端末による証明書発行要求および証明書提出先の指定に基づいて対応する証明書データを作成するステップと、前記証明書提出先による前記証明書データへのアクセスの際に必要となる証明書開示IDを含む証明書開示識別データを作成するステップと、前記証明書提出先に対し、提出する証明書が存在する旨と、前記証明書開示ID情報と、を通知する電子メールを作成して送信するステップと、前記証明書提出先端末からの証明書開示要求および前記証明書開示IDの入力に基づいて前記証明書データを送信するステップと、前記要求者端末に対し、前記証明書提出手続きの完了を通知する電子メールを作成して送信するステップと、を有することを特徴とする証明書類発行・提出処理方法。
【請求項9】 前記証明書発行サーバが、前記証明書データ作成処理の後、前記証明書データを前記要求者端末に送信して表示または印刷させ、発行・提出の確認を行うステップをさらに有することを特徴とする請求項8記載の証明書類発行・提出処理方法。
【請求項10】 前記要求者端末が、前記証明書発行サーバから前記証明書データを受信して該証明書データを本人控え分として印刷するステップをさらに有することを特徴とする請求項8または9に記載の証明書類発行・提出処理方法。
【請求項11】 前記証明書発行サーバが、前記要求者端末に対し、当該証明書発行・提出手続きの進行状況を通知する電子メールを作成して送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に項に記載の証明書類発行・提出処理方法。
【請求項12】 前記証明書発行サーバが、証明書要求者または証明書提出先による前記証明書発行サーバへのアクセスの際に、当該証明書発行・提出手続きの利用資格を判断するユーザ認証を行うステップをさらに有することを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出処理方法。
【請求項13】 前記証明書発行サーバが、前記ネットワーク上において、当該証明書発行・提出手続きの利用のための証明書要求者および証明書提出先の登録処理を行うステップをさらに有することを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出処理方法。
【請求項14】 前記証明書データは、表示形式および印刷形式を指定する情報を含むデータであることを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載の証明書類発行・提出処理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、国や自治体などの機関における各種証明書の発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機関における証明書類の発行や提出の処理、証明書類の管理などは紙ベースで行われていた。近年の電子化・ネットワーク化に対応して、証明書類の発行や提出などの手続きのオンライン化に対するニーズが高まっている。
【0003】従来の証明書類発行システムの一例を、図10および図11を参照して説明する。図10に示す証明書類発行システムは、要求者端末20と、証明書発行サーバ30とを含んで構成されており、これらは、インターネットなどのネットワークで接続されている。ネットワーク上のアプリケーションとしては、特に、Webを使用するものとする。要求者端末20は、証明書の発行を必要とする者(以下「要求者10」と呼ぶ)の操作するコンピュータ端末であり、Webブラウザ機能を備える。証明書発行サーバ30は、証明書類を発行する機関(例えば、地方自治体など)の備えるサーバコンピュータであり、Webサーバ機能(証明書発行部32)を備える。また、アクセス者によるID(ユーザ名)・パスワードの入力などの方法によるユーザ認証を行うユーザ認証部31、証明書データを用紙へ印刷する処理を行う印刷処理部33、および、ユーザデータ・証明書データなどを記憶保持するデータベース34を備える。証明書発行サーバ30は、証明書類発行手続きを担当する証明書発行管理者40などが管理している。要求者10は、Webを介した手続きにおいて該当機関から証明書を取得し、取得した証明書を提出先60に提出する。
【0004】図11は、上記従来の証明書類発行システムにおける証明書発行処理の流れを示すシーケンス図である。以下、図11に沿って処理の流れを説明する。まず、要求者10は、予め、証明書発行機関において、Webでの証明書発行サービスの利用のための登録手続きを行う。必要なデータとして、氏名、住所、連絡先、ID(ユーザ名)やパスワードなどを登録しておく。証明書が必要な際、要求者10は、要求者端末20により、証明書発行サーバ30に対してアクセスする(ステップS801、S802)。証明書発行サーバ30は、要求者端末20のアクセスに応じ、要求者端末20に対してIDやパスワードの入力を促す(ステップS803、図3参照)。要求者10は、前もって登録してあるIDやパスワードを入力する(ステップS804)。証明書発行サーバ30は、入力されたデータを以て登録ユーザであるかどうか確認する(ステップS805)。
