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輪郭補正回路 - 株式会社富士通ゼネラル
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発明の名称 輪郭補正回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−244481(P2003−244481A)
公開日 平成15年8月29日(2003.8.29)
出願番号 特願2002−41543(P2002−41543)
出願日 平成14年2月19日(2002.2.19)
代理人 【識別番号】100076255
【弁理士】
【氏名又は名称】古澤 俊明
【テーマコード(参考)】
5C021
5L096
【Fターム(参考)】
5C021 PA35 PA42 PA53 PA58 PA66 PA76 PA82 PA83 PA87 PA89 SA08 SA22 SA25 XB03 
5L096 AA06 DA01 FA06 FA44 FA45 GA19 GA55
発明者 相田 徹 / 松永 誠司 / 小野寺 純一
要約 課題
同一画面上に異なる種類の画像が混在する映像において、それぞれの画像の種類に合わせて適切な輪郭補正を行うことができる輪郭補正回路を提供すること
解決手段
入力映像信号を周波数帯域ごとに複数に分割する帯域分割フィルタバンクと、複数に分割された映像信号を、1画面を予め設定した大きさで分割した領域ごとに積算する周波数分布積算部と、この積算結果から分割された各領域での映像信号の種類を判別する画像判別部と、判別結果に応じて輪郭成分を抽出する輪郭抽出部と、この輪郭成分を入力映像信号に加算して輪郭補正する加算器とからなる。
特許請求の範囲
【請求項1】入力されたディジタル映像信号から輪郭成分を抽出して、これを入力されたディジタル映像信号に加算して出力する輪郭補正回路において、入力された前記ディジタル映像信号を予め設定された周波数帯域に分割する帯域分割フィルタバンクと、この帯域分割フィルタバンクで分割された映像信号を1画面を予め設定した領域毎に積算する周波数分布積算部と、この周波数分布積算部での積算結果から画像の種類を判別する画像判別部と、この画像判別部での判別結果に応じて輪郭成分を抽出する輪郭抽出部と、この輪郭抽出部から出力された輪郭成分を前記入力ディジタル映像信号に加算して出力映像とする加算器とを具備してなることを特徴とする輪郭補正回路。
【請求項2】帯域分割フィルタバンクは、入力映像信号を予め設定された複数の周波数帯域毎にそれぞれ分割する複数の帯域分割フィルタバンクからなることを特徴とする請求項1記載の輪郭補正回路。
【請求項3】帯域分割フィルタバンクは、少なくとも、テキスト画に多く含まれる周波数帯域成分を分割するものと、自然画に多く含まれる周波数帯域成分を分割するものとを具備したことを特徴とする請求項2記載の輪郭補正回路。
【請求項4】周波数分布積算部は、1画面を予め設定した大きさの画像領域に分割し、この分割された各画像領域単位で、帯域分割フィルタバンクで分割された周波数帯域ごとに積算を行うことを特徴とする請求項1、2又は3記載の輪郭補正回路。
【請求項5】画像判別部は、周波数分布積算部で積算された各周波数帯域の積算結果を比較することで各画像領域の画像の種類を判別することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の輪郭補正回路。
【請求項6】画像判別部と輪郭抽出部との間に、分割された各領域での判別結果と、その領域の周囲の判別結果とを比較して前記画像判別部での誤判断の補正を行う判別結果補正部を設けたことを特徴とする請求項1記載の輪郭補正回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1画面中に種類の異なる画像が混在する場合、例えば、1画面中にテキスト画部分と自然画部分が混在する場合、その画像の判別を行って、それぞれに適した輪郭補正を行うようにした輪郭補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から画質向上の手段の一つとして、輪郭補正の技術がある。これは、画像の入力信号から輪郭部分を検出した後、この検出した輪郭部分に補正を加えることによって、輪郭のはっきりした画像にする処理である。
