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発明の名称 車検サービスまたは点検サービスについての見積価格提供方法、見積価格提供装置及びそのコンピュータ・プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−132247(P2003−132247A)
公開日 平成15年5月9日(2003.5.9)
出願番号 特願2001−323686(P2001−323686)
出願日 平成13年10月22日(2001.10.22)
代理人 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳 (外3名)
発明者 遊上 孝司
要約 課題
販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、ユーザに効率的に提供する。

解決手段
車両メーカ側サーバは、アクセス中のユーザ端末に表示された画面にてユーザが入力した情報に従って、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格が予め登録されている見積価格35を参照することにより、当該ユーザ所望の車検サービスまたは点検サービスを、当該ユーザ所望の販売代理店にて受ける場合についての見積価格を決定すると共に、決定した見積価格と、その販売代理店に関する情報とを、当該ユーザ端末に提供する。
特許請求の範囲
【請求項1】 通信回線を介して双方向通信可能な、情報処理装置とユーザが所有する情報端末とを利用した車検サービスまたは点検サービスについての見積価格提供方法であって、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、記憶装置に記憶する記憶工程と、前記情報処理装置にアクセス中の前記情報端末におけるユーザの要求操作に応じて前記記憶装置を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すると共に、決定した見積価格を、前記情報端末に提供する見積価格提供工程と、を有することを特徴とする見積価格提供方法。
【請求項2】 前記記憶工程では、少なくとも、車種、登録種別、並びに車両重量と、見積価格とが関連付けして前記記憶装置に記憶されており、前記見積価格提供工程において、前記情報処理装置は、少なくとも、車種、登録種別、並びに車両重量の何れかの入力を前記情報端末のユーザに対して要求すると共に、その要求に応じて前記情報端末において入力された情報に基づいて、前記記憶装置を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定することを特徴とする請求項1記載の見積価格提供方法。
【請求項3】 前記見積価格提供工程において、前記情報処理装置は、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、電子メールによって前記情報端末に提供することを特徴とする請求項1または請求項2記載の見積価格提供方法。
【請求項4】 前記記憶工程において、前記記憶装置には、複数の販売代理店を対象として、それら販売代理店毎に記憶領域を用意すると共に、用意した記憶領域には、個々の販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を個別にデータベース化しておき、前記見積価格提供工程は、前記複数の販売代理店のうち、前記情報端末のユーザが所望する販売代理店を選択可能な販売代理店選択工程と、前記販売代理店選定工程にて選択された販売代理店に対応するところの、前記記憶装置の記憶領域を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定し、決定した見積価格を、前記情報端末に提供する情報提供工程と、を含むことを特徴とする請求項1記載の見積価格提供方法。
【請求項5】 前記記憶装置は、前記情報処理装置を運営するところの、前記複数の販売代理店とは異なる第三者によって運営されており、前記記憶工程において、前記記憶装置の個々の記憶領域に記憶された前記販売代理店毎の見積価格は、その記憶領域に対応する販売代理店が更新可能であって、前記情報提供工程において、前記情報処理装置は、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すべく、前記販売代理店選定工程にて選択された販売代理店に対応するところの、前記記憶装置の記憶領域の参照が可能であることを特徴とする請求項4記載の見積価格提供方法。
【請求項6】 前記記憶工程、前記販売代理店選択工程、並びに前記情報提供工程は、単一の前記情報処理装置における処理機能によって実現されることを特徴とする請求項4記載の見積価格提供方法。
【請求項7】 前記情報提供工程において、前記情報処理装置は、前記電子メールの発信元を、前記販売代理店を特定するアドレスに設定することを特徴とする請求項5または請求項6記載の見積価格提供方法。
【請求項8】 前記記憶工程において、前記記憶装置に販売代理店毎に用意された記憶領域は、対応する記憶領域を管理する販売代理店だけが更新可能であって、他の販売代理店による該記憶領域の更新は拒絶されることを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れかに記載の見積価格提供方法。
【請求項9】 前記記憶工程において、前記記憶装置に販売代理店毎に用意された記憶領域の記憶内容は、対応する記憶領域を管理する販売代理店からの要求に応じて、その販売代理店だけが閲覧可能であって、他の販売代理店による該記憶領域の閲覧は拒絶されることを特徴とする請求項8記載の見積価格提供方法。
【請求項10】 前記記憶装置がメーカの管理下におかれる場合であって、前記記憶工程において、前記記憶装置に格納された前記販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格に対する前記メーカによる更新は拒絶されることを特徴とする請求項1記載の見積価格提供方法。
