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発明の名称 カメラ取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−244497(P2003−244497A)
公開日 平成15年8月29日(2003.8.29)
出願番号 特願2002−42668(P2002−42668)
出願日 平成14年2月20日(2002.2.20)
代理人
発明者 遠藤 定臣
要約 課題
カメラケースのフロントパネルを外すだけでカメラケースの前面からTVカメラの取付け・取出しができるようにする。

解決手段
第1シャーシ12の左右両端19をカメラケースのレールに挿着し、小孔23をネジ止めして固定する。カメラ11は第2シャーシ13の長孔24にボルト16で締めつけ、この第2シャーシを、第1シャーシの前方からΓ字型折曲面20に乗せながら装着し、小孔27をネジ17で折曲面21のネジ孔22にネジ止めする。第2シャーシは後端部25がシャフト14で上から押さえられるので、これで第1シャーシ上に固定される。カメラの点検や交換等は、ネジ17を抜き、第2シャーシを前方に引出して行う。カメラの電源は電源回路載置部15上の電源回路から供給され、信号ケーブルは後方のリアパネルを介して外部に接続する。Γ字型折曲面の中央部に段差を設け、二折曲面の間に第2シャーシを通すようにしてもよい。
特許請求の範囲
【請求項1】 筒型をなし、前側の開口を前面に透明部材を嵌め込んだフロントパネルで塞ぎ、後側の開口をリアパネルで塞いだカメラケースと、同カメラケース内に設けた第1シャーシと、前記フロントパネルを外すことにより前記カメラケースの前側の開口を介して前記第1シャーシへの取付け取外しができ、テレビジョンカメラを取付けられるようにした第2シャーシとから構成したことを特徴とするカメラ取付構造。
【請求項2】 前記第1シャーシは、左右両側部に第1立設片を設け、同各第1立設片の上端を内方にΓ字型に折曲すると共に、同各第1立設片の前端部をそれぞれ内方に折曲してそれぞれにネジ孔を穿設し、同両第1立設片の双方の後部に水平にシャフトを架設してなり、前記第2シャーシは、前記テレビジョンカメラを取付けるための孔を穿設し、前端部を下方に折曲し、同折曲面に前記第1シャーシの前端部折曲面のネジ孔にネジ止めするための小孔を穿設し、後端部の左右両側を欠切して残る中央部を斜め下方に折曲してなり、同第2シャーシにテレビジョンカメラを取付け、前記第1シャーシのΓ字型折曲面に乗せ、後端部の斜め折曲部を前記第1シャーシのシャフトの下に潜らせながら後方に押し込み、前端部の折曲面を同第1シャーシのネジ孔にネジ止めして同第1シャーシに取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラ取付構造。
【請求項3】 前記第1シャーシは、左右両側部に第1立設片を設け、同各第1立設片の上端を内方にΓ字型に折曲すると共に、同第1立設片のうち一方の前端部を内方に折曲してネジ孔を穿設し、同両第1立設片の双方の後部に水平にシャフトを架設してなり、前記第2シャーシは、前記テレビジョンカメラを取付けるための孔を穿設し、前端部を下方に折曲し、同折曲面に前記第1シャーシの前端部折曲面のネジ孔にネジ止めするための小孔を穿設し、後端部の左右両側を欠切して残る中央部を斜め下方に折曲してなり、同第2シャーシにテレビジョンカメラを取付け、前記第1シャーシのΓ字型折曲面に乗せ、後端部の斜め折曲部を前記第1シャーシのシャフトの下に潜らせながら後方に押し込み、前端部の折曲面を同第1シャーシのネジ孔にネジ止めして同第1シャーシに取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラ取付構造。
【請求項4】 前記第1シャーシの各第1立設片のΓ字型折曲面の中央部を上下に段差をつけて折曲し、上下のΓ字型折曲面で前記第2シャーシの左右両端を挟むようにしたことを特徴とする請求項2または3記載のカメラ取付構造。
