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発明の名称 受付案内処理装置および受付案内処理システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2003−216765(P2003−216765A)
公開日 平成15年7月31日(2003.7.31)
出願番号 特願2002−9422(P2002−9422)
出願日 平成14年1月18日(2002.1.18)
代理人
発明者 島貫 竜一
要約 課題
来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化と自動化を図るとともに、自動化による機械的な冷たい感じを和らげて顧客の満足度を向上させる。

解決手段
受付管理手段42と、座席管理手段43と、記憶手段44と、利用可能な座席や目標座席への経路案内などを表示部40aに表示するための席情報表示手段45と、来店した顧客の受付案内や目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部46aと、音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置SPに配信する音声データ配信部46bとを有する音声制御手段46、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置LMと、顧客毎の案内経路に応じて照明装置を点灯させる照明制御手段47を備え、音声認識部46cと受付応答部42bとの音声応答による受付処理とカメラ装置CMやセンサ装置SEによる客位置検出を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 来店した顧客の受付および管理を行うキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部を有する受付管理手段と、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段と、受付けた来店客や予約客などの顧客情報や前記座席情報を記憶する記憶手段と、利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部に表示するための席情報表示手段とを備えた受付案内処理装置であって、前記来店した顧客の受付案内や前記目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部と、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信する音声データ配信部とを有する音声制御手段、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置と、顧客毎の案内経路に応じて前記照明装置を点灯させる照明制御手段を備えたことを特徴とする受付案内処理装置。
【請求項2】 前記目標座席への経路を算出するための経路算出部と、前記目標座席への経路に従って顧客を誘導するための、顧客の進行に合わせて店舗内に複数設置されたスピーカ装置に案内用の音声データを所定の時間差をおいて順次配信するように指示する、および、または店舗内に複数設置された前記照明装置を案内経路に沿って一斉に点灯または点滅する、または所定の時間差をおいて順次点灯または点滅するように指示する経路案内部とを有する経路案内手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の受付案内処理装置。
【請求項3】 店舗内の所定の位置に設けたカメラ装置により顧客の位置を検出するための、前記カメラ装置が撮像した画像を解析する画像解析部を有する客位置検出手段を備え、同客位置検出手段が検出する顧客の進行位置に合わせて前記スピーカ装置に案内用の音声データを配信する、または前記照明装置を点灯または点滅させることを特徴とする請求項2に記載の受付案内処理装置。
【請求項4】 店舗内の所定の位置に設けたセンサ装置により顧客の位置を検出するための、前記センサ装置が検出したセンサデータを解析するセンサ解析部を備え、同センサ解析部が解析する顧客の進行位置に合わせて前記スピーカ装置に案内用の音声データを配信する、または前記照明装置を点灯または点滅させることを特徴とする請求項2または3に記載の受付案内処理装置。
【請求項5】 前記席情報表示手段は、店舗内のレイアウトや座席の配置を表示制御するための表示制御部と、空席を識別表示するための空席表示部と、目標座席への経路を案内するための経路表示部とからなることを特徴とする請求項1ないし4に記載の受付案内処理装置。
【請求項6】 前記音声制御手段は、顧客の発声する名前、グループ名、人数、喫煙の有無などを認識する音声認識部を備え、前記受付管理手段は、前記音声制御手段を介して顧客との音声による受付応答を行う受付応答部を備えることを特徴とする請求項1ないし5に記載の受付案内処理装置。