【請求項11】 前記記憶工程において、前記記憶装置には、前記販売代理店が提供可能な、グレードが異なる複数種類の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を記憶しておき、前記見積価格提供工程において、前記情報処理装置は、前記記憶装置を参照することにより、前記複数種類の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、前記情報端末に提供することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の見積価格提供方法。
【請求項12】 更に、前記見積価格提供工程にて前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を提供したところの、前記情報端末におけるユーザの要求操作に応じて、そのユーザの車両の前記販売代理店への入庫申込みを受け付ける入庫申込み工程を有することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れかに記載の見積価格提供方法。
【請求項13】 前記入庫申込み工程において前記販売代理店への入庫申込みを受け付けるのに応じて、その入庫申込みを、前記販売代理店に対して、電子メールによって紹介するユーザ紹介工程を有することを特徴とする請求項12記載の見積価格提供方法。
【請求項14】 前記見積価格提供工程では、決定した見積価格を、前記情報端末に提供すると共に、第2の記憶装置に記憶しており、前記ユーザ紹介工程では、入庫申込みを受け付けるのに応じて、前記第2の記憶装置から読み出したところの、前記ユーザに対応する過去の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、前記電子メールに挿入することにより、前記ユーザを、前記販売代理店に対して紹介することを特徴とする請求項13記載の見積価格提供方法。
【請求項15】 販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格が登録されている記憶装置と、通信回線を介して双方向通信可能に接続された情報端末におけるユーザの要求操作に応じて前記記憶装置を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すると共に、決定した見積価格を、前記情報端末に提供する見積価格提供手段と、を備えることを特徴とする見積価格提供装置。
【請求項16】 請求項1乃至請求項14の何れかに記載の見積価格提供方法における前記情報処理装置を、コンピュータによって実現可能な動作指示をなすことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
【請求項17】 請求項15記載の見積価格提供装置として、コンピュータを動作させる指示をなすことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種サービスを含む商品に関する価格情報を、通信回線を介してオンラインで、ユーザが所有する情報端末に提供する分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品に関する価格情報をユーザに提供する情報提供装置として、例えば、特開平5−274326号公報に開示されているように、販売対象である商品のカタログ情報をマルチメディア情報の形態でデータベースに蓄積しておき、計算機システム上で特定化した商品に関する情報を前記データベースから読み出して、外部出力、見積、納期問合せ、受注処理等を行なえるようにしたものが知られている。
【0003】また、代表的な車両である自動車の分野においては、通信回線を介してオンラインで、車両に関する情報をユーザが所有する情報端末に提供する技術が提案されており、このような技術の一例として、例えば特開平7−199820号公報には、オンラインで自動車の仮想展示を行う技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特開平7−199820号公報においては、ユーザが所望する車検や点検等の各種サービスの提供価格、並びにサービスの提供に先立って提示される見積価格を、オンラインで当該ユーザに知らせることはできない。
【0005】また、特開平5−274326号公報においては、見積の処理をオンラインで行なうための具体的な方法が示されておらず、単に、「従来の販売業務システムで用いられている方法を利用する。」と記載されているのみであるから、見積価格をオンラインでユーザに提示することは開示されておらず、ましてや、車検サービスや点検サービスに関してその見積価格を自動的に提供することについての開示や示唆は全くなされていない。
【0006】そこで本発明は、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、ユーザに効率的に提供する見積価格提供方法、見積価格提供装置及びそのコンピュータ・プログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明に係る見積価格提供方法は、以下の構成を特徴とする。
【0008】即ち、通信回線を介して双方向通信可能な、情報処理装置とユーザが所有する情報端末とを利用した車検サービスまたは点検サービスについての見積価格提供方法であって、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、記憶装置に記憶する記憶工程と、前記情報処理装置にアクセス中の前記情報端末におけるユーザの要求操作に応じて前記記憶装置を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すると共に、決定した見積価格を、前記情報端末に提供する見積価格提供工程とを有することを特徴とする。