【0005】証明書発行サーバ30は、アクセス者が登録ユーザであることを確認した後、アクセス者のサービス利用を許可し、証明書発行受付用のWebページを要求者端末20に送信して要求者端末20の画面に表示させる(ステップS806、S807)。要求者10は、上記受付Webページにおいて、要求する証明書の種類の選択などの入力を行い、証明書発行要求を行う(ステップS808、S809)。
【0006】要求者端末20から証明書発行要求を受けた証明書発行サーバ30は、ユーザデータベースを確認し、要求者端末20に対し、該当する証明書を確かに発行するかどうかの確認メッセージを送信する。要求者10は、証明書発行サーバ30からの確認メッセージを読み、証明書の発行を決定すると、決定ボタンをクリックする(ステップS810)。証明書発行サーバ30は、要求者端末20から証明書発行の確認を得た後、データベース34から必要なデータを取り出し、所定形式の用紙に印刷するなどして、要求された証明書の作成処理を行う(ステップS811)。
【0007】要求者10は、所定の時間に、証明書発行機関に出向く(ステップS812)。証明書発行管理者40は、要求者10が本人であることを直接確認した上で、要求者10に上記作成された証明書を手渡す(ステップS813、S814)。要求者10は、証明書を受け取る(ステップS815)。要求者10は、提出先60に出向く、あるいは郵送するなどして証明書を提出する(ステップS816)。以上で証明書の提出先への提出が終了する。
【0008】従来技術として、特開平9−265551号公報は、「証明書自動発行システム」について開示している。このシステムは、利用者と役所などの証明書発行機関との間でのWeb上での証明書発行処理に関する。このシステムでは、証明書の発行手続きをWeb上で行うことができるが、発行された証明書の提出に関しては、従来のように、提出先に出向く、あるいは、証明書を郵送するなど手間がかかることは変わらない。
【0009】特願2000−127399号は、「ネットワークによる帳票発行・認証システムおよび方法」について開示している。このシステムでは、ユーザは、ネットワーク上の証明書類発行・提出システムにおいて証明書の発行要求を行って、認証コードなどの情報を含む証明書データを受信する。ユーザは、受信した証明書データを印刷出力して希望の証明書を取得し、提出先(第三者端末)に出向いて提出する。提出先では、提出された証明書に印字されている認証コードなどに従い上記証明書類発行・提出システムにアクセスして、対応する証明書データをダウンロードおよび表示し、提出された証明書の内容と比較して、証明書が正当なものであるかどうか確認する。
【0010】このシステムでは、証明書提出先(第三者)は、ユーザが印刷した証明書の内容を、証明書類発行・提出システムからロードした証明書データと比較して目で見て確認する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法には以下のような問題点があった。第1の問題点として、証明書類の発行手続きや受け取りについては、所定の時間帯に、証明書類発行機関の窓口に出向く、証明書類発行専用端末に出向く、書留郵便を受け取るなどの肉体的および時間的手間がかかっていた。また、証明書類の提出についても、証明書類提出先機関に出向く、証明書類を郵送するなどの手間がかかっていた。
【0012】第2の問題点として、証明書類発行機関は、証明書発行手続きのために人員を設ける必要があり、多大なコストがかかっていた。証明書類発行手続きの管理者は、必要な手続きとして、証明書類要求者が本人であることの確認、証明書の書留郵便での郵送などを行う必要があった。
【0013】第3の問題点として、証明書は、一度要求者の手に渡ってから提出が行われるため、証明書要求者による証明書内容の改ざんの危険性があった。
【0014】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して、証明書類を証明書発行要求者の手を経由することなしに、安全かつ迅速に証明書提出先に届けることのできる証明書類発行・提出システムを提供することを第1の目的とする。
【0015】また、証明書発行機関における証明書類発行手続きを自動化し、証明書類発行手続きのためのコストを削減することのできる証明書類発行・提出システムを提供することを第2の目的とする。
