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発明の名称 保管状況管理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−196366(P2003−196366A)
公開日 平成15年7月11日(2003.7.11)
出願番号 特願2001−398228(P2001−398228)
出願日 平成13年12月27日(2001.12.27)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
発明者 小川 昌秀
要約 課題
店に保管を依頼した物品の状況を、顧客が実際に店に出向かなくても把握できるようにする。

解決手段
本部サーバ1は、保管を依頼された品の保管状況を記憶するボトル情報ファイル8を有する。また、携帯電話6などからインターネット4を介して保管を依頼された品の照会を受け付ける。そして、照会を受け付けた品の保管状況をボトル情報ファイル8による記憶情報から取得し、インターネット4を介して携帯電話6などに応答する。
特許請求の範囲
【請求項1】 保管を依頼された品の保管状況を記憶する保管状況記憶手段と、通信手段を介して前記保管を依頼された品の照会を受け付ける照会受付手段と、この照会受付手段により照会を受け付けた品の保管状況を前記保管状況記憶手段による記憶情報から取得し前記通信手段を介して応答する保管状況応答手段とを具備したことを特徴とする保管状況管理装置。
【請求項2】 顧客から保管を依頼された品の保管期限を記憶する保管期限記憶手段と、この保管期限記憶手段により記憶される保管期限に基づいて保管期限切れが間近の品を検索する期限切れ間近検索手段と、この期限切れ間近検索手段により検索された保管期限切れが間近の品の保管を依頼した顧客に対して期限切れ間近を示す情報を通知する期限切れ間近通知手段とを具備したことを特徴とする保管状況管理装置。
【請求項3】 期限切れ間近通知手段は、インターネットの電子メールを利用することを特徴とする請求項2記載の保管状況管理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客から保管を依頼された品の保管状況を管理する保管状況管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】居酒屋,バー,スナック等の飲食店の多くは、顧客がオーダし、飲み残した酒類等のボトルを一定期間保管するサービス,いわゆるボトルキープサービスを導入している。
【0003】この種の飲食店では、一般に、店を出る顧客からボトルキープの依頼を受けると、ボトルに顧客の名前と保管日を付して保管する。また、店に来た顧客からボトルの名前を告げられると、キープしているボトルの中から該当するボトルを提供する。このような運用になっていたので、複数名のグループで飲食をした客が飲み残したボトルのキープを依頼した場合、そのグループの者であれば誰でも次回にこのボトルの提供を受けることができた。このため、顧客が以前にキープを依頼したボトルを目当てに店に行ったが、他の者が既にボトルの中身を飲み干してしまっていたために、ボトルがキープされていないということが多々あった。また、通常、店はキープしているボトルを定期的にチェックし、保管日から一定期間を経過したものについては随時処分している。このため、保管期限を過ぎてしまったためにキープを依頼したボトルが無駄になることも多々あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、飲食店のボトルキープサービスを利用する顧客は、実際に店に行かないとボトルがキープされているか否か、また残量はどれくらいか等、保管状況がわからず、不便であった。
【0005】そこで本発明は、店に保管を依頼した物品の状況を、顧客が実際に店に出向かなくても把握でき、サービス性を高めることができる保管状況管理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の保管状況管理装置は、例えば客から保管を依頼された品の保管有無,保管期限日等の保管状況を記憶する保管状況記憶手段を設ける。そして、例えばインターネット,携帯電話等の通信手段を介して保管を依頼された品の照会を受け付けると、その品の保管状況を保管状況記憶手段による記憶情報から自動的に取得し、通信手段を介して応答するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、本発明を、ボトルキープサービスを実施している居酒屋チェーン店に適用した場合である。