【0003】従来の輪郭補正は、入力した画像の種類に関係なく、1画面に亘って、同一の輪郭強調帯域によって輪郭補正をしていた。また、従来の輪郭補正技術の一つとして、本出願人は、1画素又は1画面単位で、帯域分割フィルタによって、入力映像信号に最も多く含まれる周波数帯域の映像信号を検出して、これを輪郭補正信号とすることで、入力映像信号の周波数帯域が変化しても適切な輪郭強調を行う方法を既に提案している(特願平11−348532号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像には、例えば、文字や図形を中心としたテキスト画や、風景などを映した自然画のように、複数の画像の種類があり、これらはそれぞれ特徴が異なるため、同一の輪郭補正を行うと、一方の画像には不適切な輪郭補正となってしまう。このような場合、従来技術では、画質補正は一画素単位か一画面単位で行っているため、これら2つの画像が別々な画面である場合には問題はないが、2つの画像が同一画面上で同時に存在するような場合には、一方の画像の種類に合わせて輪郭補正を行うため、他方の画像では適切な輪郭補正が行われないという問題があった。例えば、テキスト画に合わせた輪郭補正をした場合には、自然画部分では物足りない映像になってしまっていた。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、テキスト画と自然画のような異なる画像が混在する場合において、それぞれの画像の種類に合わせて適切な輪郭補正を行うことができる輪郭補正回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されたディジタル映像信号から輪郭成分を抽出して、これを入力されたディジタル映像信号に加算して出力する輪郭補正回路において、入力された前記ディジタル映像信号を予め設定された周波数帯域に分割する帯域分割フィルタバンクと、この帯域分割フィルタバンクで分割された映像信号を1画面を予め設定した領域毎に積算する周波数分布積算部と、この周波数分布積算部での積算結果から画像の種類を判別する画像判別部と、この画像判別部での判別結果に応じて輪郭成分を抽出する輪郭抽出部と、この輪郭抽出部から出力された輪郭成分を前記入力ディジタル映像信号に加算して出力映像とする加算器とを具備してなることを特徴とする輪郭補正回路である。
【0007】このような構成とすることで、同一画面上に、例えばテキスト画部分と自然画部分が同時に存在しても、これらを判別して個々に輪郭成分を抽出し、加算することで、どちらの画像にも適切な輪郭補正を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先ず、本発明の構成について図1〜図5を用いて説明する。図1において、映像信号入力端子10は、遅延回路16に接続されるとともに、帯域分割フィルタバンク11に接続される。この帯域分割フィルタバンク11の出力側には、周波数分布積算部12、画像判別部13、判別結果補正部14が順次接続される。この判別結果補正部14の出力側と前記遅延回路16の出力側は、輪郭抽出部15に接続され、この輪郭抽出部15の出力側と遅延回路16の出力側は、加算回路17に接続され、さらに、この加算回路17は、映像信号出力端子18に接続される。
【0009】前記帯域分割フィルタバンク11は、分割しようとする周波数帯域によって異なるが、例えばH0フィルタ11a、H1フィルタ11b、H2フィルタ11c、H3フィルタ11dの4つのフィルタで構成される。この4つのフィルタ11a、11b、11c、11dは、それぞれ通過する周波数帯域が異なり、映像信号を周波数帯域ごとに分割して出力する。具体的には、図5に示すように、H0>H1>H2>H3の順に、高い周波数から徐々に低い周波数へと、通過する周波数が設定されている。