【請求項7】 前記席情報表示手段は、顧客が着座してからの経過時間に応じて座席毎に所定の経過時間に応じて識別表示を行うための経時表示部を備えることを特徴とする請求項1ないし6に記載の受付案内処理装置。
【請求項8】 前記受付管理手段は、予約を受付けて受付けた予約情報を記憶登録するとともに、記憶登録した前記予約情報と来店した顧客との照合を行う予約管理部を備えることを特徴とする請求項1ないし7に記載の受付案内処理装置。
【請求項9】 前記受付管理手段は、来店した顧客の顧客情報と順番待ちの順位とを前記記憶手段に記憶登録するとともに、記憶登録した順位に従って顧客を案内するための順番待管理部を備えることを特徴とする請求項1ないし8に記載の受付案内処理装置。
【請求項10】 前記受付管理手段は、顧客に空席待ち時間の概略予測を案内するための、順番待ちの順位から顧客毎の空席待ち時間を予測する待時間予測部を備えることを特徴とする請求項1ないし9に記載の受付案内処理装置。
【請求項11】 前記来店した顧客の取引の精算処理を行う会計端末と、同会計端末と構内通信回線を介して相互に通信接続するための通信制御手段を備え、精算を行う顧客の座席を空席とするようにしたことを特徴とする請求項1ないし10に記載の受付案内処理装置。
【請求項12】 主としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化を図るため、店舗内に設置されたLANや無線LANなどの構内通信回線と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御部とキー操作を行う操作入力部と顧客からの注文を受付けるオーダエントリ部と表示部とを有するオーダエントリ端末と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御部と前記オーダエントリ端末が受付けた顧客からのオーダや取引の管理を行う取引管理部と顧客毎の取引内容や取引集計金額などを記憶するデータ記憶部とを備えた店舗サーバと、前記構内通信回線を介して前記店舗サーバに通信接続する通信制御部とキー操作を行う操作入力部と前記店舗サーバが管理する顧客毎の取引内容に応じて顧客の取引の精算処理を行う取引精算部とを備えた会計端末と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御手段とキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部を有する来店した顧客の受付および管理を行う受付管理手段と空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段と受付けた来店客や予約客などの顧客情報や前記座席情報を記憶する記憶手段と利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部に表示するための席情報表示手段とを備えた受付案内処理装置と、からなり、前記受付案内処理装置は、前記来店した顧客の受付案内や前記目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部と、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信する音声データ配信部とを有する音声制御手段、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置と、顧客毎の案内経路に応じて前記照明装置を点灯させる照明制御手段を備えたことを特徴とする受付案内処理システム。
【請求項13】 前記座席管理手段は、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理部と、喫煙希望客と禁煙希望客との増減から喫煙席および禁煙席とを調整する座席調整部とからなることを特徴とする請求項12に記載の受付案内処理システム。
【請求項14】 前記会計端末は、精算中、精算完了または精算を開始する顧客が着席していた座席の片づけを指示するための座席整備指示部を備えることを特徴とする請求項12または13に記載の受付案内処理システム。
【請求項15】 前記オーダエントリ端末は、前記会計端末の前記座席整備指示部からの片づけ指示を受信して表示を行うための整備指示受信部を備えることを特徴とする請求項14に記載の受付案内処理システム。
【請求項16】 前記整備指示受信部は、ブザーまたはバイブレータからなることを特徴とする請求項15に記載の受付案内処理システム。
【請求項17】 前記オーダエントリ端末は、片づけが完了した座席を空席として登録する空席登録部を備え、片づけが完了した時点で前記受付案内処理装置に空席の発生を通知するようにしたことを特徴とする請求項12ないし16に記載の受付案内処理システム。