【0008】図1は本実施の形態のシステム構成図である。このシステムは、居酒屋チェーン店の本部に設置される本部サーバ1と、同居酒屋チェーン店の各店舗にそれぞれ設置される複数台の店舗端末2とを有している。そして、本部サーバ1と各店舗端末2とを、ISDN(Integrated Services Digital Network)等の通信回線3を介して双方向の通信が自在になるように接続している。
【0009】また、このシステムは、本部サーバ1をインターネット4に接続している。そして、本部サーバ1にWebサーバとしての機能とメールサーバとしての機能を設け、パーソナルコンピュータ5や携帯電話6等のインターネット通信が可能なユーザ端末を利用して、当該本部サーバ1が管理しているWebページを閲覧したり、当該本部サーバ1からの電子メールを受信したりできるようにしている。
【0010】また、このシステムは、本部サーバ1が有するHDD(Hard Disk Drive)装置等の大容量記憶媒体に、会員マスタファイル7とボトル情報ファイル8とを形成している。会員マスタファイル7は、当該居酒屋チェーンの会員になった顧客に関する情報を記憶するものである。図2は会員マスタファイル7に記憶されるデータの一例であり、会員毎に、IDコード、パスワード、氏名,居所,生年月日等の個人情報、及び当該顧客がインターネット4を利用した電子メールのアドレスを所持している場合にはそのメールアドレスを記憶している。ボトル情報ファイル8は、顧客からキープを依頼されたボトルのキープ状況を記憶するもので、保管状況記憶手段を構成する。図3はボトル情報ファイル8に記憶されるデータの一例であり、キープしているボトル毎に、そのボトルのキープを依頼した顧客の会員IDコードと、そのボトルをキープしている店舗の店コード及び店名と、そのボトルの品名,残量(%)及びそのキープ期限日とを記憶している。
【0011】各店舗端末2は同一構成であり、その要部を図5のブロック図で示す。すなわち各店舗端末2は、制御部本体としてCPU21を設けている。そしてこのCPU21に、アドレスバス,データバス等のバスライン22を介して、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、時計部25、通信コントローラ26、HDDコントローラ27、キーボードコントローラ28、表示コントローラ29、プリンタコントローラ30、スキャナインタフェース31等の各部を接続している。
【0012】また各店舗端末2は、HDD装置32等の記憶装置を備えているとともに、キーボード33、ディスプレイ34、バーコードプリンタ35、バーコードスキャナ36等の入出力装置を備えている。そして、HDDコントローラ27にHDD装置32を接続し、キーボードコントローラ28にキーボード33を接続し、表示コントローラ29にディスプレイ34を接続し、プリンタコントローラ30にバーコードプリンタ35を接続し、スキャナインタフェース31にバーコードスキャナ36を接続している。
【0013】CPU21は、ROM23に格納されたプログラムに基づいて各部を制御する。そして、必要に応じてデータをRAM24の所定エリアに書き込んだり、RAM24に格納されたデータを読み出して処理したりする。時計部25は、現在の日付及び時刻を計時する。通信コントローラ26は、通信回線3を通じて本部サーバ1との間で行なう双方向のデータ通信を制御する。HDDコントローラ27は、HDD装置32に対するデータの書込みや読出しを制御する。HDD装置32には、当該店舗端末2が設置されている店舗の店舗名と店舗を識別するための店舗コードとが予め設定されている。キーボードコントローラ28は、キーボード33のキー入力を制御する。表示コントローラ29は、ディスプレイ34の画像表示を制御する。プリンタコントローラ30は、バーコードプリンタ35の印字動作を制御する。スキャナインタフェース31は、バーコードスキャナ36で読み取られたバーコードデータを取り込む。
【0014】かかる構成の各店舗端末2は、様々な業務を実行できるものであるが、特に図1に示すように、会員登録業務9とボトル登録業務10とを実行可能となっている。また、本部サーバ1も、様々な業務を実行可能であるが、特に、ボトル照会応答業務11と期限切れ検索業務12とを実行可能となっている。以下、各業務の内容についてそれぞれ流れ図を用いて説明する。