【0009】好適な実施形態において、前記記憶工程では、少なくとも、車種、登録種別、並びに車両重量と、見積価格とが関連付けして前記記憶装置に記憶されており、前記見積価格提供工程では、前記情報処理装置により、少なくとも、車種、登録種別、並びに車両重量の何れかの入力を前記情報端末のユーザに対して要求すると共に、その要求に応じて前記情報端末において入力された情報に基づいて、前記記憶装置を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すると良い。
【0010】また、例えば前記記憶工程において、前記記憶装置には、複数の販売代理店を対象として、それら販売代理店毎に記憶領域を用意すると共に、用意した記憶領域には、個々の販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を個別にデータベース化しておき、前記見積価格提供工程は、前記複数の販売代理店のうち、前記情報端末のユーザが所望する販売代理店を選択可能な販売代理店選択工程と、前記販売代理店選定工程にて選択された販売代理店に対応するところの、前記記憶装置の記憶領域を参照することにより、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定し、決定した見積価格を、前記情報端末に提供する情報提供工程とを含むと良い。
【0011】また、上記の如く複数の販売代理店が対象である場合において、前記記憶装置は、前記情報処理装置を運営するところの、前記複数の販売代理店とは異なる第三者によって運営されており、前記記憶工程において、前記記憶装置の個々の記憶領域に記憶された前記販売代理店毎の見積価格は、その記憶領域に対応する販売代理店が更新可能であって、前記情報提供工程において、前記情報処理装置は、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すべく、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を決定すべく、前記販売代理店選定工程にて選択された販売代理店に対応するところの、前記記憶装置の記憶領域の参照が可能であると良い。
【0012】また、上記の如く複数の販売代理店が対象である場合において、好ましくは、前記記憶工程、前記販売代理店選択工程、並びに前記情報提供工程は、単一の前記情報処理装置における処理機能によって実現され、例えば前記情報提供工程において、前記情報処理装置は、前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、前記販売代理店を特定するアドレスが発信元に設定された電子メールによって前記情報端末に提供すると良い。
【0013】また、前記記憶工程において、前記記憶装置に販売代理店毎に用意された記憶領域は、対応する記憶領域を管理する販売代理店だけが更新可能であって、他の販売代理店による該記憶領域の更新は拒絶されることが好ましい。
【0014】また、前記記憶工程において、前記記憶装置に販売代理店毎に用意された記憶領域の記憶内容は、対応する記憶領域を管理する販売代理店からの要求に応じて、その販売代理店だけが閲覧可能であって、他の販売代理店による該記憶領域の閲覧は拒絶されることが好ましい。
【0015】また、上記の何れの場合においても、前記記憶工程において、前記記憶装置には、前記販売代理店が提供可能な、グレードが異なる複数種類の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を記憶しておき、前記見積価格提供工程において、前記情報処理装置は、前記記憶装置を参照することにより、前記複数種類の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、前記情報端末に提供すると良い。
【0016】また、上記の何れの場合においても、更に、前記見積価格提供工程にて前記車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を提供したところの、前記情報端末におけるユーザの要求操作に応じて、そのユーザの車両の前記販売代理店への入庫申込みを受け付ける入庫申込み工程を有すると良い。
【0017】更に好ましくは、前記入庫申込み工程において前記販売代理店への入庫申込みを受け付けるのに応じて、その入庫申込みを、前記販売代理店に対して、その旨を電子メールによって紹介するユーザ紹介工程を有すると良い。
【0018】この場合、例えば前記見積価格提供工程では、決定した見積価格を、前記情報端末に提供すると共に、第2の記憶装置に記憶しており、前記ユーザ紹介工程では、入庫申込みを受け付けるのに応じて、前記第2の記憶装置から読み出したところの、前記ユーザに対応する過去の車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、前記電子メールに挿入することにより、前記ユーザを、前記販売代理店に対して紹介すると良い。
【0019】尚、同目的は、上記の各構成を有する見積価格提供方法に対応する見積価格提供装置によっても達成される。
【0020】また、同目的は、上記の各構成を有する見積価格提供方法における情報処理装置を、コンピュータによって実現するプログラムコード、及びそのプログラムコードが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
【0021】更に、同目的は、上記の各構成を有する見積価格提供方法に対応する見積価格提供装置を、コンピュータによって実現するプログラムコード、及びそのプログラムコードが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
【0022】
【発明の効果】上記の本発明によれば、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、ユーザに効率的に提供する見積価格提供方法、見積価格提供装置及びそのコンピュータ・プログラムの提供が実現する。
【0023】即ち、請求項1、請求項15の発明によれば、車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、例えば電子メール(請求項3)によって人手を介さずにユーザに効率的に提供することができ、当該車検サービスまたは点検サービスの提供価格の低減にも寄与する。