【請求項18】 前記音声制御手段に、前記目標座席に案内する、または着座する顧客を歓迎するための所定のメロディを発生するメロディ発生部を設けたことを特徴とする請求項12ないし17に記載の受付案内処理システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受付案内処理装置および受付案内処理システムに係わり、主としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化および自動化を図ることのできる受付案内処理装置および受付案内処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レストランや飲食店などでの効率化のため、人員を削減する方向にあるが、人員を削減したために時に順番待ちの行列ができることがあり、せっかく来店した顧客をしばらく待たせて、顧客に不満を抱かせるようなことがあり、繰り返し来店する意欲を失わせる場合があった。ウェイターやウェイトレスの業務は、来店した顧客の受付を行う受付係、座席に案内する案内係、オーダを受付ける受注係、配膳を行う配膳係、片づけを行う片づけ係、会計処理を行う会計係、などとして多岐に渡るが、混雑時には特にこれらの業務を臨機応変に分担しながら少ない人数で効率よく兼務できるように効率化および自動化を図ることが望ましい。この様な問題を解決するために、例えば特開平11ー272783号公報に開示されているように、座席に着座センサを用いて空席の発生を感知して来店した顧客に店舗の空席情報を提示するような座席管理システムがある。あるいは、特開平2000ー29947号公報に開示されているように、座席の什器の有無を検出して空席の発生を感知して来店した顧客に店舗の空席情報を提示して希望座席を選択可能とするような客席管理システムがある。
【0003】しかし、これらのシステムは空席の検出をセンサなどで行うため、椅子毎、什器毎にセンサは必要であり、コストや管理面の問題や、顧客が中座したような場合に誤検出を生じてトラブル発生の恐れがある。しかも、顧客が精算を完了しても係員が気付かなければ什器が片付けられないまま放置され、従って座席はいつまでも空席とはならず、また他の顧客にとっても見苦しい感じを抱かせる。また、店内が一望できる場合、座席を表示装置に表示すれば客自身で座席を探すのは比較的簡単であるが、見通しにくいレイアウトだったり、複数の小部屋があったり、複数のフロアに部屋あるような店舗では客自身が目標座席を探すのは困難である。また、喫煙席と禁煙席とが固定している場合、喫煙席に空席があるにも拘わらず禁煙席を希望する客を待たせる、あるいは禁煙席に空席があるにも拘わらず喫煙席を希望する客を待たせることになったり、帰らせたりすることもある。しかし、待時間が少ないとはっきりわかっていれば客はそれ程不満もなく待てるものである。来店した顧客に対してなるべく希望する座席を選択できるように受付けし、座席に気分よく自動案内できるような受付案内処理装置および受付案内処理システムの出現が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した問題点に鑑み、本発明は、主としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化と自動化を図るとともに、顧客の満足度を向上させることが可能な受付案内処理装置および受付案内処理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を解決するため、来店した顧客の受付および管理を行うキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部を有する受付管理手段と、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段と、受付けた来店客や予約客などの顧客情報や前記座席情報を記憶する記憶手段と、利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部に表示するための席情報表示手段とを備えた受付案内処理装置であって、前記来店した顧客の受付案内や前記目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部と、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信する音声データ配信部とを有する音声制御手段、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置と、顧客毎の案内経路に応じて前記照明装置を点灯させる照明制御手段を備えた。