【0015】はじめに、各店舗端末2が実行可能な会員登録業務9について説明する。各店舗端末2のCPU21は、キーボード33のキー入力により各種業務メニューの中から会員登録業務9が選択され、その実行が指令されると、図6の流れ図に示す処理を開始する。
【0016】先ず、ST(ステップ)1として新規会員IDコードの問合せ伝文を作成し、通信回線3を介して本部サーバ1に送信する。この問合せ伝文を受信した本部サーバ1からは、未使用の会員IDコードが応答送信されるので、ST2として本部サーバ1から会員IDコードの応答があったことを確認すると、ST3としてディスプレイ34に会員登録画面を表示させる。なお、本部サーバ1がダウンしていたり通信障害が発生していたりして、未使用の会員IDコードが応答されなかった場合には、エラーメッセージをディスプレイ34に表示させて、この処理を終了する。
【0017】会員登録画面の一例を図8に示す。会員登録画面40には、時計部25にて計時されている現在の日付(YYYY―MM―DD)及び時刻(hh:mm)と、当該店舗端末2が設置されている店舗の店舗コード(999)及び店名(XX駅前店)が表示される。また、会員登録情報の入力欄として会員IDコード入力欄41,パスワード入力欄42,氏名入力欄43,生年月日入力欄44,居所入力欄45及びメールアドレス入力欄46が形成される。そして、会員IDコード入力欄41には、本部サーバ1から応答があった会員IDコードが表示される。そこで、会員登録業務9を行なうオペレータは、キーボード33をキー操作して、会員登録画面40の残りの入力欄42〜46に、会員登録を行なう顧客のパスワード,氏名,生年月日,居所及びメールアドレスをそれぞれ入力する。なお、メールアドレスを所持していない顧客もいるため、メールアドレスの入力は省略可能である。オペレータは、これらの会員登録情報を入力し終えたならば、キーボード33の実行キーを操作する。
【0018】CPU21は、ST4として会員登録の実行が指令されるのを待機する。そして、キーボード33の実行キー入力により会員登録の実行が指令されたならば、ST5として会員登録情報の必須項目に入力漏れがないかチェックする。因みに、この実施の形態では、パスワード及び氏名を必須項目とする。ここで、必須項目が1つでも入力されていない場合にはST4に戻り、会員登録の実行が再度指令されるのを待機する。
【0019】必須項目が全て入力された状態で会員登録の実行が指令された場合には、CPU21は、ST6として会員登録情報(会員IDコード,パスワード,個人情報,メールアドレス)の通知伝文を作成する。そして、この会員登録情報通知伝文を本部サーバ1に通信回線3を介して送信する。また、ST7としてバーコードプリンタ35を動作させて、会員カードの発行処理を行なう。しかる後、ST8としてディスプレイ34の会員登録画面を消去して、この処理を終了する。
【0020】なお、会員登録情報の通知伝文を受信した本部サーバ1は、この伝文中の会員登録情報からなるレコードを会員マスタファイル7に追加登録する。
【0021】会員カード発行処理は、会員カード用の台紙に会員IDコードのバーコード等を印刷して、会員カードとして発行する処理である。会員カードの一例を図4に示す。この会員カード50は、会員IDコードのバーコード54に加えて、居酒屋チェーン店の総称51,カード発行店舗の店名52及び会員IDコード53を印刷したものである。
【0022】次に、各店舗端末2が実行可能なボトル登録業務10について説明する。各店舗端末2のCPU21は、キーボード33のキー入力により各種業務メニューの中からボトル登録業務10が選択され、その実行が指令されると、図7の流れ図に示す処理を開始する。
【0023】先ず、ST11としてキーボード33またはバーコードスキャナ36を介して会員IDコードが入力されるのを待機する。そして、会員IDコードが入力されたならば、ST12としてその会員IDコードと、予めHDD装置32に設定されている店舗コードとを含む会員情報問合せ伝文を作成し、通信回線3を介して本部サーバ1に送信する。