【0016】また、証明書提出先において、証明書の内容データを電子的に利用することのできる証明書類発行・提出システムを提供することを第3の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、証明書類を発行する証明書発行サーバと、証明書要求者端末と、証明書提出先端末と、これらを接続するネットワークと、を有し、該ネットワーク上で一連の証明書類発行・提出手続きを行う証明書類発行・提出システムであって、証明書発行サーバは、要求者端末からの証明書発行・提出要求を処理する手段と、要求者端末による証明書発行要求および証明書提出先の指定に基づいて対応する証明書データを作成する手段と、証明書提出先による証明書データへのアクセスの際に必要となる証明書開示IDを含む証明書開示識別データを作成する手段と、証明書提出先に対し、提出する証明書が存在する旨と、証明書開示ID情報と、を通知する電子メールを作成して送信する手段と、証明書提出先からの証明書開示要求および証明書開示IDの入力に基づいて証明書データを送信する手段とを有することを特徴としている。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、証明書発行サーバは、証明書データを要求者端末に送信して表示または印刷させ、発行・提出の確認を行う手段をさらに有することを特徴としている。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、要求者端末は、証明書発行サーバから証明書データを受信して該証明書データを本人控え分として印刷する手段をさらに有することを特徴としている。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバは、要求者端末に対し、当該証明書発行・提出手続きの進行状況を通知する電子メールを作成して送信する手段をさらに有することを特徴としている。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバは、証明書要求者または証明書提出先による証明書発行サーバへのアクセスの際に、当該証明書発行・提出手続きの利用資格を判断する認証を行うユーザ認証手段をさらに有することを特徴としている。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバは、ネットワーク上において、当該証明書発行・提出手続きの利用のための証明書要求者および証明書提出先の登録処理を行う手段をさらに有することを特徴としている。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、証明書データは、表示形式および印刷形式を指定する情報を含むデータであることを特徴としている。
【0024】請求項8記載の発明は、ネットワーク上で一連の証明書類発行・提出手続きを行う証明書発行・提出処理方法であって、ネットワーク上で証明書類の発行手続きを受け付ける証明書発行サーバが、要求者端末からの証明書発行・提出要求を処理するステップと、要求者端末による証明書発行要求および証明書提出先の指定に基づいて対応する証明書データを作成するステップと、証明書提出先による証明書データへのアクセスの際に必要となる証明書開示IDを含む証明書開示識別データを作成するステップと、証明書提出先に対し、提出する証明書が存在する旨と、証明書開示ID情報と、を通知する電子メールを作成して送信するステップと、証明書提出先からの証明書開示要求および証明書開示IDの入力に基づいて証明書データを送信するステップと、要求者端末に対し、証明書提出手続きの完了を通知する電子メールを作成して送信するステップと、を有することを特徴としている。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、証明書データ作成処理の後、証明書発行サーバが、証明書データを要求者端末に送信して表示または印刷させ、発行・提出の確認を行う発行確認ステップをさらに有することを特徴としている。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項8または9記載の発明において、要求者端末が、証明書発行サーバから証明書データを受信して該証明書データを本人控え分として印刷するステップをさらに有することを特徴としている。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項8から10のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバが、要求者端末に対し、当該証明書発行・提出手続きの進行状況を通知する電子メールを作成して送信するステップをさらに有することを特徴としている。
【0028】請求項11記載の発明は、請求項8から11のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバが、証明書要求者または証明書提出先による証明書発行サーバへのアクセスの際に、当該証明書発行・提出手続きの利用資格を判断するユーザ認証を行うステップをさらに有することを特徴としている。