【0024】また、請求項2の発明によれば、車検サービスまたは点検サービスに要する金額を決定付ける車種、登録種別、並びに車両重量の何れかが入力されるのに応じて、車検サービスまたは点検サービスの見積価格を、自動的に、適切且つ迅速に決定することができる。
【0025】また、請求項4の発明によれば、ユーザの利便性を向上することができると共に、販売代理店側に特別なハードウエア及びソフトウエアを予め用意すること無く、請求項1に係る発明の実施を、最小限の時間とコストで開始することができ、更に、運用開始後のシステム管理も容易である。
【0026】また、請求項5の発明によれば、見積金額が、車両メーカやブランドメーカ、他の販売代理店等によって干渉されることを防止することができ、市場の自由競争の原理を尊重できる。
【0027】また、請求項6の発明によれば、販売代理店側に特別なハードウエア及びソフトウエアを予め用意すること無く、請求項1に係る発明の実施を、最小限の時間とコストで開始することができ、更に、運用開始後のシステム管理も容易である。
【0028】また、請求項7の発明によれば、各販売代理店による車検サービスまたは点検サービスの提供業務の自主性を担保することができる。
【0029】また、請求項8乃至請求項10の発明によれば、販売代理店が独自に設定する見積金額が、第三者によって干渉されることを防止することができ、市場の自由競争の原理を尊重できる。
【0030】また、請求項11の発明によれば、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスを、ユーザに対して効率良くアピールすることができる。
【0031】また、請求項12の発明によれば、ユーザによって入庫申込みがなされた場合には、例えば、その旨が電子メールにより、対応する販売代理店に紹介される(請求項13)ので、販売代理店の入庫受け入れ業務(日程調整等)を、効率良く支援することができる。
【0032】また、請求項14の発明によれば、販売代理店の担当者は、対象となるユーザに過去に提示されたどの程度の見積価格で入庫申し込みを決心したかが判るので、その担当者とユーザとの間で最終的に行われる見積価格の合意を迅速にすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。はじめに、本実施形態において、車検とは、法律で定められた所定期間(例えば2年)毎に車両(自動車)が受けなければならない車両検査を表わす。また、点検とは、法律で定められた所定期間(本実施形態では一例として12ヶ月)毎に車両が受けなければならない法定定期点検と、ユーザの希望に応じて不定期に行われる点検とを表わす。そして、販売代理店とは、自動車の販売、整備、並びに上記の車検・点検等の一連の業務を広く行なう業者と、車検・点検等の業務を専門的に行なう業者とを含む。
【0034】
【ハードウエアの全体構成】図1は、本実施形態における車検サービスまたは点検サービス(以下、「車検・点検サービス」と略称する)についての見積価格提供システムの全体構成を示す概念図である。
【0035】同図において、1は、本実施形態において車検・点検サービスについての見積価格を見積依頼者に対して提供すると共に、必要に応じて車両の入庫申込みを受け付けるためのサーバコンピュータであり、自動車メーカによって運営されている。このサーバコンピュータは、当該自動車メーカに存在する場合も、或いは当該自動車メーカのためにその外部において他の運用者によって管理される場合も想定される(以下、本実施形態では、車両メーカ側サーバと称する)。
【0036】2は、販売代理店に設けられた端末(以下、販売代理店側端末2)であって、インターネット3等への通信機能を備える一般的なコンピュータである。3は、代表的な通信回線であるインターネットである。5は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、或いは携帯電話等のユーザ端末である。
【0037】車両メーカ側サーバ1は、見積依頼者が所有するユーザ端末5、並びに販売代理店側端末2に対するアプリケーション・サーバとしても機能する。
【0038】車両メーカ側サーバ1は、一般的な処理機能により、見積請求者データベース(DB)31、入庫申込者DB32、並びに見積価格DB35の動作を制御しており、必要に応じて、各データベースにアクセスすることができる。
【0039】見積請求者DB31には、本システムを利用して車検・点検サービスについての見積価格を請求した見積依頼者に関する情報(識別情報、見積価格、車種等)が格納される。
【0040】入庫申込者DB32には、車検・点検サービスを申し込んだ依頼者に関する情報(識別情報、見積価格、車種等)が格納される。
【0041】見積価格DB35は、販売代理店毎に用意されており、各販売代理店が提供可能な各種の車検・点検サービスについての見積価格が格納される。尚、図1には、販売代理店毎に複数の見積価格DB35が表されているが、1つのデータベースの内部に販売代理店毎に記憶領域が設けられている構成であれば良い。
【0042】販売代理店側端末2は、車両メーカ側サーバ1を介して、自販売代理店が提供可能な車検・点検サービスについての見積価格を、対応する見積価格DB35に登録することができると共に、その変更・更新を行なうことができる(車両メーカ側サーバ1にアクセスすることなく、対応する見積価格DB35に直接アクセス可能である場合には、販売代理店側端末2から当該データベースの内容を直接変更・更新しても良い)。
【0043】また、本実施形態において、複数の販売代理店にそれぞれ販売代理店側端末2が設置されている場合、ある1つの販売代理店は、自身が管理する見積価格DB35にアクセスし、登録されている内容を参照・変更することは可能であるが、各販売代理店による販売業務の自主性及び独立性を担保すべく、現在では一般的なセキュリティ機能により、他の販売代理店が管理する見積価格DB35の内容を参照(閲覧)・変更することはできないように構成されている。