【0024】本部サーバ1は、店舗端末2から会員情報問合せ伝文を受信すると、その問合せ伝文中の会員IDコードをキーにして会員マスタファイル7を検索する。そして、この会員IDコードが登録されていることを確認したならば、その会員IDコードに対応する氏名情報を読み出す。また、会員情報問合せ伝文中の会員IDコードと店舗コードとをキーにしてボトル情報ファイル8を検索する。そして、この会員IDコードと店舗コードの両方が一致するレコードを検出したならば、そのレコードから品名,残量及びキープ期限日のキープボトル情報を読み出す。会員IDコードと店舗コードの両方が一致するレコードを検出できなかった場合には、ボトルキープ情報を省略した会員情報応答伝文を作成する。しかる後、会員IDコードと氏名情報とキープボトル情報とを含む会員情報応答伝文を作成し、問合せ元の店舗端末2に通信回線3を介して送信するものとなっている。なお、会員マスタファイル7に該当する会員IDコードが登録されていない場合には、エラー応答伝文を送信するものとなっている。
【0025】そこで、会員情報問合せ伝文を送信した店舗端末2のCPU21は、ST13として本部サーバ1からの応答伝文を待機する。そして、エラー応答伝文を受信した場合、または、本部サーバ1がダウンしていたり通信障害が発生していたりして、応答伝文を受信できなかった場合には、エラーメッセージをディスプレイ34に表示させて、この処理を終了する。
【0026】これに対し、本部サーバ1から会員情報応答伝文を受信した場合には、CPU21は、ST14としてディスプレイ34の画面をボトル登録画面に切り替える。ボトル登録画面の一例を図9に示す。このボトル登録画面60には、会員登録画面40と同様に現在の日時や、店舗コード及び店名が表示される。また、会員情報応答伝文中の会員氏名61と会員IDコード62とが表示される。さらに、キープボトル情報の入力欄として品番入力欄63,品名入力欄64,残量入力欄65及びキープ期限日入力欄66が形成される。そして、会員情報応答伝文にキープボトル情報が含まれている場合には、品名入力欄64,残量入力欄65及びキープ期限日入力欄66にそれぞれそのキープボトル情報の品名,残量及びキープ期限日が表示される。そこで、ボトル登録業務10を行なうオペレータは、キーボード33をキー操作して、ボトル登録画面60の各入力欄63〜66に、当該会員IDコードの顧客からキープを依頼されたボトルの品番,品名,残量及びキープ期限日を選択的に入力する。具体的には、新しいボトルをキープする顧客に対してはそのボトルの品番と残量を入力する。品番入力欄63に品番を入力することによって、自動的にその品番に対応してプリセットされている品名が品名表示欄64に入力される。また、現在の日付から一定期間後(例えば3ヵ月後)の日付がキープ期限日として自動的に算出されて、キープ期限日入力欄66に入力される。一方、古いボトルを再度キープする顧客に対しては、残量のみ入力する。この場合、キープ期限日は変更されない。オペレータは、これらのボトル登録情報を入力し終えたならば、キーボード33の実行キーを操作する。
【0027】CPU21は、ST15としてボトル登録の実行が指令されるのを待機する。そして、キーボード33の実行キー入力によりボトル登録の実行が指令されたならば、ST16としてボトル登録情報の必須項目に入力漏れがないかチェックする。因みに、この実施の形態では、品名,残量及びキープ期限日を必須項目とする。ここで、必須項目が1つでも入力されていない場合にはST15に戻り、ボトル登録実行が再度指令されるのを待機する。
【0028】必須項目が全て入力された状態でボトル登録の実行が指令された場合には、CPU21は、ST17としてボトル登録情報(会員IDコード,店コード,店名,品名,残量,キープ期限日)の通知伝文を作成する。そして、このボトル登録情報通知伝文を本部サーバ1に通信回線3を介して送信する。しかる後、ST18としてディスプレイ34のボトル登録画面を消去して、この処理を終了する。
【0029】なお、ボトル登録情報を受信した本部サーバ1は、この伝文中のボトル登録情報の会員IDコードと店コードとをキーにしてボトル情報ファイル8を検索する。そして、この会員IDコードと店舗コードの両方が一致するレコードを検出したならば、そのレコードに当該ボトル登録情報の品名,残量及びキープ期限日を上書きする。会員IDコードと店舗コードの両方が一致するレコードを検出できなかった場合には、当該ボトル登録情報のレコードをボトル情報ファイル8に追加登録する。
【0030】次に、本部サーバ1が実行可能なボトル照会応答業務11について説明する。本部サーバ1は、インターネット4を利用して自己のWebページを閲覧しているユーザ端末(パーソナルコンピュータ5,携帯電話6等)からボトル照会要求があると、図10の流れ図に示す処理を開始する。