【0029】請求項11記載の発明は、請求項8から12のいずれか1項に記載の発明において、証明書発行サーバが、ネットワーク上において、当該証明書発行・提出手続きの利用のための証明書要求者および証明書提出先の登録処理を行うステップをさらに有することを特徴としている。
【0030】請求項11記載の発明は、請求項8から13のいずれか1項に記載の発明において、証明書データは、表示形式および印刷形式を指定する情報を含むデータであることを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0032】図1は、本発明の実施の形態における証明書類発行・提出システムの構成を示す図である。本システムは、要求者端末20と、証明書発行サーバ30と、提出先端末50とを含んで構成されている。これらはインターネットなどのネットワークで接続されている。証明書の発行を要求する要求者10は、要求者端末20を操作する。証明書提出先機関の管理者(以下「提出先60」と呼ぶ)は、提出先端末50を操作する。本システムでは、主にインターネット上でサービスを提供する。また、ネットワークアプリケーションとして、特に、Webと電子メールを利用するものとする。
【0033】要求者10の個人情報などの情報は守秘すべきであるため、本システムでは、Webを利用した通信にはhttps(HyperText Transfer Protocol Secure:httpにSSL(Secure Sockets Layer)機能を加えたもの)プロトコルを適用する。また、電子メールを使用した通信には暗号化メールを適用する。
【0034】要求者端末20は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置である。要求者端末20は、要求者10が所有するものであるか、または、会社などにおいて使用されるか、または、不特定ユーザの利用のために設置されている専用端末などである。要求者端末20は、Webブラウザ21、電子メールクライアント23を備える。また、印刷装置22と接続されている。要求者端末20は、証明書発行サービスにアクセスする機能、証明書データをダウンロードする機能、要求した証明書の本人控え分データの内容を表示する表示機能、同データを保存する機能、および、同データを印刷する機能などを備える。
【0035】証明書類発行サーバ30(以下「発行サーバ30」と呼ぶ)は、ワークステーション・サーバ専用マシンなどの情報処理装置である。発行サーバ30は、ネットワーク上において証明書類発行サービスを提供する。発行サーバ30は、要求者端末20からの証明書類発行要求を受けて証明書発行受付処理を行う機能、各証明書発行要求に対応して管理用データを作成・管理する機能、データベース34から登録者や証明書類に関するデータをロードして、要求された証明書データを生成する機能、および、手続きの過程について連絡するための各電子メールを生成して要求者10や提出先60に対し送信する機能などを備える。
【0036】提出先端末50は、PC・ワークステーション・サーバ専用マシンなどの情報処理装置である。提出先端末50は、Webブラウザ41、電子メールクライアント43を備える。また、印刷装置42に接続されている。提出先端末50は、証明書が提出先60宛に発行される旨を通知する証明書発行通知電子メール80を受信する。さらに、提出先60による証明書開示要求を受け、発行サーバ30がネットワーク上に提供している本サービスにアクセスし、証明書開示を要求する機能を有する。また、開示要求した証明書類データの内容の表示を行う機能と、同データを印刷する機能とを有する。
【0037】証明書データの形式については、ここでは特に限定しない。一例として、証明書データは、証明書のデータそのものに加え、その表示形式や印刷形式を指定する情報を含む形式にすることが考えられる。また、証明書の正当性の確保などのために電子署名技術を用いることが考えられる。証明書データの形式は、インターネット上での利用や電子データとしての扱い易さなどを満たす形式を考慮して使用する。
【0038】証明書類発行サービスは、本人性の確保や個人情報の保護を前提に提供されるサービスであり、予め登録されたユーザ向けに提供される。よって、発行サーバ30は、要求者10および提出先60のユーザID・パスワード、電子メールアドレスの他、氏名、住所、勤め先、連絡先、利用料支払方法などを含む情報をユーザ登録情報として本サービス提供前に登録する必要がある。要求者10、提出先60は、本サービス開始前に、予め上記の情報を、ネットワーク上で、あるいは、対応機関に出向くことなどにより、証明書類発行・提出システムに登録する。発行サーバ30は、本サービスを提供する際に、要求者端末20、および提出先端末50から送信されたそれぞれのユーザID、およびパスワードが予め登録してあるものと一致した場合に、本サービスの提供を許可する。