【0010】前記周波数分布積算部12は、前記4つのフィルタ11a、11b、11c、11dに対応したH0積算部12a、H1積算部12b、H2積算部12c、H3積算部12dで構成され、前記帯域分割フィルタバンク11の各フィルタからの信号を、それぞれの積算部で積算して画像判別部13に出力する。これらの4つのフィルタ11a、11b、11c、11dと4つの積算部12a、12b、12c、12dは、一定領域、例えば16ドット×16ライン単位毎に映像帯域を検出する。
【0011】前記周波数分布積算部12を、図2を用いてさらに詳しく説明する。図2は、H0積算部12aのみ詳細なブロック図で示しているが、その他のH1積算部12b、H2積算部12c、H3積算部12dの具体的構成についても同様である。
【0012】前記H0積算部12aは、絶対値変換部19、加算器20、セレクタ21、加算器22、遅延部23、カウンタ24、メモリB25、メモリA26、遅延部27、遅延部28によって構成されている。また、加算器のB入力選択信号入力端子30が前記セレクタ21に、カウンタロード信号入力端子31が前記カウンタ24に、メモリBのアドレス信号入力端子32とメモリBのR/W信号入力端子33が前記メモリB25に、メモリAのアドレス信号入力端子34とメモリAのR/W信号入力端子35が前記メモリA26にそれぞれ接続されている。H1積算部12b、H2積算部12c、H3積算部12dについても、同様の構成である。
【0013】図3において、前記画像判別部13は、重み付け部36a、36b、36c、36d、第1比較器37、第2比較器38、第3比較器39、OR回路40、メモリ41によって構成されており、さらにアドレス入力端子58とR/W入力端子59が前記メモリ41に接続されている。
【0014】また、図3において、前記判別結果補正部14は、AND回路42、加算器43、遅延回路44、第1ENDFF回路(EN・D入力のフリップフロップ回路)45、第2ENDFF回路46、比較器47、閾値入力端子48、比較器49、閾値入力端子50、反転回路51、AND回路52、AND回路53、OR回路54、XOR回路55、第3ENDFF回路56、反転回路63によって構成されている。さらに第2EN(ENABLE)信号入力端子60が反転回路63を介してAND回路42に接続され、同じく第2EN信号入力端子60が直接第2ENDFF回路46に接続され、第1EN信号入力端子61が第1ENDFF回路45に接続され、第3EN信号入力端子62が第3ENDFF回路56に接続されている。
【0015】図4において、前記輪郭抽出部15は、直列接続された4個の1H遅延部78、テキスト用垂直輪郭抽出部64、ビデオ用垂直輪郭抽出部65、テキスト用水平輪郭抽出部66、ビデオ用水平輪郭抽出部67、4個のゲイン調整部73、第1セレクタ74a、第2セレクタ74b、加算部75、フロー処理部76によって構成されている。また、前記テキスト用垂直輪郭抽出部64は、5個のテキスト用係数部68、加算器69、2D遅延部70からなり、前記ビデオ用垂直輪郭抽出部65は、5個のビデオ用係数部71、加算器69、2D遅延部70からなり、前記テキスト用水平輪郭抽出部66は、遅延部72a、72b、72c、72d、5個のテキスト用係数部68、加算器69からなり、前記ビデオ用水平輪郭抽出部67は、遅延部72a、72b、72c、72d、5個のビデオ用係数部71、加算器69からなる。
【0016】以上のような構成における本発明の作用を図面に基づいて説明する。映像信号入力端子10からの信号は、帯域分割フィルタバンク11に入力され、図5に示すように、周波数によって4段階に分割される。H0フィルタ11a、H1フィルタ11b、H2フィルタ11c、H3フィルタ11dのそれぞれを通過する周波数帯域は、検出すべき画像の性質によって決定されたものである。テキスト画は、自然画に比べて高周波成分が多く含まれる。そのため、H0フィルタ11aの通過帯域は、テキスト画に多く含まれる高周波成分が通過するように設定してある。他の3つのフィルタの通過帯域は、テキスト画と自然画の両方に含まれる周波数に合わせた帯域に設定してあるが、周波数が低くなるにつれて、自然画に含まれる周波数の割合が多くなっている。