【0031】先ず、ST21として会員IDコードとパスワードとの入力を要求する会員認証画面をボトル照会要求元のユーザ端末にインターネット4を通じて送信する。次に、ST22としてボトル照会要求元のユーザ端末から会員認証画面に入力された会員IDコードとパスワードをインターネット4を通じて取り込むと、ST23としてその会員IDコードとパスワードとをキーにして会員マスタファイル7を検索する。ここで、ST24として会員IDコードとパスワードの両方が一致するレコードが会員マスタファイル7に登録されていなかった場合には、ユーザ端末のオペレータは会員でないと認識する。そして、ST25として承認エラーを通知する画面をボトル照会要求元のユーザ端末にインターネット4を通じて送信して、この処理を終了する。
【0032】ST24にて会員IDコードとパスワードの両方が一致するレコードが会員マスタファイル7に登録されていた場合には、ユーザ端末のオペレータは会員であると承認する。そして、ST26としてこの会員IDコードをキーにしてボトル情報ファイル8を検索する。このとき、ボトル情報ファイル8に当該会員IDコードのレコードが1つも登録されていない場合には、この会員IDコードで識別される会員がキープを依頼したボトルはどの店舗にも保管されていないことになる。一方、1つでも登録されている場合には、この会員がキープを依頼したボトルがそのレコードの店コードで識別される店舗で保管されていることになる。そこで本部サーバ1は、ST27としてボトル情報ファイル8に当該会員IDコードのレコードが登録されているか否かを判断する。そして、登録されていない場合にはボトルキープ無しと判断してST28に進む。これに対し、登録されている場合にはボトルキープ有りと判断してST29に進む。ST28では、ボトルキープ無しを通知する応答画面を作成し、インターネット4を通じてボトル照会要求元のユーザ端末に送信して、この処理を終了する。
【0033】ST29では、ボトル情報ファイル8に当該会員IDコードのレコードが複数登録されているか否かを判断する。そして、複数登録されている場合には、当該会員IDコードで識別される会員のボトルがその複数の店舗で保管されているのでST30に進む。これに対し、1つしか登録されていない場合には、当該会員IDコードで識別される会員のボトルがその1店舗のみで保管されており、この店舗での保管状況が照会されたのでST32に進む。
【0034】ST30では、当該会員IDコードの各レコードにおける店名のリスト画面を作成する。そして、この店名リスト画面をボトル照会要求元のユーザ端末にインターネット4を通じて送信する。しかる後、ST31としてこのユーザ端末から店名リスト画面上のいずれか一店舗が選択されるのを待機する。そして、インターネット4を通じてユーザ端末から店名リスト画面上で選択された店舗の情報を取り込むと、その選択された店舗での保管状況が照会されたのでST32に進む。ST32では、保管状況が照会された店舗の店舗コードと当該会員IDコードの両方が一致するレコードをボトル情報ファイル8から読み出す。次に、このレコードの店名,品名,残量及びキープ期限日からボトルキープ情報応答画面を作成する。そして、このボトルキープ情報応答画面をボトル照会要求元のユーザ端末にインターネット4を通じて送信して、この処理を終了する。
【0035】次に、本部サーバ1が実行可能な期限切れ検索業務12について説明する。本部サーバ1は、毎日の予め設定された時刻になると、図11の流れ図に示す処理を開始する。
【0036】先ず、ST41として本部サーバ1内蔵の時計部から本日の日付を取得する。次に、ST42として本部サーバ1が有しているカウンタnを“0”にリセットする。次に、ST43として上記カウンタnを“1”だけカウントアップする。次に、ST44としてボトル情報ファイル8からカウンタnが示す番号のレコード(以下、n番目ボトル情報と称する)を取得する。ここで、ST45としてボトル情報ファイル8からn番目ボトル情報を取得できたならば、ST46,47及び48としてこのn番目ボトル情報のキープ期限日を、ST41の処理で取得した本日日付と比較する。そして、本日日付がキープ期限日を過ぎている場合には期限切れなので、ST49としてボトル情報ファイル8からn番目ボトル情報を削除する。