【0039】なお、図1に示す構成においては、要求者端末20が電子メールクライアント23を備える構成を採っているが、要求者10が別の手段により電子メールを受信できるという条件を満たすならば、電子メールクライアント23を備えていなくともよい。同様に、提出先60が別の手段により電子メールを受信できるという条件を満たすならば、提出先60は、電子メールクライアント43を備えていなくともよい。
【0040】図2は、本発明の実施の形態における証明書類発行・提出システムでの証明書類発行・提出手続きの流れを示すシーケンス図である。以下、図2に沿って説明する。まず、要求者10は、要求者端末20において、証明書発行要求のための必要な操作を行い、発行サーバ30にアクセスする(ステップS1、S2)。発行サーバ30は、アクセスに応答し、要求者端末20に対して、ユーザ認証を要求する(ステップS3、図3参照)。要求者10は、予め登録してあるIDやパスワードを入力する(ステップS4)。発行サーバ30は、要求者端末20からIDやパスワードを受信して、登録確認を行う(ステップS5)。ユーザ認証の結果、要求者10が登録されているユーザであると認められなかった場合、以降のステップには進まない。
【0041】発行サーバ30は、アクセス者が登録ユーザであることを確認後、要求者端末20に対し、証明書発行受付用のWebページを送信する(ステップS6)。要求者端末20は、受付Webページを受信し、端末画面に表示する(ステップS7)。要求者10は、図4・図5に示すようなWebページ画面において、発行要求を行う証明書の種類、および証明書提出先の指定を行う(ステップS8)。要求者端末20は、証明書発行要求を発行サーバ30に対して送信する(ステップS9)。なお、提出先の候補がたくさん存在する場合が考えられるので、提出先名やそのID、電話番号・電子メールアドレスなど、提出先を特定できる情報を検索用フォームに入力することにより提出先を指定することのできる構成にすることが考えられる。
【0042】発行サーバ30は、要求者端末20から、証明書発行要求を受信する。発行サーバ30は、発行要求に基づき、データベース34から必要なデータを読み出し、証明書データを作成する。そして、作成した証明書データを、証明書内容の確認のために、また、提出する証明書データとは別の要求者本人控え分として、要求者端末20に送信する(ステップS10)。要求者端末20は、送信された証明書データの内容を表示あるいは印刷する(ステップS11)。要求者10は、表示あるいは印刷された証明書データの内容を見て確かに要求した証明書であるかどうか確認する(ステップS12)。要求者10は、印刷された証明書、もしくは、電子データとして記憶媒体に保存される証明書データを、本人控え分として保持する。なお、内容確認の結果、要求した証明書と異なる、証明書の記述に誤りが存在する、などの不具合が発見された場合は、その旨を発行サーバ30に伝え、処理をやり直させる。
【0043】要求者10は、証明書内容の確認後、要求者端末20により、発行サーバ30に対し、確認応答(上記証明書データが確かに要求したものであることを確認した旨と、証明書の発行・提出の決定とを示す情報)を送信する(ステップS13)。これは、Webページ上での該当ボタンのクリックなどによる。必要な操作を終えた後、要求者10は、コネクトを切断する(ステップS14)。
【0044】次に、発行サーバ30は、要求者端末20から受信した要求内容をもとに、図9に示すような証明書開示識別データ70(=証明書発行・提出手続き管理用レコード)を作成する(ステップS15)。作成した証明書開示識別データ70は、記憶装置に保存して管理する。
【0045】発行サーバ30は、証明書開示識別データ70を、証明書発行要求一件につき作成する。このデータは、誰がいつ何の証明書を誰宛に提出要求したのかを示す情報(=要求者ユーザID71、要求日時72、要求証明書ID73、提出先ユーザID74)を含む。また、証明書開示識別データ70は、証明書開示ID75と、開示期限日時76とを含む。証明書開示ID75は、提出先60による証明書データへのアクセス(=証明書開示要求)の際に必要となるIDである。発行サーバ30は、証明書開示ID75を用いて、提出先60による証明書開示要求の正当性を判断する。開示期限日時76は、証明書開示の有効期限を示す。なお、証明書開示ID75は、要求者10による証明書発行要求ごとに生成される情報であり、他の証明書発行要求についての証明書開示IDと重複することのない値を持つ。