【0044】車両メーカ側サーバ1は、ユーザ端末5におけるユーザの要求操作に応じて車検・点検サービスについての見積価格を提供するに際して、対象となる販売代理店に対応する見積価格DB35を参照する。また、車両メーカ側サーバ1は、販売代理店側端末2からの要求に従って、見積価格DB35に記憶されている見積価格を変更・更新することができるが、販売代理店の販売業務及び見積価格に影響を及ぼさないように(即ち、販売代理店の業務の独立性を担保すべく)、車両メーカ側サーバ1単独では参照・変更することはできない。
【0045】即ち、販売代理店においては、一般に、車両メーカ、各種デコレーションパーツやオーディオ製品等のブランドメーカ等から商品を仕入れ、仕入れた商品に販売価格(所謂、再販価格)を設定して顧客に販売するが、販売に際して、商品の販売価格が仕入先のメーカによって干渉されることは、市場の自由競争の原理に反する。これと同様に、車両のユーザ(顧客)に対して、車検・点検サービス(商品の販売も含む)を提供するに際しては、それらサービスを実際に提供するのに先立って、それらサービスについての見積価格を、そのユーザに対して提示し、提示した見積価格に対して合意を得る必要があるが、そのサービスの見積金額が車両メーカ等によって干渉されることは、市場の自由競争の原理に反する。
【0046】そこで、本実施形態において、販売代理店毎に用意された見積価格DB35(または記憶領域)に記憶されている見積価格は、対応する販売代理店側端末2によってのみ変更・更新することができ、他の販売代理店による参照(閲覧)・変更、並びに車両メーカ側サーバ1単独での参照(閲覧)・変更は行なえないように構成している。そして、係る見積価格DB35についての構成は、見積価格DB35が車両メーカ側サーバ1の内部または外部の何れに存在する場合にも満足される。
【0047】上述したシステム構成を採用すれば、販売代理店側には、特別なハードウエア及びソフトウエアを予め用意すること無く、本システムの実施を、最小限の時間とコストで開始することができ、更に、運用開始後のシステム管理も容易である。
【0048】そして、上記の構成において、ユーザ端末5、車両メーカ側サーバ1、販売代理店側端末2は、後述する見積価格に関する情報を送受信すべく、インターネット3を介して、一般的な通信手法に従って、双方向通信を行うことができる。このとき、ユーザ端末5がパーソナルコンピュータである場合には、プロバイダ(インターネットプロバイダ)4を介して電話回線等も使用される。また、ユーザ端末5が携帯情報端末や携帯電話である場合には、基地局8を介して公衆無線電話回線等も使用される。これらの通信手段自体には一般的な構成を採用するものとし、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0049】尚、車両メーカ側サーバ1と、販売代理店側端末2とは、専用回線を利用して通信可能な構成であっても良い。
【0050】図2は、本実施形態における車両メーカ側サーバ1、販売代理店端末2、及びユーザ端末5の内部構成を例示するブロック図である。
【0051】図中、22は、液晶表示器等のディスプレイ、23は入力手段であるキーボードである。24は、ブートプログラム等を記憶しているROMである。25は、各種処理結果を一時記憶するRAMである。26は、プログラム等を記憶するハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置である。27は、外部の装置と通信回線30(本実施形態ではインターネット3等)を介して通信するための通信インタフェースであり、ユーザ端末5がコンピュータの場合はモデムやTAであり、ユーザ端末5が携帯情報端末や携帯電話である場合には無線送受信機である。そして28は、マウス等のポインティング・デバイスである。これらの各構成は、内部バス29を介して接続されており、CPU(中央演算処理装置)21は記憶装置26に記憶したプログラムに従って装置全体を制御する。本実施形態において、ディスプレイ22、キーボード23、並びにポインティング・デバイス28は、後述する各表示画面において、ユーザに対して所謂マン・マシンインタフェースを提供する。
【0052】本実施形態において、車両メーカ側サーバ1、販売代理店側端末2、並びにユーザ端末5は、インターネット通信を行うことが可能な一般的な通信プロトコルのソフトウエア(ソフトウエアプログラム)、並びに、そのソフトウエアに従ってインターネット3を介してデータを送受信するインターネットブラウザ機能及びメーラ機能、並びにブラウザを描画する一般的なソフトウエアを有する。
【0053】そして、上記の各ソフトウエアがCPU21によって適宜実行されることにより、車両メーカ側サーバ1とユーザ端末5とは、ユーザ端末5がインターネット3を介して車両メーカ側サーバ1に接続された(ログインした)状態において、所謂サーバ・クライアント環境を形成する。
【0054】
【ユーザ端末5にて実行されるソフトウエア】ここで、ユーザ端末5のCPU21が実行するところの、後述する各種画面を表示するためのソフトウエアについて説明する。
【0055】ユーザ端末5の記憶装置26には、前述したように予めブラウザプログラムが格納されており、ユーザは、まず、車両メーカ側サーバ1のCPU21が実行可能な車検・点検サービスについての見積価格提供システムにクライアントとして自端末をリンクさせるべく、当該ブラウザプログラムを所定の手順で起動する(即ち、記憶装置26内のブラウザプログラムをRAM25に読み込み、その読み込んだプログラムをCPU21により実行する)と共に、起動したブラウザの所定のエリアに所定のURLを入力する。その後、当該見積価格提供システムへのリンクがインターネット3を介して行われると、リンク先のサイト(車両メーカ側サーバ1)よりホームページ(HP)の表示画面データ等を、通信インタフェース27を介してRAM25に受信する。
【0056】本実施形態では、Webページの記述言語の一例として、一般的なHTML(Hyper Text Markup Language)を採用しており、ユーザ端末5のCPU21は、車両メーカ側サーバ1より受信したところの、HTMLにて記述された表示画面データ、その表示画面に埋め込むデータ等に応じて、ディスプレイ22に画面を表示する。