【請求項5】 前記第1シャーシは、左右両側部に第2立設片を設け、同両第2立設片の双方の前部に水平に固定シャフトを架設し、同第2立設片夫々の後部に前後方向に水平の長孔を形成し、同長孔間に左右両端が遊嵌されバネにより前方に付勢される可動シャフトを設けてなり、前記第2シャーシは、前記テレビジョンカメラを取付けるための孔を穿設し、左右両側部を下方に折曲し、同各折曲部の前寄りにΓ字型欠切部を形成すると共に後端部に⊂字型欠切部を形成してなり、同第2シャーシにテレビジョンカメラを取付け、同⊂字型欠切部を前記第1シャーシの可動シャフトに嵌め合わせ、同第2シャーシを後方に押しながら前記Γ字型欠切部を前記第1シャーシの固定シャフトに嵌めることにより同第2シャーシを同第1シャーシに取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラ取付構造。
【請求項6】 前記可動シャフトは、同可動シャフトを後方から挟持する第1コ字型金具と、前記第1シャーシの第2立設片の後方に同第2立設片と直角に立設された第3立設片と、同第3立設片に穿設された二つの孔に両脚が遊嵌され、同両脚の先端が前記第1コ字型金具のコ字の背面に固着された第2コ字型金具と、同第2コ字型金具の各脚部の前記第1コ字型金具と第3立設片との間の部分に巻設されたコイルバネとにより前方に付勢されるようにしてなることを特徴とする請求項5記載のカメラ取付構造。
【請求項7】 前記第1シャーシは、左右両側部に第2立設片を設け、同両第2立設片の双方の後部に水平に固定シャフトを架設し、同各第2立設片の前部に前後方向に水平の長孔を形成し、同二つの長孔間に左右両端が遊嵌される可動シャフトを設け、同可動シャフトは、同可動シャフトを前方から挟持する第1コ字型金具と、前記第1シャーシの第2立設片の前方に同第2立設片と直角に立設された第3立設片と、同第3立設片に穿設された二つの孔に両脚が遊嵌され、同両脚の先端が前記第1コ字型金具のコ字の背面に固着された第2コ字型金具と、同第2コ字型金具の各脚部の前記第1コ字型金具と第3立設片との間の部分に巻設されたコイルバネとにより後方に付勢されるようにしてなり、前記第2シャーシは、前記テレビジョンカメラを取付けるための孔を穿設し、左右両側部を下方に折曲し、同各折曲部の後寄りに逆Γ字型欠切部を形成すると共に前端部に⊃字型欠切部を形成してなり、同第2シャーシにテレビジョンカメラを取付け、前記第2コ字型金具を前方に引きながら同⊃字型欠切部を前記第1シャーシの可動シャフトに嵌め合わせ、前記逆Γ字型欠切部を前記第1シャーシの固定シャフトに嵌め、同第2コ字型金具から手を放して前記コイルバネの付勢により後方に戻すことにより同第2シャーシを同第1シャーシに取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラ取付構造。
【請求項8】 前記第1シャーシは左右両端を前記カメラケース内に形成されたレールに挿入し、底面部を同カメラケース内にネジ止めして同カメラケースに固着するようにしたものでなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のカメラ取付構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視用や防犯用のテレビジョンカメラ(以降、カメラと略す)を格納するカメラケースのカメラ取付構造に係り、カメラの格納、取出しやレンズの調節等を容易にするものに関する。
【0002】
【従来の技術】監視用や防犯用のカメラを雨水や塵埃の多い環境下に設置する場合、例えば、図7に示すように、カメラ11を雨水や塵埃から保護するためカメラケース1に納めて設置する。カメラケース1は、金属を押し出し形成した前面と後面が開口になっているもので、前面は透明部材(ガラス等)3を嵌めると共に防水パッキングを備えたフロントパネル2で塞ぎ、後面は防水パッキングを備えたリアパネル4で塞ぎ、内部に設けられたシャーシ81にカメラ11を取付ける。外部機器に信号を出力するための信号ケーブルや外部からの電源線等は後面のリアパネル4のコネクタ82を介して接続される。シャーシ81は、例えば、リアパネル4と一体化し、シャーシ81にカメラ11を取付けてリアパネル4ごとカメラケース1の後面側から挿着するか、またはシャーシ81にカメラ11を取付け、カメラケース1内のレールに差し込み、蝶ボルト83でシャーシ81を固定し、コネクタ82からの信号ケーブルをカメラ11に接続し、リアパネル4を取付ける。