【0037】また、本日日付がキープ期限日と一致する場合には、本日で期限切れになるので、ST50としてそのn番目ボトル情報の店名,品名,残量,キープ期限日を用いてボトルキープの期限切れを示す情報(例えばメッセージ「本日でボトルキープの期限が切れます。」)を通知する電子メールを作成する。そして、この電子メールを、当該n番目ボトル情報の会員IDコードに対応して会員マスタファイル7に登録されているメールアドレス宛に送信する。また、本日日付から14日後がキープ期限日の場合には、2週間後に期限切れとなるので、ST51としてそのn番目ボトル情報の店名,品名,残量,キープ期限日を用いてボトルキープの期限切れ間近を示す情報(例えばメッセージ「ボトルキープの期限が迫る!」とボトルキープ期限日の両方)を通知する電子メールを作成する。そして、この電子メールを、当該n番目ボトル情報の会員IDコードに対応して会員マスタファイル7に登録されているメールアドレス宛に送信する。キープ期限日が翌日から13日後までの場合、及び15日以上後の場合には電子メールの送信は行なわない。しかる後、ST43の処理に戻り、カウンタnをさらに“1”だけカウントアップする。そして、ボトル情報ファイル8から次のn番目ボトル情報を取得する。
【0038】こうして、本部サーバ1は、ボトル情報ファイル8に格納されたレコードを順次取得し、キープ期限日が過ぎているレコードについては削除する。また、本日がボトルのキープ期限日である会員に対してはボトルキープの期限切れを示す情報を通知する電子メールを送信する。さらに、2週間後にキープ期限日となる会員に対しては、ボトルキープの期限切れ間近を示す情報を通知する電子メールを送信する。なお、メールアドレスを所持しない会員に対しては、電子メールの送信は行なわない。
【0039】本部サーバ1は、ST45としてn番目ボトル情報無しを認識すると、ST52としてボトル情報ファイル8の各レコードをキープ期限日が本日日付に近い順にソートして、この処理を終了する。
【0040】このように構成された本実施の形態においては、居酒屋チェーン店の本部に本部サーバ1が設置されており、同居酒屋チェーン店の各店舗にそれぞれ店舗端末2が設置されている。本部サーバ1と各店舗端末2とは、通信回線3で接続されている。
【0041】さて、各店舗の店員は、店を出る顧客からボトルキープの依頼を受けた場合、はじめに、この顧客が当該居酒屋チェーン店の会員か否かを確認する。そして、会員でない場合には、店舗端末1を利用して会員登録を行なう。先ず、キーボード33を操作して会員登録業務9を選択しその実行を指令する。そうすると、本部サーバ1から新規の会員IDコードが通知され、ディスプレイ34に、会員IDコード,パスワード,氏名,メールアドレス等の入力を促す会員登録画面40が表示されるので、当該顧客から申告があった氏名,居所,生年月日,パスワード及びメールアドレスをそれぞれ入力し、実行キーを入力する。そうすると、会員登録情報(会員IDコード,パスワード,氏名,居所,生年月日,メールアドレス)の通知伝文が本部サーバ1に伝送され、会員マスタファイル7に追加登録される。また、会員IDコードのバーコード54等が印刷された会員カード50がバーコードプリンタ35により発行される。
【0042】そこで店員は、次に、店舗端末1を利用して当該顧客からキープを依頼されたボトルの情報を登録する。先ず、キーボード33を操作してボトル登録業務10を選択しその実行を指令する。次いで、会員登録業務9の実行により発行された会員カード50に印刷されているバーコード54をスキャナ36でスキャニングする。もしくは、キーボード33を操作して同会員カード50に印刷されている会員IDコード53をキー入力する。そうすると、ディスプレイ34に、キープを依頼されたボトルの品番,品名,残量,キープ期限日の入力を促すボトル登録画面60が表示されるので、当該顧客からキープを依頼されたボトルの品番と残量を入力する。なお、残量は、未開封のボトルの残量を100%としたときの割合を入力する。品番を入力すると、自動的に品名とキープ期限日が入力される。しかる後、実行キーを入力する。そうすると、ボトル登録情報(会員IDコード,店コード,店名,品名,残量,キープ期限日)の通知伝文が本部サーバ1に伝送され、ボトル情報ファイル8に追加登録される。そこで店員は、会員カード50を顧客に渡して、ボトルをキープする。