【0057】そして、ユーザ端末5のCPU21は、キーボード23からの数値等のキー入力及び/またはポインティングデバイス28によるポインティング操作がユーザによって行われた場合には、ディスプレイ22に表示している画面に対する所定の入力項目のデータ及び/またはポインティング操作に応じたデータを、通信インタフェース27を介して車両メーカ側サーバ1に送信する。
【0058】
【車検・点検サービスについての見積価格提供システムの機能体系】図3は、本実施形態に係る見積価格提供システムにおいて実行される処理モジュールの機能体系を示す図であり、同図に示す各ブロックは、車両メーカ側サーバ1のCPU21が実行するところの、後述する機能毎に大別したソフトウエア(ソフトウエアプログラム)の一単位であり、本実施形態では、この機能単位を、処理モジュールと称する。これらの処理モジュールは、車両メーカ側サーバ1の記憶装置26等に予め格納されている。
【0059】ここで、各処理モジュールの機能について概説する。
【0060】・イニシャル処理(M1):車検・点検サービスについての見積価格提供システムのトップ画面(ホームページ)をユーザ端末5に表示すると共に、車検・点検見積や入庫申込等を行うための他の画面への遷移(展開)が可能である(詳細は後述する)。
【0061】・車検・点検見積処理(M2):ユーザ端末5におけるユーザ(顧客)の要求操作に応じて、ユーザ所望の販売代理店に対応する見積価格DB35を参照することにより、その販売代理店が提供可能な車検・点検サービスについての見積価格を決定すると共に、決定した見積価格と、当該販売代理店に関する情報とを、電子メールを利用してユーザ端末5に提供する(詳細は後述する)。
【0062】・入庫申込処理(M3):ユーザ端末5におけるユーザ(顧客)の申込操作に応じて、ユーザ所望の販売代理店において車検・点検サービスを受けるための車両の入庫申込を受け付け、そのユーザに対しては電子メールを利用して入庫を確認すると共に、指定された販売代理店には、その旨を電子メールによって紹介する(詳細は後述する)。
【0063】本実施形態において説明する車検・点検サービスについての見積価格提供システムによれば、上記の処理モジュール群が車両メーカ側サーバ1にて実行されると共に、ユーザ端末5のディスプレイ22に各種画面を表示するための基本的なソフトウエア・プログラム等が実行されることにより、ユーザ端末5のディスプレイ22には、図3に示す各種画面A−1,B−1〜B−5,C−1〜C−5(詳細は後述する)の表示等によるマン・マシンインタフェースが提供される。係るマン・マシンインタフェースを利用して、ユーザ端末5のユーザ(顧客)は、所望の販売代理店における車検・点検サービスについての見積価格の取得と、その車検・点検サービスの提供を受けるための車両の入庫を申し込むことができる。
【0064】
【車両メーカ側サーバ1にて実行されるソフトウエア】次に、車両メーカ側サーバ1のCPU21により実行されるイニシャル処理(M1)、車検・点検見積処理(M2)、並びに入庫申込処理(M3)について、各処理モジュール内における表示画面(ユーザ端末5のディスプレイ22に表示される画面)の遷移を交えて、図3乃至図12を参照して詳述する。
【0065】尚、各処理モジュールに共通するとろこの、ユーザの入力操作に応じてユーザ端末5のディスプレイ22にウィンドウ画面を表示するために行われる処理については一般的なものを採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
【0066】<イニシャル処理(M1)>図4は、イニシャル処理(M1)によって表示されるホーム画面A−1を例示する図であり、本システムのホームページ画面である。
【0067】同図に示すホーム画面A−1は、本システム専用のWebページにアクセスしたユーザ端末5にはじめに表示される画面であって、この表示画面には、本システムを利用して、車検・点検サービスの見積を請求してから、入庫を申し込むまでの手順(STEP1〜STEP4)が示される。このとき、同図左側の「申込手順」ボタンは、選択された状態で表示される。
【0068】また、図4に示すホーム画面A−1において、「見積請求」ボタンが操作された場合、或いはSTEP1の右側に表示された「GO」ボタンが操作された場合には、後述する車検・点検見積請求画面B−1(図5)が表示される。
【0069】また、図4に示すホーム画面A−1において、「入庫申込」ボタンが操作された場合、或いはSTEP2の右側に表示された「GO」ボタンが操作された場合には、後述する入庫申込画面C−1(図9)が表示される。
【0070】そして、図4に示すホーム画面A−1において、「サービスメニュー」ボタンが操作された場合には、本システムにて提供される各種サービスを説明する画面(不図示)が表示される。
【0071】<車検・点検見積処理(M2)>図5は、車検・点検見積処理(M2)によって表示される車検・点検見積請求画面B−1を例示する図であり、このとき、同図左側の「見積請求」ボタンは、選択された状態で表示される。
【0072】図5に示す車検・点検見積請求画面B−1において、ユーザ端末5のユーザは、表示されたラジオボタンの選択、並びに各入力欄への入力を行なうことにより、見積価格の提供を希望する車検・点検サービスの種類、係るサービスを受けようとする車両のメーカ名、車名、登録番号(種別)、車両重量、並びに当該ユーザの電子(e)メールアドレスを入力する。
【0073】本実施形態では、見積対象とする車検・点検サービスの種類として、図5に示すように、一例として、法律で定められた「車検」及び「法定12ヶ月点検」と、ユーザの要望等に応じて不定期に行われる「その他の点検」とが選択肢として表示される。
【0074】尚、本実施形態において、各表示画面における設定・入力操作の詳細な手順については、現在では一般的な手法を採用することができ、本願の本質ではないので説明を省略する(以下、同様)。
【0075】そして、これらの各項目の設定及び入力操作が完了した際に「次へ」ボタンが操作されると、販売代理店選択画面B−2(不図示)が表示される。また、車検・点検見積請求画面B−1において、「戻る」ボタンが操作されると、現在表示されている画面の前に表示されていた画面に戻ることができる(以下、同様)。