そして、カメラ11の画角やピントの調節はフロントパネル2を外して前面側から行う。このように、カメラ11の取付けはカメラケース1の後面側から行い、画角やピントの調節は前面側から行うようになっているため、例えば、カメラ設置後、現場でカメラ11を交換する場合、リアパネル4を外してカメラ11の交換を行い、さらにフロントパネル2を外して画角やピントを調節しなければならず、特に、設置場所が高所であったり足場が悪いような場合、作業性が悪く手間がかかるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点に鑑み、カメラケースのリアパネルを外さずとも、フロントパネルを外すだけでカメラの点検・交換やレンズの交換・調節(画角・ピントの調節)等が行えるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のカメラ取付構造は、筒型をなし、前側の開口を前面に透明部材を嵌め込んだフロントパネルで塞ぎ、後側の開口をリアパネルで塞いだカメラケースと、同カメラケース内に設けた第1シャーシと、前記フロントパネルを外すことにより前記カメラケースの前側の開口を介して前記第1シャーシへの取付け取外しができ、カメラを取付けられるようにした第2シャーシとから構成する。
【0005】前記第1シャーシは、左右両側部に第1立設片を設け、同各第1立設片の上端を内方にΓ字型に折曲すると共に、同各第1立設片の前端部をそれぞれ内側に折曲してそれぞれにネジ孔を穿設し、同両第1立設片の双方の後部に水平にシャフトを架設してなり、前記第2シャーシは、前記カメラを取付けるための孔を穿設し、前端部を下方に折曲し、同折曲面に前記第1シャーシの前端部折曲面のネジ孔にネジ止めするための小孔を穿設し、後端部の左右両側を欠切して残る中央部を斜め下方に折曲してなり、同第2シャーシにカメラを取付け、前記第1シャーシのΓ字型折曲面に乗せ、後端部の斜め折曲部を前記第1シャーシのシャフトの下に潜らせながら後方に押し込み、前端部の折曲面を同第1シャーシのネジ孔にネジ止めして同第1シャーシに取付けるようにする。
【0006】または、前記第1シャーシは、左右両側部に第1立設片を設け、同各第1立設片の上端を内方にΓ字型に折曲すると共に、同第1立設片のうち一方の前端部を内方に折曲してネジ孔を穿設し、同両第1立設片の双方の後部に水平にシャフトを架設してなり、前記第2シャーシは、前記カメラを取付けるための孔を穿設し、前端部を下方に折曲し、同折曲面に前記第1シャーシの前端部折曲面のネジ孔にネジ止めするための小孔を穿設し、後端部の左右両側を欠切して残る中央部を斜め下方に折曲してなり、同第2シャーシにカメラを取付け、前記第1シャーシのΓ字型折曲面に乗せ、後端部の斜め折曲部を前記第1シャーシのシャフトの下に潜らせながら後方に押し込み、前端部の折曲面を同第1シャーシのネジ孔にネジ止めして同第1シャーシに取付けるようにしてもよい。
【0007】なお、前記第1シャーシの各第1立設片のΓ字型折曲部の中央部を上下に段差をつけて折曲し、上下のΓ字型折曲面で前記第2シャーシの左右両端を挟むようにする。
【0008】または、前記第1シャーシは、左右両側部に第2立設片を設け、同両第2立設片の双方の前部に水平に固定シャフトを架設し、同各第2立設片の後部に前後方向に水平の長孔を形成し、同二つの長孔間に左右両端が遊嵌されバネにより前方に付勢される可動シャフトを設けてなり、前記第2シャーシは、前記カメラを取付けるための孔を穿設し、左右両側部を下方に折曲し、同各折曲部の前寄りにΓ字型欠切部を形成すると共に後端部に⊂字型欠切部を形成してなり、同第2シャーシにカメラを取付け、同⊂字型欠切部を前記第1シャーシの可動シャフトに嵌め合わせ、同第2シャーシを後方に押しながら前記Γ字型欠切部を前記第1シャーシの固定シャフトに嵌めることにより同第2シャーシを同第1シャーシに取付けるようにしてもよい。
【0009】または、前記可動シャフトは、同可動シャフトを後方から挟持する第1コ字型金具と、前記第1シャーシの第2立設片の後方に同第2立設片と直角に立設された第3立設片と、同第3立設片に穿設された二つの孔に両脚が遊嵌され、同両脚の先端が前記第1コ字型金具のコ字の背面に固着された第2コ字型金具と、同第2コ字型金具の各脚部の前記第1コ字型金具と第3立設片との間の部分に巻設されたコイルバネとにより前方に付勢されるようにしてもよい。