【0043】一方、既に会員になっている顧客からボトルキープの依頼を受けた場合には、その顧客から会員カード50を預かる。そして、店舗端末1を利用して当該顧客からキープを依頼されたボトルの情報を登録する。すなわち、ボトル登録業務9を選択し、その実行を指令した後、会員カード50の会員コードをスキャニング入力またはキー入力する。このとき、当該顧客がこの店舗でキープを依頼した前回のボトルのキープ期限日が未だ経過していない場合には、ボトル登録画面60にこのボトルの品名と、前回までの残量と、キープ期限日が表示される。そこで店員は、当該顧客からキープの依頼を受けた今回のボトルが前回と同じボトルか否かを確認する。そして、今回のボトルが前回と同じボトルであった場合には、残量のみ修正する。この場合、キープ期限日は前回の日付が保持される。これに対し、前回のボトルは飲み干され、新しいボトルであった場合には、そのボトルの品番と残量を入力する。この場合、キープ期限日は本日より所定期間経過後の日付となる。その後、実行キーを入力すると、今回のボトル登録情報(会員IDコード,店コード,店名,品名,残量,キープ期限日)の通知伝文が本部サーバ1に伝送される。そして、ボトル情報ファイル8の会員IDコードと店コードとが一致するレコードに、今回の情報が上書きされる。そこで店員は、会員カード50を顧客に返してボトルをキープする。
【0044】このように、各店舗端末2は、会員IDコード,パスワード,氏名,メールアドレス等の会員登録に必要な情報の入力を促す手段と、この手段により入力された情報に基づいて、本部サーバ1が有している会員マスタファイル7に、会員となった顧客の会員IDコード,パスワード,氏名,メールアドレス等を登録する手段と、この手段により会員登録された顧客に対して会員IDコードを記録した会員カード50を発行する手段とを有している。したがって、ボトルのキープを依頼するために必要な本部サーバ1への会員登録を店舗に居ながらにして短時間で行なうことができる上、会員カード50も即座に発行でき、効率がよい。
【0045】また、各店舗端末2は、顧客からキープを依頼されたボトルの品名,残量及び保管期限であるキープ期限日の入力を促す手段と、この手段により入力された情報に基づいて、本部サーバ1が有しているボトル情報ファイル8に、顧客からキープを依頼されたボトルの品名,残量,キープ期限日を店舗別に登録する手段を有している。したがって、顧客からキープを依頼されたボトルの種類や残量やキープ期限日等の情報を本部サーバ1に登録することも、店舗に居ながら即座にでき、効率的である。
【0046】一方、居酒屋チェーン店のいずれかの店舗でボトルをキープした顧客は、パーソナルコンピュータ5や携帯電話6等のインターネット通信が可能なユーザ端末を利用することにより、ボトルの有無や残量,つまりはボトルのキープ状況を遠隔地よりチェックすることが可能である。
【0047】例えば携帯電話6を用いてチェックする場合、顧客は、先ず、携帯電話6をインターネット4に接続して、居酒屋チェーン店のWebページを閲覧する。次に、このWebページからボトル照会要求を行なう。そうすると、図12(a)に示すように、携帯電話6のディスプレイ71に、会員IDコードとパスワードとの入力を促す会員認証画面が表示されるので、会員カード50に印刷されている会員コードと自己のパスワードとを入力して照会ボタンを押す。ここで、パスワードが一致しない場合には、ディスプレイ71に承認エラー画面が表示され、ボトルキープの状況をチェックすることはできない。
【0048】パスワードが一致する場合には、当該顧客は会員として承認される。このとき、本部サーバ1では、ボトル情報ファイル8の記憶情報が検索される。そして、当該顧客からキープを依頼されたボトルの情報が登録されていない場合には、ボトルキープ無しを通知する画面情報が携帯電話6にインターネット4を通じて送信される。これにより、携帯電話6のディスプレイ71にはボトルキープ無しを通知する画面が表示される。
【0049】これに対し、当該顧客からキープを依頼されたボトルの情報が複数登録されている場合には、その複数の情報の店名リストを通知する画面情報が携帯電話6にインターネット4を通じて送信される。これにより、携帯電話6のディスプレイ71には、図12(b)に示すように、ボトルがキープされている複数の店の店名リストが表示される。そこで顧客は、ボトルキープ状況の照会を希望する店を選択し、選択ボタンを押す。そうすると、本部サーバ1において、その選択された店舗の情報を基にボトルキープ情報応答画面の情報が作成されて、携帯電話6にインターネット4を通じて送信される。これにより、携帯電話6のディスプレイ71には、図12(c)に示すように、その店でキープされているボトルの品名,残量及びキープ期限日等が表示される。