【0006】前記目標座席への経路を算出するための経路算出部と、前記目標座席への経路に従って顧客を誘導するための、顧客の進行に合わせて店舗内に複数設置されたスピーカ装置に案内用の音声データを所定の時間差をおいて順次配信するように指示する、および、または店舗内に複数設置された前記照明装置を案内経路に沿って一斉に点灯または点滅する、または所定の時間差をおいて順次点灯または点滅するように指示する経路案内部とを有する経路案内手段を備える。
【0007】店舗内の所定の位置に設けたカメラ装置により顧客の位置を検出するための、前記カメラ装置が撮像した画像を解析する画像解析部を有する客位置検出手段を備え、同客位置検出手段が検出する顧客の進行位置に合わせて前記スピーカ装置に案内用の音声データを配信する、または前記照明装置を点灯または点滅させる。
【0008】店舗内の所定の位置に設けたセンサ装置により顧客の位置を検出するための、前記センサ装置が検出したセンサデータを解析するセンサ解析部を備え、同センサ解析部が解析する顧客の進行位置に合わせて前記スピーカ装置に案内用の音声データを配信する、または前記照明装置を点灯または点滅させる。
【0009】前記席情報表示手段は、店舗内のレイアウトや座席の配置を表示制御するための表示制御部と、空席を識別表示するための空席表示部と、目標座席への経路を案内するための経路表示部とからなる。
【0010】前記音声制御手段は、顧客の発声する名前、グループ名、人数、喫煙の有無などを認識する音声認識部を備え、前記受付管理手段は、前記音声制御手段を介して顧客との音声による受付応答を行う受付応答部を備える。
【0011】前記席情報表示手段は、顧客が着座してからの経過時間に応じて座席毎に所定の経過時間に応じて識別表示を行うための経時表示部を備える。
【0012】前記受付管理手段は、予約を受付けて受付けた予約情報を記憶登録するとともに、記憶登録した前記予約情報と来店した顧客との照合を行う予約管理部を備える。
【0013】前記受付管理手段は、来店した顧客の顧客情報と順番待ちの順位とを前記記憶手段に記憶登録するとともに、記憶登録した順位に従って顧客を案内するための順番待管理部を備える。
【0014】前記受付管理手段は、顧客に空席待ち時間の概略予測を案内するための、順番待ちの順位から顧客毎の空席待ち時間を予測する待時間予測部を備える。
【0015】前記来店した顧客の取引の精算処理を行う会計端末と、同会計端末と構内通信回線を介して相互に通信接続するための通信制御手段を備え、精算を行う顧客の座席を空席とするようにした。
【0016】主としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化を図るため、店舗内に設置されたLANや無線LANなどの構内通信回線と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御部とキー操作を行う操作入力部と顧客からの注文を受付けるオーダエントリ部と表示部とを有するオーダエントリ端末と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御部と前記オーダエントリ端末が受付けた顧客からのオーダや取引の管理を行う取引管理部と顧客毎の取引内容や取引集計金額などを記憶するデータ記憶部とを備えた店舗サーバと、前記構内通信回線を介して前記店舗サーバに通信接続する通信制御部とキー操作を行う操作入力部と前記店舗サーバが管理する顧客毎の取引内容に応じて顧客の取引の精算処理を行う取引精算部とを備えた会計端末と、前記構内通信回線に通信接続する通信制御手段とキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部を有する来店した顧客の受付および管理を行う受付管理手段と空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段と受付けた来店客や予約客などの顧客情報や前記座席情報を記憶する記憶手段と利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部に表示するための席情報表示手段とを備えた受付案内処理装置と、からなり、前記受付案内処理装置は、前記来店した顧客の受付案内や前記目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部と、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信する音声データ配信部とを有する音声制御手段、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置と、顧客毎の案内経路に応じて前記照明装置を点灯させる照明制御手段を備えた。
【0017】前記座席管理手段は、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理部と、喫煙希望客と禁煙希望客との増減から喫煙席および禁煙席とを調整する座席調整部とからなる。