【0010】また、前記第1シャーシは、左右両側部に第2立設片を設け、同両第2立設片の双方の後部に水平に固定シャフトを架設し、同各第2立設片の前部に前後方向に水平の長孔を形成し、同二つの長孔間に左右両端が遊嵌される可動シャフトを設け、同可動シャフトは、同可動シャフトを前方から挟持する第1コ字型金具と、前記第1シャーシの第2立設片の前方に同第2立設片と直角に立設された第3立設片と、同第3立設片に穿設された二つの孔に両脚が遊嵌され、同両脚の先端が前記第1コ字型金具のコ字の背面に固着された第2コ字型金具と、同第2コ字型金具の各脚部の前記第1コ字型金具と第3立設片との間の部分に巻設されたコイルバネとにより後方に付勢されるようにしてなり、前記第2シャーシは、前記カメラを取付けるための孔を穿設し、左右両側部を下方に折曲し、同各折曲部の後寄りに逆Γ字型欠切部を形成すると共に前端部に⊃字型欠切部を形成してなり、同第2シャーシにカメラを取付け、前記第2コ字型金具を前方に引きながら同⊃字型欠切部を前記第1シャーシの可動シャフトに嵌め合わせ、前記逆Γ字型欠切部を前記第1シャーシの固定シャフトに嵌め、同第2コ字型金具から手を放すことで前記コイルバネの付勢により後方に戻すことにより同第2シャーシを同第1シャーシに取付けるようにしてもよい。
【0011】なお、前記第1シャーシは左右両端を前記カメラケース内に形成されたレールに挿入し、底面部を同カメラケース内にネジ止めして同カメラケースに固着するようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によるカメラ取付構造を詳細に説明する。図1は本発明によるカメラ取付構造の一実施例の要部斜視図で、図の1はカメラケースで、例えば、金属の押し出し成形により形成し、内部に図2〜図4に示す如きシャーシを内蔵し、このシャーシにカメラを取付ける。2はフロントパネル、3はフロントパネル2の前面に嵌め込んだ透明部材で、例えば、ガラス板を用いる。4は電線、ケーブル接続用のコネクタを具えたリアパネルである。
【0013】図2は本発明によるカメラ取付構造のシャーシの一実施例で、図の(イ)は要部側断面図、(ロ)は要部分解斜視図である。(イ)の11はカメラ、12は第1シャーシ、13は第2シャーシ、14はシャフト、15は電源回路載置部、16は第2シャーシにカメラ11を取付けるためのボルト、17は第2シャーシ13を第1シャーシ12に固定するためのネジである。(ロ)の斜視図に示す如く、第1シャーシ12は左右両側部に第1立設片18を設け、各第1立設片18の上端部をそれぞれ内方にΓ字型に折曲してΓ字型折曲面20とする。各第1立設片18の各前端部をそれぞれ内方に折曲し、折曲面21にネジ孔22を穿設する。シャフト14は左右の第1立設片18の双方の後部に水平に架設される。第2シャーシ13は、上面にカメラ11を取付けるための孔(長孔)24を穿設し、前端部26を下方に折曲し、この折曲面にネジ孔22にネジ止めするための小孔27を穿設し、後端部25は、第1シャーシ12の左右のΓ字型折曲面20の間を通れる幅に左右両側を欠切し、斜め下方に折曲する。
【0014】第1シャーシ12の下端の左右両端19をカメラケース1内に形成されたレール(図示せず)に挿着し、小孔23をネジ止めして第1シャーシ12をカメラケース1内に取付ける。カメラ11は第2シャーシ13に乗せ、長孔24にボルト16を通し、カメラ11の底孔に締めつけて第2シャーシ13に取付け、リアパネル4からの信号ケーブルや電源回路載置部15の電源部からの配線等を接続する。そして、第2シャーシ13を第1シャーシ12の前側からΓ字型折曲面20に乗せながら装着し、前端部26の二つの小孔27をネジ17で第1シャーシ12のネジ孔22に締めつける。第2シャーシ13の後端部25はこの状態で第1シャーシ12のシャフト14に下から抵触する角度に折曲されているので、第2シャーシ13は第1シャーシ12上に固着される。これにより、カメラ11を点検あるいは交換する場合、カメラケース1のフロントパネル2を外し、第2シャーシ13の小孔27のネジ二本を抜くことにより、カメラ11は第2シャーシ13に取付けられた状態で前方に取り出すことができる。