【0050】また、当該顧客からキープを依頼されたボトルの情報が1つしか登録されていない場合には、直ちにその情報を基にボトルキープ情報応答画面の情報が作成されて、携帯電話6にインターネット4を通じて送信される。これにより、携帯電話6のディスプレイ71には、図12(c)の画面が表示される。
【0051】このように、本部サーバ1は、インターネット4を介して、顧客からキープを依頼されたボトルの照会を受け付ける手段と、照会を受け付けたボトルの残量及び保管期限等の保管状況を示す情報をボトル情報ファイル8から探し出し、インターネット4を介して応答する手段を有している。したがって、インターネット4を利用して照会があった顧客に対し、その顧客からキープを依頼されたボトルの有無,残量,保管期限等の保管状況を即座に応答できるので、サービス性を高めることができる。また顧客は、実際に店に出向かなくても、ボトルのキープ状況をいつでも把握できるので、以前にキープしたボトルを目当てに店に行ったがボトルがキープされていなかったというような不満を解消できる。しかも、複数の店でボトルをキープしている顧客は、店毎にキープの状況を把握できるので、例えば、キープ期限日が近い店に先に行くというような対応をミスなくでき、期限が過ぎてしまって廃棄される無駄を無くすことができる。
【0052】また、本実施の形態においては、毎日、予め設定された時刻になると、本部サーバ1が期限切れ検索業務12を実行するようになっている。これにより、ボトル情報ファイル8に登録されている情報のうち、キープ期限日が経過した情報は自動的に削除される。また、キープを依頼したボトルのキープ期限が本日より2週間後に切れる顧客に対しては、図12(d)に示すように、自動的にボトルキープの期限切れ間近を示す情報を通知する電子メールがインターネット4を通じて送信される。同様に、本日が期限切れとなる顧客に対しては、ボトルキープの期限切れを示す情報を通知する電子メールがインターネット4を通じて送信される。したがって、顧客にボトルキープの期限切れが近いことや期限切れになることを事前に通知できるので、サービス性をより高めることができる。また、ボトルの期限切れが近いことを理由に来店する顧客が増えるので、集客効果にもつながる。
【0053】なお、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。例えば、前記一実施の形態では、本部サーバ1にボトルのキープ状況を照会する際にインターネット通信が可能なユーザ端末を用い、インターネット4を利用して行なったが、プッシュボタン方式の電話機を用い、公衆回線を利用して照会を行ない、これに対して本部サーバ1が音声でキープ状況を応答するようにしても、本発明の効果を奏することができる。
【0054】また、前記一実施の形態では、本部サーバ1が実施する期限切れ検索業務12において、本日日付より2週間後がキープ期限日の顧客に対してボトルキープの期限切れ間近を示す情報を通知する電子メールを送信したが、この期限切れ間近の電子メールを送信するタイミングは本実施の形態のタイミングに限定されるものではない。また、ボトルキープの期限切れ間近を示す情報は前記一実施の形態のものに限らず、例えば、メッセージだけを通知してもよいし、期限切れまでの日数を通知してもよい。
【0055】また、前記一実施の形態では、会員登録業務9とボトル登録業務10とを実行可能な複数台の店舗端末2と、ボトル照会応答業務11と期限切れ検索業務12とを実行可能な本部サーバ1とを通信回線13で接続した場合を示したが、各業務を実行可能な単一の装置であってもよい。単一の装置とすることにより、チェーン店でない居酒屋,スナック,パブ等の飲食店に適用することができる。この他、本発明をボトル以外の物品の保管状況を管理するシステムに適用する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、店に保管を依頼した物品の状況を、顧客が実際に店に出向かなくても把握でき、サービス性を高めることができる保管状況管理装置を提供できる。




 

 


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