【0018】前記会計端末は、精算中、精算完了または精算を開始する顧客が着席していた座席の片づけを指示するための座席整備指示部を備える。
【0019】前記オーダエントリ端末は、前記会計端末の前記座席整備指示部からの片づけ指示を受信して表示を行うための整備指示受信部を備える。
【0020】前記整備指示受信部は、ブザーまたはバイブレータからなる。
【0021】前記オーダエントリ端末は、片づけが完了した座席を空席として登録する空席登録部を備え、片づけが完了した時点で前記受付案内処理装置に空席の発生を通知するようにした。
【0022】前記音声制御手段に、前記目標座席に案内する、または着座する顧客を歓迎するための所定のメロディを発生するメロディ発生部を設けた。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の受付案内処理装置の一実施例における要部ブロック図である。図1に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本発明の受付案内処理装置40は、来店した顧客の受付および管理を行うキーボード40bまたはタッチパネルなどの操作入力部42aを有する受付管理手段42と、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段43と、受付けた来店客や予約客などの顧客情報や座席情報を記憶する記憶手段44と、利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部40aに表示するための席情報表示手段45とを備える。さらに、来店した顧客の受付案内や目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部46aと、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置SPに配信する音声データ配信部46bとを有する音声制御手段46、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置LMと、顧客毎の案内経路に応じて照明装置LMを点灯させる照明制御手段47を備えて基本構成される。
【0024】また、受付案内処理装置40は、目標座席への経路を算出するための経路算出部49aと、目標座席への経路に従って顧客を誘導するための、顧客の進行に合わせて店舗内に複数設置されたスピーカ装置SPに案内用の音声データを所定の時間差をおいて順次配信するように指示する、および、または店舗内に複数設置された照明装置LMを案内経路に沿って一斉に点灯または点滅する、または所定の時間差をおいて順次点灯または点滅するように指示する経路案内部49bとを有する経路案内手段49を備える。経路算出部49aを備えることにより、障害物などで経路の変更が必要な場合などの緊急時にも障害物の迂回ルートの算出および経路案内の対応が可能となっている。
【0025】照明装置LMは、目標座席への経路に沿って天井、床または壁面などに取引けられた複数のランプのような案内灯、または目標座席の上部や卓上などに取引けられた案内灯、スポットライトまたはシャンデリアなどとし、場所に応じて選択設置されている。ランプは天井や床面に埋め込む、または要所の案内板や矢印マークなどにスポットを当てるなどの案内方法もある。
【0026】照明制御手段47は、照明装置LMを点灯させる、点滅させる、明るくする、または色を変えるなどの制御を行う照明制御部47aを有し、照明装置LMの種類および設置場所により適宜選択可能としている。特に座席近辺ではスポットライトのようなものでライトアップする、シャンデリアを最大輝度にする、色を変えるなどで顧客を歓迎する意志を強調するようなことも可能である。
【0027】また、店舗内の所定の位置に設けたカメラ装置CMにより顧客の位置を検出するための、カメラ装置CMが撮像した画像を解析する画像解析部48aを有する客位置検出手段48を備え、同客位置検出手段48が検出する顧客の進行位置に合わせてスピーカ装置SPに案内用の音声データを配信する、または照明装置LMを点灯または点滅させるようにしている。
【0028】また、店舗内の所定の位置に設けたセンサ装置SEにより顧客の位置を検出するための、センサ装置SEが検出したセンサデータを解析するセンサ解析部48bを備え、同センサ解析部48bが解析する顧客の進行位置に合わせてスピーカ装置SPに案内用の音声データを配信する、または照明装置LMを点灯または点滅させるようにしている。さらに、複数のカメラ装置CM、および、または複数のセンサ装置SEを組合わせて客位置を検出して追尾するための客位置追尾部48cを備えて、より正確な客位置の検出と追尾とを可能にしている。これにより受付から複数階にまたがって移動するような客の追尾も可能となっている。