【0076】販売代理店選択画面B−2では、車検・点検見積請求画面B−1(図5)においてユーザが設定した見積事項を請求する所望の販売代理店を、ユーザ自身が選択することができる。但し、車検・点検見積請求画面B−1において入力された電子メールアドレスが、車両メーカ側サーバ1等に予め登録されている当該車両メーカー製車両のオーナー会員の電子メールアドレスの何れかに一致する場合、その電子メールアドレスによって特定されるユーザについては、当該ユーザ及びその所有車両に関する情報、並びに特定の販売代理店が予め登録されているので、図5に示す表示画面において「次へ」ボタンが操作されると、当該特定の販売代理店が自動的に選択され、見積請求確認画面B−3(図6)が表示される。
【0077】図6は、車検・点検見積処理(M2)によって表示される見積請求確認画面B−3を例示する図である。
【0078】同図に示す見積請求確認画面B−3では、本システムにアクセス中のユーザ端末5から、車検・点検見積請求画面B−1及び販売代理店選択画面B−2を利用して設定された情報項目として、見積価格の提供を希望する車検・点検サービスの種類(商品)、係るサービスを受けようとする車両のメーカ名、車名、登録番号(種別)、車両重量、見積を請求するユーザ所望の販売代理店名(会社名及び店舗名)、並びに当該ユーザの電子(e)メールアドレスが表示される。
【0079】次に、図6に示す見積請求確認画面B−3に表示された情報項目を確認したユーザが「送信」ボタンを操作することにより、それら各情報項目は、車両メーカ側サーバ1に送信されると共に、見積請求者DB31の1レコードとして関連付けされて格納される。
【0080】そして、見積依頼に関する情報項目を見積請求者DB31に格納するのに応じて、車両メーカ側サーバ1は、当該ユーザに対して本システムを利用して見積を請求してくれたことを感謝する旨を示す見積請求感謝画面B−4(不図示)を、本システムにアクセス中のユーザ端末5に表示すると共に、係る見積依頼に関する情報項目に含まれる当該ユーザの電子メールアドレスに対して、車検・点検サービスについての具体的な見積価格を回答すべく、見積メールB−5(図7及び図8)を送信する。
【0081】図7及び図8は、車検・点検見積処理(M2)によって見積依頼者であるユーザ端末5のユーザに対して送信される見積メールB−5を例示する図である。
【0082】同図に示す見積メールB−5は、見積請求者DB31に格納した見積依頼に関する情報項目に従って、その見積依頼にて当該ユーザが所望した販売代理店に対応する見積価格DB35を参照することにより、車両メーカ側サーバ1によって自動的に編成された電子メールである。
【0083】この見積メールB−5には、見積請求確認画面B−3にて「送信」ボタンが操作された請求日(申込日)、見積依頼されたサービスの内容、並びに、その見積依頼されたサービスに関して販売代理店が提供可能な各種グレード毎の見積価格等の情報が含まれる。これら見積メールB−5の内容情報は、対応するユーザを特定する情報(氏名、電子メールアドレス等)と共に、見積請求者DB31に関連付けされて格納される。
【0084】より具体的に、見積メールB−5には、図7に示すように、見積依頼されたサービスの内容として、当該ユーザによって先に入力された請求内容(本実施形態では「車検」)、対象車両のメーカ名、車名、登録番号(種別)、車両重量、見積を請求するユーザ所望の販売代理店名(会社名及び店舗名)及びその連絡先等が記載されている。また、見積メールB−5には、図7及び図8に示すように、係るユーザ所望の販売代理店が提供可能な複数種類のグレードのサービスについての見積価格が記載されている。これらグレード毎の見積価格の各費用項目は、ユーザ所望の販売代理店に対応する見積価格DB35から読み出された情報であって、係る複数の費用項目のうち、自動車損害賠償責任保険(自賠責)及び重量税の各項目は、車検・点検見積請求画面B−1(図5)を利用して当該ユーザが先に設定したところの、見積請求者DB31に格納した見積依頼に関する情報項目に含まれる登録番号(種別)、並びに車両重量に従って自動的に決定された数値である。
【0085】更に、図8に示す見積メールB−5の末端には、一般的な注意事項と共に、この電子メールの内容を確認した当該ユーザが本システムを利用して車両の入庫申込みを効率的に行なえるように、入庫申込みのための専用画面(入庫申込画面C−1:図9)にジャンプするためのリンクが張られている。
【0086】このような車検・点検見積処理(M2)によれば、車検・点検サービスについての見積価格を、見積メールB−5によって人手を介さずにユーザに効率的に、適切且つ迅速に、自動的に提供することができ、当該車検・点検サービスの提供価格の低減にも寄与する。
【0087】また、個々の見積価格DB35には、販売代理店が提供可能な車検・点検サービスをグレード毎に登録可能であって、そのデータベースの情報を参照して自動編成される見積メールB−5には、ユーザによって選択された販売代理店が提供可能な車検・点検サービスがグレード分けされて報知されるので、係る販売代理店の提供可能なサービスを、ユーザに対して効率良くアピールすることができる。
【0088】<入庫申込処理(M3)>図9は、入庫申込処理(M3)によって表示される入庫申込画面C−1を例示する図であり、このとき、同図左側の「入庫申込」ボタンは、選択された状態で表示される。
【0089】同図に示す入庫申込画面C−1において、ユーザ端末5のユーザは、表示されたラジオボタンの選択、並びに各入力欄への入力を行なうことにより、希望する車検・点検サービスの種類、当該ユーザを特定する氏名、住所、連絡先等の一般的な情報項目、サービスを受けようとする車両のメーカ名、車名、年式、走行距離、登録番号、並びに車検の満了日を入力する。
【0090】本実施形態では、予約されるサービス内容として、図9に示すように、一例として、法律で定められた「車検」、「法定12ヶ月点検」、ユーザの要望等に応じて不定期に行われる「その他の点検」に加えて、無償で行われる「無償6ヶ月点検」及び「無償1ヶ月点検」が選択肢として表示される。