【0017】上記帯域分割フィルタバンク11で分割された各周波数成分は、周波数積算部12によって所定の領域ごとに積算される。この積算単位である領域は、どのような単位にも設定できるが、本実施例においては、1領域を16ドット/16ラインとして1画面を分割して、分割された領域ごとに積算を行っている。さらに詳細を、図2、図6を用いて説明する。なお、図2と図6の小文字のアルファベットa〜tは、互いに対応している。H0フィルタ11aからの信号は、H0積算部12aの絶対値変換部19に入力され、図6(b)のような各画素の情報として加算器20のA入力に入力される。入力された情報は、加算器20で後述のB入力と加算された後、S出力から出力され(図6(d))、遅延部23で1クロック遅延されて、セレクタ21のB入力とメモリA26のD入力に入力される。セレクタ21から1クロック遅延された積算情報が、セレクタ21を介して加算器20のB入力に入力されて、この積算情報に新たにA入力からの情報が加算される。この積算情報は16進数で積算されており、3桁目に1が立つ、つまり256を超えると、図6(e)のように加算器20のCO出力の波形が立ち上がり、カウンタ24に入力され、カウントされる。カウントされた値は図6(f)のデータとして、メモリB25のD入力に入力される。このメモリB25は、カウント値=実際の入力bの積算値/256となる。また、メモリA26は、所定領域の残りのライン数を記憶する。このように積算、カウントを続けて、16ドット目まで加算すると、最初の領域での積算から次の領域の積算に切換えるため、アドレスがメモリB25、メモリA26に新たに設定される(図6のg、h、i、n、o、p)。この次の領域においても、同様に16ドット分の情報を積算してメモリA26に積算結果を記憶し、カウント値をメモリB25に記憶する。
【0018】このようにして、1ライン分の積算が終了すると、次のラインの積算に移る。前ラインで積算した同一領域のデータが、メモリA26から遅延部28を介してセレクタ21に送られ、このとき加算器のB入力選択信号入力端子30からの信号(l)によって、メモリA26から遅延部28を介してのデータが選択され、2ライン目の積算は1ライン目の続きから行われ、同様にカウント値についても、メモリB25から遅延部27を介して加算器22にデータが送られ、1ライン目の続きをカウントしていく。16ライン目まで終了すると、継続して積算してきた領域については積算が終了し、次の新たな領域の積算に移る。これを繰り返して、全領域の積算を行う。このような積算を、H0積算部12aと同様に、H1積算部12b、H2積算部12c、H3積算部12dについても行って、それぞれの領域でのカウント値を求める。
【0019】図3に示す画像判別部13では、各積算部12a、12b、12c、12dからのカウント値を基に、分割された領域ごとにテキスト画と自然画の判別を行う。各積算部12a、12b、12c、12dからのカウント値は、それぞれ重み付け部36a、36b、36c、36dによって異なった重み付けがなされる。H0積算部12aからのカウント値には重み付け部36aにて×1.0の重み付けがなされ、第1比較器37、第2比較器38、第3比較器39の各A入力に入力される。H1積算部12bからのカウント値には重み付け部36bにて×0.8の重み付けがなされ、第1比較器37のB入力に入力される。H2積算部12cからのカウント値には重み付け部36cにて×0.7の重み付けがなされ、第2比較器38のB入力に入力される。H3積算部12dからのカウント値には重み付け部36dにて×0.6の重み付けがなされ、第3比較器39のB入力に入力される。ここでの重み付けの係数が積算部ごとに異なるのは、比較処理のやり易さを考慮したものであり、適宜変更できるものであることは言うまでもなく、また、重み付けを行わなくても、比較の方法を変えることで対応できるものである。
【0020】第1比較器37、第2比較器38、第3比較器39では、それぞれの比較器でH0積算部12aからのカウント値と、その他の各積算部12b、12c、12dからのカウント値に重み付けをしたものとを比較する。第1比較器37、第2比較器38、第3比較器39において、H0積算部12aからのカウント値の方が各積算部12b、12c、12dからのカウント値より大きい場合(A>B)は、0をOR回路40に出力して、そうでない場合(A<B)は、1をOR回路40に出力する。OR回路40では、H0積算部12aからのカウント値、つまり高周波成分が他のどの周波数成分よりも多いときは、0を出力してテキスト画と判断する。また、高周波成分が他のいずれかの低周波成分よりも少ないときは、1を出力して自然画(ビデオ画)と判断する。このOR回路40での判別結果は、アドレス入力端子58からのアドレス信号によって領域を指定されて、メモリ41に記憶される。このようにして、画像領域ごとに次々と画像の種類が判別されていく。