【0029】席情報表示手段45は、店舗内のレイアウトや座席の配置を表示制御するための表示制御部45aと、空席を識別表示するための空席表示部45bと、目標座席への経路を案内するための経路表示部45cとからなる。空席表示部45bは、空席となった座席の色を変える、点滅させるなどが可能となっている。また、経路表示部45cは目標座席までの経路を所定の色の線で強調表示して顧客に明示するので、わかりやすい。
【0030】音声制御手段46は、顧客の発声する名前、グループ名、人数、喫煙の有無などを認識する音声認識部46cを備え、受付管理手段42は、音声制御手段46を介して顧客との音声による受付応答を行う受付応答部42bを備える。受付案内処理装置40は、表示部40aにはタッチパネルが装着され、タッチパネルでの操作入力とキーボード40bでの操作入力が可能であり、マイク40cとスピーカ40dとにより音声応答による音声入力を可能としている。これらにより、来店した顧客はキーボードやタッチパネルパネルなどの入力に加えて音声ガイダンスや音声応答による自動受付を行えるので、キーボードに不慣れなお年寄りでも違和感の少ない受付を行うことができる。
【0031】席情報表示手段45は、顧客が着座してからの経過時間に応じて座席毎に所定の経過時間に応じて識別表示を行うための経時表示部45dを備える。例えば30分以上経過、1時間以上経過などのように30分単位に異なる色で表示すれば、顧客の希望する座席が空きそうなのかどうかの目安となる。
【0032】受付管理手段42は、予約を受付けて受付けた予約情報を記憶登録するとともに、記憶登録した予約情報と来店した顧客との照合を行う予約管理部42cを備えるので、予約の受付けと管理を可能にし、予約客は待たせずに優先して所定の座席に即座に案内することができる。また、受付管理手段42は、来店した顧客の顧客情報と順番待ちの順位とを記憶手段44に記憶登録するとともに、記憶登録した順位に従って顧客を案内するための順番待管理部42dを備える。来店客を順番どおりに案内することができる。
【0033】また、受付管理手段42は、顧客に空席待ち時間の概略予測を案内するための、順番待ちの順位から顧客毎の空席待ち時間を予測する待時間予測部42eを備え、顧客に提示可能としているので、顧客はおよその空席待ち時間を知ることができ、顧客の不安や不満を軽減できる。
【0034】また、来店した顧客の取引の精算処理を行う会計端末30と、同会計端末30と構内通信回線Lを介して相互に通信接続するための通信制御手段41を備え、精算を行う顧客の座席を空席とするようにしているので、キーボードやタッチパネルなどの手入力に比べて格段に迅速で確実な空席管理を行うことができる。
【0035】図2は本発明の受付案内処理システムの一実施例における要部ブロック図である。図1と図2に基づいて説明する。本発明の受付案内処理システムは、主としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化を図るため、店舗内に設置されたLANや無線LANなどの構内通信回線Lと、構内通信回線Lと通信接続する通信制御部11とキー操作を行う操作入力部12と顧客からの注文を受付けるオーダエントリ部13と表示部10aとを有するオーダエントリ端末10と、構内通信回線Lに通信接続する通信制御部21とキー操作を行う操作入力部22とオーダエントリ端末10が受付けた顧客からのオーダや取引の管理を行う取引管理部23と顧客毎の取引内容や取引集計金額などを記憶するデータ記憶部24とを備えた店舗サーバ20と、構内通信回線Lを介して店舗サーバ20に通信接続する通信制御部31とキー操作を行う操作入力部32と店舗サーバ20が管理する顧客毎の取引内容に応じて顧客の取引の精算処理を行う取引精算部33とを備えた会計端末30と、構内通信回線Lに通信接続する通信制御手段41とキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部42aを有する来店した顧客の受付および管理を行う受付管理手段42と空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段43と受付けた来店客や予約客などの顧客情報や座席情報を記憶する顧客データファイル44aや座席データファイル44bおよび設備や配置を記憶する設備データファイル44cなどを有する記憶手段44と利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部40aに表示するための席情報表示手段45とを備えた受付案内処理装置40と、からなり、受付案内処理装置40は、来店した顧客の受付案内や目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部46aと、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置SPに配信する音声データ配信部46bとを有する音声制御手段46、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置LMと、顧客毎の案内経路に応じて照明装置LMを点灯させる照明制御手段47を備える。