【0091】そして、これらの各項目の設定及び入力操作が完了した際に「次へ」ボタンが操作されると、入庫申込画面C−2(図10)が表示される。
【0092】図10は、入庫申込処理(M3)によって表示される入庫申込画面C−2を例示する図である。
【0093】同図に示す入庫申込画面C−2では、当該ユーザが所望の販売代理店に車両を持ち込む入庫希望日を少なくとも1つ設定すると共に、その他の要望を任意(同図の例では100字以内)に入力可能である。
【0094】そして、これらの各項目の設定及び入力操作が完了した際に「次へ」ボタンが操作されると、販売代理店選択画面C−3(不図示)が表示される。この販売代理店選択画面C−3では、入庫申込画面C−1及びC−2(図9及び図10)においてユーザが設定した入庫を希望する販売代理店を、ユーザ自身が選択することができる。但し、入庫申込画面C−1において入力された電子メールアドレスが、車両メーカ側サーバ1等に予め登録されている当該車両メーカー製車両のオーナー会員の電子メールアドレスの何れかに一致する場合、その電子メールアドレスによって特定されるユーザについては、当該ユーザ及びその所有車両に関する情報、並びに特定の販売代理店が予め登録されているので、図10に示す表示画面において「次へ」ボタンが操作されると、当該特定の販売代理店が自動的に選択され、入庫申込確認画面C−4(不図示)が表示される。
【0095】入庫申込確認画面C−4では、本システムにアクセス中のユーザ端末5から、入庫申込画面C−1及びC−2(図9及び図10)及び販売代理店選択画面C−3を利用して設定された情報項目が、見積請求確認画面B−3(図6)と同様なフォーマットの画面によって表示される。
【0096】次に、入庫申込確認画面C−4に表示された情報項目を確認したユーザが「送信」ボタンを操作することにより、それら各情報項目は、車両メーカ側サーバ1に送信されると共に、入庫申込者DB32の1レコードとして関連付けされて格納される。
【0097】そして、入庫申込に関する情報項目を入庫申込者DB32に格納するのに応じて、車両メーカ側サーバ1は、当該ユーザに対して本システムを利用して入庫を申し込んでくれたことを感謝する旨を示す入庫申込感謝画面C−5(不図示)を、本システムにアクセス中のユーザ端末5に表示すると共に、係る入庫申込に関する情報項目に含まれる当該ユーザの電子メールアドレスに対して、車検・点検サービスについての入庫申込を確認すべく、入庫申込確認メールC−6(図11及び図12)を送信する。
【0098】図11及び図12は、車検・点検見積処理(M2)によって先に見積がなされたユーザ端末5のユーザであって、更に、入庫申込処理(M3)によって入庫申込者を行なったユーザに対して送信される入庫申込確認メールC−6を例示する図である。
【0099】同図に示す入庫申込確認メールC−6は、入庫申込者DB32に格納した入庫申込に関する情報項目に従って、その入庫申込にて当該ユーザが所望した販売代理店に対応する見積価格DB35を参照することにより、車両メーカ側サーバ1によって自動的に編成された電子メールである。
【0100】図11及び図12に示す入庫申込確認メールC−6には、入庫申込確認画面C−4にて「送信」ボタンが操作された際に設定された受け付け番号、入庫申込を行なったユーザを特定する氏名、住所、連絡先等の一般的な情報項目、サービスを受けようとする車両のメーカ名、車名、年式、走行距離、登録番号、任意入力された要望、入庫希望日、ユーザ所望の入庫先の販売代理店名(会社名及び店舗名)及びその連絡先、本システムを利用した見積の有無、見積メールB−5において図7及び図8に示した内容と同様の当該販売代理店が提供可能な各種グレード毎の見積価格(図12では図示を省略)、並びに一般的な注意事項等の情報が含まれる。
【0101】但し、図12では図示を省略している各種グレード毎の見積価格の部分は、本システムの車検・点検見積処理(M2)によって先に見積がなされたユーザに対して送信する入庫申込確認メールC−6のみに含まれる項目であり、見積を請求したことが無いユーザの場合には省略される。
【0102】即ち、車両メーカ側サーバ1は、本システムを利用した見積の有無を、入庫申込画面C−1にてユーザによって入力された電子メールアドレスが、見積請求者DB31に既に登録されている見積者の電子メールアドレスの何れかに一致するか否かによって判断する。そして、車両メーカ側サーバ1は、係る判断において電子メールアドレスが一致した場合に、見積請求者DB31の中から、その見積者の電子メールアドレスに関連付けされている車検・点検サービスについての各種グレード毎の見積価格を読み出して、入庫申込確認メールC−6の所定の部分に自動的に挿入する。
【0103】また、車両メーカ側サーバ1は、入庫申込確認メールC−6を当該ユーザに送信するに際して、同様な内容を含み、当該ユーザが入庫の申込みをしたことを通知するための顧客紹介メールC−7(不図示)を、そのユーザ所望の販売代理店に送信する。
【0104】顧客紹介メールC−7を受信した販売代理店の担当者は、電子メールや電話等の適当な通信手段を利用して、当該ユーザによる車両の入庫日を調整する。この電子メールには、先に本システムによる見積がなされた場合には当該ユーザに対して提示された車検・点検サービスについての各種グレード毎の見積価格が含まれる。従って、販売代理店の担当者は、どの程度の見積価格でユーザが入庫申し込みを決心したかが判るので、その担当者とユーザとの間で最終的に行われる見積価格の合意を迅速にすることができる。
【0105】このような入庫申込処理(M3)によれば、ユーザによって入庫申込みがなされた場合には、その旨が顧客紹介メールC−7により、対応する販売代理店に自動的に紹介されるので、販売代理店の入庫受け入れ業務(日程調整等)を、効率良く支援することができる。
【0106】以上説明した本実施形態によれば、販売代理店が提供可能な車検サービスまたは点検サービスについての見積価格を、ユーザ端末5のユーザ(顧客)に効率的に提供することができる。




 

 


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