【0015】また、図3に示すように、第1シャーシ12の第1立設片18の上端部を段差をつけてそれぞれ内方にΓ字型に折曲し、Γ字型折曲面31(下)、32(上)としてもよい。Γ字型折曲面31と32の間隔は第2シャーシ13の板厚がスムーズに通れる寸法とし、第2シャーシ13を前方から第1シャーシ12のΓ字型折曲面31と32の間を通して装着し、第2シャーシ13を第1シャーシ12のネジ孔22にネジ止めする。図2のようにΓ字型折曲面20に段差のないものは、第1シャーシの構造が簡単で製作し易い長所があり、図3のΓ字型折曲面31と32のように段差を設けたものは、第2シャーシ13がΓ字型折曲面31と32で上下から挟まれるので、例えば、シャーシを上下を逆にして取付ける場合に、第2シャーシ13の位置が保持されるのでカメラ11の取付け・取外しがしやすくなる。また、図4に示すように、第1シャーシ12の両第1立設片18のうち一方の立設片の前端部41のみ(図は右側の例)を内方に折曲し、これを第1シャーシ12の左右の中心より先まで伸ばし、第1シャーシ12の左右の中心付近にネジ孔42を穿設し、同時に第2シャーシ13の前端部26にネジ孔42に対応する小孔43を穿設し、第2シャーシ13をネジ一本で第1シャーシ12にネジ止めするようにすることにより、カメラ11の取付け・取外し時の手間を軽減することができる。この構造は、例えば、カメラ11が比較的軽量の場合等に適用できる。
【0016】図5は他の実施例の要部分解斜視図で、第2シャーシを第1シャーシに止めネジを用いずに付勢バネを用いてロックする例で、ネジ止めの手間が不要である。図の51は第1シャーシ、52は第2シャーシである。第1シャーシ51は、左右両側部に第2立設片54を設け、二つの第2立設片54の双方の前部に水平に固定シャフト55を架設し、後部に前後方向に水平の長孔57を形成し、二つの長孔57に左右両端が遊嵌される可動シャフト56を設ける。可動シャフト56は、部分側面図に示すように、第1シャーシ51の底面59にL字の底辺の先端部を固着したL字型バネ58の、L字の縦辺の上端部に遊着されて前方に付勢される。L字型バネ58は、ほぼL字状で中央をコイルに形成してなるバネを用いる。第2シャーシ52は、左右両側部63を下方に折曲し、左右両側部63の前寄りにΓ字型欠切部64を形成し、後端部に⊂字型欠切部65を形成する。第1シャーシ51は、下端の左右両端53をカメラケース1内に形成されたレール(図示せず)に挿着し、小孔61をネジ止めしてカメラケース1内に取付ける。第2シャーシ52上にカメラ11を置き、孔(長孔)62にボルトを通してカメラ11の底孔に締めつけて第2シャーシ52にカメラ11を取付け、リアパネル4からの信号ケーブルや電源回路載置部60の電源部からの配線等を接続する。そして、第2シャーシ52の⊂字型欠切部65を可動シャフト56に嵌め(■)、L字型バネ58を撓ませながら後方に押し、Γ字型欠切部64を固定シャフト55に嵌める(■)。これにより、L字型バネ58の付勢で長孔57内で可動シャフト56が前方に押され、第2シャーシ52が前方に押され(■)、固定シャフト55がΓ字型欠切部64の上辺の先端部に移動し、第2シャーシ52はこの位置で第1シャーシ51に固着される。図5中のL1=L2であるから第2シャーシ52は第1シャーシ51にガタつきなく装着され、かつ、L1+L3≦L4であるので第2シャーシ52を第1シャーシ51にスムーズに装着することができる。カメラ11の点検あるいは交換は、カメラケース1からフロントパネル2を外し、第2シャーシ52を一旦後方に押し込んでΓ字型欠切部64を固定シャフト55から外してロックを解除した後、前部を上方に上げながら第2シャーシ52ごとカメラ11を前方に引出す。
【0017】図6は可動シャフト56の付勢にコイルバネ74を使った例で、図5の可動シャフト56を第1コ字型金具71で後方から挟持し、第1コ字型金具71の背面に第2コ字型金具72の両脚を固定する。第2コ字型金具72は両脚が第2立設片54の後方に直角に設けられた第3立設片73の孔75に遊嵌されており、第2コ字型金具72の各脚部の第1コ字型金具71と第3立設片73との間の部分にはコイルバネ74が巻設されているので、このコイルバネ74によって第1コ字型金具71を介し可動シャフト56が前方に付勢される。従って、第2シャーシ52の第1シャーシ51への着脱は図5の場合と同様に行う。