【0036】本発明の受付案内処理システムにおける受付案内処理装置40は、前述のものと同一であるので、重複する部分の説明は省略する。以上の基本システム構成で来店した顧客に対し、表示部40aに店内のレイアウトや空席などの座席情報を表示し、音声案内や操作入力により希望座席を選択させ、選択した目標座席までの経路を表示部40aに表示するとともに、店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に案内音声を流す、および、または店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置LMを顧客毎の案内経路に応じて点灯させて顧客への経路案内をわかりやすくしている。
【0037】座席管理手段43は、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理部43aと、喫煙希望客と禁煙希望客との増減から喫煙席および禁煙席とを調整する座席調整部43bとからなる。座席調整部43bを設けたことにより、禁煙席が足りない場合に禁煙席近辺の喫煙席を禁煙席に割り当てる、あるいは小部屋全体を禁煙席あるいは喫煙席に適応的に割り当てることも可能となり、座席の使用効率が向上する。
【0038】会計端末30は、精算中、精算完了時または精算を開始する時点で顧客が着席していた座席の片づけを指示するための座席整備指示部35を備える。精算を開始する時点で片づけの指示を行うようにすれば最も効率がよく、トイレなどの中座を退席と誤認されるような間違いがない。また、オーダエントリ端末10は、会計端末30の座席整備指示部からの片づけ指示を受信して表示を行うための整備指示受信部15を備え、指示を表示するので、迅速に片づけを開始することができる。整備指示受信部15は、ブザーまたはバイブレータなどとすると片づけの指示を見落とすことがない。オーダエントリ端末10は、片づけが完了した座席を空席として登録する空席登録部14を備えるので、片づけが完了した時点で即座に空席の登録が可能となっている。
【0039】また、音声制御手段46に、目標座席に案内する、または着座する顧客を歓迎するための所定のメロディを発生するメロディ発生部46dを設けたので、顧客の気分を和らげるようなことも可能である。例えば、受付管理手段42に、所定のメロディを選択する、または禁止するメロディ選択部42fを設けることにより、顧客の希望する案内用のメロディを選択して流すことが可能であり、またメロディが不要な顧客には禁止も可能となっている。これにより、ファンファーレなどを流して来客を歓迎するような誕生パーティや結婚パーティのような派手な演出も可能となっている。スポットライトとの併用でさらに効果を高めることができる。
【0040】以上、カメラ、センサ、照明、スピーカなどを受付案内処理装置40に接続する例について説明したが、カメラ、センサ、照明、スピーカなどをそれぞれ統括して制御する処理装置を専用に設け、受付案内処理装置40や受付処理システムにLANで通信接続するように構成してもよいことはいうまでもない。詳細説明は省略するが、例えば音声データ配信部46cは通信制御手段41を介して音声データの配信を行い、照明データ配信部47bも同様に照明データの配信を行う。LANの活用により受付案内処理装置40の負担を少なくして大規模な案内システムを構成でき、配線工事も簡略化することができる。
【0041】図3は本発明の受付案内処理システムの配置例と動作を説明するための説明図である。図3に基づいて説明する。図3は比較的規模の小さいレストランのレイアウト例を示し、壁で仕切られた小部屋A、B、Cが3部屋、パーティションで仕切られたブロックD、Eがあるものとする。例えば小部屋A、B、Cは喫煙席、ブロックD、Eは禁煙席として一応設定されている。各座席にはそれぞれ図のようにテーブルや椅子が配置され、それぞれ番号を付与されている。まず出入口から入った顧客は、受付Uで自動受付を行う。受付Uでは受付案内処理装置40の表示部40aに図3のような表示がされており、例えば空席は青で表示され、既に顧客が占有済あるいは予約済の座席は赤で表示され、希望する座席を入力可能としている。待合場所Mに待っている顧客がいない場合、来店客はタッチパネルなどで希望する座席をヒットすれば希望する座席が緑で点滅表示され、案内経路が点線に沿って強調表示される。同時に図の点線LWに沿って天井に取り付けられたランプが目標座席まで点灯され、目標座席の上部のシャンデリアが点滅する。顧客はランプに沿って移動し、シャンデリアが点滅する座席に座ればよい。