【0021】図3に示す判別結果補正部14は、各領域を周囲の領域と比較して、誤った判別を行った領域であると判断した場合には、判断を補正して出力するための回路である。図7(a)又は(b)のように、1箇所だけ判断が異なるような場合には、補正して周囲の判断に合わせて補正をする。詳細を、図8を用いて説明する。図8の下図(m)のように、1画面を16×16(16ドット×16ライン=1領域)の領域に分割した場合について説明する。領域ごとに前記画像判別部13で判別を行って、テキスト画である場合には0になり、自然画である場合には1となる。判別結果補正部14では、ある領域の判別結果と周囲8領域の判別結果を比較して、周囲と明らかに判別結果が異なるような場合に補正を行う。
【0022】例えば、図8(b)の領域32について判別結果の補正をする場合については、先ず、図7(a)又は(b)のように領域32を中心とする3×3のデータがメモリ41から読み出され、領域32を除いた周囲8領域のデータが、加算器43で加算され、加算されたデータは比較器47又は比較器49で閾値と比較される。図7(b)の場合、領域32は1という判断を0に補正するべきで、1から0に補正する場合の閾値は、閾値入力端子50で設定される。例えば、8領域のデータを加算した合計が3以下の場合には0に補正するように、閾値を3に設定し、比較器49で加算合計値と比較される。逆に、図7(a)のように、0から1に補正する場合の閾値は、閾値入力端子48で設定される。例えば、8領域のデータを加算した合計が5以上の場合には1に補正するように、閾値を5に設定し、比較器47で加算合計値と比較される。閾値入力端子48、閾値入力端子50に入力される閾値に関しては適宜変更できることは言うまでもない。このように閾値と加算合計値を比較器47又は比較器49で比較する。この図8(m)の場合の合計値は0であるため、後段の論理回路であるAND回路52、AND回路53、OR回路54、XOR回路55、第3ENDFF回路56を経て、領域32の出力は0に補正されて出力される。
【0023】図4に示す輪郭抽出部15は、テキスト用垂直輪郭抽出部64、ビデオ用垂直輪郭抽出部65、テキスト用水平輪郭抽出部66、ビデオ用水平輪郭抽出部67で、テキスト用の輪郭成分とビデオ用の輪郭成分を予め両方抽出しておき、前記判別結果補正部14の判別結果を基にどちらの輪郭補正成分を使うかが選択される。
【0024】遅延回路16からの映像信号は、4つの1H遅延回路78でそれぞれ1ラインずつ遅延され、遅延前のものも含めて5段階に1ラインずつ遅延されてテキスト用垂直輪郭抽出部64と、ビデオ用垂直輪郭抽出部65にそれぞれ入力される。テキスト用垂直輪郭抽出部64では、テキスト用係数部68a、68b、68c、68d、68eでそれぞれ異なる係数0、−0.25、+0.5、−0.25、0を掛け合わされて加算器69で加算され、2D遅延部70、ゲイン調整部73を介してセレクタ74aのA入力に入力される。同様に、ビデオ用垂直輪郭抽出部65では、ビデオ用係数部71a、71b、71c、71d、71eでそれぞれ異なる係数を掛け合わされて加算器69で加算され、2D遅延部70、ゲイン調整部73を介してセレクタ74aのB入力に入力される。
【0025】テキスト用水平輪郭抽出部66、ビデオ用水平輪郭抽出部67では、1H遅延回路78を2つ経た信号を用い、この信号とさらに遅延部72で1ドットずつ遅延された4つの信号との5つの信号を用いて輪郭抽出する。テキスト用水平輪郭抽出部66では、この5つの信号に、テキスト用係数部68でそれぞれ異なる係数を掛け合わされて加算器69で加算され、ゲイン調整部73を介してセレクタ74bのA入力に入力される。ビデオ用水平輪郭抽出部67では、この5つの信号に、ビデオ用係数部71でそれぞれ異なる係数−0.25、0、+0.5、0、−0.25を掛け合わされて加算器69で加算され、ゲイン調整部73を介してセレクタ74bのB入力に入力される。