【0018】なお、図5または図6に示す構造を用いる場合、図5の第1シャーシ51の固定シャフト55と可動シャフト56の位置を逆にし、同時に第2シャーシ52の前後を逆にしてもよい。すなわち、第1シャーシ51の第2立設片54の双方の後部に水平に固定シャフトを架設し、二つの第2立設片54の前部に前後方向に水平の長孔を形成し、二つの長孔に左右両端が遊嵌される可動シャフトを設ける。図6の場合、可動シャフトは第1コ字型金具で前方から挟持し、第1コ字型金具の背面(前側面)に第2コ字型金具の両脚を固定し、第2コ字型金具の両脚を第2立設片54の前方に直角に設けた第3立設片の孔に遊嵌し、第2コ字型金具の各脚部の第1コ字型金具と第3立設片との間の部分にコイルバネを巻設し、このコイルバネによって第1コ字型金具を介し可動シャフトを後方に付勢する。第2シャーシ52は、左右両側部63を下方に折曲し、左右両側部63の後寄りに逆Γ字型欠切部を形成し、前端部に⊃字型欠切部を形成する。第2シャーシ52にカメラ11を取付け、第2コ字型金具を前方に引っ張りながら前端部の⊃字型欠切部を第1シャーシの可動シャフトに嵌め、後部の逆Γ字型欠切部を第1シャーシの固定シャフトに嵌める。第2コ字型金具から手を放せば、コイルバネの付勢で可動シャフトと共に第2シャーシ52が後方に戻り、第2シャーシ52は第1シャーシ51に固定される。カメラ11を点検あるいは交換する場合、まず、カメラケース1からフロントパネル2を外す。そして、図6の場合は第2コ字型金具を前方に引けば、⊃字型欠切部が可動シャフトから外れてロックが解除されるので、第2シャーシ52を持ち上げながらカメラ11ごと前方に引き出せばよい。また、図5の場合は第2シャーシ52を前方に引きながら後部を持ち上げて第2シャーシ52を固定シャフトから外し、後方に移動させれば第2シャーシ52は可動シャフトからも外れるので、カメラ11ごと持ち上げて引き出せばよい。
【0019】以上のように、カメラケース1からフロントパネル2を外すだけでレンズの交換・調節(画角やピントの調節)ができるだけでなく、リアパネル4を外さずにカメラ11を取出して点検あるいは交換等を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるカメラ取付構造によれば、カメラケースのフロントパネルを外せば、リアパネルを外すことなくカメラの取出しやレンズの交換、調節(画角・ピントの調節)等を行うことができる。すなわち、カメラケース内に取付けた第1シャーシに、カメラを取付けた第2シャーシをカメラケースの前側から取付け・取出しができるもので、図2のように第2シャーシを二本のネジで取付けるものはこの二本のネジを抜くだけで第2シャーシをカメラごと取出すことができ、カメラが比較的軽量の場合等は図4のように第2シャーシをネジ一本で取付けるようにすれば、ネジ一本を抜くだけで取出すことができ、図2のようにΓ字型折曲面に段差がないものは第1シャーシの構造を簡素化でき、図3のようにΓ字型折曲面が二段のもの(段差あり)は、例えば、シャーシを上下逆にして取付けるような場合でも第2シャーシの位置が保持されるのでカメラ11の取付け・取外しがしやすく、また、図5のようにL字型バネ(L字型のコイルバネ)を用いるか、図6のようにコイルバネを用いて第2シャーシを第1シャーシに固定するものは、フロントパネルを外し、第2シャーシを後方に押してロックを解除することにより、カメラは第2シャーシに取付けられた状態で前方に取出すことができ、また、図5の固定シャフトと可動シャフトの前後を逆にし、第2シャーシの前後を逆にしたものは、第2コ字型金具を手前(前方)に引くことによりロックが解除され、第2シャーシと共にカメラを前方に取出すことができるものであるから、いずれも、カメラの設置場所が高所であったり足場が悪いような場合でも、作業が容易で、手間のかからないものである。




 

 


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