【0042】待合場所Mに既に待っている顧客がいる場合、来店客は受付案内処理装置40との音声応答により空席待ちの受付を行う。『いらっしゃいませ。大変申し訳ありませんが、只今混雑しておりますので、この装置での予約登録をお願いいたします。』『お名前、またはグループ名をおっしゃって下さい。』『人数は何人ですか、キーボードで入力するか、人数をおっしゃって下さい』『喫煙席ですか、禁煙席ですか』『希望する座席がありましたら希望座席を複数タッチして下さい。希望座席が空きましたらご案内しますので、それまで暫くお待ち下さい。』などの音声ガイダンスに従い、音声またはキーボードやタッチパネルで空席予約する。顧客の発生は音声認識処理されてインプットされる。
【0043】空席ができると、まず、スピーカSP1で『○○様の○名様、お席の準備ができましたので、案内場所においで下さい。』のような案内音声が流れ、顧客はスピーカSP2がある案内場所に集合する。集合状態はカメラCM1で確認するか、センサSE1で確認する。集合が確認できると、例えばスピーカSP2で『○○様の○名様、これからお席までご案内いたします。点滅している天井の案内用ランプに沿って前方にお進み下さい。』のような案内音声が流れて案内の開始を告げる。顧客の進行状態はカメラCM1やセンサSE2、SE3・・・などで確認可能である。カメラCM1は顧客を追尾可能であり、進行状況に合わせてスピーカSP3、SP4・・・で順次案内が可能である。例えば、『○○様、こちらでございます。左手の方向でお進みください。こちらの部屋にお入りになってシャンデリアの点滅しているお席にご着席下さい。』などと行われる。
【0044】また例えばブロックEに顧客を案内する場合、進行位置はカメラCM2で画像から顧客位置を算出する。顧客の進行に従ってスポットライトSL1を顧客または顧客の足元を照らして案内するようなことも可能である。顧客が着席する場合に天井や近傍のスポットライトSL1などの照明装置LMでライトアップする、あるいは卓上のスピーカなどで『いらっしゃいませ。ご来店誠にありがとうございます。係がまいりますまで、いま暫くお待ち下さい。ごゆっくりどうぞ。』などと歓迎の挨拶をさせるようにしてもよい。一般的に自動化すると人間味が薄まって機械的な冷たい感じとなるが、本発明のような方法によって和らげることができる。
【0045】食事が完了した顧客は会計Kで座席番号に基づいて精算を行うが、精算を開始する時点で会計端末から片づけの指示が担当係員の所持するオーダエントリ端末10に表示やバイブレータなどのアラームで指示される。視界外の座席であっても、担当係員は即座に片づけに駆けつけることができる。なお、最終的な座席の決定はオーダエントリ端末10での確認入力によるもとし、変更入力も可能としているので、顧客の気分により途中で空いている座席への変更も可能である。また、禁煙席、喫煙席の増減もブロックD、Eや小部屋A、B、C単位で自動変更が可能であり、受付案内処理装置40が空席待ちの希望座席を勘案して一括自動管理するので、途中変更しても案内ミスを防止することができる。
【0046】以上、本発明の実施例としてレストランや飲食店などでの来店客の受付処理と座席への案内処理について説明したが、本発明はこれらのレストランや飲食店に最適ではあるがこれに限るものではなく、イベント、集会場や式場など他の分野における受付処理と案内処理にも適用可能であることはいうまでもない。また、最終的に案内する目的場所を目標座席としているが、必ずしも座席に限られるものではないこともいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上に説明した内容で実施され、以下に述べる効果を奏する。来店した顧客の受付および管理を行うキーボードまたはタッチパネルなどの操作入力部を有する受付管理手段と、空席や予約済の座席などの座席情報の管理を行う座席管理手段と、受付けた来店客や予約客などの顧客情報や座席情報を記憶する記憶手段と、利用可能な座席や決定した目標座席への経路案内などを表示部に表示するための席情報表示手段とを備え、来店した顧客の受付案内や目標座席に顧客を案内するための、案内用の音声データを音声合成する音声合成部と、合成された案内用の音声データを店舗内の所定の場所に設けた複数のスピーカ装置に配信する音声データ配信部とを有する音声制御手段、および、または、店舗内の所定の場所に設けた複数の照明装置と、顧客毎の案内経路に応じて照明装置を点灯させる照明制御手段を備え、さらに音声認識部と受付応答部による音声応答による受付処理と、カメラ装置やセンサ装置による客位置検出を行い、客位置に合わせてスピーカ装置や照明装置を制御するようにしたので、来店客の受付処理と座席への案内処理の効率化と自動化を図るとともに、自動化による機械的な冷たい感じを和らげて顧客の満足度を向上させることが可能な受付案内処理装置および受付案内処理システムを提供することができる。




 

 


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