【0026】前記テキスト用係数部68、ビデオ用係数部71では、それぞれで係数の配分が異なり、これによってテキスト画と自然画の輪郭補正の差が生じる。例えば、テキスト用係数部68では、68a、68b、68c、68d、68eの順に、0、−0.25、+0.5、−0.25、0といった係数を用いて輪郭抽出を行い、ビデオ用係数部71では、71a、71b、71c、71d、71eの順に、−0.25、0、+0.5、0、−0.25といった係数を用いて輪郭抽出を行う。係数の組合せはこれに限られるものではなく、テキスト画と自然画の特徴を持たせることができれば、どのような係数を用いてもよい。
【0027】セレクタ74a、セレクタ74bでは、前記判別結果補正部14からの判別結果を基に、テキスト用とビデオ用で2通りに輪郭抽出を行っていたものを画像の種類に合わせて選択して使用する。セレクタ74aでは垂直輪郭成分についての選択を行い、セレクタ74bでは水平輪郭成分についての選択を行う。選択された信号は、加算部75で加算され、フロー処理部76を介して出力される。すなわち、テキスト画の場合、テキスト用垂直輪郭抽出部64からの垂直輪郭成分と、テキスト用水平輪郭抽出部66からの水平輪郭成分が選択されて加算器75で加算され、フロー処理部76を介して出力される。このフロー処理部76は、輪郭抽出成分のうち予め設定された上限値と下限値の間を通った成分のみを出力するという処理を行っている。同様に、自然画の場合、ビデオ用垂直輪郭抽出部65からの垂直輪郭成分と、ビデオ用水平輪郭抽出部67からの水平輪郭成分が選択されて加算器75で加算され、フロー処理部76を介して出力される。
【0028】前記輪郭抽出部15によって抽出された輪郭成分は、遅延回路16によって遅延された映像信号と加算回路17で加算されて、輪郭補正がかけられる。その後、映像信号出力端子18から出力される。
【0029】前記実施例においては、帯域分割フィルタバンク11は、4つの周波数帯域に分割する構成をとり、このうち1つをテキスト画に合わせた周波数帯域として最も高周波の帯域に設定したが、これに限られるものではなく、テキスト画と自然画の特徴を抽出することができれば、何段階に周波数帯域を設けてもよいし、テキスト画の周波数成分を抽出する帯域を2つ以上で構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、同一画面上に種類の異なる画像が同時に存在しても、どちらの画像にも適切な輪郭補正を行うことができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、帯域分割フィルタバンクを複数の周波数帯域毎にそれぞれ分割するものからなるので、複数種類の画像についてそれぞれ最適な輪郭補正ができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、帯域分割フィルタバンクは、少なくとも、テキスト画に多く含まれる周波数成分を分割する帯域と、自然画に多く含まれる周波数成分を分割する帯域とを設けたので、テキスト画と自然画の区別を周波数帯域によって行えるため、画像領域の判別を正確に行える。
【0033】請求項4記載の発明によれば、周波数分布積算部は、1画面を予め設定した大きさの画像領域に分割し、この分割された各画像領域単位で、帯域分割フィルタバンクで分割された周波数帯域ごとに積算を行うようにしたので、画像領域ごとに周波数成分の割合を判断でき、同一画面上での正確な判別が行える。
【0034】請求項5記載の発明によれば、画像判別部は、周波数分布積算部で積算された各周波数帯域の積算結果を比較することで各画像領域の画像の種類を判別するようにしたので、比較のための回路を簡単な論理回路で構成できる。
【0035】請求項6記載の発明によれば、画像判別部と輪郭抽出部との間に判別結果補正部を設け、この判別結果補正部では分割された各領域での判別結果を周囲の判別結果と比較して補正を行うようにしたので、より正確な画像の判別が行える。




 

 


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