【0046】発行サーバ30は、証明書開示識別データ60をもとに、図6に示すような証明書発行通知メール80を生成し、提出先60の電子メールアドレス宛に送信する(ステップS16)。このメールにより、提出先60に対し、要求者10から証明書が提出される旨を通知するとともに、証明書開示ID75を通知する。このメール80には暗号化メールを使用する。
【0047】提出先端末50は、証明書発行通知メール80を受信する(ステップS17)。提出先60は、証明書発行通知メール80の内容を読み、提出されるべき証明書が存在する旨を認識する(ステップS18)。提出先60は、提出先端末50により、発行サーバ30に対してアクセスして証明書開示要求を行う(ステップS19、S20)。提出先60は、ユーザ認証画面においてユーザIDとパスワードを入力する。発行サーバ30は、利用登録データを参照しながら登録ユーザであるかどうかの確認を行う(ステップS21)。ユーザ認証の結果、提出先60が登録ユーザであると認められない場合は、以降のステップには進まない。
【0048】ユーザ認証の結果、提出先60が登録ユーザであると認められると、発行サーバ30は、提出先端末50に対して証明書開示IDの入力を要求する。提出先60は、提出先端末50において、図7に示すようなWebページ画面から、通知メール80に記載されていた証明書開示ID65を入力して、該当する証明書の開示要求を行う(ステップS22)。これに応答して、発行サーバ30は、証明書開示識別データ70を参照して、アクセス者による証明書開示要求の正当性を確認する(ステップS23)。アクセス者によって入力されたユーザIDと証明書開示ID75の組み合わせが、証明書開示識別データ70として存在することをもって、証明書開示要求が正当であると判断する。なお、証明書開示要求の正当性判断の結果、正当であると認められなかった場合、以降の処理は行わない。
【0049】証明書開示要求が正当であることを確認後、発行サーバ30は、該当する証明書データを提出先端末50に送信する(ステップS24)。提出先端末50は、証明書データを発行サーバ30から受信する。提出先端末50は、取得した証明書データの内容を表示あるいは印刷する(ステップS25)。提出先60は、電子データとして、もしくは印刷した結果として証明書データを受理する(ステップS26)。また、上記取得した証明書データに問題がない場合、提出先60が証明書発行サーバ30に対し、証明書受理を示す確認情報を送信する処理ステップをさらに含む構成を採ってもよい。提出先60は、必要な操作を終えた後、コネクトを切断する(ステップS27)。
【0050】発行サーバ30は、提出先端末50に対する証明書データのダウンロードの完了を契機に、図8に示すような証明書提出完了通知メール90を作成して、要求者10の電子メールアドレス宛に送信する(ステップS28)。要求者端末20は、証明書提出完了通知メール90を受信する(ステップS29)。要求者10は、通知メール80を読むことにより、証明書が提出先60に提出されたことを確認する(ステップS30)。以上により、証明書の発行および提出処理が完了した。
【0051】なお、上記の実施例では、ステップS28において、発行サーバ30は、証明書データのダウンロードの完了を契機に、ステップS29において証明書発行完了通知メール90を送信するという処理手順を示した。別の処理手順として、提出先60から証明書受理後の確認情報を受信したことを契機に証明書提出完了通知メール90を送信するようにすることも考えられる。
【0052】また、「証明書類」として、例えば、住民票の写し、戸籍謄本、戸籍抄本、印鑑証明書、所得証明書、源泉徴収票、課税証明書、非課税証明書、申告書の写し、営業証明書、所在証明書、納税証明書、土地・家屋評価証明書、土地・家屋公課証明書、名寄せの写し、公図の写し、軽自動車の車検継続用納税証明書、土地所有証明書(車庫用)、国民健康保険税納税証明書、年金受給者現況証明書、登記簿謄本登記簿抄本、在学証明書、成績証明書、卒業見込み証明書、卒業証明書などに対して本発明のシステムを適用することが考えられる。
【0053】なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、証明書発行要求者は、証明書類を紙形式で受理して、提出先に紙形式で提出するという手間が省け、一連の手続きをペーパーレスで完了することができる。また、証明書発行機関や証明書提出先に出向く、証明書を郵送するなどの手間を省くことができる。
【0055】また、証明書類発行機関は、証明書発行手続きのために要する管理者の手間を省くことができ、コストを削減することができる。
【0056】また、証明書提出先は、証明書提出者による証明書改ざんの危険性を回避でき、安全かつ確実に正当な証明書を得ることができる。
【0057】また、証明書提出先は、証明書を電子データ形式で保存・利用することができる。




 

 


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